JP2002230961A - 結露防止装置 - Google Patents

結露防止装置

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JP2002230961A
JP2002230961A JP2001022244A JP2001022244A JP2002230961A JP 2002230961 A JP2002230961 A JP 2002230961A JP 2001022244 A JP2001022244 A JP 2001022244A JP 2001022244 A JP2001022244 A JP 2001022244A JP 2002230961 A JP2002230961 A JP 2002230961A
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Kokan Terasaka
弘寛 寺阪
Yoshihiro Sato
義浩 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高価な部品を用いることなく、必要と思われる
期間のみ結露防止を行う。 【解決手段】 EVER電源13は、電源スイッチや電
源キーの操作による電源のオン/オフに関係なく、マイ
クロコンピュータ15等の回路に直流電圧を供給してい
る。ON/OFF電源14は、マイクロコンピュータ1
5の制御により録画再生時に使用する回路に直流電圧を
供給する。マイクロコンピュータ15は、内蔵したカレ
ンダシステムが示す日付が結露防止のための指定期間内
にある場合、電源キーの操作による電源オフ時にもON
/OFF電源14をオンして低消費電力待機モードに移
行させることなく電源オフ状態を表示するように設定
し、前記カレンダシステムが示す日付が前記指定期間外
にある場合、電源オフ時にON/OFF電源14をオフ
して低消費電力待機モードに移行する様に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカレンダシステム
を内蔵した電子機器に用いられる結露防止装置に係り、
特に省エネルギー化に好適な結露防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ヘッドを搭載した回転ドラム
に磁気テープを巻回して記録再生を行うビデオテープレ
コーダ(VTR)が各種実用化されている。このような
磁気記録再生機器では、冬季の早朝に使用しようとした
場合、屋内の暖房により回転ドラムが結露し、テープが
絡む問題が発生していた。これに加え、近年では、省エ
ネルギーの観点から、VTR末使用時にタイマー録画等
を管理するマイクロコンピュータやリモコン信号受信回
路等、VTRが作動中でなくても最低限動作していなけ
ればならない回路を除く全ての電源を切ることが多くな
ってきているので、結露の可能性が高くなってしまう。
このことに対応して、結露防止方法として、回転ドラム
付近に結露センサを装着し、この結露センサが結露を検
出した場合にマイコン制御でカセットテープをアンロー
ディングさせ、回転ドラムのみを回転させて温度を上げ
たり、特開平11−162039号公報のように発熱体
(ヒータ)を発熱させて結露を蒸発させる方法が実用化
されていた。しかしながら、これらの方法では、結露セ
ンサが高価な部品になるため、製造コストを増大させて
しまう。このことに対応して、結露センサを設けること
なく回転ドラム付近にヒータを取り付け、常に回転ドラ
ムを暖めておく方法もあるが、これでは、結露の可能性
がほとんど無い夏場にもヒータを発熱させるため、消費
電力が多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の結露セ
ンサを用いた結露防止方法では、結露センサが結露を検
出した場合に結露を蒸発させているが、結露センサは高
価な部品となるため、問題があった。また、常に回転ド
ラムを暖めておく方法では、結露の可能性がほとんど無
い夏場にもヒータを発熱させるため、消費電力が多くな
りすぎていた。
【0004】この発明は上記問題点を除去し、高価な部
品を用いることなく、必要と思われる期間のみ結露防止
を行うことができる結露防止装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の結露防止装置は、電子機器内に設けら
れ、時刻を計時することにより月を含む日付を検知する
カレンダシステムと、前記カレンダシステムが示す日付
が結露防止のための指定期間内にある場合、電子機器を
電源オフ時に低消費電力待機モードに移行しない様に設
定し、前記カレンダシステムが示す日付が前記指定期間
外にある場合、電源オフ時に低消費電力待機モードに移
行する様に設定する手段と、を具備したことを特徴とす
る。
【0006】請求項1に記載の構成によれば、前記指定
期間を結露の可能性が高い期間に設定すれば、前記カレ
ンダシステムが示す日付が結露の可能性が高い期間内に
ある場合、電子機器を電源オフ時に低消費電力待機モー
ドに移行せず結露を防止することが可能な待機モードに
