JP2000123460A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JP2000123460A
JP2000123460A JP10299310A JP29931098A JP2000123460A JP 2000123460 A JP2000123460 A JP 2000123460A JP 10299310 A JP10299310 A JP 10299310A JP 29931098 A JP29931098 A JP 29931098A JP 2000123460 A JP2000123460 A JP 2000123460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
power
time
recording
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10299310A
Other languages
English (en)
Inventor
Akishi Mitsube
晃史 三邊
Yukio Nakamura
幸雄 中村
Shoji Ono
昭二 大野
Hikari Kumagai
光 熊谷
Kenji Sano
賢治 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10299310A priority Critical patent/JP2000123460A/ja
Priority to DE69919813T priority patent/DE69919813T2/de
Priority to EP99308293A priority patent/EP1003164B1/en
Priority to US09422352A priority patent/US6680878B1/en
Publication of JP2000123460A publication Critical patent/JP2000123460A/ja
Priority to US10/755,284 priority patent/US7227825B2/en
Priority to US11/755,285 priority patent/US20070230289A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • G11B33/121Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/122Arrangements for providing electrical connections, e.g. connectors, cables, switches
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/023Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing remotely controlled
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/026Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by using processor, e.g. microcomputer
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/34Indicating arrangements 
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/36Monitoring, i.e. supervising the progress of recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/12Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/78Television signal recording using magnetic recording
    • H04N5/782Television signal recording using magnetic recording on tape
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/90Tape-like record carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/63Generation or supply of power specially adapted for television receivers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザの利便性を損なうことなく、記録再生機
の待機時の消費電力を改善する。 【解決手段】ユーザが電源停止を指示する場合はスイッ
チング電源回路3を停止し電池21で必要箇所に電力を
供給すると共に、一定時間あるいは時刻毎にスイッチン
グ電源3を起動して電池21に充電して電池交換作業を
不要化する。また、システムコントローラ7において、
ユーザが真に使用しない時間と使用する可能性がある時
間と使用している時間とを明示的に設定あるいは自動的
に検出して、それぞれの状態において最適な電力信号の
生成と配電を行う。この結果、ユーザが真に使用しない
時間と使用する可能性がある時間帯の2つの待機状態に
おける消費電力と利便性を両立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録再生装置の電源
回路に関わり、特に待機時に要求される利便性を確保し
つつ消費電力を改善する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録再生装置は主に次のブロック
により構成されていた。即ち、交流の商用電源から直流
の安定電源を生成する電源回路ブロックと、記録再生を
行うブロックと、ユーザからの指示を受け付けて各回路
ブロックを制御するシステムコントロールブロックであ
る。
【0003】ここで、比較的に古い装置では、ユーザか
らの装置への通電の指示を行うために、電源回路に機械
的なスイッチあるいは物理的に接点を有するリレー回路
等を挿入しいた。このため、商用電源のコンセントに装
置の電源コードが接続されていても、ユーザが装置への
電源停止指示を行うと装置への通電は実質的に遮断さ
れ、装置は電力を消費していない状態に移行していた。
【0004】しかし、近年の装置では、ユーザから電源
停止の指示がなされた状態にあっても、ユーザからの電
源投入指示をリモートコントローラからの指示信号によ
って受け付けたり、あるいは、上記電源スイッチ回路の
コスト低減のために、電源回路とは別の所に小型のスイ
ッチを配し、そのスイッチの状態を検出して、電源回路
内設けられた電気的スイッチを制御する方法をとってい
る。
【0005】また、記録回路内あるいはその前段に放送
信号の受信回路を有する記録再生装置では、放送信号を
予約録画あるいは録音するためにシステムコントローラ
内あるいはその周辺に時計回路を配し、予約の時刻での
記録の開始と終了を自動的に制御している。
【0006】したがって、近年の記録再生装置では、ユ
ーザから電源停止の指示がなされた状態にあっても、少
なくともシステムコントロールブロックへの通電が必要
であった。このため、商用電源のコンセントに装置の電
源コードを接続した状態では、ユーザから装置に対して
電源停止の指示なされた状態であっても、装置は電力を
消費する状態となっていた(以下、この状態を待機状態
と記載する)。
【0007】ここで、待機状態では最も電力を必要とす
る記録再生ブロックへの通電は不必要となるため軽負荷
となり消費電力は少ないと考えられる。しかしながら、
電源回路は最も負荷が重い場合でも安定に動作するべく
設計されているため、軽負荷時にはその効率が低下し電
源回路自体の消費電力が小さくならないか、あるいは、
場合によっては大きくなってしまう。この結果、待機状
態の装置の消費電力を十分に低下させることが難しかっ
た。
【0008】そこで、この点を改善するため、特願平9
−320142号公報に記載された装置では、商用電源
から直流電源を生成するほかに、電池による電力供給手
段を有する装置が考案された。この装置では、電源回路
ブロック内にスイッチを設け、このスイッチが遮断され
ると同時に、システムコントロールブロックの一部ある
いはその周辺の一部に対して電池からの電力供給がなさ
れる構成とされている。この結果、電源回路による消費
電力が取り除かれるため、待機状態の装置の消費電力が
改善される構成となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、以下の点に関して特には配慮されていな
かった。まず、待機状態の時間が長かった場合に電池が
放電してしまう可能性がある点について特には考慮され
ていなかった。この場合、電池交換作業など、待機状態
でも電源回路に通電している従来装置にはなかった新た
な作業が必要となり、ユーザの利便性が損なわれる可能
性があった。
【0010】また、上記従来の技術では、電源回路を遮
断する手段として、商用電源からの電力信号ラインに遮
断用のスイッチを挿入していた。商用電源は駆動能力お
よび電圧振幅が大きい。このため、電気的あるいは機械
的なスイッチの何れを使用する場合であっても比較的大
型のスイッチを使用する必要であると共に、安全性に関
して十分に注意する必要があるため、コストがかかる点
に関して特には考慮されてはいなかった。
【0011】また、上記従来の技術では、待機状態での
電池からの電力供給先として、時間管理処理やユーザか
らの指示情報の取り込み等を行うためのシステムコント
ロールブロックの一部あるいはその周辺と、時刻表示の
ための回路への通電に関して言及されている。
【0012】しかしながら、待機状態において動作を必
要とする部分は他にもある。例えば、近年のデジタル放
送ではユーザとの契約情報を放送信号に重畳して配信し
ている。この場合、その契約情報に基づいて視聴が許可
されている番組の許可コードを得ることができる。した
がって、装置としてはユーザが視聴を開始する前の待機
状態において予め契約情報を受信する必要がある。ま
た、時刻表示のための回路が例えば液晶回路で構成され
ていたとする。この場合、表示をより認識しやすくする
ためにはバックライト等の光源を必要とする。
【0013】このように、待機状態にあっても駆動して
おきたい機能は記録再生装置に付加される機能と共に増
大する。この場合、全ての待機状態を電池による駆動だ
けでまかなうことは場合によっては不経済となる可能性
がある。
【0014】即ち、上記従来の技術では、待機状態では
完全に電源回路を遮断してしまう構成をとっていた。し
かしながら、待機状態にあっても電池による駆動が有利
な場合と電源回路による駆動が有利とな場合があり、ユ
ーザから電源投入の指示がない場合でも、電池による装
置の駆動から、電源回路による駆動に切り替える手段に
関しては特には考慮されてはいなかった。
【0015】以上、本発明の目的は、ユーザの利便性を
損なうことなく待機状態における電源回路の最適制御手
段あるいは切替手段を具備した記録再生装置を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では以下の手段を講じた。
【0017】まず、待機状態が長い場合の電池の放電に
対しては以下の手段を講じた。即ち、電源回路(商用電
源を供給源とする電源手段)が生成する電力信号を電池
(蓄電手段)へ充電する回路を具備し、ユーザが記録再
生装置を使用している間、つまり、電源回路が動作して
いる間は電池への充電を行う。また、時間計測手段ある
いは時刻計測手段を具備し、一定の時間あるいは時刻毎
に待機状態であっても電源回路を起動し、電池への充電
を行う構成とした。
【0018】また、同課題の別の解決方法として次の手
段を講じた。即ち、電源回路が生成する電力信号を電池
へ充電する回路と、時間あるいは時刻計測手段と、一定
の時間あるいは時刻毎に電池の電圧レベルを検出する手
段を具備して、電圧レベルが所定値以下であれば必要に
応じて電源回路を起動して、電池への充電を行う構成と
した。
【0019】次に、電源回路の遮断を容易に行う手段と
して次の手段を講じた。商用電源から直流電源を生成す
る電源回路は一般的に次の構成をとっている。つまり、
交流の商用電源を整流する回路、整流信号を1次側に接
続し電圧波高を変換した2次側信号を得る変成器(以
下、トランスと記載する)、トランスの2次側に現れる
波高変換後の信号を平滑する回路、である。本発明では
上記電源回路の2次側の特に平滑回路の後段に電気的な
スイッチング手段を配置し、これをシステムコントロー
ル部からの信号で制御する構成とした。
【0020】次に、記録再生装置が待機状態である場合
の電源回路への負荷変化に対応する手段として以下の手
段を講じた。
【0021】まず、第1の方法として、時刻を計測する
手段と時刻情報を記憶する手段とを具備し、ユーザが装
置を使用する可能性が低い時間帯とユーザが使用する可
能性が高い時間帯とを上記記憶手段に設定するか、ある
いは、自動的に設定する手段を具備して、ユーザが使用
する可能性が低い時間帯の待機状態は電源回路を停止し
て電池によりシステムコントロール部とその周辺を駆動
する。一方、ユーザが使用する可能性が高い時間帯の待
機状態では電源回路を起動して電源から必要な回路ブロ
ックを駆動する構成とした。
【0022】また、第2の方法として、一つの電源回路
に重負荷用(第1の電源手段)と軽負荷用(第2の電源
手段)の2通りの動作モードを具備するか、あるいは、
重負荷用と軽負荷用の2通りの電源回路を独立に具備す
る。そして、一つの電源回路に二通りの電源動作モード
を持たせている場合には、待機状態は軽負荷用の動作モ
ードで使用し、動作状態は重負荷用の動作モードで使用
する排他使用を行う。また、二通りの電源を独立に具備
する場合にはシステムコントロール部を初めとする待機
時であっても動作を必要とするブロックに対しては常時
軽負荷用の電源回路を動作させ、重負荷用の電源回路は
動作時のみ使用する構成とする。
【0023】また、第3の方法として、電池と一つ電源
回路に重負荷用と軽負荷用の2通りの動作モードを具備
し、さらに、時刻計測手段と時刻情報を記録する手段と
を具備し、ユーザが装置を使用する可能性が低い時間帯
(第1の時間帯)とユーザが使用する可能性が高い時間
帯(第2の時間帯)とを明示的に上記記憶手段に設定す
るか、あるいは、自動的に設定する手段を具備する。そ
して、待機状態でユーザが使用する可能性が低い時間帯
には電源回路を停止し、電池によってシステムコントロ
ール部とその周辺の駆動する。また、待機状態でユーザ
が使用する可能性が高い時間帯は電源回路を軽負荷動作
モードで駆動し、待機状態であっても動作が必要とされ
る回路ブロックの駆動する。また、ユーザから動作指示
