JP2000162771A - フォトレジスト用単量体、フォトレジスト用重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパタ―ンの形成方法、及び、半導体素子。 - Google Patents

フォトレジスト用単量体、フォトレジスト用重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパタ―ンの形成方法、及び、半導体素子。

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JP2000162771A JP33866199A JP33866199A JP2000162771A JP 2000162771 A JP2000162771 A JP 2000162771A JP 33866199 A JP33866199 A JP 33866199A JP 33866199 A JP33866199 A JP 33866199A JP 2000162771 A JP2000162771 A JP 2000162771A
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Geun Su Lee
根守 李
Min Ho Jung
▲みん▼鎬 鄭
Jae Chang Jung
載昌 鄭
Cheol Kyu Bok
卜▲ちょる▼圭
Ki Ho Baik
基鎬 白
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光敏感性のエポキシ基を含むフォトレジスト
ポリマーを製造可能であり、光酸発生剤を用いないか、
或いは最小限度で含みながらも、極短波長に対し高い感
度で反応する高性能のフォトレジスト組成物に利用可能
な新規のフォトレジスト用単量体を提供する。 【解決手段】 下記式(1)で示されることを特徴と
するフォトレジスト用単量体である。 【化1】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
キル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規のフォトレジス
ト用単量体、フォトレジスト用共重合体、及びこれを利
用したフォトレジスト組成物に関し、より詳しくは、遠
紫外線光源、特にArF光源を用いるリソグラフィー工程
に適したフォトレジスト用単量体、フォトレジスト用重
合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレ
ジストパターンの形成方法、及び、半導体素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、半導体素子の微細パターン形成工
程での高感度を達成するため、化学増幅性のDUV(De
ep Ultra Violet)フォトレジストが脚光を浴びてい
る。その組成は、光酸発生剤(photoacid generater)
と酸に敏感に反応する構造のマトリックス高分子化合物
を配合して製造されるものが主である。
【0003】このようなフォトレジストの作用を説明す
ると、光酸発生剤が光源から紫外線光を受けると酸を発
生させ、このように発生した酸によりマトリックス高分
子化合物の主鎖、又は側鎖が反応して分解されたり架橋
結合しながら高分子化合物の極性が大きく変化し、露光
部位と非露光部位とが、現像液に対して互いに異なる溶
解度を有することになる。
【0004】即ち、ポジティブフォトレジストの場合、
露光部位では酸によりマトリックス高分子化合物の主鎖
又は側鎖が分解され、現像液に溶解して無くなる一方、
非露光部位は本来の高分子化合物構造をそのまま有する
ため現像液に溶解されない。その結果、マスクの像を基
板上にポジ画像として残すことになる。これと逆に、ネ
ガティブフォトレジストの場合、露光部位で酸によりマ
トリックス高分子化合物の主鎖又は側鎖が架橋結合を形
成し、光を受けた部分が現像液に溶解しなくなる。この
ようにしてマスクの像を基板上にネガ画像で残すことが
できるようになる。
【0005】このように、これまで用いられてきた化学
増幅型フォトレジストは、一定量の光酸発生剤を必須要
素として含んでいる。しかし、前記光酸発生剤は、
(1)フォトレジスト組成物の保管安定性問題、ガス発
生問題、酸拡散によるティ−トッピング(T−toppin
g)の誘発、高いポストベーク温度による問題等、いろ
いろな問題点を引き起こす。(2)また、酸拡散を考慮
してフォトレジストパターンのE/L(energy latitut
e)マージンを減縮しなければならないため、半導体素
子の高集積化が制限される。(3)さらに、発生した酸
と大気中に存在するアミン化合物との結合によりフォト
レジスト組成物が汚染され、これによりパターンが変形
したり線幅が変化する現象が生じることもある。
【0006】また、従来のネガティブ型フォトレジスト
組成物は、現像液にキシレン等の有機溶媒を用いるた
め、現像工程時に現像液がフォトレジストの露光部位に
滲み込みフォトレジスト膜が膨張するスウェーリング
(swelling)現像が発生することがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
め、本発明は、光敏感性のエポキシ基を含むフォトレジ