設定するので、高価な部品を用いることなく、必要と思
われる期間のみ結露防止を行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図4は本発明に係る結露防
止装置をVTRに適用した実施の形態を示し、図1は結
露防止装置を設けたVTRの電源部の概要を示すブロッ
ク図、図2は図1の内容を詳細に示すブロック図、図3
は図2のマイクロコンピュータをさらに詳細に示すブロ
ック図、図4は結露防止装置を設けたVTRの内部構成
を示す斜視図である。
【0008】図1において、符号11は交流(AC)電
力を入力するAC電源入力手段であり、このAC電源入
力手段11からの交流電力は電源トランス12に供給さ
れる。電源トランス12は、AC電源入力手段11から
の交流電圧を降圧し、常時電源(以下EVER電源)1
3と、オン/オフ電源(以下ON/OFF電源)14に
供給する。
【0009】EVER電源13は、マイクロコンピュー
タ15やリモコン信号受信回路等、VTRが作動中でな
くても最低限動作していなければならない回路に電力を
供給する電源であり、電源スイッチや電源キーの操作に
よる電源のオン/オフに関係なく、電源トランス12か
らの交流電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換して前記
回路に供給している。
【0010】マイクロコンピュータ15は、時刻を計時
することにより月を含む日付を検知するカレンダシステ
ムを内蔵しており、前記カレンダシステムが示す日付が
指定期間内にある場合、電源キーの操作による電源オフ
時にも低消費電力待機モードに移行させることなく結露
防止用の待機モードに設定し、前記カレンダシステムが
示す日付が前記指定期間外にある場合、電源オフ時に低
消費電力待機モードに移行する様に設定する。カレンダ
システムとしては、VTRにおいてタイマー録画機能を
実行させるために一般的に設けられているものを使用す
ることが可能である。
【0011】ここで、低消費電力待機モードは、VTR
が録画再生でなくてもリモコン信号の受信やタイマー予
約のデータの保持のために最低限動作しなければならな
い回路にEVER電源13を用いて電力を供給するが、
ビデオオーディオ回路やBSチューナ等、録画再生を行
わない場合に動作する必要がない回路に電力を供給しな
い状態のことを示している。一方、低消費電力待機モー
ドでない結露防止用の待機モードは、EVER電源13
を用いて最低限動作しなければならない回路に電力を供
給するとともに、さらに、ビデオオーディオ回路やBS
チューナ等、録画再生時に使用する回路に電力を供給し
てそれらの回路がオンした状態で、電源オフの表示を行
う待機モードである。
【0012】ON/OFF電源14は、マイクロコンピ
ュータ15の制御により、動作モードの時に、交流電圧
を所定の電圧値の直流電圧に変換してビデオオーディオ
回路やBSチューナに供給し、低消費電力待機モードの
時に、停止状態になってビデオオーディオ回路やBSチ
ューナへの直流電圧の供給を停止する。
【0013】次に、図2を用いて本実施の形態を更に詳
細に説明する。
【0014】コネクタ21とACフィルタ22は、図1
のAC電源入力手段を構成しており、ACフィルタ22
はコネクタ21に入力される交流電源電圧から不要な高
周波成分を除去して整流平滑回路23に供給する。
【0015】整流平滑回路23、コンバータトランス2
4、定電圧制御回路25、フォトカプラ26,27及び
1次側制御回路28は、図1の電源トランス12を構成
している。
【0016】整流平滑回路23は、ACフィルタ22か
ら交流電源電圧を整流平滑して直流電圧としてコンバー
タトランス24に供給している。コンバータトランス2
4の1次巻線の一端には整流平滑回路23からの直流電
圧が導かれ、コンバータトランス24の1次巻線の他端
には1次側制御回路28が接続されている。1次側制御
回路28は、フォトカプラ26からの制御信号に基づい
て、スイッチングのオン/オフ比を制御して、コンバー
タトランス24の1次巻線からの電流のオン/オフを行
う。これにより、コンバータトランス24が発振し、コ
ンバータトランス24の2次巻線から降圧された交流電
圧が得られる。コンバータトランス24の2次巻線は、
一端が25V出力用の整流平滑回路31に接続され、第
1の中間点が、15V出力用の整流平滑回路32に接続
され、第2の中間点が、低電圧出力用の整流平滑回路3
3に接続され、他端が基準電位点に接続される。
【0017】定電圧制御回路25は、整流平滑回路32
が出力する直流電圧が15Vとなるように、制御信号を
作成してフォトカプラ26を介して1次側制御回路28
に供給する。このような制御により、整流平滑回路31
はコンバータトランス24の2次巻線の一端からの交流
電圧を25Vの直流電圧に変換してキャプスタンモータ
等の25V用モータ41に供給する。整流平滑回路32
はコンバータトランス24の2次巻線の第1の中間点か
らの交流電圧を15Vの直流電圧に変換してドラムモー
タ等の15V用モータ42に供給するとともにON/O
FF9V電源回路34に供給する。整流平滑回路33は
