JP2000106796A - トップカバー - Google Patents
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- JP2000106796A JP2000106796A JP10286207A JP28620798A JP2000106796A JP 2000106796 A JP2000106796 A JP 2000106796A JP 10286207 A JP10286207 A JP 10286207A JP 28620798 A JP28620798 A JP 28620798A JP 2000106796 A JP2000106796 A JP 2000106796A
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Abstract
できるトップカバーを提供する。 【解決手段】このトップカバー10は、円筒型の本体部
11と、本体部11の竿元側外周面に設けられた係止突
起12と、本体部11の竿元側に配置されたゴムバンド
13とを有している。そして、本体部11の穂先側には
穂先側端面を覆うようにゴム部材14が貼り付けられて
いる。このゴム部材14は、中央付近がやや穂先側に突
出しており、突出部14aとなっている。釣糸挿通操作
時において、ゴム部材14を介して糸通し具の先端を摘
みトップカバーとともに糸通し具を穂先側から引き抜
く。
Description
に、複数の竿体が振出形式で連結されかつ各竿体に釣糸
通路が形成された振出式中通し竿に用いるトップカバー
に関する。
に釣糸通路を形成するとともに、竿元側の竿体に釣糸通
路にリールからの釣糸を挿入するための釣糸導入孔を形
成したものである。この振出式の中通し竿の釣糸通路に
釣糸を挿通するために糸通し具が用いられる。
にキャップを設け、後端に釣糸を係止可能な釣糸係止部
を設けたものである。この糸通し具で中通し竿の釣糸通
路に釣糸を挿通させる場合(以下「釣糸挿通操作」とい
う)には、中通し竿の複数の竿体を順次竿元側の竿体に
収納する。そして、糸通し具の釣糸係止部にリールから
の釣糸を係止した後に、先端のキャップを釣糸導入孔に
挿入し、順次穂先側に送って穂先側から外部に導出す
る。
を行う場合、中通し竿の穂先側を下方に向けて作業を行
う場合がある。しかし、中通し竿の穂先側を下方に向け
て釣糸挿通操作を行うと作業中に穂先側の竿体が飛び出
してしまう場合がある。そこで、穂先側の竿体を係止す
るための係止栓を竿元側の竿体に装着して、穂先側の竿
体が飛び出さないようにした中通し竿などが知られてい
る。
中通し竿では、穂先側の竿体を必要な際には竿元側の竿
体から穂先側に引き出す必要があり、当然、穂先側の竿
体を竿元側の竿体に完全に固定したものではない。この
ため、釣糸挿通操作時に、穂先側の竿体が前方に落下し
てしまう場合もあり得る。また、このような係止栓を別
途設けて中通し竿を製造するのは煩雑である。
を容易に行うことができるトップカバーを提供すること
にある。
バーは、複数の竿体が振出形式で連結されかつ前記複数
の各竿体内部に釣糸通路が形成された中通し竿の穂先側
に取り付けられるトップカバーであって、複数の竿体の
穂先側を内部に収納可能な円筒型の本体部と、本体部に
設けられ複数の竿体のうち竿元側に配置される竿体の穂
先側先端外周面に本体部を取り付けるための取付部と、
本体部の穂先側端面を覆うように配置された弾性部材と
を備えている。
体内に収納して、トップカバーを中通し竿の竿元側に配
置される竿体の穂先側に被せて取付部によって固定す
る。そして、トップカバーを竿元側に配置される竿体に
固定したまま、周知の糸通し具によって釣糸挿通操作を
行う。この際、穂先側を下方に向けたまま釣糸挿通操作
を行っても、トップカバーが竿元側に配置される竿体内
に収納されている竿体が穂先側に飛び出すのを抑える。
部材を介してトップカバー内部の糸通し具を掴み保持す
る。そして、トップカバーを竿体から取り外すとともに
糸通し具を穂先側から引き出す。このようにして、釣糸
を釣糸通路に容易に挿通させることができる。
トップカバーであって、弾性部材は穂先側に突出してい
る突出部を有している。
糸通し具の先端を弾性部材の突出部内に到達させて、こ
の弾性部材の突出した部分を摘んで糸通し具を保持する
ことが可能である。このようにして釣糸挿通操作がより
容易になる。発明3にかかるトップカバーは、発明1ま
たは2のトップカバーであって、弾性部材は透明または
半透明である。
に至った糸通し具の先端部を外部より視認して掴むこと
ができ、釣糸挿通操作がより容易になる。
体が振出形式で連結されかつ前記複数の各竿体内部に釣
糸通路が形成された中通し竿の穂先側に取り付けられる
トップカバーであって、複数の竿体の穂先側を内部に収
納可能な円筒型の本体部と、本体部に設けられ複数の竿
体のうち竿元側に配置される竿体の穂先側先端外周面に
本体部を取り付けるための取付部と、本体部の穂先側端
面を覆うように配置された袋状部材とを備えている。
体内に収納して、トップカバーを中通し竿の竿元側に配
置される竿体の穂先側に被せて取付部によって固定す
る。そして、トップカバーを竿元側に配置される竿体に
固定したまま、周知の糸通し具によって釣糸挿通操作を
行う。この際、穂先側を下方に向けたまま釣糸挿通操作
