JP2017044941A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】色ずれのない良好な画像品質を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動軸1011と、駆動軸1011の軸方向に支持され、駆動軸1011と、フランジ1021とを遊びのある状態で接続させる駆動カップリング1017と、駆動カップリング1017の内径側に遊びのある状態で支持され、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを押さえつけるテーパーカップリング1017と、テーパーカップリング1017を押圧する押圧部1013とを備え、テーパーカップリング1017は、テーパー型のチャック構造からなり、テーパー型のチャック構造による弾性力及び押圧部1013による押圧力により、駆動軸1011と、フランジ1021とに面接触する先端部1061と、円筒構造の外径が、駆動カップリング1015の内径より小さい軸部1062とから構成された。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各原色ごとの像担持体を有するものがある。このような画像形成装置は、各像担持体で各色のトナー画像を形成し、中間転写体に重ね、4色の重なったトナー画像を転写紙に転写することにより、カラー画像を形成するものである。
各像担持体は、像担持体ごとに設けられた駆動装置により駆動する。駆動装置は、モーターから複数の歯車を介して減速された回転を回転軸に伝達する。回転軸は円筒形の像担持体を挿抜自在に貫通して、反対側の軸受で支持され、像担持体を回転する。
像担持体は、モーターからの回転を複数の歯車からなる歯車列を介して受けることから、各歯車の全ての精度が要求される。よって、像担持体は、各歯車の累積された公差の影響により、わずかではあるが、回転ムラが生じる。このような像担持体の回転ムラは、画像にブレが生じる要因となる。
そこで、モーターからの回転を歯車列を介して像担持体に伝達する際、モーター等からの駆動力を伝達する駆動軸と、像担持体とを遊びのある駆動カップリングで接続することにより、駆動軸と、像担持体との間に偏心等の誤差が生じても回転ムラが悪化しないものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、駆動軸の外周面にスプラインが形成され、駆動カップリングの内径にスプラインに対応する溝が形成され、駆動軸と、駆動カップリングとの間に生じるガタを改善したものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−62806号公報 特開平8−87225号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、像担持体の回転ムラの悪化を防ぐことができるが、駆動軸と、像担持体との間のガタによる振動については解消することができない。また、特許文献2に記載のような従来技術は、駆動軸と、駆動カップリングとの間に生じるガタを改善することができるが、駆動時にスプライン等の接触部位で発生する微小なガタによる振動で生じることに起因する像担持体の回転ムラの悪化を回避することができない。
したがって、上記で説明した従来技術は、駆動軸と、像担持体とのがたつきと、像担持体の回転ムラとにより、色ずれのない良好な画像品質を得ることができない恐れがある。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、色ずれのない良好な画像品質を得ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、像担持体に形成されたトナー像を被転写媒体に転写する画像形成装置であって、前記像担持体に回転力を伝達させる駆動軸と、前記駆動軸の軸方向に移動可能に支持され、該駆動軸と、前記像担持体のフランジとを遊びのある状態で接続させる駆動カップリングと、前記駆動カップリングの内径側に遊びのある状態で支持され、前記駆動軸と、前記像担持体のフランジとを押さえつけるテーパーカップリングと、前記テーパーカップリングを前記駆動軸の軸方向に押圧する押圧部とを備え、前記テーパーカップリングは、テーパー型のチャック構造からなり、該テーパー型のチャック構造による弾性力及び前記押圧部による押圧力により、前記駆動軸と、前記像担持体のフランジとに面接触する先端部と、円筒構造からなり、該円筒構造の外径が、前記駆動カップリングの内径よりも小さい軸部とから構成されたことを特徴とするものである。
この画像形成装置によれば、色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記駆動軸に貫通して設けられ、前記駆動カップリングに前記回転力を伝達させる伝達ピンをさらに備え、前記軸部は、前記駆動軸の軸方向に第1の長穴が対向して形成され、該第1の長穴のそれぞれの短径が、前記伝達ピンの径よりも大きく、前記駆動カップリングは、前記駆動軸の軸方向に第2の長穴が対向して形成され、該第2の長穴のそれぞれの短径が、前記伝達ピンの径よりも大きく、前記伝達ピンは、前記駆動軸の回転時には、前記第2の長穴のそれぞれと同時に接触することが好ましい。
この画像形成装置によれば、像担持体の回転ムラを減少させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記駆動軸に設けられ、前記軸部の位相を決める固定ピンをさらに備え、前記固定ピンは、前記第1の長穴と、前記伝達ピンとの間に隙間が生じる位置に前記軸部を支持し、前記駆動軸の回転時には、前記駆動軸と前記軸部とを同位相で回転させることが好ましい。
