JPH04148749A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ、スキャナー等における画像読取
装置に関するものである。

（従来の技術） 第３図は従来のファクシミリにおける画像読取装置を示
す概略図であり、第３図において、１０１はフレーム本
体、１０２は両端面に突設させたリリースビン１０２ａ
をフレーム本体１０１の長穴１０１ａに嵌合させてこの
フレーム本体に取付けた画像読取ユニット、１０３は軸
受け１０４を介してフレーム本体１０１に回動可能に取
付けた原稿搬送用ローラとしてのプラテン、１０５はフ
レーム本体１０１より突出したプラテン１０３の軸端部
に取付けたプラテン歯車、１０６はフレーム本体１０１
の外面に取付けた駆動モータ、１０７はフレーム本体１
０１に回転自在に取付けられ、駆動モータ１０６の駆動
力をプラテン歯車１０５へ伝達する動力伝達歯車、１０
８は画像読取ユニット１０２をプラテン１０３に当接す
るための付勢バネ、１０９は原稿１１０の挿入ガイド、
１１１は原稿検知レバー１１１ａを有する原稿搬入セン
サ、１１２は原稿挿入口、１１３は原稿排出口である。

このような構成の画像読取装置では、原稿１１０の原稿
面を矢印Ａ方向に向けて、原稿挿入ガイド１０９に沿っ
て原稿挿入口１１２に挿入すると、この原稿挿入を原稿
検知レバー１１１ａを介して原稿搬入センサ１１１が感
知し、この感知に基づいてモータ１０６が駆動する。

駆動モータ１０６の駆動力は動力伝達歯車１０７を介し
てプラテン歯車１０５に伝達され、プラテン１０３が矢
印Ｂ方向に回転する。このプラテン１０３の回転により
原稿１１０は矢印Ｃ方向に搬送されながら、原稿画像が
画像読取ユニット１０２により電気信号として読取られ
、原稿排出口１１３から排出される。

（発明が゛解決しようとする課題） しかしながら、上記従来の装置構成では、小型化、廉価
のため原稿自動挿入装置を設けず、手差しで原稿を挿入
するようにしているため、原稿傾斜等により装置内で紙
詰まりが生ずる。このような場合、駆動モータ１０６を
逆回転させて原稿挿入口１１２に原稿１１０を排出させ
るか、画像読取ユニット１０２をリリースビン１０２ａ
と長大１０１ａとにより、付勢バネ１０Ｂに抗してプラ
テン１０３から遠ざけて両者間にすき間を生じさせて紙
排除を行っている。

しかし、前者の場合は紙詰まりによる負荷増で駆動モー
タ１０６を逆回転できない。後者は装置の小型化のため
、画像読取ユニット１０２の退避量を充分数ることが困
難である。

また、画像読取ユニット１０２とプラテン１０３の当接
部には紙粉、埃がつきやすく、定期的に清掃する必要が
ある。しかし、プラテン１０３がフレーム本体１０１に
固定されているため、画像読取ユニット１０２を上記の
ようにプラテン１０３から退避させ、原稿挿入口１１２
から綿棒等により清掃するが、退避量が少ないため清掃
が充分できない。

プラテン１０３の清掃はプラテン歯車１０５が動力伝達
歯車１０７と連結した状態で行なわなければならないた
め、人が手動でプラテン１０３を強制的に回さなければ
ならず、非常に困難であるとともに充分な清掃ができな
いという課題があった。

したがって、本発明は上記のような従来の課題を解消で
きる画像読取装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） このために本発明はフレーム本体に設けた画像読取用ユ
ニットと、前記フレーム本体の両側板端部に設けた切込
みスリットと、前記画像読取用ユニットと並設するよう
に軸受けを介して前記切込みスリットに係脱する原稿搬
送用ローラと、前記軸受けと一体の支持レバーと前記フ
レーム本体α両側板との対向面に相対的に設けた係合凹
凸部と、前記フレーム本体に取付けた駆動モータと、前
記駆動モータの動力を伝達する動力伝達歯車に係脱する
ように前記原稿搬送用ローラの軸に設けたプラテン歯車
とから画像読取装置を構成したものである。

（作用） 上記構成により、プラテンをフレーム本体から容易に着
脱できるので、装置内の紙詰まり除去および画像読取ユ
ニット、プラテンの清掃を容易かつ充分に行なうことが
できるものである。

