JPH10305600A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

Info

Publication number
JPH10305600A
JPH10305600A JP11850797A JP11850797A JPH10305600A JP H10305600 A JPH10305600 A JP H10305600A JP 11850797 A JP11850797 A JP 11850797A JP 11850797 A JP11850797 A JP 11850797A JP H10305600 A JPH10305600 A JP H10305600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
body frame
main body
lever member
recording paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11850797A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamada
高司 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11850797A priority Critical patent/JPH10305600A/ja
Publication of JPH10305600A publication Critical patent/JPH10305600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Common Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】記録紙の紙幅方向の印字ズレによる印字不良を
解消しうる、印字位置精度を向上させたサーマルプリン
タを提供する。 【解決手段】少なくとも記録紙Sに対して印字を行うた
めのサーマルヘッドチップ30と、サーマルヘッドチッ
プ30を固定する金属製の固定板31とサーマルヘッド
チップ30に対して記録紙Sを押圧するためのプラテン
ローラ4を本体フレーム2に配設する。本体フレーム2
の一対の側壁2a,2bは記録紙Sの紙幅を規制してお
り、本体フレーム2のの側壁2bに挟み込む凹部31
d,31eとレバー部材8に当接する突出部31cを固
定板31に一体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レシート
発行機等の携帯用電子機器に用いられる小型のラインサ
ーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、レシート発行機等の携帯用電
子機器においては、小型のラインサーマルプリンタが広
く用いられている。
【0003】この種のサーマルプリンタの場合、紙幅方
向に対して、記録紙の適正な位置へ印字させるためにサ
ーマルヘッド位置決めが必要であり、また、紙経路で詰
まった記録紙除去、もしくはサーマルヘッド異物付着に
よるクリーニング時のサーマルヘッドの開閉機構が必要
になっている。
【0004】このため、従来技術として、(例えば、特
開平4−140175参照)図6に示すように、本体フ
レーム101は、記録紙112の紙幅に対し、所定の間
隔を介して配置された一対の側壁102,103を有し
ている。この本体フレーム101の側壁102,103
にはプラテンローラ104が両端支持されている。この
プラテンローラ104に対向する位置に、サーマルヘッ
ドチップ(図示せず)が押出成形からなる金属製の固定
板105に固定されて配置されている。このサーマルヘ
ッドチップと固定板105が固定された状態をサーマル
ヘッドと呼ぶ。この固定板105には、ヘッド開閉時の
回転支軸107を挿通する軸受溝106とヘッドアップ
軸109を装着する長手溝108が形成されている。ヘ
ッドアップ軸109にはレバー部材111と当接するヘ
ッドアップローラ110が固着され、このヘッドアップ
ローラ110は、本体フレーム101の一方の側壁10
2にガイドされるように段形状をしている。
【0005】そこで、紙幅方向のサーマルヘッドの位置
決めは、一連の固着された固定板、ヘッドアップ軸、ヘ
ッドアップローラを介して、本体フレームの側壁で決め
られる構造になっていた。
【0006】また、サーマルヘッドの開閉は、固定板と
は別にヘッドアップ部材を設け、レバー部材と当接させ
て行う方法がとられていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサーマルプリンタにおいては、次のような問
題があった。
【0008】すなわち、サーマルヘッドの紙幅方向への
位置決めを行う際に、多くの部品を介して行うため、部
品のバラツキの影響や、固着部にゆるみが生じる可能性
がある等、確実に印字位置の精度を出すことは難しかっ
た。
【0009】そこで、感熱紙には、予め枠や模様が印刷
された商札、値札や、ラベル紙、レシート等に用いられ
るロール上に巻かれた記録紙等、様々な紙種が使用され
ており、例えば所定の枠や模様が印刷された紙に印字を
行う場合には、サーマルヘッドの紙幅方向の位置のバラ
ツキがあると、印字部分が枠や模様に重なったり、はみ
出したりと、読みとることが困難となる問題を有してい
た。
