JP2000119045A - 太陽光制御被覆ガラス - Google Patents
太陽光制御被覆ガラスInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 顕著な太陽光遮蔽特性を有する熱分解形成さ
れた被覆ガラスの提供。 【解決手段】 太陽光制御透明ガラスシートは少なくと
も二つの熱分解形成層の被覆を担持するソーダライムガ
ラスシートによって与えられ、そのガラスシートに金属
酸化物100molあたり1〜100molの量のドー
パントを含有する金属酸化物を含む材料から形成されか
つ15〜500nmの範囲の厚さを有する導体又は半導
体層の被覆を存在させ、前記金属酸化物が三酸化タング
ステン(WO3)、三酸化モリブデン(MoO3)、五
酸化ニオブ(Nb2O5)、五酸化タンタル(Ta2O
5)、五酸化バナジウム(V2O5)及び二酸化バナジ
ウム(VO2)の1以上から選択され、それによってそ
の被覆されたシートが透過及び反射において中性又は青
色、30〜85%の範囲の視感透過率(TL)及び1よ
り大きい、好ましくは1.2より大きい選択性を有す
る。
れた被覆ガラスの提供。 【解決手段】 太陽光制御透明ガラスシートは少なくと
も二つの熱分解形成層の被覆を担持するソーダライムガ
ラスシートによって与えられ、そのガラスシートに金属
酸化物100molあたり1〜100molの量のドー
パントを含有する金属酸化物を含む材料から形成されか
つ15〜500nmの範囲の厚さを有する導体又は半導
体層の被覆を存在させ、前記金属酸化物が三酸化タング
ステン(WO3)、三酸化モリブデン(MoO3)、五
酸化ニオブ(Nb2O5)、五酸化タンタル(Ta2O
5)、五酸化バナジウム(V2O5)及び二酸化バナジ
ウム(VO2)の1以上から選択され、それによってそ
の被覆されたシートが透過及び反射において中性又は青
色、30〜85%の範囲の視感透過率(TL)及び1よ
り大きい、好ましくは1.2より大きい選択性を有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は太陽光制御ガラスの
シート及びそれらの製造方法に関する。
シート及びそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】透明太陽光制御シートは建造物のための外
部窓ガラスパネルに使用するために多く要求されてい
る。審美的外観を有することに加えて、それらは太陽光
線の加熱及び眩惑に対する保護を与えるという利点を提
供する。同様の要求は車両窓のために使用されるガラス
シートに対しても存在する。
部窓ガラスパネルに使用するために多く要求されてい
る。審美的外観を有することに加えて、それらは太陽光
線の加熱及び眩惑に対する保護を与えるという利点を提
供する。同様の要求は車両窓のために使用されるガラス
シートに対しても存在する。
【0003】典型的にソーダライムガラスからなる太陽
光制御シートは必要な特定の特性を与えるために被覆を
担持する。それらは単一シートとして又はガラス及び非
ガラス質積層材料の他のシートを含む窓ガラスパネルに
おいて使用されてもよい。太陽光制御条件はシート又は
シートが一部を形成するパネルが全入射太陽光線の大部
分を通過せず、それによって建造物又は車両内部の過加
熱に対抗することである。
光制御シートは必要な特定の特性を与えるために被覆を
担持する。それらは単一シートとして又はガラス及び非
ガラス質積層材料の他のシートを含む窓ガラスパネルに
おいて使用されてもよい。太陽光制御条件はシート又は
シートが一部を形成するパネルが全入射太陽光線の大部
分を通過せず、それによって建造物又は車両内部の過加
熱に対抗することである。
【0004】ここで議論される被覆ガラスシートの特性
はInternational Commission on Illumination-Commiss
ion Internationale de l'Eclairage(“CIE”)の
標準規定に基づく。
はInternational Commission on Illumination-Commiss
ion Internationale de l'Eclairage(“CIE”)の
標準規定に基づく。
【0005】“視感透過率(TL)”は入射光束の百分
率としてシートを透過した光束である。
率としてシートを透過した光束である。
【0006】“視感反射率(RL)”は入射光束の百分
率としてシートから反射された光束である。一つの面上
に被覆を有するシートに対して、反射率は被覆された側
から(RLc)又は被覆されていないガラス側から(R
Lg)測定されてもよい。
率としてシートから反射された光束である。一つの面上
に被覆を有するシートに対して、反射率は被覆された側
から(RLc)又は被覆されていないガラス側から(R
Lg)測定されてもよい。
【0007】全入射太陽光線の透過率はシートの“ソー
ラファクター(solar factor(FS))”として表され
てもよく、ここで使用されるソーラファクターはシート
上に入射する全放射エネルギーの百分率として、直接透
過される全エネルギーとエネルギー源から離れる側上で
吸収及び再放射されるエネルギーの合計を意味する。
ラファクター(solar factor(FS))”として表され
てもよく、ここで使用されるソーラファクターはシート
上に入射する全放射エネルギーの百分率として、直接透
過される全エネルギーとエネルギー源から離れる側上で
吸収及び再放射されるエネルギーの合計を意味する。
【0008】シートの“選択性”はソーラファクターに
対する視感透過率の比率(TL/FS)である。
対する視感透過率の比率(TL/FS)である。
【0009】熱分解を含む、ガラスシート上に被覆を形
成するための多数の技術が知られている。熱分解は耐久
性のある耐摩耗及び耐腐食性の硬い被覆を製造する利点
を一般に有する。これは特に被覆材料の付着中熱いガラ
スシートのためであると考えられている。熱分解はプラ
ント投資の点でスパッタリングの如き他の被覆法より一
般に安価である。
成するための多数の技術が知られている。熱分解は耐久
性のある耐摩耗及び耐腐食性の硬い被覆を製造する利点
を一般に有する。これは特に被覆材料の付着中熱いガラ
スシートのためであると考えられている。熱分解はプラ
ント投資の点でスパッタリングの如き他の被覆法より一
般に安価である。
【0010】幅広い種類の被覆材料が窓ガラスパネルの
