JPS63312516A - カップリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はたとえば電子複写機の自動両面装置内に出入さ
れる搬送ユニットと、その駆動部とを着脱自在に接続す
るカップリング装置に関する。

（従来の技術） 電子複写機の自動両面装置としてはたとえば、第１６図
に示すようなものが知られている。すなわち、図中２は
電子複写機１の底部に設けられた装置本体で、この装置
本体２内には初度ゲート３、ガイド４、搬入ローラ対５
が配設されているとともに、搬送ユニット２５が出入自
在に設けられている。前記搬送ユニット２５内にはスタ
ック部６、ピックアップローラ７、給紙ローラ対８、ア
ライニングローラ対９、ゲート１０、スイッチバックロ
ーラ対１１およびガイド体１２が配設されている。また
、上記ゲート１０の上方部には導入口１３が設けられ、
この導入口１３を介して上記電子複写機１内のアライニ
ングローラ１４に用紙Ｐが送られるようになっている。

しかして、たとえば、重ね転写する場合には、−面側に
画像が転写された用紙Ｐが排紙ローラ１５から排出され
、この用紙Ｐはゲート３により、ガイド４を介して搬入
ローラ５に送られ、この搬入ローラ５の回転により、ス
タック部６内に収納される。そして、このスタック部６
内に収納された用紙Ｐはピックアップローラ７の回転に
より一枚ずつ取出され、給紙ローラ８、アライニグロー
ラ対９およびゲート１０を介して導入口１３に送られ、
この導入口１３から装置本体１内のアライニングローラ
１４へと送られる。そして、このアライニングローラ１
４で整位されたのち、感光ドラム１６と転写チャージャ
ー１７との間に送られて、画像が再度転写されることに
なる。

このように、画像が転写されたのち、用紙Ｐは剥離チャ
ージャー１８により剥離され、搬送ベルト１９により定
着器２０に搬送され画像が定着される。この画像が定着
された用紙は排紙ローラ１５、ゲート３および排紙ロー
ラ２１を介して外部に排出されることになる。

また、両面転写する場合には、スタック部６から取出さ
れた用紙Ｐはアライニグローラ対９、スイッチバックロ
ーラ対１１を介して矢印で示すように送られ、その後端
がセンサー２２によって検知されるとスイッチバックロ
ーラ対１１の回転が停止される。しかるのち、スイッチ
バックローラ１１が逆回転されることにより、用紙Ｐの
後端部側からゲート１０および導入口１３を介してアラ
イニングローラ１４＾、用紙Ｐが送られ、さらに、この
アライニングローラ１４から感光ドラム１６と転写チャ
ージャー１７との間に送られ裏面側に画像が転写される
。

ところで、上記搬送ユニット２３内に配設された給紙ロ
ーラ対８、アライニングローラ対９、およびスイッチバ
ックローラ対１１の各シャフト８ａ、９ａ、ｌｌａは第
１７図に示すように、カップリング装置２６・・・を介
して着脱自在に駆動側シャフト２７，２８．２９にそれ
ぞれ接続されるようになっている。

上記カップリング装置２６は第１８図に示すように一対
のカップリング片３０．３１からなり、一方のカップリ
ング片３１・・・は上記駆動シャフト２７．２８．２９
側に取付けられ、他方のカップリング片３０・・・は上
記給紙ローラ８、アライニングローラ９およびスイッチ
バックローラ１１の各シャフトｇａ、９ａ、ｌｌａにそ
れぞれ取付けられている。上記カップリング片３０．３
１の対向面には第２０図および第２１図に示すように、
突起部３０ａ、３０ａ、３１ａ、３１ａがそれぞれ突設
され、前記カップリング片３０．３１が接続されて駆動
側のカップリング片３１が回転すると、その突起部３１
ａ、３１ａが従動側のカップリング片３０の突起部３０
ａ、３０ａに当接して押圧し回転力を伝達するようにな
っている。前記駆動シャフト２７，２８．２９は駆動モ
ータ３２により複数個のギヤ３３・・・およびチェーン
３４．３４を介して正逆回転されるようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、従来においては、カップリング片３０．
３１の突起部３０ａ、３１ａの個数が少ないため、突起
部３０ａ、３１ａの嵌合時に両者間に形成される回転方
向の隙間Ｓが大きい。このため、カップリング片３１が
正逆回転したときの遊びが多くなり、これにより、用紙
Ｐがアライニングローラ１４まで届かず、給紙できなく
なるという問題があった。

