JP2021112853A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器の内部に設置した状態でも、容易に蓋を開くことができるプリンタを提供する。【解決手段】記録紙を設置する領域が設けられた本体部と、前記本体部に回動軸を中心に回動可能に取り付けられた蓋と、前記記録紙に印刷を行うプリンタメカユニットと、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、前記蓋を開く操作をするための操作レバーと、前記プリンタメカユニットを覆い、前記本体部に回動軸を中心に回動可能な状態で取り付けられているカバーと、を有し、前記カバーを押し下げることにより前記カバーが回動し、前記カバーにより前記操作レバーが押されて、前記蓋が回動軸を中心に回動し開くことを特徴とするプリンタにより上記課題を解決する。【選択図】 図5
Description
本発明は、プリンタに関する。
レシート等を発行するプリンタは、商店等のレジスタ、銀行等におけるATM(Automated Teller Machine)やCD(Cash dispenser)等の用途に幅広く用いられている。このようなプリンタでは、記録紙を搬送しながら印刷ヘッドにより印字を行ない、カッタで記録紙を切断する。
このようなプリンタには、筐体に回動可能に支持された蓋を開くことにより、筐体内の記録紙ホルダに記録紙を入れることができる。
上記のようなプリンタは、本体部と蓋により筐体が形成されており、例えば、本体部には、サーマルヘッド、固定刃、制御基板が取り付けられており、蓋にはプラテンローラ、可動刃が取り付けられている。このようなプリンタでは、オープンレバーを操作して蓋を開くことにより、ロール状の記録紙を本体内部に入れることができる。プリンタは、電子機器の内部に設置される場合があり、また、制御基板が露出している場合がある。
上記のようなプリンタでは、蓋を開いて記録紙を設置するので、プリンタの前面に記録紙を設置するためのスペースを割く必要があり、オープンレバーは小さく、また操作しにくい位置に設けられる。特にプリンタを電子機器内部に取り付けた場合には、このようなオープンレバーの操作がし難い場合がある。
このため、電子機器の内部に設置されるものであっても、容易に蓋を開くことができるプリンタが求められている。
本実施の形態の一観点によれば、記録紙を設置する領域が設けられた本体部と、前記本体部に回動軸を中心に回動可能に取り付けられた蓋と、前記記録紙に印刷を行うプリンタメカユニットと、前記記録紙を搬送するプラテンローラと、前記蓋を開く操作をするための操作レバーと、前記プリンタメカユニットを覆い、前記本体部に回動軸を中心に回動可能な状態で取り付けられているカバーと、を有し、前記カバーを押し下げることにより前記カバーが回動し、前記カバーにより前記操作レバーが押されて、前記蓋が回動軸を中心に回動し開くことを特徴とする。
本開示のプリンタによれば、電子機器の内部に設置されるものであっても、容易に蓋を開くことができる。
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
最初に、図1から図3に示されるプリンタについて説明する。図1は、プリンタの蓋が閉じられている状態を示し、図2は、蓋が開いている状態を示し、図3は、図2の要部を拡大した図である。
プリンタは本体部10と蓋20とを有している。本体部10には、蓋20が回動軸21を中心に回動可能に取り付けられている。本体部10の内部には、ロール状の記録紙を設置するための領域11が設けられている。本体部10には、サーマルヘッドや固定刃40が設けられているメカユニット30が取り付けられている。蓋20には、プラテンローラ50及び可動刃60が設けられている。また、本体部10の上部には、プリンタの各種制御を行うための制御基板70が、露出した状態で取り付けられている。
蓋20を開く際には、本体部10の蓋20の近傍に取り付けられた操作レバー80を操作することにより、内部において本体部10と蓋20とを接続しているロックが外れ回動軸21を中心に蓋20を回動させる。即ち、プラテンローラ50が蓋20側に固定されており、蓋20が閉じている状態では、プラテンローラ50の軸51が操作レバー80の軸受け82に嵌り、操作レバー80のフック83に引っかかっている。図3に示されるように、操作レバー80を蓋20の前面から破線矢印Aに示されるように、奥に押すことによってフック83の引っ掛かりが解除されてプラテンローラ50の軸51が軸受け82から外れて蓋20が開く。
また、固定刃40を露出させないために、図1に示されるように固定刃40を覆うカバー90が設けられている。尚、図2ではカバー90が取り除かれた状態を示している。
図1及び図2に示されるプリンタでは、記録紙を領域11に設置するために必要なスペースを前面に確保し、且つ操作レバー80が本体部10の側面から大きく飛び出さないようにするために、操作レバー80は小さく、本体部10の側面側に、蓋20前面より領域11側に取り付けられている。このため、プリンタを電子機器の内部に設置した場合には、操作レバー80の操作がしにくい。また、制御基板70は本体部10の上側に露出した状態で取り付けられているため、制御基板70にほこりが堆積する可能性が高く、接触不良の原因となるおそれがある。