があった場合には電源回路を重負荷用の動作モードで起
動し、動作状態に応じて各回路ブロックへの通電する構
成とした。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1〜2
2を用いて説明する。初めに、図1から6において本実
施例の構成について説明する。
【0025】図1は本発明を適用した映像信号の記録再
生装置の全体を示すブロック図であり、大きく分類する
と電源回路ブロック、システムコントロールブロック、
記録再生ブロック、受信ブロックに分けられる。以下、
ブロック毎にその構成を説明する。
【0026】まず、電源回路ブロックの構成は次の通り
である。即ち、1は商用電源、2は記録再生装置と商用
電源を結線するコンセント、3は商用電源から直流電源
を生成する電源回路、21は電池、22は商用電源3で
生成される電力信号を電池に充電する際に電池の電力が
電源回路3がに影響しないようにするためのダイオー
ド、24は電源回路3が電力信号を生成していれば電源
回路3からの電力信号を選択し電源回路3が電力信号を
生成していなければ電池21からの電力信号を選択する
スイッチ、25はスイッチ24で選択された電力信号を
安定化させるレギュレータ回路、26はシステムコント
ロール部にリセット信号を与えるリセット信号生成回路
である。なお、23は24、25、26を一つにまとめ
た集積回路である。
【0027】次に、システムコントロールブロックの構
成は次の通りである。5、6は発振子、7はシステムコ
ントローラ、8はタイマ割込回路、9は発振子5、6に
よって発生するクロック信号を選択あるいは分周してシ
ステムコントローラ7に与えるタイミングジェネレー
タ、10はアナログ信号をディジタル信号に変換するA
D変換器、11は記憶回路、12はリモートコントロー
ラ(以下、リモコンと記載する)17から発せられる指
示信号を一時的に記憶するリモコン受信レジスタ、13
から16はユーザがシステムコントローラに指示を与え
るスイッチ群、17はリモコン、18はリモコンからの
送信信号を受信し増幅波形整形を行うリモコン受信セン
サ、19は人体の存在を検知する人体センサである。な
お、システムコントローラ7とその周辺は1チップ上に
集積されたマイクロプロセッサ4により構成せれること
が多い。また、20は人体の模式図である。
【0028】また、記録再生ブロック28の構成は次の
通りである。29は記録媒体とその駆動機構、30は記
録媒体の駆動機構を駆動する回路、31は記録信号処理
回路、32は再生信号処理回路、33は外部より直接与
えられる記録信号と受信ブロック36から与えれる受信
信号を切り替えるスイッチ、34は出力端子に対して再
生信号と記録信号を切り替えるスイッチ、35は出力信
号に文字情報を重畳してモニタ40に表示するオン・ス
クリーン・ディスプレイ(以下、OSDと記載する)回
路、である。
【0029】また、受信ブロック36とその周辺の構成
は次の通りである。38は受信回路、39はアンテナ、
37は受信回路およびアンテナへの電力信号の供給/遮
断を切り替えるスイッチである。
【0030】次に、図2、3により電源回路3の具体的
構成例について説明する。まず、図2の構成を説明す
る。なお、図1と同一の符号を付している部分の説明は
割愛する。41は装置に何らかの異常あるいは故障が発
生し過大電流が流れることによって、より重大な故障あ
るいは事故の発生を防止するためのヒューズ、42は商
用電源からの交流電力信号を整流するダイオードブリッ
ジ回路、43は整流信号の波高を変換するトランス、4
4、45はトランス43の2次側巻き線の一つの信号を
平滑するダイオード検波回路、46はトランス43の一
時側巻き線に接続せれている整流信号の導通/非導通を
切り替えるスイッチング素子、48は45、46で平滑
した電源信号を安定化するレギュレータ回路、49はレ
ギュレータ回路47から電力供給を受けてスイッチング
素子46のスイッチング信号を生成する電圧制御発信回
路、47はレギュレータ回路48と電圧制御発振回路4
9を主体とするスイッチング制御を行うドライバ回路、
50、51は2次側巻き線の一つを平滑するダイオード
検波回路、52、53は2次側巻き線の一つを平滑する
ダイオード検波回路、54は50、51の平滑信号を電
気的に絶縁した状態で電圧制御発振回路49に帰還する
ためのフォトカプラ、55、56はフォトカプラ54か
らの信号を平滑するフィルタ回路、57、58は平滑し
て得られた電力信号をシステムコントローラ7からの指
示によって遮断あるいは導通するトランジスタスイッ
チ、59はシステムコントローラ7からの電源導通/遮
断信号をスイッチ57、58に伝送するトランジスタ、
60は安定化回路である。
【0031】次に、図2の電源回路の動作を説明する。
まず商用電源からコンセント2とヒューズ1を介して与
えられた交流の電力信号はダイオードブリッジ回路42
において全波整流される。この全波整流された信号はト
ランス43の1次側巻き線の一つの端子に接続される。
また、1次側巻き線の他方の端子はスイッチング素子4
6が接続されていて、電圧制御発信器49の発生する信
号で導通/非導通が高周波で切り替えられる。
【0032】この結果、トランス43の1次巻き線側に
接続された全波整流信号は、商用電源の交流信号周波数
に比べて遥かに高い周波数成分を有する信号に変換され
ており、比較的小さなトランス43で2次側の電力転送
が可能となる。ただし、ドライバ回路47はスイッチン
グ動作が行われる以前から電力を必要とするため、平滑
回路44、45が接続される2次側巻き線の1次側との
巻き線比はある程度確保されている必要がある。
【0033】このようにして、2次側に転送された電力
信号は50、51あるいは52、53の平滑回路によっ
て直流の電力信号に変換される。ここで、平滑回路5
0、51の電力信号はフォトカプラ54とフィルタ回路
55、56を介して、電圧制御発振回路49に帰還され
る。この結果、負荷の変動によって平滑回路50、51
の出力信号が変動しようとすると、電圧制御発信回路4
9がスイッチング周波数やあるいは導通/非導通のデュ
ーティ比を可変して平滑回路50、51の出力信号を所
望の電圧レベルに安定化させるべく動作する。
【0034】また、図2には記載していないが、生成し
たい直流電圧レベルが複数ある場合には、上記と同様
に、平滑信号の電圧レベルを別途用意したフォトカプラ
で伝送し、その出力信号を上記フィルタ回路55、56
のの前で加算することにより、同時に幾つかの平滑信号
出力を安定化させることができる。しかしながら、それ
らの平滑信号の駆動する負荷の変化が独立で相関性がな
い場合、電圧制御発振回路はどちらの負荷変動に対して
制御すべきかが不明となるため正しく動作できない。
【0035】そこで、相関のあまりない負荷を駆動する
直流電力信号を別系統で生成する場合には、図2の平滑
回路52、53の後段に記載するように安定化回路60
を配置する構成とする。このとき平滑信号の電圧レベル
は安定化後に必要な所望の電圧レベルよりも高くなるべ
く1次側と2次側の巻き線比を選んでおく。これによ
り、この系統あるいは他の系統の直流電源の負荷変動に
よっ平滑電位が変動しても安定化回路がその変化を吸収
するため安定した所望の電圧レベルを得ることができ
る。
【0036】次に、システムコントローラ7からの指令
による、電源回路3の遮断動作について説明する。平滑
回路50、51および52、53の後段にトランジスタ
スイッチ57、58を配し、これをシステムコントロー
ラ7から出力される切替信号でスイッチする。ただし、
システムコントローラ7の出力波高はシステムコントロ
ーラ7に供給される電源電圧信号に制限されているの
で、それよりも高い電圧レベルの直流電力信号をスイッ
チできない。そこで、トランジスタ59を介してトラン
ジスタ57、58をスイッチする。なお、本具体例では
一つの切替信号で全ての直流電力信号(ドライバ回路4
7が必要とする信号を除く)の遮断/導通を制御するた
めトランジスタ59を各直流電力信号のスイッチ用トラ
ンジスタに対して共通に結線しているが、独立の遮断/
導通を行いたい場合には、システムコントローラからの
切替制御信号と共に、トランジスタ59も独立の設置す
る必要がある。なお、トランジスタスイッチ58と60
順番に特に問題ではないが、トランジスタスイッチの通
過によっても直流電力信号の電圧レベルは僅かながらば
らつきを生じるため、本具体例ではレギュレータ回路6
0の前に配置した。
【0037】また、本具体例ではこれまで各回路ブロッ
クへ供給する直流電力信号として2系統の具体例を説明
してきた。しかしながら、所望とする直流電力信号が何
系統必要であるかは装置の機能および仕様によってまち
まちである。したがって、以下の説明においては、平滑
回路52、53とレギュレータ回路60およびそれらに
スイッチングされた電力信号を与える2次側巻き線、ま
た、必要に応じて遮断/導通スイッチが必要系統分準備
されているものとして説明を進める。また、他の電源回
路例の説明についても同様である。
【0038】図2の電源回路例では、各回路ブロックへ
の直流電力信号の遮断と導通を制御するために、2次側
の平滑した直流電力信号ライン上にトランジスタスイッ
チを配置することで実現した。この場合、全ての系統
(ドライバ回路47用の系統を除く)の直流電力信号ラ
イン上にトランジスタスイッチが必要となる。また、電
源を遮断している状態であってもドライバ回路47は常
に動作した状態にある。したがって、コストおよび電源
回路の消費電力の面では完全ではない。
【0039】そこで、図3を使用して第2の電源回路3
の具体例を説明する。まず、図3の電源回路3の構成を
説明する。ただし、図2の電源回路3の構成とその殆ど
が重複するため、異なる構成要素についてのみ説明す
る。61は電池からの直流電力信号の遮断/導通を切り
替えるトランジスタスイッチ、63は平滑回路44、4
5からの直流電力信号を遮断/導通するためのトランジ
スタスイッチ、である。なお、図2に存在した平滑回路
50、51および52、53の後段に配されていたトラ
ンジスタスイッチ57、58は削除されている。
【0040】次に図3の電源回路の動作を説明する。た
だし、図2の電源回路の動作とその殆どの部分が重複す
るため、異なる部分についてのみ説明する。まず、電源
回路3をの動作を停止させるために、平滑回路44、4
5の後段にトランジスタスイッチ63を配し、システム
コントローラ7からの切替制御信号によってその遮断と
通電を切り替える。これによって、ドライバ回路47へ
の電力供給が絶たれるため、電圧制御発振回路49によ
るスイッチング信号の発振は停止する。ここで、電圧制
御発信回路49の発振が停止した結果、スイッチが素子
46が非導通状態となるべく電圧制御発振回路の出力回
路を構成する(図2の電源回路では逆に発振が止まって
いる状態では1次側巻き線が常に導通する状態とする必
要がある。これによって、図2の電源回路では電源コー
ドをコンセントに接続した瞬間から発振が開始され
る)。これにより、トランス43の1次側巻き線は非導
通となるため、2次側へは整流信号は伝送されず、2次
側での直流電力信号の生成もなされないため、各回路ブ
ロックへ電力は供給されない。
【0041】次に、電源回路3の起動動作について説明
する。まず、図1に記載した電池21からの電力信号を
トランジスタスイッチ61を介してドライバ回路47に
接続する。電源回路3を停止させておきたい期間は、シ
ステムコントローラ7からの切替制御信号によってこの
トランジスタスイッチ61を遮断しておく。そして、電
源回路3を起動する必要があるときにシステムコントロ
ーラ7からの指示によって、このトランジスタスイッチ
61を導通させる。この結果、ドライバ回路47に電力
が供給されるため、電圧制御発振回路49が発振を開始
する。これにより、トランス43の1次巻き線側に整流
信号のスイッチング信号が導通されるため、各回路ブロ
ックへ電力を供給する2次側巻き線にも電力が供給され
る。したがって、平滑回路44、45にも直流電力信号
が発生した状態になる。そこで、トランジスタスイッチ
61を非導通とすると共に、トランジスタ63を導通と
することによって電源回路の起動が完了する。
【0042】なお、本具体例では電池21からドライバ
回路47への電力供給を行う構成としたが、レギュレー
タ回路48の後段で電池21からの電力を供給しても構
わない。また。トランジスタスイッチ61、63をシス
テムコントローラ7の出力信号でスイッチするために
は、図2に記載したトランジスタ59にように波高を変
換するトランジスタが必要となる可能性がある。しか
し、図3では説明を簡単にするために記載していない。
【0043】以上、図3のように電源回路を構成するこ
とにより、電源回路3を停止起動するためトランジスタ
スイッチの数を低減できると共に、ドライバ回路47の
電力消費の抑えられるためコストおよび消費電力低減の
効果がある。
【0044】次に、記録再生ブロックの具体的構成例を
図3および4により説明する。まず、図3は記録媒体と
して磁気テープを利用したヘリカル走査型のビデオテー
プレコーダ(以下、VTRと記載する)の構成例であ
る。
【0045】初めに、その構成を説明する。まず、記録
媒体およびその駆動機構系の構成は次の通りである。即
ち、64は磁気テープ、65は磁気ヘッド66、67を
その円筒周面に配したヘッドドラム、68はヘッドドラ
ム65を回転させるドラムモータ、69はピンチローラ
70と共に磁気テープ64を挟み込んで走行させるキャ
プスタンシャフト、71はキャプスタンシャフト69を
回転させるキャプスタンモータ、である。
【0046】次に、記録、再生信号処理系は次のように
構成されている。72は入力される記録映像信号を磁気
テープ64に記録する上で必要な変調処理を行う記録信
号処理回路、73は変調された記録信号を増幅する記録
アンプ、74は記録変調信号と再生変調信号を切り替え
るスイッチ、75は2つある磁気ヘッド66、67を選
択するスイッチ、77は再生アンプ76で増幅された再
生変調信号を復調する再生信号処理回路、である。
【0047】次に、記録媒体駆動機構の駆動回路系の構
成を説明する。78は記録映像信号から同期信号を分離
する同期分離回路、79は記録映像信号と基準信号を同
期させるスイッチ、81は記録トラックの位相を現す信
号(以下、CTL信号と記載する)を生成する回路、8
2は磁気ヘッドの切替信号(以下、HSW信号と記載す
る)を生成する回路、83はドラムモータの回転速度と
位相を制御する回路、84はモータドライバアンプ、8
5は基準信号と再生CTL信号を切り替えるスイッチ、
86はキャプスタンモータの速度と位相を制御する回
路、87はモータドライバアンプ、88はCTL信号用
の記録アンプ、89は記録CTL信号と再生CTL信号
を切り替えるスイッチ、90はCTL信号をテープに記
録あるいはテープから再生するCTLヘッド、である。
以上が、VTRの記録再生ブロックの構成である。
【0048】次に、VTRの記録再生ブロックの動作を
説明する。まず、記録再生の信号処理動作について説明
する。記録映像信号は記録信号処理回路72において、
磁気テープ64に記録再生するための変調処理を施され
る。例えば、アナログ記録のVTRであれば輝度信号に
