JPH027095Y2 - - Google Patents

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JPH027095Y2
JPH027095Y2 JP14552185U JP14552185U JPH027095Y2 JP H027095 Y2 JPH027095 Y2 JP H027095Y2 JP 14552185 U JP14552185 U JP 14552185U JP 14552185 U JP14552185 U JP 14552185U JP H027095 Y2 JPH027095 Y2 JP H027095Y2
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JP
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bracket
tank
vehicle
rear window
cleaning liquid
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JP14552185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両におけるリヤウインド用洗浄液
収容タンクの取付構造に関する。
〔従来技術〕
車両の一形式として、車体背部の上方部にリヤ
ウインドを備えてなる車両がある。
この種形式の車両においては、リヤウインドに
噴出させる洗浄液を収容するタンクを備えている
が、同タンクは通常第9図および第10図に示す
ように車室側リヤクオータトリム内に格納される
が、第11図に示すようにラゲージルーム内に格
納されている。これら各図において、符号1は洗
浄液収容タンクであり、同タンク内の洗浄液は図
示しないモータにより駆動されるポンプによりホ
ース2を通してノズル3からリヤウインド4に噴
出され、リヤウインド4はリヤワイパ5のワイパ
ブレードによつて払拭される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、この種形式の車両においては、洗
浄液収容タンクが車内に配設されているため、限
られた車内スペースの一部を同タンクが専有する
ことになり、また同タンク内への洗浄液の補給も
煩わしく、さらにはホースの配管が複雑となる。
本考案は、この種形式の車両であつて、さらに
は車体背部の下方部にスペアタイヤ等の重量物を
塔載するブラケツトを備えた車両において、上記
した各問題点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はかかる形式の車両において、前記ブラ
ケツトを前記車体背部から後方へ所定量膨出する
膨出形状にして同ブラケツトにおける膨出部の内
側と前記車体背部間に空間部を形成し、同空間部
に前記リヤウインドに噴出させる洗浄液を収容す
るタンクを配置して、同タンクの給液口を前記ブ
ラケツトを貫通して、同タンクの給液口を前記ブ
ラケツトを貫通して後方へ突出させている。
〔考案の作用・効果〕 これにより、本考案においては、車内にリヤウ
インド用の洗浄液収容タンクの格納部を確保する
必要がなく、限られた車内スペースの一部を他の
用途に有効に活用することができるとともに、収
容タンクへの洗浄液の補給を容易に行うことがで
きる。また、収容タンクの配設位置がリヤウイン
ドに近接するためホース配管が簡素化される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
するに、第1図には本考案を実施した車両の背面
が示されており、また第2図には第1図の矢印
−方向の拡大縦断面図が示されている。
当該車両においては、車体11の背部に後方に
開口する開口部11aを備えていて、同開口部1
1aの左側の小型のバツクドア12が開閉可能に
組付けられかつ同開口部11aの右側に大型のバ
ツクドア13が開閉可能に組付けられている。こ
れら両バツクドア12,13は開口部11aを開
閉可能に閉鎖している。大型のバツクドア13
(以下バツクドア13という)はその上方部にリ
ヤウインド13aを備えるとともに、その下方部
のアウタパネル13bの外側面に重量物塔載用の
ブラケツト14を備えている。リヤウインド13
aはリヤワイパ15により払拭されるもので、後
述する洗浄液収容タンク21内の洗浄液が噴射さ
れるようになつている。また、ブラケツト14に
はスペアタイヤTが塔載される。
しかして、ブラケツト14は第2図〜第4図に
示すように、所定幅のブレーキをコ字状に屈折し
て形成さたもので、スペアタイヤTが取付けられ
る後端面14aと、その上下両端から前方へ突出
する一対の脚部14b,14bと、両脚部14b
の前端から上方または下方に延びる一対の外向フ
ランジ部14c,14cとからなり、両フランジ
部14cにてアウタパネル13bに取付けられる
と後方へ膨出し、アウタパネル13bとの間に空
間部Rを形成する。
一方、リヤウインド13a用の洗浄液を収容す
る洗浄液収容タンク21(以下タンク21とい
う)はブラケツト14の後端面14aおよび下方
脚部14bの内側面に固定されていて、タンク本
体21aに突設した筒状の給液口21bが後端面
14aに設けた開口部14dから後方へ突出して
いる。なお、このタンク21の底部一側にはホー
ス22が接続されており、このホース22の先端
はリヤウインド13aに対向して取付けたノズル
23に接続されている。このため、タンク21は
ブラケツト14をバツクドア13のアウタパネル
13bに固定した状態においては、空間部R内に
位置している。
従つて、かかる取付構造を採用した場合には、
車内にタンク21の格納部を確保する必要がな
く、限られた車内スペースの一部を他の用途に活
用でき、かつタンク21の給液口21bが後方へ
突出しているため洗浄液の補給を車外から容易に
行うことができる。また、タンク21の配設位置
がリヤウインド13aに近接するため、ホース2
2の配管が簡素化される。
第5図には、上記実施例において塔載されたス
ペアタイヤをカバーCで覆蓋した例が示されてい
る。この変形例においては、第5図および第6図
に示すように、その略中央部にスライドフアスナ
C1等により開閉される開口部C2を備えてい
る。この開口部C2はタンク21の給液口21b
に対向していて、同開口部C2を開くことにより
タンク21内への洗浄液の補給が可能になる。
第7図及び第8図には、上記実施例におけるブ
ラケツト14の変形例が示されている。このブラ
ケツト14Aはブラケツト14を90゜回転した状
態のもので、バツクドア13のアウタパネル13
bに対しては左右両脚部14eに設けた両フラン
ジ部14fにて固定される。なお、このブラケツ
ト14Aに対しては予備燃料タンク、ウオータタ
ンク等の重量物が塔載される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付構造を採用した車両の配
面図、第2図は第1図の矢印−線方向の縦断
側面図、第3図はタンクを取付けたブラケツトの
外側から見た拡大斜視図、第4図は同ブラケツト
の内側から見た拡大斜視図、第5図は同取付構造
の変形例を示す第2図に対応する縦断側面図、第
6図は第5図に示したカバーの斜視図、第7図は
同ブラケツトの変形例を採用したバツクドアの背
面図、第8図は変形例のブラケツトの拡大斜視
図、第9図は従来の車両の部分斜視図、第10図
は第9図の矢印−線方向の拡大縦断面図、第
11図は従来の他の車両の部分斜視図である。 符号の説明、11……車体、12,13……バ
ツクドア、13a……リヤウインド、13b……
アウタパネル、14,14A……ブラケツト、1
4d……開口部、21……タンク、22……ホー
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体背部の上方部にリヤウインドを備えるとと
    もに同車体背部の下方部にスペアタイヤ等重量物
    を塔載する重量物塔載用ブラケツトを備えてなる
    車両において、前記ブラケツトを前記車体背部か
    ら後方へ所定量膨出する膨出形状にして同ブラケ
    ツトにおける膨出部の内側と前記車体背部間に空
    間部を形成し、同空間部に前記リヤウインドに噴
    出させる洗浄液を収容するタンクを配置して、同
    タンクの給液口を前記ブラケツトを貫通して後方
    へ突出させたことを特徴とする車両におけるリヤ
    ウインド用洗浄液収容タンクの取付構造。
JP14552185U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH027095Y2 (ja)

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JP14552185U JPH027095Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP14552185U JPH027095Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JPS6252555U JPS6252555U (ja) 1987-04-01
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