JP2000094767A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

Info

Publication number
JP2000094767A
JP2000094767A JP10271081A JP27108198A JP2000094767A JP 2000094767 A JP2000094767 A JP 2000094767A JP 10271081 A JP10271081 A JP 10271081A JP 27108198 A JP27108198 A JP 27108198A JP 2000094767 A JP2000094767 A JP 2000094767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
thermal head
module
thermal
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10271081A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Mori
幸博 森
Sumio Watanabe
寿美男 渡辺
Fumio Sakurai
文夫 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagano Fujitsu Component Ltd
Original Assignee
Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagano Fujitsu Component Ltd filed Critical Nagano Fujitsu Component Ltd
Priority to JP10271081A priority Critical patent/JP2000094767A/ja
Priority to US09/300,431 priority patent/US6336760B2/en
Priority to DE69936828T priority patent/DE69936828T2/de
Priority to EP07117859A priority patent/EP1878581B1/en
Priority to DE69938136T priority patent/DE69938136T2/de
Priority to EP99303356A priority patent/EP0988985B1/en
Priority to EP01103204A priority patent/EP1099560B1/en
Publication of JP2000094767A publication Critical patent/JP2000094767A/ja
Priority to US09/756,794 priority patent/US6450714B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J15/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in continuous form, e.g. webs
    • B41J15/04Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles
    • B41J15/042Supporting, feeding, or guiding devices; Mountings for web rolls or spindles for loading rolled-up continuous copy material into printers, e.g. for replacing a used-up paper roll; Point-of-sale printers with openable casings allowing access to the rolled-up continuous copy material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/02Platens
    • B41J11/04Roller platens
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/20Platen adjustments for varying the strength of impression, for a varying number of papers, for wear or for alignment, or for print gap adjustment

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はサーマルプリンタに係り、用紙をセ
ットする作業をし易くすることを課題とする。 【解決手段】 サーマルヘッドモジュール41にプラテ
ンモジュール42とギアモジュール43が結合されてい
る。用紙をセットするときに、操作者が指先でノブ部8
3b4をZ1方向に引き上げるように操作すると、プラ
テンモジュール42がピン61dを中心に反時計方向に
回動され、プラテン80がサーマルヘッド70から離れ
てプラテンオープン状態とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサーマルプリンタに
係り、特にPOS(Point Of Service) 装置に付けられ
て使用され、ロール紙を使用するサーマルプリンタに関
する。POS装置に付けられて使用されるサーマルプリ
ンタは、小型であること、及び、用紙をセットする作業
がし易いことが要求される。サーマルプリンタを携帯型
の装置に組み込む場合にも同じことが要求される。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の1例のサーマルプリンタ1
0を示す。このサーマルプリンタ10は、サーマルヘッ
ド11とプラテン12とよりなり、用紙ホルダ13とは
別体であり、用紙ホルダ13内に組み込まれている。サ
ーマルプリンタ10は、カム機構によってサーマルヘッ
ド11がプラテン12から離されるサーマルヘッドオー
プン型の構成である。用紙は、サーマルヘッド11をプ
ラテン12から離し、サーマルヘッド11とプラテン1
2との間に隙間をあけ、ロール14から引き出した用紙
15をサーマルヘッド11とプラテン12との間を通し
てセットされる。
【0003】図2は従来の別の例のサーマルプリンタ2
0を示す。このサーマルプリンタ20は、用紙ホルダ装
置21と一体の構造である。用紙ホルダ装置21は、下
側筐体22と開閉可能な上カバー23とよりなる。上カ
バー23を開いてロール26が用紙ホルダ装置21内に
セットされる。サーマルプリンタ20は下側筐体22の
内側面に固定してあるサーマルヘッド24と、上カバー
23の先端に取り付けてあるプラテン25とよりなる。
上カバー23が閉じられた状態で、プラテン25がサー
マルヘッド24に当たっている。上カバー23を開く
と、プラテン25がサーマルヘッド24から離れる。
【0004】用紙をセットする作業は、上カバー23を
開き、ロール26をセットし、ロール26から引き出し
た用紙27をサーマルヘッド24の前側を通るように引
出し、上カバー23を閉じることによってなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1のサーマルプリン
タ10では、サーマルヘッド11が動かされてプラテン
12から離される構成であり、サーマルヘッド11には
ヘッド加圧板バネがあるため等のため、サーマルヘッド
11を移動できる距離は限られ、よって、サーマルヘッ
ド11とプラテン12との間に用紙通路を広く形成する
ことは困難であった。よって、用紙15をサーマルヘッ
ド11とプラテン12との間の用紙通路を通す作業はし
にくいものであった。
【0006】また、サーマルヘッド11を動かすこと
は、戻したときにサーマルヘッド11に位置ずれが起き
る危険があった。サーマルヘッド11に位置ずれが起き
ると印字むらが起きてしまうことがある。また、ゴム製
のプラテン12の変形を避けるために、サーマルプリン
タ10の出荷時にはサーマルヘッド11をプラテン12
から離した状態としておく。しかし、サーマルヘッド1
1を動かすことによってヘッド加圧板バネのばね力が増
し、この状態が長期間保たれると、増したばね力によっ
て、サーマルプリンタ10の本体に歪みがでる虞れもあ
った。
【0007】図2はサーマルプリンタ20は上カバー2
3を開くとプラテン25が移動する構成であるため、プ
ラテン25とサーマルヘッド24との間には広い空間が
形成され、用紙27をセットする作業はし易い。しか
し、サーマルヘッド24から離れているプラテン25が
戻されてサーマルヘッド24に当たるときのプラテン2
5の移動の軌道の方向は、サーマルヘッド24の略面方
向であり、プラテン25はサーマルヘッド24の略面方
向からサーマルヘッド24に近づくことになり、僅かな
位置のばらつきが、プラテン25のサーマルヘッド24
の発熱体24aの中心に対する位置のばらつきとなって
しまい、この結果印字むらが起きやすくなる。
【0008】また、サーマルプリンタ20は用紙ホルダ
装置21と一体の構造であり、ロール26がセットされ
る部分を含むため、サイズが大型となってしまう。そこ
で、本発明は上記課題を解決したサーマルプリンタを提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、サー
マルヘッドとプラテンとがユニット化されているサーマ
ルプリンタにおいて、該プラテンを該サーマルヘッドか
ら離れるように動かすことが可能な構成とし、該プラテ