【0010】また、商品データ等が盛り込まれたバーコ
ード印字の場合には、バーコードの位置が紙幅方向へず
れると、規格として設定されている余白スペースが少な
くなり、スキャナーの読み取り判別が不可能になる問題
を有していた。
【0011】さらに、レシートについては、紙の左右の
余白のバランスが悪くなり、見た目に不具合が生じると
いう問題を有していた。
【0012】さらにまた、サーマルヘッドの位置決め、
開閉を行うために部品点数が増え、コストアップの原因
となっていた。
【0013】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、記録紙の紙幅方向に対する印字位置の精度を向上さ
せ、ロール紙、ラベル紙問わず、良好な印字品質を得る
サーマルプリンタを提供することにある。
【0014】また、部品点数が少なく、小型かつ軽量の
サーマルプリンタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のサーマルプリンタは、記録紙の紙幅を規制する
側壁を備えた本体フレームと、本体フレームに係合する
係合部を備えたサーマルヘッドとを有し、サーマルヘッ
ドは、一方の側壁によって記録紙の幅方向への移動を規
制されたことを特徴とする。
【0016】また、サーマルヘッドの側壁に係合する係
合部を側壁に挟み込む凹部としたことを特徴とする。
【0017】また、サーマルヘッドのヘッド面と同一面
を側壁より外側へ突出させ、ヘッド開閉レバー部材と当
接する曲げ起こし部を一体的に設けたことを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るサーマルプリ
ンタの好ましい実施の形態を図1〜図5を参照して詳細
に説明する。
【0019】図1は、本実施の形態のサーマルプリンタ
の全体構成を示す平面図であり、図2は、印字部分の構
成を示す側面図で、レバー部材を倒してサーマルヘッド
がプラテンローラを押圧した状態を示すもの、図3は、
印字部分の構成を示す側面図で、レバー部材を引き起こ
してサーマルヘッドがプラテンローラから離間した状態
を示すもの、図4は、駆動部分の構成を示す側面図、図
5はレバー部材の近傍を示す側面図、図6は、従来のサ
ーマルプリンタの構成を示す平面図である。
【0020】図1に示すように、本実施の形態のサーマ
ルプリンタ1は、例えば、ステンレス等の金属からなる
本体フレーム2を有し、この本体フレーム2に、印字部
3、プラテンローラ4及びプラテンローラ4を駆動する
ための駆動モータ5が取り付けられる。
【0021】本体フレーム2は、底部2cと一対の側壁
部2a、2bとが板金加工により折り曲げられて形成さ
れている。この本体フレーム2の側壁部2a、2bの内
幅は記録紙の幅に合わせて配置させ、記録紙Sの紙幅方
向を位置規制している。そして、本体フレーム2の後部
側には紙案内部21が形成されている。
【0022】印字部3は、サーマルヘッドチップ30と
固定板31とから構成される。サーマルヘッドチップ3
0の表面には所定の電極が形成され、この電極は図示し
ない回路基板に接続されている。そして、サーマルヘッ
ドチップ30は、例えば、軟鉄板等の金属からなる長尺
の平板状の固定板31の所定の位置に、位置決めして固
定されている。このサーマルヘッドチップ30を固定板
31に固定した状態をサーマルヘッドと呼ぶ。固定板3
1は、サーマルヘッドチップ30の固定範囲部からわず
かに突出した側面31dと、レバー部材8側の端部に、
本体フレーム2の側壁2bから突出した突出部31cの
側面31eが設けられている(以下31d、31eをガ
イド部と呼ぶ)。このガイド部31d,31eの間隔は
本体フレームの板厚とほぼ等しい幅に配設され、本体フ
レーム2の側壁部2bに挟み込むように取り付けられ
る。そして、サーマルヘッドチップ30の印字領域が本
体フレームの側壁2a、2bの幅に対し、相対的に中心
に位置するように固定板31の紙幅方向の位置が規制さ
れる。
【0023】また、固定板31の両端部は、腕部31
a、31bが本体フレーム2の内側の幅とほぼ等しい幅
で折り曲げられ形成されている。そして、これらの腕部
31a、31bには、それぞれ穴部31f、31gが設
けられ、本体フレーム2の両側部にプラテンローラ4と
平行に掛け渡された支軸6が穴部31f、31gに挿貫
され支軸6を中心に回動自在に取り付けられる。さら
に、この支軸6には、サーマルヘッドがプラテンローラ
4を押圧するためのねじりコイルばね7が装着される。
【0024】この場合、図1に示すように、ねじりコイ
ルばね7には、中間部に略コ字状の係合部7aとその両
側にばねコイル部7b、7cが形成されている。そし
て、支軸6がねじりコイルばね7を突き抜けるように構
成され、その腕部7d、7eが固定板31に付勢される
とともに、係合部7aが、本体フレーム2の底部2cに
設けた支持部2dに付勢係止される。これにより、サー
マルヘッドが上方から底部2cに向ってプラテンローラ
4に押圧される構成となっている。
【0025】さらに、固定板31の本体フレーム2の側
壁2bから突出した突出部31cを詳細に説明する。突
出部31cはサーマルヘッドチップ30の固定面と同一
平面上に延長され、突出部31cが形成されている。こ
の突出部31cのレバー部材8のカム面80側は、サー
マルヘッドチップ30の固定面と同一平面上にある平面
部131aとサーマルヘッドチップ30の固定側と反対