光学特性を変更するために提案されている。酸化錫(S
nO2)はしばしば他の金属酸化物の如き他の材料と組
合せて広く使用されてきた。
光学特性を変更するために提案されている。酸化錫(S
nO2)はしばしば他の金属酸化物の如き他の材料と組
合せて広く使用されてきた。
【0011】我々の英国特許第1455148号は金属
又はケイ素の化合物をスプレーして光透過率及び/又は
光反射率を変更することによってガラスシート上に1以
上の酸化物(例えばSnO2,Co3O4,Cr
2O3,Sb2O3,SiO2,TiO2又はZr
O2)の被覆を熱分解的に形成する方法の初期の例であ
る。
又はケイ素の化合物をスプレーして光透過率及び/又は
光反射率を変更することによってガラスシート上に1以
上の酸化物(例えばSnO2,Co3O4,Cr
2O3,Sb2O3,SiO2,TiO2又はZr
O2)の被覆を熱分解的に形成する方法の初期の例であ
る。
【0012】米国特許第5385751号はガラスの太
陽及び光学特性を改良するようなガラス支持体表面上で
のタングステン酸化物のフッ素ドープされたフィルムの
形成に関する。ドープされた酸化物はタングステンアル
コキシドの前記表面における酸素含有化合物とフッ素含
有化合物の反応によって得られる。
陽及び光学特性を改良するようなガラス支持体表面上で
のタングステン酸化物のフッ素ドープされたフィルムの
形成に関する。ドープされた酸化物はタングステンアル
コキシドの前記表面における酸素含有化合物とフッ素含
有化合物の反応によって得られる。
【0013】WO 98/11031は被覆が酸化クロ
ム、酸化コバルト、酸化鉄、酸化モリブデン、酸化ニオ
ブ、酸化バナジウム、又はドープ又は非ドープされた酸
化タングステンの如き金属酸化物の熱吸収層、及び金属
化合物、例えばドープされた酸化錫又はドープされた酸
化インジウムの如き半導体金属酸化物の低輻射率層を含
む太陽光制御被覆ガラスに関する。
ム、酸化コバルト、酸化鉄、酸化モリブデン、酸化ニオ
ブ、酸化バナジウム、又はドープ又は非ドープされた酸
化タングステンの如き金属酸化物の熱吸収層、及び金属
化合物、例えばドープされた酸化錫又はドープされた酸
化インジウムの如き半導体金属酸化物の低輻射率層を含
む太陽光制御被覆ガラスに関する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は顕著な
太陽光遮蔽特性を有する熱分解形成された被覆ガラスを
提供することにある。
太陽光遮蔽特性を有する熱分解形成された被覆ガラスを
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的及び他の有用な
目的は導体ドーパント材料を含有するある金属酸化物の
規定された厚さの導体又は半導体層を含む熱分解被覆を
シートに適用することによって達成できることを発見し
た。(層厚さの数値限定に対するここでの言及は全ての
場合において幾何学的厚さである。)
目的は導体ドーパント材料を含有するある金属酸化物の
規定された厚さの導体又は半導体層を含む熱分解被覆を
シートに適用することによって達成できることを発見し
た。(層厚さの数値限定に対するここでの言及は全ての
場合において幾何学的厚さである。)
【0016】本発明によれば、少なくとも二つの熱分解
形成層の被覆を担持する透明ガラスシートにおいて、金
属酸化物100molあたり1〜100molの量のド
ーパントを含有する金属酸化物を含む材料から形成され
かつ15〜500nmの範囲の厚さを有する導体又は半
導体層の被覆を存在させ、前記金属酸化物が三酸化タン
グステン(WO3)、三酸化モリブデン(MoO3)、
五酸化ニオブ(Nb2O5)、五酸化タンタル(Ta2
O5)、五酸化バナジウム(V2O5)及び二酸化バナ
ジウム(VO2)の1以上から選択され、それによって
その被覆されたシートが透過及び反射において中性又は
青色、30〜85%の範囲の視感透過率(TL)及び1
より大きい選択性を有することを特徴とする透明ガラス
シートが提供される。
形成層の被覆を担持する透明ガラスシートにおいて、金
属酸化物100molあたり1〜100molの量のド
ーパントを含有する金属酸化物を含む材料から形成され
かつ15〜500nmの範囲の厚さを有する導体又は半
導体層の被覆を存在させ、前記金属酸化物が三酸化タン
グステン(WO3)、三酸化モリブデン(MoO3)、
五酸化ニオブ(Nb2O5)、五酸化タンタル(Ta2
O5)、五酸化バナジウム(V2O5)及び二酸化バナ
ジウム(VO2)の1以上から選択され、それによって
その被覆されたシートが透過及び反射において中性又は
青色、30〜85%の範囲の視感透過率(TL)及び1
より大きい選択性を有することを特徴とする透明ガラス
シートが提供される。
【0017】また、本発明は少なくとも二つの熱分解形
成層の被覆を担持する透明ガラスシートの製造方法にお
いて、金属酸化物を含む材料から形成されかつ15〜5
00nmの範囲の厚さを有する導体又は半導体層をシー
トに適用し、金属酸化物の100molあたり1〜10
0molの量のドーパントを金属酸化物中に導入し、前
記金属酸化物が三酸化タングステン(WO3)、三酸化
モリブデン(MoO3)、五酸化ニオブ(Nb
2O5)、五酸化タンタル(Ta2O5)、五酸化バナ
ジウム(V2O5)及び二酸化バナジウム(VO2)の
1以上から選択され、それによってその被覆されたシー
トが透過及び反射において中性又は青色、30〜85%
の範囲の視感透過率(TL)及び1より大きい選択性を
有することを特徴とする製造方法を提供する。
成層の被覆を担持する透明ガラスシートの製造方法にお
いて、金属酸化物を含む材料から形成されかつ15〜5
00nmの範囲の厚さを有する導体又は半導体層をシー
トに適用し、金属酸化物の100molあたり1〜10
0molの量のドーパントを金属酸化物中に導入し、前
記金属酸化物が三酸化タングステン(WO3)、三酸化
モリブデン(MoO3)、五酸化ニオブ(Nb
2O5)、五酸化タンタル(Ta2O5)、五酸化バナ
ジウム(V2O5)及び二酸化バナジウム(VO2)の
1以上から選択され、それによってその被覆されたシー
トが透過及び反射において中性又は青色、30〜85%
の範囲の視感透過率(TL)及び1より大きい選択性を
有することを特徴とする製造方法を提供する。
【0018】上で規定した導体又は半導体層の特別な利
益はそれが可視領域より近赤外で大きな反射を被覆シー
トに付与し、それによって高い視感透過率を維持しなが