ンを動かして該プラテンを該サーマルヘッドから離間さ
せて、用紙をサーマルヘッドとプラテンとの間を通して
セットするときの用紙通路を形成させるようにしたもの
である。
【0010】サーマルヘッドは裏側にヘッド加圧板バネ
があり、動かすことに制約があるのに対して、プラテン
には制約がない。サーマルヘッドを動かす場合にくらべ
てプラテンは大きく動かせる。よって、サーマルヘッド
を動かして用紙が通る通路を形成する場合に比べて、用
紙通路を広く形成することが出来る。用紙を用紙通路を
通す作業がし易くなる。
【0011】請求項2の発明は、該プラテンが該サーマ
ルヘッドから離れるときの動きの方向が、該サーマルヘ
ッドの面に対して垂直の方向である構成としたものであ
る。戻すときにはプラテンはサーマルヘッドにその面に
対して垂直の方向から近づいて当たり、戻したときのプ
ラテンのサーマルプリンタに対する位置がばらついたと
しても、プラテンとサーマルヘッドとの位置関係は精度
良く保たれる。よって、用紙セットを繰り返し行って
も、印字むらが起きない。
【0012】請求項3の発明は、サーマルヘッドとプラ
テンとがユニット化されているサーマルプリンタにおい
て、該サーマルヘッドは本体に取り付けてあり、該プラ
テンは、用紙ロールから引き出された用紙を該プラテン
と該サーマルヘッドとの間に導く用紙ガイド部材に取り
付けてあり、該用紙ガイド部材が、上記本体に取り付け
てあり、該用紙ガイド部材を該サーマルヘッドから離れ
るように動かすことによって、該プラテンが動かされて
該サーマルヘッドから離間されて、用紙をサーマルヘッ
ドとプラテンとの間を通してセットするときの用紙通路
を形成させるようにしたものである。
【0013】用紙ガイド部材がサーマルヘッドから離れ
るように動かされることによって、用紙通路に到る入口
側通路も広がり、用紙を用紙通路を通す作業がし易くな
る。請求項4の発明は、サーマルヘッドとプラテンとが
ユニット化されているサーマルプリンタにおいて、該サ
ーマルヘッドは本体に取り付けてあり、該プラテンと、
該プラテン両端側の軸受部材と、両側にフランジを有
し、用紙ロールから引き出された用紙を該プラテンと該
サーマルヘッドとの間に導く用紙ガイド部材とが、該用
紙ガイド部材の該フランジに上記軸受部材が取り付けら
れて且つ両側のフランジの間に該プラテンが配された構
成のプラテンモジュールを構成しており、上記本体は、
一部に開放口を有する軸受部とを有し、該プラテンモジ
ュールが、その軸受部材を該本体の軸受部に嵌合させて
該本体に取り付けてあり、上記プラテンモジュールの用
紙ガイド部材を引き上げる操作をすることにより、最初
は、上記軸受部材が上記軸受部内で回動され、続いて、
該軸受部材が上記開放口を通って該軸受部から抜け出
し、該プラテンが該サーマルヘッドから離間されて、用
紙をサーマルヘッドとプラテンとの間を通してセットす
るときの用紙通路を形成させるようにしたものである。
【0014】プラテンモジュールの用紙ガイド部材を引
き上げる簡単な操作をすることにより、用紙ガイド部材
をサーマルヘッドから離し、プラテンをサーマルヘッド
から離すことが可能となる。請求項5の発明は、上記軸
受部材と上記本体の軸受部とは、該プラテンが該サーマ
ルヘッドに押し当たっている状態では、該サーマルヘッ
ドが該プラテンを押す力をこの力に対して垂直に受ける
構成としたものである。
【0015】軸受部は軸受部材をがっちりと受け、プラ
テンは芯振れ等を起こさずに安定に固定可能となる。請
求項6の発明は、上記軸受部材と上記本体の軸受部と
は、該プラテンが該サーマルヘッドに押し当たっている
状態では、該軸受部材に、該軸受部材が上記開放口を通
って該軸受部から抜け出す方向とは逆方向の回動力を作
用させる構成としたものである。
【0016】軸受部材に軸受部から抜け出す方向とは逆
方向の回動力を作用することによって、軸受部材は軸受
部内に安定に支持される。請求項7の発明は、上記プラ
テンモジュールは、上記用紙ガイド部材を引き上げたと
きに該プラテンモジュールを上記本体に対してクリック
的にロックする機構を有するようにしたものである。
【0017】プラテンモジュールが引き上げられた状態
に保持され、用紙を用紙通路を通す作業を両手を使用し
て行うことが出来、作業がし易くなる。請求項8の発明
は、上記プラテンモジュールは、引き上げられている上
記用紙ガイド部材を元の位置まで押し下げたときに該プ
ラテンモジュールを上記本体に対してクリック的にロッ
クする機構を有するようにしたものである。
【0018】用紙のセットが完了したことを操作者に確
実に認識させることが可能となる。請求項9の発明は、
サーマルヘッドとプラテンとがユニット化されているサ
ーマルプリンタにおいて、該サーマルヘッドが本体に取
り付けてあり、上記本体は、該サーマルヘッドの面に垂
直の方向に延在する溝を有し、該プラテンの軸が該本体
の溝に嵌合してあり、該プラテンは該軸を該本体の溝に
案内されて、該サーマルヘッドから離され、且つ該サー
マルヘッドに近づく構成としたものである。
【0019】用紙がセットされてプラテンが戻されると
きには、プラテンはサーマルヘッドにその面に対して垂
直の方向から近づいて当たることにより、戻したときの
プラテンの位置にばらつきがあっても、プラテンが押し
当たるサーマルヘッド上の位置はずれずに精度良く決ま
る。よって、印字むらが起きない。請求項10の発明
は、該サーマルヘッドは、上記の溝に嵌合して位置決め
されている構成としたものである。
【0020】プラテンが戻されてサーマルヘッドに押し
当たったときのサーマルヘッドとプラテンとの位置精度
が更に良くなり、印字むらが起きない。請求項11の発
明は、本体にサーマルヘッド及びモータが取り付けてあ
るサーマルヘッドモジュールと、プラテンと、用紙ロー
ルから引き出された用紙を該プラテンと該サーマルヘッ
ドとの間に導く用紙ガイド部材が組み合わされたプラテ
ンモジュールとよりなり、該プラテンモジュールの用紙
ガイド部材が上記サーマルヘッドモジュールの本体に取
り付けてある構成としたものである。
【0021】モジュール化することによって、設計が容
易になる。請求項12の発明は、上記サーマルヘッドモ
ジュールの側面に取り付けられ、上記モータの回転を減
速して上記プラテンに伝達するギアモジュールを更に有
する構成としたものである。モジュール化することによ
って、設計が容易になる。
【0022】請求項13の発明は、上記サーマルヘッド
モジュールの側面に取り付けられ、上記モータの回転を
減速して上記プラテンに伝達するギアモジュールと、上
記サーマルヘッドモジュールの上面に取り付けられたオ
ートカッタモジュールとを更に有する構成としたもので
ある。モジュール化することによって、設計が容易にな
る。
【0023】請求項14の発明は、上記サーマルヘッド
モジュールの側面に取り付けられ、上記モータの回転を
減速して上記プラテンに伝達するギアモジュールと、上
記サーマルヘッドモジュールの上面にに取り付けられた
オートカッタモジュールと、上記サーマルヘッドモジュ
ールの上面に取り付けられて該オートカッタモジュール
と並んでおり、ジャーナルを巻き取るジャーナル巻取り
モジュールとを更に有する構成としたものである。
【0024】モジュール化することによって、設計が容
易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】〔第1実施例〕図3及び図4は本
発明の第1実施例になるサーマルプリンタ40を示す。
このサーマルプリンタ40は、図5に併せて示すよう
に、サーマルヘッドモジュール41を中心に、サーマル
ヘッドモジュール41と、プラテンモジュール42と、
ギアモジュール43と、オートカッタモジュール44と
よりなり、サーマルヘッドモジュール41にプラテンモ
ジュール42とギアモジュール43とオートカッタモジ
ュール44とが結合された小形のユニット構成であっ
て、用紙をセットするときにプラテンが移動してオープ
ン、クローズする構造であり、後述するサーマルプリン
タ組み込み用空間46に合ったサイズを有する。図6に
示すように、POS装置45の上側部分には、サーマル
プリンタ組み込み用空間46とロールセット部47が隣
接して形成してある。サーマルプリンタ40はサーマル
プリンタ組み込み用空間46内に組み込まれている。ロ
ールセット部47内にセットされたロール48より引き
出された用紙49が、サーマルヘッド70とプラテン8
0とに挟まれており、更には、オートカッタモジュール
44内を通過して、サーマルプリンタ40内を通ってい
る。
【0026】次にサーマルプリンタ40を各モジュール
に分けて説明する。ここで、モジュールとは複数の部品
が組み合わされて一つにまとまった組立体を意味する。
X1,X2はサーマルプリンタ40の長手方向、Y
1,Y2はサーマルプリンタ40の幅方向、Z1,Z2
はサーマルプリンタ40の高さ(厚さ)方向である。X
1方向側はサーマルプリンタ40の前面側であり、X2
方向側はサーマルプリンタ40の背面側である。
【0027】(1)サーマルヘッドモジュール41 サーマルヘッドモジュール41はサーマルプリンタ40
の中心となるモジュールであり、外形が略直方体形状の
本体60と、これに取り付けてあるサーマルヘッド70
と、ヘッド加圧板バネ71と、パルスモータ72とより
なる。本体60は合成樹脂の成形品又はアルミニウムの
ダイキャストであり、大略、Y1,Y2方向の両側の側
板61、62と、両側の側板61、62の間にY1,Y
2方向に延びている3つの梁63、64、65とよりな
る。梁部64はX1,X2方向上の略中央に、梁63は
X2方向端側に、梁65は梁64よりX1方向端側に位
置している。梁63と梁64との間に、パルスモータ収
容部66が形成してある。梁64と梁65との間に、サ
ーマルヘッド収容部67が形成してある。梁64はヘッ
ド加圧板バネ71の取り付けに利用される。側板61、
62のうち梁65よりX1方向に張り出た部分61a,
