JP2000132954A - 自動録画制御装置 - Google Patents

自動録画制御装置

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JP2000132954A
JP2000132954A JP10302103A JP30210398A JP2000132954A JP 2000132954 A JP2000132954 A JP 2000132954A JP 10302103 A JP10302103 A JP 10302103A JP 30210398 A JP30210398 A JP 30210398A JP 2000132954 A JP2000132954 A JP 2000132954A
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Japan
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video
audio
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Application number
JP10302103A
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English (en)
Inventor
Makoto Yamada
誠 山田
Noriaki Fukutsu
則昭 福津
Hiroshi Kuramoto
博 倉本
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源がOFFとなっている状態でも同期信号
を出力している外部機器の電源ONに連動して録画を開
始し、電源OFFに連動して録画を終了させる。 【解決手段】 同期検出部13は、入力される映像信号
に同期信号が含まれているか否かに応じた検出結果を出
力し、映像レベル検出部15は映像信号の信号レベルが
シンクチップをどれだけ上まわったかに応じて映像信号
の有無を判別し、音声レベル検出部17は音声信号の信
号レベルに応じて音声信号の有無を判別する。そして、
録画制御部18は、同期信号が検出され、且つ映像信号
が有ると判別され、更に音声信号が有ると判別された場
合に録画を開始するよう制御し、同期信号が検出されな
くなるか、あるいは同期信号が検出されていても映像信
号及び音声信号が無いと判別された状態が所定期間以上
続いた場合に録画を終了させるよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部接続した映像
音響機器から入力される映像音声信号を録画するのに好
適な自動録画制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ番組の多様化が求められている
中、ケーブルテレビ放送あるいはCS放送等、地上波放
送とは異なるテレビ放送において映画専門チャンネル、
音楽専門チャンネル等、数多くの放送チャンネルが設定
され、様々なテレビ番組が放送されている。
【0003】このような地上波放送とは異なるテレビ放送を
受信する場合、通常セットトップボックスと呼ばれる専
用の受信機(以下、STBと記す)が必要であり、この
STBから出力される映像音声信号をテレビ受像機に入
力することにより、ケーブルテレビ放送あるいはCS放
送によるテレビ番組が視聴可能となる。また、このよう
なテレビ放送を録画する場合、STBから出力される映
像音声信号をビデオテープレコーダに入力することによ
り、テレビ番組の録画を行う。
【0004】このように、ケーブルテレビ放送あるいはCS
放送によるテレビ番組を録画する際には、ビデオテープ
レコーダの外部入力端子を利用して、外部から入力され
る映像音声信号を記録することになるが、このようなテ
レビ番組をタイマー録画する場合には、STBとビデオ
テープレコーダとの両方の機器に対しタイマー予約を設
定しなければならないのが一般的である。
【0005】このような状況の中、煩雑な操作をすることな
くSTBの電源投入に連動して録画を開始させ、電源切
断と共に録画を終了させることのできる自動録画制御装
置を搭載したビデオテープレコーダが出現している。な
お、ここで説明する電源投入または電源切断とは、あく
までも装置を動作させるための電源スイッチのONまた
はOFFを意味しており、装置自体は常に通電状態とな
っているものとする。図5は、このような従来の自動録
画制御装置を搭載したビデオテープレコーダを説明する
ための図である。
【0006】同図において、10は地上波放送あるいはその
他の放送を受信するための内蔵チューナ、SWはSTB
から出力された映像信号が映像信号入力端子InVを介