は周波数変調を施し搬送色信号は低域周波数に変換され
る。また、ディジタル記録のVTRであれば入力される
ディジタル信号のビットストリームをパケット化した
後、位相直交変調(phase shift keyi
ng)等を施す。このようにして生成された記録変調信
号は記録アンプで適正な記録振幅に増幅された後、スイ
ッチ74、75を経て磁気ヘッド66、67に供給され
て磁気テープ64上に記録される。
【0049】一方、再生時は磁気ヘッド66、67が再
生する再生変調信号をスイッチ75、74を介して再生
アンプ76に伝送する。再生アンプ76で再生変調信号
を適正なレベルまで増幅した後、再生信号処理回路77
において、上記した記録時の変調方式に対応する復調処
理がなされて再生信号が再現される。
【0050】次に、記録媒体の駆動回路の動作について
説明する。ヘリカル走査型のビデオテープレコーダはテ
ープ上に傾斜したトラックを記録する。この場合、例え
ば、アナログ記録のVTRの場合、記録映像信号の垂直
同期信号がテープ高さ方向の所定の高さに記録されてい
ることが規格で定めれれている。そのため、記録信号と
ドラムモータ回転位相とが同期している必要がある。そ
のため、同期分離回路78において記録映像信号からそ
の垂直同期信号を分離する。また、ディジタル記録のV
TRの場合も記録ビットビットストリームをパケット化
して傾斜トラックに記録する。この場合も、一つのパケ
ットが1つのトラック内に規格で決められた位相で書き
込まれている必要があるために、記録ビットストリーム
からパケットの同期信号を生成する必要がある(不図
示)。何れにしても、記録信号に同期した信号を記録信
号から抽出し、スイッチ79を介して基準信号生成回路
80に供給する。
【0051】次に、ドラムモータ68の回転制御の動作
について説明する。まず、ドラムモータには回転速度に
比例した周波数の信号(以下、DFG信号と記載する)
を発生するセンサ(不図示)が取り付けられている。そ
して、ドラムモータ制御回路83はDFG信号の周波数
あるいは周期をシステムコントローラ7により指示され
る所定の周波数あるいは周期と比較して速度制御信号を
生成する。また、ドラムモータには回転位相を検出(以
下、ドラムモータの回転位相検出信号をDPG信号と記
載する)するセンサ(不図示)が取り付けられいる。H
SW信号生成回路82はこのDPG信号あるいはDPG
信号によって特定されるDFG信号の位相から、磁気テ
ープ64に対する磁気ヘッド66,67の切り替えのタ
イミング信号(HSW信号)を生成する。そして、ドラ
ムモータ制御回路83はそのHSW信号と基準信号生成
回路80の生成する基準信号との位相差をシステムコン
トローラ7から指示される所定の位相差と比較して位相
制御信号を生成する。ドラムモータ制御回路83は上記
の速度制御信号と位相制御信号を加算したモータ制御信
号をモータドライバアンプ84に供給する。これによ
り、ドラムモータの回転速度と位相の制御が実現され
る。
【0052】なお、再生時のドラムモータ制御は次の通
りである。アナログ記録の場合、再生される映像信号に
同期信号が含まれているために、特に、外部から与えら
れる信号に同期する必要がない。そのため、システムコ
ントローラ7からの指示によりスイッチ79は解放さ
れ、基準信号生成回路80が生成する内部基準信号に同
期して回転する。一方、ディジタル信号記録の場合、再
生信号処理回路77が再生されるパケットの位相を把握
する必要があるため、再生信号処理回路から、何らかの
同期信号を発生(不図示)して基準信号生成回路80に
供給(不図示)する。
【0053】次に、キャプスタンモータ71の回転制御
の動作について説明する。キャプスタンモータ71には
回転速度に比例した周波数の信号(以下、CFG信号と
記載する)を発生するセンサ(不図示)が取り付けられ
ている。キャプスタンモータ制御回路86はCFG信号
の周波数あるいは周期をシステムコントローラ7により
指示される所定の周波数あるいは周期と比較して速度制
御信号を生成する。
【0054】また、記録時にはキャプスタンモータ制御
回路80は基準信号生成回路80が生成する基準信号と
CFG信号の分周信号の位相差をシステムコントローラ
7から与えられる所定位相差と比較して位相制御信号を
生成する。キャプスタンモータ制御回路86は上記の速
度制御信号と位相制御信号を加算したモータ制御信号を
モータドライバアンプ87に供給する。これにより、キ
ャプスタンモータ71の記録時の速度と位相が制御され
る。
【0055】ここで、記録時の基準信号は記録CTL回
生成回路81、記録CTLアンプ88、スイッチ89を
介してCTLヘッド90によってテープ上のリニアトラ
ックに記録される。キャプスタンモータ制御回路86は
再生時にはこのCTL信号をリニアトラックから読み出
してHSW信号との位相差を規格で決められた位相差に
制御する。これにより、記録した時点と再生した時点で
環境の変化等によってテープが伸縮しても、ドラムモー
タの回転とトラック進み量の間には一定の関係が築かれ
る。以上が、ビデオテープレコーダの記録再生ブロック
の具体例の構成と動作である。
【0056】次に、図4により、もう一つの記録再生ブ
ロックの具体例を説明する。図4は記録媒体として光デ
ィスクを利用した装置であり、まず、その機構系の構成
について説明する。92は光ディスク、93は光ディス
ク93を回転させるスピンドルモータ、100はディス
ク面に記録光あるいは再生光を合焦させるレンズ、10
1はディスク面の振れなどに対して合焦位置制御するフ
ォーカスアクチュエータ、103はディスク中心の偏心
などによるトラック位置変動に追従させるためのトラッ
キングアクチュエータ、103はレンズ100を支持す
るとともにシャフト107の回転とともにシャフト10
7上を移動してディスクのアクセス位置を変化させるス
レッド、106はスレッドを移動させるスレッドモータ
である。
【0057】次に、機構の駆動回路系にの構成について
説明する。94はスピンドルモータ93の回転速度を制
御する回路、104はスレッドモータの回転角を制御す
るスレッドモータの制御回路、95,105はそれぞれ
モータドライバアンプ、108はフォーカスアクチュエ
ータ101の位置制御を行う制御回路、110はトラッ
キングアクチュエータ102の位置制御を行う制御回
路、109,111はそれぞれアクチュエータドライバ
アンプである。
【0058】また、信号処理系の構成は通りである。9
6は入力されるディジタルのビットストリームに変調を
施す記録信号処理回路、97は記録アンプ、98は再生
アンプ、99は再生された被変調信号を復調するととも
にディジタルのビットストリームをアナログ信号にデコ
ードする再生信号処理回路、である。なお、再生信号処
理回路99は、スレッドを移動させた場合、信号の存在
するトラック時と信号の存在しないオフトラック時の再
生信号レベルの差からトラックジャンプ信号を生成する
ほか、復調されたビットストリームに同期したデータク
ロック信号の再現などの処理も行う。
【0059】次に、光ディスクの記録再生の動作につい
て説明する。まず、ディスクを回転させるスピンドルモ
ータ93には回転速度に比例した数のパルス数(エンコ
ーダパルス)を発生するセンサが設けられている。スピ
ンドルモータ制御回路94は、記録時は、このエンコー
ダパルスの数とシステムコントローラ7によって指定さ
れる所定のパルス数とを比較してモータの速度を制御す
る。一方、再生時にはこのエンコーダパルスによる制御
の他に、再生信号処理回路99で得られる再生信号のビ
ットストリームに同期したデータクロック信号の周波数
が一定の周期となるべく制御する。
【0060】また、スレッドモータ制御回路104はシ
ステムコントローラ7からアクセス位置の変更要求があ
ると、スレッドモータ106を起動し、再生信号処理回
路99送られるトラックジャンプパルスを数えて所望の
位置に移動した段階でスレッドモータ106の回転を停
止させる。
【0061】また、トラッキングアクチュエータ制御回
路110は記録光あるいは再生光のディスク面からの反
射光を複数のセンサ(不図示)で検出し、トラック方向
に対して中心よりで検出される反射光と遠心よりで検出
される反射光の検出時間差からトラッキング位置が中心
よりであか、あるいは、遠心よりであるかを検出してア
クチュエータを制御する。フォーカスアクチュエータ制
御回路108は反射光に対して幾つかの変形したレンズ
(不図示)を重ね合わせ、これを、複数のセンサ(不図
示)で検出する。この結果、合焦が不完全である場合に
はセンサの出力信号間にばらつきが生じその差分かを制
御値としてアクチュエータを制御する。
【0062】以上、2つの記録再生ブロックの具体例を
説明してきた。上記の例の他に、記録再生ブロックの具
体例としては、記録媒体に半導体メモリを用いることも
できる。ただし、半導体メモリの場合は、記録再生位置
へのアクセスがアドレスと称する電気信号によってなさ
れるために記録媒体を駆動する機構系は特に存在しな
い。
【0063】以上、本発明の第1の実施例の構成とそれ
に用いられる電源回路および記録再生ブロックの具体例
の構成並びに動作を説明してきた。ここで、再び図1に
戻り本実施例の動作を図6から22を併用して説明す
る。
【0064】まず、図1において本実施例の記録再生装
置の各回路ブロックへの電力信号の供給動作について説
明する。まず、電源回路3において商用電源から必要系
統数の直流電力信号が生成される。この直流電力信号の
中で、マイクロプロセッサ4が必要とする直流電力信号
が生成されると、スイッチ24はその直流電力信号自身
によってスイッチされ選択される。逆に、システムコン
トローラ7からの指示によって、商用電源3が停止し直
流電力信号を生成しなくなると、スイッチ24は電池2
1が生成する直流電力信号を選択する。これにより、電
池21に必要な電力が蓄えられている限りにおいては、
スイッチ24の出力には電源回路3が電力信号を生成し
ているか否かに関わらず直流電力信号が得られる。この
ようにして得られた直流電力信号は、表示回路27およ
び必要に応じて電源回路(図3の電源回路)に供給され
る。また、これらの電圧よりも低い電圧を必要とする回
路系ために、スイッチ24の後段にレギュレータ回路2
5を配して電圧レベルを安定に降下させる。そして、シ
ステムコントローラ7とその周辺を含むマイクロプロセ
ッサ4と、リモコン受信18および人体検出19のため
のセンサ系のブロックおよび、表示回路27に供給す
る。
【0065】以上により、上記の各回路は、システムコ
ントローラ7からの指示によって電源回路3が停止して
いても動作できる状況にある。また、電源回路3が動作
している場合には電源回路3が生成する直流電力信号が
ダイオード22を介して、電池21に充電される。した
がって、装置を適当な時間間隔で動作させる限り電池2
1の電力は放電しない。
【0066】しかしながら、待機時間が長くなると電池
21の電力は何れ放電する。この場合、システムコント
ローラ7の制御状態や時刻等を記憶している記憶回路1
1の揮発記録領域の記憶値も失われてしまうため、単に
電力の供給が再開されても正しく機能できない可能性が
ある。これに対処するために、リセット回路26はレギ
ュレータ回路25の出力に直流信号が出力されるとマイ
クロプロセッサ4のリセットパルスを生成し、システム
コントローラ7の状態を初期化する動作を行う。
【0067】図6はこのリセット回路6の具体的例とそ
の動作波形を示している。電源回路3あるいは電池21
の何れかの直流電力信号の供給が停止するだけではスイ
ッチ24の出力に変化はない(2つの直流電力信号のレ
ベル段差が現れる程度である)。しかし、両方の電源の
出力信号が同時に遮断されると微分回路112、113
の出力には大きな信号変化が現れる。そこで、この微分
信号を適当な閾値の基で波形整形することによりリセッ
ト信号を得ることができる。したがって、電源回路3お
よび電池21の電力信号の両方が遮断(あるいは放電)
された後、再び何れかの電源供給が再開されるとリセッ
トパルスが発せられる。
【0068】マイクロプロセッサ7はリセット信号を受
け付けると、記憶回路11の揮発領域に所定位置に記憶
されていプログラムを実行する。図7はそのプログラム
の例を示すPAD(Program Algorith
m Diagram)図である。リセットプログラムで
は、まず、プロセッサの初期化を行う。初期化の内容と
して、例えば、一般のマイクロプロセッサは端子回路が
入力と出力の何れでも使えるように設計されており、そ
の機能を選択必要がある。あるいは、記憶回路11の揮
発記憶領域の値を所定の値に設定する処理などを行う。
次に、マイクロプロセッサ4内の各割込処理回路に対す
る割込の許可を行う。例えば、1sタイマ割込回路は3
2.768kHzの発振子5によって発振する信号を3
2768分周(2の15乗であるため最も簡単な2進カ
ウンタで構成できる)することで1秒間隔の割り込み処
理要求(分周比率を変えることにより自由に選択でき
る。ここでは仮に1秒とした。以下も同じ)をシステム
コントローラ7に対して行う。また、リモートコントロ
ーラ17の送信信号によって受信レジスタ12にユーザ
からの操作指示データが蓄えられると、受信レジスタ1
2はシステムコントローラ7に対して受信データの解読
とそれに対する動作モードの変更処理の割込処理を要求
する。また、スイッチ13から16のようにマイクロプ
ロセッサ4の端子に接続されている信号によっても割込
処理が可能である。例えば、スイッチ13が電源回路の
停止開始を切り替える端子とすると、端子に印加されて
いる信号のレベルの変化によってシステムコントローラ
7に対して割り込み処理を要求できる。このほか、一般
にマイクロプロセッサの割込処理機能は上記の他に多種
多様な機能があるが、本実施例とは必ずしも関係しな
い。
【0069】再びリセットプログラムの説明に戻る。割
込処理の許可が終了すると、次に、装置全体の各回路ブ
ロックに対して初期化を行う。この場合、全ての設定情
報に対してマイクロプロセッサ4の端子を一つずつ割り
当てていると、設定すべき機能が増加する度に端子の数
も増加していく。そこで、設定情報をシリアルのビット
ストリームデータにして各回路ブロックに送信すること
が多い。
【0070】以上のようにして、マイクロプロセッサそ
して装置全体の初期化を終了するとリセットプログラム
の初期化プログラムとしての処理は終了し、システムコ
ントローラとしてのメイン処理に移行する。メイン処理
中は上記割込処理を何時でも受け付ける状態にあり、割
込処理要求がなければメイン処理を繰り返し実行し、割
込処理要求があればメイン処理を一時中断して割込処理
を行い、割込処理が終了すると中断していたメイン処理
を再開する構成となっている。
【0071】メイン処理の主な内容としては、各割込処
理から電源オフの要求があれば電源オフの処理を行い、
また、リモコンや端子(スイッチ14、15、16)よ
り装置の動作モード(記録、再生、停止)変更要求があ
れば、そのための制御信号および各回路へのシリアルデ
ータ送信を行い、あるいは、OSD回路35を利用して
装置に対するユーザの諸情報の設定要求があればメニュ