また、上記カップリング片３０．３１はそれぞれシャフ
ト３ａ、９ａ、ｌｌａ、２７，２８゜２９に固定的に取
付けられていたため、搬送ユニット２３を装置本体２内
に押込んで収納したとき、その慣性力によりカップリン
ング片３０．３１の突起部３０ａ、３１ａが互いに衝突
し破損する虞れがあった。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決するために、搬送装置の本体
内の駆動シャフトと前記本体内の内に出入自在に設けら
れる搬送ユニットの送りローラのシャフトとを着脱自在
に接続するカップリング装置において、前記駆動シャフ
トと送りローラのシャフトにそれぞれ設けられ接離する
一対のカップリング片と、これら一対のカップリング片
の対向面にそれぞれ設けられ、互いに嵌合する複数個の
突起部とを具備し、前記突起部の嵌合時に両者間に形成
される隙間を小とし、かつ、上記一対のカップリング片
の少なく一方を弾性部材を介して取付けたことを特徴と
するものである。

（作用） 上記手段により、カップリング片の起動時の遊びを少な
くシ、かつ、カップリング片接続時の衝撃を吸収できる
ようにした。

（実施例） 以下、本発明を第１図乃至第１３図に示す一実施例を参
照して説明する。

なお、第１６図乃至第２１図で説明した部分と同一部分
については同一番号を付してその説明を省略する。

第１図はカップリング装置４０のカップリング片４１．
４２が接続された状態を示すもので、前記カップリング
片４１は第２図にも分解して示すようにＥリング４３．
スプリング４４、ピン４５およびネジ４６によってシャ
フトｇａ、９ａ。

１１ａに取付けられ、前記カップリング片４２はＥリン
グ４７、ピン４８およびネジ４９によってシャフト２７
，２８．２９に取付けられている。

上記カップリング片４１はシャフト８ａ、９ａ。

１１ａの軸方向にスライド自在に取付けられ、スプリン
グ４４によって先端側に付勢されてピン４５に押し付け
られている。また、上記カップリング片４２はＥリング
４７とピン４８とにより挟圧保持されている。さらに、
上記カップリング片４１．４２の対向面には、それぞれ
突起部５０・・・。

５１・・・が形成されている。前記突起部５０・・・。

５１・・・は回転方向に亙って多数個突設され、第５図
に示すように嵌合時における突起部５０・・・。

５１・・・間の隙間Ｓは回転方向で１５″以内と小さく
されている。

しかして、重ね転写時、あるいは両面転写時において、
搬送ユニット２５内で用紙Ｐが詰まった場合には、搬送
ユニット２５を自動両面装置の本体２から引出して詰ま
っている用紙Ｐを除去し、しかるのち、搬送ユニット２
５を再び自動両面装置の本体２内に挿入収納するが、こ
の収納時には、第７図に示す状態から給紙ローラ８、ア
ライニングローラ９、スイッチバックローラ１１の各シ
ャフト８ａ、９ａ、ｌ１ｇのカップリング片４１・・・
が駆動側のシャフト２７．２８．２９のカップリング片
４２・・・に第６図に示すようにそれぞれ接続し、その
突起部５０・・・、５１・・・が互いに嵌合する。

この状態から駆動モータ３２が作動すると、シャフト２
７，２８．２９を介してカップリング片４２が回転され
、その突起部５１・・・がカップリング片４１の突起部
５０・・・に当接して押圧し、カップリング片４１が回
転される。これにより、シャフト８ａ、９ａ、ｌｌａが
回転されて給紙ローラ８、アライニグローラ９、スイッ
チバックローラ１１が回転されて用紙Ｐが搬送されるこ
とになる。

ところで、このカップリング片４１．４２の接続時にそ
の突起部５０・・・、５１・・・が第８図に示すように
、互いに衝突することがあるが、このときには、カップ
リング片４１がスプリング４４の付勢力に抗して後退さ
れて衝撃が吸収され、その損傷を防止できるようになっ
ている。

また、カップリング片４１．４２の突起部５０゜５１の
回転方向の隙間Ｓを小とするため、起動時の遊びが少な
くなり、十分な送り量を確保でき、用紙Ｐを確実にアラ
イニグローラ１４に搬送することができる。

なお、上記搬送ユニット２５のフロント側の一側部には
第１０図乃至ｊｆ！１３図に示すように、ラッチ７１が
設けられ、このラッチ７１はスタッド７２により回動自
在に支持されている。また、本体フレーム７３側にはス
タッド７４により回転自在に支持されたブラケット７５
が設けられ、このブラケット７５は上記ラッチ７１の進
退動作により、回動されるようになっている。そして、
上記ブラケット７５の近傍には電源スィッチ７６が設け
られ、このスイッチ７６のアクチユエータ７９が上記ブ
ラケット７５の折曲部７８により動作されるようになっ
ている。上記ラッチ７１はスプリング７９により上方へ
付勢され、レバー８０の引張りにより下方へ回動するよ
うになっている。