して入力端子イに入力され、内蔵チューナ10にて受信
した映像信号が入力端子ロに入力され、いずれか一方の
映像信号を選択出力するスイッチである。
【0007】また、11はスイッチSWにて選択された図6
に示す如く映像信号のシンクチップを基準として、ペデ
スタルレベルが一定値となるよう自動調整して出力する
自動利得調整回路(AGC)、12は自動利得制御回路
11からの映像信号に所定の信号処理を施して、磁気テ
ープ上への信号記録に適した記録信号を出力する映像信
号処理部、そしてVHは映像信号処理部12からの記録
信号を磁気テープTに記録する磁気ヘッドである。
【0008】一方、13は自動利得制御回路11からの出力
信号に同期信号が含まれているか否かを検出する同期検
出部であり、14は同期検出部13における同期信号の
検出結果が入力され、使用者の指示に基づき自動録画制
御機能が設定される録画制御部である。
【0009】このようにして、構成される自動録画制御装置
であるが、ビデオテープレコーダのフロントパネルに設
けられた録画予約設定ボタンを使用者が押すと、その情
報が録画制御部14に伝えられ、スイッチSWが入力端
子イ側に切り換えられて録画待機状態となる。
【0010】この録画待機状態では、内部チューナを用いた
通常のタイマー録画予約を行った時と同様に、内蔵チュ
ーナ10、映像信号処理部12等、ビデオテープレコー
ダにおける主要な部分の電源は切断されるが、自動利得
制御回路11、同期検出部13、録画制御部14は通電
されている。
【0011】この状態で、STBに設定されるタイマー予約
機能によりSTBの電源が投入されると、映像信号入力
端子InVを介して入力される映像信号に基づき同期検
出部13で同期信号が検出される。そして、この検出結
果に基づき録画制御部14はビデオテープレコーダの録
画を開始させ、同期検出部13で同期信号が検出されな
くなると録画を終了させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近ではS
TBに電源が投入される時点でSTBから出力される映
像信号の画像の乱れを防ぐため、電源が投入されていな
い状態でも同期信号だけは出力し続けているSTBがあ
る。
【0013】従って、このようなSTBを従来の自動録画制
御装置を備えたビデオテープレコーダに接続し、このS
TBの電源投入に連動してビデオテープレコーダの録画
を開始させようとしても、STBの電源投入に伴い同期
信号が無い状態から有る状態へと変化しないため、自動
録画制御機能が正しく動作しないという問題があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】映像信号が入力される映
像入力端子と、前記映像入力端子の入力における信号レ
ベルに応じて映像信号の有無を検出する映像検出部と、
音声信号が入力される音声入力端子と、前記音声入力端
子の入力における信号レベルに応じて音声信号の有無を
検出する音声検出部とを備え、前記映像検出部にて映像
信号が検出され、且つ、前記音声検出部にて音声信号が
検出された場合に、前記映像信号及び音声信号の記録を
開始するよう制御すると共に、前記映像検出部及び前記
音声検出部にて、映像信号及び音声信号が所定期間以上
検出されなくなった場合に、前記映像信号及び音声信号
の記録を停止するよう制御することを特徴とするもので
ある。
【0015】更に、本発明に係る自動録画制御装置は、前記
映像入力端子の入力における同期信号あるいはカラーバ
ースト信号の有無を検出する信号検出部を備え、前記信
号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信号が検
出され、且つ前記映像検出部にて映像信号が検出され、
更に、前記音声検出部にて音声信号が検出された場合
に、前記映像信号及び音声信号の記録を開始するよう制
御すると共に、前記信号検出部にて同期信号あるいはカ
ラーバースト信号が検出されなくなった場合、あるい
は、前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバース
ト信号が検出されるものの、前記映像検出部及び前記音
声検出部にて、映像信号及び音声信号が所定期間以上検
出されなくなった場合に、前記映像信号及び音声信号の
記録を停止するよう制御することを特徴とするものであ
る。
【0016】更に、本発明に係る自動録画制御装置は、前記
映像入力端子及び音声入力端子を介して接続される機器
が動作していない状態で同期信号あるいはカラーバース
ト信号を出力する機器であるか、それとも出力しない機
器であるかを判別し、前記接続される機器が動作してい
ない状態で同期信号あるいはカラーバースト信号を出力
する機器である時には、前記信号検出部にて同期信号あ