ー処理を行う。このほか、リモコンから受信チャンネル
の変更要求等、装置に付加される機能に応じた多種多様
の処理がメイン処理で行われる可能性があるが、本実施
例とは必ずしも関係がないので特に記載しない。
【0072】次に、先の説明でユーザが装置を動作させ
る間隔が長かった場合、電池21が放電する可能性があ
ることを述べた。本実施例ではユーザの使用間隔に依存
せずに、電池21が放電しないようにするために次の方
法をとっている。図8から10そのためのシステムコン
トローラ7での第1の動作例であり、以下、これについ
て説明する。
【0073】図8は図7のメイン処理における電源オフ
処理を更に詳細に示したPAD図である。説明を簡単に
するためにユーザから電源停止の要求があったと仮定す
る。これにより、メイン処理から電源オフ処理がコール
され図8の処理に移行する。電源オフ処理では、初め
に、記憶回路11の揮発記憶領域に用意した電源オフ時
間タイマデータの値をクリアする(0を設定する)。そ
して、図2や図3で説明した電源停止処理を行う。そし
て、これまで特に説明していなかったが、マイクロプロ
セッサ4は、発振子6の発振する信号(ここでは仮に1
0MHzとする。以下も同じ。)をタイミングジェネレ
ータが選択して、システムコントローラ7の動作クロッ
クとしていた。動作クロックとはシステムコントローラ
7が記憶回路11の不揮発領域に組み込まれたプログラ
ムを解読して実行する際の最小単位の時間を示してい
る。したがって、動作クロックが大きければプログラム
の実行スピードも大きくなる。ただし、その際の消費電
力もまた大きくなる。そこで、マイクロプロセッサには
一般的に動作クロックを切り替える機能を有しているも
のも多い。本実施例のマイクロプロセッサ4はそのよう
な機能を有しており、発振子5の32.678kHzの
クロックに切り替え低消費電力の動作モードに移行す
る。そして更に、マイクロプロセッサ4はプログラムの
実行を一時停止する休眠モードに移行する。
【0074】休眠モードは、上記の1Sタイマ割込、あ
るいは、電源オン端子割込、あるいはリモコン受信レジ
スタ割込の何れかの処理要求が発生すると解除される。
それらの要求の中に、電源オン要求があれば、システム
クロックを32kHzから10MHzに移行し、電源回
路3の起動処理の他、各回路ブロックにシリアルデータ
を送信する等、一部、リセット処理と重複するような電
源投入処理を行って、図7のメイン処理に復帰する。一
方、各割込処理要求に電源オンの要求がなければ再び休
眠モードに移行する。以上が、電源オフ処理と、電源オ
フ状態からオン状態に復帰するまでのシステムコントロ
ーラ7の処理である。
【0075】次に、図9は1sタイマ割込処理の具体例
を示したPAD図であり、以下これについて説明する。
1sタイマ割込処理は、電源回路3が停止状態にあれ
ば、電源オフ処理の初めにクリアした電源オフ時間タイ
マデータを1秒カウントアップする。そして、この電源
オフ時間タイマデータが所定の時間を過ぎている場合に
は、電源オンを要求する設定をすると共に、この電源オ
ンがタイマ割込のタイムアップによって発生したもので
あることを示すためのフラグデータを記憶回路11の揮
発記憶領域に設定する。更に、記憶回路11の揮発記憶
領域に用意した電源オン時間タイマデータを0にクリア
して割込処理を終了する。
【0076】一方、電源回路3が動作している状態であ
れば、それが電源オフ中のタイマ割込処理によるタイム
アップによって電源オンされた状態であるかを判別す
る。もし、そうであれば、今度は電源オン時間タイマデ
ータを1秒カウントアップし、その時間が所定時間を超
えていれば電源オフ要求を設定して割り込み処理を終了
する。
【0077】次に、図10は端子からの電源オン割込処
理の具体例を示したPAD図であり、以下これについて
説明する。なお、リモコン受信レジスタから割り込み要
求があった場合も同様の処理となるため、以下の説明を
含め、電源オン端子からの割込処理の説明で代表する。
また、端子から(あるいはリモコンから)の電源オフの
割込要求処理は、電源オンの処理と比較して、制御の方
向性が逆であったり、情報データフラグの設定条件の論
理が逆であるだけである。そのため、以下のすべてにお
いて、端子(あるいはリモコン)からの説明は電源オン
の処理の説明で代表し、必要な部分のみ補足の説明を加
える。
【0078】端子から(あるいはリモコン)の電源オン
要求による割り込み処理では、次のような処理を行う。
つまり、電源回路3が動作状態にある場合、その電源回
路3の起動が電源オフ中の1秒タイマ割込処理でのタイ
ムアップによってなされたものであるかを判別する。も
し、そうであれば、タイムアップによって電源が起動さ
れたことを示すフラッグデータをクリアする。もし、そ
うでなければ、現在の電源回路3の動作は既にユーザか
らの指示によってなされた電源動作であるから、特に何
もせず割込処理を終了する。一方、電源回路3が動作し
ていない場合は、単に、電源オンの要求を設定して割込
処理を終了する。
【0079】以上、図8から10のそれぞれの処理が連
係して動作すると、全体としては次のような動作とな
る。つまり、ユーザからの指示によって電源回路3で停
止した後、一定時間が経過すると、システムコントロー
ラ7は自動的に電源回路3を一定時間動作させる。した
がって、その期間に電池21に充電がなされるため、電
池が放電することはなくなる。
【0080】次に、電池21が放電しないようにするた
めの第2の動作例を図11から13で説明する。まず、
図11は電源オフ処理のPAD図であり、その動作の殆
どは図8と同じである。図8と異なるところは電源オフ
時間タイマデータのクリア処理を削除した点である。
【0081】次に、図12は1sタイマ割り込み処理の
PAD図であり、以下その動作を説明する。まず、電源
回路3が停止状態にある場合、システムコントローラ7
は電池21の電圧レベルAD変換回路10を介して取り
込む。特に図示していないが電池の電圧レベルがマイク
ロプロセッサ4の電源電圧よりも高い場合には、抵抗器
等を使って適当に分圧する等の細工をすればよい。そし
て次に、電池21の過去の平均電圧データと現在の電圧
データとの平均とる。このようにして、得られた電池2
1の平均電圧レベルが所定の電圧レベルよりも低い場
合、電源オンの要求を設定すると共に、この電源オンが
電池の減電圧検出によりなされたものであることを示す
フラグデータを記憶回路11の揮発領域に設定する。そ
して、電源オン時間タイマデータをクリアし割込処理を
終了する。
【0082】一方、電源回路3が動作していた場合、こ
の電源回路3の動作が電池の減電圧検出によってなされ
たものであるかを判別する。もし、そうであれば、電源
オン時間タイマデータを1秒カウントアップし、その時
間が所定時間を過ぎていれば電源オフの要求をセットし
て割り込み処理を終了する。
【0083】次に、図13は電源オン端子からの割込処
理のPAD図である。電源回路3が動作状態にある場
合、その電源回路3の起動が電池21の減電圧検出によ
ってなされたものであるかを判別する。もし、そうであ
れば、減電圧検出によって電源が起動されたことを示す
フラッグデータをクリアする。もし、そうでなければ、
現在の電源回路3の動作は既にユーザからの指示によっ
てなされた電源動作であるから、特に何もせず割込処理
を終了する。一方、電源回路3が動作していない場合
は、単に、電源オンの要求を設定して割込処理を終了す
る。
【0084】以上、図11から13のそれぞれの処理が
連係して動作すると、全体としては次のような動作とな
る。つまり、ユーザからの指示によって電源回路3で停
止した後、システムコントローラ7は電池21の電圧レ
ベルを監視し、もし、電池の電圧レベルが所定のレベル
よりも低下していれば、自動的に電源回路3を一定時間
動作させる。したがって、その期間に電池21に充電が
なされるため、電池が放電することはなくなる。このよ
うにすることにより、第1の電池への自動的な充電方法
よりも電源回路3を起動する回数が少なくなるため、大
きな省電力効果が得られる。なお、第2の電池21への
自動的な充電方法において、電池21に一定時間充電す
る方法をとったが、減電圧を検出する方法と同様に、充
電が完了した満電圧を検出することによって充電を終了
させても良い。
【0085】これまで、電池21の放電を防ぐ方法とし
て、ユーザが電源回路3を停止している待機状態におい
て、システムコントローラ7が自動的に電源回路3を起
動する方法について説明してきた。しかし、待機状態に
システムコントローラ7が自動的に電源回路3を通電す
ることによって、ユーザの利便性を損なうことなく、真
にユーザが装置を使用しない場合には電源回路3を停止
して大きな省電力効果を得ることができる。以下のその
具体例を図1と共に図7、図11および図14から図2
1を併用して説明する。
【0086】まず、図7の説明で装置の各種状態を設定
するために、メニュー処理が準備されていることを述べ
た。メニュー処理はリモコンあるいは装置上のスイッチ
(不図示)によって要求され、システムコントローラ7
のメイン処理内で呼び出される。図1上ではシステムコ
ントローラ7から記録再生ブロックのOSD回路35に
対して、出力の映像信号に重畳すべき文字情報がシリア
ルデータ信号データとして送信される。これにより、ユ
ーザは出力端子につながれたモニタ上でメニューを視聴
する。そして、メニューの選択肢がある場合には、リモ
コンを利用して選択を行う。
【0087】図14はそのリモコンの具体例である。ま
ず、その構成を説明する。115は送信回路、116は
電源のオン/オフの切替を指示する釦、117は再生を
要求する釦、118はテープであれば巻き戻し再生ある
いは巻き戻しを要求し、ディスクであれば戻り方向のチ
ャプタのジャンプを要求する釦、119はテープであれ
ば早送り再生あるいは早送りを要求し、ディスクであれ
ば進み方向のチャプタのジャンプを要求する釦、120
は停止を要求する釦、121は記録を要求する釦、12
2はスローモーション再生を要求する釦、123は静止
画再生あるいは記録一時停止を要求する釦、124はメ
ニュー表示を要求する釦、125は記録信号として入力
端子より与えられる外部信号の選択を要求する釦、12
6、127は受信回路のチャンネル切替を要求する釦、
である。それぞれの釦の背面にはスイッチ(不図示)が
設けられていて、それぞれの釦が押される度にその要求
に対応するコード信号が送信回路115から装置上のリ
モコン受信センサ18に送信される。
【0088】ここで、釦124によりメニュー要求がシ
ステムコントローラ7に送られると、システムコントロ
ーラ7はそれ以降メニュー処理が終了するまでの間は、
117〜120までの4つの釦の送信コードが送られて
きた場合には、メニュー画面上の選択肢を移動するカー
ソル移動の要求(117、118、119、120の順
で上、左、右、下)がなされたと判断する。
【0089】次に、図15によりメニュー画面の具体例
を説明する。まず、メニュー処理が実行されていない状
態で、リモコンのメニューボタンが押されると、各種設
定の内容の一覧がモニタ上に表示される。ここで、予約
録画時間の設定と受信チャンネルの設定は本発明の内容
とは特に関係がないので、そのサブメニューに関する説
明は省略する。
【0090】まず、3の時刻設定の番号にカーソルがあ
るある状態(上および下釦で移動。以下も同じ)でメニ
ュー釦を押すと、時刻設定のサブ画面が現れる。ここ
で、現在の日付および時刻を設定する。数値の設定は一
桁ずつ行い、上または下ボタンを押すとそれぞれの数値
がアップまたはダウンする。また、設定は初め日付の年
覧から始まり、左、右釦を押す毎にそれぞれの方向に桁
を移動する。メニュー釦を押すと設定された時刻を記憶
回路11の揮発記憶領域に記憶してサブメニューを終了
する。なお、数字の設定方法は以下も同様である。ま
た、システムコントローラ7は日付が記憶されるとゼラ
ーの公式などを使って自動的に曜日を計算し、合わせて
記録回路11に記憶する。
【0091】次に、4のサブパワーオンモードの番号に
カーソルがある状態でメニューボタンを押すと、サブパ
ワーオンモードのサブメニューが表示される。サブパワ
ーオンモードとは、上記図8から10あるいは図11か
ら13で説明したように、ユーザが電源回路3を停止さ
せて装置を待機状態にしている状態にあって、システム
コントローラ7が自動的に電源回路3を動作させている
状態に対して付けた仮称である。ただし、図8から10
あるいは図11から13の場合と異なる点は、ユーザが
電源回路3を停止させた後の一定時間後、あるいは、電
池21の減電圧を検出した時点等によって電源回路3を
動作させるのではなく、所定の時間帯に電源回路3を動
作させる点にある。
【0092】サブパワーオンモードのサブメニューでは
次の選択項目がある。まず初めに、サブパワーオンモー
ド機能自体を有効にするかの選択である。ここで、無効
を選択すると、システムコントローラ7はユーザが装置
の電源停止を指示しても電源回路3を停止させる指示を
行わない。第2の選択肢はサブパワーオンモードによる
電源回路3の動作開始停止の時刻を自動的に設定する
か、あるいは、手動で設定するかを選択する。また、第
3の選択肢は第2の選択肢で時刻設定を自動設定に選択
した場合その検出手段を選択する。検出手段としてはユ
ーザが装置の動作を開始あるいは停止する時刻を記憶し
て、ユーザが使用する可能性がある時間帯を自動的に設
定する方法と、図1に示した人体検出センサ19により
人体の在室する時間帯を検出して、ユーザが使用する可
能性がある時間帯を自動的に設定する方法である。以
上、サブパワーオンモードのサブメニューに必要な設定
を行いメニュー釦を押すと、システムコントローラ7は
その設定内容を記憶回路11の揮発記憶領域に記憶させ
てサブメニューを終了させる。
【0093】次に、サブパワーオン機能の番号にカーソ
ルがある状態でメニュー釦を押すと、サブパワーオン状
態における各種機能の選択肢のサブメニューが現れる。
第1の選択肢は図1の表示回路27における時計表示機
能をサブパワーオン状態において有効とするか無効とす
るかを切り替える選択肢である。第2の選択肢は同じ表
示回路27のバックライトをサブパワーオンモードにお
いて動作時よりも電力を抑えつつ点灯するか、あるい
は、それとも消灯してしまうかの選択肢である。
【0094】ここで、これらの機能は回路上は図21の
ようにして実現される。図21は図1の表示回路27の
表示回路を開示したブロック図であり、その構成は次の
通りである。128、129は表示回路に与えられる2
系統の直流電力信号をそれぞれ遮断/通電する電気回路
によるスイッチ、130はシステムコントローラ7から
送られる表示データによって液晶表示パネル133の表
示を行うLCDドライバ、131、132はバックライ
ト、134はバックライトに流す電流を切り替えるスイ
ッチ、である。
【0095】まず、サブパワーオン機能としてパネルの
時計表示を無効とすると、サブパワーオンモードではシ
ステムコントローラ7はLCDドライバ130への電力
供給をスイッチ129により遮断する。また、サブパワ
ーオン機能としてバックライト光の消灯を選択すると、
サブパワーオンモードではシステムコントローラ7はバ