を行っても、トップカバーが竿元側に配置される竿体内
に収納されている竿体が穂先側に飛び出すのを抑える。
部材を介してトップカバー内部の糸通し具を掴み保持す
る。そして、トップカバーを竿体から取り外すとともに
糸通し具を穂先側から引き出す。このようにして、釣糸
を釣糸通路に容易に挿通させることができる。
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
を採用したトップカバー10を装着する中通し竿は、元
竿1と、元竿1の穂先側に連結された第1中竿2及び第
2中竿3と、第2中竿3の穂先側に連結された穂先竿4
とを有している。これら元竿1〜穂先竿4は炭素繊維ま
たはガラス繊維,チラノ繊維等に合成樹脂を含浸させた
プリプレグから形成される先細り筒状部材であって、内
部に釣糸通路100を有する(図3等参照)。そして、
第1中竿2〜穂先竿4は穂先側から順次竿元側の竿体の
内部に挿入され出し入れ自在になっており、いわゆる振
出形式で連結されている。
着自在に装着可能なリールシート6と、穂先側外周面に
形成されリール5からの釣糸Lを竿体内部に導入する釣
糸導入孔7が形成されている。さらに、穂先竿4の穂先
側端部にはトップガイド8が取り付けられており、リー
ルからの釣糸Lは釣糸導入孔7を通り釣糸通路100に
導かれて、穂先側のトップガイド8より外部へ導かれ
る。
を第1中竿2内に順次収納し、第1中竿2を元竿1の穂
先側に引き出した状態で、図2及び図3に示すように、
中通し竿の穂先側にトップカバー10が取り付けられ
る。
すように、円筒型の本体部11と、本体部11の竿元側
外周面に設けられた係止突起12と、本体部11の竿元
側に配置されたゴムバンド13とを有している。
穂先側を収納可能な程度の内径を有する円筒形部材であ
り、竿元側の一部分が竿元側に伸びこの部分に係止突起
12が本体部11と一体的に形成されている。また穂先
側には穂先側端面を覆うようにゴム部材14が貼り付け
られている。本体部11は、例えば、合成樹脂や金属等
によって形成可能であるが、内部が目視可能な透明また
は半透明の合成樹脂で形成するのが好ましい。
12付近に一端が固定され、他端側に係止突起12に係
止可能な複数の係止孔13aが形成されたゴム製の部材
である。中通し竿の竿体にトップカバー10を填め込ん
だ状態でゴム部材10を巻回して、トップカバー10を
中通し竿に取り付け可能である。
て、本体部11の穂先側の開口を覆うように配置されて
いる。また、中央付近がやや穂先側(図3の左側)に突
出しており、突出部14aとなっている。このゴム部材
14は、天然ゴムやブタジエンゴム,シリコンゴム等の
合成ゴム等から形成される。特に、このゴム部材14は
外部から内部が視認可能なように透明または半透明のゴ
ムを用いて形成するのが好ましい。
いられる糸通し具20は、金属製ワイヤーからなる本体
部21と、本体部21の先端に設けられた先端部22
と、本体部21の後端に設けられ釣糸Lを係止可能な釣
糸係止部23とを有している。本体部21は複数の金属
線を寄り合わせてワイヤー状に形成したものであり、屈
曲自在である。
作を行う。
内に穂先竿4及び第2中竿3を順次収納して、元竿1の
穂先側に第1中竿2のみが引き出されて連結された状態
とし、トップカバー10を第1中竿2の穂先側に被せ
る。そして、ゴムバンド13を巻回し係止突起12に係
止してトップガイド10を第1中竿2に固定する。この
ように、トップカバー10を第1中竿2に固定したま
ま、糸通し具20によって釣糸挿通操作を行う。即ち、
図3に示すように、糸通し具20の釣糸係止部23に釣
糸Lを係止し、中通し竿の穂先側を下方に向けてまま釣
糸導入孔7から糸通し具20を釣糸通路100内に挿入
する。そして、穂先側のトップガイド10に糸通し具2
0が至り、先端部22が突出部14aへ到達した状態
で、ゴム部材14を介して糸通し具20を掴み、トップ
ガイド10を取り外すとともに糸通し具20を穂先側か
ら引き抜く。
〜第1中竿2を元竿1内に収納して、元竿1の穂先側に
トップガイド10を取付けられる。
向けたまま釣糸挿通操作を行っても、トップカバー10
が第1中竿2に取り付けられているので、第1中材2内
に収納されている第2竿体3及び穂先竿4が穂先側に飛
び出すことはない。また、トップカバー10のゴム部材
14を介して糸通し具20の先端部22を保持可能であ
る。このようにして、トップカバー10を第1中竿2か
ら取り外すとともに糸通し具20を穂先側から引き出す
ことができ、釣糸Lを釣糸通路100に容易に挿通させ
ることができる。
形態について図面を参照しつつ説明する。
バー30は、図4に詳しく示すように、円筒型の本体部
31と、本体部31の竿元側外周面に設けられた係止突
起32と、本体部31の竿元側に配置されたゴムバンド
33とを有している。
穂先側を収納可能な程度の内径を有する円筒形部材であ
り、竿元側の一部分が竿元側に伸びこの部分に係止突起
32が本体部31と一体的に形成されている。また穂先
側には穂先側端面を覆うようにナイロン等の合成繊維か
らなる袋状部材34の開口側が貼り付けられている。
2が挿入可能な程度の大きさがあれば足り、内部が目視
可能なように網状になっていてもよい。
であり説明を省略する。
作を行う。
竿2内に穂先竿4及び第2中竿3を順次収納して、元竿
1の穂先側に第1中竿2のみが引き出されて連結された