ら太陽光からの保護を改良することである。
益はそれが可視領域より近赤外で大きな反射を被覆シー
トに付与し、それによって高い視感透過率を維持しなが
ら太陽光からの保護を改良することである。
【0019】被覆は一般に透明な層を含み、それは導体
又は半導体層に干渉し、被覆ガラスシートに透過及び反
射において中性及び青色味を与える。
又は半導体層に干渉し、被覆ガラスシートに透過及び反
射において中性及び青色味を与える。
【0020】ドープされた酸化タングステンは導体又は
半導体層のために好ましい材料である。元々低い輻射率
がその有用な特性の一つである。輻射率は所定の温度で
所定の表面によって輻射されるエネルギーの、同じ温度
の完全な輻射体(1.0の輻射率を有する黒体)のそれ
に対する比率である。
半導体層のために好ましい材料である。元々低い輻射率
がその有用な特性の一つである。輻射率は所定の温度で
所定の表面によって輻射されるエネルギーの、同じ温度
の完全な輻射体(1.0の輻射率を有する黒体)のそれ
に対する比率である。
【0021】金属酸化物は好適なプリカーサから形成さ
れる。例えば、酸化モリブデンに対して好適なプリカー
サはモリブデンカルボニル[Mo(CO)6]、モリブ
デンアセチルアセトネート、モリブデンクロライド(M
oCl3又はMoCl5)、モリブデンフルオライド
(MoF6)、MoO2(2,2,6,6−テトラメチ
ルヘプタン−3,5−ジオン)2の如き有機モリブデン
化合物、及びモリブデンオキシクロライド(MoO2C
l2又はMoOCl4)を含む。酸化バナジウムに対し
て好適なプリカーサはバナジウムアセチルアセトネート
である。酸化ニオブに対して好適なプリカーサはニオブ
エトキサイド[Nb(OC2H5)5]、ニオブクロラ
イド(NbCl5)、ニオブフルオライド(NbF5)
及びニオブジピバロイルメタネートクロライド(Nb
(2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジ
オン)2Cl3)を含む。酸化タンタルを形成するため
に好適なプリカーサはタンタルフルオライド又はクロラ
イド(TaF5又はTaCl5)又はアルコキシタンタ
ル[例えばTa(OR)5、式中R=CH3,C2H5
又はC4H9]を含む。酸化タングステンを形成するた
め、好適なプリカーサはタングステンヘキサクロライド
(WCl6)、タングステンオキシテトラクロライド
(WOCl4)、タングステンカルボニル[W(CO)
6]、タングステンシクロペンタジエニルクロライド
[W(C5H5)2Cl2]、タングステンフルオライ
ド(WF6)、又はタングステンエトキサイド[W(O
C2H5)5又はW(OC2H5)6]を含む。
れる。例えば、酸化モリブデンに対して好適なプリカー
サはモリブデンカルボニル[Mo(CO)6]、モリブ
デンアセチルアセトネート、モリブデンクロライド(M
oCl3又はMoCl5)、モリブデンフルオライド
(MoF6)、MoO2(2,2,6,6−テトラメチ
ルヘプタン−3,5−ジオン)2の如き有機モリブデン
化合物、及びモリブデンオキシクロライド(MoO2C
l2又はMoOCl4)を含む。酸化バナジウムに対し
て好適なプリカーサはバナジウムアセチルアセトネート
である。酸化ニオブに対して好適なプリカーサはニオブ
エトキサイド[Nb(OC2H5)5]、ニオブクロラ
イド(NbCl5)、ニオブフルオライド(NbF5)
及びニオブジピバロイルメタネートクロライド(Nb
(2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジ
オン)2Cl3)を含む。酸化タンタルを形成するため
に好適なプリカーサはタンタルフルオライド又はクロラ
イド(TaF5又はTaCl5)又はアルコキシタンタ
ル[例えばTa(OR)5、式中R=CH3,C2H5
又はC4H9]を含む。酸化タングステンを形成するた
め、好適なプリカーサはタングステンヘキサクロライド
(WCl6)、タングステンオキシテトラクロライド
(WOCl4)、タングステンカルボニル[W(CO)
6]、タングステンシクロペンタジエニルクロライド
[W(C5H5)2Cl2]、タングステンフルオライ
ド(WF6)、又はタングステンエトキサイド[W(O
C2H5)5又はW(OC2H5)6]を含む。
【0022】ドーパントは導体又は半導体層の導電特性
を与える。ドーパントは金属酸化物の1molあたり1
〜100mol、好ましくは5〜100molの量で層
中に存在し、金属酸化物層に対する導体又は半導体特性
を確実にする。好ましいドーパントは水素、リチウム、
ナトリウム、カリウム、及びフッ素を含む。WO3ベー
ス層に対して、水素、リチウム、ナトリウム又はカリウ
ムドーパントの好ましい量は金属酸化物100molあ
たり20〜100molの範囲であり、一方フッ素ドー
パントについて好ましい量は100molのWあたり1
0〜40molの範囲である。MoO3層に対して、ナ
トリウムドーパントの好ましい量は100molのMo
あたり20〜100molの範囲であり、フッ素ドーパ
ントの好ましい量は100molのMoあたり10〜3
0molの範囲である。Nb2O 3又はTa2O5層に
対して、フッ素ドーパントの好ましい量は100mol
のNb又はTaあたり1〜5molの範囲である。
を与える。ドーパントは金属酸化物の1molあたり1
〜100mol、好ましくは5〜100molの量で層
中に存在し、金属酸化物層に対する導体又は半導体特性
を確実にする。好ましいドーパントは水素、リチウム、
ナトリウム、カリウム、及びフッ素を含む。WO3ベー
ス層に対して、水素、リチウム、ナトリウム又はカリウ
ムドーパントの好ましい量は金属酸化物100molあ
たり20〜100molの範囲であり、一方フッ素ドー
パントについて好ましい量は100molのWあたり1
0〜40molの範囲である。MoO3層に対して、ナ
トリウムドーパントの好ましい量は100molのMo
あたり20〜100molの範囲であり、フッ素ドーパ
ントの好ましい量は100molのMoあたり10〜3
0molの範囲である。Nb2O 3又はTa2O5層に
対して、フッ素ドーパントの好ましい量は100mol
のNb又はTaあたり1〜5molの範囲である。
【0023】ドーパントは金属酸化物の形成後に適用さ
れ金属酸化物中に拡散することができる。一つの選択に
おいて金属酸化物は平坦なガラス製造ラインのフロート
チャンバー内で形成され、ドーパントとして作用するた
