JP2000316443A - 糸通し具 - Google Patents

糸通し具

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JP2000316443A
JP2000316443A JP11131496A JP13149699A JP2000316443A JP 2000316443 A JP2000316443 A JP 2000316443A JP 11131496 A JP11131496 A JP 11131496A JP 13149699 A JP13149699 A JP 13149699A JP 2000316443 A JP2000316443 A JP 2000316443A
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JP
Japan
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fishing line
rod
line
core material
passing
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Application number
JP11131496A
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English (en)
Inventor
Takafumi Harada
孝文 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に釣糸を釣糸通路に挿通できる糸通し具
を提供する。 【解決手段】 糸通し具20は、屈曲自在な芯材21
と、芯材21の一端に連結された釣糸係止部22と、釣
糸係止部22の先端に連結されたガイド球体23とを有
している。芯材21は中通し竿の各竿体の釣糸通路10
0に沿って自由に屈曲可能になっている。また、この芯
材21の一端側部分21aは湾曲して形成されている。
この湾曲した部分は外部から力を受けない限り本来の湾
曲形状を維持しているが、芯材21自体は屈曲自在な部
材であり外部からの力を受ければ自在に変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中通し竿内の釣糸
通路に釣糸を通すために用いられる糸通し具に関する。
【0002】
【従来の技術】中通し竿は、内部に釣糸を挿通可能な釣
糸通路を有する竿体と、竿体に脱着自在に固定されたリ
ールと、前記リールの穂先側の竿体外周面に形成された
釣糸導入口と、竿体の穂先側端部に形成されたトップガ
イドとを有している。このような中通し竿では、リール
からの釣糸を釣糸導入口より釣糸通路に導入し、穂先側
のトップガイドより外部に釣糸を導出する。
【0003】一般的に、このような中通し竿において釣
糸を釣糸通路に挿通させるため(以下「釣糸挿通操作」
という)には、例えば、金属ワイヤ製の糸通し具が用い
られる。具体的には、まず、糸通し具の先端を穂先側の
トップガイドより釣糸通路に導入する。そして、順次竿
元側に糸通し具を送って、釣糸導入口より糸通し具の先
端を引き出す。釣糸導入口より飛び出した糸通し具の先
端にリールからの釣糸を係止し、再び糸通し具を釣糸と
共に穂先側へ引き抜く。こうして、糸通し具と共に釣糸
を穂先側へ引き出して釣糸を釣糸通路に挿通させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の糸通し具を用い
て釣糸挿通操作を行う場合、糸通し具をトップガイドか
ら挿入して釣糸導入口から引き出すのが難しい。これ
は、釣糸導入口は竿体周面に形成されており、トップガ
イドから挿入され竿体の軸方向に進んでゆく糸通し具を
釣糸導入口から飛び出させるためには、所定の位置でト
ップガイドの進行方向を変更させる必要があるからであ
る。昼間の明るい場所で釣糸挿通操作を行う場合はまだ
しも、夜間の暗い場所で釣糸挿通操作を行う場合には、
上手く糸通し具を釣糸導入口から引き出せない場合があ
る。
【0005】本発明の課題は、容易に釣糸を釣糸通路に
