JP2000164259A - 扁平形非水電解液電池とその製造法 - Google Patents

扁平形非水電解液電池とその製造法

Info

Publication number
JP2000164259A
JP2000164259A JP10338734A JP33873498A JP2000164259A JP 2000164259 A JP2000164259 A JP 2000164259A JP 10338734 A JP10338734 A JP 10338734A JP 33873498 A JP33873498 A JP 33873498A JP 2000164259 A JP2000164259 A JP 2000164259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
negative electrode
positive electrode
electrode
nonaqueous electrolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10338734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4253886B2 (ja
Inventor
Koji Yoshizawa
浩司 芳澤
Kaoru Inoue
薫 井上
Hirokazu Kimiya
宏和 木宮
Hajime Nishino
肇 西野
Masaya Okochi
正也 大河内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33873498A priority Critical patent/JP4253886B2/ja
Publication of JP2000164259A publication Critical patent/JP2000164259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4253886B2 publication Critical patent/JP4253886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめ封口をする扁平形電池で,かつ十分な
電流を取り出せ,さらに極めて生産性の良い電池構成及
びその製造法を提供する事を目的とする。 【解決手段】 正極板と負極板をセパレーターを介して
渦巻き状に巻回した極板群を構成し,プレスなどで扁平
状に成形するか,あるいは,正負極板をセパレータを介
して積層し熱を加え加圧接合し一体化した極板群とす
る。さらに,上記のようにして作成した扁平形極板群に
電解液を含浸させ金属ケースでガスケットを介してかし
め封口する。このとき正極ケースは内面がアルミニウム
またはアルミニウム合金であり負極ケースはステンレ
ス,ニッケル,銅のいずれかとした方が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,扁平形非水電解液
電池の構成およびその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年,AV機器,パソコン等のコードレス
化,ポータブル化に伴いその駆動用電源である電池に対
し,小型,軽量,高エネルギー密度化の要望が強まって
いる。特にリチウム二次電池は高エネルギー密度を有す
る電池であり次世代の主力電池として期待され,その潜
在的市場規模も大きい。また形状としては通信機の薄型
化,あるいは,スペースの有効利用の観点からも角薄型
の要望が高まっている。
【0003】従来角薄型リチウムイオン電池は,特開平
8-32998号公報に示されるように,金属板をしぼり加工
などで有底の角薄形電池ケースを作成し,その中に渦巻
き状の極板群及び電解液を注入した後,開口部を塞ぐ封
口板をレーザー溶接で封口する方法が一般的である。こ
のような電池において,体積効率を向上させるために渦
巻き電極群の巻軸の中心線が角形電池ケースの開口面と
平行にしたもの(特開平7-47605号公報)等がある。
【0004】特に今日軽量化という意味からアルミニウ
ムをケースに用いることが主流となりつつあるが,米国
特許第555672号明細書ではケースのコーナー部分の厚み
を厚くすることで,より薄板のケースでも強度を保つこ
とができ電池の薄型化,軽量化が可能となるものも提案
されている。さらに薄型化に対して様々な取り組みがな
され特に電池厚みに最も影響を及ぼす封口板構造につい
て種々提案(特開平9-153367号公報,米国特許第558520
7号明細書)がされている。これらの提案に示される封
口板においては,封口板蓋板と端子を樹脂を介して絶縁
しているが,端子はリベットでありこれをかしめること
により液密を保っている。また,生産性向上という意味
から特開平7-57716号公報に示されるように,正極板及
び負極板をテープ状のセパレータによって連続的に袋詰
めにし各電極板間のセパレータ融着部で折り畳むことに
よって構成することが提案されている。最近ではポリマ
ー電池に使用されるが,アルミニウム金属薄膜のラミネ
ートシートを外装ケース(米国特許第5478668号明細
書)として使用し薄型化の試みがなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電池の角薄型が進み通
信機用途では現在5mm程度のものに移行しつつあり,将
来さらなる薄型化が要望されている。従来,角薄型リチ
ウムイオン電池は,金属板をしぼり加工などで有底の角
薄形電池ケースを作成し,その中に渦巻き状の極板群及
び電解液を注入した後,開口部を塞ぐ封口板をレーザー
溶接で封口する方法が一般的で,電池の薄型化に伴い当
然封口板も薄くなり端子取り出しスペースが窮屈にな
る。
【0006】従って樹脂を絶縁層にして端子を兼ねたリ
ベットでかしめる方式では非常に小さい部品となり耐漏
液性の信頼性が極めて低くなるといった課題がある。ま
た,封口板と外装ケースをレーザー溶接し封口する工程
においても溶接スペースに余裕がなく高精度のレーザー
溶接技術が必要となり生産性は低下する。量産化に際し
ては少しのレーザー軌道のズレや,ランプの消耗による
レーザー出力変動で不良率を著しく増加させるといった
課題がある。
