JP2000300137A - 糸通し具 - Google Patents
糸通し具Info
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- JP2000300137A JP2000300137A JP11113512A JP11351299A JP2000300137A JP 2000300137 A JP2000300137 A JP 2000300137A JP 11113512 A JP11113512 A JP 11113512A JP 11351299 A JP11351299 A JP 11351299A JP 2000300137 A JP2000300137 A JP 2000300137A
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Abstract
できる糸通し具を提供する。 【解決手段】 糸通し具21は,屈曲自在な芯材22
と、芯材22上に数珠状に連続して配置された小球23
とを有している。芯材22は、複数の素線をよって形成
されたワイヤで形成されており、竿体の釣糸通路に沿っ
て自由に屈曲可能になっている。小球23は、芯材22
が連通可能な孔を有し、この孔を芯材22が連通するこ
とで小球23は芯材22上に数珠状に配置されている。
芯材22の両端部に位置する小球23は芯材22に直接
接着剤等で固定されおり、両端以外の小球23を芯材2
2上に固定している。なお、各小球23を直接芯材22
に接着剤や別の固定部材等によって固定してもよい。
Description
釣糸を通すために用いられる中通し竿の糸通し具に関す
る。
を有する元竿と、元竿の穂先側に連結された中竿と、中
竿の穂先側に連結された穂先竿とを有している。この元
竿は、竿体外周面に固定されたリールと、リールの穂先
側に設けられ釣糸通路内にリールからの釣糸を導入する
ための釣糸導入口とを有している。また、穂先竿の穂先
側先端にはトップガイドが設けられている。このような
中通し竿では、リールからの釣糸は釣糸導入口から釣糸
通路に導入され、順次竿体内を穂先側に導かれて穂先竿
のトップガイドから外部に導出される。
ら釣糸通路に釣糸を導入して釣糸通路に釣糸を通すため
に(以下「釣糸挿通操作」という)糸通し具が用いられ
る。従来の糸通し具は、複数の金属素線をより合わせて
形成したワイヤからなる。このワイヤの後端には釣糸を
係止するための釣糸係止部が設けられ、またワイヤの先
端にはワイヤの素線が広がるのを防止するためのキャッ
プが固定されている。
をおこなう際には、まず、糸通し具の釣糸係止部に釣糸
を係止して釣糸導入口よりキャップを挿入する。そし
て、順次穂先側にワイヤを送って穂先側から導出する。
竿における釣糸挿通操作では、元竿の穂先側に中竿及び
穂先竿を引き出して連結した状態で、釣糸導入口内をの
ぞき込みながら、糸通し具の先端を穂先竿内に直接挿入
して行う場合がある。このように釣糸導入口から糸通し
具先端を竿体内に挿入する作業は、一定の技術を必要と
して初心者には困難な場合がある。また、夜釣りなど暗
い場所で釣糸挿通操作を行う際には、釣糸導入口内部が
見えにくく作業が繁雑になる。
を容易に行うことができる糸通し具を提供することにあ
る。
元側に釣糸導入口を有するとともに先端部に糸導出口を
有する中通し竿内部の釣糸通路に釣糸を通すために用い
られる中通し竿の糸通し具であって、屈曲自在な線状の
芯材と、芯材に数珠状に連続して配置された小球とを備
えている。
釣糸を挿通する際には、まず、中通し竿を元竿の穂先側
に中竿及び穂先竿を引き出して連結した状態として、穂
先側を上方にして中通し竿を傾け、かつ竿体周方向にお
いては釣糸導入口を地面側に向けておく。一方、糸通し
具にあっては、一端側から糸通し具を中通し竿の先端側
より釣糸通路内に挿入する。糸通し具は自重により釣糸
導入口付近に至り、地面側を向いた釣糸導入口より竿体
外部へ飛び出してくる。こうして、釣糸導入口より飛び
出した糸通し具の芯材の一端側付近の数珠状に連続して
配置されている小球と小球との間に釣糸を係止する。そ
して、釣糸と共に糸通し具を穂先側より引き出して釣糸
を釣糸通路に挿通させる。
し具であって、小球は芯材全体に配置されている。この
場合には、芯材全体に小球が配置されており、釣糸を挿
通させる中通し竿内周面と糸通し具とは球面によって接
触するので、中通し竿内周面が傷つくのを防止できる。
また、複数の竿体を連結した中通し竿にあっては、竿体
と竿体との連結部分も滑らかに通過可能である。
し具であって、小球は芯材の一端に配置されている。こ
の場合には、釣糸を係止する芯材の一端に小球が数珠状
に配置されており、釣糸を小球と小球との間に係止して
容易に釣糸を中通し竿に挿通可能である。発明4にかか