コンバータトランス24の2次巻線の第2の中間点から
の交流電圧を低電圧の直流電圧に変換して第1及び第2
のON/OFF5V電源回路35,36及び5.6V電
源回路37に供給する。
【0018】5.6V電源回路37は、図1のEVER
電源13を構成している。ON/OFF9V電源回路3
4、第1及び第2のON/OFF5V電源回路35,3
6は、図1のON/OFF電源14を構成している。
【0019】5.6V電源回路37は、整流平滑回路3
3からの直流電圧を5.6Vの直流電圧に変換してダイ
オードD1を介してマイクロコンピュータ15に供給す
る。マイクロコンピュータ15は、5.6V電源回路3
7からの直流電圧を電源として動作しており、ON/O
FF9V電源回路34、第1及び第2のON/OFF5
V電源回路35,36にオン/オフ制御信号を供給する
とともに、フォトカプラ27を介して1次側制御回路2
8に制御信号を供給する。この場合、録画再生状態、低
消費電力待機モード、結露防止用待機モードでは消費電
力が大きく異なるため、マイクロコンピュータ15は、
モードが切り換えられた場合、1次側制御回路28のス
イッチングのオン/オフ比をモードに対応した値に初期
設定する制御信号をフォトカプラ29を介して1次側制
御回路28に供給する。また、この場合、マイクロコン
ピュータ15は、電源キーの操作による電源オン時にO
N/OFF9V電源回路34、第1及び第2のON/O
FF5V電源回路35,36にオン状態に制御する制御
信号を供給する。また、マイクロコンピュータ15は、
内蔵した前記カレンダシステムが示す日付が指定期間内
(本発明の実施の形態の場合12月から3月)にある場
合、電源キーの操作による電源オフ時にも低消費電力待
機モードに移行しない様にON/OFF9V電源回路3
4、第1及び第2のON/OFF5V電源回路35,3
6にオン状態に制御し、前記カレンダシステムが示す日
付が前記指定期間外(本発明の実施の形態の場合4月か
ら11月)にある場合、電源キーの操作による電源オン
時にON/OFF9V電源回路34、第1及び第2のO
N/OFF5V電源回路35,36にオン状態に制御
し、電源オフ時に低消費電力待機モードに移行する様に
ON/OFF9V電源回路34、第1及び第2のON/
OFF5V電源回路35,36にオフ状態に制御する。
【0020】ON/OFF9V電源回路34は、オフ制
御された状態では、整流平滑回路33からの電力の供給
を遮断して電力を消費せず発熱しない状態とし、オン制
御された状態では整流平滑回路33からの直流電圧を9
Vの直流電圧に変換してプリレックアンプ(プリアンプ
及び記録アンプ)回路43に供給する。同様に、第1及
び第2のON/OFF5V電源回路35,36は、オフ
制御された状態では、整流平滑回路33からの電力の供
給を遮断して電力を消費せず発熱しない状態とし、オン
制御された状態では整流平滑回路33からの直流電圧を
5Vの直流電圧に変換して、それぞれビデオオーディオ
回路44及びBSチューナ45に供給する。
【0021】ここで、ON/OFF9V電源回路34、
第1及び第2のON/OFF5V電源回路35,36
は、オン状態における電圧の変換に多くのエネルギーを
ロスし、このロスしたエネルギーにより発熱して、VT
R内の温度を上昇させる働きをする。
【0022】図3を用いてマイクロコンピュータ15を
さらに詳細に説明する。
【0023】図3において、マイクロコンピュータ15
は、デコード部51と時計回路52と比較回路53と表
示回路54を含んでいる。
【0024】キー入力手段61は、フロントパネルの操
作部またはリモコン送受信器となっており、電源キー、
数字キー、モード切換えキー等のキーが設けられ、これ
らのキーの操作に基づいてキー入力信号を作成してマイ
クロコンピュータ15のデコード部51に供給する。デ
コード部51は、キー入力手段61からのキー入力信号
のデコードを行い、デコードしたキー入力データを比較
回路53及び表示回路54に供給する。この場合、キー
入力手段61とデコード部51は、地域を特定する番号
を入力する入力手段となっており、モード切換えキー及
び数字キーの操作によって地域コードを比較制御回路5
3及び表示回路54に入力するようになっている。
【0025】時計回路52は、時刻を計時して時刻デー
タを出力するとともに、時刻を計時することにより少な
くとも月を含む日付を検知するカレンダシステムにもな
っており、検知した日付のデータも出力するようになっ
ている。
【0026】ROM62は、地域毎に設定された指定期
間を記憶するメモリとなっており、この場合の指定期間
は、例えば東京の場合12月から2月、北海道の場合1
0月から4月等、地域の気候に合わせて設定している。
【0027】比較制御回路53は、デコード部51から
地域コードを入力した場合、地域コードに対応する指定
期間をROM62から読み出し、この指定期間と、カレ
ンダシステムの時計回路52が検知して出力する日付を
比較し、この比較結果が指定期間内に日付があることを
示した場合、電源オフ時にも前記ON/OFF電源3
4,35,36をオン状態で保持するように制御し、こ