【0007】一方,特開平6-310144号公報や特開平3-12
9664号公報にその製造法や構造が詳細に示されるような
扁平形コイン電池では正負極の対峙面積すなわち反応面
積が小さすぎることや,活物質層の厚みが0.2から
1.7mmと厚いこと等の要因で極めて小さな電流しか
取り出せないといった課題がある。
【0008】本発明はこのような課題を解決し,扁平形
電池で,かつ十分な電流を取り出せ,さらに極めて生産
性の良い電池構成及びその製造法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】金属箔にリチウムを吸蔵
・放出可能な正極材料を含む合剤ヘ゜ーストを塗工した薄い
正極板と,同様に金属箔にリチウムを吸蔵・放出できる
負極材料を含む合剤ヘ゜ーストを塗工した薄い負極板を,ポ
リエチレンなどの樹脂からなる微多孔膜であるセパレー
ターを介して渦巻き状に巻回し極板群を構成する。
【0010】この極板群をプレスなどで断面が長円形に
なるように扁平状に成形する。このことにより,扁平形
の極板群で,かつ,薄型極板を使用するので正負極の対
向面積(反応面積)が大きく,従来の粉体合剤をプレス
しペレット状に成形したものに比較し大きな電流を取り
出す事ができる。
【0011】あるいは,エキスパンドメタルの薄板にリ
チウムを吸蔵・放出可能な正極材料の合剤あるいは負極
材料の合剤を塗り込み圧延して作成した薄型極板を短冊
状に切断し,これらを樹脂製のセパレータを介して積層
して,さらに熱を加え加圧接合し一体化した極板群とす
る事でも上述の場合とほぼ同様な効果を得ることができ
る。
【0012】上記のようにして作成した扁平形極板群に
電解液を含浸させ金属ケースでかしめ封口する。このと
き正極ケースは内面がアルミニウムまたはアルミニウム
合金であり負極ケースはステンレス,ニッケル,銅のい
ずれかとした方が好ましい。このことで電解液による金
属ケースの腐食などの劣化を抑制することができる。
【0013】また,極板群とケースは正負極それぞれの
極で接触する事で集電は可能であるが,極板から取り出
された金属集電体をケースに溶接すればより確実に電気
的導通が確保され電池を長期に保存した場合に内部抵抗
の増加を抑えることが可能である。扁平形の正極及び負
極ケースを対向させ樹脂製のガスケットを介してかしめ
封口をする事で,厚みが5mm以下のような極めて薄い
扁平形の電池であっても,レーザー溶接や薄型のかしめ
封口板を用いないために,高信頼性の電池を生産性よく
製造できる。このとき樹脂製のガスケットはポリフェニ
レンスルフィド樹脂を用いると,高強度及び耐高温性で
かつ耐薬品性の樹脂であるので,封口強度を増加させる
と共に電池の高温での耐漏液性を向上させることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下,本発明の実施
例を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は,本発明の扁平形電池の構造断面図
である。1は正極ケースでステンレスとアルミニウムの
クラッド材を用い,アルミニウムの面が電池の内側にな
るように成形した。2は負極ケースでステンレス材を使
用した。3は正極ケースと負極ケースを絶縁するガスケ
ットでポリプロピレン製である。4は正極板,5は負極
板,6はセパレーターである。
【0016】図1に示した本発明の扁平形非水電解液電
池は以下のようにして作製した。正極板は,活物質であ
るLiCoO2に導電剤としてカーボンブラックを,結着剤と
してポリ四フッ化エチレンの水性ディスパージョンを固
形分の重量比で100:3:10の割合で混合したものをアル
ミニウム箔の両面に塗着,乾燥し,圧延した後所定の大
きさに切断したものである。
【0017】負極板は,炭素質材料を主材料とし,これ
とスチレンブタジエンゴム系結着剤とを重量比で100:5
の割合で混合したものを銅箔の両面に塗着,乾燥,圧延
した後所定の大きさに切断したものである。セパレータ
ーはポリエチレン製の微多孔フィルムである。正極板,
負極板をセパレータを介して巻き回し,断面長円形の極
板群に加圧成形する。
【0018】次にこの極板群に電解液を含浸させる。含
浸は密閉容器の中で電解液に極板群を浸し,容器を60m
mHgまで減圧に引き10秒間ホールドし大気圧に戻す作
業を,3回繰り返した。電解液には,エチレンカーボネ
ート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)をモル比で
1:3で混合した溶媒に溶質として六フッ化リン酸リチ
ウムを1モル/lの濃度で溶解したものを用いた。液の
含浸した極板群を正極ケースに入れ,ガスケットを封口
部分にはめ込んだ負極ケースをかぶせ封口金型に挿入し
油圧プレスでかしめ封口を行った。
【0019】図1に示すように正極板と正極ケース及び
負極板と負極ケースは接触し電気的導通を確保してい
る。つまり扁平形極板群の最外周側面部は片面に正極が
露出し,もう片面は負極板が露出した構成にした。電池
のサイス゛は図2に外観を示すが,長辺側が50mm,短辺
側が30mmで電池厚みが3mmである。また,四角の
Rは5mmとした。図3にこの電池を4.1Vの定電圧充
電(最大電流500mA)を2時間行い,80mA,400mA及び800
mAの3種類の定電流で放電した結果を示した。図より40
0mAの電流値でも電池容量が約400mAhの放電容量があ
り,セルラーフォンなどの用途に十分使用可能であるこ
とがわかる。
【0020】以上のことより,本実施例で示したような
構成の電池を作成することで,扁平形電池で,かつ十分
な電流を取り出せ,さらに極めて生産性の良い電池を提
供する事が可能となる。
【0021】実施例では極板群の最外周に極板部分を露
呈し,ケースと接触させることで電気的導通を確保した
が,正極板及び負極板から金属リードを取り出した場合
は極板群の最外周がセパレータでもかまわない。取り出
したリードをそれぞれのケースに接触あるいは溶接する
ことで電気的導通を確保する事ができる。正極に関して
はアルミニウムのリード線を使用する場合が多いが,こ
のリードをケースに超音波溶接する場合等はケース内面
の溶接面も同一材料のアルミニウムの方が溶接強度,信
頼性の面で有利である。また,4V系の活物質を用いる