62aの間に、プラテンモジュール収容部68が形成し
てある。
【0028】本体60は、Y1,Y2方向の中心を通る
X−Z平面に関して左右対称である。図示の便宜上、側
板62については、図示が困難である部分があるけれど
も、側板62にも側板61に形成されている部分に対応
する部分が存在する。サーマルヘッド収容部67につい
てみると、側板61、62の内側面には、サーマルヘッ
ド70を組み込んで位置決めするL字形状の溝61b,
62bが形成してある。梁65は、サーマルヘッド受け
部65aを有する。
【0029】プラテンモジュール収容部68についてみ
ると、側板61、62は夫々略Ω形状の軸受部61c,
62c、ピン61d、及びクリックロック用の凹部61
e,61fを有する。図7に示すように、軸受部61
c,62cは、開き角度βが略40度の扇形状の開口6
1c1と、この開口61c1の一部が切れて外部につな
がっている開放口61c2とよりなる。扇形状開口61
c1は、頂点61c1aがX1方向側に位置し、円弧状
の辺61c1bがX2方向側に位置してX1,X2方向
に沿う水平の姿勢である。61c1cは下側の辺、61
c1dは上側の辺である。開放口61c2は上側の辺6
1c1dの途中の部分を一部切除してX1とZ1との間
の方向に延びている。上側の辺61c1dは、頂点61
c1aの付近の極く短い辺61c1d1と、円弧状辺6
1c1bのZ1方向端より延びている短い辺61c1d
2とよりなる。頂点61c1aの付近は、下側の辺61
c1cと短い上側の辺61c1d1とによってX2方向
に開いた横向きのV字形の受け部61c1eとなってい
る。
【0030】この受け部61c1eは、サーマルヘッド
70及びプラテン80が組み込まれた状態において、サ
ーマルヘッド70及びプラテン80とが当たっている点
Pと、プラテン80の中心O(軸受部61c,62cの
中心)とを結ぶ線Lの延長線上に位置している。ピン6
1dは、軸受部61cの中心Oを通る垂直線上であっ
て、点OよりZ1側の位置に位置している。
【0031】パルスモータ72は、パルスモータ収容部
66に収まって、側板62の内側面に取り付けてある。
パルスモータ収容部66は、パルスモータ72を、上記
とは逆に側板61の内側面にも取り付けられるようにな
っている。セラミック製のサーマルヘッド70は、放熱
板73の前面に固定してある。サーマルヘッド70に
は、フレキシブルケーブル75の端が接続してある。放
熱板73は、両側に、位置決め用耳部73a,73bを
有する。
【0032】ヘッド加圧板バネ71は、本体部71a
と、本体部71aの上端側に略逆U字形状に曲げて形成
されているフック部71bと、本体部71aから切り起
こされて形成してあり並んでいる板バネ部71c,71
dとよりなる。サーマルヘッド70とヘッド加圧板バネ
71とは、上方からサーマルヘッド収容部67内に組み
込まれている。サーマルヘッド70は、放熱板73の下
端縁73cをサーマルヘッド受け部65aに支持され
て、位置決め用耳部73a,73bをL字形状の溝61
b,62bに係合させてサーマルヘッド収容部67内に
組み込まれている。ヘッド加圧板バネ71は、フック部
71bが梁部64と嵌合して、本体部71aが梁部64
のX1方向側面に沿って取り付けてあり、板バネ部71
c,71dが放熱板73をX1方向に力Fで強く押して
いる。位置決め用耳部73a,73bが溝61b,62
bの端溝61b1、62b1(図3参照)に当たってお
り、サーマルヘッド70は位置決めされている(図8
(C)参照)。
【0033】フレキシブルケーブル75は、本体60よ
りX2方向に引き出されている。 (2)プラテンモジュール42 図3及び図4に示すように、プラテンモジュール42
は、プラテン80と、両側の軸受部材81、82と、用
紙ガイド部材83と、プラテンギヤ84よりなる。
【0034】プラテン80は、これを貫通する軸85を
有する。軸受部材81、82は、プラテン80の両側に
位置しており、中心孔81a、82aを軸85に回動可
能に嵌合して支持されている。軸受部材81、82は、
図7に示すように、裏面側に円板部81b,82bを有
する。軸受部材81、82は、上記軸受部61c,62
cに対応して略船形状を有しており、V字形状の先端部
81cと、U字形状の後端部81dと、幅広の中央部8
1eとよりなる。中心孔81a、82aは中央部81e
に形成してある。軸受部材81、82の厚さt1は、側
板61、62の厚さt2と、用紙ガイド部材83のフラ
ンジ83bの厚さt3とを加えた厚さである。
【0035】用紙ガイド部材83は、合成樹脂成形部品
であり、Y1,Y2方向に延びている用紙ガイド部83
aと、この両端側のフランジ83b,83cとよりな
る。フランジ83b,83cは、中央に軸受部材81、
82と同じ形状である船形状の開口83b1、83c1
を有し、且つ、周辺部に、上記ピン61d,62dと嵌
合する円弧状の長孔83b2、83c2、上記クリック
ロック用の凹部61e,61fと嵌合する凸部83b
3,83c3(凸部83c3と嵌合するクリックロック
用の凹部は図示されていない)、用紙セット時に操作さ
れるノブ部83b4を有する。
【0036】プラテン80は、軸85に嵌合させた両側
の軸受部材81、82を開放口61c2を通して軸受部
61c,62c内に嵌合させて、本体60のプラテンモ
ジュール収容部68内に設けてある。用紙ガイド部材8
3は、フランジ83b,83cが本体60の両側の側板
61、62の外側の面に位置するようにして、且つ、開
口83b1、83c1が軸受部材81、82のうち側板
61、62より外側に突き出ている部分に嵌合して、且
つ、長孔83b2、83c2が上記ピン61dと緩く嵌
合して、凸部83b3、83c3がクリックロック用の
凹部61e又は61fと嵌合して取り付けてある。用紙
ガイド部83aはプラテン80に沿っている。
【0037】プラテンギヤ84は軸85に固定してあ
る。プラテンモジュール42はサーマルヘッドモジュー
ル41のX1方向端側に配されている。 (3)ギアモジュール43 ギアモジュール43は、軸90、91を一体に有する箱
92と、軸90、91に回転可能に支持されて箱92内
に組み込まれているギヤ93、94とよりなる。ギヤ9
3、94は減速ギヤ機構を構成する。
【0038】ギアモジュール43は、本体60の側板6
2の外側面に取り付けてある。ギヤ93はパルスモータ
72のギヤ72aとかみ合っており、ギヤ94はプラテ
ンギヤ84とかみ合っている。 (4)オートカッタモジュール44 オートカッタモジュール44は、印刷されて送り出され
た用紙をカットしてレシートとするものであり、固定刃
と可動刃と可動刃を動かす機構(共に図示せず)を有す
る構成である。このオートカッタモジュール44は、ピ
ン100、101を、上記本体60の側板61の孔61
gと側板62の溝62gとに嵌合させて、本体60の上
側に搭載されて取り付けてある。
【0039】次に、上記構成のサーマルプリンタ40の
印字スタンバイ時、印字時(プラテンクローズ時)の動
作について説明する。図3はサーマルプリンタ40の印
字時の状態を示す。プラテンモジュール42は時計方向
に回動されており、ノブ部83b4は斜め下側を向いて
いる。凸部83b3、83c3がクリックロック用の凹
部61eと嵌合しており、プラテンモジュール42はク
リック的にロックされている。
【0040】ヘッド加圧板バネ71によってサーマルヘ
ッド70の発熱体70aがプラテン80に力Fで押し当
たってプラテンクーロズの状態にあり、用紙49がサー
マルヘッド70とプラテン80との間に挟まれている。
点Pの箇所で、用紙49に印字がなされる。Pは印字箇
所である。パルスモータ72によって、ギアモジュール
43、プラテンギヤ84を介してプラテン80が時計方
向に回転され、用紙49がロール48からA方向に引き
出され、印字がなされた用紙49がB方向に送り出され
る。印字がなされてB方向に送り出された用紙49は、
オートカッタモジュール44でカットされ、レシートが
発行される。
【0041】110は用紙49を印字箇所Pに導く入口
側通路であり、用紙ガイド部83aと梁65との間に形
成してある。図7に示すように、軸受部61cの受け部
61c1eは印字箇所Pとプラテン80の中心Oとを結
ぶ線Lの延長線上に位置しており、力Fがプラテン80
に加わっても、プラテン80の受け部61c1eに関す
る回動力(軸受部材81が軸受部61cの開放口61c
2を通って抜け出そうとする力)は零である。また、受
け部61c1eはV字形で有り軸受部材81のV字形状
の先端部81cを包んでおり、先端部81cがZ1,Z
2方向に動くことを拘束している。また、後端部81d
が軸受部61cの辺61c1d2と当たっており、軸受
部材81の受け部61c1eに関する時計方向の回動が
制限されている。よって、軸受部材81は、軸受部材が
円板であり軸受部が円形の穴である場合の構成と同じよ
うに、軸受部61c内にしっかりと固定されている。よ
って、プラテン80は芯振れ等を起こすことなく回転さ
れ、印字は安定に行われる。
【0042】また、軸受部材81は後端部81dが軸受
部61cの辺61c1d2と当たっており、先端部81
cが軸受部61cの辺61c1cと当たっているため、
軸受部材81が点Oを中心に時計方向に回転することが
制限されている。また、軸受部材81のV字形状の先端
部81cが軸受部61cのV字形の受け部61c1eの
辺61c1d1と当たっているため、軸受部材81が点
Oを中心に反時計方向に回転することが制限されてい
る。
【0043】なお、受け部61c1eの辺61c1d1
の上記線L方向の長さaは、軸受部材81の後端部81
dと円弧状辺61c1bとの間の余裕分111の幅bよ
り少し短く定めてある。また、図3に示すように、円弧
状長孔83b2、83c2は時計方向に移動しており、
円弧状長孔83b2、83c2はピン61dよりX1方
向側に、点Oを中心として開き角度α1の余裕を有して
いる。