ストポリマーを製造できる新規のフォトレジスト用単量
体を提供することを目的とする。また、本発明は、前記
新規のフォトレジスト用単量体から製造されるフォトレ
ジスト用重合体を提供することを目的とする。さらに、
本発明は前記フォトレジスト用重合体を含み、光酸発生
剤を用いないか、或いは最小限度で含みながらも、極短
波長に対し高い感度で反応する高性能のフォトレジスト
組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明のフォトレジスト用単量体は、下記
式(1)で示される化合物を含むことを特徴としてい
る。
【化13】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のフォトレジスト用単量体において、前記フォトレジ
スト用単量体は、下記式(5)又は式(7)で示される
ことを特徴としている。
【化14】
【化15】
【0010】請求項3記載の発明のフォトレジスト用重
合体は、請求項1記載のフォトレジスト用単量体を利用
して製造された下記式(16)で示される繰返し単位を
含むことを特徴としている。
【化16】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載のフ
ォトレジスト用重合体において、前記フォトレジスト用
重合体は、下記式(8)で示されることを特徴としてい
る。
【化17】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載のフ
ォトレジスト用重合体において、前記式中、a:b:c
の比は、モル%を基準に1−20:50:30−49で
あることを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項3から5の
いずれかに記載のフォトレジスト用重合体において、前
記重合体は、下記式(15)で示されることを特徴とし
ている。
【化18】 前記式で、a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0014】請求項7記載の発明のフォトレジスト用重
合体の製造方法は、(a)下記式(1)で示される化合
物と、下記式(9)で示される化合物と、下記式(1
0)で示される化合物とを重合有機溶媒に溶解する段階
と、(b)前記結果物溶液に重合開始剤を添加して重合
反応させることにより、下記式(11)で示される重合
体を得る段階と、(c)得られた下記式(11)で示さ
れる重合体をエポキシ化反応させることにより、下記式
(8)で示される重合体を得る段階と、を含むことを特
徴としている。
【化19】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【化20】 前記式で、XはCH2、NH又はOである。
【化21】 前記式で、R´はH又は−COOHであり、nは1〜3
中で選択される整数である。
【化22】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示し、例えば、a:
b:c=1−20モル%:50モル%:30−49モル
%である。
【化23】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0015】請求項8記載の発明は、請求項7記載のフ
ォトレジスト用重合体の製造方法において、前記重合有
機溶媒は、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミド
(dimethylformamide)、ジメチルスルホキシド(dimet
hyl sulfoxide)、ジオキサン(dioxane)、メチルエチ
ルケトン、ベンゼン(benzene)、トルエン(toluen
e)、及び、キシレン(xylene)でなる群から選択され
た1又は2以上でなることを特徴としている。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載のフォトレジスト用重合体の製造方法において、前
記重合開始剤は、2,2−アゾビスイソブチロニトリル
(AIBN)、アセチルパーオキサイド、ラウリルパー
オキサイド、及び、t−ブチルパーオキサイドでなる群
から選択された1又は2以上であることを特徴としてい
る。
【0017】請求項10記載の発明のフォトレジスト組
成物は、(a)下記式(16)で示される繰返し単位を
含む重合体と、(b)有機溶媒と、を含むことを特徴と
している。
【化24】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項10記載
のフォトレジスト組成物において、前記有機溶媒は、プ
ロピレングリコール メチル エーテル アセテート、エ
チル−3−エトキシプロピオネート、メチル−3−メト
キシプロピオネート、及び、シクロヘキサノンでなる群
から選択された1又は2以上であることを特徴としてい
る。
【0019】請求項12記載の発明は、請求項10また
は11記載のフォトレジスト組成物において、前記重合
体と前記有機溶媒との混合比率は、前記有機溶媒を基準
として前記重合体が1〜30重量%となる量で用いられ
ることを特徴としている。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項10から