など高電位の場合は腐食などによる劣化を押さえるため
にもアルミニウムあるいはアルミニウム合金である方が
望ましい。
【0022】実施例で示した構成の場合は,極板群の最
外周は反応に関与しない部分で,活物質を必要としな
い。従ってスペースの有効利用の観点からも最外周の極
板合剤を剥離し集電体である金属箔を露呈させこれをケ
ースと接触させる方が有利である。このようにする場合
のケースと極板も接点部分の拡大図を図4に示した。1
は正極ケースで,1aが内面のアルミニウム層,1bが
ステンレス層である。2は負極ケース,7は負極集電体
である銅箔,8は負極合剤層で,9が負極板と負極ケー
スの接触面である。10は正極の集電体であるアルミニ
ウム箔,11は正極合剤で,12が正極板と正極ケース
の接触面である。
【0023】極板の集電体とケースを溶接することのメ
リットについて説明する。電池の製造工程は増加し生産
性は多少低下するが,溶接する事で電池を長期に保存し
た場合の電池内部抵抗の増加を低減し信頼性のより高い
電池を供給できる。図5は集電体とケースを溶接した場
合の接点部の拡大図である。図に示すように極板群の最
外周末端部に合剤の未塗着部を設け,その部分をケース
と溶接した(13,14)。図の13が負極溶接点で1
4が正極溶接点である。溶接方法は超音波溶接法を用い
た。以上のようにして作成した電池を60℃の環境下で
3ヶ月保存した。60℃に温度を上げるのは,室温で保
存する場合の加速試験である。一般に60℃,20日保
存が室温の1年保存相当に匹敵するといわれている。比
較のために末端部を溶接していない電池も同条件で保存
した。(表1)に保存後の電池の内部抵抗を測定した結
果を示した。数値はn=5の平均値を示している。
【0024】
【表1】
【0025】(表1)より明らかなように溶接した場
合,長期保存後の内部抵抗の増加を低減させることがで
きる。
【0026】ガスケットの材質としてポリフェニレン樹
脂を用いることのメリットについて説明する。ガスケッ
トの樹脂材料としては一般にポリプロピレン(PP)が
非水電解液電池で使用されている。この樹脂は成形性が
良くコストも低いためコイン型リチウム電池などに広く
用いられているが,電池高温保存時の劣化が課題とされ
ている。
【0027】また,強度が低く変形が大きいため,かし
め封口部の樹脂に用いる場合は50〜70%の圧縮率に
なるまで圧縮している。圧縮率が大きいと樹脂が組成変
形を起こし必要な封口部の弾性が確保できず高温での長
期間の保存において漏液を招いたりする。従って,熱的
に比較的安定な樹脂で,樹脂の変形量は小さい方が良
く,樹脂の圧縮率を30%程度までに下げることが望ま
しい。
【0028】本実施例では約20種の樹脂から耐有機溶
剤性などの既存データを参照し,ポリプロピレン(P
P),ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリ
フェニレンスルフィド(PPS)樹脂の3種に絞り込み
評価した。これらの樹脂を用いて電池を作製し高温保存
時の電池漏液試験を行うことで樹脂の選定を行った。
(表2)に熱衝撃試験1000サイクル時の漏液率を示し
た。熱衝撃試験は,-50℃で1時間保存した後100℃で1
時間保存する工程を1サイクルとした。
【0029】
【表2】
【0030】(表2)より明らかなように本発明のよう
な構造においてはPPS樹脂を用いた場合,従来用いら
れてきたPP樹脂に比較し飛躍的に耐漏液性が向上す
る。
【0031】なお,本実施例では扁平形で横断面角形の
電池としたがその他,横断面円形などでも同様の効果が
ある。
【0032】(実施例2)図6は,積層極板群とした場
合の扁平形電池の構造断面図である。実施例1と同様
に,20は正極ケースでステンレスとアルミニウムのク
ラッド材を用い,アルミニウムの面が電池の内側になる
ように成形した。21は負極ケースでステンレス材を使
用した。22は正極ケースと負極ケースを絶縁するガス
ケットでポリプロピレン製である。15は正極板,16
は負極板,17はセパレーターである。18は正極金属
集電体で19は負極金属集電体で,それぞれ積層極板間
で連結されている。
【0033】図6に示した本発明の扁平形非水電解液電
池は以下のようにして作製した。正極板はアルミニウム
のエキスパンドメタルを集電体にしLiCoO2を活物質とす
る正極合剤を塗布乾燥したのち圧延し厚みを規定寸法に
したものである。ケースに接触する正極板は接触する面
には合剤を塗布せず片面塗着とするがその他は両面塗着
である。
【0034】負極板は銅のエキスパンドメタルを集電体
にし黒鉛を含む負極合剤を塗布乾燥したのち圧延し厚み
を規定寸法にしたものである。正極板同様,ケースに接
触する負極板は接触する面には合剤を塗布せず片面塗着
とするがその他は両面塗着である。理由は,電池内の空
間体積を有効に活用するために片面塗着とした。セパレ
ータはポリマー電解質シートからなる。
【0035】これら正極板及び負極板をセパレータを介
して図のように積層し熱加圧することで一体化して積層
極板群とした。極板間の電気的導通は図に示すように各
極板に未塗着部を設け,正負極各々反対側で集電体同士
を溶接する事で確保する。極板の集電体とケースを溶接
する場合はこの部分を利用しケースと溶接する。溶接す
る効果は実施例1と同様,長期保存後の内部抵抗の増加
を低減させることができる。
【0036】次にこの極板群に電解液を含浸させる。積
層極板中に可塑剤等が含まれる場合は,可塑剤を抽出す
る工程を経てから注液工程に進む。本実施例では可塑剤
としてジブチルフタレート,抽出剤としてジエチルエー
テルを用いた。含浸は密閉容器の中で電解液に極板群を
浸し,容器を60mmHgまで減圧に引き10秒間ホールド
し大気圧に戻す作業を,3回繰り返した。
【0037】電解液には,エチレンカーボネート(EC)
とジエチルカーボネート(DEC)をモル比で1:3で混
合した溶媒に溶質として六フッ化リン酸リチウムを1モ
ル/lの濃度で溶解したものを用いた。液の含浸した極
板群を正極ケースに入れ,ガスケットを封口部分にはめ
込んだ負極ケースをかぶせ封口金型に挿入し油圧プレス
でかしめ封口を行った。電池のサイス゛は実施例1同様の長
辺側が50mm,短辺側が30mmで電池厚みが3mm
である。また,四角のRは5mmとした。
【0038】このようにして作成した扁平形電池は容量