るいはカラーバースト信号が検出され、且つ前記映像検
出部にて映像信号が検出され、更に、前記音声検出部に
て音声信号が検出された場合に、前記映像信号及び音声
信号の記録を開始するよう制御すると共に、前記信号検
出部にて同期信号あるいはカラーバースト信号が検出さ
れなくなった場合、あるいは、前記信号検出部にて同期
信号あるいはカラーバースト信号が検出されるものの、
前記映像検出部及び前記音声検出部にて、映像信号及び
音声信号が所定期間以上検出されなくなった場合に、前
記映像信号及び音声信号の記録を停止するよう制御する
一方、前記接続される機器が動作していない状態で同期
信号あるいはカラーバースト信号を出力しない機器であ
る時には、前記信号検出部にて同期信号あるいはカラー
バースト信号が検出された場合に、前記映像信号及び音
声信号の記録を開始するよう制御すると共に、前記信号
検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信号が検出
されなくなった場合に、前記映像信号及び音声信号の記
録を停止するよう制御することを特徴とするものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例に係る自
動録画制御装置を搭載したビデオテープレコーダを説明
するための図であり、図5で示す従来の自動録画制御装
置と同一の構成については同一符号を付している。
【0018】図1において、10はビデオテープレコーダに
内蔵され、地上波放送あるいはその他の放送を受信する
ための内蔵チューナ、SWは外部のSTBから出力され
た映像信号が映像信号入力端子InVを介して入力端子
イに入力され、内蔵チューナ10にて受信した映像信号
が入力端子ロに入力され、いずれか一方の映像信号を選
択出力するスイッチである。
【0019】また、11はスイッチSWにて選択された映像
信号のシンクチップを基準として、ペデスタルレベルが
一定値となるよう自動調整して出力する自動利得調整回
路(AGC)、12は自動利得制御回路11からの映像
信号に所定の信号処理を施して、磁気テープ上への信号
記録に適した記録信号を出力する映像信号処理部、そし
てVHは映像信号処理部12からの記録信号を磁気テー
プTに記録する磁気ヘッドである。
【0020】一方、13は自動利得制御回路11からの出力
信号に同期信号が含まれているか否かを検出する同期検
出部であり、15は自動利得制御回路11から出力され
る映像信号の信号レベルが所定のしきい値以上であるか
否かを検出する映像レベル検出部である。なお、ここで
説明する映像信号の信号レベルが所定のしきい値以上で
あるか否かとは、あくまでもシンクチップを基準とした
信号レベルの値が所定のしきい値以上であるか否かを意
味する。
【0021】また、16は外部のSTBから出力された音声
信号が音声信号入力端子InAを介して入力され、所定
の信号処理を施した後に記録音声信号として出力する音
声信号処理部、AHは音声信号処理部16からの記録音
声信号を磁気テープTに記録する磁気ヘッドである。
【0022】また、17は音声信号入力端子InAを介して
入力される音声信号の信号レベルが所定のしきい値以上
であるか否かを検出する音声レベル検出部、18は同期
検出部13における同期信号の検出結果、映像レベル検
出部15における映像信号の信号レベルの検出結果、音
声レベル検出部17における音声信号の信号レベルの検
出結果が入力され、使用者の指示に基づき自動録画制御
を行う録画制御部である。
【0023】本自動録画制御装置は、以上の構成にて映像信
号入力端子InVから入力される信号に同期信号が検出
され、且つこの時の信号の信号レベルが所定のしきい値
以上であり、更に、音声信号入力端子InAから入力さ
れる音声信号の信号レベルが所定のしきい値以上である
場合に録画動作を開始するよう制御している。
【0024】次に、図2を用いて本発明の実施例に係る自動
録画制御装置の動作を説明する。なお、ここでは電源が
投入されていない状態でも同期信号を出力するSTBが
ビデオテープレコーダに接続され、このSTBからの信
号に連動して自動録画を行う例を示す。
【0025】ビデオテープレコーダに電源を投入すると、ま
ずビデオテープレコーダの状態を示すステータスが00
にセットされ、図2に示す開始状態(F101)とな
る。そして、ステータスが00であることを確認後(F
102)、ビデオテープレコーダのフロントパネルに設
けられた録画予約設定ボタンにより自動録画機能がON
にされていない場合(F103)は、その状態のまま再
度開始状態(F101)からのループが繰り返される。
【0026】そして、自動録画機能がONにされると(F1
03)、ステータスが01に設定される(F104)。
なお、この時磁気テープTが挿入されていない等、ビデ