側に折り曲げられた舌片状の曲げ面131cから形成さ
れている。また、平面部131aと舌片状の曲げ面13
1cとの頂部131bは、曲げ外Rにより円弧形状に形
成されている。
【0026】以上のように固定板31に本体フレーム2
の側壁2bに挟み込むガイド部31d,31e、さらに
レバー部材8と当接する突出部31cが一体的に形成さ
れている。
【0027】一方、プラテンローラ4は、プラテン軸受
41a、41bを介して本体フレーム2の両側壁部2
a、2bに回動自在に取り付けられる。そして、図1及
び図4に示すように、プラテンローラ4のプラテン軸4
0の一方の端部に固定した歯車9に対し、歯車10、1
1、12を介して駆動モータ5の回転軸50のトルクが
伝達されるように構成される。なお、駆動モータ5は、
リード線51及びコネクタ52を介して図示しない回路
基板に接続されている。
【0028】プラテンローラ4の他方の端部には、プラ
テンローラ4に対するサーマルヘッド30の押圧又は解
除を切り換えるためのレバー部材8が回動自在に取り付
けられている。このレバー部材8は、例えばポリカーボ
ネート等の樹脂からなり、その回動中心の近傍にカム部
80が形成されている。このカム部80は、略円弧形状
であって、レバー部材8の把持部81に向ってその回動
中心から徐々に離れるような径のカム面を有している。
【0029】そして、図5に示すように、レバー部材8
を倒した状態において、カム部80のカム面80aと固
定板31の突出部31cの平面部131a、頂部131
b、曲げ面131cとの間に若干の隙間が形成されるよ
うに構成される。この時、レバー部材8の操作は、反時
計回りの方向に回転させてサーマルヘッドの押圧又は解
除を切り換える構成になっているが、間違ってレバー部
材8を時計回りの方向へ逆操作された場合でも、固定板
31の曲げ面131cがカム面80cを強制的に係止す
るため、固定板31からレバー部材8がはずれたりする
ことはない。
【0030】また、固定板31の突出部31及びカム面
80cは操作荷重に対し十分な強度をもっているため破
損の恐れはない。
【0031】さらに、カム部80の把持部81側の端部
には、固定板31の突出部31cの、平面131a、頂
部131bと係合する凹部80bが形成されている。
【0032】本体フレーム2の底部2cの後部側には、
円筒状に巻かれた記録紙Sをサーマルヘッド30とプラ
テンローラ4との当接位置へ導くための紙案内部21が
底部2cの一部分を湾曲させて形成されている。
【0033】紙案内部21をプラテンローラ4側に湾曲
させることによってプラテンローラ4の形状に沿った導
入部21aが形成されている。この場合、導入部21a
の端部21cがサーマルヘッドとプラテンローラ4との
当接部、すなわち、印字位置近傍まで入り込むように構
成されている。
【0034】このような構成を有する本実施の形態にお
いて、記録紙Sを装填する場合には、レバー部材8の把
持部81を指で掴んでこれを引き起こす。その結果、レ
バー部材8のカム部80のカム面80aに固定板31の
突出部31cの平面部131a、もしくは、頂部131
bとが当接し、レバー部材8の回動に伴って固定板31
が引き起こされ、サーマルヘッドのプラテンローラ4に
対する押圧が解除される。この時、固定板31のガイド
部31d,31eは本体フレーム2の側壁部2bに沿う
ように案内されている。
【0035】そして、図3に示すように、更にレバー部
材8を引き起こすと、固定板31の突出部31cの頂部
131bがレバー部材8のカム部80の凹部80bに係
合し、本体フレーム2の底部2cに対してレバー部材8
の把持部81が起立した状態でレバー部材8が係止され
る。この時、さらにレバー部材8を故意に回動させよう
としても固定板31の平面部131aがカム面80bを
強制的に係止するので、レバー部材8の誤操作を防止す
ることができる。そして、この状態において、プラテン
ローラ4と紙案内部21の導入部21aとの間に記録紙
Sの先端部を紙案内部21の後方側から挿入する。一
方、記録紙Sに印字を行う場合には、レバー部材8の把
持部81を掴んでこれを後方側へ倒す。その結果、固定
板31の突出部31cの頂部131bとレバー部材8の
カム部80の凹部80bとの係合が解除される。この
時、固定板31のガイド部31d,31eは本体フレー
ム2の側壁2bに沿ってプラテン方向へ移動する。そし
て、固定板31が本体フレーム2の側壁2bに位置決め
された状態のまま、図2に示すように、ねじりコイルば
ね7の付勢力によって固定板31がプラテンローラ4上
の記録紙Sに押圧される。そして、この状態において、
サーマルヘッドを駆動するとともに、プラテンローラ4
を回転させて記録紙Sを搬送し、この記録紙Sに所定の
印字を行う。
【0036】以上の構成を有する本実施の形態によれ
ば、サーマルヘッドの紙幅方向の位置が固定板31に一
体的に設けられたガイド部31d,31eにより記録紙
S紙幅方向の位置規制をしている本体フレーム2の側壁
2bで一意に決められるため、記録紙の紙幅方向の位置
精度を向上させることができ、幾つかの部品で構成され
た時のような、固着のゆるみによる位置決め部材のズレ
の心配もない。
【0037】また、本実施の形態の場合は、サーマルヘ
ッドの開閉によっても、固定板31のガイド部31d,
31eは、常に、本体フレーム2の側壁部2bに沿うよ
うに案内されていることから、サーマルヘッドの紙幅方