は300mAhと実施例1に比較し低下したが,1時間率放電
電流(1C)は十分に取り出し可能であった。以上のこ
とより,本実施例で示したような構成の電池を作成する
ことで,扁平形電池で,かつ十分な電流を取り出せ,さ
らに極めて生産性の良い電池を提供する事が可能とな
る。
【0039】積層極板の場合,本実施例では極板を積層
した後熱加圧により一体化したが,一体化しない場合は
極板群をホールドするような樹脂製の袋に収納されてい
る方が電解液注液工程などでバラバラになることもなく
電池を製造する面で都合がよい。そのために,ポリエチ
レン,ポリプロピレン,フッ素樹脂樹脂製の微多孔フィ
ルムで作成した袋に積層極板群を挿入する事で上記のよ
うな問題を解決する。樹脂の種類は電解液に対して耐薬
品性があり比較的安価なものを選んだ。
【0040】また,微多孔フィルムとしたのは電解液注
液時に極板に電解液が含浸しやすくするためと,熱を多
少加えることでフィルムが収縮しより極板群を強固にホ
ールドする効果があるためである。本実施例では熱加圧
をしない場合を対象に樹脂製袋に収納する検討を行った
が,熱加圧し極板を一体化したものにおいてもより強固
にホールドする等の効果があり同様に有用である。
【0041】なお,本実施例では扁平で横断面角形の電
池としたがその他横断面円形などでも同様の効果があ
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば,5mm以下
の様な非常に薄い扁平形電池であっても,十分な電流を
取り出せ,さらに従来の一般的な角薄型リチウム2次電
池のようにレーザー溶接などの高度な要素技術を必要と
しないため,極めて生産性の良い電池を提供する事が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の扁平形電池の構造断面図
【図2】(A)同電池の側面図 (B)同電池の上面図
【図3】同電池の放電特性図
【図4】(a)負極板と負極ケースとの接触面の要部拡
大図 (b)正極板と正極ケースとの接触面の要部拡大図
【図5】(a)負極集電体と負極ケースとの溶接点の要
部拡大図 (b)正極集電体と正極ケースとの溶接点の要部拡大図
【図6】本発明の他の扁平形電池の構造断面図
【符号の説明】
1 正極ケース 1a アルミニウム層 1b ステンレス層 2 負極ケース 3 ガスケット 4 正極板 5 負極板 6 セパレータ 7 銅箔(負極集電体) 10 アルミニウム箔(正極集電体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木宮 宏和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西野 肇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大河内 正也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA09 CC02 CC06 DD15 5H028 AA07 BB04 BB07 CC12 EE01 EE06 5H029 AJ14 AK03 AL06 AM03 AM07 BJ03 BJ12 BJ14 CJ01 CJ03 DJ02 DJ05 EJ01 EJ12

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の正極ケースと負極ケースを,こ
    れらの電気的絶縁をとる樹脂製ガスケットを介してかし
    めて封口する扁平形電池であって,ケース内部にリチウ
    ム塩を溶解した有機電解液と,リチウムを吸蔵・放出可
    能な正極材料を金属集電体上に配した正極板とリチウム
    を吸蔵・放出できる負極材料を金属集電体上に配した負
    極板とをセパレーターを介して渦巻き状に巻回した極板
    群を備えた扁平形非水電解液電池。
  2. 【請求項2】 正極板及び負極板の集電体の少なくとも
    一方が金属ケースに溶接されている請求項1記載の扁平
    形非水電解液電池。
  3. 【請求項3】 極板群の最外周に正極板及び負極板の少
    なくとも一方の金属集電体が露呈している請求項1記載
    の扁平形非水電解液電池。
  4. 【請求項4】 正極ケースの内面がアルミニウムまたは
    アルミニウム合金である請求項1記載の扁平形非水電解
    液電池。
  5. 【請求項5】 負極ケースの内面がステンレス,ニッケ
    ル,銅のいずれかである請求項1記載の扁平形非水電解
    液電池。
  6. 【請求項6】 樹脂製ガスケットがポリフェニレンスル
    フィド樹脂である請求項1記載の扁平形非水電解液電
    池。
  7. 【請求項7】 金属製の正極ケースと負極ケースを,こ
    れらの電気的絶縁をとる樹脂製ガスケットを介してかし
    めて封口する扁平形電池であって,内部にリチウム塩を
    溶解した有機電解液と,リチウムを吸蔵・放出可能な正
    極材料を金属集電体上に配した正極板とリチウムを吸蔵
    ・放出できる負極活物質を含む負極板とをセパレーター
    を介して積層してなる積層電極を有する扁平形非水電解
    液電池。
  8. 【請求項8】 正極板及び負極板から取り出された集電
    体の少なくとも一方が金属ケースに溶接されている請求
    項7記載の扁平形非水電解液電池。
  9. 【請求項9】 正極ケースの内面がアルミニウムまたは
    アルミニウム合金である請求項7記載の扁平形非水電解
    液電池。
  10. 【請求項10】 負極ケースの内面がステンレス,ニッ
    ケル,銅のいずれかである請求項7記載の扁平形非水電
    解液電池。
  11. 【請求項11】 積層極板群は樹脂製の袋に収納されて
    いる請求項7記載の扁平形非水電解液電池。
  12. 【請求項12】 樹脂製の袋は微多孔フィルムである請
    求項7記載の扁平形非水電解液電池。
  13. 【請求項13】 樹脂製の袋はポリエチレン,ポリプロ
    ピレン,フッ素樹脂の少なとも1つを含有する請求項7
    記載の扁平形非水電解液電池。
  14. 【請求項14】 前記樹脂製ガスケットがポリフェニレ
    ンスルフィド樹脂である請求項7記載の扁平形非水電解
    液電池。
