JP2649614B2 - Bs番組予約録画システム - Google Patents

Bs番組予約録画システム

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JP2649614B2
JP2649614B2 JP3063192A JP6319291A JP2649614B2 JP 2649614 B2 JP2649614 B2 JP 2649614B2 JP 3063192 A JP3063192 A JP 3063192A JP 6319291 A JP6319291 A JP 6319291A JP 2649614 B2 JP2649614 B2 JP 2649614B2
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vtr
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agc voltage
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孝夫 日向野
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、BS内蔵テレビとVT
Rとを組み合わせたAVシステムに係り、特には、その
BS番組を予約録画するシステムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のBS番組予約録画システ
ムの概略構成図である。
【0003】同図において、2はACコンセント、4は
BS内蔵テレビ、6はU/Vチューナ、8はマイクロコ
ンピュータ、10はBS選局部、12は映像出力端子、
14は左音声出力端子、16は右音声出力端子、18は
電源プラグ、20はVTR専用AC出力コンセント、2
2はカレントトランス、24は整流ダイオード、26は
平滑コンデンサである。また、30はVTR、32は電
源プラグ、34はタイマ接点、36は映像入力端子、3
8は左音声入力端子、40は右音声入力端子、42は録
画・録音回路、44はRFコンバータ、46はRFコン
バータ44とU/Vチューナ6とを接続する同軸ケーブ
ルである。
【0004】VTR30の電源プラグ32をBS内蔵テ
レビ4におけるVTR専用AC出力コンセント20に差
し込むことにより、VTR30の電源をBS内蔵テレビ
4からとっている。
【0005】VTR30において録画を希望するBS番
組のタイマ予約を行う。このタイマ予約の際に、カレン
トトランス22の1次巻線に微弱電流が流れ、2次巻線
に微弱な交流電流が誘起される。この微弱電流を整流ダ
イオード24で整流し、平滑コンデンサ26で平滑直流
化した電圧レベル、すなわち、タイマ予約時消費電力を
マイクロコンピュータ8に記憶させておく。
【0006】タイマ予約時消費電力がマイクロコンピュ
ータ8に記憶されるためには、VTR30の電源プラグ
32がBS内蔵テレビ4のVTR専用AC出力コンセン
ト20に接続されていること、および、タイマ予約が実
際に行われることが条件となる。
【0007】VTR30におけるタイマ予約と並行し
て、BS内蔵テレビ4のBS選局部10において録画希
望のBS番組のチャンネル設定等を行う。これでタイマ
予約待機状態となる。
【0008】VTR30側において予約録画の時刻が到
来したことを検知すると、タイマ接点34が自動的にO
Nとなり、VTR30で電源が投入され、ビデオテープ
のローディングおよびモータの駆動によるヘッドドラム
の回転およびテープ走行が行われる。したがって、VT
R専用AC出力コンセント20からVTR30に供給さ
れる電流は、予約録画の開始に伴って急激に増大する。
【0009】このとき、カレントトランス22の1次巻
線に流れる電流はタイマ予約時の電流に比べて大幅に大
きくなり、2次巻線に誘起される電流も充分に大きなも
のとなる。この比較的大きな電流を整流ダイオード24
で整流し、平滑コンデンサ26で平滑直流化した電圧レ
ベル、すなわち、予約録画時消費電力をマイクロコンピ
ュータ8に取り込ませる。
【0010】マイクロコンピュータ8は、予め記憶して
いたタイマ予約時消費電力と予約録画時消費電力とを比
較し、その消費電力差が一定以上であるときは、予約録
画が実際に開始されたと判断してBS選局部10を駆動
し、予め設定されていた録画希望のBS番組のチャンネ
ルを選局受信し、その受信したチャンネルの映像信号と
左右の音声信号とをVTR30の録画・録音回路42に
送出して希望のBS番組の録画・録音を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題点
がある。
【0012】BS内蔵テレビ4に接続されるVTR30
の機種によっては、タイマ予約時消費電力や予約録画時