この画像形成装置によれば、像担持体の回転ムラの悪化を回避させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記伝達ピンは、前記駆動軸の停止時には、前記第1の長穴及び前記第2の長穴のそれぞれと一定の距離を保持し、前記駆動軸の回転時には、前記第1の長穴の側面とは一定の距離を保持しつつ、前記第2の長穴の側面とは接触することが好ましい。
この画像形成装置によれば、特に顕著に色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
本発明によれば、色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成の一例を示す図である。 像担持体613と、駆動装置1001との接続構造を示す斜視図である。 像担持体613のフランジ1021を示す斜視図である。 テーパーカップリング1017を示す斜視図である。 駆動カップリング1015を示す斜視図である。 駆動軸1011、押圧部1013、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、及びフランジ1021を含めた断面図である。 駆動軸1011、押圧部1013、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、及びフランジ1021を含めた詳細な断面図である。 駆動軸1011、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、第1の長穴1051、第2の長穴1054、及び伝達ピン1081を含めた断面図である。 駆動軸1011、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、第1の長穴1051、第2の長穴1054、及び伝達ピン1081を含めた詳細な断面図である。 テーパーカップリング1017の有無による色ずれ量を比較した図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像形成装置1は、カラー複写機の一例であり、原稿Tに形成された色画像を読み取ることにより画像情報を取得し、取得した画像情報に基づいて色を重ね合わせ、色画像を形成する装置である。画像形成装置1は、カラー複写機の外に、カラー用のプリンタ又はファクシミリ装置、これらの複合機等に適用して好適なものである。
画像形成装置1は、画像形成装置本体11を備えている。画像形成装置本体11の上部には、カラー用の画像読取部12及び自動原稿送り装置14が配設されている。画像形成装置本体11は、詳細については後述するが、制御部41、画像処理部43、画像形成部60、給紙部20、及び搬送部30を含むものである。
次に、自動原稿送り装置14について説明する。自動原稿送り装置14は、画像読取部12の上に設けられ、自動給紙モード時に、一枚又は複数枚の原稿Tを自動給紙する動作を行う。ここで、自動給紙モードとは、自動原稿送り装置14に載置された原稿Tを給紙し、原稿Tに印刷された画像を読み取る動作である。
具体的には、自動原稿送り装置14は、原稿載置部141、ローラー142a、ローラー142b、ローラー143、ローラー144、反転部145、及び排紙皿146を備えている。原稿載置部141は、一枚又は複数枚の原稿Tが載置される。原稿載置部141の下流側には、ローラー142a及びローラー142bが設けられている。ローラー142a及びローラー142bの下流側には、ローラー143が設けられている。また、自動原稿送り装置14は、ローラー143の外周側に、位置決めセンサー71を備えている。
自動給紙モードが選択された場合、原稿載置部141から繰り出された原稿Tは、ローラー143によりU字回転して搬送される。なお、原稿Tが原稿載置部141に載置され、自動給紙モードが選択される場合、原稿Tの記録面は上に向いた状態であるとよい。
また、原稿Tは、画像読取部12で読み取られた後、ローラー144により搬送され、排紙皿146へ排紙される。なお、自動原稿送り装置14は、反転部145に原稿Tを搬送することにより、原稿Tの記録面だけでなく、原稿Tの記録面の裏面側を画像読取部12に読み取らせることができる。
次に、画像読取部12について説明する。画像読取部12は、原稿Tに形成された色画像、すなわち、原稿Tに印刷された色画像を読み取る動作をする。画像読取部12は、一次元のイメージセンサー128が備えられている。また、画像読取部12は、イメージセンサー128の他に、第1のプラテンガラス121、第2のプラテンガラス122、光源123、ミラー124,125,126、結像光学部127、及び不図示の光学駆動部を備えている。
光源123は、原稿Tに光を照射する。不図示の光学駆動部は、原稿T又はイメージセンサー128を副走査方向に相対的に移動させる。ここで、副走査方向とは、イメージセンサー128を構成する複数の受光素子の配置方向を主走査方向とした場合、主走査方向と直交する方向である。
よって、原稿Tは自動原稿送り装置14により搬送され、画像読取部12の光学系により、原稿Tの片面又は両面の画像が走査露光される。次に、画像読取動作を反映する入射光は、イメージセンサー128により読み込まれる。イメージセンサー128は、プラトンモード時であれば、原稿Tを読み取って得たRGB表色系の画像読取信号Soutを出力する。ここで、プラトンモードとは、不図示の光学駆動部が駆動することにより、第1のプラテンガラス121及び第2のプラテンガラス122のようなプラテンガラス上に載置された原稿Tに印刷された画像を自動的に読み取る動作である。