オテープレコーダが録画待機状態に移行できる状態とな
っていない場合は、当然の如く自動録画機能をONにす
ることはできない。また、外部のSTBに電源が投入さ
れている場合は、自動録画機能により直ちに録画が開始
されてしまい、自動録画機能を正しく動作させることが
できないため、STBに電源が投入されていない場合に
限り自動録画機能をONにすることができる。
【0027】ステータスが01に設定されたビデオテープレ
コーダは、磁気記録をいつでも開始できるREC_PA
USE状態に図示しないテープ駆動部を制御した後に
(F105)、図1に示すスイッチSWを入力端子イ側
に切り換え(F106)、外部のSTBから出力される
映像信号が選択される。そして、電源を切断することに
より(F107)録画待機状態としてステータスを02
に設定する。
【0028】この時、外部のSTBには電源が投入されてい
ないため、同期検出部13にて同期信号は検出されるが
(F109)、映像レベル検出部15にて検出される映
像信号の信号レベルが所定のしきい値に達することはな
く、また音声レベル検出部17にて検出される音声信号
の信号レベルが所定のしきい値に達することはない。従
って、AV信号は入力されていないと判別されて(F1
10)、録画は開始されない。
【0029】そして、外部のSTBがタイマー予約で設定さ
れた時刻に電源投入されると、同期検出部13にて同期
信号が検出されるだけでなく(F109)、映像レベル
検出部15にて検出される映像信号の信号レベルが所定
のしきい値以上となり、且つ音声レベル検出部17にて
検出される音声信号の信号レベルが所定のしきい値以上
となる。従って、AV信号が入力されていると判別され
て(F110)、録画が開始され(F111)、ステー
タスが03に設定される(F112)。
【0030】その後、外部のSTBがタイマー予約で設定さ
れた時刻に電源切断されると、同期検出部13にて同期
信号は検出されるものの(F113)、映像レベル検出
部15にて検出される信号の信号レベルが所定のしきい
値を下回り、また、音声レベル検出部17にて検出され
る信号の信号レベルも所定のしきい値を下回るため、A
V信号が入力されていないと判別される(F114)。
【0031】そして、このAV信号が入力されていない状態
が1分間継続した場合、即ち、映像信号の信号レベルが
所定のしきい値以上とならず、且つ音声信号の信号レベ
ルが所定のしきい値以上とならない状態が1分間継続し
た場合(F115)、図示しないテープ駆動部をREC
_PAUSE状態に制御した後に(F116)、ステー
タスが01に設定される(F117)。
【0032】なお、この期間に映像信号の信号レベルが所定
値以上となるか、あるいは音声信号の信号レベルが所定
値以上となった場合には、録画は継続される。また、こ
こでは、AV信号が入力されていない状態が1分間継続
した場合に録画を終了させた例を示したが、この期間は
適宜設定可能であり、また、この時のAV信号の有無を
判別するためのしきい値も適宜設定可能であることは言
うまでもない。
【0033】REC_PAUSE状態となったビデオテープ
レコーダは、その後ステータス01により、再度REC
_PAUSE状態となっていることが確認され(F10
5)、スイッチSWが入力端子イ側に切り換えられた後
に(F106)電源が切断され(F107)、ステータ
スが02に設定される(F108)。
【0034】以上のような動作にて、電源が投入されていな
い状態で同期信号を出力しているSTBからの信号に連
動して自動録画を行うことができる。なお、電源が投入
されていない状態で同期信号を出力しないSTBからの
信号に対しては、録画が開始され(F111)、ステー
タスが03に設定される(F112)までの動作は同じ
であるが、ビデオテープレコーダの録画中にSTBの電
源が切断されると同期信号が出力されなくなるため(F
113)、STBの電源切断後直ちにビデオテープレコ
ーダがREC_PAUSE状態となり(F116)、ス
テータスが01に設定される。
【0035】従って、電源が投入されていない状態で同期信
号を出力しないSTBを使用する場合は、電源が投入さ
れていない状態で同期信号を出力しているSTBを使用
した時のように、電源切断後しばらくの間録画が継続さ
れることはない。
【0036】次に、本発明の他の実施例に係る自動録画制御
装置について説明する。他の実施例に係る自動録画制御
装置は、自動録画機能をONにする際に同期信号を検出
することにより、接続されているSTBが電源切断時に
同期信号を出力するものであるか、あるいは同期信号を
出力しないものであるかを判別してこの情報を保持し、
電源切断時に同期信号を出力しないSTBが接続されて
いると判別した場合には、AV信号の検出結果に拘わら