  15. 【請求項15】 リチウムを吸蔵・放出可能な正極材料
    を用いた正極板とリチウムを吸蔵・放出できる負極材料
    を用いた負極板とをセパレーターを介して渦巻き状に巻
    回し極板群を構成する工程と,該極板群の断面が長円形
    になるように成形する工程と,リチウム塩を溶解した有
    機電解液を極板群に含浸させる工程と,極板群を正極あ
    るいは負極ケース内に挿入する工程と,ガスケットを介
    してもう一方の金属ケースとかしめ封口する工程を有す
    る扁平形非水電解液電池の製造法。
  16. 【請求項16】 極板群の断面が長円形になるように成
    形する工程と,リチウム塩を溶解した有機電解液を極板
    群に含浸させる工程と,極板群を正極あるいは負極ケー
    ス内に挿入する工程と,ガスケットを介してもう一方の
    金属ケースとかしめ封口する工程のいずれかの間に極板
    群から取り出された集電体と金属ケースを溶接する工程
    を加えた請求項15記載の扁平形非水電解液電池の製造
    法。
  17. 【請求項17】 リチウムを吸蔵・放出可能な正極材料
    を用いた正極板とリチウムを吸蔵・放出できる負極材料
    を用いた負極板とをセパレーターを介して積層してなる
    積層電極とする工程と,該積層電極を熱接合により一体
    化する工程と,リチウム塩を溶解した有機電解液を極板
    群に含浸させる工程と,極板群を正極あるいは負極ケー
    ス内に挿入する工程と,ガスケットを介してもう一方の
    金属ケースとかしめ封口する工程を有する扁平形非水電
    解液電池の製造法。
  18. 【請求項18】 積層電極を熱接合により一体化する工
    程と,リチウム塩を溶解した有機電解液を極板群に含浸
    させる工程と,極板群を正極あるいは負極ケース内に挿
    入する工程と,ガスケットを介してもう一方の金属ケー
    スとかしめ封口する工程のいずれかの間に極板群から取
    り出された集電体と金属ケースを溶接する工程を加えた
    請求項17記載の扁平形非水電解液電池の製造法。
  19. 【請求項19】 積層電極を熱接合により一体化する工
    程と,リチウム塩を溶解した有機電解液を極板群に含浸
    させる工程と,極板群を正極あるいは負極ケース内に挿
    入する工程と,ガスケットを介してもう一方の金属ケー
    スとかしめ封口する工程のいずれかの間に,積層極板群
    を樹脂製の袋に収納する工程を加えた請求項17記載の
    扁平形非水電解液電池の製造法。
JP33873498A 1998-11-30 1998-11-30 扁平形非水電解液電池とその製造法 Expired - Fee Related JP4253886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33873498A JP4253886B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 扁平形非水電解液電池とその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33873498A JP4253886B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 扁平形非水電解液電池とその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000164259A true JP2000164259A (ja) 2000-06-16
JP4253886B2 JP4253886B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=18320968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33873498A Expired - Fee Related JP4253886B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 扁平形非水電解液電池とその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4253886B2 (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002042744A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002042749A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
WO2002013305A1 (en) * 2000-08-09 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Coin-shaped battery
JP2002100408A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
WO2002029913A1 (en) * 2000-10-05 2002-04-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat battery and production method therefor
WO2002033767A1 (en) * 2000-10-13 2002-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat square battery
JP2002134073A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002134072A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002164076A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイン形電池の製造方法
JP2002298803A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