消費電力にバラツキがあり、ひいてはそれらの消費電力
差にバラツキが生じることになる。しかし、マイクロコ
ンピュータ8が予約録画開始の判断の基準とすべき消費
電力差についての基準値は一定値に固定化されているた
め、実際の消費電力差が小さい場合には予約録画の開始
時刻が到来したにもかかわらず、マイクロコンピュータ
8がBS選局部10を駆動しないような不都合が発生す
る可能性がある。
【0013】また、時間経過につれてBS内蔵テレビ4
またはVTR30が次第に昇温し、その熱的ドリフトの
ために、実際には予約録画の時刻が到来していないにも
かかわらず到来したものとして誤判定をする可能性もあ
る。
【0014】さらに、予約録画時刻の到来の判定のため
の回路構成として、カレントトランス22、整流ダイオ
ード24、平滑コンデンサ26などを必要としているた
め、回路構成が複雑化しているという問題もあった。
【0015】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、予約録画時刻の到来の判定精度を高
めるとともに、その判定のための回路構成を簡略化する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、VTR側にお
いて設定された予約録画時刻の到来をBS内蔵テレビ側
で判定し、その時刻が到来したときにBS選局部を駆動
して希望チャンネルの映像・音声信号をVTR側の録画
・録音回路に送出するように構成されたBS番組予約録
画システムにおいて、BS内蔵テレビ側に装備されケー
ブルによってVTR側のRFコンバータと接続されてい
るU/Vチューナに与えられるAGC電圧(自動利得制
御電圧)の発生の検出をもって予約録画時刻の到来と判
定するように構成したことを特徴とするものである。
【0017】
【作用】タイマ予約中およびタイマ予約待機状態ではR
Fコンバータは動作せず、したがって、U/Vチューナ
にはAGC電圧は発生しない。VTR側において予約録
画時刻が到来すると、RFコンバータが動作しU/Vチ
ューナにAGC電圧が発生することになる。BS内蔵テ
レビの判定手段は、AGC電圧の発生をもって予約録画
時刻が到来したと判定してBS選局部を駆動することに
なる。
【0018】AGC電圧は、BS内蔵テレビに接続され
るVTRの機種のいかんにかかわらず、予約録画時刻が
到来してVTRのタイマ接点がONにされRFコンバー
タが動作すると必ず発生するものであり、かつ、RFコ
ンバータが動作しない限りは発生しないというように、
AGC電圧の発生の有無と予約録画時刻の到来の成否と
が明確に対応している。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係るBS番組予
約録画システムの概略構成図である。
【0020】BS内蔵テレビ4は、電源プラグ18をA
Cコンセント2に差し込むことによって電源を受けるよ
うになっている。BS内蔵テレビ4は、U/Vチューナ
6、マイクロコンピュータ8、BS選局部10などを装
備しており、BS選局部10には映像出力端子12、左
音声出力端子14、右音声出力端子16が接続されてい
る。この実施例のBS内蔵テレビ4には、従来例で見ら
れたようなVTR専用AC出力コンセント20、カレン
トトランス22、整流ダイオード24、平滑コンデンサ
26は装備されていない。
【0021】VTR30は、電源プラグ32をACコン
セント2に差し込むことによって電源を受けるようにな
っている。VTR30は、予約録画時刻の到来によって
電源投入するタイマ接点34、その電源投入によって動
作を開始するRFコンバータ44、映像信号および音声
信号を録画,録音する録画・録音回路42などを装備し
ている。録画・録音回路42には映像入力端子36、左
音声入力端子38、右音声入力端子40が接続されてい
る。
【0022】VTR30におけるRFコンバータ44と
BS内蔵テレビ4におけるU/Vチューナ6とは同軸ケ
ーブル46を介して接続されている。
【0023】以上の構成については従来例と同様であ
る。
【0024】48はU/Vチューナ6におけるAGC電
圧出力端子であり、このようなAGC電圧出力端子48
が存在する点も従来例と同様である。本実施例において
は、このAGC電圧出力端子48から出力されるAGC
電圧をマイクロコンピュータ8に導くようにしてある。
そして、マイクロコンピュータ8は、AGC電圧を入力
しないときにはBS選局部10を駆動せず、AGC電圧
の入力を検出したときにはBS選局部10を駆動するよ
うになっている。
【0025】次に動作を説明する。
【0026】まず、VTR30において録画を希望する
BS番組のタイマ予約を行う。これと並行して、BS内
蔵テレビ4のBS選局部10において録画希望のBS番