【0044】次に、プラテン80をオープンさせて用紙
をセットするときの操作及び動作について、図8(A)
乃至(C)を参照して説明する。用紙をセットするとき
には、操作者は、指先120でノブ部83b4をZ1方
向に引き上げるように操作する。この操作によって、以
下のように第1段階の動作と第2段階の動作とが続いて
行われる。
【0045】第1段階の動作は、軸受部材81が軸受部
61cから抜け出すことが可能な向きとされる動作であ
る。第2段階の動作は、軸受部材81が軸受部61cか
ら半分程度抜け出す動作である。図8(A)、(B)は
第1段階の動作を示し、図8(C)は第2段階の動作を
示す。ノブ部83b4が斜め下側を向いているため、ノ
ブ部83b4をZ1方向に引き上げる操作をすると、図
8(A)に示すように、プラテンモジュール42にはZ
1とX2との間の方向に向く力F2が作用し、プラテン
80がヘッド加圧板バネ71のばね力に抗してサーマル
ヘッド70をX2方向に少し押し戻し、軸受部材81は
線Lに沿ってX2方向に移動し、このV字形状の先端部
81cが軸受部61cのV字形の受け部61c1eから
抜け出す。これによって、軸受部材81は拘束を解除さ
れて、軸85の回りで反時計方向に回動可能となる。ま
た軸受部材81は線Lに沿ってX2方向に移動すると、
幅広の中央部81eが軸受部61cと開放口61c2と
の境の部分121で案内されて、軸受部材81は反時計
方向に少し回動され、V字形状の先端部81cが軸受部
61cのV字形の受け部61c1eから抜け出して少し
開放口61c2の方向に向く。
【0046】円弧状長孔83b2、83c2がピン61
d,62dのX1方向側に余裕を残しているため、プラ
テンモジュール42は軸85を中心に反時計方向に角度
α1回動されて、図8(B)に示す状態となる。軸受部
材81のV字形状の先端部81cは、開放口61c2の
方向に向く。この状態で、円弧状長孔83b2、83c
2の時計方向の端がピン61d,62dに当たる。よっ
て、続いては、プラテンモジュール42はピン61dを
中心に反時計方向に回動される。角度α2回動される
と、軸受部材81はその約半分が軸受部61cから抜け
出す。同じく角度α2回動されると、凸部83b3、8
3c3が凹部61fと嵌合し、プラテンモジュール42
は図8(C)に示す状態でクリック的にロックされる。
指先120をノブ部83b4から離しても、プラテンモ
ジュール42は図8(C)に示す状態に保たれる。よっ
て、用紙49を通す作業は両手を使って出来る。
【0047】プラテンモジュール42がピン61dを中
心に反時計方向に回動されることによって、プラテン8
0はサーマルヘッド70から離れてプラテンオープンの
状態となり、プラテン80とサーマルヘッド70との間
に、幅がcであるスペース121が形成される。ここ
で、スペース121を形成するためにサーマルヘッド7
0を動かそうと刷ると、ヘッド加圧板バネ71等によっ
て移動距離が極短く制限されてしまう。しかし、プラテ
ン80の移動はヘッド加圧板バネ71等によって制限さ
れず、プラテン80は大きく移動することが可能であ
る。よって、幅cが広いスペース121が形成される。
よって、用紙49を下側からスペース121を通す作業
はし易い。
【0048】また、プラテンモジュール42を上記のよ
うに(α1+α2)度回動されることによって、用紙ガ
イド部83aが梁65から離れて、入口側通路110は
幅dが相当に広くなった入口側通路110Aとなる。よ
って、用紙49を下側からスペース121に導く作業は
し易い。なお、上記のプラテンオープンとするときの軸
受部材81及びプラテンモジュール42の回動の方向
は、印字動作時にプラテン80が回転する方向とは逆の
方向である。
【0049】用紙49をスペース121を通したのち、
操作者は、指先120でノブ部83b4をZ2方向に図
8(A)に示す元の位置まで押し下げる。プラテンモジ
ュール42は最初にピン61dを中心に時計方向に回動
して図8(B)に示す状態となり、続いて、軸85を中
心に時計方向回動する。凸部83b3、83c3が凹部
61eと嵌合し、プラテンモジュール42は図8(A)
に示す状態にクリック的にロックされる。用紙49を挟
んでプラテン80がサーマルヘッド70に押し当たり、
用紙49のセットが完了する。
【0050】プラテン80はピン61dを中心に時計方
向に回動する過程でサーマルヘッド70に当たる。よっ
て、プラテン80のサーマルヘッド70に当たる部分は
ピン61dを中心とする円の軌道を移動してサーマルヘ
ッド70に当たる。プラテン80のサーマルヘッド70
に当たる部分がサーマルヘッド70に当たる直前での移
動方向は図8(B)中、矢印Cの方向であり、サーマル
ヘッド70の面に垂直の方向(線Lの方向)の成分は多
い。また、サーマルヘッド70は動いていず、位置の精
度は良好である。よって、プラテン80とサーマルヘッ
ド70との押圧位置のずれは起きず、よって、用紙49
のセットを繰り返しても、印字むらは起きない。
【0051】なお、上記のクリック的ロック時にクリッ
ク感が操作者に伝わって、操作者は用紙のセットが完了
したことを確実に認識する。よって、操作者には用紙の
セットが完了したという安心感が与えられ、また、操作
をクリック感が発生しない途中で止めてしまう不都合の
発生を回避することが出来る。なお、ゴム製のプラテン
80の変形を避けるために、サーマルプリンタ40の出
荷時にはサーマルヘッド70とプラテン80とを離した
状態としておく。プラテン80を動かして上記の状態を
形成しているため、ヘッド加圧板バネ71のばね力は増
加していず、よって、この状態が長期間保たれても、本
体60に歪みは起きない。
【0052】ここで、図3のサーマルプリンタの軸受構
造の変形例について説明する。図9(C)は図3のサー
マルプリンタの軸受構造の変形例を示す。軸受構造30
0は、図9(A)に示す軸受部61Ec内に、図9
(B)に示す軸受部材81Eが嵌合してある構成であ
る。軸受部材81Eは、図7に示す軸受部材81に、二
つの凸部81Ef,81Egが追加された形状を有す
る。凸部81Efは、後端部81Edに、略Z1方向に
フック状に突き出ている。凸部81Egは、V字形状の
先端部81Ecより中心孔81Eに少し寄った部位に略
Z2方向に突き出ている。
【0053】軸受部61Ecは、図7に示す軸受部61
cに、二つの受け部61Ec1f,61Ec1gが追加
された形状を有する。受け部61Ec1fは上記の凸部
81Efを受けるように形成してあり、受け部61Ec
1gは上記の凸部81Egを受けるように形成してあ
る。図9(C)に示すように、軸受部材81Eは、凸部
81Efが受け部61Ec1fに係合し、凸部81Eg
が受け部61Ec1gに係合し、先端部81Ecが受け
部61Ec1eに係合して、軸受部61Ec内に嵌合し
てある。
【0054】ヘッド加圧板バネ71によるサーマルヘッ
ド70がプラテン80を押す力(ヘッド圧力)Fは、線
Lに対してZ1側に位置する受け部61Ec1fと線L
に対してZ2側に位置する受け部61Ec1gとによっ
て安定に受けている。受け部61Ec1eは、軸受部材
81Eが軸85を中心に回動してしまうことを制限して
いる。
【0055】ヘッド圧力Fを受け部61Ec1fと61
Ec1gとの2か所で受けているため、用紙セット操作
を幾度も繰り返しても、摩耗は起きにくい。よって、サ
ーマルプリンタを長年使用しても、プラテン80の中心
の位置はずれずに精度良く決まり、よって、印字むらは
起きない。軸受部材81Eの先端部81Ecと軸85の
中心Oとを通る線L1は、上記の線Lに対してプラテン
80の回転方向である時計方向に角度γ(約10度)ず
れており、軸85の中心Oは点Pと軸受部材81Eの先
端部81Ecとを結んだ線L2よりもZ1方向にずれて
いる。このずれが存在することによって、軸受部61E
c及び軸受部材81Eの寸法のばらつきを考慮した場合
でも、軸受部材81Eはヘッド圧力Fによって先端部8
1Ecを中心として時計方向(軸受部材81Eが軸受部
61Ecから抜け出すときの回動する方向とは逆の方向
である)の回動力を必ず作用されることになり、軸受部
材81Eの後端部81EdのZ1側の面81Ed1が受
け部61Ec1fの凸部61Ec1hと突き当たって上
記時計方向の回動力を受け止めている。よって、軸受部
材81Eは軸受部61Ec内に安定に固定されている。
【0056】〔第2実施例〕図10及び図11は本発明
の第2実施例になるサーマルプリンタ40A示す。図1
0及び図11中、図3及び図4に示す構成部分と対応す
る部分には添字Aを付した同じ符号を付す。このサーマ
ルプリンタ40Aは、サーマルヘッドモジュール41A
にプラテンモジュール42Aとギアモジュール43Aと
オートカッタモジュール(図示せず)とが結合されてお
り、用紙をセットする際にプラテンモジュール42Aを
動かす構成は図3及び図4に示すサーマルプリンタ40
と同じであり、プラテンモジュール42Aの移動の軌道
がサーマルプリンタ40とは相違するものである。
【0057】プラテンモジュール42Aは、用紙ガイド
部材83Aにプラテン80Aが支持されている構成であ
る。用紙ガイド部材83Aは、フランジ83Ab、83
Acを本体60Aに支持ピン83Ab1でもって回動可
能に支持されている。プラテン80Aの軸85Aは、フ
ランジ83Abの長孔83Ab2に嵌合している。本体
60Aの側板61A,62Aには、X1,X2方向に延
在する溝61A1,62A1が形成してある。サーマル
ヘッド70Aは、その両側に突き出た位置決めピン70
A1を溝61A1,62A1の奥部に嵌合させて位置決
めされている。溝61A1,62A1は、サーマルヘッ
ド70Aの発熱体70Aaの中心を通り、サーマルヘッ
ド70Aの面に対して垂直である。130はヘッド加圧
軸である。
【0058】印字スタンバイ時には、図10及び図12
に示すように、プラテンモジュール42Aは、支持ピン
83Ab1を中心に反時計方向に回動されており、ロッ