向の位置を確実に位置決めすることができる。
【0038】さらに、固定板31の突出部cの円弧面と
レバー部材8を当接される構造により、レバー開閉動作
をスムーズかつ軽負荷で操作することができ、レバー部
材の摩耗も発生しない。
【0039】さらに、サーマルヘッドの紙幅方向の位置
決めを行うガイド部31d,31eとレバー部材8と当
接する突出部31cが固定板31に一体で形成されてい
るため、部品点数を削減してコストダウンを達成するこ
とができる。
【0040】また、組み立て性については、固定板31
のガイド部31d,31eを本体フレームの側壁2bを
挟むように置き、ねじりコイルばね7とともに固定板3
1の腕部31a,31bの穴31f、31gに支軸6を
装着するだけで調整もなく、簡単に固定板の位置を決め
ることができる。レバー部材のプラテン軸への装着につ
いても、上記のサーマルヘッドの組み込み後でも、簡単
に脱着可能であり、組み立てが容易に行える。
【0041】加えて、本実施の形態においては、レバー
部材8を引き起こすことによって、サーマルヘッドをプ
ラテンローラ4から離すように構成していることから、
サーマルヘッドとプラテンローラ4との間隙を大きく取
ることができ、プラテンローラ4のクリーニングを容易
に行うことができるという効果もある。
【0042】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0043】例えば、固定板のガイド部をレバー側とは
反対に設け、本実施例とは逆の本体フレームの側壁で位
置決めしても良い。
【0044】また、固定板の突出部の形状、もしくは、
レバー部材のカム面の形状は相互の位置関係で適宜変更
してもよく、固定板の突出部の曲げ位置、角度について
も同様である。
【0045】さらに、固定板の本体フレームの側壁から
突出させた部分にレバー部材と当接させるだけでなく、
ヘッドアップ検出器の検知手段に用いてもよいし、突出
部に別部材を装着させて、サーマルヘッドの押圧又は解
除を切り換えることと、ヘッドアップ検出を行うことも
可能である。
【0046】よって位置、形状等については、上述の実
施の形態に限られず、本発明の範囲内であれば、設計変
更を行うことができ、また、本体フレームの形状、材質
等についても、適宜変更しうるものである。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように請求項1、2記載の発
明によれば、、記録紙の紙幅方向の位置は、本体フレー
ムの一対の側壁部の内側で規制されるとともに、サーマ
ルヘッドの位置もまた固定板に一体に設けられたガイド
部により本体フレームの側壁で一意に決められるため、
記録紙の紙幅方向の位置精度を向上させることができ
る。
【0048】しかも、サーマルヘッドの紙幅方向の位置
決めを行うガイド部31d,31eを固定板31に一体
的に形成しているので、部品点数を削減してコストダウ
ンを達成することができる。
【0049】この場合、請求項3記載の構成にすれば、
固定板の突出部の円弧面とレバー部材を当接する構造に
より、レバー開閉動作をスムーズかつ軽負荷で操作する
ことができ、レバー部材の摩耗も発生しない。
【0050】また、レバー部材を用いてサーマルヘッド
の開閉動作を行う際に、サーマルヘッドチップの固定面
と同一面を当接、開離させることにより、サーマルヘッ
ドの開閉角のバラツキが少なく、サーマルヘッドチップ
のクリーニング操作、紙経路に残った記録紙の除去を容
易に行うことができる。
【0051】さらに、サーマルヘッドを開閉動作させる
ためのレバー部材との当接部を固定板に一体で形成され
ているため、部品点数を削減してコストダウンを達成す
ることができる。
【0052】その結果、小型かつ軽量で安価なサーマル
プリンタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーマルプリンタの実施の形態の
全体構成を示す平面図である。
【図2】同実施の形態における印字部分の構成を示す側
面図で、レバー部材を倒した状態を示すものである。
【図3】同実施の形態における印字部分の構成を示す側
面図で、レバー部材を引き起こした状態を示すものであ
る。
【図4】同実施の形態における駆動部分の構成を示す側
面図である。
【図5】同実施の形態におけるレバー部材の近傍を示す
側面図である。
【図6】従来のサーマルプリンタの構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ 2 本体フレーム 2a、2b 側壁部 2c 底部 21 紙案内部 3 印字部 30 サーマルヘッドチップ 31 固定板 31a 腕部 31b 腕部 31c 突出部 31d,31e ガイド部 4 プラテンローラ 5 駆動モータ 7 ねじりコイルばね 8 レバー部材 S 記録紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の紙幅を規制する側壁を備えた本
    体フレームと、 前記本体フレームに係合する係合部を備えたサーマルヘ
    ッドとを有し、 前記サーマルヘッドは、一方の前記側壁によって前記記
    録紙の幅方向への移動を規制されたことを特徴とするサ
    ーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記サーマルヘッドの前記側壁に係合す