めの水素が前記チャンバー内の水素雰囲気によって与え
られる。
れ金属酸化物中に拡散することができる。一つの選択に
おいて金属酸化物は平坦なガラス製造ラインのフロート
チャンバー内で形成され、ドーパントとして作用するた
めの水素が前記チャンバー内の水素雰囲気によって与え
られる。
【0024】水素、リチウム、ナトリウム又はカリウム
ドーパントを有する層は導体である。これらのドーパン
トを有する層の厚さは15〜100nmの範囲であるこ
とが好ましく、一方フッ素ドーパントを有する層は半導
体であり、その厚さは100〜500nmの範囲である
ことが好ましい。
ドーパントを有する層は導体である。これらのドーパン
トを有する層の厚さは15〜100nmの範囲であるこ
とが好ましく、一方フッ素ドーパントを有する層は半導
体であり、その厚さは100〜500nmの範囲である
ことが好ましい。
【0025】本発明の一つの好ましい例では、被覆はガ
ラスシートと導体又は半導体層の間にアンダーコートと
して透明層を含む。このアンダーコート層のための好適
な材料は酸化物、オキシ炭化物(oxycarbides )、窒化
物及びオキシ窒化物(oxynitrides )、例えばAl2O
3,SiO2,SiOx(0<x<2),SnO2,S
nO2/Sb(0.02<Sb/Sn<0.5),Sn
O2/F(0.01<F/Sn<0.03),Ti
O2,ZrO2,SiOxCy,AlN,Si3N 4,
AlNxOy,SiNxOyの1以上を含む。
ラスシートと導体又は半導体層の間にアンダーコートと
して透明層を含む。このアンダーコート層のための好適
な材料は酸化物、オキシ炭化物(oxycarbides )、窒化
物及びオキシ窒化物(oxynitrides )、例えばAl2O
3,SiO2,SiOx(0<x<2),SnO2,S
nO2/Sb(0.02<Sb/Sn<0.5),Sn
O2/F(0.01<F/Sn<0.03),Ti
O2,ZrO2,SiOxCy,AlN,Si3N 4,
AlNxOy,SiNxOyの1以上を含む。
【0026】好ましくは、アンダーコートの材料は酸化
物である。酸化物層は熱分解によって容易に製造するこ
とができ、公知の安定した特性を有する。
物である。酸化物層は熱分解によって容易に製造するこ
とができ、公知の安定した特性を有する。
【0027】好ましくは、アンダーコート層の材料は誘
電材料である。これは良好な透明性を確保し、被覆ガラ
スシートに対する必要な光学特性を達成するのに役立
つ。好ましい材料はSnO2及びTiO2である。
電材料である。これは良好な透明性を確保し、被覆ガラ
スシートに対する必要な光学特性を達成するのに役立
つ。好ましい材料はSnO2及びTiO2である。
【0028】この層のための好ましい厚さは15〜90
nmの範囲である。もし被覆がアンダーコート層と導体
又は半導体層だけを含む(即ち、他の層が全くない)な
ら、そのときアンダーコート層の好ましい厚さは22〜
90nmの範囲であり、導体又は半導体層の好ましい厚
さは20〜60nmの範囲である。
nmの範囲である。もし被覆がアンダーコート層と導体
又は半導体層だけを含む(即ち、他の層が全くない)な
ら、そのときアンダーコート層の好ましい厚さは22〜
90nmの範囲であり、導体又は半導体層の好ましい厚
さは20〜60nmの範囲である。
【0029】アンダーコート層は幾つかの利点を提供す
る。それは反射において被覆の色相を中性化するのを助
ける。それは可視領域における被覆の全反射を減らすの
に役立ち、それによって選択性を改良する。それはガラ
スから被覆中へのナトリウムイオンの拡散に対するバリ
ヤーを与えることができ、これは曇りを防ぐために特に
望まれる。曇りは塩素を含有する幾つかのプリカーサで
出現し、特にかかるプリカーサから出発して厚い被覆層
を形成するときにそうである。
る。それは反射において被覆の色相を中性化するのを助
ける。それは可視領域における被覆の全反射を減らすの
に役立ち、それによって選択性を改良する。それはガラ
スから被覆中へのナトリウムイオンの拡散に対するバリ
ヤーを与えることができ、これは曇りを防ぐために特に
望まれる。曇りは塩素を含有する幾つかのプリカーサで
出現し、特にかかるプリカーサから出発して厚い被覆層
を形成するときにそうである。
【0030】本発明のさらに好ましい例では被覆はガラ
スシートから離れた導体又は半導体層の面上にオーバー
コート層として透明層を含む。かかるオーバーコート層
は雰囲気に暴露されるとき導体又は半導体層を保護する
ことができる。
スシートから離れた導体又は半導体層の面上にオーバー
コート層として透明層を含む。かかるオーバーコート層
は雰囲気に暴露されるとき導体又は半導体層を保護する
ことができる。
【0031】オーバーコート層のための好適な材料は酸
化物、窒化物及びオキシ窒化物、例えばAl2O3,S
iO2,SnO2,SnO2/Sb(0.02<Sb/
Sn<0.5),SnO2/F(0.01<F/Sn<
0.03),TiO2,ZrO2,Si3N4及びSi
NxOyの1以上を含む。
化物、窒化物及びオキシ窒化物、例えばAl2O3,S
iO2,SnO2,SnO2/Sb(0.02<Sb/
Sn<0.5),SnO2/F(0.01<F/Sn<
0.03),TiO2,ZrO2,Si3N4及びSi
NxOyの1以上を含む。
【0032】好ましくは、オーバーコートの材料は酸化
物である。酸化物層は熱分解によって容易に製造するこ
とができ、公知の安定した特性を有する。
物である。酸化物層は熱分解によって容易に製造するこ
とができ、公知の安定した特性を有する。
【0033】好ましくは、オーバーコート層の材料は誘
電材料である。これは良好な透明性を確保し、被覆ガラ
スシートに対する必要な光学特性を達成するのに役立
つ。好ましい材料はSnO2及びTiO2であり、それ
らは被覆の保護及び中性化を促進する。
電材料である。これは良好な透明性を確保し、被覆ガラ
スシートに対する必要な光学特性を達成するのに役立
つ。好ましい材料はSnO2及びTiO2であり、それ
らは被覆の保護及び中性化を促進する。
【0034】オーバーコート層のための好ましい厚さは
5〜60nmの範囲である。かかる範囲の厚さは必要な
光学特性、即ち透過及び反射における中性又は青色味の
達成を可能にする。もし被覆が導体又は半導体層とオー
バーコート層だけを含む(即ち、他の層が全くない)な
ら、そのとき導体又は半導体層の好ましい厚さは15〜