12のいずれかに記載のフォトレジスト組成物におい
て、前記フォトレジスト組成物は、光酸発生剤をさらに
含むことを特徴としている。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項13記載
のフォトレジスト組成物において、前記光酸発生剤は、
ジフェニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ ホスフェート、ジ
フェニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ アルセネート、ジフ
ェニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ アンチモネート、ジフ
ェニルパラメトキシフェニル トリフレート、ジフェニ
ルパラトルエニル トリフレート、ジフェニルパライソ
ブチルフェニル トリフレート、ジフェニルパラ−t−
ブチルフェニル トリフレート、トリフェニルスルホニ
ウム ヘキサフルオロ ホスフェート、トリフェニルスル
ホニウム ヘキサフルオロ アルセネート、トリフェニル
スルホニウム ヘキサフルオロ アンチモネート、トリフ
ェニルスルホニウム トリフレート、及び、ジブチルナ
フチルスルホニウム トリフレートでなる群から選択さ
れた1または2以上であることを特徴としている。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項13また
は14記載のフォトレジスト組成物において、前記光酸
発生剤の含量は、前記重合体の重量を基準として0.0
5〜10重量%であることを特徴としている。
【0023】請求項16記載の発明のフォトレジストパ
ターンの形成方法は、(a)請求項10から15のいず
れかに記載のフォトレジスト組成物を所定の被エッチン
グ層の上部に塗布し、フォトレジスト膜を形成する段階
と、(b)露光装置を利用し、前記フォトレジスト膜を
露光する段階と、(c)前記結果物を現像し、ネガティ
ブパターンを得る段階と、を含むことを特徴としてい
る。
【0024】請求項17記載の発明は、請求項16記載
のフォトレジストパターンの形成方法において、前記露
光装置は、ArF(193nm(ナノメートル))、KrF(2
48nm)、E−beam(電子ビーム)、EUV、及び、イ
オンビームのいずれかを光源に採用するものであること
を特徴としている。
【0025】請求項18記載の発明は、請求項16また
は17記載のフォトレジストパターンの形成方法におい
て、前記(b)段階の前、及び/又は後にベーキング工
程を行う段階をさらに含むことを特徴としている。
【0026】請求項19記載の発明は、請求項18記載
のフォトレジストパターンの形成方法において、前記ベ
ーキング工程は、50〜200℃で行われることを特徴
としている。
【0027】請求項20記載の発明は、請求項16から
19のいずれかに記載のフォトレジストパターンの形成
方法において、前記現像工程は、TMAH(テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド)水溶液を利用して行われ
ることを特徴としている。
【0028】請求項21記載の発明のフォトレジストパ
ターンの形成方法は、(a)請求項10から15のいず
れかに記載のフォトレジスト組成物を所定の被エッチン
グ層上部に塗布し、フォトレジスト膜を形成する段階
と、(b)露光装置を利用し、前記フォトレジスト膜を
露光する段階と、(c)シリレーション工程を行い、非
露光領域にのみシリコン酸化膜を形成する段階と、
(d)前記シリコン酸化膜をエッチングマスクとするエ
ッチング工程を行い、ポジティブパターンを得る段階
と、を含むことを特徴としている。
【0029】請求項22記載の発明は、請求項21記載
のフォトレジストパターンの形成方法において、前記
(c)シリレーション工程は、HMDS(ヘキサメチル
ジシラザン:hexamethyl disilazane)、TMDS(テ
トラメチル ジシラザン:tetramethyl disilazane)及
びDMSDMA(dimethylsilyl dimethylamine)でな
る群から選択された1又は2以上のシリレーション試薬
を利用して行うことを特徴としている。
【0030】請求項23記載の発明は、請求項21また
は22記載のフォトレジストパターンの形成方法におい
て、前記(d)エッチング工程はO2プラズマガスを利
用して行われることを特徴としている。
【0031】請求項24記載の発明の半導体素子は、請
求項10から15のいずれかに記載のフォトレジスト組
成物を利用して製造されたことを特徴としている。
【0032】従って、本発明に係るフォトレジスト組成
物は、光酸発生剤を含んでいないか、又は極少量のみ含
んでいるので、多量の光酸発生剤により引き起こされる
問題点が生じないという利点を有する。特に、露光部の
パターンが架橋結合によって強化されるため、現像工程
時にパターン崩壊現象が生じる可能性が少なく、従っ
て、より高密度のパターンを形成することができる。ま
た、酸拡散の問題がないため、E/Lマージンを十分に
確保することができるので、より信頼性のある素子を製
造することができる。
【0033】一方、従来のネガティブ型フォトレジスト
組成物とは別に、通常のアルカリ性現像液、例えば2.