の比較結果が指定期間外に日付があることを示した場
合、電源オフ時に前記ON/OFF電源34,35,3
6をオフ状態にする。また、比較制御回路53は、この
ような比較結果のデータを表示回路54に供給する。
【0028】表示回路54は、デコード部51からの入
力データと、比較回路53からのデータから表示用のデ
ータを作成してオンスクリーン表示回路(以下OSD回
路)63に供給する。OSD回路63は、供給される表
示用のデータからOSD用の映像信号を作成してVTR
の映像信号出力端子から所定時間出力する。これによ
り、VTRに接続されたテレビジョン受像機には、操作
入力用の画面が表示され、キー入力手段61により入力
された地域コードや現在の日時が結露防止のための指定
期間内にあるか否かの情報が表示される。このような操
作入力用の画面を見ながら、ユーザーは地域コードの入
力を行える。
【0029】次に、VTRの内部構成を説明する。図4
において、VTR71はキャビネット72の底板の上に
メイン基板73を取り付け、キャビネット72のフロン
トパネル74の内側にフロント基板75,76を取り付
けている。メイン基板73の上には、シリンダ総組立7
7、図2のビデオオーディオ回路44の一部となる地上
波用チューナ78、図2のBSチューナ45の構成要素
となるBSセカンドモジュール79、電源ブロック80
等が配置されている。電源ブロック80は、破線でメイ
ン基板73の上面に配置される領域を示しており、図2
のACフィルタ22、整流平滑回路23、コンバータト
ランス24、定電圧制御回路25、フォトカプラ26,
27及び1次側制御回路28、整流平滑回路31、整流
平滑回路32、整流平滑回路33、ON/OFF9V電
源回路34、第1及び第2のON/OFF5V電源回路
35,36、N/OFF5.6V電源回路37を有して
いる。
【0030】このような発明の実施の形態によれば、図
3のキー入力手段61により地域コードを入力すると、
比較制御回路53は、この地域コードに対応するROM
62に記憶した指定期間を結露の可能性が高い期間に設
定し、時計回路52が示す日付が結露の可能性が高い期
間内にある場合、電源オフ時にも前記ON/OFF電源
34,35,36をオン状態で保持するように制御する
ので、ON/OFF電源34,35,36及びこれらの
回路に接続した回路(図2のプリレックアンプ回路4
3、ビデオオーディオ回路44及びBSチューナ45)
の発熱により図4のVTR71内部は高い温度に保たれ
る。ここで、ON/OFF電源34,35,36をオン
した状態のVTR71内部の温度は、ON/OFF電源
34,35,36をオフした状態に比べて10℃ほど高
くなる。このようにして、時計回路52が示す日付が結
露の可能性が低い期間においては、電源オフ時にON/
OFF電源34,35,36をオフ状態にするので、無
駄な電力消費を抑制することができる。これにより、結
露センサ等の高価な部品を用いることなく、必要と思わ
れる期間のみ結露防止を行うことができる。
【0031】ここで、図1の変形例として、例えばキー
入力手段61に結露防止機能のオン/オフを設定するた
めの入力機能を設け、このオン/オフ入力機能により結
露防止のオン/オフ入力が行われた場合、このオン/オ
フ入力を優先してマイクロコンピュータ15が前記ON
/OFF電源34,35,36のオン/オフ状態を設定
するように構成してもよい。このように設定することに
より、例えばマンション等、常に部屋が一定の温度に保
たれている場合に、結露防止のオフ入力を行えば、電源
オフ時にON/OFF電源34,35,36をオフ状態
にするので、無駄な電力消費を抑制することができる。
【0032】尚、図1の発明の実施の形態では、地域を
特定する番号として地域コードを用いたが、これ以外に
も郵便番号や電話の市外局番等、各種適用できる。すな
わち、テレビジョン放送を受信する機器では、選局回路
の選局ポジションと、実際の放送チャンネルとをその受
像機を設置する地域に合わせて設定する必要があるた
め、地域を特定する番号、郵便番号、市外局番を利用し
て、その番号を入力するだけで簡単にその地域に適合し
た選局回路の設定を実行できるようにしたシステムが実
用化されており、そのシステムを転用することは容易で
ある。
【0033】指定期間については、ある程度販売される
地域が限定されている場合、地域を特定する番号により
切り替えるのではなく、一種類の期間に固定してもよ
い。また、図1の発明の実施の形態では、電子機器とし
てVTRに限定して説明したが、パソコン等、カレンダ
システムを内蔵し、かつ結露により悪影響が発生する各
種の電子機器について適用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、カレンダシステムが示
す日付が結露の可能性が高い期間内にある場合、電子機
器を電源オフ時に低消費電力待機モードに移行しない様
に設定するので、高価な部品を用いることなく、必要と
思われる期間のみ結露防止を行うことができ、電子機器