クピン83Ab1が本体60Aの側板61A,62Aの
ロック用穴61A2に嵌合されてロックされている。プ
ラテン80Aはサーマルヘッド70Aの発熱体70Aa
に押圧しており、プラテンクローズの状態にある。軸8
5Aは溝61A1,62A1に嵌合している。
【0059】用紙のセットは、図11に示すように、プ
ラテンモジュール42Aをロックを解除させて支持ピン
83Ab1を中心に時計方向に回動させ、プラテン80
Aをサーマルヘッド70Aから離してプラテンオープン
の状態とし、用紙をサーマルヘッド70Aとプラテン8
0Aとの間を通し、プラテンモジュール42Aを支持ピ
ン83Ab1を中心に反時計方向に元の位置まで回動さ
せることによって完了する。プラテン80Aは、用紙を
挟んでサーマルヘッド70Aに押し当たる。
【0060】プラテン80Aは、最終段階では、軸85
Aが溝61A1,62A1に嵌合して溝61A1,62
A1に案内されて、サーマルヘッド70Aにその面に対
して垂直の方向からサーマルヘッド70Aに近づく。こ
のため、プラテンモジュール42Aの本体60Aに対す
るロック位置がばらついても、プラテン80Aが押し当
たるサーマルヘッド70A上の位置は変動しない。ま
た、サーマルヘッド70Aは位置決めピン70A1と溝
61A1,62A1とによって位置決めされている。こ
のことによっても、プラテン80Aが押し当たるサーマ
ルヘッド70A上の位置は変動しない。よって、プラテ
ン80Aが押し当たるサーマルヘッド70A上の位置は
精度良く決まる。
【0061】更には、同じ溝61A1,62A1がサー
マルヘッド70Aの位置とプラテン80Aの位置を決め
ている。これたよって、プラテン80Aが押し当たるサ
ーマルヘッド70A上の位置は更に精度良く決まる。よ
って、用紙のセットを繰り返しても、印字むらは起きな
い。 〔第3実施例〕図13は本発明の第3実施例になるサー
マルプリンタ40B示す。図13中、図3及び図4に示
す構成部分と対応する部分には添字Bを付した同じ符号
を付す。このサーマルプリンタ40Bは、用紙をセット
する際にプラテンモジュール42Bを動かす構成は図3
及び図4に示すサーマルプリンタ40と同じであり、図
14に併せて示すように、サーマルヘッドモジュール4
1Bにプラテンモジュール42Bとギアモジュール43
Bとオートカッタモジュール44Bに加えて、ジャーナ
ル巻取りモジュール200とが結合されている構成であ
る。サーマルプリンタ40Bは、レシート発行用プリン
タとジャーナルプリンタとを一体に有する構成である。
ジャーナルとは、レシートと同じ内容が印字されたもの
を言う。
【0062】ジャーナル巻取りモジュール200は、本
体60Bの上側にオートカッタモジュール44Bと並ん
で取り付けてあり、本体60Bにパルスモータ72Bと
対称に取り付けてあるモータ201によってベルト20
2を介して駆動される。オートカッタモジュール44B
を通る用紙49はレシートとされる。ロール205から
引き出された用紙206にはレシートと同じ内容が印字
され、印字されたジャーナル206がジャーナル巻取り
モジュール200によってロール状に巻き取られてジャ
ーナルロール207となる。
【0063】プラテンモジュール42Bを動かし、プラ
テンがサーマルヘッドから離れた状態として、用紙49
及び用紙206がセットされる。 〔第4実施例〕図15は本発明の第4実施例になるサー
マルプリンタ40Cを示す。図15中、図3及び図4に
示す構成部分と対応する部分には添字Cを付した同じ符
号を付す。このサーマルプリンタ40Cは、レシート発
行用プリンタとジャーナルプリンタとを一体に有する構
成であり、上記のサーマルプリンタ40Bのプラテンモ
ジュール42Bを、図16に示すように2つのプラテン
80C、300を有するダブルプラテン構造とし、ギア
モジュール43Cとギアモジュール302とを左右対称
に設けた構成である。
【0064】プラテン300はプラテン80Cとは独立
に回転され、用紙206は余分には送られず、ジャーナ
ルには印字がつめてなされる。プラテンモジュール42
Cを動かすとプラテン80Cとプラテン300とがサー
マルヘッドから離れた状態とされ、用紙49及び用紙2
06(図13参照)がセットされる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、サーマルヘッドとプラテンとがユニット化されてい
るサーマルプリンタにおいて、該プラテンを動かして該
プラテンを該サーマルヘッドから離間させて、用紙をサ
ーマルヘッドとプラテンとの間を通してセットするとき
の用紙通路を形成させるようにしたものである。サーマ
ルヘッドは裏側にヘッド加圧板バネがあり、動かすこと
に制約があるのに対して、プラテンには制約がない。サ
ーマルヘッドを動かす場合にくらべてプラテンは大きく
動かせる。よって、サーマルヘッドを動かして用紙が通
る通路を形成する場合に比べて、用紙通路を広く形成す
ることが出来、これによって、サーマルヘッドとプラテ
ンとがユニット化されているサーマルプリンタにおい
て、用紙を用紙通路を通す用紙セット作業を容易に行う
ことが出来る。
【0066】請求項2の発明は、該プラテンが該サーマ
ルヘッドから離れるときの動きの方向が、該サーマルヘ
ッドの面に対して垂直の方向である構成としたものであ
るため、戻すときにはプラテンはサーマルヘッドにその
面に対して垂直の方向から近づいて当たり、戻したとき
のプラテンのサーマルプリンタに対する位置がばらつい
たとしても、プラテンとサーマルヘッドとの位置関係は
精度良く保たれる。よって、用紙セットを繰り返し行っ
ても、印字むらが起きない。
【0067】請求項3の発明は、用紙ガイド部材をサー
マルヘッドから離れるように動かすことによって、プラ
テンが動かされてサーマルヘッドから離間されて、用紙
をサーマルヘッドとプラテンとの間を通してセットする
ときの用紙通路を形成させるようにしたものであるた
め、用紙ガイド部材がサーマルヘッドから離れるように
動かされることによって、用紙通路に到る入口側通路も
広がり、用紙を用紙通路を通す作業が更にし易くなる。
【0068】請求項4の発明は、プラテンモジュールの
用紙ガイド部材を引き上げる操作をすることにより、最
初は、軸受部材が軸受部内で回動され、続いて、軸受部
材が開放口を通って軸受部から抜け出し、プラテンがサ
ーマルヘッドから離間されて、用紙をサーマルヘッドと
プラテンとの間を通してセットするときの用紙通路を形
成させるようにしたものであるため、プラテンモジュー
ルの用紙ガイド部材を引き上げる一つの簡単な操作をす
ることにより、用紙ガイド部材をサーマルヘッドから離
し、プラテンをサーマルヘッドから離すことが出来、用
紙セットのための操作性の向上を図ることが出来る。
【0069】請求項5の発明は、上記軸受部材と上記本
体の軸受部とは、該プラテンが該サーマルヘッドに押し
当たっている状態では、該サーマルヘッドが該プラテン
を押す力をこの力に対して垂直に受ける構成としたもの
であるため、軸受部は軸受部材をがっちりと受け、プラ
テンは芯振れ等を起こさずに安定に固定可能となる。よ
って、軸受部材が軸受部から抜け出しうる構造であるに
もかかわらず、印字を安定に行うことが出来る。
【0070】請求項6の発明は、上記軸受部材と上記本
体の軸受部とは、該プラテンが該サーマルヘッドに押し
当たっている状態では、該軸受部材に、該軸受部材が上
記開放口を通って該軸受部から抜け出す方向とは逆方向
の回動力を作用させる構成としたものであるため、軸受
部材は軸受部から抜け出る方向とは逆方向の力を作用さ
れて軸受部内に安定に支持され、よって、プラテンは芯
振れ等を起こさずに安定に固定可能となり、よって、軸
受部材が軸受部から抜け出しうる構造であるにもかかわ
らず、印字を安定に行うことが出来る。
【0071】請求項7の発明は、上記プラテンモジュー
ルは、上記用紙ガイド部材を引き上げたときに該プラテ
ンモジュールを上記本体に対してクリック的にロックす
る機構を有するようにしたものであるため、プラテンモ
ジュールが引き上げられた状態に保持され、用紙を用紙
通路を通す作業を両手を使用して行うことが出来、用紙
セットの作業を作業性良く行うことが出来る。
【0072】請求項8の発明は、上記プラテンモジュー
ルは、引き上げられている上記用紙ガイド部材を元の位
置まで押し下げたときに該プラテンモジュールを上記本
体に対してクリック的にロックする機構を有するように
したものであるため、クリック感が操作者に伝わって用
紙のセットが完了したことを操作者に確実に認識させる
ことが出来、操作者に安心感を与えることが出来、ま
た、操作が途中までとなる不都合の発生を回避出来る。
【0073】請求項9の発明は、サーマルヘッドが取り
付けてある本体は、サーマルヘッドの面に垂直の方向に
延在する溝を有し、プラテンの軸が本体の溝に嵌合して
あり、プラテンは軸を本体の溝に案内されて、サーマル
ヘッドから離され、且つ該サーマルヘッドに近づく構成
としたものであるため、用紙がセットされてプラテンが
戻されるときには、プラテンはサーマルヘッドにその面
に対して垂直の方向から近づいて当たることにより、戻
したときのプラテンの位置にばらつきがあっても、プラ
テンが押し当たるサーマルヘッド上の位置はずれずに精
度良く決まる。よって、用紙セット後に印字むらが起き
ないように出来る。
【0074】請求項10の発明は、該サーマルヘッド
は、上記の溝に嵌合して位置決めされている構成とした
ものであるため、プラテンが戻されてサーマルヘッドに
押し当たったときのサーマルヘッドとプラテンとの位置
精度が更に良くなり、印字むらが起きないように出来
る。請求項11乃至14の発明は、サーマルプリンタを
複数のモジュールの組み合わせによる構成としたもので
あるため、サーマルプリンタの設計を容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の1例のサーマルプリンタを示す図であ