38wt%のTMAH水溶液に現像可能であるため、有機
性現像液の使用に伴う問題点を解決することができる。
さらに、シリレーションによりポジティブ型フォトレジ
ストにも用いることができるため、望むパターンの特性
に従いフォトレジストの種類を選択することができる利
点がある。そして、本発明に係るフォトレジスト用単量
体、及びこれを含むフォトレジスト用重合体は、短波長
光源、例えばKrF(248nm)、ArF(193nm)、E−
beam、ion−beam、又はEUVの光源を用いた光リソグ
ラフィー工程に特に有用である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例に
ついて説明する。上記目的の達成のため、本発明はフォ
トレジスト用単量体として下記式(1)で示される化合
物を提供する。
【化25】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0035】さらに、本発明では前記式(1)で示され
る化合物を利用して製造された下記式(16)で示され
る繰返し単位を含むフォトレジスト用重合体を提供す
る。
【化26】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0036】ここで、前記フォトレジスト用重合体の好
ましい例としては、例えば下記式(8)で示される共重
合体が挙げられる。
【化27】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0037】さらに、本発明では、前記フォトレジスト
用重合体と、光酸発生剤と通常の有機溶媒とを含むフォ
トレジスト組成物が提供される。
【0038】ここで、露光により容易に架橋結合を形成
するフォトレジスト重合体を製造するのに用いられる単
量体として、下記式(1)で示される化合物を合成し
た。
【化28】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。
【0039】本発明に係る前記新規のフォトレジスト用
単量体は、重合体を形成したあと容易にエポキシ化さ
れ、生成されたエポキシ基によって、露光時に容易に架
橋結合(cross−linking)が形成される。
【0040】ここで、前記式(1)で示される化合物
は、下記式(2)で示されるシクロアルケン化合物と、
下記式(3)で示される化合物とを、ベンゼン溶媒中で
ディールス−アルダー反応させることによって製造でき
る。
【化29】 前記式で、mは1又は2のいずれかの数である。
【化30】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基である。
【0041】また、本発明者等は、本発明に係る前記式
(1)で示される化合物を利用してフォトレジスト用共
重合体を合成した。本発明に係る好ましいフォトレジス
ト用共重合体としては、例えば、下記式(8)で示され
る化合物が挙げられる。
【化31】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0042】さらに、前記式(8)で示される化合物と
しては、式中、a:b:c=1−20モル%:50モル
%:30−49モル%であるものが好ましく、また、前
記式(8)で示される共重合体の分子量は4,000〜
10,000であるのが好ましい。
【0043】前記式(8)で示される共重合体は、第2
単量体として、下記式(9)で示される化合物を含んで
いるが、これは前記式(1)で示される単量体相互間の
結合を容易にする。また、基板とフォトレジスト間の結
合力を高めるため、下記式(10)で示される化合物が
第3単量として用いられている。
【化32】 前記式で、XはCH2、NH又はOである。
【化33】 前記式で、R´はH又は−COOHであり、nは1〜3
中で選択される整数である。
【0044】本発明に係る前記式(8)で示される共重
合体の製造について説明する。先ず、前記式(1)、式
(9)、及び式(10)で示される各単量体を、重合開
始剤の存在下で通常の有機溶媒中で重合反応させ、下記
式(11)で示される重合体を得る。
【化34】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1又
は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択される
整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
a,b,cは各繰返し単位の数を示し、a:b:c=1
−20モル%:50モル%:30−49モル%である。
【0045】このとき、重合溶媒としては、テトラヒド
ロフラン、ジメチルホルムアミド(dimethyl formamid
e)、ジメチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、
ジオキサン(dioxane)、メチルエチルケトン、ベンゼ
ン(benzene)、トルエン(toluene)、又はキシレン
(xylene)等を用いることができ、重合開始剤として
は、2,2−アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)、アセチルパーオキサイド、ラウリルパーオキサイ
ド、t−ブチルパーオキサイド等の一般的なラジカル重
合開始剤を用いることができる。
【0046】次いで、前記式(11)で示される化合物