挿通できる糸通し具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係る糸通し具
は、手元側に釣糸導入口を有するとともに先端部に糸導
出口を有する中通し竿内部の釣糸通路に釣糸を通すため
に用いられる中通し竿の糸通し具であって、一端側が湾
曲した屈曲自在な線状の本体部と、本体部の湾曲した一
端側端部に設けられた釣糸係止部とを備えている。
【0007】この糸通し具で釣糸挿通操作を行う場合
は、まず、湾曲した一端側から本体部を、中通し竿の穂
先側のトップガイドより釣糸通路に導入する。釣糸通路
に挿入された屈曲自在な本体部は中通し竿の釣糸通路に
沿って直線状になり、竿元側へと進んでゆく。そして、
本体部の一端が釣糸導入口付近へ至ると、本来湾曲して
いる本体部の一端側は釣糸通路による規制が解除され、
釣糸導入口から竿体外へ飛び出してくる。なお、本体部
の湾曲方向と竿体における釣糸導入口の周方向位置とは
必ずしも一致しない場合もあるが、糸通し具を回転させ
れば釣糸導入口より糸通し具の一端は飛び出してくる。
【0008】その後、釣糸導入口より飛び出した糸通し
具の釣糸係止部にリールからの釣糸を係止し、再び糸通
し具を釣糸と共に穂先側へ引き抜く。こうして、糸通し
具と共に釣糸を穂先側へ引き出して釣糸を釣糸通路に挿
通させる。発明2に係る糸通し具は、発明1の糸通し具
であって、釣糸係止部の先端部に設けられたガイド部を
さらに備えている。
【0009】この場合には、釣糸係止部の先端に設けら
れたガイド部が、中通し竿の釣糸通路内において糸通し
具を竿元側に送る際に糸通し具が釣糸通路内面を傷付け
るのを防止する。また、糸通し具の釣糸通路内の移動を
円滑なものとする。発明3に係る糸通し具は、発明2の
糸通し具であって、ガイド部は中通し竿の釣糸通路を挿
通可能な球体である。
【0010】この場合には、球状のガイド部が釣糸通路
内面の損傷を防止すると共に、釣糸通路内の糸通し具の
移動を円滑なものとする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態を採
用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿
1の穂先側に連結された元上竿2と元上竿2の穂先側に
連結された第1中竿3及び第2中竿4と、第2中竿4の
穂先側に連結された穂先竿5とを有している。これら元
竿1〜穂先竿5は炭素繊維またはガラス繊維等に合成樹
脂を含浸させたプリプレグから形成される先細り筒状部
材であって、内部に釣糸通路100を有する(図3参
照)。そして、元上竿2〜穂先竿5は穂先側から順次竿
元側の竿体の内部に挿入され出し入れ自在になってお
り、いわゆる振出形式で連結されている。
【0012】元竿1は外周面に形成されリール7を脱着
自在に装着可能なリールシート8を有し、竿元側端部に
は元竿尻栓10が脱着自在に装着されている。また、元
上竿2の穂先側外周面にはリール7からの釣糸Lを竿体
内部に導入する釣糸導入口9が形成されており、さら
に、釣糸導入口9を覆うように配置された釣糸導入ガイ
ドGが固定されている。また、釣糸導入口9の竿元側周
縁部にはセラミック製のガイド11(図3参照)がはめ
込まれている。この元上竿2の釣糸通路100は釣糸導
入口9の穂先側において段が形成され、穂先側に比べて
竿元側が大径に形成されている。一方、穂先竿5の穂先
側端部にはトップガイド6が取り付けられており、リー
ル7からの釣糸Lは釣糸ガイドG及び釣糸導入口9を通
り釣糸通路100に導かれて、穂先側のトップガイド6
より外部へ導かれる。
【0013】糸通し具20は、図2に示すように、屈曲
自在な芯材21と、芯材21の一端に連結された釣糸係
止部22と、釣糸係止部22の先端に連結されたガイド
球体23とを有している。芯材21は、複数の素線をよ
って形成されたワイヤで形成されており、表面には所定
の樹脂がコートされている。この芯材21の径は0.2
〜0.5mm程度であり、芯材21は中通し竿の各竿体
の釣糸通路100に沿って自由に屈曲可能になってい
る。また、この芯材21の一端側部分21aは湾曲して
形成されている。この湾曲した部分は外部から力を受け
ない限り本来の湾曲形状を維持しているが、芯材21自