ックライト用の直流電力信号をスイッチ128により遮
断する。また、パワーセーブ状態でバックライトを点灯
する選択肢を選択した場合、スイッチ128は通電され
るが、スイッチ134が遮断されバックライトに流れる
電流が制限される。なお、動作時はスイッチ134が導
通され、バックライトの光量が増加する。
【0096】再び、図15でのサブパワーオン機能のサ
ブメニューの説明に戻る。第3の選択肢は図1における
アンテナに対し、サブパワーオンモードにおいて、直流
電力信号を供給するかしないかの選択肢である。衛生放
送を受信するパラボラアンテナは集電マイク(不図示)
が取り付けられていて、このマイクへの直流電力信号を
供給する必要がある(電力はアンテナからの受信信号の
ラインを利用して受信信号とは逆向きの通電される)。
したがって、図1に示すように、モニタが放送信号を受
信する回路を有していて、1つのアンテナを記録再生装
置とモニタとで共用する場合、何れかの装置がアンテナ
に対して直流電力信号を供給する必要がある。しかし、
2つの装置が同時に直流電力信号を供給するとそれぞれ
の電源回路が影響を受けて故障する可能性がある。そこ
で、1つのアンテナに対しては何れか一つの装置だけが
アンテナに直流電力信号を供給構成をとっている。した
がって、たとえば、記録再生装置からアンテナに対して
直流電力信号を供給した場合、モニタ側ではアンテナか
ら信号のを視聴する場合であっても、記録再生装置の電
源回路が動作している必要がある。しかし、そのために
記録再生装置の電源回路を常に動作させておこことは不
経済である。そこで、上記したサブパワーオンモードの
時だけアンテナに直流電力信号を供給することにより、
ユーザの利便性を損なうことなく、省電力化を実現でき
る。
【0097】再び、図15でのサブパワーオン機能のサ
ブメニューの説明に戻る。第4の選択肢は図1における
受信回路38に対し、サブパワーオンモードにおいて直
流電力信号を供給するかしないかの選択肢である。近年
のディジタル放送では視聴者との契約情報を放送信号と
共に配信する方法をとっている。この情報には、視聴者
が購入したチャンネルあるいは番組の視聴許可コードが
含まれている。したがって、視聴者は番組の視聴に先立
ってこの許可コードを受信しておく必要がある。そのた
め、この許可コードを受信するために受信回路に常に通
電しておく必要があるが、ユーザが視聴しない時間帯も
通電することとなり不経済である。そこで、上記サブパ
ワーオンモードにおいて、視聴者が放送を視聴するか可
能性がある時間帯だけ受信回路への通電を許可すること
により、ユーザの利便性を損なうことなく省電力化が図
られる。
【0098】以上、サブパワーオン機能のサブメニュー
に必要な設定を行いメニュー釦を押すと、システムコン
トローラ7はその設定内容を記憶回路11の揮発記憶領
域に記憶させてサブメニューを終了させる。次に、サブ
パワーオン時刻の番号にカーソルがある状態でメニュー
釦を押すと、サブパワーオン時刻の設定サブメニューが
表示される。このメニューはサブパワーオンモードのサ
ブメニューの時刻設定の選択肢が手動に設定されている
場合にのみ設定の変更が可能である。まず、設定は1週
間の各曜日を平日と休日に分類することから始められ
る。設定1の分類は平日で、設定2の分類は休日であ
る。この設定の変更は1または2の各曜日の覧に左、右
釦によってカーソルを合わせ、そこで、上、下釦を押す
ことによって分類される。そして、日曜日の覧を選択し
ている状態で更に右釦を押すと、時間の設定領域に移動
する、時間の設定領域は平日の午前中の時刻設定から始
まり、左、右釦によって、桁を移動する。なお、時刻の
設定には平日、休日ともに少なくとも2つの時間帯(主
として早朝から午前中のための設定と、午後から深夜の
設定である。)が設定できる構成となっている。また、
時刻の脇に表示されている。ON,OFFがそれぞれサ
ブパワーオンモードが開始される時刻と終了する時刻を
意味している。
【0099】以上、サブパワーオン時刻の必要な設定が
終わった段階でメニュー釦を押すと、システムコントロ
ーラ7はその設定を記憶回路11の揮発記憶領域に記憶
してサブメニューを終了する。以上、サブパワーオンモ
ードの動作とその設定方法について説明してきた。
【0100】次に、システムコントローラ7がその設定
された機能によって電源回路3と電池21をどのように
制御するかについて説明する。まず、システムコントロ
ーラ7のリセットスタートおよびメイン処理は図7によ
る動作と同じである。また、電源オフ、休眠、電源オン
の処理は図11による動作と同じである。異なるのは、
1sタイマ割込処理と電源オン端子による割込処理(あ
るいはリモコンによる電源オン要求の割込処理)であ
る。以下、この2つの割込処理の動作例を図16から2
0を使用して説明する。
【0101】サブパワーオンモードの開始停止の時刻が
手動で設定されている場合、1sタイマ割込処理、電源
オン端子からの割込処理は、それぞれ、図16、図17
の処理となる。まず、1sタイマ割込処理では、記録回
路11の所定位置に記憶している現在時刻を1秒カウン
トアップする。次に、必要に応じて、分、時、日(含む
曜日)、年の繰り上げ処理を行う。そして、電源回路3
が停止している場合、記憶回路11の所定位置に記憶さ
れているサブパワーオンの開始時刻と現在時刻とが一致
していれば、サブパワーオン機能による電源回路3の起
動であることを意味するフラグデータを記録回路11の
揮発領域に設定すると共に、電源回路3の起動を要求す
る設定を行う。
【0102】一方、電源回路3が動作していた場合、ま
ず、その電源回路3の動作がサブパワーオン機能によっ
てなされたものか、あるいは、ユーザの動作指示によっ
てなされたものであるかを判別する。そして、電源回路
3の動作がサブパワーオン機能によってなされたもので
あった場合、記憶回路11の所定位置に記憶されている
サブパワーオン機能の停止し時刻と現在時を比較し、一
致していれば電源オフの要求を設定し割込処理を終了す
る。
【0103】次に、電源オン端子からの割込処理(ある
いは、リモコンからの電源オン要求の割込処理)では、
まず、既に電源回路3が動作している否かを判別する。
そして、電源回路3が動作している場合、この動作がサ
ブパワーオン機能によってなされたものであれば、その
旨を示す記憶回路11に記憶されているデータフラグを
クリアする。一方、電源回路3が動作していなければ単
に電源回路3の起動要求を設定して割込処理を終了す
る。以上が、サブパワーオン機能の開始終了時刻が既に
設定されている場合の1sタイマ割込処理と電源オン端
子による割込処理ので動作例である。
【0104】次に、電源オン端子からの割込処理(ある
いは、リモコンからの電源オン要求の割込処理)によっ
て、電源オンまたは電源オフする時刻からサブパワーオ
ン機能の開始停止時刻を推定する場合の動作例について
説明する。この場合、1sタイマ割込処理は図16と同
じ処理でよく、電源オン端子からの割込処理(あるい
は、リモコンからの電源オン要求の割込処理)が図18
のように変わる。
【0105】まず、電源回路3が既に動作状態である場
合、この動作がサブパワーオン機能によるものであれ
ば、その旨を示す記憶回路11に記憶されているデータ
フラグをクリアする。ここまでは、サブパワーオン機能
の開始停止時刻が手動で設定されている場合と同じであ
る。
【0106】一方、電源回路3が停止状態にある場合
は、電源オン要求の設定をした後、1sタイマ割込処理
によって適宜更新されている現在時刻(すなわち、ユー
ザから電源オンの要求があった時刻)を記憶回路11の
所定位置から読み出す。そして、次の図19に示す電源
オン時刻の学習処理を行い、その結果得られる時刻をサ
ブパワーオン機能の開始時刻として、記憶回路11の揮
発領域の所定位置に記憶する。
【0107】サブパワーオン開始時刻の学習処理は、た
とえば、次のようにして行われる。まず、電源オンの要
求があった時刻が午前中であった場合、現在の時刻(秒
あるいは分等の統一された時間単位で表現された数値情
報となっているものと仮定する)にある係数k(0<k
<1)を乗じ、前回までの午前中の平均の電源オン時刻
(同様に単位の統一された数値データで記憶回路11の
所定位置に記憶されている)に(1−k)を乗じたもの
とを加算して、新たな平均電源オン時刻として記憶回路
11の所定の揮発領域に保存する。このようにすること
により、ユーザの平均的電源オン時刻が把握できる。し
たがって、たとえば、この時刻の2時間前位からがユー
ザの使用する可能性が高い時間帯であると推定される
(逆に電源オフの時刻からサブパワーオフ機能の電源オ
フ時刻を推定する場合は、平均の電源オフ時刻からたと
えば2時間後位までをユーザが使用する可能性が高い時
間帯とする)ため、その時刻データをサブパワー機能の
開始時刻として記憶回路11の所定の揮発領域に記憶す
ればよい。なお、午後の電源オン時間の学習およびサブ
パワーオン機能開始時刻の設定も同様にして行われる。
また、リセットスタートの直後等、前回までの電源オン
の平均時刻が算出されていない状況に対応するため、リ
セットスタート処理内でデフォルトの平均電源オン時刻
を設定しておけばよい。以上が、ユーザが電源/オフを
指示した時刻からユーザの使用する可能性が高い時間帯
を推定して自動的にサブパワーオン機能の開始停止時刻
を設定する場合の動作例である。
【0108】次に、人体センサによってユーザが使用す
る可能性が高い時間帯を推定する方法について説明す
る。人体センサによる時刻推定の処理は基本的に1sタ
イマ割込処理内で行う。したがって、端子(あるいはリ
モコン)からの電源オン要求の割込処理は図17と同じ
でよい。以下、図20によって1sタイマ割込処理の動
作例を説明する。ただし、その前半部分は図16におい
て説明した内容と同一であるため、図16の動作に対し
て追加された後半部分の動作についてのみ説明する。
【0109】まず、人体センサが所定回数(ここではX
回と記載する)連続して人体の検出がなされたか否かを
判別する。これによって、センサに対するノイズ等によ
って発生するチャタリングによる誤動作を防止する。そ
して、人体が所定回数以上連続して検出された場合は、
その検出時刻を記憶回路11の所定位置に記憶する。そ
して、既に人体を検出している状態にあれば、何もせず
終了する。逆に、これまで人体を検出していない状態で
あれば、人体検出状態に入ったことを意味するデータフ
ラグを記憶回路11の所定位置に記憶し、先に計測した
人体検出時刻をもってサブパワーオン時刻学習処理を呼
び出す。サブパワーオン時刻学習処理は先の図19の説
明と同様の処理で実現でき、図19の電源オン時刻を人
体検出時刻と置き換えて処理すればよい。
【0110】次に、人体センサが人体を検出しなくなっ
た場合、既に人体検出状態でなければ何もせず終了す
る。一方、人体検出状態にあった場合、人体を検出しな
くなってから所定時間(ここではY時間と記載する)経
過していた場合、最後に人体を検出した時刻が記憶回路
11の所定位置に残っているはずであるから、この時刻
データを読み出してサブパワーオン時刻学習処理を呼び
出し、サブパワーオン機能の停止時刻が設定する。そし
て、人体検出状態が終了したことを示すため、人体検出
状態に入ったことを示すデータフラグをクリアする。こ
れにより、人体検出センサを利用した場合のサブパワー
オン時刻の自動的な設定動作が行われる。
【0111】以上の動作により、記録再生装置が待機状
態にある場合で、ユーザが使用する可能性が低い場合と
高い場合とを自動的に判別できる。これにより、その判
別結果に基づいて、ユーザが使用する可能性が低い場合
は、待機時として必要最小限の回路のみを電池21によ
って動作させ省電力効果を高めると共に、ユーザが使用
する可能性が高い時間帯は電源回路3を動作させてユー
ザの利便性を損なわないようにすることができる。
【0112】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。これまでの説明では、装置の待機状態でのユーザ
の利便性と省電力効果とを両立させるために、電源回路
3と電池21を使い分ける方法について説明してきた。
ここで、電源回路3を動作させたままで待機状態を継続
した場合、省電力効果が不十分となる原因の一つとし
て、電源回路自体の効率が低下することにあると述べ
た。そこで、電源回路3において、軽負荷用の直流電力
信号生成するモードと重負荷用の直流電力信号を生成す
るモードとを持たせることにより、待機状態におけるユ
ーザの利便性を損なうことなく省電力効果を高めること
ができる。以下、その記録再生装置と電源回路の構成と
動作を図22,23を使用して説明する。
【0113】まず、図22は記録再生装置全体の構成を
示すブロック図である。その構成は、図1の構成と殆ど
同じである。異なる点としては、電池とそれに関わる直
流電力信号の切り替え回路系が削減されている点と、記
録再生ブロックへ供給する直流電力信号群のラインに電
気的なスイッチ群135が挿入(これまでの説明でも必
要があればこのようなスイッチが挿入されることは図2
の説明において述べた)されて点である。
【0114】一方、図23は図22における電源回路3
の具体的な構成例である。その構成は図2の構成と殆ど
同じである。異なる点としては、トランス43の1次側
をスイッチングするスイッチング素子を2つ設け(4
6,136)、1次側のコイルに複数のタップを設けて
そのそれぞれに接続する。そして、そのスイッチング素
子の何れを電圧制御発信回路49でスイッチングさせる
かをシステムコントローラ7で切り替える構成としてい
る点(場合によっては電圧制御発信回路49自体も2系
統準備し、その何れを動作させるかをシステムコントロ
ーラで切り替える構成でもよい)である。
【0115】ここで、スイッチング素子46に対してス
イッチング素子136の1次側巻き線を大きくする。こ
の場合、スイッチング素子136を使用した場合の2次
側の電圧波高はスイッチング素子46を使用した場合よ
りも低くなる。
【0116】このことは次のことを意味する。スイッチ
ング素子46を利用して軽負荷の回路群を動作させよう
とした場合、1次側巻き線を導通させる時間を短く、非
道通時間を長く取ることによって実現される。しかし、
駆動する回路の負荷が重負荷の場合と軽負荷の場合で極
端に異なっていて(たとえば10倍以上)、かつ、重負
荷の場合に確実に動作させることを前提とした場合、軽
負荷時の動作は次のようになる。すなわち、トランスが
1次側から2次側へ連続的な電流変化を持って正常に電
力を転送する範囲を下回り、1次側から2次側への不連
続な電流変化によって電力転送がなされる状態となる。
これによって、2次側のトランスには1次的に電流が流
れない状態が存在し、これによって、平滑回路は軽負荷
時であっても所望の電圧レベルの直流電力信号を得るこ
とができるようになる。
【0117】しかし、この場合トランスの1次側になが
された電流のうち、2次側へ転送されなかった分は単に
1次側コイルの抵抗成分に対して電流を流したことにな
り、それらはすべて無駄に消費される。この状態が、い
わゆる、電源回路の効率が落ちている状態である。そこ