状態とし、トップカバー30を第1中竿2の穂先側に被
せる。そして、ゴムバンド33を巻回し係止突起32に
係止してトップガイド30を第1中竿2に固定する。こ
のように、トップカバー30を第1中竿2に固定したま
ま、糸通し具20によって釣糸挿通操作を行う。即ち、
糸通し具20の釣糸係止部23に釣糸Lを係止し、中通
し竿の穂先側を下方に向けてまま釣糸導入孔7から糸通
し具20を釣糸通路100内に挿入する。そして、糸通
し具20の先端部22が穂先側のトップガイド30の袋
状部材34内に到達した状態で、袋状部材34を介して
糸通し具20を掴み、トップガイド30を取り外すとと
もに糸通し具20を穂先側から引き抜く。
のではない。様々な中通し竿に用いることができる。
中通し竿の釣糸通路に釣糸を容易に挿通させることがで
きる。
を中通し竿に装着した図。
の断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】複数の竿体が振出形式で連結されかつ前記
複数の各竿体内部に釣糸通路が形成された中通し竿の穂
先側に取り付けられるトップカバーであって、 前記複数の竿体の穂先側を内部に収納可能な円筒型の本
体部と、 前記本体部に設けられ、前記複数の竿体のうち竿元側に
配置される竿体の穂先側先端外周面に前記本体部を取り
付けるための取付部と、 前記本体部の穂先側端面を覆うように配置された弾性部
材とを備えたトップカバー。 - 【請求項2】前記弾性部材は穂先側に突出している突出
部を有する、請求項1に記載のトップカバー。 - 【請求項3】前記弾性部材は透明または半透明である、
請求項1または2に記載のトップカバー。 - 【請求項4】複数の竿体が振出形式で連結されかつ前記
複数の各竿体内部に釣糸通路が形成された中通し竿の穂
先側に取り付けられるトップカバーであって、 前記複数の竿体の穂先側を内部に収納可能な円筒型の本
体部と、 前記本体部に設けられ、前記複数の竿体のうち竿元側に
配置される竿体の穂先側先端外周面に前記本体部を取り
付けるための取付部と、 前記本体部の穂先側端面を覆うように配置された袋状部
材とを備えたトップカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28620798A JP4036405B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | トップカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28620798A JP4036405B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | トップカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000106796A true JP2000106796A (ja) | 2000-04-18 |
JP4036405B2 JP4036405B2 (ja) | 2008-01-23 |
Family
ID=17701363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28620798A Expired - Fee Related JP4036405B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | トップカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4036405B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007228832A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daiwa Seiko Inc | 振出式中通し釣竿と糸通し具と保護部材との釣具セット |
US20170303521A1 (en) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Jay Arbetter | Fishing Rod Line Threading Device |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP28620798A patent/JP4036405B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007228832A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Daiwa Seiko Inc | 振出式中通し釣竿と糸通し具と保護部材との釣具セット |
US20170303521A1 (en) * | 2016-04-20 | 2017-10-26 | Jay Arbetter | Fishing Rod Line Threading Device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4036405B2 (ja) | 2008-01-23 |
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