    る係合部を前記側壁に挟み込む凹部としたことを特徴と
    する請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記サーマルヘッドのヘッド面と同一面
    を前記側壁より外側へ突出させ、ヘッド開閉レバー部材
    と当接する曲げ起こし部を一体的に設けたことを特徴と
    する請求項1記載のサーマルプリンタ。
JP11850797A 1997-05-08 1997-05-08 サーマルプリンタ Withdrawn JPH10305600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11850797A JPH10305600A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 サーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11850797A JPH10305600A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 サーマルプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10305600A true JPH10305600A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14738369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11850797A Withdrawn JPH10305600A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 サーマルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10305600A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260465A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置
JP2009226757A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Seiko Epson Corp ラインサーマルプリンタ
USRE49086E1 (en) 2013-12-26 2022-05-31 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260465A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Olympus Optical Co Ltd プリンタ装置
JP2009226757A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Seiko Epson Corp ラインサーマルプリンタ
USRE49086E1 (en) 2013-12-26 2022-05-31 Sato Holdings Kabushiki Kaisha Printer

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4045029B2 (ja) プリンタ
JP3614314B2 (ja) プリンタ
JP3711734B2 (ja) カッタ装置及びこれを用いたプリンタ
EP0988985B1 (en) Thermal printer
KR20140059842A (ko) 프린터 장치
EP0894640A2 (en) Printer apparatus
US6259808B1 (en) Thermal transfer MICR printer
JP2011110917A (ja) サーマルプリンタ
US5997192A (en) Thermal transfer MICR point-of-sale printer with bi-directional clutch
US5697714A (en) Line printer equipped with easily assembled/replaceable print head
JPH10305600A (ja) サーマルプリンタ
JP3603500B2 (ja) サーマルプリンタ
JP4588673B2 (ja) プリンタ
JP5797518B2 (ja) プリンタ装置
KR100452677B1 (ko) 프린터
JPH11199097A (ja) プリンタ
JP3622856B2 (ja) プリンタ
JP3661357B2 (ja) サーマルプリンタ
CN110202958B (zh) 打印机
US20070274756A1 (en) Ink ribbon cassette and printer including ink ribbon
JP2973241B2 (ja) ラインサーマルプリンタ
JP2021112853A (ja) プリンタ
JP5074344B2 (ja) プリンタ
US20050276648A1 (en) Image forming apparatus
JP2963618B2 (ja) サーマルプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803