で、先に記載したように、1次側巻き線を多くしたスイ
ッチング素子136側をスイッチングさせる。その結
果、2次側への変成比率が高いため、スイッチング素子
の導通/非導通期間の割合を極端に変えることなく(す
なわち、連続的な電流変化によって)2次側へ電力を転
送できる。
【0118】このように考えると、常にスイッチング素
子136側を使用すれば常に効率の良い電力転送が行え
るように考えられるが、1次側巻き線の量を増やしてい
るため、その抵抗成分が大きくなっており、重負荷を駆
動する場合は不利となる。そこで、重負荷を駆動する場
合はスイッチング素子46側を使用し、軽負荷を使用す
る場合はスイッチグ素子136側を使用することによ
り、重負荷時と軽負荷時でそれぞれもっとも効率の良い
直流電力信号の生成が行われることになる。
【0119】以上のように、2つの動作モードを有する
電源回路3を適用した図22の記録再生装置は次のよう
に動作する。ユーザから端子あるいはリモコンによって
装置を待機状態へ移行する指示がなされると、システム
コントローラ7は電源回路3を軽負荷用の動作モードに
移行させると共に、記録再生ブロック28へ供給してい
る直流電力信号のライン群をスイッチ135群により遮
断する。一方、ユーザから端子あるいはリモコンによっ
て装置を動作状態へ移行する指示がなされると、システ
ムコントローラ7は電源回路3を重負荷用の動作モード
に切り替え、更に、必要に応じて記録再生ブロック28
への直流電力信号の供給をスイッチ135群を介して開
始する。これにより、待機状態にあっても電源回路3の
効率は下がらないため、待機時の省電力効果を飛躍的に
高めることができる。
【0120】なお、待機状態での液晶表示回路、受信回
路、アンテナにおける省電力手段は、第1の実施例で説
明した方法と同様に、待機状態においてユーザが使用す
る可能性が低い時間帯でかあるいは高い時間帯であるか
を明示的あるいは自動的に設定して、それぞれの時間帯
に応じて各回路への通電/遮断あるいは電力を抑制する
ことにより実現可能である。
【0121】最後に、スイッチング動作による電源回路
の効率は、上記の通りその負荷に応じたトランスを用意
することにより大幅に改善される。しかしながら、トラ
ンスの巻き線には必ず抵抗成分が存在したり、あるいは
トランスの磁気回路で発生する渦電流損等によって電源
回路の効率は100%にはならない。
【0122】そこで、図3の電源回路を図23の電源回
路のごとくスイッチング素子を2つ持つ構成に変更した
電源回路を図1の記録再生装置に適応する。そして、こ
の構成により次の動作が行う。すなわち、装置が待機状
態にありかつユーザが使用する可能性が低い時間帯は電
池21により装置の必要部分への電力供給を行う。そし
て、待機状態にありかつユーザが使用する可能性が高い
時間帯には電源回路3を軽負荷用の動作モードで動作さ
せて必要回路への電力供給を行う。更に、装置が動作状
態にある場合は電源回路3を重負荷用の動作モードで動
作させて各回路への電力供給を行う。この構成および動
作によれば、ユーザの利便性を損なうことなく、待機状
態の電力をより効率的に削減できる効果がある。
【0123】
【発明の効果】以上、本発明によれば以下の効果を得る
ことができる。
【0124】ユーザが装置の電源停止を指示している待
機状態では電力信号の生成手段がスイッチング電源回路
から電池に切り替わる。このため、軽負荷に対する非効
率のスイッチング電源回路を停止できるため待機時の消
費電力を改善できる。一方、一定時間あるいは一定時刻
毎にスイッチング電源が自動的に起動され電池への充電
が行われる。このため、電池の充放電能力が失われない
限りユーザは電池を交換する必要はなく従来機とほぼ同
様の利便性が確保される効果がある。
【0125】また、本発明によれば、ユーザが使用する
時間帯あるいはユーザの在不在を明示的に設定あるいは
自動的に検出して、ユーザが真に使用しない時間とユー
ザが使用する可能性がある時間帯とを区別できる。これ
により、ユーザが真に使用しない時間帯には装置を殆ど
電力の消費しない状態に移行させる。また、ユーザが使
用する可能性がある時間帯には電力消費を最小限に留め
つつ、電力を必要とするアンテナへの通電や、契約情報
を受信するための受信回路への通電や、時刻表示等ユー
ザが装置の電源停止を指示していても利用する可能性が
ある機能への通電を行う。この結果、ユーザが真に使用
していない時間、ユーザが使用する可能性がある時間、
ユーザが使用している時間のそれぞれに対し最適な電力
信号生成を行うことができるため、ユーザに対する利便
性を損なうことがなく効率的な消費電力の低減を実現で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例の全体構成を説明
するためのブロック図である。
【図2】第1の実施例における電源回路ブロックの第1
の具体例を説明するための回路図である。
【図3】第1の実施例における電源回路ブロックの第2
の具体例を説明するための回路図である。
【図4】第1および第2の実施例における記録再生ブロ
ックの第1の具体例を説明するためのブロック図であ
る。
【図5】第1および第2の実施例における記録再生ブロ
ックの第2の具体例を説明するためのブロック図であ
る。
【図6】第1の実施例におけるシステムコントロールブ
ロックのリセット信号発生回路とその動作波形の具体例
を説明するための回路図と波形図である。
【図7】第1の実施例におけるシステムコントロールブ
ロックの処理全体の概要を説明するためのPAD図であ
る。
【図8】第1の実施例のシステムコントロールブロック
において、電源オン/オフ処理に関わる第1の具体例を
説明するためのPAD図である。
【図9】第1の実施例のシステムコントロールブロック
において、第1の電源オン/オフ処理の具体例に対する
タイマ処理の具体例を説明するためのPAD図である。
【図10】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、第1の電源オン/オフ処理の具体例に対す
る端子割込処理の具体例を説明するためのPAD図であ
る。
【図11】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、電源オン/オフ処理に関わる第2乃至第5
の具体例を説明するためのPAD図である。
【図12】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、第2の電源オン/オフ処理の具体例に対す
るタイマ処理の具体例を説明するためのPAD図であ
る。
【図13】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、第2の電源オン/オフ処理の具体例に対す
る端子割込処理の具体例を説明するためのPAD図であ
る。
【図14】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、第3乃至第5の電源オン/オフ処理の具体
例に必要なリモートコントローラの外観の具体例を説明
するための模式図である。
【図15】第1の実施例のシステムコントロールブロッ
クにおいて、第3乃至第5の電源オン/オフ処理に関わ
るメニュー画面の構成例を説明するための模式図であ
る。
【図16】第1の実施例のシステムコントローラブロッ
クにおいて、第3および第4の電源オン/オフ処理の具
体例に対するタイマ処理の具体例を説明するためのPA
D図である。
【図17】第1の実施例のシステムコントローラブロッ
クにおいて、第3の電源オン/オフ処理の具体例に対す
る端子割込処理の具体例を説明するためのPAD図であ
る。
【図18】第1の実施例のシステムコントローラブロッ
クにおいて、第4および第5の電源オン/オフ処理の具
体例に対する端子割込処理の具体例を説明するためのP
AD図である。
【図19】第1の実施例のシステムコントローラブロッ
クにおいて、第4および第5の電源オン/オフ処理おけ
る電源オン/オフ時刻の学習処理の具体例を説明するた
めのPAD図である。
【図20】第1の実施例のシステムコントローラブロッ
クにおいて、第5の電源オン/オフ処理の具体例に対す
るタイマ処理の具体例を説明するためのPAD図であ
る。
【図21】本発明の第1および第2の実施例における表
示回路の具体例を説明するためのブロック図である。
【図22】本発明における第2の実施例の全体構成を説
明するためのブロック図である。
【図23】本発明の第2の実施例における電源回路の具
体例を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
1…商用電源 3…電源回路 4…マイクロプロセッサ 5、6…発振子 7…システムコントローラ 8…タイマ割込回路 10…AD変換回路 11…記憶回路 13…電源オン/オフスイッチ 17…リモートコントローラ 18…リモートコントローラ受光回路 19…人体検出センサ回路 21…電池 23…電源切替回路 27…状態表示回路 28…記録再生ブロック 29…記録媒体および機構ブロック 30…記録媒体駆動回路 31…記録信号処理回路 32…再生信号処理回路 35…OSD回路 38…受信回路 39…アンテナ 40…モニタ 42…整流回路 43…電源トランス 46、136…スイッチング回路 49…発振回路 64…磁気テープ 66、67…磁気ヘッド 68…ドラムモータ 71…キャプスタンモータ 92…光ディスク 93…ディスクスピンドルモータ 100…レンズ 101…フォーカスアクチュエータコイル 102…トラッキングアクチュエータコイル 104…スレッドモータ 116…リモートコントローラ 131、132…バックライト 133…液晶表示回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 幸雄 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所映像情報メディア事業部内 (72)発明者 大野 昭二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 熊谷 光 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所AV事業部内 (72)発明者 佐野 賢治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源から必要な電力信号を生成する第
    1の電源手段と、該第1の電源手段の電力信号生成の開
    始/停止を切り替える手段と、蓄電手段から必要な電力
    信号を生成する第2の電源手段と、記録信号処理手段
    と、再生信号処理手段と、記録媒体の駆動手段と、使用
    者からの操作指示を受け付ける手段と、該指示に応答し
    て装置の動作状態の切替を制御する手段と、装置の動作
    状態を表示する手段とを具備した記録再生装置におい
    て、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には、上記第1
    の電源手段の電力信号生成を停止し、上記第2の電源手
    段により、上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指
    示受け付け手段と上記動作状態表示手段のうち少なくと
    も前者2つの手段に通電すると共に、 上記第2の電源手段で通電される時間計測手段と、上記
    蓄電手段に充電する手段とを具備し、 上記時間計測手段が一定時間を計測する毎に上記第1の
    電源手段の電力信号生成を開始させて、上記充電手段に
    より上記蓄電手段に充電することを特徴とする記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】商用電源から必要な電力信号を生成する第
    1の電源手段と、該第1の電源手段の電力信号生成の開
    始/停止を切り替える手段と、蓄電手段から必要な電力
    信号を生成する第2の電源手段と、記録信号処理手段
    と、再生信号処理手段と、記録媒体の駆動手段と、使用
    者からの操作指示を受け付ける手段と、該指示に応答し
    て装置の動作状態の切替を制御する手段と、装置の動作
    状態を表示する手段とを具備した記録再生装置におい
    て、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には、上記第1
    の電源手段の電力信号生成を停止し、上記第2の電源手
    段により、上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指
    示受け付け手段と上記動作状態表示手段のうち少なくと
    も前者2つの手段に通電すると共に、 上記第2の電源手段で通電される時間計測手段と、上記
    蓄電手段の出力電圧レベルを検出する手段と、上記蓄電
    手段に充電する手段とを具備し、 上記時間計測手段が一定時間を計測する毎に上記検出手
    段により上記蓄電手段の出力電圧レベルを検出し、その
    検出値が所定値以下であれば、必要に応じて上記第1の
    電源手段の電力信号生成を開始させて、上記充電手段に
    より上記蓄電手段に充電することを特徴とする記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】商用電源から必要な電力信号を生成する第
    1の電源手段と、該第1の電源手段の電力信号生成の開
    始/停止を切り替える手段と、蓄電手段から必要な電力
    信号を生成する第2の電源手段と、記録信号処理手段
    と、再生信号処理手段と、記録媒体の駆動手段と、使用
    者からの操作指示を受け付ける手段と、該指示に応答し
    て装置の動作状態の切替を制御する手段と、装置の動作
    状態を表示する手段とを具備した記録再生装置におい
    て、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には、上記第1
    の電源手段の電力信号生成を停止し、上記第2の電源手
    段により、上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指
    示受け付け手段と上記動作状態表示手段のうち少なくと
    も前者2つの手段に通電すると共に、 上記第2の電源手段により通電される、時刻計測手段と
    所定の時刻を記憶する手段とを具備し、 該記憶時刻に上記第1の電源手段による電力信号生成の
    開始/停止を切り替えることを特徴とする記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の記録再生装置において、上
    記時刻記憶手段の記憶時刻を使用者が設定する手段を具
    備したことを特徴とする記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の記録再生装置において、使
    用者の装置への電源投入および遮断の指示の時刻を上記
    時刻計測手段で計測し、該計測時刻から使用者の使用時