500nmの範囲であり、オーバーコート層の好ましい
厚さは10〜60nmの範囲である。
5〜60nmの範囲である。かかる範囲の厚さは必要な
光学特性、即ち透過及び反射における中性又は青色味の
達成を可能にする。もし被覆が導体又は半導体層とオー
バーコート層だけを含む(即ち、他の層が全くない)な
ら、そのとき導体又は半導体層の好ましい厚さは15〜
500nmの範囲であり、オーバーコート層の好ましい
厚さは10〜60nmの範囲である。
【0035】アンダーコート又はオーバーコート層とし
て使用される材料のために好適なプリカーサは塩化物、
例えばAlCl3,SiCl4,SnCl4及びTiC
l4,及びモノブチルトリクロロ錫(“MBTC”)の
如き有機金属化合物を含む。
て使用される材料のために好適なプリカーサは塩化物、
例えばAlCl3,SiCl4,SnCl4及びTiC
l4,及びモノブチルトリクロロ錫(“MBTC”)の
如き有機金属化合物を含む。
【0036】オーバーコート層は製品の続く熱処理又は
曲げの場合に被覆中への雰囲気酸素の拡散に対するバリ
ヤーとして役立つ。この層は反射において被覆の色相を
中性化し、可視領域において完成製品の反射を最小化す
るのにも役立つ。それは導体又は半導体層からのドーパ
ントの拡散に対するバリヤーとしても役立ち、かくして
この層の導体特性を保護するのを助ける。
曲げの場合に被覆中への雰囲気酸素の拡散に対するバリ
ヤーとして役立つ。この層は反射において被覆の色相を
中性化し、可視領域において完成製品の反射を最小化す
るのにも役立つ。それは導体又は半導体層からのドーパ
ントの拡散に対するバリヤーとしても役立ち、かくして
この層の導体特性を保護するのを助ける。
【0037】本発明の最も好ましい例では被覆はアンダ
ーコート層とオーバーコート層の両方を含む。アンダー
コート層の材料はオーバーコート層のそれと本質的に同
じである必要はないが、被覆の製造の点で同じ材料の使
用が最も好都合である。アンダーコート層、導体又は半
導体層及びオーバーコート層の三つの被覆では、前記層
の好ましい厚さはそれぞれ15〜60nm、15〜50
0nm及び5〜60nmの範囲である。アンダーコート
及びオーバーコート層のための好ましい材料は透明誘電
酸化物材料である。
ーコート層とオーバーコート層の両方を含む。アンダー
コート層の材料はオーバーコート層のそれと本質的に同
じである必要はないが、被覆の製造の点で同じ材料の使
用が最も好都合である。アンダーコート層、導体又は半
導体層及びオーバーコート層の三つの被覆では、前記層
の好ましい厚さはそれぞれ15〜60nm、15〜50
0nm及び5〜60nmの範囲である。アンダーコート
及びオーバーコート層のための好ましい材料は透明誘電
酸化物材料である。
【0038】上述のように三つの被覆中のアンダーコー
ト及びオーバーコート層はドーパントを含有しないこと
が好ましい。これは被覆が順に非導体層、導体又は半導
体層及び別の非導体層を有することを確実にする。各非
導体及び導体層の間の干渉は可視スペクトルにおける高
い視感透過率と低い視感反射率の組合せを達成するのに
役立つ。
ト及びオーバーコート層はドーパントを含有しないこと
が好ましい。これは被覆が順に非導体層、導体又は半導
体層及び別の非導体層を有することを確実にする。各非
導体及び導体層の間の干渉は可視スペクトルにおける高
い視感透過率と低い視感反射率の組合せを達成するのに
役立つ。
【0039】被覆中の各層の厚さ、それらの屈折率及び
層のために使用される特定材料は被覆シートの光学特性
に影響する。かくして特定の最適厚さは求められる被覆
シートの光学特性及び層材料による上述の範囲内で変化
する。
層のために使用される特定材料は被覆シートの光学特性
に影響する。かくして特定の最適厚さは求められる被覆
シートの光学特性及び層材料による上述の範囲内で変化
する。
【0040】本発明による被覆、特に導体又は半導体層
及びオーバーコート層を含む被覆は焼戻しの如き曲げ及
び熱処理に十分耐えうるという特別な利点を被覆シート
に与える。この特性は車両窓の製造に特に有用である。
及びオーバーコート層を含む被覆は焼戻しの如き曲げ及
び熱処理に十分耐えうるという特別な利点を被覆シート
に与える。この特性は車両窓の製造に特に有用である。
【0041】本発明による被覆ガラスシートは1より大
きい選択性、即ちソーラファクター(FS)より大きい
視感透過率(TL)を有する。好ましい選択性は1.2
より大きい。
きい選択性、即ちソーラファクター(FS)より大きい
視感透過率(TL)を有する。好ましい選択性は1.2
より大きい。
【0042】本発明によるシートについて達成される中
性又は青色味は透過において−10<a<3及び−10
<b<3及び反射において−10<a<3及び−10≦
b<3のハンター値a及びbによって表される。
性又は青色味は透過において−10<a<3及び−10
<b<3及び反射において−10<a<3及び−10≦
b<3のハンター値a及びbによって表される。
【0043】好ましくは、反射及び透過におけるハンタ
ー値aは赤成分の色を避けるためにゼロより低いか又は
ゼロに等しい。そのとき透過及び反射におけるハンター
値aは−10<a≦0である。好ましくは、反射及び透
過のハンター値aは青成分の色が低いように−6より小
さい(−6<a)。最も好ましくは、反射及び透過にお
けるハンター値aは緑及び黄成分の色が低くなるように
−6〜0(−6<a≦0)である。
ー値aは赤成分の色を避けるためにゼロより低いか又は
ゼロに等しい。そのとき透過及び反射におけるハンター
値aは−10<a≦0である。好ましくは、反射及び透
過のハンター値aは青成分の色が低いように−6より小
さい(−6<a)。最も好ましくは、反射及び透過にお
けるハンター値aは緑及び黄成分の色が低くなるように
−6〜0(−6<a≦0)である。
【0044】好ましくは、反射及び透過におけるハンタ
ー値bは黄成分の色を避けるように−10<b<0であ
る。
ー値bは黄成分の色を避けるように−10<b<0であ
る。
【0045】熱分解による本発明の被覆の製造は他の方
法によって製造されたものより大きい機械抵抗を与え
る。
法によって製造されたものより大きい機械抵抗を与え
る。
【0046】平坦なガラスへの熱分解被覆の適用はガラ
スが新しく形成されるとき、例えばそれがホットガラス
リボンとしてフロートガラスラインを去るとき又はフロ
ートチャンバー内にあるとき最も良好に達成される。こ