る。
【図2】従来の別の例のサーマルプリンタを示す図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例のサーマルプリンタの側面
図である。
【図4】図3のサーマルプリンタの分解斜視図である。
【図5】図3及び図4のサーマルプリンタの概略構造を
示す図である。
【図6】図3のサーマルプリンタがPOS装置に組み込
まれている状態を示す図である。
【図7】図3中、軸受部材と軸受部との関係を拡大して
示す図である。
【図8】用紙のセットを説明する図である。
【図9】図3のサーマルプリンタの軸受構造の変形例を
示す図である。
【図10】本発明の第2実施例のサーマルプリンタの斜
視図である。
【図11】図10のサーマルプリンタの用紙セット時の
状態を示す図である。
【図12】プラテンのサーマルヘッドに対する移動を説
明する図である。
【図13】本発明の第3実施例のサーマルプリンタを示
す斜視図である。
【図14】図13のサーマルプリンタの概略構造を示す
図である。
【図15】本発明の第4実施例のサーマルプリンタの概
略構造を示す図である。
【図16】図15中、プラテンモジュールと左右のギヤ
モジュールとの構造を示す図である。
【符号の説明】
40、40A,40B,40C サーマルプリンタ 41,41A,41B,41C サーマルヘッドモジュ
ール 42,42A,42B,42C プラテンモジュール 43,43A,43B,43C,43D ギアモジュー
ル 44,44A,44B,44C オートカッタモジュー
ル 60 本体 61c,62c 軸受部 61d ピン 70 サーマルヘッド 71 ヘッド加圧板バネ 72 パルスモータ 80 プラテン 81,82 軸受部材 83 用紙ガイド部材 83b2 円弧状の長孔 200 ジャーナル巻取りモジュール 300 軸受構造
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 文夫 東京都品川区東五反田2丁目3番5号 富 士通高見澤コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AD09 AF19 AF31 DC04 DC13 DC20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドとプラテンとがユニット
    化されているサーマルプリンタにおいて、 該プラテンを該サーマルヘッドから離れるように動かす
    ことが可能な構成とし、 該プラテンを動かして該プラテンを該サーマルヘッドか
    ら離間させて、用紙をサーマルヘッドとプラテンとの間
    を通してセットするときの用紙通路を形成させるように
    したことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 該プラテンが該サーマルヘッドから離れ
    るときの動きの方向が、該サーマルヘッドの面に対して
    垂直の方向である構成とした請求項1記載のサーマルプ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 サーマルヘッドとプラテンとがユニット
    化されているサーマルプリンタにおいて、 該サーマルヘッドは本体に取り付けてあり、 該プラテンは、用紙ロールから引き出された用紙を該プ
    ラテンと該サーマルヘッドとの間に導く用紙ガイド部材
    に取り付けてあり、 該用紙ガイド部材が、上記本体に取り付けてあり、 該用紙ガイド部材を該サーマルヘッドから離れるように
    動かすことによって、該プラテンが動かされて該サーマ
    ルヘッドから離間されて、用紙をサーマルヘッドとプラ
    テンとの間を通してセットするときの用紙通路を形成さ
    せるようにしたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 サーマルヘッドとプラテンとがユニット
    化されているサーマルプリンタにおいて、 該サーマルヘッドは本体に取り付けてあり、 該プラテンと、該プラテン両端側の軸受部材と、両側に
    フランジを有し、用紙ロールから引き出された用紙を該
    プラテンと該サーマルヘッドとの間に導く用紙ガイド部
    材とが、該用紙ガイド部材の該フランジに上記軸受部材
    が取り付けられて且つ両側のフランジの間に該プラテン
    が配された構成のプラテンモジュールを構成しており、 上記本体は、一部に開放口を有する軸受部とを有し、 該プラテンモジュールが、その軸受部材を該本体の軸受
    部に嵌合させて該本体に取り付けてあり、 上記プラテンモジュールの用紙ガイド部材を引き上げる
    操作をすることにより、最初は、上記軸受部材が上記軸
    受部内で回動され、続いて、該軸受部材が上記開放口を
    通って該軸受部から抜け出し、該プラテンが該サーマル
    ヘッドから離間されて、用紙をサーマルヘッドとプラテ
    ンとの間を通してセットするときの用紙通路を形成させ
    るようにしたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  5. 【請求項5】 上記軸受部材と上記本体の軸受部とは、
    該プラテンが該サーマルヘッドに押し当たっている状態
    では、該サーマルヘッドが該プラテンを押す力をこの力
    に対して垂直に受ける構成とした請求項4記載のサーマ
    ルプリンタ。
  6. 【請求項6】 上記軸受部材と上記本体の軸受部とは、
    該プラテンが該サーマルヘッドに押し当たっている状態
    では、該軸受部材に、該軸受部材が上記開放口を通って
    該軸受部から抜け出す方向とは逆方向の回動力を作用さ
    せる構成とした請求項4記載のサーマルプリンタ。
  7. 【請求項7】 上記プラテンモジュールは、上記用紙ガ
    イド部材を引き上げたときに該プラテンモジュールを上
    記本体に対してクリック的にロックする機構を有する請
    求項4記載のサーマルプリンタ。
  8. 【請求項8】 上記プラテンモジュールは、引き上げら
    れている上記用紙ガイド部材を元の位置まで押し下げた
    ときに該プラテンモジュールを上記本体に対してクリッ
    ク的にロックする機構を有する請求項4記載のサーマル
    プリンタ。
  9. 【請求項9】 サーマルヘッドとプラテンとがユニット
    化されているサーマルプリンタにおいて、 該サーマルヘッドが本体に取り付けてあり、 上記本体は、該サーマルヘッドの面に垂直の方向に延在
    する溝を有し、 該プラテンの軸が該本体の溝に嵌合してあり、 該プラテンは該軸を該本体の溝に案内されて、該サーマ
    ルヘッドから離され、且つ該サーマルヘッドに近づく構
    成としたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  10. 【請求項10】 該サーマルヘッドは、上記の溝に嵌合
    して位置決めされている構成である請求項9記載のサー
    マルプリンタ。
  11. 【請求項11】 本体にサーマルヘッド及びモータが取
    り付けてあるサーマルヘッドモジュールと、 プラテンと、用紙ロールから引き出された用紙を該プラ
    テンと該サーマルヘッドとの間に導く用紙ガイド部材が
    組み合わされたプラテンモジュールとよりなり、 該プラテンモジュールの用紙ガイド部材が上記サーマル
    ヘッドモジュールの本体に取り付けてある構成としたこ
    とを特徴とするサーマルプリンタ。
  12. 【請求項12】 上記サーマルヘッドモジュールの側面
    に取り付けられ、上記モータの回転を減速して上記プラ
    テンに伝達するギアモジュールを更に有する請求項11
    記載のサーマルプリンタ。
  13. 【請求項13】 上記サーマルヘッドモジュールの側面
    に取り付けられ、上記モータの回転を減速して上記プラ
    テンに伝達するギアモジュールと、 上記サーマルヘッドモジュールの上面に取り付けられた
    オートカッタモジュールとを更に有する請求項11記載
    のサーマルプリンタ。
  14. 【請求項14】 上記サーマルヘッドモジュールの側面
    に取り付けられ、上記モータの回転を減速して上記プラ
    テンに伝達するギアモジュールと、 上記サーマルヘッドモジュールの上面にに取り付けられ
    たオートカッタモジュールと、 上記サーマルヘッドモジュールの上面に取り付けられて
    該オートカッタモジュールと並んでおり、ジャーナルを
    巻き取るジャーナル巻取りモジュールとを更に有する請
    求項11記載のサーマルプリンタ。
JP10271081A 1998-09-25 1998-09-25 サーマルプリンタ Pending JP2000094767A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10271081A JP2000094767A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 サーマルプリンタ
US09/300,431 US6336760B2 (en) 1998-09-25 1999-04-28 Thermal printer with a platen that separates from the thermal head in a direction perpendicular to the thermal head
DE69936828T DE69936828T2 (de) 1998-09-25 1999-04-29 Thermodrucker
EP07117859A EP1878581B1 (en) 1998-09-25 1999-04-29 Thermal printer