(プリンタ)
次に、本実施の形態におけるプリンタについて、図4から図6に基づき説明する。図4は、本実施の形態におけるプリンタにおいて、蓋20が閉じられている状態を示し、図5は蓋20が開いている状態を示し、図6は、図5の要部を拡大した図である。
次に、本実施の形態におけるプリンタについて、図4から図6に基づき説明する。図4は、本実施の形態におけるプリンタにおいて、蓋20が閉じられている状態を示し、図5は蓋20が開いている状態を示し、図6は、図5の要部を拡大した図である。
プリンタは本体部10と蓋20とを有している。蓋20は、回動軸21を中心に回動するように本体部10に取り付けられている。本体部10の内部には、不図示のロール状の記録紙を設置する領域11が設けられている。本体部10には、記録紙に印刷をするための印刷ヘッドである不図示のサーマルヘッドや固定刃が設けられているメカユニット30が取り付けられている。蓋20には、プラテンローラ50及び可動刃60が取り付けられている。カッタを必要としない場合、固定刃や可動刃60、可動刃60を駆動するためのモータなどの機構は搭載しなくてもよい。
記録紙は感熱紙であり、その端部がサーマルヘッドとプラテンローラ50との間に挟まれた状態でプラテンローラ50が回転することにより搬送される。搬送されている記録紙にサーマルヘッドにより熱を加えることにより、記録紙が変色し、記録紙に印刷をすることができる。
印刷された記録紙は、図4及び図5には不図示の固定刃と可動刃60により切断される。具体的には、可動刃60が固定刃の設けられている側に動くと、固定刃と可動刃60との間に挟まれている記録紙が切断される。
本体部10の上部には、プリンタの各種制御を行うための制御基板が取り付けられている。尚、本実施の形態のメカユニット、サーマルヘッド、固定刃、制御基板は、図1及び図2に示されるメカユニット30、サーマルヘッド、固定刃40、制御基板70と同じものである。
本体部10の上部には、メカユニット、固定刃、制御基板を覆うカバー190が設けられている。制御基板はカバー190に覆われており露出していないため、制御基板にほこりが堆積することはなく、制御基板においてほこりを原因とする接触不良が生じることを防ぐことができる。カバー190は、板状の亜鉛またはアルミダイキャスト等の金属材料や樹脂材料により形成される。強度の観点からは、樹脂材料よりも金属材料の方が好ましい。
カバー190は、回動軸191を中心に回動可能に本体部10に取り付けられており、上面の蓋20側の破線で囲まれた操作領域192を押すことにより、操作領域192側が下がるようにカバー190が回動する。カバー190が回動することにより、操作レバー180が押されて動き、内部において本体部10と蓋20とを接続しているロックが外れ、蓋20が回動軸21を中心に回動し、図5に示されるように蓋20を開くことができる。即ち、プラテンローラ50が蓋20側に固定されており、蓋20が閉じている状態では、プラテンローラ50の軸51が操作レバー180の軸受け182に嵌り、操作レバー180のフック183に引っかかっている。図6に示されるように、カバー190を上から下に押すと、カバー190と接触している操作レバー180が破線矢印Bに示す方向に押されて、破線矢印Cに示す方向に回動し、これにより、フック183が破線矢印Dに示す方向に回動し、フック183の引っ掛かりが解除されてプラテンローラ50の軸51が軸受け182から外れて蓋20が開く。
本実施の形態では、カバー190の操作領域192は、図1及び図2に示される操作レバー80と比べて広く大きい。このため、本実施の形態によるプリンタを電子機器等の内部に設置した場合であっても、操作領域192が広く押す部分が限定されないため、蓋20を開く操作がしやすい。
また、本実施の形態では、カバー190を取り付けることにより、図1に示されるプリンタに取り付けられていた固定刃40を覆うカバー90が不要となる。
カバー90には、図7に示されるように、狭い曲げ幅の部分91や、狭い板幅の部分92やメカユニット30との共締めの部分93等を設ける必要があり、複雑な構造となる。このため、カバー90を形成する金属板を厚くすることができず、例えば厚さが約0.5mmの比較的薄い金属板により形成されている。厚さが薄いカバー90は変形しやすく、強度も高くはない。
本実施の形態では、図8に示されるように、カバー190を作製する際に、金属板を折り曲げる部分の幅が広く、複雑な構造とはならない。このため、カバー190を形成する金属板の厚さを厚くすることができ、例えば、厚さが1.2mmの比較的厚い金属板を加工して形成されている。このため、カバー190の厚さはカバー90に比べて厚く変形しにくいため、カバー190の強度を向上させることができる。
(蓋を開く操作)
次に、蓋20を開く操作について説明する。図9は、蓋20が閉じられた状態のプリンタの内部構造を示す図である。図10は、フック195が板部12に引っかかった状態の要部を示す図である。図9に示されるように、カバー190の内側には、本体部10に向かって延びる支持部193が設けられている。支持部193には、本体部10側がフック195となっている切り欠け部194が設けられている。本体部10には、フック195に対応した開口を有する板部12が設けられている。本体部10とカバー190との間にはコイルばね196が設けられている。