（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は本実施例における画像読取装置の斜視図であり
、ｌはフレーム本体、２は両端面に突設させたリリース
ビン２ａをフレーム本体１の長穴１ａに嵌合させてこの
フレーム本体に取付けた画像読取ユニット、３は軸受け
４を介してフレーム本体１に回動可能に取付けた原稿搬
送用ローラ（以下、プラテンと称する）、５はフレーム
本体ｌより突出したプラテン３の軸端部に取付けたプラ
テン歯車、６はフレーム本体１の外面に取付は駆動モー
タ、７はフレーム本体ｌに回転自在に取付けられ、駆動
モータ６の駆動力をプラテン歯車５へ伝達する動力伝達
量歯車、８はフレーム本体１に支持され画像読取ユニッ
ト２をプラテン３に当接するための付勢バネ、９は原稿
ｌＯの挿入ガイド、１１は原稿検知レバー１１ａを有す
る原稿搬入センサ、１２は原稿挿入口、１３は原稿排出
口、１４．１５はフレーム本体１の両側板端部に設けた
切込みスリットであり、この切込みスリブ）１４．１５
は軸受け４のカット平面部４ａをガイドする平面部１４
ａ、１５ａと軸受け４を支持する円弧部１４ｂ、１５ｂ
とからなる鍵穴形に形成されている。１６はプラテン３
の軸受け４と一体に設けた支持レバー　１７はフレーム
本体１の側板の八１ｂに係脱するように支持レバー１６
に設けた球状突起であり、この穴１ｂと球状突起１７と
で係合凹凸部を形成している。

本装置は上記のような構成よりなり、画像読取り動作は
前記第３図の従来装置と同じであるからその説明は省略
し、紙詰まり除去及び画像読取ユニット、プラテンの清
掃について説明する。

まず、第２図に示すように、軸受４と一体の支持レバー
１５の球状突起１７をフレーム本体の穴１ｂからはずし
て矢印Ｃ方向に９０゛回転することにより、軸受け４の
カット平面部４ａが切込みスリットの平面図１４ａ、１
５ａに合致し、容易にプラテン３をフレーム本体１から
取外すことができる。

また、プラテン３をフレーム本体１に装着する場合は軸
受け４のカット平面部４ａとフレーム本体の切込みスリ
ット１４．１５の平面部１４ａ。

１５ａに合わせて、この軸受け４を切込みスリブ）１４
．１５の円弧部１４ｂ、１５ｂにすべり込ませた後、支
持レバー１６を矢印り方向に９０゜回転させ支持レバー
１６の球状突起１７をフレーム本体１の穴１ｂに係合さ
せてロックするものである。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、フレーム本体に設けた画
像読取用ユニットと、前記フレーム本体の両側板端部に
設けた切込みスリットと、前記画像読取用ユニットと並
設するように軸受けを介して前記切込みスリットに係脱
する原稿搬送用ローラと、前記軸受けと一体の支持レバ
ーと前記フレーム本体の両側板との対向面に相対的に設
けた係合凹凸部と、前記フレーム本体に取付けた駆動モ
ータと、前記駆動モータの動力を伝達する動力伝達歯車
に係脱するように前記原稿搬送用ローラの軸に設けたプ
ラテン歯車とから画像読取装置を構成しているので、小
型、廉価な装置本体内の紙詰まり除去を容易にし画像読
取ユニット及びプラテンの清掃を容易かつ充分行うこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１しは本発明の一実施例における画像読取装置を示す
斜視図、第２図はプラテン着脱の説明図、第３図は従来
の画像読取装置の斜視図である。 １・・・フレーム本体、２・・・画像読取ユニット、３
・・・プラテン、４・・・軸受け、５・・・プラテン歯
車、６・・・駆動モータ、７・・・動力伝達歯車、１４
．１５・・・切込みスリット、１６．１７・・・凹凸係
合部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　フレーム本体に設けた画像読取用ユニットと、前記フ
   レーム本体の両側板端部に設けた切込みスリットと、前
   記画像読取用ユニットと並設するように軸受けを介して
   前記切込みスリットに係脱する原稿搬送用ローラと、前
   記軸受けと一体の支持レバーと前記フレーム本体の両側
   板との対向面に相対的に設けた係合凹凸部と、前記フレ
   ーム本体に取付けた駆動モータと、前記駆動モータの動
   力を伝達する動力伝達歯車に係脱するように前記原稿搬
   送用ローラの軸に設けたプラテン歯車とを備えた画像読
   取装置。