DE69938136T DE69938136T2 (de) 1998-09-25 1999-04-29 Thermodrucker
EP99303356A EP0988985B1 (en) 1998-09-25 1999-04-29 Thermal printer
EP01103204A EP1099560B1 (en) 1998-09-25 1999-04-29 Thermal printer
US09/756,794 US6450714B2 (en) 1998-09-25 2001-01-10 Thermal printer with a movable platen guided by a pin

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10271081A JP2000094767A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 サーマルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000094767A true JP2000094767A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17495115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10271081A Pending JP2000094767A (ja) 1998-09-25 1998-09-25 サーマルプリンタ

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6336760B2 (ja)
EP (3) EP1878581B1 (ja)
JP (1) JP2000094767A (ja)
DE (2) DE69938136T2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1506875A2 (en) 2003-08-12 2005-02-16 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
JP2006123271A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタユニット
JP2007030205A (ja) * 2005-06-22 2007-02-08 Fujitsu Component Ltd 印字装置
US7267500B2 (en) 2004-03-22 2007-09-11 Fujitsu Component Limited Printer apparatus
WO2013051631A1 (ja) 2011-10-07 2013-04-11 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
WO2013129340A1 (ja) 2012-03-02 2013-09-06 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
CN105730031A (zh) * 2014-12-25 2016-07-06 精工爱普生株式会社 切割器刀片驱动机构、切割器以及打印机

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3885564B2 (ja) * 2001-11-16 2007-02-21 セイコーエプソン株式会社 プリンタ及びプリンタユニット
JP3910465B2 (ja) * 2002-02-22 2007-04-25 セイコーインスツル株式会社 サーマルプリンタ
JP4350350B2 (ja) * 2002-09-27 2009-10-21 セイコーインスツル株式会社 サーマルプリンタ
JP2004114640A (ja) * 2002-09-30 2004-04-15 Fujitsu Ltd サーマルプリンタおよび携帯端末装置
JP4350942B2 (ja) * 2002-12-18 2009-10-28 富士通コンポーネント株式会社 サーマルプリンタ
US20040141049A1 (en) * 2002-12-23 2004-07-22 Burdenko Michael N. Roller assembly
US7198419B2 (en) * 2003-10-08 2007-04-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of performing double-sided printing
US7125182B2 (en) * 2004-02-17 2006-10-24 Paxar Americas, Inc. Printer
US7429013B2 (en) 2004-02-17 2008-09-30 Paxar Americas, Inc. Unwind for printer
JP4421916B2 (ja) * 2004-02-26 2010-02-24 セイコーインスツル株式会社 プリンタ装置
KR100557013B1 (ko) * 2004-04-16 2006-03-03 주식회사 빅솔론 회전식 플라텐을 구비한 도트 프린터
JP2005342942A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Seiko Instruments Inc 熱活性化装置およびプリンタ
DE602005015412D1 (de) * 2004-12-22 2009-08-27 Oce Tech Bv Drucker mit hin- und herbewegbarem Druckwagen
JP4273110B2 (ja) * 2005-09-14 2009-06-03 Necインフロンティア株式会社 フレームオープン機構およびサーマルプリンタ
US7270494B2 (en) * 2005-12-05 2007-09-18 Silverbrook Research Pty Ltd Easy assembly printer media transport arrangement
JP4777915B2 (ja) * 2007-01-22 2011-09-21 セイコーインスツル株式会社 熱活性プリンタ
JP4824619B2 (ja) * 2007-04-26 2011-11-30 株式会社サトー プリンターにおけるギアユニット装置
JP5082749B2 (ja) * 2007-10-15 2012-11-28 セイコーエプソン株式会社 プリンタ
US20090151536A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 International Business Machines Corporation Cutter blade apparatus and method for cutting receipt paper
JP2009143133A (ja) * 2007-12-14 2009-07-02 Seiko Instruments Inc サーマルプリンタ
JP5536480B2 (ja) * 2010-02-02 2014-07-02 セイコーインスツル株式会社 プリンタ
JP2011168029A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Seiko Instruments Inc プリンタ
JP6138552B2 (ja) * 2013-04-01 2017-05-31 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置及びプリンタ装置の操作方法
DE102013007400A1 (de) * 2013-04-30 2014-10-30 Bizerba Gmbh & Co. Kg Drucker
JP6440381B2 (ja) * 2014-05-30 2018-12-19 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0643224B2 (ja) 1984-06-20 1994-06-08 株式会社東芝 記録装置
US4592670A (en) * 1984-06-29 1986-06-03 International Business Machines Corporation Angular motion paper feed release system
JPS61290072A (ja) 1985-06-19 1986-12-20 Hitachi Ltd 感熱プリンタ
JPH01160663A (ja) * 1987-12-18 1989-06-23 Tokyo Electric Co Ltd 記録装置
KR0133931B1 (ko) 1988-11-30 1998-04-20 오가 노리오 프린터
US5198836A (en) * 1989-12-11 1993-03-30 Seiko Instruments Inc. Compact line thermal printer
US5183347A (en) * 1989-12-15 1993-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for printing images on booklets
JP2741934B2 (ja) * 1990-01-10 1998-04-22 株式会社日立製作所 感熱転写記録装置のプラテンロック機構
JPH04148749A (ja) * 1990-10-09 1992-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像読取装置