KR20020083089A (ko) * 2001-04-26 2002-11-01 에스케이씨 주식회사 버튼형 리튬전지 및 그의 제조방법
JP2003017132A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Kansai Research Institute コイン型非水系二次電池
US6521373B1 (en) * 1999-08-27 2003-02-18 Toshiba Battery Co., Ltd. Flat non-aqueous electrolyte secondary cell
JP2004319108A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
JP2004342478A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2005032507A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Toshiba Battery Co Ltd 扁平角形電池
KR100525828B1 (ko) * 2001-04-25 2005-11-03 에스케이씨 주식회사 버튼형 리튬전지 및 그의 제조방법
KR100560170B1 (ko) * 2001-04-26 2006-03-13 에스케이씨 주식회사 버튼형 전지 및 그의 제조방법
US7252689B2 (en) 2002-03-07 2007-08-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for fabricating lithium ion secondary battery
JP2009043423A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解液二次電池
JP2010010143A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2010010144A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解質二次電池
US7914926B2 (en) * 2005-03-17 2011-03-29 Hitachi Maxell, Ltd. Flat-shaped battery
JP2012028033A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池
WO2015132786A1 (en) * 2014-03-06 2015-09-11 Unicell Llc Battery cells and arrangements
CN107658396A (zh) * 2017-10-31 2018-02-02 宁波必霸能源有限公司 碱性扣式电池密封圈及碱性扣式电池
US20200185755A1 (en) 2009-02-09 2020-06-11 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
CN111564651A (zh) * 2020-05-12 2020-08-21 路华置富电子(深圳)有限公司 叠绕电芯电池
US10804506B2 (en) 2009-06-18 2020-10-13 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
CN112736335A (zh) * 2021-01-12 2021-04-30 广东维都利新能源有限公司 一种采用复合材料的正极壳盖、负极壳盖及锂电池
CN114512726A (zh) * 2020-11-16 2022-05-17 泰星能源解决方案有限公司 非水电解液二次电池的制造方法
CN117096511A (zh) * 2023-10-18 2023-11-21 蜂巢能源科技股份有限公司 电芯、电池模组及电池包

Cited By (61)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6521373B1 (en) * 1999-08-27 2003-02-18 Toshiba Battery Co., Ltd. Flat non-aqueous electrolyte secondary cell
US7378186B2 (en) * 1999-08-27 2008-05-27 Toshiba Battery Co., Ltd. Flat non-aqueous electrolyte secondary cell
EP1079454A3 (en) * 1999-08-27 2006-08-23 Toshiba Battery Co., Ltd. Flat non-aqueous electrolyte secondary cell
JP2002042749A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002042744A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
WO2002013305A1 (en) * 2000-08-09 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Coin-shaped battery
JP2002100408A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
WO2002029913A1 (en) * 2000-10-05 2002-04-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat battery and production method therefor
US7108941B2 (en) * 2000-10-05 2006-09-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat battery and production method therefor