組のチャンネル設定等を行う。これでタイマ予約待機状
態となる。
【0027】このタイマ予約の際にはRFコンバータ4
4は不動作状態であるからU/Vチューナ6のAGC電
圧出力端子48にはAGC電圧は発生しない。したがっ
て、マイクロコンピュータ8はBS選局部10を駆動し
ない。
【0028】VTR30側において予約録画の時刻が到
来したことを検知すると、タイマ接点34が自動的にO
Nとなり、VTR30で電源が投入される。VTR30
の電源が投入されると、まず、RFコンバータ44が動
作状態となり、予め設定されている空きチャンネルの信
号が出力される。その信号は同軸ケーブル46を介して
BS内蔵テレビ4のU/Vチューナ6に送出される。
【0029】U/Vチューナ6においてはRFコンバー
タ44から信号が入力されてきたときに限ってAGC電
圧出力端子48にAGC電圧を発生する。AGC電圧
は、受信電波が弱いときには増幅利得を増大させ、逆
に、受信電波が強いときには増幅利得を減少させて、常
に入力信号レベルを一定に保つ機能をもつ。空きチャン
ネルの信号のときにはAGC電圧は充分に大きくなる。
【0030】マイクロコンピュータ8は、AGC電圧の
発生を検出すると、予約録画時刻が実際に到来したもの
と判断してBS選局部10を駆動し、予め設定されてい
た録画希望のBS番組のチャンネルを選局受信し、その
受信したチャンネルの映像信号と左右の音声信号とをV
TR30の録画・録音回路42に送出する。
【0031】VTR30側においては、タイマ接点34
の投入に伴って、ビデオテープのローディングおよびモ
ータの駆動によるヘッドドラムの回転およびテープ走行
が行われるので、BS内蔵テレビ4のBS選局部10か
ら送出されてくる希望のBS番組の録画・録音を行う。
【0032】なお、上記実施例ではVTR30の電源プ
ラグ32をACコンセント2に差し込むようにしたが、
従来例と同様にBS内蔵テレビ4にVTR専用AC出力
コンセント20を設けてこれに差し込むようにしてもよ
い。ただし、カレントトランス22、整流ダイオード2
4、平滑コンデンサ26は不要である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、タイマ
接点のONに伴うRFコンバータの動作開始に基づくU
/VチューナでのAGC電圧の発生をもって予約録画時
刻が到来したと判定するように構成してあり、AGC電
圧発生と予約録画時刻到来との間には明確な対応関係が
あるため、VTRの機種にかかわらず誤判定や誤動作の
おそれがなく、予約録画時刻の到来の判定精度を高める
ことができる。
【0034】そして、RFコンバータとU/Vチューナ
とをケーブルを介して接続することは従来と変わりがな
く、また、U/Vチューナに与えられるAGC電圧をマ
イクロコンピュータなどの判定手段に導くことは、カレ
ントトランス、整流ダイオード、平滑コンデンサなどを
必要とした従来例に比べてはるかに簡単な回路構成です
む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るBS番組予約録画シス
テムを示す概略構成図である。
【図2】従来のBS番組予約録画システムを示す概略構
成図である。
【符号の説明】
4 BS内蔵テレビ 6 U/Vチューナ 8 マイクロコンピュータ 10 BS選局部 30 VTR 34 タイマ接点 42 録画・録音回路 44 RFコンバータ 46 同軸ケーブル 48 AGC電圧出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/18 H04B 1/18 K // H04N 7/20 H04N 7/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 VTR側において設定された予約録画時
    刻の到来をBS内蔵テレビ側で判定し、その時刻が到来
    したときにBS選局部を駆動して希望チャンネルの映像
    ・音声信号をVTR側の録画・録音回路に送出するよう
    に構成されたBS番組予約録画システムにおいて、BS
    内蔵テレビ側に装備されケーブルによってVTR側のR
    Fコンバータと接続されているU/Vチューナに与えら
    れるAGC電圧(自動利得制御電圧)の発生の検出をも
    って予約録画時刻の到来と判定するように構成したこと
    を特徴とするBS番組予約録画システム。
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CN1190014C (zh) * 1999-07-09 2005-02-16 索尼公司 接收设备和方法

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