US5296874A (en) * 1990-10-19 1994-03-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Thermal printer
US5353049A (en) * 1991-01-12 1994-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Paper holder of video printer
JPH05220989A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Yupiteru Kogyo Kk サーマルヘッドの支持構造
IE69331B1 (en) * 1992-02-25 1996-10-16 Balmaha Ltd A Printer
US5594487A (en) * 1993-10-13 1997-01-14 Kabushiki Kaisha Tec Thermal head supporting device
JPH07132653A (ja) 1993-11-11 1995-05-23 Fuji Photo Film Co Ltd 感熱プリンタ
US5625400A (en) * 1994-03-11 1997-04-29 Aoi Electronics Co., Ltd. Positioning device for a document processing device
JP3717086B2 (ja) * 1995-11-17 2005-11-16 シチズンシービーエム株式会社 サーマルプリンターのヘッド機構
DE69708465T2 (de) * 1996-01-19 2002-05-23 Seiko Epson Corp Druckgerät mit mehreren Druckeinrichtungen
JPH10147023A (ja) 1996-09-19 1998-06-02 Seiko Epson Corp サーマルプリンタ
JP3603500B2 (ja) 1996-10-15 2004-12-22 セイコーエプソン株式会社 サーマルプリンタ
US5863140A (en) * 1996-12-19 1999-01-26 Thomas & Betts Corporation Printer platen assembly for a handheld printer
US5961228A (en) * 1997-08-22 1999-10-05 Paxar Corporation Modular printer

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1506875A2 (en) 2003-08-12 2005-02-16 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
US7273325B2 (en) 2003-08-12 2007-09-25 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
EP1970206A2 (en) 2003-08-12 2008-09-17 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
US7876346B2 (en) 2003-08-12 2011-01-25 Fujitsu Component Limited Thermal printer and cutter
US7267500B2 (en) 2004-03-22 2007-09-11 Fujitsu Component Limited Printer apparatus
JP4628747B2 (ja) * 2004-10-27 2011-02-09 富士通コンポーネント株式会社 サーマルプリンタユニット
JP2006123271A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Fujitsu Component Ltd サーマルプリンタユニット
JP4690135B2 (ja) * 2005-06-22 2011-06-01 富士通コンポーネント株式会社 印字装置
JP2007030205A (ja) * 2005-06-22 2007-02-08 Fujitsu Component Ltd 印字装置
US8419302B2 (en) 2005-06-22 2013-04-16 Fujitsu Component Limited Printing apparatus
WO2013051631A1 (ja) 2011-10-07 2013-04-11 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
KR20140059842A (ko) 2011-10-07 2014-05-16 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 프린터 장치
US9186904B2 (en) 2011-10-07 2015-11-17 Fujitsu Component Limited Printer
EP3278997A1 (en) 2011-10-07 2018-02-07 Fujitsu Component Limited Printer
WO2013129340A1 (ja) 2012-03-02 2013-09-06 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
KR20140119749A (ko) 2012-03-02 2014-10-10 후지쯔 콤포넌트 가부시끼가이샤 프린터 장치
US9061530B2 (en) 2012-03-02 2015-06-23 Fujitsu Component Limited Printer apparatus
CN105730031A (zh) * 2014-12-25 2016-07-06 精工爱普生株式会社 切割器刀片驱动机构、切割器以及打印机
CN105730031B (zh) * 2014-12-25 2018-11-09 精工爱普生株式会社 切割器刀片驱动机构、切割器以及打印机

Also Published As

Publication number Publication date
EP1099560B1 (en) 2008-02-13
DE69938136D1 (de) 2008-03-27
EP0988985B1 (en) 2007-08-15
EP0988985A2 (en) 2000-03-29
EP1878581A3 (en) 2009-03-18
US6336760B2 (en) 2002-01-08
DE69938136T2 (de) 2009-03-05
EP1099560A1 (en) 2001-05-16
EP0988985A3 (en) 2000-10-18
DE69936828D1 (de) 2007-09-27
US20010014239A1 (en) 2001-08-16
EP1878581A2 (en) 2008-01-16
EP1878581B1 (en) 2012-02-22
US6450714B2 (en) 2002-09-17
DE69936828T2 (de) 2007-12-06
US20010001273A1 (en) 2001-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000094767A (ja) サーマルプリンタ
JP3614314B2 (ja) プリンタ
US7446790B2 (en) Thermal printer
EP1652682B1 (en) Thermal printer unit
EP2159066B1 (en) Thermal printer
TWI666125B (zh) 列印單元及熱列印機
TW201615440A (zh) 印字單元及熱列印機
EP0068406B1 (en) Printing and cutter unit for a cash register or the like
US20220176718A1 (en) Cutting device including cutter lever for moving cutter blade, and cutter cradle lever for moving both cutter blade and cutter cradle
JP2011110917A (ja) サーマルプリンタ
CN212073377U (zh) 热敏打印机
JP3622856B2 (ja) プリンタ
JP4247251B2 (ja) サーマルプリンタ
JP3866350B2 (ja) サーマルプリンターのサーマルヘッド支持装置
EP1329328B1 (en) Printer
US20190263150A1 (en) Printing Apparatus
JP2000167799A (ja) カッタ装置及びカッタ装置を備えたプリンタ
US11040554B2 (en) Printer including first link, second link, and connection member for moving platen holder in accordance with movement of operation member
JPH10305600A (ja) サーマルプリンタ
CN113799497A (zh) 打印装置
JP2003063048A (ja) サーマルプリンタ
JP3322483B2 (ja) 印字テープ作成装置におけるカセット収納部のカバー装置
JPH0986010A (ja) サーマルプリンタ
JP2002059597A (ja) サーマルプリンタ
JP2002036666A (ja) プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031125