    間帯を算出し、該時間帯を上記時刻記憶手段に記憶させ
    る学習手段を具備することを特徴とする記録再生装置。
  6. 【請求項6】商用電源から必要な電力信号を生成する第
    1の電源手段と、該第1の電源手段の電力信号生成の開
    始/停止を切り替える手段と、蓄電手段から必要な電力
    信号を生成する第2の電源手段と、記録信号処理手段
    と、再生信号処理手段と、記録媒体の駆動手段と、使用
    者からの操作指示を受け付ける手段と、該指示に応答し
    て装置の動作状態の切替を制御する手段と、装置の動作
    状態を表示する手段とを具備した記録再生装置におい
    て、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には、上記第1
    の電源手段の電力信号生成を停止し、上記第2の電源手
    段により、上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指
    示受け付け手段と上記動作状態表示手段のうち少なくと
    も前者2つの手段に通電すると共に、 上記第2の電源手段により通電される人体存在検知手段
    を具備し、使用者が装置の電源遮断を指示した状態にあ
    る場合、人体の存在が検知される場合は上記第1の電源
    手段による電力信号生成を開始し、人体の存在が検知さ
    れない場合には上記第1の電源手段による電力信号生成
    を停止することを特徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載の記録再生装置において、上
    記第2の電源手段で通電される人体存在検知手段を具備
    し、上記時刻計測手段で上記人体検知手段による人体検
    出時刻を計測し、該計測時刻から装置付近への使用者の
    存在時間帯を算出し、該時間帯を上記時刻記憶手段に記
    憶させる学習手段を具備することを特徴とする記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】請求項3乃至7のいずれか1項に記載の記
    録再生装置において、時刻表示手段を具備し、該時刻表
    示手段は、電力消費の大きい順に第1の表示モード、第
    2の表示モードおよび第3の表示モードを有し、 使用者からの装置への電源投入指示によって上記第1の
    電源手段による電力信号生成が行われている場合には、
    上記第1のモードでの時刻表示を行い、 使用者からは装置の電源の遮断を指示されているが上記
    第1の電源手段による電力信号生成が行われている場合
    は、上記第2のモードで時刻表示を行い、 使用者からの装置への電源遮断の指示がなされていて上
    記第1の電源手段による電力信号生成が停止している場
    合は、上記第3のモードで時刻表示を行うことを特徴と
    する記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の記録再生装置において、上
    記時刻表示手段はバックライト光付きの液晶表示手段で
    構成されていて、上記第1の表示モード、第2の表示モ
    ード、第3の表示モードの順に上記バックライトの光量
    が減少していることを特徴とする記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項3乃至9のいずれか1項に記載の
    記録再生装置において、上記第1の電源手段の生成する
    電力信号から上記第2の電源手段の蓄電手段に充電する
    手段を具備し、上記第1の電源手段による電力信号生成
    が行われている場合は上記蓄電手段への充電が行われる
    ことを特徴とする記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項3乃至10のいずれか1項に記載
    の記録再生装置において、上記記録信号処理手段の内部
    あるいは該手段の前段に放送信号を受信する手段を具備
    し、上記第1の電源手段による電力信号生成が行われて
    いる場合は、上記放送信号の電波を捉えるために外部に
    備えたアンテナへの電力供給を該第1の電源手段の生成
    する電力信号によって行うことを特徴とする記録再生装
    置。
  12. 【請求項12】請求項3乃至10のいずれか1項に記載
    の記録再生装置において、上記記録信号処理手段の内部
    あるいは該手段の前段に放送信号を受信する手段を具備
    し、該放送信号には放送局と視聴者の契約の基づく視聴
    者への視聴許可コードが含まれていて上記放送信号受信
    手段には上記許可コードを解読する手段が含まれてい
    て、上記第1の電源手段による電力信号生成が行われて
    いる場合は、該第1の電源手段の生成する電力信号を上
    記放送信号受信手段の少なくとも上記視聴許可コードの
    解読手段へ通電することを特徴とする記録再生装置。
  13. 【請求項13】記録信号処理手段と、再生信号処理手段
    と、記録媒体の駆動手段と、使用者からの操作指示を受
    け付ける手段と、該指示に応答して装置の動作状態の切
    替を制御する手段と、装置の動作状態を表示する手段と
    を具備した記録再生装置において、 商用電源から必要な電力信号を生成する第1の電源手段
    と、該第1電源手段の電力信号生成の開始/停止を切り
    替える第1の切替手段と、商用電源から必要な電力信号
    を生成する第2の電源手段と、該第2の電源手段の電力
    信号生成の開始/停止を切り替える第2の切替手段とを
    具備し、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には、上記第1
    の電源手段の電力信号生成を停止し、上記第2の電源手
    段により、上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指
    示受け付け手段と上記動作状態表示手段のうち少なくと
    も前者2つの手段に通電することを特徴とする記録再生
    装置。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の記録再生装置におい
    て、上記第1の電源手段は重負荷用であり、上記第2の
    電源手段は軽負荷用であることを特徴とする記録再生装
    置。
  15. 【請求項15】記録信号処理手段と、再生信号処理手段
    と、記録媒体の駆動手段と、使用者からの操作指示を受
    け付ける手段と、該指示に応答して装置の動作状態の切
    替を制御する手段と、装置の動作状態を表示する手段と
    を具備した記録再生装置において、 商用電源から必要な電力信号を生成する第1の電源手段
    と、該第1電源手段の電力信号生成の開始/停止を切り
    替える第1の切替手段と、商用電源から必要な電力信号
    を生成する第2の電源手段と、 上記記録信号処理手段および再生信号処理手段および記
    録媒体の駆動手段は上記第1の電源手段によって通電さ
    れ、 上記装置動作状態切替制御手段と上記操作指示受け付け
    手段と上記動作状態表示手段のうち少なくとも前者2つ
    の手段は上記第2の電源手段によって通電され、 使用者が装置の電源遮断を指示する場合には上記第1の
    電源手段の電力信号生成を停止することを特徴とする記
    録再生装置。
  16. 【請求項16】商用電源から必要な電力信号を生成する
    第1の電源手段と、該第1の電源手段の電力信号生成の
    開始/停止を切り替える手段と、蓄電手段から必要な電
    力信号を生成する第2の電源手段と、記録信号処理手段
    と、再生信号処理手段と、記録媒体の駆動手段と、使用
    者からの操作指示を受け付ける手段と、該指示に応答し
    て装置の動作状態の切替を制御する手段と、装置の動作
    状態を表示する手段とを具備した記録再生装置におい
    て、 上記第2の電源手段で通電される時刻計測手段と、所定
    の時刻を記憶する手段とを具備し、該記憶時刻は時間を
    少なくとも2種類の時間帯に区分するための記憶時刻で
    あって、 装置が待機状態にある場合で上記記憶時刻によって分類
    される第1の時間帯にある場合は、少なくとも上記操作
    指示受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計
    測手段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第2の電
    源手段によって駆動され、 装置が待機状態にある場合で上記記憶時刻によって分類
    される第2の時間帯にある場合は、少なくとも上記操作
    指示受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計
    測手段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第1およ
    び第2の電源手段の少なくとも一方によって駆動される
    とともに、上記第1の時間帯には駆動されていなかった
    残りの手段の少なくとも1つが上記第1の電源手段で駆
    動されていて、 装置が動作状態にある場合は、少なくとも上記操作指示
    受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計測手
    段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第1および第
    2の電源手段の少なくとも一方によって駆動されると共
    に、上記待機状態には駆動されていなかった残りの手段
    の少なくとも1つが上記第1の電源手段によって駆動さ
    れることを特徴とする記録再生装置。
  17. 【請求項17】記録信号処理手段と、再生信号処理手段
    と、記録媒体の駆動手段と、使用者からの操作指示を受
    け付ける手段と、該指示に応答して装置の動作状態切替
    を制御する手段と、装置の動作状態を表示する手段とを
    具備した記録再生装置において、商用電源から必要な電
    力信号を生成する第1の電源手段と、該第1電源手段の
    電力信号生成の開始/停止を切り替える第1の切替手段
    と、商用電源から必要な電力信号を生成する第2の電源
    手段と、該第2の電源手段の開始/停止を切り替える第
    2の切替手段と、蓄電手段から必要な電力信号を生成す
    る第3の電源手段とを具備し、 上記第3の電源手段で通電される時刻計測手段と、所定
    の時刻を記憶する手段とを具備し、該記憶時刻は時間を
    少なくとも2種類の時間帯に区分するための記憶時刻で
    あって、 装置が待機状態にある場合で上記記憶時刻によって分類
    される第1の時間帯にある場合は、少なくとも上記操作
    指示受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計
    測手段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第3の電
    源手段によって駆動され、 装置が待機状態にある場合で上記記憶時刻によって分類
    される第2の時間帯にある場合は、少なくとも上記操作
    指示受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計
    測手段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第2およ
    び第3の電源手段の少なくとも一方によって駆動される
    とともに、上記第1の時間帯には駆動されていなかった
    残りの手段の少なくとも1つが上記第2の電源手段で駆
    動されていて、 装置が動作状態にある場合は、少なくとも上記操作指示
    受付手段と上記動作状態切替制御手段と上記時刻計測手
    段と上記時刻記憶手段の4つの手段は上記第1および第
    3の電源手段の少なくとも一方によって駆動されると共
    に、上記待機状態には駆動されていなかった残りの手段
    の少なくとも1つが上記第1の電源手段によって駆動さ
    れることを特徴とする記録再生装置。
  18. 【請求項18】請求項1乃至14および請求項16また
    は17のいずれか1項に記載の記録再生装置において、 上記商用電源から電力信号を生成する電源手段は、商用
    電源を整流する手段と、該整流信号の導通非導通を切り
    替えるスイッチング手段と、該スイッチング手段に与え
    る切替信号を発生する発振手段と、該スイッチングされ
    た整流信号の波高を変換する変成手段と、該変成手段の
    出力を平滑する手段とを具備し、 上記電源手段による電力信号の生成の開始/停止を切り
    替える手段は、上記発振手段の発振を起動あるいは停止
    させる手段であることを特徴とする記録再生装置。
  19. 【請求項19】請求項18記載の記録再生装置におい
    て、上記発振手段の発振の起動あるいは停止を行う手段
    は、上記発振手段への電力の供給と遮断を切り替える手
    段であることを特徴とする記録再生装置。
  20. 【請求項20】商用電源から必要な電力信号を生成する
    第1の電源手段と、蓄電手段から必要な電力信号を生成
    する第2の電源手段と、記録信号処理手段と、再生信号
    処理手段とを具備した記録再生装置において、 上記第2の電源手段で通電される時間計測手段と、上記
    蓄電手段に充電する手段とを具備し、 上記時間計測手段が一定時間を計測する毎に上記第1の
    電源手段の電力信号生成を開始させて、上記充電手段に
    より上記蓄電手段に充電することを特徴とする記録再生
    装置。
  21. 【請求項21】商用電源から必要な電力信号を生成する
    第1の電源手段と、蓄電手段から必要な電力信号を生成
    する第2の電源手段と、記録信号処理手段と、再生信号
    処理手段とを具備した記録再生装置において、 上記第2の電源手段で通電される時間計測手段と、上記
    蓄電手段の出力電圧レベルを検出する手段と、上記蓄電
    手段に充電する手段とを具備し、 上記時間計測手段が一定時間を計測する毎に上記検出手
    段により上記蓄電手段の出力電圧レベルを検出し、その
    検出値が所定値以下であれば、必要に応じて上記第1の
    電源手段の電力信号生成を開始させて、上記充電手段に
    より上記蓄電手段に充電することを特徴とする記録再生
    装置。
  22. 【請求項22】商用電源から必要な電力信号を生成する
    第1の電源手段と、蓄電手段から必要な電力信号を生成
    する第2の電源手段と、記録信号処理手段と、再生信号
    処理手段とを具備した記録再生装置において、 上記第2の電源手段により通電される、時刻計測手段と