次に、蓋20を開く操作について説明する。図9は、蓋20が閉じられた状態のプリンタの内部構造を示す図である。図10は、フック195が板部12に引っかかった状態の要部を示す図である。図9に示されるように、カバー190の内側には、本体部10に向かって延びる支持部193が設けられている。支持部193には、本体部10側がフック195となっている切り欠け部194が設けられている。本体部10には、フック195に対応した開口を有する板部12が設けられている。本体部10とカバー190との間にはコイルばね196が設けられている。
図10に示されるように、カバー190には、本体部10とカバー190の間に設けられたコイルばね196によりE方向に付勢力が働いており、カバー190は上に押されている。この状態では、支持部193のフック195が板部12の下側に引っ掛かっており、カバー190が図10の状態より上に動くことはない。尚、カバー190には、カバー190の自重により矢印Fに示すように下向きの力が働くが、図10に示す状態では、コイルばね196のE方向に働いている付勢力は矢印Fに示す下向きの力よりも強いため、カバー190が上に押し上げられている。
図10の状態より操作領域192をG方向に押すことにより、図11に示されるように回動軸191を中心にカバー190が反時計回りに回動する。これにより、図12に示されるように、カバー190の操作領域192が押されると、カバー190と接触している操作レバー180が押され、回動軸181を中心に反時計回りに操作レバー180が回動し、本体部10と蓋20とを接続しているロックが外れる。即ち、カバー190の操作領域192を上から下に押すと、カバー190と接触している操作レバー180が押されて回動し、これにより、フック183が回動し、フック183の引っ掛かりが解除されてプラテンローラ50の軸51が軸受け182から外れ、蓋20が反時計回りに回動し、蓋20を開くことができる。尚、操作領域192を押している力がなくなると、カバー190はコイルばね196により上に押されて時計回りに回動し、図10に示す元の状態に戻る。尚、図12においては、破線は、カバー190が押される前の状態を示し、実線は、カバー190が押されている状態を示す。
この後、蓋20を開いた状態で本体部10の領域11に記録紙を設置し、蓋20を回動させて閉じることにより印刷が可能な状態となる。
上記においては、コイルばね196を用いた場合について説明したが、コイルばね196に代えて、トーションばねや板ばね等の弾性部材を用いてもよい。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 本体部、11 記録紙設置領域、20 蓋、21 回動軸、30 メカユニット、40 固定刃、50 プラテンローラ、60 可動刃、70 制御基板、180 操作レバー、181 回動軸、190 カバー、191 回動軸、192 操作領域、193 支持部、194 切り欠け部、195 フック、196 コイルばね
Claims (3)
- 記録紙を設置する領域が設けられた本体部と、
前記本体部に回動軸を中心に回動可能に取り付けられた蓋と、
前記記録紙に印刷を行うプリンタメカユニットと、
前記記録紙を搬送するプラテンローラと、
前記蓋を開く操作をするための操作レバーと、
前記プリンタメカユニットを覆い、前記本体部に回動軸を中心に回動可能な状態で取り付けられているカバーと、
を有し、
前記カバーを押し下げることにより前記カバーが回動し、前記カバーにより前記操作レバーが押されて、前記蓋が回動軸を中心に回動し開くことを特徴とするプリンタ。 - 前記本体部の上部に取り付けられた前記記録紙への印刷を制御する制御基板を有し、
前記プリンタメカユニットは、前記本体部に取り付けられており、
前記カバーは、前記制御基板を覆っていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。 - 前記本体部と前記カバーとの間には、前記カバーを上に押し上げる弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
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JP2020006147A JP2021112853A (ja) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | プリンタ |
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Family Applications (1)
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JP2020006147A Pending JP2021112853A (ja) | 2020-01-17 | 2020-01-17 | プリンタ |
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2020
- 2020-01-17 JP JP2020006147A patent/JP2021112853A/ja active Pending
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