次に、イメージセンサー128について具体的に説明する。イメージセンサー128は、3ラインカラーCCD撮像装置が使用される。イメージセンサー128は、複数の受光素子列が主走査方向に配置されて構成される。具体的には、赤(R)色、緑(G)色、及び青(B)色のそれぞれの光検出用の読取センサーは、主走査方向と直交する副走査方向の異なる位置で画素を分割し、R色、G色、及びB色のそれぞれの光情報を同時に読み取る。例えば、自動給紙モードの際、原稿Tがローラー143によりU字上に反転される場合、イメージセンサー128は、原稿Tの表面を読み取り、画像読取信号Soutを出力する。
より具体的には、イメージセンサー128は、入射光を光電変換するものであり、制御部41を介して画像処理部43が接続されたものである。イメージセンサー128により光電変換されたアナログの画像読取信号Soutは、画像処理部43において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理、及び変倍処理等が実行される。この結果、画像読取信号Soutは、R色成分、G色成分、及びB色成分を含むデジタルの画像データとなる。画像処理部43は、3次元色情報変換テーブルにより、その画像データ、すなわち、RGBコードを、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及びK(ブラック)色の画像データ、すなわち、Dy、Dm、Dc、Dkに変換する。画像処理部43は、変換後の画像データを、画像形成部60に含まれるLED書き込みユニット611Y,611M,611C,611Kへ転送する。
次に、画像形成部60の詳細について説明する。画像形成部60は、電子写真プロセス技術を利用したものであり、中間転写方式のカラー画像を形成する装置である。画像形成部60は、縦型タンデム方式が採用されている。
具体的には、画像形成部60は、画像処理部43から転送された画像データ、すなわち、Dy,Dm,Dc,Dkに基づいて、色画像を形成する。画像形成部60は、色ごとの画像形成ユニット601Y,601M,601C,601Kと、中間転写部620と、トナー像を定着させる定着部630とを備えている。
次に、画像形成ユニット601Yについて説明する。画像形成ユニット601Yは、Y(イエロー)色の画像を形成する。画像形成ユニット601Yは、像担持体613Y、帯電部614Y、LED書き込みユニット611Y、現像部612Y、及びクリーニング部616Yを備えている。
像担持体613Yは、Y色のトナー像を形成する。帯電部614Yは、像担持体613Yの周囲に配置され、コロナ放電により像担持体613Yの表面を一様に負極性に帯電させる。LED書き込みユニット611Yは、像担持体613Yに対してY色成分の画像に対応する光を照射する。現像部612Yは、像担持体613Yの表面にY色成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を可視化してトナー像を形成する。クリーニング部616Yは、一次転写後に像担持体613Yの表面に残存する転写残トナーを除去する。
なお、画像形成ユニット601M,601C,601Kのそれぞれは、画像形成ユニット601Yと比べ、形成する画像の色が異なる以外は同様の構成及び機能であるため、その説明については省略する。
なお、画像形成ユニット601Y,601M,601C,601Kを総称する場合、画像形成ユニット601と称する。また、LED書き込みユニット611Y,611M,611C,611Kを総称する場合、LED書き込みユニット611と称する。また、現像部612Y,612M,612C,612Kを総称する場合、現像部612と称する。また、像担持体613Y,613M,613C,613Kの何れかを特定しない場合、像担持体613と称する。また、帯電部614Y,614M,614C,614Kを総称する場合、帯電部614と称する。また、クリーニング部616A,616Y,616M,616C,616Kを総称する場合、クリーニング部616と称する。
次に、中間転写部620について説明する。中間転写部620は、被転写媒体621、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622K、二次転写ローラー623、及びベルトクリーニング装置624等を備えている。
被転写媒体621は、無端状ベルトから構成され、複数の支持ローラーによりループ状に張架される。複数の支持ローラーのうち少なくとも1つのものは駆動ローラーで構成され、その他のものは従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー622Kよりもベルト走行方向の下流側に配置される支持ローラーが駆動ローラーであることが好ましい。駆動ローラーが回転することにより、被転写媒体621は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kは、各色成分の像担持体613に対向して、被転写媒体621の内周面側に配置される。被転写媒体621を挟んで、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kが像担持体613Y,613M,613C,613Kに圧接される。この結果、像担持体613Y,613M,613C,613Kから被転写媒体621へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
なお、一次転写ローラー622Y,622M,622C,622Kを総称する場合、一次転写ローラー622と称する。