を有機溶媒に溶解した後、その結果物溶液を3−クロロ
ペルベンゾ酸(3−chloroperbenzoic acid)と反応さ
せ、前記式(11)で示される化合物の、下記式(1
7)で示される部分におけるC=C二重結合をエポキシ
化(epoxylation)することにより、前記式(8)で示
される化合物を得ることができる。
【化35】 前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアルキ
ル基である。
【0047】また、本発明に係るフォトレジスト用重合
体を、通常の有機溶媒と混合してフォトレジスト組成物
を製造することができる。
【0048】ここで、有機溶媒としては、プロピレング
リコール メチル エーテル アセテートの他に、エチル
−3−エトキシプロピオネート、メチル−3−メトキシ
プロピオネート、シクロヘキサノン等を用いることがで
きる。このとき、重合体と有機溶媒の比率は、有機溶媒
を100とした場合、前記フォトレジスト用重合体を1
〜30重量%で用いるのが好ましい。
【0049】また、少量の光増幅型フォトレジストを添
加することもできる。この際、光酸発生剤としては、硫
化塩系、又はオニウム塩系、例えば前記光酸発生剤はジ
フェニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ ホスフェート、ジフ
ェニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ アルセネート、ジフェ
ニルヨウ素塩 ヘキサフルオロ アンチモネート、ジフェ
ニルパラメトキシフェニル トリフレート、ジフェニル
パラトルエニル トリフレート、ジフェニルパライソブ
チルフェニル トリフレート、ジフェニルパラ−t−ブ
チルフェニル トリフレート、トリフェニルスルホニウ
ム ヘキサフルオロ ホスフェート、トリフェニルスルホ
ニウム ヘキサフルオロ アルセネート、トリフェニルス
ルホニウム ヘキサフルオロ アンチモネート、トリフェ
ニルスルホニウム トリフレート、ジブチルナフチル ス
ルホニウム トリフレート中から選択された1又は2以
上を用いることができる。なお、光酸発生剤の含量は、
用いられた重合体の重量を基準として0.05〜10重
量%、より好ましくは0.1〜5重量%の比率で少量添
加するのが好ましい。
【0050】上記の方法により得られたフォトレジスト
組成物を、シリコンウェーハにスピン塗布してフォトレ
ジスト薄膜を製造する。次いで、80〜150℃のオー
ブン又は熱板で1〜5分間ソフトベークし、遠紫外線露
光装置又はエキシマレーザ露光装置を利用して露光す
る。この際、露光源にはArF、KrF、E−beam、EUV、
イオンビーム等を用いることができる。
【0051】さらにその後、前記フォトレジスト薄膜を
100〜200℃でポストベークする。これにより、露
光部位の共重合体は架橋結合により現像液に対する不溶
性を帯びることになる一方、架橋結合が発生しない非露
光部位は現像液に溶解可能であるため、前記結果物を
2.38wt% TMAH水溶液に1分30秒間沈漬して現
像すれば、露光部位は溶解されず、非露光部位のフォト
レジストが溶解され、ネガティブ画像が得られる。
【0052】一方、ポジティブパターンに比べネガティ
ブパターンでは、一般に、現像液に対する露光部位と非
露光部位の溶解度の差が大きいため、パターン崩壊(pa
ttern collapse)現像をより効果的に防止することがで
きる。
【0053】また、前記のフォトレジスト組成物を所定
の基板に塗布した後、シリレーション工程を追加的に行
うことにより、ポジティブ型フォトレジストパターンを
製造することもできる。
【0054】即ち、後述する実施例4で得られるフォト
レジスト組成物を、シリコンウェーハにスピンコーティ
ングした後、50−200℃で30〜200秒間ソフト
ベークする。次いでArFレーザ露光装置で0.1〜40mJ
/(の露光エネルギーを照射した後、プレシリレーショ
ンベーク工程(PSB:pre−silylation baking)を行
う。次いで、HMDS(ヘキサメチルジシラザン:hexa
methyl disilazane)、TMDS(テトラメチルジシラ
ザン:tetramethyl disilazane)又はDMSDMA(di
methylsilyl dimethylamine)等のシリレーション試薬
を利用したシリレーション工程を行って、非露光領域に
シリコン酸化膜(SiOX)を形成し、これをエッチングマ
スクにしてO2プラズマを利用し乾式エッチングするこ
とによって露光領域をエッチングすれば、ポジティブパ
ターンが得られる。
【0055】以下、本発明に係る実施例を開示して具体
的かつ詳細に説明するが、本発明がこれに限られるもの
ではない。
【0056】
【実施例】実施例1:新規のフォトレジスト用単量体の
合成 下記式(4)で示されるシクロペンタジエン 0.1モル
(mole)と、下記式(18)で示される化合物0.1モ
ルとをベンゼン中でディールス−アルダー反応させ、反
応後、ベンゼンを蒸留除去して下記式(5)で示される
化合物を得た。
【化36】
【化37】
【化38】
【0057】実施例2 シクロペンタジエンの代わりに下記式(6)で示される
シクロヘキサジエンを用いることを除いては、実施例1
と同一方法により、下記式(7)で示される化合物を得
た(収率 99%)。
【化39】
【化40】
【0058】実施例3:フォトレジスト用重合体の合成 実施例1で得られた前記式(5)で示される化合物0.