体は屈曲自在な部材であり外部からの力を受ければ自在
に変形する。なお、このような芯材21は、超弾性を有
する形状記憶合金を用いて形成してもよい。
【0014】釣糸係止部22は芯材21よりも径の小さ
いワイヤで形成されるリング状部材であり、そのリング
に釣糸Lを係止可能になっている。また、ガイド球体2
3は、中通し竿の各竿体の釣糸通路内径より小径の径を
有する球状部材である。例えば、スチレンゴム等のゴム
部材やその他の合成樹脂から形成されている。この糸通
し具を用いて、以下のようにして釣糸挿通操作を行う。
【0015】まず、図3に示すように、穂先竿5,第2
中竿4を順次第1中竿3内に挿入して収納し、釣糸導入
口9を有する元上竿2の穂先側に第1中竿3のみ延伸し
た状態とする。ここで、第1中竿3の竿元側端部は元上
竿2の釣糸導入口9の穂先側付近に位置することにな
る。続いて、ガイド球体23から糸通し具20を穂先竿
5のトップガイド6より釣糸通路100内に導入する。
釣糸通路100に挿入された本体部21は中通し竿の釣
糸通路100に沿って直線状になり、竿元側へと進んで
ゆく。そして、図3に示すように、芯材21の一端が釣
糸導入口付近へ至ると、本来湾曲している芯材21の一
端側21aは釣糸通路100による規制が解除され、釣
糸導入口9から外へ飛び出してくる。なお、芯材21の
一端側部分21aの湾曲方向と元上竿2の釣糸導入口9
の周方向位置とは必ずしも一致しない場合もあるが、糸
通し具20を周方向に回転させれば釣糸導入口9より糸
通し具20の一端は飛び出してくる。
【0016】その後、釣糸導入口9より飛び出した釣糸
係止部22にリール7からの釣糸Lを係止し、再び糸通
し具20を釣糸Lと共に穂先側へ引き抜く。こうして、
釣糸Lを穂先側へ引き出して釣糸Lを釣糸通路100に
挿通させる。 [他の実施形態] (a)図4に示すような糸通し具30を用いることもで
きる。
【0017】この糸通し具30は、屈曲自在な芯材31
と、芯材31の一端に連結された釣糸係止部32とを有
している。芯材31は中通し竿の各竿体の釣糸通路に沿
って自由に屈曲可能になっており、この芯材31の一端
側部分31aは湾曲して形成されている。また、釣糸係
止部32は芯材31よりも径の小さい金属または合成樹
脂からなる柱状部材であって、釣糸Lを係止可能な溝3
2aが形成されている。釣糸係止部32の先端部は球面
状に形成されており、中通し竿の釣糸通路内周面を損傷
しないようになっている。 (b)釣糸係止部をフック状の部材として形成してもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる糸通し具によれば容易に
釣糸を糸挿通路内に導入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中通し竿の全体図。
【図2】本発明の一実施形態を採用した糸通し具の全体
図。
【図3】糸通し具の作業を説明するための中通し竿の正
面断面部分図。
【図4】本発明の他の実施形態を採用した糸通し具の全
体図。
【符号の説明】
1 元竿 2 元上竿 3 第1中竿 4 第2中竿 5 穂先竿 20,30 糸通し具 21,31 芯材 22,32 釣糸係止部 23 ガイド球体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手元側に釣糸導入口を有するとともに先端
    部に糸導出口を有する中通し竿内部の釣糸通路に釣糸を
    通すために用いられる中通し竿の糸通し具であって、 一端側が湾曲した屈曲自在な線状の本体部と、 前記本体部の湾曲した一端側端部に設けられた釣糸係止
    部とを備えた糸通し具。
  2. 【請求項2】前記釣糸係止部の先端部に設けられたガイ
    ド部をさらに備えた、請求項1に記載の糸通し具。
  3. 【請求項3】前記ガイド部は前記中通し竿の釣糸通路を
    挿通可能な球体である、請求項2に記載の糸通し具。
JP11131496A 1999-05-12 1999-05-12 糸通し具 Pending JP2000316443A (ja)

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