ず、同期信号の検出に連動して録画を開始させることを
特徴とするものである。
【0037】なお、他の実施例に係る自動録画制御装置は、
図1で示した構成と同一であるため、ここではその動作
のみ図3を用いて説明する。図3で示す他の実施例に係
る自動録画制御装置の動作は、図2で示した自動録画制
御装置の動作にF201、F202、F203、F20
4の動作を加えたものである。
【0038】ビデオテープレコーダのフロントパネルに設け
られた録画予約設定ボタンにより自動録画機能がONに
されると(F103)、ステータスが01に設定され
(F104)、REC_PAUSE状態となる(F10
5)。そして、スイッチSWは入力端子イ側に切り換え
られ(F106)、外部のSTBから出力される映像信
号が選択される。
【0039】その後、ビデオテープレコーダの電源を切断し
(F107)、ステータスを02に設定した後(F10
8)、同期検出部13にて同期信号の検出が行われる
(F201)。この時同期信号が検出されれば、電源が
切断された状態で同期信号を出力するSTBが接続され
ていると判別して、同期有りモード(F202)が設定
される。一方、同期信号が検出されなければ、電源が切
断された状態で同期信号を出力しないSTBが接続され
ていると判別して、同期無しモード(F203)が設定
される。
【0040】このように、他の実施例に係る自動録画制御装
置では、自動録画機能をONにした時点で、同期検出部
13にて同期信号が検出されたか否かに応じて、同期有
りモードあるいは同期無しモードのいずれか一方を設定
する。
【0041】ここで、同期有りモードの場合には、同期検出
部13で常に同期信号が検出されるため(F109)、
同期信号の検出だけでは録画が開始されず、STBに電
源が投入され、AV信号が入力されたことが検出されて
(F204、F110)はじめて録画が開始される(F
111)。
【0042】一方、同期無しモードの場合には、STBの電
源切断時に同期信号が検出されない。従って、STBに
電源が投入され、同期検出部13で同期信号が検出され
ると(F109、F204)、AV信号の有無に拘わら
ず録画が開始される(F111)。
【0043】このように、同期無しモードの場合には、AV
信号の検出結果に拘わらず、同期信号の検出に連動して
録画を開始させるため、例えば、STBに電源が投入さ
れた時点のテレビ番組がほぼ真っ暗に近いような画面
で、且つ音声信号レベルも極めて低いような状態であっ
てもSTBに電源が投入されたことを正確に判別でき、
且つ番組の開始時点から録画を行うことが可能となる。
【0044】なお、以上の実施例では、同期検出部13にて
同期信号を検出し、この同期信号の検出結果を録画制御
部18に入力した例を示したが、図4で示す如く、同期
検出部13の代わりにカラーバースト検出部19を設
け、自動利得制御回路11からの出力信号にカラーバー
スト信号が含まれているか否かを検出させ、このカラー
バースト信号の検出結果に基づき自動録画制御を行って
も構わない。
【0045】更に、同期検出部13またはカラーバースト検
出部19を設けずに、映像レベル検出部15及び音声レ
ベル検出部17の検出結果のみにて録画の開始及び停止
を制御させても構わない。その際には、AV信号が入力
されていると判別された場合に録画を開始し、AV信号
が入力されていない状態が1分間継続した場合に録画を
停止するよう制御する。
【0046】また、以上の実施例では、内蔵チューナ10を
搭載したビデオテープレコーダに本自動録画制御装置を
適用した例を示したが、例えば内蔵チューナ10を備え
ず、外部から入力される映像音声信号のみを記録させる
ことのできるビデオテープレコーダに適用しても構わな
い。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号及び音声信号
の信号レベルに応じた映像信号及び音声信号の検出結果
に基づき録画の開始または停止の制御を行っているた
め、電源が投入されていない状態で同期信号を出力する
外部機器からの信号を記録する際に、この外部機器の電
源の投入及び切断に連動した録画開始及び停止制御を行
うことができる。また、同期信号あるいはカラーバース
ト信号の検出結果も用いた場合には、更に適切な録画開
始及び停止制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動録画制御装置を搭載
したビデオテープレコーダを説明するための図である。
【図2】本発明の実施例に係る自動録画制御装置の動作
を説明するための流れ図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る自動録画制御装置の
動作を説明するための流れ図である。
【図4】同期検出部の代わりにカラーバースト検出部を