09モルと、下記式(12)で示される化合物0.01
モルと、下記式(13)で示される化合物0.1モルと
を、テトラヒドロフラン(THF)溶媒に溶解した後、
重合開始剤としてのAIBN 0.3gを添加して、60
−70℃で12時間の間反応させた後、THFを蒸留さ
せ、結果物をメタノール200ml(ミリリットル)で洗
浄して、下記式(14)で示される化合物を固体で得
た。このように得られた前記式(14)で示される化合
物を乾燥させた後、THF中で 3−クロロペルベンゾ
酸(3−chloroperbenzoic acid)とともに0−10℃
で2時間反応させた。次いで、THFを蒸留させてから
結果物をエーテルで固体化させた後濾過した。さらに、
得られた固体をメタノールで数回洗浄し、下記式(1
5)で示される共重合体を得た(収率32%)。
【化41】
【化42】
【化43】 前記式で、a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【化44】 前記式で、a,b,cは各繰返し単位の数を示す。
【0059】実施例4:フォトレジスト組成物の製造、
及びこれを利用したネガティブパターン形成 前記実施例3で得られたフォトレジスト共重合体5gを
エチル−3−エトキシプロピオネート25gに溶解した
後、光酸発生剤としてのトリフェニル スルホニウム ト
リフレート、又はジブチル ナフチル スルホニウム ト
リフレート0.02gを投入して攪拌した。次いで、0.
10μm(マイクロメートル)フィルターで前記結果物
溶液を濾過させて、フォトレジスト溶液を得た。得られ
たフォトレジスト溶液をシリコンウェーハ上にスピンコ
ーティングした後、110℃で90秒間ソフトベークし
た。次いで、ArFレーザ露光装置で0.1−40mJ/cm2
の露光エネルギーを照射した後、110℃で90秒間再
びポストベークを行った。ポストベーク終了後、2.3
8wt%のTMAH水溶液で 40秒間現像した結果、
0.14μmのL/Sパターンが得られた。
【0060】
【発明の効果】本発明に係るフォトレジスト組成物は光
酸発生剤を含んでいないか、又は極少量のみ含んでいる
ので、多量の光酸発生剤により引き起こされる問題点が
生じないという利点を有する。特に、露光部のパターン
が架橋結合によって強化されるため、現像工程時にパタ
ーン崩壊現象が生じる可能性が少なく、従って、より高
密度のパターンを形成することができる。また、酸拡散
の問題がないため、E/Lマージンを十分に確保するこ
とができるので、より信頼性のある素子を製造すること
ができる。
【0061】一方、従来のネガティブ型フォトレジスト
組成物とは別に、通常のアルカリ性現像液、例えば2.