WO2002033767A1 (en) * 2000-10-13 2002-04-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat square battery
US7348098B2 (en) 2000-10-13 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat prismatic battery
US6893773B2 (en) 2000-10-13 2005-05-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flat square battery
JP2002134073A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002134072A (ja) * 2000-10-27 2002-05-10 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2002164076A (ja) * 2000-11-28 2002-06-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイン形電池の製造方法
JP2002298803A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
KR100525828B1 (ko) * 2001-04-25 2005-11-03 에스케이씨 주식회사 버튼형 리튬전지 및 그의 제조방법
KR20020083089A (ko) * 2001-04-26 2002-11-01 에스케이씨 주식회사 버튼형 리튬전지 및 그의 제조방법
KR100560170B1 (ko) * 2001-04-26 2006-03-13 에스케이씨 주식회사 버튼형 전지 및 그의 제조방법
JP2003017132A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Kansai Research Institute コイン型非水系二次電池
US7252689B2 (en) 2002-03-07 2007-08-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for fabricating lithium ion secondary battery
JP2004319108A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Hitachi Maxell Ltd 扁平形電池
JP2004342478A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Toshiba Battery Co Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2005032507A (ja) * 2003-07-10 2005-02-03 Toshiba Battery Co Ltd 扁平角形電池
JP4563001B2 (ja) * 2003-07-10 2010-10-13 東芝電池株式会社 扁平角形電池
US7914926B2 (en) * 2005-03-17 2011-03-29 Hitachi Maxell, Ltd. Flat-shaped battery
JP2009043423A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解液二次電池
US11233264B2 (en) 2009-02-09 2022-01-25 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11024869B2 (en) 2009-02-09 2021-06-01 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11791493B2 (en) 2009-02-09 2023-10-17 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11276875B2 (en) 2009-02-09 2022-03-15 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11258092B2 (en) 2009-02-09 2022-02-22 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11233265B2 (en) 2009-02-09 2022-01-25 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US20200185755A1 (en) 2009-02-09 2020-06-11 Varta Microbattery Gmbh Button cells and method of producing same
US11217844B2 (en) 2009-06-18 2022-01-04 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11024907B1 (en) 2009-06-18 2021-06-01 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US10971776B2 (en) 2009-06-18 2021-04-06 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11791512B2 (en) 2009-06-18 2023-10-17 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11024906B2 (en) 2009-06-18 2021-06-01 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11024905B2 (en) 2009-06-18 2021-06-01 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US10804506B2 (en) 2009-06-18 2020-10-13 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11362385B2 (en) 2009-06-18 2022-06-14 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11024904B2 (en) 2009-06-18 2021-06-01 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11158896B2 (en) 2009-06-18 2021-10-26 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