れはガラスを再加熱して熱分解反応を起こす必要性を避
けるという経済的利益を与える。被覆の品質において新
しく形成されたガラス表面は原始的な状態だからであ
る。
スが新しく形成されるとき、例えばそれがホットガラス
リボンとしてフロートガラスラインを去るとき又はフロ
ートチャンバー内にあるとき最も良好に達成される。こ
れはガラスを再加熱して熱分解反応を起こす必要性を避
けるという経済的利益を与える。被覆の品質において新
しく形成されたガラス表面は原始的な状態だからであ
る。
【0047】各被覆層のための原材料は化学蒸着(CV
D又は“蒸気熱分解”)によって、液体スプレー(“液
体熱分解”)として又はCVDとスプレーの組合せによ
ってガラスシートに適用されてもよい。CVDによって
被覆層を形成するために、原材料は典型的には第1ノズ
ルを通して供給されてガラスシートに接触する。もし原
材料が室温で液体である1以上の塩化物を含むなら、そ
れは窒素のような無水キャリヤーガスの加熱流れで気化
される。気化はキャリヤーガス中のこれらの試薬の噴霧
によって容易になされる。酸化物を製造するために、反
応体、例えば塩化物は酸素含有化合物、例えば水蒸気、
酢酸、イソプロパノール又は酢酸エチルの存在中にもた
らされ、それは第2ノズルを通して導入されることが好
ましい。
D又は“蒸気熱分解”)によって、液体スプレー(“液
体熱分解”)として又はCVDとスプレーの組合せによ
ってガラスシートに適用されてもよい。CVDによって
被覆層を形成するために、原材料は典型的には第1ノズ
ルを通して供給されてガラスシートに接触する。もし原
材料が室温で液体である1以上の塩化物を含むなら、そ
れは窒素のような無水キャリヤーガスの加熱流れで気化
される。気化はキャリヤーガス中のこれらの試薬の噴霧
によって容易になされる。酸化物を製造するために、反
応体、例えば塩化物は酸素含有化合物、例えば水蒸気、
酢酸、イソプロパノール又は酢酸エチルの存在中にもた
らされ、それは第2ノズルを通して導入されることが好
ましい。
【0048】かかる被覆を形成するための方法及び装置
は例えばフランス特許 No.2348166又はフランス
特許出願 No.2648453A1に記載されている。こ
れらの方法及び装置は有利な光学特性を持つ特に強い被
覆の形成に導く。
は例えばフランス特許 No.2348166又はフランス
特許出願 No.2648453A1に記載されている。こ
れらの方法及び装置は有利な光学特性を持つ特に強い被
覆の形成に導く。
【0049】スプレー法によって被覆を形成するため
に、ガラスシートは原材料を含有する液滴のスプレーと
接触状態にもたらされてもよい。スプレーは被覆される
シート又はリボンの幅を横切って被覆を与える路に従う
ように配置された1以上のスプレーノズルによって適用
される。
に、ガラスシートは原材料を含有する液滴のスプレーと
接触状態にもたらされてもよい。スプレーは被覆される
シート又はリボンの幅を横切って被覆を与える路に従う
ように配置された1以上のスプレーノズルによって適用
される。
【0050】本発明の被覆層のための付着の好ましい方
法はCVDである。これは一定の厚さ及び組成の被覆を
与える際にスプレーされる液体より利益を与える。かか
る被覆の均一性は製品が大きな面積を被覆しなければな
らない場合に重要である。また、スプレー被覆はスプレ
ーガンの路及びスプレーされた液滴の軌跡を維持する傾
向がある。さらに、スプレーされた液体の熱分解はSn
O2及びTiO2の如き酸化物被覆の製造に本質的に限
定される。被覆付着ごとにガラスシートをかなり冷却す
るので、スプレーされた液体を使用して多層被覆を作る
ことも困難である。さらに、CVDは原材料の点で経済
的であり、消耗が少ない。
法はCVDである。これは一定の厚さ及び組成の被覆を
与える際にスプレーされる液体より利益を与える。かか
る被覆の均一性は製品が大きな面積を被覆しなければな
らない場合に重要である。また、スプレー被覆はスプレ
ーガンの路及びスプレーされた液滴の軌跡を維持する傾
向がある。さらに、スプレーされた液体の熱分解はSn
O2及びTiO2の如き酸化物被覆の製造に本質的に限
定される。被覆付着ごとにガラスシートをかなり冷却す
るので、スプレーされた液体を使用して多層被覆を作る
ことも困難である。さらに、CVDは原材料の点で経済
的であり、消耗が少ない。
【0051】しかしながら、スプレー法のかかる欠点に
もかかわらず、適用の容易さ及び経済性のため採用され
ていることが多い。
もかかわらず、適用の容易さ及び経済性のため採用され
ていることが多い。
【0052】本発明による被覆ガラスシートは単一シー
ト窓ガラスパネルとして又は多層窓ガラス又は積層パネ
ル集成体において使用されてもよい。多層窓ガラス又は
積層集成体では構成シートの一つだけが被覆を担持する
ことが好ましい。
ト窓ガラスパネルとして又は多層窓ガラス又は積層パネ
ル集成体において使用されてもよい。多層窓ガラス又は
積層集成体では構成シートの一つだけが被覆を担持する
ことが好ましい。
【0053】本発明を以下の限定されない実施例及び添
付の表を参照してより詳細に記載するだろう。表中の見
出しのイニシャル(TL、RLcなど)は上述の意味を
有する。
付の表を参照してより詳細に記載するだろう。表中の見
出しのイニシャル(TL、RLcなど)は上述の意味を
有する。
【0054】比較例1〜4(C1〜C4) フロートガラス製造ラインのフロートチャンバー内のク
リアなソーダライムフロートガラスのリボンを、二つの
連続ノズルを含む被覆ユニットを使用してCVD熱分解
によって被覆した。リボンは6mmの厚さ、約700℃
の温度を有し、1分あたり7メートルのスピードで移動
した。フッ化タングステン(WF6)ガス及びナトリウ
ム蒸気をキャリヤーガスとしての無水窒素ガスの流れ中
に注入し、第1ノズルを通してリボンに適用されるキャ
リヤーガスを供給し、金属酸化物中にドーパントを導入
した。
リアなソーダライムフロートガラスのリボンを、二つの
連続ノズルを含む被覆ユニットを使用してCVD熱分解
によって被覆した。リボンは6mmの厚さ、約700℃
の温度を有し、1分あたり7メートルのスピードで移動
した。フッ化タングステン(WF6)ガス及びナトリウ
ム蒸気をキャリヤーガスとしての無水窒素ガスの流れ中
に注入し、第1ノズルを通してリボンに適用されるキャ
リヤーガスを供給し、金属酸化物中にドーパントを導入
した。
【0055】約250℃の酢酸もキャリヤーガス中に注