38wt%のTMAH水溶液に現像可能であるため、有機
性現像液の使用に伴う問題点を解決することができる。
さらに、シリレーションによりポジティブ型フォトレジ
ストにも用いることができるため、望むパターンの特性
に従いフォトレジストの種類を選択することができる利
点がある。そして、本発明に係るフォトレジスト用単量
体、及びこれを含むフォトレジスト用重合体は、短波長
光源、例えばKrF(248nm)、ArF(193nm)、E−
beam、ion−beam、又はEUVの光源を用いた光リソグ
ラフィー工程に特に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/027 515 G03F 7/027 515 (72)発明者 鄭 載昌 大韓民国京畿道利川市大月面巳洞里 現代 電子社員アパート 107−1304 (72)発明者 卜▲ちょる▼圭 大韓民国京畿道利川市夫鉢邑牙美里 現代 電子社員アパート 104−509 (72)発明者 白 基鎬 大韓民国京畿道利川市倉前洞 現代アパー ト 202−403

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記式(1)で示されることを特徴とする
    フォトレジスト用単量体。 【化1】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。)
  2. 【請求項2】前記フォトレジスト用単量体は、下記式
    (5)又は式(7)で示されることを特徴とする請求項
    1記載のフォトレジスト用単量体。 【化2】 【化3】
  3. 【請求項3】請求項1記載のフォトレジスト用単量体を
    利用して製造された下記式(16)で示される繰返し単
    位を含むことを特徴とするフォトレジスト用重合体。 【化4】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。)
  4. 【請求項4】前記フォトレジスト用重合体は、下記式
    (8)で示されることを特徴とする請求項3記載のフォ
    トレジスト用重合体。 【化5】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1
    又は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択され
    る整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
    a,b,cは各繰返し単位の数を示す。)
  5. 【請求項5】前記式中、a:b:cの比は、モル%を基
    準に1−20:50:30−49であることを特徴とす
    る請求項4記載のフォトレジスト用重合体。
  6. 【請求項6】前記重合体は、下記式(15)で示される
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載のフ
    ォトレジスト用重合体。 【化6】 (前記式で、a,b,cは各繰返し単位の数を示す。)
  7. 【請求項7】(a)下記式(1)で示される化合物と、
    下記式(9)で示される化合物と、下記式(10)で示
    される化合物とを重合有機溶媒に溶解する段階と、
    (b)前記結果物溶液に重合開始剤を添加して重合反応
    させることにより、下記式(11)で示される重合体を
    得る段階と、(c)得られた下記式(11)で示される
    重合体をエポキシ化反応させることにより、下記式
    (8)で示される重合体を得る段階と、を含むことを特
    徴とするフォトレジスト用重合体の製造方法。 【化7】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。) 【化8】 (前記式で、XはCH2、NH又はOである。) 【化9】 (前記式で、R´はH又は−COOHであり、nは1〜
    3中で選択される整数である。) 【化10】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1
    又は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択され
    る整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
    a,b,cは各繰返し単位の数を示す。) 【化11】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、R´はH又は−COOHであり、mは1
    又は2のいずれかの数を示し、nは1〜3中で選択され
    る整数を示し、XはCH2、NH又はOである。また、
    a,b,cは各繰返し単位の数を示す。)
  8. 【請求項8】前記重合有機溶媒は、テトラヒドロフラ
    ン、ジメチルホルムアミド(dimethylformamide)、ジ
    メチルスルホキシド(dimethyl sulfoxide)、ジオキサ
    ン(dioxane)、メチルエチルケトン、ベンゼン(benze
    ne)、トルエン(toluene)、及び、キシレン(xylen
    e)でなる群から選択された1又は2以上でなることを
    特徴とする請求項7記載のフォトレジスト用重合体の製
    造方法。
  9. 【請求項9】前記重合開始剤は、2,2−アゾビスイソ
    ブチロニトリル(AIBN)、アセチルパーオキサイ
    ド、ラウリルパーオキサイド、及び、t−ブチルパーオ
    キサイドでなる群から選択された1又は2以上であるこ
    とを特徴とする請求項7または8記載のフォトレジスト
    用重合体の製造方法。
  10. 【請求項10】(a)下記式(16)で示される繰返し
