JPH0349054Y2 - - Google Patents

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JPH0349054Y2
JPH0349054Y2 JP475584U JP475584U JPH0349054Y2 JP H0349054 Y2 JPH0349054 Y2 JP H0349054Y2 JP 475584 U JP475584 U JP 475584U JP 475584 U JP475584 U JP 475584U JP H0349054 Y2 JPH0349054 Y2 JP H0349054Y2
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JP
Japan
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seat
radiator
driver
cab
engine
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JP475584U
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JPS60115717U (ja
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はキヤブオーバ型自動車の運転台にお
ける物入れ装置に関する。
(従来技術) 一般に、自動車の運転台には左右シートが設け
られている。このような構成において、シート下
方の空間を利用すべく、この空間を物入れ部とす
る場合がある(例えば実公昭45−25041号公報)。
ところで、上記構成において、自動車がキヤブ
オーバ型とされ、運転台の下部後方にエンジン
や、このエンジンを冷却するラジエータが設けら
れる場合には、自動車の走行時に上記したシート
下方の物入れ部が自動車前部側からラジエータに
向う空気の流動を規制し、このため、ラジエータ
の冷却効果が低下するおそれがある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ラジエータの冷却効果を低下させる
ことなくシート下方の空間を有効利用することを
目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、左右シートのうち一方のシートの下
方にエンジン冷却用のラジエータを設け、他方の
シートの下方に物入れ容器を形成した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図と第2図において、1はキヤブオーバ型
自動車で、運転台2と荷台3を有し、運転台2の
下部後方で車巾方向ほぼ中央部にエンジン4が設
けられる。荷台3のフロアパネル3aにはエンジ
ン4を保守するための開口3bが形成され、この
開口3bは蓋3cで閉じられている。5は前輪で
ある。
上記運転台2はその前部にフロアパネル7を有
し、後部にバツクパネル8を有し、下部にはフロ
アパネル9を有している。10はフロントウイン
ドである。
上記フロアパネル9は段付形状とされ、その前
部がロアフロアパネル9a、同後部がアツパフロ
アパネル9bとされ、これら両フロアパネル9
a,9bはシートライザ9cで連結されている。
上記アツパフロアパネル9b上には右側に運転者
用シート12が設けられ、この運転者用シート1
2の前方にはハンドル11が設けられる。また、
アツパフロアパネル9b上の左側には補助シート
13が設けられる。
一方、ロアフロアパネル9aの車巾方向中央部
にはセンタートンネル14が形成され、このセン
タートンネル14の前端はフロントグリル15を
介して前方に開放され、同上後端はシートライザ
9cを貫通してエンジン4に向つて開放される。
上記運転者用シート12の後下方にはエンジン
4を冷却するためのラジエータ17がエンジン4
から車巾方向外方に偏位して設けられる。上記エ
ンジン4の前面にはこのエンジン4のクランク軸
に連動するラジエータ17用の冷却フアン18が
設けられている。また、エンジン4の前部両側縁
とラジエータ17の両側縁との間にはそれぞれラ
ジエータシユラウド19,19が設けられ、冷却
フアン18で吸引される空気がこれらラジエータ
シユラウド19,19によつてラジエータ17を
通過せしめられる。
そして、自動車1の走行時には、空気Aはセン
タートンネル14や、フロントパネル7の下方か
ら運転台2の下方に侵入し、運転者用シート12
の下方を後方に向つて通過し、ラジエータ17に
達してこれを冷却する。
一方、補助シート13の下方には物入れ容器2
1が形成される。即ち、補助シート13を支持す
るアツパフロアパネル9bには、この補助シート
13が下面で閉じられた開口22が形成され、こ
の開口22の下方にシートライザ9cの後面を一
部とする箱体23が形成される。上記補助シート
13は蝶番24を介して前後回動自在に枢支さ
れ、その前方回動で開口22が開放される(第1
図中二点鎖線図示)。そして、この開口22を通
して箱体23に対し、小物が収納、取り出し可能
とされる。
なお、以上は図示の例によるが、補助シート1
3の下方にラジエータ17を設け、運転者用シー
ト12の下方に物入れ容器21を設けてもよい。
第3図は物入れ容器21の構造に関する他の実
施例を示し、上記開口縁に外フランジ23aを有
した箱体23がアツパフロアパネル9bの開口2
2に取り外し可能に嵌め込まれている。そして、
補助シート13の下面でこの箱体23の上部開口
が閉じられると共に、箱体23のがたつきが防止
されている。他の構成は前記実施例と同様であ
る。
(考案の効果) この考案によれば、左右シートのうち一方のシ
ートの下方にエンジン冷却用のラジエータを設
け、他方のシートの下方に物入れ容器を形成した
ため、ラジエータと物入れ容器とは車巾方向に偏
位することとなる。そのため、自動車走行時に、
自動車の前部側から後方に向つて流れる空気は物
入れ容器により規制されることなくラジエータへ
円滑に流れることとなる。よつて、ラジエータの
冷却効果が低下することはない。また、このよう
に空気の流れを規制しないように他方のシート下
方に物入れ容器を設けたため、このシート下方の
空間が有効に利用されることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の前部の簡略側面断面図、第2図は同簡略平面
図、第3図は物入れ容器の他の実施例を示す簡略
側面断面図である。 1……自動車、2……運転台、4……エンジ
ン、12……運転者用シート(右シート)、13
……補助シート(左シート)、17……ラジエー
タ、21……物入れ容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 運転台に左右シートが設けられ、同上運転台の
    下部後方にエンジンが設けられたキヤブオーバ型
    自動車において、上記左右シートのうち一方のシ
    ートの下方にエンジン冷却用のラジエータを設
    け、他方のシートの下方に物入れ容器を形成した
    ことを特徴とする自動車の物入れ装置。
JP475584U 1984-01-17 1984-01-17 自動車の物入れ装置 Granted JPS60115717U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP475584U JPS60115717U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 自動車の物入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP475584U JPS60115717U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 自動車の物入れ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60115717U JPS60115717U (ja) 1985-08-05
JPH0349054Y2 true JPH0349054Y2 (ja) 1991-10-21

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ID=30480632

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JP475584U Granted JPS60115717U (ja) 1984-01-17 1984-01-17 自動車の物入れ装置

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JP2017095049A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 いすゞ自動車株式会社 車両用冷却装置

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JPS60115717U (ja) 1985-08-05

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