入し(この場合において空気は約250℃に加熱されて
いる)、第2ノズルを通して供給し、WF6と反応さ
せ、リボン表面上にWO3の被覆を形成した。この被覆
法はWO3被覆の規定された厚さが適用されるまで続け
られた。その厚さは添付表に示されたように比較例ごと
に異なる。ナトリウムドーパントは94mol%のWO
3に対するナトリウムの割合(即ち、WO3の100m
olあたり94molのドーパント)でナトリウム蒸気
によって被覆中に導入され(あるいはナトリウムはガラ
ス自体から与えられることができ)、それによってタン
グステン酸化物層に金属導体特性を与える。
入し(この場合において空気は約250℃に加熱されて
いる)、第2ノズルを通して供給し、WF6と反応さ
せ、リボン表面上にWO3の被覆を形成した。この被覆
法はWO3被覆の規定された厚さが適用されるまで続け
られた。その厚さは添付表に示されたように比較例ごと
に異なる。ナトリウムドーパントは94mol%のWO
3に対するナトリウムの割合(即ち、WO3の100m
olあたり94molのドーパント)でナトリウム蒸気
によって被覆中に導入され(あるいはナトリウムはガラ
ス自体から与えられることができ)、それによってタン
グステン酸化物層に金属導体特性を与える。
【0056】リボンは冷却され、シートにカットされ
た。各比較例に従って被覆されたサンプルシートの光学
特性を調査した:視感透過率(TL)、シートの被覆面
からの視感反射率(RLc)、透過及び反射の両方にお
けるハンター値a及びb及びソーラファクター(F
S)。選択性(TL/FS)も記された。結果を添付の
表に示す。
た。各比較例に従って被覆されたサンプルシートの光学
特性を調査した:視感透過率(TL)、シートの被覆面
からの視感反射率(RLc)、透過及び反射の両方にお
けるハンター値a及びb及びソーラファクター(F
S)。選択性(TL/FS)も記された。結果を添付の
表に示す。
【0057】実施例1及び2 被覆ガラスのサンプルシートを比較例1〜3について記
載したように作ったが、酸化錫(SnO2)[実施例
1]及び酸化チタン(TiO2)[実施例2]のアンダ
ーコート層をそれぞれWO3層の前にリボンに適用した
点が異なる。アンダーコートはWO3についての被覆ユ
ニットの上流に位置される被覆ユニットを使用してCV
D熱分解によって適用された。
載したように作ったが、酸化錫(SnO2)[実施例
1]及び酸化チタン(TiO2)[実施例2]のアンダ
ーコート層をそれぞれWO3層の前にリボンに適用した
点が異なる。アンダーコートはWO3についての被覆ユ
ニットの上流に位置される被覆ユニットを使用してCV
D熱分解によって適用された。
【0058】キャリヤーガスとしての約250℃の無水
窒素ガスにおけるプリカーサ溶液をノズルを通してキャ
リヤーとともに供給した。プリカーサ、それぞれMBT
C及び四塩化チタンを反応させ、添付表に示されたよう
な厚さの付着酸化物を作った。WO3層はWF6及びナ
トリウム蒸気から出発して付着された。WO3層の適用
後、リボンを冷却してシートに切断し、その光学特性を
調査した。結果を添付表に再び示す。
窒素ガスにおけるプリカーサ溶液をノズルを通してキャ
リヤーとともに供給した。プリカーサ、それぞれMBT
C及び四塩化チタンを反応させ、添付表に示されたよう
な厚さの付着酸化物を作った。WO3層はWF6及びナ
トリウム蒸気から出発して付着された。WO3層の適用
後、リボンを冷却してシートに切断し、その光学特性を
調査した。結果を添付表に再び示す。
【0059】実施例3及び4 被覆ガラスシートのサンプルシートを比較例1〜3につ
いて記載したように作ったが、この例ではオーバーコー
ト層をドープされたWO3層に適用した点が異なる。実
施例3のオーバーコート層は二酸化チタン(TiO2)
であり、実施例4では酸化錫(SnO2)であった。そ
れはWO3についての被覆ユニットの下流に位置される
被覆ユニットを使用してCVD熱分解によって適用され
た。
いて記載したように作ったが、この例ではオーバーコー
ト層をドープされたWO3層に適用した点が異なる。実
施例3のオーバーコート層は二酸化チタン(TiO2)
であり、実施例4では酸化錫(SnO2)であった。そ
れはWO3についての被覆ユニットの下流に位置される
被覆ユニットを使用してCVD熱分解によって適用され
た。
【0060】オーバーコート層酸化物のプリカーサ、そ
れぞれ四塩化チタン及びMBTCを過熱蒸気とともに反
応させ、添付表に示されたような厚さのドープされたW
O3上に付着された層を作った。オーバーコート層の適
用後、リボンを冷却してシートに切断した。その光学特
性は添付表に示されている。
れぞれ四塩化チタン及びMBTCを過熱蒸気とともに反
応させ、添付表に示されたような厚さのドープされたW
O3上に付着された層を作った。オーバーコート層の適
用後、リボンを冷却してシートに切断した。その光学特
性は添付表に示されている。
【0061】実施例5〜11 被覆ガラスのサンプルシートを比較例1〜3について記
載したように再び製造したが、実施例1及び2に記載の
アンダーコート層と実施例3及び4に記載のオーバーコ
ート層の両方の適用を含む。
載したように再び製造したが、実施例1及び2に記載の
アンダーコート層と実施例3及び4に記載のオーバーコ
ート層の両方の適用を含む。
【0062】実施例9〜11に対して、WO3の代わり
に、導体層の金属酸化物をそれぞれ三酸化モリブデン
(MoO3)、五酸化ニオブ(Nb2O5)及び五酸化
タンタル(Ta2O5)にした。実施例10及び11に
対して、ナトリウムの代わりに導体層のためのドーパン
トをフッ化水素酸(HF)又はヘキサフルオロエタン
(C2F6)によってフッ素導入した。使用した特定材
料、各層の厚さ、導体層中のドーパントの割合、及び製
品シートの光学特性を表に与える。
に、導体層の金属酸化物をそれぞれ三酸化モリブデン
(MoO3)、五酸化ニオブ(Nb2O5)及び五酸化
タンタル(Ta2O5)にした。実施例10及び11に
対して、ナトリウムの代わりに導体層のためのドーパン
トをフッ化水素酸(HF)又はヘキサフルオロエタン
(C2F6)によってフッ素導入した。使用した特定材
料、各層の厚さ、導体層中のドーパントの割合、及び製
品シートの光学特性を表に与える。
【0063】
【表1】
Claims (32)
- 【請求項1】 少なくとも二つの熱分解形成層の被覆を
担持する透明ガラスシートにおいて、金属酸化物100