    単位を含む重合体と、(b)有機溶媒と、を含むことを
    特徴とするフォトレジスト組成物。 【化12】 (前記式で、RはC1−C10(炭素数1〜10)のアル
    キル基であり、mは1又は2のいずれかの数である。)
  11. 【請求項11】前記有機溶媒は、プロピレングリコール
    メチル エーテル アセテート、エチル−3−エトキシ
    プロピオネート、メチル−3−メトキシプロピオネー
    ト、及び、シクロヘキサノンでなる群から選択された1
    又は2以上であることを特徴とする請求項10記載のフ
    ォトレジスト組成物。
  12. 【請求項12】前記重合体と前記有機溶媒との混合比率
    は、前記有機溶媒を基準として前記重合体が1〜30重
    量%となる量で用いられることを特徴とする請求項10
    または11記載のフォトレジスト組成物。
  13. 【請求項13】前記フォトレジスト組成物は、光酸発生
    剤をさらに含むことを特徴とする請求項10から12の
    いずれかに記載のフォトレジスト組成物。
  14. 【請求項14】前記光酸発生剤は、ジフェニルヨウ素塩
    ヘキサフルオロ ホスフェート、ジフェニルヨウ素塩
    ヘキサフルオロ アルセネート、ジフェニルヨウ素塩 ヘ
    キサフルオロ アンチモネート、ジフェニルパラメトキ
    シフェニル トリフレート、ジフェニルパラトルエニル
    トリフレート、ジフェニルパライソブチルフェニル ト
    リフレート、ジフェニルパラ−t−ブチルフェニル ト
    リフレート、トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオ
    ロ ホスフェート、トリフェニルスルホニウム ヘキサフ
    ルオロ アルセネート、トリフェニルスルホニウム ヘキ
    サフルオロ アンチモネート、トリフェニルスルホニウ
    ム トリフレート、及び、ジブチルナフチルスルホニウ
    ム トリフレートでなる群から選択された1または2以
    上であることを特徴とする請求項13記載のフォトレジ
    スト組成物。
  15. 【請求項15】前記光酸発生剤の含量は、前記重合体の
    重量を基準として0.05〜10重量%であることを特
    徴とする請求項13または14記載のフォトレジスト組
    成物。
  16. 【請求項16】(a)請求項10から15のいずれかに
    記載のフォトレジスト組成物を所定の被エッチング層の
    上部に塗布し、フォトレジスト膜を形成する段階と、
    (b)露光装置を利用し、前記フォトレジスト膜を露光
    する段階と、(c)前記結果物を現像し、ネガティブパ
    ターンを得る段階と、を含むことを特徴とするフォトレ
    ジストパターンの形成方法。
  17. 【請求項17】前記露光装置は、ArF(193nm)、KrF
    (248nm)、E−beam、EUV、及び、イオンビーム
    のいずれかを光源に採用するものであることを特徴とす
    る請求項16記載のフォトレジストパターンの形成方
    法。
  18. 【請求項18】前記(b)段階の前、及び/又は後にベ
    ーキング工程を行う段階をさらに含むことを特徴とする
    請求項16または17記載のフォトレジストパターンの
    形成方法。
  19. 【請求項19】前記ベーキング工程は、50〜200℃
    で行われることを特徴とする請求項18記載のフォトレ
    ジストパターンの形成方法。
  20. 【請求項20】前記現像工程は、TMAH(テトラメチ
    ルアンモニウムヒドロキシド)水溶液を利用して行われ
    ることを特徴とする請求項16から19のいずれかに記
    載のフォトレジストパターンの形成方法。
  21. 【請求項21】(a)請求項10から15のいずれかに
    記載のフォトレジスト組成物を所定の被エッチング層上
    部に塗布し、フォトレジスト膜を形成する段階と、
    (b)露光装置を利用し、前記フォトレジスト膜を露光
    する段階と、(c)シリレーション工程を行い、非露光
    領域にのみシリコン酸化膜を形成する段階と、(d)前
    記シリコン酸化膜をエッチングマスクとするエッチング
    工程を行い、ポジティブパターンを得る段階と、を含む
    ことを特徴とするフォトレジストパターンの形成方法。
  22. 【請求項22】前記(c)シリレーション工程は、HM
    DS(ヘキサメチル ジシラザン:hexamethyl disilaza
    ne)、TMDS(テトラメチル ジシラザン:tetrameth
    yl disilazane)及びDMSDMA(dimethylsilyl dim
    ethylamine)でなる群から選択された1又は2以上のシ
    リレーション試薬を利用して行うことを特徴とする請求
    項21記載のフォトレジストパターンの形成方法。
  23. 【請求項23】前記(d)エッチング工程はO2プラズ
    マガスを利用して行われることを特徴とする請求項21
    または22記載のフォトレジストパターンの形成方法。
  24. 【請求項24】請求項10から15のいずれかに記載の
    フォトレジスト組成物を利用して製造されたことを特徴
    とする半導体素子。
JP33866199A 1998-11-27 1999-11-29 フォトレジスト用単量体、フォトレジスト用重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパタ―ンの形成方法、及び、半導体素子。 Pending JP2000162771A (ja)

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