の低価格化と信頼性の向上を両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結露防止装置の一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】図1の内容を詳細に示すブロック図。
【図3】図2のマイクロコンピュータをさらに詳細に示
すブロック図。
【図4】図1の結露防止装置を設けたVTRの内部構成
を示す斜視図。
【符号の説明】
11 AC電源入力手段 12 電源トランス 13 EVER電源 14 ON/OFF電源 15 マイクロコンピュータ 52 時計回路(カレンダシステム) 53 比較制御回路 62 ROM(メモリ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器内に設けられ、時刻を計時する
    ことにより月を含む日付を検知するカレンダシステム
    と、 前記カレンダシステムが示す日付が結露防止のための指
    定期間内にある場合、電子機器を電源オフ時に低消費電
    力待機モードに移行しない様に設定し、前記カレンダシ
    ステムが示す日付が前記指定期間外にある場合、電源オ
    フ時に低消費電力待機モードに移行する様に設定する手
    段と、 を具備したことを特徴とする結露防止装置。
  2. 【請求項2】 電子機器内に設けられ、前記常時電源に
    より作動するマイクロコンピュータと、 電子機器内に設けられ、前記マイクロコンピュータの制
    御により、機器内各部への電源供給をオン/オフするこ
    とが可能なオン/オフ電源と、 前記マイクロコンピュータに設けられ、時刻を計時する
    ことにより月を含む日付を検知するカレンダシステム
    と、 指定期間を記憶するメモリと、 前記マイクロコンピュータに設けられ、前記メモリに記
    憶した指定期間と、カレンダシステムが検知した日付を
    比較し、この比較結果が指定期間内に日付があることを
    示した場合、電源オフ時に前記オン/オフ電源をオン状
    態で保持し、前記比較結果が指定期間外に日付があるこ
    とを示した場合、電源オフ時に前記オン/オフ電源をオ
    フ状態にする比較制御回路と、 を具備したことを特徴とする結露防止装置。
  3. 【請求項3】 電子機器内に設けられ、前記常時電源に
    より作動するマイクロコンピュータと、 電子機器内に設けられ、前記マイクロコンピュータの制
    御により、機器内各部への電源供給をオン/オフするこ
    とが可能なオン/オフ電源と、 前記マイクロコンピュータに設けられ、時刻を計時する
    ことにより月を含む日付を検知するカレンダシステム
    と、 地域毎に設定された指定期間を記憶するメモリと、 地域を特定する情報を入力する入力手段と、 この入力手段からの情報が示す地域の指定期間を前記メ
    モリから読み出し、この読み出した指定期間と前記カレ
    ンダシステムが検知した日付を比較し、この比較結果が
    指定期間内に日付があることを示した場合、電源オフ時
    に前記オン/オフ電源をオン状態で保持し、前記比較結
    果が指定期間外に日付があることを示した場合、電源オ
    フ時に前記オン/オフ電源をオフ状態にする比較制御回
    路と、 を具備したことを特徴とする結露防止装置。
  4. 【請求項4】 前記指定期間は結露の発生する可能性が
    高い期間であることを特徴とする請求項2または3に記
    載の結露防止装置。
  5. 【請求項5】 結露防止機能をオン/オフする入力機能
    を設け、この入力機能によりオン/オフ入力が行われた
    場合、このオン/オフ入力を優先して前記オン/オフ電
    源のオン/オフ状態を設定することを特徴とする請求項
    2乃至4のいずかに一記載の結露防止装置。
  6. 【請求項6】 前記電子機器はビデオテープレコーダで
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずかに記載の
    結露防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8717058B2 (en) 2009-09-24 2014-05-06 Renesas Electronics Corporation Semiconductor apparatus and method of detecting characteristic degradation of semiconductor apparatus

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US8717058B2 (en) 2009-09-24 2014-05-06 Renesas Electronics Corporation Semiconductor apparatus and method of detecting characteristic degradation of semiconductor apparatus

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