設けた例を示す図である。
【図5】従来の自動録画制御装置を搭載したビデオテー
プレコーダを説明するための図である。
【図6】映像信号におけるシンクチップ及びペデスタル
レベルを示す図である。
【符号の説明】
10…内蔵チューナ 11…自動利得制御回路(AGC) 12…映像信号処理部 13…同期検出部 14、18…録画制御部 15…映像レベル検出部 16…音声信号処理部 17…音声レベル検出部 19…カラーバースト検出部 SW…スイッチ VH、AH…磁気ヘッド T…磁気テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C018 FA04 FB01 FB02 FB03 FB05 HA08 HA10 5C055 AA01 BA06 CA03 EA01 EA08 EA10 EA11 EA23 FA10 GA00 HA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号が入力される映像入力端子と、 前記映像入力端子の入力における信号レベルに応じて映
    像信号の有無を検出する映像検出部と、 音声信号が入力される音声入力端子と、 前記音声入力端子の入力における信号レベルに応じて音
    声信号の有無を検出する音声検出部とを備え、 前記映像検出部にて映像信号が検出され、且つ、前記音
    声検出部にて音声信号が検出された場合に、前記映像信
    号及び音声信号の記録を開始するよう制御すると共に、 前記映像検出部及び前記音声検出部にて、映像信号及び
    音声信号が所定期間以上検出されなくなった場合に、前
    記映像信号及び音声信号の記録を停止するよう制御する
    ことを特徴とする自動録画制御装置。
  2. 【請求項2】前記映像入力端子の入力における同期信号
    あるいはカラーバースト信号の有無を検出する信号検出
    部を備え、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出され、且つ前記映像検出部にて映像信号が検出
    され、更に、前記音声検出部にて音声信号が検出された
    場合に、前記映像信号及び音声信号の記録を開始するよ
    う制御すると共に、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出されなくなった場合、あるいは、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出されるものの、前記映像検出部及び前記音声検
    出部にて、映像信号及び音声信号が所定期間以上検出さ
    れなくなった場合に、前記映像信号及び音声信号の記録
    を停止するよう制御することを特徴とする請求項1記載
    の自動録画制御装置。
  3. 【請求項3】前記映像入力端子及び音声入力端子を介し
    て接続される機器が動作していない状態で同期信号ある
    いはカラーバースト信号を出力する機器であるか、それ
    とも出力しない機器であるかを判別し、 前記接続される機器が動作していない状態で同期信号あ
    るいはカラーバースト信号を出力する機器である時に
    は、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出され、且つ前記映像検出部にて映像信号が検出
    され、更に、前記音声検出部にて音声信号が検出された
    場合に、前記映像信号及び音声信号の記録を開始するよ
    う制御すると共に、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出されなくなった場合、あるいは、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出されるものの、前記映像検出部及び前記音声検
    出部にて、映像信号及び音声信号が所定期間以上検出さ
    れなくなった場合に、前記映像信号及び音声信号の記録
    を停止するよう制御する一方、 前記接続される機器が動作していない状態で同期信号あ
    るいはカラーバースト信号を出力しない機器である時に
    は、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出された場合に、前記映像信号及び音声信号の記
    録を開始するよう制御すると共に、 前記信号検出部にて同期信号あるいはカラーバースト信
    号が検出されなくなった場合に、前記映像信号及び音声
    信号の記録を停止するよう制御することを特徴とする請
    求項2記載の自動録画制御装置。
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