molあたり1〜100molの量のドーパントを含有
する金属酸化物を含む材料から形成されかつ15〜50
0nmの範囲の厚さを有する導体又は半導体層の被覆を
存在させ、前記金属酸化物が三酸化タングステン(WO
3)、三酸化モリブデン(MoO3)、五酸化ニオブ
(Nb2O5)、五酸化タンタル(Ta2O5)、五酸
化バナジウム(V2O5)及び二酸化バナジウム(VO
2)の1以上から選択され、それによってその被覆され
たシートが透過及び反射において中性又は青色、30〜
85%の範囲の視感透過率(TL)及び1より大きい選
択性を有することを特徴とする透明ガラスシート。 - 【請求項2】 ドーパントが水素、リチウム、ナトリウ
ム、カリウム及びフッ素から選択される請求項1記載の
ガラスシート。 - 【請求項3】 ドーパントの量が金属酸化物の100m
olあたり5〜100molの範囲である請求項1又は
2記載のガラスシート。 - 【請求項4】 ドーパントの量が金属酸化物の100m
olあたり20〜100molの範囲である請求項3記
載のガラスシート。 - 【請求項5】 ドーパントが水素、リチウム、ナトリウ
ム及びカリウムから選択され、導体層の厚さが15〜1
00nmの範囲である請求項2〜4のいずれか記載のガ
ラスシート。 - 【請求項6】 ドーパントがフッ素であり、半導体層の
厚さが100〜500nmの範囲である請求項2〜4の
いずれか記載のガラスシート。 - 【請求項7】 被覆がガラスシートと導体又は半導体層
の間のアンダーコートとして透明層を含む請求項1〜6
のいずれか記載のガラスシート。 - 【請求項8】 アンダーコート層の材料が酸化物、オキ
シ炭化物、窒化物、オキシ窒化物、例えばAl2O3,
SiO2,SiOx(0<x<2),SnO 2,SnO
2/Sb(0.02<Sb/Sn<0.5),SnO2
/F(0.01<F/Sn<0.03),TiO2,Z
rO2,SiOxCy,AlN,Si 3N4,AlNx
Oy,SiNxOyの1以上から選択される請求項7記
載のガラスシート。 - 【請求項9】 アンダーコート層の材料が酸化物である
請求項7又は8記載のガラスシート。 - 【請求項10】 アンダーコート層の材料が誘電材料で
ある請求項7〜9のいずれか記載のガラスシート。 - 【請求項11】 アンダーコート層の厚さが15〜90
nmの範囲である請求項7〜10のいずれか記載のガラ
スシート。 - 【請求項12】 被覆がアンダーコート層及び導体又は
半導体層だけを含み、アンダーコート層の厚さが22〜
90nmの範囲である請求項7〜11のいずれか記載の
ガラスシート。 - 【請求項13】 導体又は半導体層の厚さが20〜60
nmの範囲である請求項12記載のガラスシート。 - 【請求項14】 被覆がガラスシートから離れた導体又
は半導体層の面上のオーバーコート層として透明層を含
む請求項1〜13のいずれか記載のガラスシート。 - 【請求項15】 オーバーコート層の材料が酸化物、窒
化物及びオキシ窒化物、例えばAl2O3,SiO2,
SnO2,SnO2/Sb(0.02<Sb/Sn<
0.5),SnO2/F(0.01<F/Sn<0.0
3),TiO2,ZrO2,Si3N4及びSiNxO
yの1以上から選択される請求項14記載のガラスシー
ト。 - 【請求項16】 オーバーコート層の材料が酸化物であ
る請求項14又は15記載のガラスシート。 - 【請求項17】 オーバーコート層の材料が誘電材料で
ある請求項14〜16のいずれか記載のガラスシート。 - 【請求項18】 オーバーコート層の厚さが5〜60n
mの範囲である請求項14〜17のいずれか記載のガラ
スシート。 - 【請求項19】 被覆が導体又は半導体層及びオーバー
コート層だけを含み、オーバーコート層の厚さが10〜
60nmの範囲にある請求項14〜18のいずれか記載
のガラスシート - 【請求項20】 被覆がアンダーコート層とオーバーコ
ート層の両方を含む請求項1〜11又は14〜18のい
ずれか記載のガラスシート。 - 【請求項21】 アンダーコート層の厚さが15〜60
nmの範囲であり、オーバーコート層の厚さが5〜60
nmの範囲である請求項20記載のガラスシート。 - 【請求項22】 選択性が1.2より大きい請求項1〜
21のいずれか記載のガラスシート。 - 【請求項23】 請求項1〜22のいずれか記載の透明
ガラスシートを含む窓ガラスパネル。 - 【請求項24】 建造物の窓ガラスパネルとして使用す
るための請求項23記載の窓ガラスパネル。 - 【請求項25】 車両窓として使用するための請求項2
3記載の窓ガラスパネル。 - 【請求項26】 少なくとも二つの熱分解形成層の被覆
を担持する透明ガラスシートの製造方法において、金属
酸化物を含む材料から形成されかつ15〜500nmの
範囲の厚さを有する導体又は半導体層をシートに適用
し、金属酸化物の100molあたり1〜100mol
の量のドーパントを金属酸化物中に導入し、前記金属酸
化物が三酸化タングステン(WO3)、三酸化モリブデ
ン(MoO3)、五酸化ニオブ(Nb2O5)、五酸化
タンタル(Ta2O5)、五酸化バナジウム(V
2O5)及び二酸化バナジウム(VO2)の1以上から
選択され、それによってその被覆されたシートが透過及
び反射において中性又は青色、30〜85%の範囲の視
感透過率(TL)及び1より大きい選択性を有すること
を特徴とする製造方法。 - 【請求項27】 ドーパントが金属酸化物の形成後に適
用され、金属酸化物中に拡散することを可能にされてい
る請求項26記載の製造方法。 - 【請求項28】 金属酸化物が平坦なガラス製造ライン
のフロートチャンバー内で形成され、ドーパントとして
作用する水素が水素雰囲気によって前記チャンバーに与
えられる請求項26又は27記載の製造方法。 - 【請求項29】 被覆が新しく形成されたホットガラス
リボンに又はフロートガラス製造ラインから適用される
請求項26〜28のいずれか記載の製造方法。 - 【請求項30】 各被覆層が化学蒸着(CVD)によっ
てガラスシートに適用される請求項26〜29のいずれ
か記載の製造方法。 - 【請求項31】 各被覆層が液体スプレーとしてガラス
シートに適用される請求項26〜29のいずれか記載の
製造方法。 - 【請求項32】 各被覆層がCVDとスプレーの組合せ
によってガラスシートに適用される請求項26〜29の
いずれか記載の製造方法。
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