    所定の時刻を記憶する手段とを具備し、 該記憶時刻に上記第1の電源手段による電力信号生成の
    開始/停止を切り替えることを特徴とする記録再生装
    置。
  23. 【請求項23】商用電源から必要な電力信号を生成する
    第1の電源手段と、蓄電手段から必要な電力信号を生成
    する第2の電源手段と、記録信号処理手段と、再生信号
    処理手段とを具備した記録再生装置において、 上記第2の電源手段により通電される人体存在検知手段
    を具備し、人体の存在が検知される場合は上記第1の電
    源手段による電力信号生成を開始し、人体の存在が検知
    されない場合には上記第1の電源手段による電力信号生
    成を停止することを特徴とする記録再生装置。
JP10299310A 1998-10-21 1998-10-21 記録再生装置 Pending JP2000123460A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299310A JP2000123460A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 記録再生装置
DE69919813T DE69919813T2 (de) 1998-10-21 1999-10-20 Signalaufzeichnungs- und Wiedergabegerät
EP99308293A EP1003164B1 (en) 1998-10-21 1999-10-20 Signal recording/reproducing apparatus
US09422352A US6680878B1 (en) 1998-10-21 1999-10-21 Signal recording/reproducing apparatus
US10/755,284 US7227825B2 (en) 1998-10-21 2004-01-13 Signal recording/reproducing apparatus with improved power consumption
US11/755,285 US20070230289A1 (en) 1998-10-21 2007-05-30 Signal Recording/Reproducing Apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299310A JP2000123460A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000123460A true JP2000123460A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17870891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10299310A Pending JP2000123460A (ja) 1998-10-21 1998-10-21 記録再生装置

Country Status (4)

Country Link
US (3) US6680878B1 (ja)
EP (1) EP1003164B1 (ja)
JP (1) JP2000123460A (ja)
DE (1) DE69919813T2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7415315B2 (en) * 1996-09-18 2008-08-19 Sony Corporation Recording and/or reproducing apparatus and recording apparatus
US7610109B2 (en) * 1996-09-18 2009-10-27 Sony Corporation Recording and/or reproducing apparatus and recording apparatus
JP3593814B2 (ja) 1996-09-18 2004-11-24 ソニー株式会社 記録再生装置
US7127573B1 (en) * 2000-05-04 2006-10-24 Advanced Micro Devices, Inc. Memory controller providing multiple power modes for accessing memory devices by reordering memory transactions
US7670224B2 (en) * 2002-04-03 2010-03-02 Igt Gaming apparatus with power saving feature
JP2005347797A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Orion Denki Kk 再生装置若しくは記録再生装置、又は、再生装置若しくは記録再生装置を内蔵した映像表示装置
US7525216B2 (en) * 2005-01-07 2009-04-28 Apple Inc. Portable power source to provide power to an electronic device via an interface
JP2006252445A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Fujitsu Ltd データ記憶装置及びデータ記憶装置のライト処理方法。
WO2006126126A1 (en) * 2005-05-24 2006-11-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Automatic retractable power coupling system for a wall-mounted device
JP4572740B2 (ja) * 2005-05-24 2010-11-04 船井電機株式会社 光ディスク装置
DE602006017069D1 (de) * 2005-05-24 2010-11-04 Panasonic Corp Aufzeichnungs- und wiedergabeeinrichtung
JP4096204B2 (ja) * 2005-09-27 2008-06-04 船井電機株式会社 光ディスク装置
TWI299236B (en) * 2005-12-08 2008-07-21 Princeton Technology Corp Video and audio system capable of saving electric power, power management system and method of saving electric power
JP2007214651A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Funai Electric Co Ltd ハードディスクレコーダ
US7834563B2 (en) * 2006-12-29 2010-11-16 Alcatel-Lucent Usa Inc. Dynamic antenna control in a wireless communication system
JP2009038748A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Canon Inc 通信装置
DE102009045968A1 (de) * 2009-10-23 2011-05-05 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Haushaltsgerät und Verfahren zum Betreiben eines Haushaltsgeräts
JP5549221B2 (ja) * 2009-12-28 2014-07-16 ソニー株式会社 再生装置、再生制御方法、およびプログラム
US8843804B2 (en) * 2011-04-01 2014-09-23 Cleversafe, Inc. Adjusting a dispersal parameter of dispersedly stored data
JP5148738B1 (ja) * 2011-09-30 2013-02-20 株式会社東芝 電子機器及びその制御方法
US9917464B2 (en) * 2015-10-01 2018-03-13 Getac Technology Corporation Electronic apparatus and charging/discharging management method thereof
US9931956B2 (en) * 2015-12-30 2018-04-03 Thunder Power New Energy Vehicle Development Company Limited Battery management system

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1276690A (en) 1968-11-13 1972-06-07 United Aircraft Corp Process for improving the fatigue properties of certain nickel-base alloys by heat-treatment
EP0500520B1 (de) * 1989-11-02 1994-02-09 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum betrieb einer von mindestens einem wiederaufladbaren akkumulator gespeisten aufzeichnungseinrichtung
AU621514B2 (en) 1990-06-06 1992-03-12 Apparel Technology Systems, Inc. Automated labeling apparatus
JP2661785B2 (ja) 1990-10-26 1997-10-08 松下電器産業株式会社 自動プログラム選択装置
KR940009972B1 (ko) * 1991-07-26 1994-10-19 삼성전자 주식회사 텔레비젼의 전원 제어회로 및 방법
JPH07210920A (ja) * 1994-01-20 1995-08-11 Ricoh Co Ltd 光磁気ディスクドライブ装置
JPH0883450A (ja) 1994-06-01 1996-03-26 Sanyo Electric Co Ltd 消費電力削減装置及びそれを用いたレコーダ
JP3060841B2 (ja) 1994-07-25 2000-07-10 松下電器産業株式会社 音響装置
DE19545659A1 (de) * 1995-12-07 1997-06-12 Thomson Brandt Gmbh Schaltnetzteil für Normalbetrieb und Bereitschaftsbetrieb
JPH09320142A (ja) 1996-05-27 1997-12-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオテープレコーダー

Also Published As

Publication number Publication date
EP1003164B1 (en) 2004-09-01
DE69919813D1 (de) 2004-10-07
US20040143771A1 (en) 2004-07-22
EP1003164A2 (en) 2000-05-24
DE69919813T2 (de) 2005-09-29
US6680878B1 (en) 2004-01-20
US7227825B2 (en) 2007-06-05
EP1003164A3 (en) 2002-10-30
US20070230289A1 (en) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000123460A (ja) 記録再生装置
US4717968A (en) Video player with power-down capability
JP4972152B2 (ja) データ処理装置及びその電源制御方法
JP2001145170A (ja) 省待機電力型電気機器
JP2005191815A (ja) テレビジョン放送受信装置
US20070201836A1 (en) Hard disc recorder
US20110261045A1 (en) Image reproducing device, image recording/reproducing device, image reproducing method, and image recording/reproducing method.
JPH11272371A (ja) 遠隔操作装置付電子機器の省電力装置
US7328357B2 (en) Electronic apparatus with switching power supply controlled to stop main circuit voltage and reduce microcomputer voltage during standby mode
JP2006345285A (ja) 映像機器
JPH06349139A (ja) 磁気記録再生装置
US20070097564A1 (en) Electronic apparatus
JP2649614B2 (ja) Bs番組予約録画システム
JP2002230961A (ja) 結露防止装置
US7457514B2 (en) Television apparatus embedded with optical disk device
JP2000010651A (ja) 電子機器
KR100191167B1 (ko) 비디오 카세트 레코더의 절전동작 수행방법 및 장치
KR100248223B1 (ko) 차량 탑재용 티브이-브이시알의 전원제어장치
JP5148738B1 (ja) 電子機器及びその制御方法
KR100209569B1 (ko) 2-마이크로 프로세서의 백업장치 및 방법
KR100317670B1 (ko) 취침 예약 실행방법
JP3575217B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR100262536B1 (ko) 텔레비젼 비디오 카세트 레코더의 마이콤 제어 방법
JP2003224799A (ja) 放送受信機及び電源制御方法
JPH0883450A (ja) 消費電力削減装置及びそれを用いたレコーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060426

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703