US11362384B2 (en) 2009-06-18 2022-06-14 Varta Microbattery Gmbh Button cell having winding electrode and method for the production thereof
JP2010010144A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2010010143A (ja) * 2009-10-09 2010-01-14 Hitachi Maxell Ltd 扁平形非水電解質二次電池
JP2012028033A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池
US9077043B2 (en) 2010-07-20 2015-07-07 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Secondary battery cell
WO2015132786A1 (en) * 2014-03-06 2015-09-11 Unicell Llc Battery cells and arrangements
CN107658396A (zh) * 2017-10-31 2018-02-02 宁波必霸能源有限公司 碱性扣式电池密封圈及碱性扣式电池
CN107658396B (zh) * 2017-10-31 2023-05-02 宁波必霸能源有限公司 碱性扣式电池密封圈及碱性扣式电池
CN111564651A (zh) * 2020-05-12 2020-08-21 路华置富电子(深圳)有限公司 叠绕电芯电池
CN111564651B (zh) * 2020-05-12 2024-01-19 路华置富电子(深圳)有限公司 叠绕电芯电池
JP2022079233A (ja) * 2020-11-16 2022-05-26 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 非水電解液二次電池の製造方法
CN114512726A (zh) * 2020-11-16 2022-05-17 泰星能源解决方案有限公司 非水电解液二次电池的制造方法
JP7249982B2 (ja) 2020-11-16 2023-03-31 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 非水電解液二次電池の製造方法
CN114512726B (zh) * 2020-11-16 2024-05-03 泰星能源解决方案有限公司 非水电解液二次电池的制造方法
CN112736335A (zh) * 2021-01-12 2021-04-30 广东维都利新能源有限公司 一种采用复合材料的正极壳盖、负极壳盖及锂电池
CN117096511A (zh) * 2023-10-18 2023-11-21 蜂巢能源科技股份有限公司 电芯、电池模组及电池包
CN117096511B (zh) * 2023-10-18 2024-01-12 蜂巢能源科技股份有限公司 电芯、电池模组及电池包

Also Published As

Publication number Publication date
JP4253886B2 (ja) 2009-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4253886B2 (ja) 扁平形非水電解液電池とその製造法
US7060117B2 (en) Rechargeable lithium battery
JP3822445B2 (ja) 電気化学デバイス
JPH10302756A (ja) 薄型電池
JP2002117841A (ja) 非水電解質二次電池
US11799158B2 (en) Top plate for laser welded lithium-ion button cell battery
JP4538694B2 (ja) 電極捲回型電池
JP2002203534A (ja) 薄型二次電池および電池パック
JP4433506B2 (ja) 電池
JP4432146B2 (ja) 非水電解質二次電池
JP2001167744A (ja) リチウム二次電池及びその製造方法
JP2003346779A (ja) 非水電解質二次電池
JP3584656B2 (ja) 角形非水電解液電池用封口板の製造法
JP2000077078A (ja) 渦巻電極を備えた電池及びその製造法
JP2000277066A5 (ja)
JP2000353502A (ja) 非水電解質二次電池
JPH11250873A (ja) 非水電解質二次電池
JP2009289589A (ja) 電池複合蓋およびそれを用いた密閉型電池、ならびに電池複合蓋の製造方法
JP2001283915A (ja) 電池の製造方法
JP3684561B2 (ja) 電池
JPH09171809A (ja) レーザー封口電池
JP2000058014A (ja) 薄型電池
JP2002231195A (ja) 非水電解質二次電池およびその製造方法
JPH07142089A (ja) リチウムイオン電池
JPH11213983A (ja) 円筒型電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050927

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees