JP2000099867A - 自動車事故緊急対応装置 - Google Patents

自動車事故緊急対応装置

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JP2000099867A
JP2000099867A JP10283610A JP28361098A JP2000099867A JP 2000099867 A JP2000099867 A JP 2000099867A JP 10283610 A JP10283610 A JP 10283610A JP 28361098 A JP28361098 A JP 28361098A JP 2000099867 A JP2000099867 A JP 2000099867A
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毅 岡田
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/0205Simultaneously evaluating both cardiovascular conditions and different types of body conditions, e.g. heart and respiratory condition
    • A61B5/02055Simultaneously evaluating both cardiovascular condition and temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車事故の場合に、緊急通報している間
に、できうる限り搭乗者への現場での救援措置や延命処
置を行なう。 【解決手段】 緊急センタに事故連絡するとともに、事
故車の周辺車両に事故があったことを知らせ、救援を求
めたり、二次災害を防ぐための周辺向け事故報知手段を
設ける。延命のための体温維持、意識覚醒等の処置を行
なう応急処置手段を設ける。自動車事故に対し、事故連
絡、延命措置等を講じて自動車側で緊急に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車事故緊急対
応装置に関し、特に、自動車に起こった衝突等の事故に
際し、搭乗者の生命を守り、被害を最小限に食い止める
自動車事故緊急対応装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車事故緊急対応装置に関する技術の
従来例としては、特開平9-198592号公報や特開平6-2859
0号公報や特開平8-124069号公報に開示されているもの
など、多数の例がある。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の事故緊
急対応装置について説明する。図8は、事故緊急対応装
置の従来例のブロック図である。図8において、1は自
車位置推定手段、2は事故認識手段、3は外部通報手段
である。自車位置推定手段1は、例えば、人工衛星から
の情報を基に受信位置の絶対位置を求めるGPSにより
自車の絶対位置の補正をしつつ、ジャイロの出力を積分
して方位を、車速パルスの出力を積分して累積距離を求
め、その方位と累積距離から走行軌跡を求めていくこと
により、自車の現在位置を算出する手段である。自車の
現在位置や軌跡と、例えばCDROMやDVDに記録さ
れた地図データとを照合して、さらに現在の正確な位置
を求める方法もある。
【0004】次に、事故認識手段2は、事故を起こした
かどうかを人間の教示により、あるいは、車内に装備さ
れたセンサから車の変化を検出し認識する手段である。
人間の教示では、例えば、運転席や助手席付近に事故認
識手段への教示用のボタンを設置すればよい。また、車
に、例えば、衝突の衝撃を検出する加速度センサや、横
転を検出する横転センサ(内部の小物体が転がる状態を
検知したり、ジャイロを用いる)を装備して、その出力
変化を検出することによって、事故の有無を認識する。
【0005】外部通報手段3は、事故認識手段2で事故
が生じたことを認識した場合には、例えば、モデムと携
帯電話により、外部にその情報を通報する。通報する内
容には、車の所有者、事故発生時刻、また、自車位置推
定手段1で求めた現在位置等であり、通報先としては、
事故発生を事故発生場所の所轄警察署や消防署に、また
自動車に損傷がある場合にはJAF等の救援団体が挙げ
られる。
【0006】以上の構成により、速やかに事故発生等の
異常通知を通報先に通報し、自動車事故により車が動か
なくなったり、搭乗者の中に負傷者が出て身動きが取れ
ない状況を速やかに外部の担当部署に知らせることがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成の従来の自動車事故緊急対応装置では、あら
かじめ定められた外部の部署に情報を通知するだけで、
搭乗者への救援や延命処置という点においては不十分で
あるという問題があった。
【0008】自動車事故の場合、緊急通報している間に
も生命が危険にさらされている場合が多い。できうる限
りの現場周辺において事故発生状況を報知して救助を要
請したり、救援が届くまで簡単ながらも延命処置を施す
ことが必要である。
【0009】本発明は、上記の課題を解決し、搭乗者の
被害状況を検知して、搭乗者への応急処置や延命処置を
施すことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、自動車事故緊急対応装置に、事故発
生地点周辺の車両あるいは歩行者に事故があったことを
知らせる周辺向け事故報知手段を設けた。このように構
成したことにより、事故が起こったことをその周辺の車
両あるいは歩行者に報知し、救援を求めたり注意を促す
ことができる。
【0011】また、搭乗者の被害状況を検知する搭乗者
被害認識手段と、搭乗者被害認識手段の認識結果に基づ
き搭乗者への応急処置や延命処置を施す応急処置手段と
を設けた。このように構成したことにより、搭乗者の被
害状況を検知して、搭乗者への応急処置、延命処置を施
すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
自分の車両の位置を推定する自車位置推定手段と、ドラ
イバの教示または車載センサによって事故を認識する事
故認識手段と、警察署や消防署等の各緊急時対応部署に
事故の種類や自車位置やドライバの状態等を連絡する外
部通報手段と、事故発生地点周辺の車両あるいは歩行者
に事故があったことを知らせて救援を求めたり注意を促
す周辺向け事故報知手段とを備えた自動車事故緊急対応
装置であり、外部の担当部署に事故を報知するととも
に、事故発生場所の周囲の車両や歩行者にいち早く注意
を与えて、被害者の救済を求めるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2記載の発明は、自分の車
両の位置を推定する自車位置推定手段と、ドライバの教
示または車載センサによって事故を認識する事故認識手
段と、警察署や消防署等の各緊急対応部署に事故の種類
や自車位置やドライバの状態等を連絡する外部通報手段
と、事故発生地点周辺の車両あるいは歩行者に事故があ
ったことを知らせて救援を求めたり注意を促す周辺向け
事故報知手段と、搭乗者の被害状況を検知する搭乗者被
害認識手段と、搭乗者被害認識手段の認識結果に基づき
搭乗者への応急処置や延命処置を施す応急処置手段とを
備えた自動車事故緊急対応装置であり、外部の担当部署
に事故を報知し、事故発生場所の周囲の車両や歩行者に
いち早く注意を与えて、被害者の救済を求めるととも
に、搭乗者の被害状況を確かめながら延命処理を行な
い、傷ついた搭乗者の生存率や生還率を高めるという作
用を有する。
【0014】本発明の請求項3記載の発明は、請求項
1、2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周
辺向け事故報知手段が、ハザードランプを通常の点滅周
期より早い周期で点滅させる手段であるものであり、緊
急事態であることを周辺の車両や歩行者に知らせるとい
う作用を有する。
【0015】本発明の請求項4記載の発明は、請求項
1、2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周
辺向け事故報知手段が、ハザードランプとブレーキラン
プを交互に点灯する手段またはハザードランプとヘッド
ランプを交互に点灯する手段であるものであり、通常状
態では生じ得ないライトの点滅状態を生じさせ、当該自
動車が何らかの事故かトラブルに巻き込まれたことをい
ち早く周囲に報知するという作用を有する。
【0016】本発明の請求項5記載の発明は、請求項
1、2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周
辺向け事故報知手段が、ハザードランプまたはブレーキ
ランプを左右交互に点灯する手段であるものであり、通
常状態では生じ得ないライトの点滅状態を生じさせ、当
該自動車が何らかの事故かトラブルに巻き込まれたこと
をいち早く周囲に報知するという作用を有する。
【0017】本発明の請求項6記載の発明は、請求項
1、2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周
辺向け事故報知手段が、事故現場位置や事故発生時刻等
の事故情報を、事故車周辺の不特定の第三者に向けて放
送する小型の電波送信設備であるものであり、事故現場
が直接視界に入らない周囲の車両や民家にも緊急事態を
報知するという作用を有する。
【0018】本発明の請求項7記載の発明は、請求項2
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記搭乗者被
害認識手段が、搭乗者の座席に埋め込まれた検出部によ
り、搭乗者の体温または血圧または脈拍を計測し、その
体温または血圧または脈拍の変動状況から搭乗者の状態
を認識する手段であるものであり、搭乗者に特別の負荷
をかけずに座席との接触により搭乗者の状態の各種デー
タを得るという作用を有する。
【0019】本発明の請求項8記載の発明は、請求項2
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または
血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識し
たことに応じて、搭乗者の座席に埋め込まれたヒータを
作動させる手段であるものであり、体温の低下を極力抑
えて、傷ついて生命の危険に脅かされている搭乗者の体
力を少しでも維持して延命させるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9記載の発明は、請求項2
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または
血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識し
たことに応じて、音声による声援または光の点滅によっ
て搭乗者の意識を覚醒させる手段であるものであり、傷
ついて生命の危険に脅かされている搭乗者の意識混濁状
態を回避し、また少しでも励まし力づけることによって
延命させるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処
置手段が、応急手当方法を音声や映像で搭乗者に指示お
よび教示する手段であるものであり、突然の事故に遭遇
した搭乗者を落ち着かせ、搭乗者自身の手を借りながら
応急処置を速やかに行なうという作用を有する。
【0022】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処
置手段が、搭乗者の被害状態の情報を得て搭乗者に対す
る応急処置を施すとともに、事故時の車や周辺の状態を
認識して、搭乗者に対して避難指示や誘導をしたり、緊
急時対策を指示および教示する手段であるものであり、
避難、災害対策を含めて、広い意味での応急処置を施す
という作用を有する。
【0023】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
11記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急
処置手段が、カーナビゲーションシステムからの情報に
より現在位置が一般道路上か高速道路上かを判断し、道
路種別に合わせた緊急時対策と処置を搭乗者に指示およ
び教示する手段であるものであり、それぞれの道路にお
ける特徴、危険度に配慮しながら、より適確に応急処置
を施すという作用を有する。
【0024】本発明の請求項13記載の発明は、請求項
2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記搭乗者
被害認識手段が、搭乗者との対話手段あるいは対話形式
の情報入力手段により搭乗者からの情報を得る手段を有
し、前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手段の認識結
果に基づいて搭乗者への適切な応急処置を指示および教
示したり実施する手段であるものであり、突然の事故に
遭遇して動転した搭乗者を落ち着かせ、搭乗者自身から
情報を得ることによって、また、搭乗者自身の手を借り
ることによって応急処置を速やかにまた適確に行なうと
いう作用を有する。
【0025】本発明の請求項14記載の発明は、請求項
1、2記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周
辺向け事故報知手段が、クラクションを自動的かつ断続
的に長時間鳴らす手段であるものであり、通常状態では
生じ得ないクラクション音の連続により、当該自動車が
何らかの事故かトラブルに巻き込まれたことをいち早く
周囲に報知するという作用を有する。
【0026】本発明の請求項15記載の発明は、請求項
14記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周辺
向け事故報知手段が、救急車等の緊急自動車からの送信
電波を受信したときにも、クラクションを自動的に鳴ら
す手段であるものであり、救急車等の緊急自動車の接近
によりクラクションを鳴らすことで、当該自動車の発見
を早めて、救出までの時間を短縮するという作用を有す
る。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を参照しながら詳細に説明する。
【0028】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、自車位置推定手段と、事故認識手段と、外部
通報手段と、周辺向け事故報知手段とを備えた自動車事
故緊急対応装置である。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態の自動
車事故緊急対応装置のブロック図である。図1におい
て、1は自車位置推定手段、2は事故認識手段、3は外
部通報手段、4は周辺向け事故報知手段である。自車位
置推定手段1、事故認識手段2、外部通報手段3までの
動作は従来例と同様であるので、説明は省略する。
【0030】自動車事故に巻き込まれた場合、搭乗者が
負傷し生命の危険があることも想定しなければならな
い。その場合、一刻の猶予も許されないので、警察等の
担当部署への連絡だけでなく、周囲を含めできるだけの
救援を求める必要がある。また、二次災害を防ぐため
に、迅速に周囲に事故発生に対する注意を促すことが望
ましい。
【0031】本発明の第1の実施の形態では、事故認識
手段2で事故が生じたことを認識した場合には、外部通
報手段3により外部担当部署に通報すると同時に、周辺
向け事故報知手段4により、周囲の他の自動車または歩
行者に、当該自動車に何らかのトラブルや事故が生じた
ことを知らせる。具体的には、トランクの裏に赤色燈と
反射板をあらかじめ装着しておき、事故発生時、トラン
クを開け、赤色燈を点灯することによって、後続車に何
らかのトラブルが発生したことを知らせる方法や、後述
するその他の方法が考えられる。
【0032】上記のように、本発明の第1の実施の形態
では、自動車事故緊急対応装置に、自車位置推定手段
と、事故認識手段と、外部通報手段と、周辺向け事故報
知手段とを備えたので、外部の担当部署に報知するとと
もに、事故発生場所の周囲の車両や歩行者にいち早く注
意を与えることができ、かつ、迅速な被害者の救済も期
待できる。
【0033】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、自車位置推定手段と、事故認識手段と、外部
通報手段と、周辺向け事故報知手段と、搭乗者被害認識
手段と、応急処置手段とを備えた自動車事故緊急対応装
置である。
【0034】図2は、本発明の第2の実施の形態の自動
車事故緊急対応装置のブロック図である。図2におい
て、1は自車位置推定手段、2は事故認識手段、3は外
部通報手段、4は周辺向け事故報知手段、5は搭乗者被
害認識手段、6は応急処置手段である。自車位置推定手
段1から周辺向け事故報知手段4までの動作は従来例及
び第2の実施の形態と同様であるので、説明は省略す
る。
【0035】事故認識手段2により事故が発生したこと
が認識されると、搭乗者被害認識手段5が搭乗者の安否
を確かめるために、搭乗者の健康状態をつかむことがで
きるデータを集める。例えば、血圧や脈拍、体温、瞳孔
の開き、負傷の有無等のデータが考えられる。具体的に
は、血圧、脈拍、体温なら、あらかじめ車内に設置され
た指サック型センサに搭乗者自ら指を差し込むことによ
って、その後の状態把握ができる。負傷の有無は、車内
にカメラを置き、画像認識にて把握することが可能であ
る。
【0036】応急処置手段6は、搭乗者被害認識手段5
の情報に基づき、例えば、搭乗者の体温が下がり危険な
状態にあると判断したときには、車室内の温度を上げる
等、少しでも搭乗者が延命できるような処置を施す。他
の応急処置としては、例えば、自動酸素吸入や血止め薬
を搭乗者に手渡す等の方法も考えられる。
【0037】なお、搭乗者被害認識手段5で得られた搭
乗者の健康状態データは、外部通報手段3を通じて消防
署や現場に急行する救急車にも送られ、被害状況把握及
び的確な治療準備を可能とするのはもちろんのことであ
る。
【0038】上記のように、本発明の第2の実施の形態
では、自動車事故緊急対応装置に、自車位置推定手段
と、事故認識手段と、外部通報手段と、周辺向け事故報
知手段と、搭乗者被害認識手段と、応急処置手段とを備
えたので、外部の担当部署及び事件発生場所の周囲の車
両や歩行者に注意を促し、また、被害者の救済も求める
とともに、搭乗者の被害状況を確かめながら、積極的に
延命処理を行ない、傷ついた搭乗者の生存率、生還率を
高めることができる。
【0039】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、ハザードランプを通常の点滅周期より早い周
期で点滅させる自動車事故緊急対応装置である。
【0040】図3は、本発明の第3の実施の形態の自動
車事故緊急対応装置で用いられる周辺向け事故報知手段
の説明図である。図3(a)は、本発明の第3の実施の形
態の周辺向け事故報知手段の動作として、ハザードラン
プの点灯の様子を図示したものであり、(b)はそのハザ
ードランプが通常停車時に用いられ得る際の点灯、消灯
のタイミングを時間軸を横軸にして示したものである。
(c)は、事故等が発生して周辺向け事故報知手段が動作
した時の点灯、消灯のタイミングを同様に示したもので
ある。
【0041】本発明の第3の実施の形態の自動車事故緊
急対応装置の周辺向け事故報知手段は、図3(a)に示す
ように、ハザードランプを点滅させることによって、事
故が生じて緊急事態であることを周辺の車両や歩行者に
知らせる。ところが、ハザードランプは通常駐停車時に
おいてもドライバの指示により点滅させるものであり、
このままでは通常停車時と事故発生時の区別がつかな
い。そこで、本実施の形態の周辺向け事故報知手段で
は、図3(c)に示すように、非常時には通常の周期より
早い周期で点滅させることによって、事故が生じて緊急
事態であることを周辺の車両や歩行者に知らせるもので
ある。
【0042】上記のように、本発明の第3の実施の形態
では、自動車事故緊急対応装置で、ハザードランプを通
常の点滅周期より早い周期で点滅させるので、当該自動
車が通常の状態ではなく何らかの事故かトラブルに巻き
込まれたことをいち早く周囲に報知することができる。
【0043】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、ハザードランプとブレーキランプを交互に点
灯するか、ハザードランプとヘッドランプを交互に点灯
する自動車事故緊急対応装置である。
【0044】図4は、本発明の第4の実施の形態の自動
車事故緊急対応装置で用いられる周辺向け事故報知手段
の説明図である。図4(a)は、第4の実施の形態の周辺
向け事故報知手段の動作として、ハザードランプの点灯
の様子を図示したものであり、(b)は同じく周辺向け事
故報知手段の動作として別のタイミングでストップラン
プが点灯している様子を図示したものである。
【0045】第4の実施の形態の自動車事故緊急対応装
置の周辺向け事故報知手段は、図4(a)及び(b)に示すよ
うに、ハザードランプとストップランプを交互に点滅さ
せることによって、事故発生等のトラブルが当該自動車
に生じたことを周辺、特に後方の自動車や歩行者に知ら
せる。通常の状態でこのような点滅状態になることはな
いゆえに、周辺の自動車及び歩行者はすぐにその異常に
気づくことができるのである。
【0046】また、本実施の形態ではストップランプで
説明したが、ヘッドランプとハザードランプにより当該
自動車の前方に対しても同様に報知することができる。
【0047】上記のように、本発明の第4の実施の形態
では、自動車事故緊急対応装置で、ハザードランプとブ
レーキランプを交互に点灯するか、ハザードランプとヘ
ッドランプを交互に点灯するので、当該自動車が通常の
状態ではなく何らかの事故かトラブルに巻き込まれたこ
とをいち早く、また確実に周囲に報知することができ
る。
【0048】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態の自動車事故緊急対応装置で用いられる周辺向け
事故報知手段は、車の両側に付いているハザードラン
プ、またはブレーキランプ、またはヘッドライトを、右
側、左側、また右側と交互に点灯することで、事故が生
じて緊急事態であることを周辺に存する車両や歩行者に
知らせる。2つの対になっているランプを人間の両目に
喩えるならばあたかもウインクしているように見える
が、通常時には生じ得ない現象のために周辺の注意を引
くことになる。また、ヘッドライトの代わりにスモッグ
ランプであれば視界の悪い霧の中でも注意を喚起するこ
とができよう。
【0049】上記のように、本発明の第5の実施の形態
では、ハザードランプまたはブレーキランプを左右交互
に点灯するので、通常状態では生じ得ないライトの点滅
状態を生じさせ、当該自動車が何らかの事故かトラブル
に巻き込まれたことをいち早く周囲に報知することがで
きる。
【0050】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態の自動車事故緊急対応装置で用いられる周辺向け
事故報知手段は、事故車周辺に限定して電波を送信する
小型放送設備である。例えばミニFM放送局として付近
一帯に事故が起きたことを自動放送する。FM多重放送
のように通常の放送に多重化してその情報を流すことに
より、普段の放送に支障をきたさず緊急情報を流すこと
ができる。無論、周辺に存在する受信側がその周波数を
モニタしていなければ意味はないが、道路側の設備が媒
介して、その該当周波数の電波を常に受信して、緊急放
送電波を受けると、その情報から事故位置、時間を特定
して付近の自動車及び歩行者に知らせてもよい。
【0051】上記のように、本発明の第6の実施の形態
では、事故現場位置や事故発生時刻等の事故情報を、事
故車周辺の不特定の第三者に向けて放送する小型の電波
送信設備を設けたので、当該自動車が通常の状態ではな
く何らかの事故かトラブルに巻き込まれたことを、事故
現場が直接視界に入らない周囲の車両、民家にもただち
に報知し、注意を喚起したり救援を求めることができ
る。
【0052】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態、搭乗者の座席に埋め込まれた検出部により、搭
乗者の体温または血圧または脈拍を計測し、その体温ま
たは血圧または脈拍の変動状況から搭乗者の状態を認識
する自動車事故緊急対応装置である。
【0053】第5図は、本発明の第7の実施の形態の自
動車事故緊急対応装置で用いられる搭乗者被害認識手段
及び、自動車事故緊急対応装置で用いられる応急処置手
段の説明図である。第5図において、7は座席、8は搭
乗者被害認識手段、9は応急処置手段である。
【0054】第7の実施の形態の自動車事故緊急対応装
置で用いられる搭乗者被害認識手段においては、搭乗者
の座席に埋め込まれた検出部で、搭乗者の体温または血
圧または脈拍を計測する。例えば、体温は温度計により
計測すればよいし、脈拍は座席に密着した背中から血流
による微小振動変化を検出しカウントする。血圧は左記
微小振動変化の振幅から推定する(通常時との相対的な
値変化でもよい)。
【0055】検出された体温または血圧または脈拍の変
動状況から、搭乗者の状態を認識する。例えば、体が衰
弱してくると、体温や血圧や脈拍数の低下が見られ、ま
だいたって正常であるか、多少弱っているか、危篤状態
であるか判断することができる。
【0056】上記のように、本発明の第7の実施の形態
では、搭乗者の座席に埋め込まれた検出部により、搭乗
者の体温または血圧または脈拍を計測し、その体温また
は血圧または脈拍の変動状況から搭乗者の状態を認識す
るので、搭乗者に特別の負荷をかけることなく、座席と
の接触により搭乗者の状態に関する各種データを取得で
きる。
【0057】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態は、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温また
は血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識
したことに応じて、搭乗者の座席に埋め込まれたヒータ
を作動させる自動車事故緊急対応装置である。
【0058】本発明の第8の実施の形態の自動車事故緊
急対応装置で用いられる応急処置手段9は、第5図に示
すように、搭乗者被害認識手段8から搭乗者の体温また
は血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識
すると、搭乗者の座席に埋め込まれたヒータを作動さ
せ、搭乗者を後面から暖めることによって体温の低下を
極力抑える。車室内を暖めてもよいが、事故後はエンジ
ンが止っていることが多く、損傷が激しい場合にエンジ
ンを動作させることは危険である。従って、バッテリー
かあるいは緊急時用補助バッテリーによりヒ―タを動作
させることとなり、車室内全体を暖めるより、搭乗者に
接して局部的に暖める方が効果的である。
【0059】上記のように、本発明の第8の実施の形態
では、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または血
圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識した
ことに応じて、搭乗者の座席に埋め込まれたヒータを作
動させるので、負傷して生命の危険に脅かされている搭
乗者の体温低下による衰弱を遅らせ、健康状態、体力を
少しでも維持して延命させることができる。
【0060】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態は、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温また
は血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識
したことに応じて、音声による声援または光の点滅によ
って搭乗者の意識を覚醒させる自動車事故緊急対応装置
である。
【0061】第6図は、本発明の第9の実施の形態の自
動車事故緊急対応装置で用いられる応急処置手段の説明
図である。第6図において、7は座席、8は搭乗者被害
認識手段、9は応急処置手段(2つ示されているが、一
方は音声によるもの、もう一方が光を用いるもの)であ
る。
【0062】第6図に示すように、搭乗者被害認識手段
8から搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被害
を受けていることを認識すると、応急処置手段9は、光
の点滅により意識が薄れゆく搭乗者の意識を覚醒させた
り、または、音声によって、あらかじめ録音された、あ
るいは音声合成された声により、「がんばってくださ
い」のような声援や「ただいま救急センタとつながりま
した。もうしばらくお待ちください。」等の経過報告を
搭乗者に送ることで、搭乗者に対して精神面での力づけ
を行なう。
【0063】上記のように、本発明の第9の実施の形態
では、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または血
圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識した
ことに応じて、音声による声援または光の点滅によって
搭乗者の意識を覚醒させるので、傷ついて生命の危険に
脅かされている搭乗者の意識混濁状態を回避し、また少
しでも励まし力づけることによって延命させることがで
きる。
【0064】(第10の実施の形態)本発明の第10の
実施の形態は、応急手当方法を音声や映像で搭乗者に指
示および教示する自動車事故緊急対応装置である。
【0065】第7図は、本発明の第10の実施の形態の
自動車事故緊急対応装置で用いられる応急処置手段の説
明図である。第7図において、7は座席、8は搭乗者被
害認識手段、9は応急処置手段である。
【0066】第7図に示すように、本実施の形態の自動
車事故緊急対応装置で用いられる応急処置手段9は、例
えば搭乗者がよく見える位置に設置されるディスプレイ
(画像表示装置)を備え、搭乗者被害認識手段8により
搭乗者が負傷等の被害を被ったと判断したときに、応急
手当方法を音声、映像で搭乗者に指示、教示する。例え
ば、「腕や足に大量の出血が見られる場合には、患部か
らやや離れた心臓に近い方をグローブボックスの中にあ
る包帯できつく縛ってください。」、「シートを下げて
横になり、体力の消耗を避けてください。」等の音声に
よる指示と、モデルケースを画像にて説明する。
【0067】上記のように、本発明の第10の実施の形
態では、応急手当方法を音声や映像で搭乗者に指示およ
び教示するので、搭乗者が突然の事故に遭遇して負傷す
ることによって動転したとしても、搭乗者を落ち着か
せ、搭乗者自身の手を借りながら応急処置を速やかに行
なうことができる。
【0068】(第11の実施の形態)本発明の第11の
実施の形態は、搭乗者の被害状態の情報を得て搭乗者に
対する応急処置を施すとともに、事故時の車や周辺の状
態を認識して、搭乗者に対して避難指示や誘導をした
り、緊急時対策を指示および教示する自動車事故緊急対
応装置である。
【0069】本発明の第11の実施の形態の自動車事故
緊急対応装置で用いられる応急処置手段9は、搭乗者の
被害状態の情報を得て搭乗者に対する応急処置を施すだ
けでなく、事故時の車や周辺の状態を認識し、搭乗者に
対して避難指示や誘導、あるいは緊急時対策を指示、教
示する。
【0070】例えば、燃料漏れが生じていることを検知
した場合には、何らかの種火が引火し、自動車火災の危
険があるので、至急車から退去することを伝えたり、あ
るいは、二次災害を防ぐために三角表示板の設置指示、
発煙筒着火指示等の指示を与える。
【0071】上記のように、本発明の第11の実施の形
態では、搭乗者の被害状態の情報を得て搭乗者に対する
応急処置を施すとともに、事故時の車や周辺の状態を認
識して、搭乗者に対して避難指示や誘導をしたり、緊急
時対策を指示および教示するので、避難、災害対策を含
めて、広い意味での応急処置を施すことができる。
【0072】(第12の実施の形態)本発明の第12の
実施の形態は、カーナビゲーションシステムからの情報
により現在位置が一般道路上か高速道路上かを判断し、
道路種別に合わせた緊急時対策と処置を搭乗者に指示お
よび教示する自動車事故緊急対応装置である。
【0073】本発明の第12の実施の形態の自動車事故
緊急対応装置で用いられる応急処置手段9は、第11の
実施の形態の応急処置手段と同様の動作に加え、さら
に、カーナビゲーションシステムからの情報により現在
位置が一般道路上か高速道路上かを判断し、道路種別に
合わせた緊急時対策、処置を搭乗者に指示、教示する。
例えば、高速道路ならば、運転席から外に出てはかえっ
て危険であるので、必要である以外は車内にいるように
指示したり、あるいは助手席側から慎重に出るように指
示したり、緊急連絡場所の案内等を行なう。
【0074】上記のように、本発明の第12の実施の形
態では、カーナビゲーションシステムからの情報により
現在位置が一般道路上か高速道路上かを判断し、道路種
別に合わせた緊急時対策と処置を搭乗者に指示および教
示するので、それぞれの道路における特徴、危険度に配
慮しながら、より適確に応急処置を施すことができる。
【0075】(第13の実施の形態)本発明の第13の
実施の形態の自動車事故緊急対応装置で用いられる搭乗
者被害認識手段8は、第7の実施の形態の搭乗者被害認
識手段8と同様の動作に加え、搭乗者との対話手段ある
いは対話形式の情報入力手段を持ち、搭乗者被害認識手
段からの情報だけでなく、搭乗者からの情報を得る。
【0076】仮に、第7の実施の形態の搭乗者被害認識
手段8と同様に、座席に埋め込まれたセンサから搭乗者
の血圧等状態をある程度検知できたとしても、負傷にい
たるまでの原因、痛みの有無等の現在の状態、感覚を知
ることは困難であることが多い。そこで、搭乗者の意識
がある場合には、搭乗者と対話することによって情報を
集め、その情報から現在の状態、被害状況を認識する。
例えば、「痛いですか」「どこが痛いですか」「血は出
ていますか」「動けますか」等の質問を発し、音声、ま
たはイエス・ノーボタンで対話を行なう。
【0077】応急処置手段9は、その搭乗者被害認識手
段8のより詳細な情報に基づき、搭乗者への適切な応急
処置を指示、教示、または実施する。例えば、自動的に
座席を暖めるとともに、状態に応じて止血法や骨折時の
患部固定法の方法を説明する。もちろん、精神的な支え
にもなるよう、救援を呼んでいる旨を伝えながら搭乗者
を励ますことも行なう。
【0078】上記のように、本発明の第13の実施の形
態では、搭乗者と対話して情報を得て、搭乗者の被害認
識結果に基づいて、搭乗者への適切な応急処置を指示お
よび教示したり実施するので、突然の事故に遭遇して動
転した搭乗者を落ち着かた後、搭乗者自身から情報を得
ることによって、あるいは搭乗者自身の手を借りること
によって応急処置を速やかにまた適確に行なうことがで
きる。
【0079】(第14の実施の形態)本発明の第14の
実施の形態の自動車事故緊急対応装置で用いられる周辺
向け事故報知手段4は、クラクションを自動的に、か
つ、断続的に長期間鳴らすことで、事故が生じて緊急事
態であることを周辺に存する車両や歩行者に知らせる。
【0080】例えば、約1分間、周期的にクラクション
のオン、オフを繰り返し、その後1分間は完全にオフと
して、約1分間、周期的にクラクションのオン、オフを
繰り返す。完全な休止状態を入れるのは、バッテリーと
いう有限なエネルギー源を有効に使うためであ。
【0081】上記のように、本発明の第14の実施の形
態では、クラクションを自動的に、かつ、断続的に長期
間鳴らすので、通常状態では生じ得ないクラクション音
の連続から、当該自動車が何らかの事故かトラブルに巻
き込まれたことをいち早く周囲に報知することができ
る。
【0082】(第15の実施の形態)本発明の第15の
実施の形態の自動車事故緊急対応装置で用いられる周辺
向け事故報知手段4は、第14の実施の形態の搭乗者被
害認識手段14と同様の動作に加え、救急車等の緊急自動
車からの送信電波を受信したときにも、直ちにクラクシ
ョンを鳴らす。事故発生場所の見通しが悪かったり、わ
かりにくいところならば、救急車が付近まで来ているの
でなかなか到着できないということも起こりうる。そこ
で、たとえエネルギー節約のためにクラクションを鳴ら
していない状態であっても、救急車が近づいてきて救急
車が送信する電波を受信したときには、直ちにクラクシ
ョンを鳴らして、居場所を教えるようにする。
【0083】上記のように、本発明の第15の実施の形
態では、救急車等の緊急自動車からの送信電波を受信し
たときにも、クラクションを自動的に鳴らすので、救急
車等の緊急自動車が当該自動車をいち早く発見でき、救
出までの時間を短縮することができる。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、自動車事故緊急対応装置を、自分の車両の位置を
推定する自車位置推定手段と、ドライバの教示または車
載センサによって事故を認識する事故認識手段と、警察
や消防署等各緊急時対応部署に事故の有無やドライバの
状態等を連絡する外部通報手段と、事故が起こった周辺
の車両あるいは歩行者に事故があったことを知らせて救
援を求めたり注意を促す周辺向け事故報知手段とを備え
た構成としたので、外部の担当部署に報知するととも
に、事故発生場所の周囲の車両や歩行者にいち早く注意
を与え、かつ、迅速な被害者の救済ができるという効果
が得られる。
【0085】また、搭乗者の被害状況を検知する搭乗者
被害認識手段と、搭乗者被害認識手段の結果に基づき搭
乗者への応急処置や延命処置を施す応急処置手段とを備
えたので、搭乗者の被害状況を確かめながら、積極的に
延命処理を行ない、傷ついた搭乗者の生存率、生還率を
高めることができるという効果が得られる。
【0086】また、周辺向け事故報知手段を、ハザード
ランプを通常駐停車時にドライバの指示により点滅させ
る際の周期より早い周期で点滅させることによって、事
故が生じて緊急事態であることを周辺に存する車両や歩
行者に知らせる構成としたので、当該自動車が何らかの
事故かトラブルに巻き込まれたことをいち早く周囲に報
知することができるという効果が得られる。
【0087】また、周辺向け事故報知手段を、ハザード
ランプとブレーキランプ、あるいはハザードランプとヘ
ッドランプを交互に点灯することで、事故が生じて緊急
事態であることを周辺に存する車両や歩行者に知らせる
構成としたので、当該自動車が何らかの事故かトラブル
に巻き込まれたことをいち早く周囲に報知することがで
きるという効果が得られる。
【0088】また、周辺向け事故報知手段を、車の両側
に付いているハザードランプまたはブレーキランプを、
右側、左側、また右側と交互に点灯することで、事故が
生じて緊急事態であることを周辺に存する車両や歩行者
に知らせる構成としたので、当該自動車が何らかの事故
かトラブルに巻き込まれたことをいち早く周囲に報知す
ることができるという効果が得られる。
【0089】また、周辺向け事故報知手段を、事故車周
辺に限定して電波を送信する小型放送設備であって、事
故現場位置、事故発生時刻等の事故報知内容を不特定第
三者向けに放送し、事故が生じて緊急事態であることを
周辺に存する車両や歩行者に知らせ、注意を喚起したり
救援を求める構成としたので、当該自動車が何らかの事
故かトラブルに巻き込まれたことを、事故現場が直接視
界に入らない周囲の車両、民家にもただちに報知し、注
意を喚起したり救援を求めることができるという効果が
得られる。
【0090】また、搭乗者被害認識手段を、その検出部
が搭乗者の座席に埋め込まれ、搭乗者の体温または血圧
または脈拍を計測し、その体温または血圧または脈拍の
変動状況から搭乗者の状態を認識する構成としたので、
搭乗者に特別の負荷なく座席との接触により搭乗者の状
態を知ることができる各種のデータを入手できるという
効果が得られる。
【0091】また、応急処置手段を、搭乗者被害認識手
段から搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被害
を受けていることを認識すると、搭乗者の座席に埋め込
まれたヒータを作動させ、体温の低下を極力押さえる構
成としたので、負傷して生命の危険に脅かされている搭
乗者の体温低下による衰弱を遅らせ、健康状態、体力を
少しでも維持して延命させることができるという効果が
得られる。
【0092】また、応急処置手段を、搭乗者被害認識手
段から搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被害
を受けていることを認識すると、搭乗者が意識を失いさ
らに衰弱していくことを防ぐために、音声による声援ま
たは光の点滅によって搭乗者の意識を覚醒させる構成と
したので、傷ついて生命の危険に脅かされている搭乗者
の意識混濁状態を回避し、また少しでも励まし力づける
ことによって延命させることができるという効果が得ら
れる。
【0093】また、応急処置手段を、応急手当方法を音
声、映像で搭乗者に指示、教示する構成としたので、搭
乗者が突然の事故に遭遇して負傷することによって動転
したとしても、搭乗者を落ち着かせ、搭乗者自身の手を
借りながら応急処置を速やかに行なうことができるとい
う効果が得られる。
【0094】また、応急処置手段を、搭乗者の被害状態
の情報を得て搭乗者に対する応急処置を施すだけでな
く、事故時の車や周辺の状態を認識し、搭乗者に対して
避難指示や誘導、あるいは緊急時対策を指示、教示する
構成としたので、避難、災害対策を含めて、広い意味で
の応急処置を施すことができるという効果が得られる。
【0095】また、応急処置手段を、カーナビゲーショ
ンシステムからの情報により現在位置が一般道路上か高
速道路かを判断し、道路種別に合わせた緊急時対策、処
置を搭乗者に指示、教示する構成としたので、それぞれ
の道路における特徴、危険度に配慮しながら、より適確
に応急処置を施すことができるという効果が得られる。
【0096】また、搭乗者被害認識手段を、搭乗者との
対話手段あるいは対話形式の情報入力手段を持ち、搭乗
者被害認識手段からの情報だけでなく、搭乗者からの情
報を得る搭乗者被害認識手段であり、また、応急処置手
段が搭乗者被害認識手段の結果に基づき搭乗者への適切
な応急処置を指示、教示、または実施する構成としたの
で、突然の事故に遭遇して動転した搭乗者を落ち着かた
後、搭乗者自身から情報を得ることによって、あるいは
搭乗者自身の手を借りることによって応急処置を速やか
にまた適確に行なうことができるという効果が得られ
る。
【0097】また、周辺向け事故報知手段を、クラクシ
ョンを自動的に、かつ、断続的に長期間鳴らすことで、
事故が生じて緊急事態であることを周辺に存する車両や
歩行者に知らせる構成としたので、通常状態では生じ得
ないクラクション音の連続、変化から、当該自動車が何
らかの事故かトラブルに巻き込まれたことをいち早く周
囲に報知することができるという効果が得られる。
【0098】また、周辺向け事故報知手段を、救急車等
の緊急自動車からの送信電波を受信したときにも、クラ
クションを自動的に鳴らす構成としたので、救急車等の
緊急自動車が当該自動車をいち早く発見して救出までの
時間を短縮することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の自動車事故緊急対
応装置のブロック図、
【図2】本発明の第2の実施の形態の自動車事故緊急対
応装置のブロック図、
【図3】本発明の第3の実施の形態の自動車事故緊急対
応装置で用いられる周辺向け事故報知手段の説明図、
【図4】本発明の第4の実施の形態の自動車事故緊急対
応装置で用いられる周辺向け事故報知手段の説明図、
【図5】本発明の第7の自動車事故緊急対応装置で用い
られる搭乗者被害認識手段及び、第8の実施の形態の自
動車事故緊急対応装置で用いられる応急処置手段の説明
図、
【図6】本発明の第9の実施の形態の自動車事故緊急対
応装置で用いられる応急処置手段の説明図、
【図7】本発明の第10の実施の形態の自動車事故緊急
対応装置で用いられる応急処置手段の説明図、
【図8】従来の事故緊急対応装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 自車位置推定手段 2 事故認識手段 3 外部通報手段 4 周辺向け事故報知手段 5 搭乗者被害認識手段 6 応急処置手段 7 座席 8 搭乗者被害認識手段 9 応急処置手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 自分の車両の位置を推定する自車位置推
定手段と、ドライバの教示または車載センサによって事
故を認識する事故認識手段と、警察署や消防署等の各緊
急対応部署に事故の種類や自車位置やドライバの状態等
を連絡する外部通報手段と、事故発生地点周辺の車両あ
るいは歩行者に事故があったことを知らせて救援を求め
たり注意を促す周辺向け事故報知手段と、搭乗者の被害
状況を検知する搭乗者被害認識手段と、搭乗者被害認識
手段の認識結果に基づき搭乗者への応急処置や延命処置
を施す応急処置手段とを備えたことを特徴とする自動車
事故緊急対応装置。
【請求項】 前記周辺向け事故報知手段が、事故現場
位置や事故発生時刻等の事故情報を、事故車周辺の不特
定の第三者に向けて放送する小型の電波送信設備である
ことを特徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装
置。
【請求項】 前記搭乗者被害認識手段が、搭乗者の座
席に埋め込まれた検出部により、搭乗者の体温または血
圧または脈拍を計測し、その体温または血圧または脈拍
の変動状況から搭乗者の状態を認識する手段であること
を特徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装置。
【請求項】 前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手
段により搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被
害を受けていることを認識したことに応じて、搭乗者の
座席に埋め込まれたヒータを作動させる手段であること
を特徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装置。
【請求項】 前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手
段により搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被
害を受けていることを認識したことに応じて、音声によ
る声援または光の点滅によって搭乗者の意識を覚醒させ
る手段であることを特徴とする請求項記載の自動車事
故緊急対応装置。
【請求項】 前記応急処置手段が、応急手当方法を音
声や映像で搭乗者に指示および教示する手段であること
を特徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装置。
【請求項】 前記応急処置手段が、搭乗者の被害状態
の情報を得て搭乗者に対する応急処置を施すとともに、
事故時の車や周辺の状態を認識して、搭乗者に対して避
難指示や誘導をしたり、緊急時対策を指示および教示す
る手段であることを特徴とする請求項記載の自動車事
故緊急対応装置。
【請求項】 前記応急処置手段が、カーナビゲーショ
ンシステムからの情報により現在位置が一般道路上か高
速道路上かを判断し、道路種別に合わせた緊急時対策と
処置を搭乗者に指示および教示する手段であることを特
徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装置。
【請求項】 前記搭乗者被害認識手段が、搭乗者との
対話手段あるいは対話形式の情報入力手段により搭乗者
からの情報を得る手段を有し、前記応急処置手段が、搭
乗者被害認識手段の認識結果に基づいて搭乗者への適切
な応急処置を指示および教示したり実施する手段である
ことを特徴とする請求項記載の自動車事故緊急対応装
置。
【請求項10】 前記周辺向け事故報知手段が、救急車
等の緊急自動車からの送信電波を受信したときにも、ク
ラクションを自動的に鳴らす手段であることを特徴とす
る請求項記載の自動車事故緊急対応装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項記載の発明は、
自分の車両の位置を推定する自車位置推定手段と、ドラ
イバの教示または車載センサによって事故を認識する事
故認識手段と、警察署や消防署等の各緊急対応部署に事
故の種類や自車位置やドライバの状態等を連絡する外部
通報手段と、事故発生地点周辺の車両あるいは歩行者に
事故があったことを知らせて救援を求めたり注意を促す
周辺向け事故報知手段と、搭乗者の被害状況を検知する
搭乗者被害認識手段と、搭乗者被害認識手段の認識結果
に基づき搭乗者への応急処置や延命処置を施す応急処置
手段とを備えた自動車事故緊急対応装置であり、外部の
担当部署に事故を報知し、事故発生場所の周囲の車両や
歩行者にいち早く注意を与えて、被害者の救済を求める
とともに、搭乗者の被害状況を確かめながら延命処理を
行ない、傷ついた搭乗者の生存率や生還率を高めるとい
う作用を有する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周辺向け
事故報知手段が、事故現場位置や事故発生時刻等の事故
情報を、事故車周辺の不特定の第三者に向けて放送する
小型の電波送信設備であるものであり、事故現場が直接
視界に入らない周囲の車両や民家にも緊急事態を報知す
るという作用を有する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記搭乗者被
害認識手段が、搭乗者の座席に埋め込まれた検出部によ
り、搭乗者の体温または血圧または脈拍を計測し、その
体温または血圧または脈拍の変動状況から搭乗者の状態
を認識する手段であるものであり、搭乗者に特別の負荷
をかけずに座席との接触により搭乗者の状態の各種デー
タを得るという作用を有する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または
血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識し
たことに応じて、搭乗者の座席に埋め込まれたヒータを
作動させる手段であるものであり、体温の低下を極力抑
えて、傷ついて生命の危険に脅かされている搭乗者の体
力を少しでも維持して延命させるという作用を有する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、搭乗者被害認識手段により搭乗者の体温または
血圧または脈拍が低下し被害を受けていることを認識し
たことに応じて、音声による声援または光の点滅によっ
て搭乗者の意識を覚醒させる手段であるものであり、傷
ついて生命の危険に脅かされている搭乗者の意識混濁状
態を回避し、また少しでも励まし力づけることによって
延命させるという作用を有する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、応急手当方法を音声や映像で搭乗者に指示およ
び教示する手段であるものであり、突然の事故に遭遇し
た搭乗者を落ち着かせ、搭乗者自身の手を借りながら応
急処置を速やかに行なうという作用を有する。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、搭乗者の被害状態の情報を得て搭乗者に対する
応急処置を施すとともに、事故時の車や周辺の状態を認
識して、搭乗者に対して避難指示や誘導をしたり、緊急
時対策を指示および教示する手段であるものであり、避
難、災害対策を含めて、広い意味での応急処置を施すと
いう作用を有する。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記応急処置
手段が、カーナビゲーションシステムからの情報により
現在位置が一般道路上か高速道路上かを判断し、道路種
別に合わせた緊急時対策と処置を搭乗者に指示および教
示する手段であるものであり、それぞれの道路における
特徴、危険度に配慮しながら、より適確に応急処置を施
すという作用を有する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】本発明の請求項記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記搭乗者被