しかして、レバー８０を矢印方向に引くと、ラッチ７１
がスタット７２を中心として下方へ回動する。このとき
、ラッチ７１が本体フレーム７３より下方へ下がり搬送
ユニット２５の手前への引出が可能となる。

また、搬送ユニット２５を挿入すると、ラッチ７１の先
端部が本体フレーム７３に当接して下がり、先端の突起
部７１ａが本体フレーム７３を通過すると、スプリング
７９の付勢力により、上方へ回動し、本体フレーム７３
にロックする。

ところで、このロック時にはラッチ７１によりブラケッ
ト７５が押し上げられ、スタッド７４を中心として回動
し、電源スィッチ７６のアクチュエタ−７７を実線矢印
で示すように、押し下げてこれをオンさせる。

逆にレバー８０を引くと、ラッチ７１が下がり電源スィ
ッチ７６のアクチュエタ−７７がスイッチ自体の押し上
げ力により復帰し、電源スィッチ７６が破線矢印で示す
ようにオフする。これによれば、搬送ユニット２５を引
出したときは電源スィッチ７６が自動°的にオフされ、
安全性を向上できる。

なお、本発明は上記一実施例に限られるものではなく、
第１４図および第１５図に示すように、カップリング片
６１．６２の突起部６３．６４・・・の先端部を先細り
状に形成してもよい。

この実施例によれば、カップリング片６１゜６２の接続
時に突起部６３．６４が互いに合されることが少なくな
り、迅速に嵌合し、時間のロスがなくなるとともに、嵌
合時における突起部６３・・・、６４・・・の嵌り音も
小さくなる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、カップリング片
の接続時に衝撃を生じるようになことがなく、突起部の
破損を確実に防止できる。

また、カップリング片の突起部の遊びが少なく、所定の
送り量を得ることができ、未着を生じるといったことも
ないという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第１５図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図はカップリング装置を示す構成図、第２図はその
分解斜視図、第３図はカップリング片を示す正面図、第
４図はその側面図、第５図はカップリング片の突起部の
嵌合状態を示す説明図、第６図乃至第８図はカップリン
グ片の接続動作を示す説明図、第９図は搬送ユニットを
引出した状態を示す斜視図、第１０図は自動両面装置を
示す斜視図、第１１図は搬送ユニットを示す斜視図、第
１２図はスイッチの取付は部を示す斜視図、第１３図は
スイッチの作動機構を示す斜視図、第１４図はカップリ
ング装置の他の実施例を示す側面図、第１５図はそのカ
ップリング片の一部を示す正面図、第１６図乃至第１９
図は従来例を示すもので、第１６図は電子複写機および
自動両面装置を示す構成図、第１７図は用紙の搬送系を
示す図、第１８図はカップリング装置を示す側面図、第
１９図はその突起部の嵌合状態を示す説明図、第２０図
はカップリング片を示す正面図、第２１図はその側面図
である。 ２・・・装置本体、２７，２８．２９・・・駆動シャフ
ト、２５・・・°搬送ユニット、８．９．１１・・・送
りローラ、８ａ、９ａ、１１ａ・・・シャフト、４０・
・・カップリング装置、４１．４１・・・カップリング
片、５０・・・、５１・・・突起部、Ｓ・・・隙間、４
４・・・弾性部材。 出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦 第２図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９　図・ 第１０図 第１１図 第１２図 第１３図 第１４図　　　　第１５図 第１７図 １Ｋ　２０　図１２１　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送装置の本体内の駆動シャフトと前記本体内に
   出入自在に設けられる搬送ユニットの送りローラのシャ
   フトとを着脱自在に接続するカップリング装置において
   、前記駆動シャフトと送りローラのシャフトにそれぞれ
   設けられ接離する一対のカップリング片と、これら一対
   のカップリング片の対向面にそれぞれ設けられ、互いに
   嵌合する複数個の突起部とを具備し、前記突起部の嵌合
   時に両者間に形成される隙間を小とし、かつ、上記一対
   のカップリング片の少なく一方を弾性部材を介して取付
   けたことを特徴とするカップリング装置。
2. （２）カップリング片の突起部間の隙間を回転方向で、
   １５°以内としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のカップリング装置。
3. （３）カップリング片の突起部を先細化したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項または第２項記載のカップ
   リング装置。