JPH0116707Y2 - - Google Patents

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JPH0116707Y2
JPH0116707Y2 JP3945485U JP3945485U JPH0116707Y2 JP H0116707 Y2 JPH0116707 Y2 JP H0116707Y2 JP 3945485 U JP3945485 U JP 3945485U JP 3945485 U JP3945485 U JP 3945485U JP H0116707 Y2 JPH0116707 Y2 JP H0116707Y2
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JP
Japan
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cab
compartment
van body
driver
front surface
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JP3945485U
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JPS61154165U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主に引越しに使用されるトラツクの
改良に関する。
(従来の技術) 一般に、トラツクは種々の形状があり、その用
途に応じた空間利用がはかられている。
従来、引越し荷物の運搬に使用されるトラツク
して、例えば第6図に示すようなものがあつた
(実開昭55−58480号公報参照)。
これは、運転室を画成するキヤブ1と、このキ
ヤブ1の後方に荷室を画成するバンボデイ2が設
けられ、荷物を保護するようになつている。
キヤブ1の上方にはウインドデフレクター10
が取付けられ、このウインドデフレクター10は
キヤブ1とバンボデイ2の間の段部を覆つて、キ
ヤブ1の前面からバンボデイ2へ向かう空気流の
抵抗を減ずるようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、引越し荷物を運搬するとき、運転者
や作業員の他に、引越しをする家族等も同時に移
動することが多く、前記のようなバンボデイ2を
備えるトラツクの場合、キヤブ1内の室内空間だ
けでは、乗員数に限度があり、引越しをする家族
等を乗せられないという不具合があつた。
本考案は、上記問題点を解決することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、荷室を画成するバンボデイと、運転
室を画成するキヤブを備えるトラツクにおいて、
上記バンボデイの前端部に上記運転室と分離した
第二の車室を設け、該第二の車室の前窓部を上記
キヤブの上方に取付けて、キヤブ前面からバンボ
デイに向かう空気流の抵抗を減ずるウインドデフ
レクターを構成する。
これにより、乗員スペースを倍増して引越しの
荷物とともに家族を一度に運ぶことができるばか
りか、空力特性の向上がはかれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。なお、従来例と同一構成部には同一符号
を付す。
第1図、第2図、第3図に示すように、荷室を
画成するバンボデイ2の前端部に、キヤブ1が画
成する運転室とは分離して第二の車室3を設け
る。
第二の車室3の側方にはドア25を配設し、そ
の内部には複数のシート23を車幅方向に配設す
る。
バンボデイ2の内部は第3図に2点鎖線で示す
ようにフロアーパネル21とリアパネル22によ
り第二の車室3を荷室と分離する。
第4図に示すように、バンボデイ2の内側に設
けられるフレーム30には、上記フロアーパネル
21とリアパネル22を支持する部材31,3
2,33,34等をそれぞれ配設する。
第二の車室3にかかるバンボデイ2の天井部2
4は荷室にかかる天井部26と略同一高さで形成
する。
そして、第二の車室3の前窓部5をキヤブ1の
上方に突出させる。
このため、フレーム30には、バンボデイ2の
前面を支持して垂直方向に延びる部材35と、こ
の部材35の間で水平方向に延びる部材36を配
設し、この部材35と36からキヤブ1の上方に
略水平方向に突出する部材37と、傾斜して突出
する部材38を左右一対で配設するとともに、こ
れら一対の部材37または38を連結する部材3
9と40等を配設して、これら部材37,38,
39,40により前窓部5を支持する。
前窓部5は緩やかに湾曲する前面51と、略扇
形の側面52を有する。
前面51の下縁部51Uはキヤブ天井部16に
近接し、かつキヤブ前面1Fの上縁部1Tに沿つ
て形成する一方、前面51の上縁部51Tはバン
ボデイ2の天井部24に接続する。
すなわち、前窓部5の前面51は、キヤブ前面
1Fからバンボデイ2にかけて連続する傾斜曲面
を形成し、キヤブ前面1Fに当たつた走行風を整
流するウインドデフレクターを構成する。
前面51のほぼ全面にはモール60を介して略
台形のガラス61をはめ、側面52のほぼ全面に
はモール62を介して略三角形のガラス63をは
める。
このように、バンボデイ2の前端部に第二の車
室3を配設することにより、乗車スペースを倍増
させ、引越しする荷物とともに家族を一度に運ぶ
ことができる。
また、バンボデイ2内部には第二の車室3(フ
ロアーパネル21)の下方にも荷物を収装するた
め、収納スペースの減少を最小限に抑えることが
できる。
第二の車室3の前窓部5をキヤブ1の上方に突
出させてウインドレフレクターを構成するように
したため、キヤブ前面1Fからバンボデイ2に向
かう空気流の抵抗を減じ、空力特性の向上がはか
れる。
更に、前窓部5を突出させることにより第二の
車室3の室内スペースおよび視界を十分に確保で
きる。
第5図に示す他の実施例は、第二の車室3の屋
根部24を荷室の屋根部26より高く形成し、前
窓部5にはガラス61の上部にガラス61より大
きな傾斜でガラス65を装着する。なお、図中6
6は第二の車室3に乗り込むための梯である。
この場合、第二の車室3の室内高さを大きくと
ることができ、あるいは第二の車室3のフロアー
パネル21を上方に配置して、バンボデイ2内の
フロアーパネル21の下方荷室スペースを拡大し
ても良い。
(考案の効果) 以上のように本考案は、バンボデイの前端部に
第二の車室を設け、この第二の車室の前窓部をキ
ヤブの上方に突出させてウインドレフレクターを
構成するようにしたため、引越しをする場合、荷
物とともに家族を一度に運べるから甚だ有利であ
るばかりか、空力特性の向上によりトラツクの燃
費や走行安定性の向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は同じく正面図、第3図は同じく側面図、第4図
は同じく一部切欠き斜視図である。第5図は他の
実施例を示す斜視図である。第6図は従来例を示
す斜視図である。 1……キヤブ、2……バンボデイ、3……第二
の車室、5……前窓部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷室を画成するバンボデイと、運転室を画成す
    るキヤブを備えるトラツクにおいて、上記バンボ
    デイの前端部に上記運転室と分離した第二の車室
    を設け、上記キヤブの上方に、キヤブ前面からバ
    ンボデイにかけて連続して傾斜する第二の車室の
    前窓部を構成したことを特徴とするトラツク。
JP3945485U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0116707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3945485U JPH0116707Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP3945485U JPH0116707Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61154165U JPS61154165U (ja) 1986-09-24
JPH0116707Y2 true JPH0116707Y2 (ja) 1989-05-16

Family

ID=30547412

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JP3945485U Expired JPH0116707Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JPS61154165U (ja) 1986-09-24

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