る糸通し具は、発明1〜3のいずれかの糸通し具であっ
て、芯材の一端側端部に連結された釣糸を係止可能な釣
糸係止部をさらに有している。
した後に、リールからの釣糸を釣糸係止部に係止して、
穂先側より引き出して、釣糸を釣糸通路内に挿入する。
第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。本発
明の第1実施形態にかかる中通し竿は、図1に示すよう
に、元竿1と、元竿1の穂先側に振出形式で連結された
元上竿2と、元上竿2の穂先側に順次振出形式で連結さ
れる第1中竿3,第2中竿4,穂先竿5とを有してい
る。
テーパが形成された筒状部材である。内部にはそれぞれ
釣糸が挿通可能な釣糸通路が形成されている。元竿1の
竿元側外周面にはリール7が装着可能なリールシート8
が形成されており、竿元側端部には尻栓10が脱着自在
に装着されている。また、元上竿2の穂先側外周面に
は、リール7からの釣糸Lを竿体内部の釣糸通路に導入
するための釣糸導入口9が形成されており、釣糸導入口
9上にはリール7からの釣糸Lを釣糸導入口9へ導く釣
糸導入ガイドGが配置されている。さらに、穂先竿5の
穂先側端部にはトップガイド6が配置されており、リー
ル7からの釣糸は釣糸導入ガイドGを経て釣糸導入口9
より竿体内部へ挿入され、順次穂先側に至りトップガイ
ド6から竿体外部へ導出される。
ように、中竿尻栓11が連結されている。中竿尻栓11
は、第1中竿3の竿元側端部内周面に形成されたネジ山
(図示せず)に螺合して脱着自在に装着される略リング
状の本体部12と、本体部12に連続して形成され竿元
側に延伸した延伸部13とを有している。本体部12は
合成樹脂等から形成され、中心付近において竿体の軸方
向に貫通する貫通孔を有している。この貫通孔には硬質
セラミック等からなる硬質リング14がはめ込まれてい
る。また、延伸部13は本体部12と一体的に形成さ
れ、円筒型部材を長さ方向に縦割りしたような形状であ
る。延伸部13は周方向において半周部分が切り開かれ
て一側面方向に開口しており、延伸部13が囲む空間P
は本体部12の貫通孔から第1中竿3の釣糸通路へ連通
している。なお、第1中竿3を元上竿2の穂先側に引き
出して延伸させた状態で連結した場合には、第1中竿3
の竿元側端部は元上竿2の釣糸導入口9の穂先側に位置
する。詳しくは、中竿尻栓11の延伸部13が釣糸導入
口9に重なるように位置する。
自在な芯材22と、芯材22上に数珠状に連続して配置
された小球23とを有している。芯材22は、複数の素
線をよって形成されたワイヤで形成されており、表面に
は所定の樹脂がコートされている。この芯材22の径は
0.2〜0.5mm程度であり、竿体の釣糸通路に沿っ
て自由に屈曲可能になっている。なお、超弾性を有する
形状記憶合金を用いて芯材22を形成してもよい。ま
た、小球23は、スチール,チタン,これらの合金やス
テンレス等の金属素材や、ABS樹脂等の合成樹脂,強
化ガラス等から形成され、芯材22が連通可能な孔(図
示せず)を有している。この孔を芯材22が連通するこ
とで小球23は芯材22上に数珠状に配置されている。
芯材22の両端部に位置する小球23は芯材22に直接
接着剤等で固定されおり、両端以外の小球23を芯材2
2上に固定している。なお、各小球23を直接芯材22
に接着剤や別の固定部材等によって固定してもよい。
以下のように釣糸挿通操作を行う。図4に示すように、
中通し竿の釣糸通路に釣糸Lを挿通する際には、まず、
中通し竿は、穂先竿5及び第2中竿4を第1中竿3内に
振出形式に収納し、第1中竿3を元上竿2の穂先側に引
き出して連結した状態として、穂先竿5を上空側にして
元竿1側を地面側に傾ける。なお、元上竿2にあっては
その釣糸導入口9を周方向において地面側に向けて、第
1中竿3にあっては、中竿尻栓11の延伸部13が釣糸
導入口9に向かって開口するように位置させる(図2参
照)。一方で、糸通し具21では、一端側から糸通し具
21をトップガイド6より釣糸通路内に挿入する。釣糸
通路内に挿入された糸通し具21は、自重により釣糸導
入口9付近に至り、竿体の連結部分に生じる釣糸通路内
の段差も容易に乗り越えて第1中竿3の中竿尻栓11の
延伸部13へ到達する。そして、地面側を向いた釣糸導
入口9より竿体外部へ飛び出してくる。ここで飛び出し
た芯材22の一端側の小球23と隣接する他の小球23
との間に釣糸Lを係止し、釣糸Lと共に糸通し具21を
トップガイド6より引き抜いて、釣糸Lを釣糸通路に挿
通させる。
用した糸通し具21では、中通し竿の釣糸通路内周面を
痛めることなく、容易に釣糸挿通操作を行うことができ
る。 [第2実施形態]以下、本発明の第2実施形態について
図面を参照しつつ説明する。本発明の第2実施形態を採
用した糸通し具41は、図5に示すように、屈曲自在な
芯材42と、芯材42の一端側に連結され芯材42より