害認識手段が、搭乗者との対話手段あるいは対話形式の
情報入力手段により搭乗者からの情報を得る手段を有
し、前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手段の認識結
果に基づいて搭乗者への適切な応急処置を指示および教
示したり実施する手段であるものであり、突然の事故に
遭遇して動転した搭乗者を落ち着かせ、搭乗者自身から
情報を得ることによって、また、搭乗者自身の手を借り
ることによって応急処置を速やかにまた適確に行なうと
いう作用を有する。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
記載の自動車事故緊急対応装置において、前記周辺向
け事故報知手段が、救急車等の緊急自動車からの送信電
波を受信したときにも、クラクションを自動的に鳴らす
手段であるものであり、救急車等の緊急自動車の接近に
よりクラクションを鳴らすことで、当該自動車の発見を
早めて、救出までの時間を短縮するという作用を有す
る。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C086 AA22 AA49 AA54 BA22 CA21 CB20 CB24 DA15 DA16 DA27 EA06 EA08 EA11 EA13 EA25 EA45 FA02 FA07 FA08 FA12 FA17 5C087 AA02 AA03 AA05 AA09 AA10 AA12 AA17 AA23 AA24 AA25 AA35 AA40 AA44 AA50 BB12 BB20 BB75 DD03 DD14 EE16 EE18 FF01 FF04 FF05 FF13 FF14 FF17 GG10 GG21 GG23 GG30 GG65 GG66 GG68 GG70 GG85 5K101 KK14 LL12 MM06 RR12 RR21

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自分の車両の位置を推定する自車位置推
    定手段と、ドライバの教示または車載センサによって事
    故を認識する事故認識手段と、警察署や消防署等の各緊
    急時対応部署に事故の種類や自車位置やドライバの状態
    等を連絡する外部通報手段と、事故発生地点周辺の車両
    あるいは歩行者に事故があったことを知らせて救援を求
    めたり注意を促す周辺向け事故報知手段とを備えたこと
    を特徴とする自動車事故緊急対応装置。
  2. 【請求項2】 自分の車両の位置を推定する自車位置推
    定手段と、ドライバの教示または車載センサによって事
    故を認識する事故認識手段と、警察署や消防署等の各緊
    急対応部署に事故の種類や自車位置やドライバの状態等
    を連絡する外部通報手段と、事故発生地点周辺の車両あ
    るいは歩行者に事故があったことを知らせて救援を求め
    たり注意を促す周辺向け事故報知手段と、搭乗者の被害
    状況を検知する搭乗者被害認識手段と、搭乗者被害認識
    手段の認識結果に基づき搭乗者への応急処置や延命処置
    を施す応急処置手段とを備えたことを特徴とする自動車
    事故緊急対応装置。
  3. 【請求項3】 前記周辺向け事故報知手段が、ハザード
    ランプを通常の点滅周期より早い周期で点滅させる手段
    であることを特徴とする請求項1、2記載の自動車事故
    緊急対応装置。
  4. 【請求項4】 前記周辺向け事故報知手段が、ハザード
    ランプとブレーキランプを交互に点灯する手段またはハ
    ザードランプとヘッドランプを交互に点灯する手段であ
    ることを特徴とする請求項1、2記載の自動車事故緊急
    対応装置。
  5. 【請求項5】 前記周辺向け事故報知手段が、ハザード
    ランプまたはブレーキランプを左右交互に点灯する手段
    であることを特徴とする請求項1、2記載の自動車事故
    緊急対応装置。
  6. 【請求項6】 前記周辺向け事故報知手段が、事故現場
    位置や事故発生時刻等の事故情報を、事故車周辺の不特
    定の第三者に向けて放送する小型の電波送信設備である
    ことを特徴とする請求項1、2記載の自動車事故緊急対
    応装置。
  7. 【請求項7】 前記搭乗者被害認識手段が、搭乗者の座
    席に埋め込まれた検出部により、搭乗者の体温または血
    圧または脈拍を計測し、その体温または血圧または脈拍
    の変動状況から搭乗者の状態を認識する手段であること
    を特徴とする請求項2記載の自動車事故緊急対応装置。
  8. 【請求項8】 前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手
    段により搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被
    害を受けていることを認識したことに応じて、搭乗者の
    座席に埋め込まれたヒータを作動させる手段であること
    を特徴とする請求項2記載の自動車事故緊急対応装置。
  9. 【請求項9】 前記応急処置手段が、搭乗者被害認識手
    段により搭乗者の体温または血圧または脈拍が低下し被
    害を受けていることを認識したことに応じて、音声によ
    る声援または光の点滅によって搭乗者の意識を覚醒させ
    る手段であることを特徴とする請求項2記載の自動車事
    故緊急対応装置。
  10. 【請求項10】 前記応急処置手段が、応急手当方法を
    音声や映像で搭乗者に指示および教示する手段であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の自動車事故緊急対応装
    置。
  11. 【請求項11】 前記応急処置手段が、搭乗者の被害状
    態の情報を得て搭乗者に対する応急処置を施すととも
    に、事故時の車や周辺の状態を認識して、搭乗者に対し
    て避難指示や誘導をしたり、緊急時対策を指示および教
    示する手段であることを特徴とする請求項2記載の自動
    車事故緊急対応装置。
  12. 【請求項12】 前記応急処置手段が、カーナビゲーシ
    ョンシステムからの情報により現在位置が一般道路上か
    高速道路上かを判断し、道路種別に合わせた緊急時対策
    と処置を搭乗者に指示および教示する手段であることを
    特徴とする請求項11記載の自動車事故緊急対応装置。
  13. 【請求項13】 前記搭乗者被害認識手段が、搭乗者と
    の対話手段あるいは対話形式の情報入力手段により搭乗
    者からの情報を得る手段を有し、前記応急処置手段が、
    搭乗者被害認識手段の認識結果に基づいて搭乗者への適
    切な応急処置を指示および教示したり実施する手段であ
    ることを特徴とする請求項2記載の自動車事故緊急対応
    装置。
  14. 【請求項14】 前記周辺向け事故報知手段が、クラク
    ションを自動的かつ断続的に長時間鳴らす手段であるこ
    とを特徴とする請求項1、2記載の自動車事故緊急対応
    装置。
  15. 【請求項15】 前記周辺向け事故報知手段が、救急車
    等の緊急自動車からの送信電波を受信したときにも、ク
    ラクションを自動的に鳴らす手段であることを特徴とす
    る請求項14記載の自動車事故緊急対応装置。
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