小径の小径芯材44と、小径芯材44上に数珠状に連続
して配置された小球43とを有している。
をよって形成されたワイヤで形成されており、表面には
所定の樹脂がコートされている。小径芯材44は芯材4
2に比べて1/2〜1/3程度の径を有しており、芯材
42と一体的にまたは別途形成され連結されている。芯
材42及び小径芯材44は竿体の釣糸通路に沿って自由
に屈曲可能であり、超弾性を有する形状記憶合金を用い
て形成してもよい。
ール,チタン,これらの合金やステンレス等の金属素材
や、ABS樹脂等の合成樹脂,強化ガラス等から形成さ
れ、小径芯材44が連通可能な孔(図示せず)を有して
いる。この孔を小径芯材44が連通することで小球43
は小径芯材42上に数珠状に配置されている。このよう
に構成された糸通し具41と同様に釣糸挿通操作を行う
ことができる。即ち、一端側から糸通し具41をトップ
ガイド6より中通し竿の釣糸通路内に挿入する。釣糸通
路内に挿入された糸通し具41は、糸通し具41の自
重、特に一端側に配置されている小球42の自重により
釣糸導入口9付近に至り、竿体の連結部分に生じる釣糸
通路内の段差も容易に乗り越えて第1中竿3の中竿尻栓
11の延伸部13へ到達する。そして、地面側を向いた
釣糸導入口9より小径芯材42が竿体外部へ飛び出して
くる。小径芯材44の端部の小球43と隣接する他の小
球43との間に釣糸Lを係止し、釣糸Lと共に糸通し具
41をトップガイド6より引き抜く。ここで、釣糸通路
内を糸通し具42が移動している際には、球状の小球4
2が先頭となって釣糸通路内を移動するので、竿体の内
周面(釣糸通路の内周面)を痛めることもない。
用した糸通し具41では、中通し竿の釣糸通路内周面を
痛めることなく、容易に釣糸挿通操作を行うことができ
る。 [他の実施形態] (a)本発明に係る糸通し具は周知の中通し竿において
釣糸挿通操作時に用いることができる。上記実施形態で
示すような中竿尻栓11を有していない中通し竿であっ
ても、釣糸挿通操作を行うことができる。 (b)図6に示すように、糸通し具51の芯材52の一
端側に釣糸係止部55を設けてもよい。この釣糸係止具
55は、小球53とほぼ同様な径を有する柱状部材であ
り、軸方向両端には周外方向に膨らんだ鍔部を有してい
る。この鍔部の間に釣糸Lを結び付けて、釣糸挿通操作
を行うこともできる。なお、釣糸係止部としては、リン
グ状の部材や、釣糸が係止しやすい毛糸部材等を用いて
もよい。
に釣糸を釣糸通路内に挿通できる。
した図。
した図。
した図。
Claims (4)
- 【請求項1】手元側に釣糸導入口を有するとともに先端
部に糸導出口を有する中通し竿内部の釣糸通路に釣糸を
通すために用いられる中通し竿の糸通し具であって、 屈曲自在な線状の芯材と、 前記芯材に数珠状に連続して配置された小球とを備えた
糸通し具。 - 【請求項2】前記小球は前記芯材全体に配置されてい
る、請求項1に記載の糸通し具。 - 【請求項3】前記小球は前記芯材の一端に配置されてい
る、請求項1に記載の糸通し具。 - 【請求項4】前記芯材の一端側端部に連結された釣糸を
係止可能な釣糸係止部をさらに有する、請求項1〜3の
いずれかに記載の糸通し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11351299A JP4144966B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 糸通し具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11351299A JP4144966B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 糸通し具 |
Publications (2)
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---|---|
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JP4144966B2 JP4144966B2 (ja) | 2008-09-03 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11351299A Expired - Fee Related JP4144966B2 (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | 糸通し具 |
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-
1999
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