二次転写ローラー623は、複数の支持ローラーのうち1つのものに対向して、被転写媒体621の外周面側に配置される。被転写媒体621に対向して配置される支持ローラーは、バックアップローラーと呼ばれる。被転写媒体621を挟んで、二次転写ローラー623がバックアップローラーに圧接されることにより、被転写媒体621から記録紙Pへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを被転写媒体621が通過する際、像担持体613上のトナー像は、被転写媒体621に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー622に一次転写バイアスを印加し、被転写媒体621の裏面側、すなわち、一次転写ローラー622と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は被転写媒体621に静電的に転写される。
その後、記録紙Pが二次転写ニップを通過する際、被転写媒体621上のトナー像が記録紙Pに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー623に二次転写バイアスを印加し、記録紙Pの裏面側、すなわち、二次転写ローラー623と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は記録紙Pに静電的に転写される。トナー像が転写された記録紙Pは定着部630に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置624は、被転写媒体621の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有する。ベルトクリーニング装置624は、二次転写後に被転写媒体621の表面に残留する転写残トナーを除去する。
なお、中間転写部620において、二次転写ローラー623に代えて、二次転写ローラー623を含む複数の支持ローラーに、不図示の二次転写ベルトがループ状に張架された構成、いわゆる、ベルト式の二次転写ユニットが採用されてもよい。
次に、定着部630について説明する。定着部630は、定着ローラー631、加圧ローラー632、及び加熱部633等を備え、画像形成部60で転写されたトナー像を記録紙Pに定着させる。具体的には、定着部630は、定着ローラー631と、加圧ローラー632とが互いに圧接されることにより定着ニップが形成される。定着部630は、加熱部633が定着ローラー631を加熱する。定着部630は、加圧ローラー632による加圧と、定着ローラー631が有する熱との作用を通じて、転写されたトナー像を記録紙Pに定着させる。定着部630により定着された記録紙Pは、画像が印刷される。画像が印刷された記録紙Pは、排紙ローラー304により機外へと排出され、例えば、排紙トレイ305に積載される。なお、画像が印刷された記録紙Pは、排紙トレイ305に積載させずに、不図示の他の機器に搬送されてもよい。
次に、給紙部20について説明する。給紙部20は、給紙カセット200及び送り出しローラー201等を備えている。給紙カセット200は、記録紙Pを収容する。送り出しローラー201は、給紙カセット200に収容された記録紙Pを取り込み、搬送部30に送り出す。
次に、搬送部30について説明する。搬送部30は、搬送経路300が構成され、搬送経路300に従い記録紙Pを搬送する。搬送経路300は、給紙ローラー302A、搬送ローラー302B,302C,302D、及びレジストローラー303等を備えている。
搬送経路300は、給紙部20から給紙された記録紙Pを画像形成部60に搬送する。なお、記録紙Pの裏面にも画像形成が行われる場合、記録紙Pの表面に対する画像形成が行われた後、記録紙Pは、分岐部306により、循環通紙路307A、反転搬送路307B、及び再給紙搬送路307Cの順に搬送される。
次に、制御系について説明する。画像形成装置1は、制御部41を介して各種処理が実行される。例えば、画像読取部12から出力される画像読取信号Soutは、制御部41を介して不図示の画像メモリ又は画像処理部43に送信される。画像メモリは、例えば、ハードディスク等からなる。また、制御部41は、不図示のモーターに制御指令を送信することにより、後述する駆動装置1001を制御する。これにより、駆動装置1001が制御され、後述する駆動軸1011が回転する。
制御部41は、具体的には、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成される。制御部41は、CPUがROM又は不図示のメモリから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働する。このようにして、制御部41は、画像形成装置1の各部の動作を制御する。
つまり、制御部41は、画像形成装置1の動作を制御するものであり、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータにより実現し得るものである。制御部41が所定の制御プログラムを実行することにより、各種機能は実現される。
画像処理部43は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成される。画像処理部43は、CPUがROM又は不図示のメモリから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムと協働する。このようにして、画像処理部43は、画像処理部43の各種機能が実現される。例えば、RAMには、ライン単位、かつ、画素単位で、画像データ、すなわち、Dy,Dm,Dc,Dkを供給するための作業領域が割り当てられる。画像処理されたデータは、画像形成部60に供給される前に、一時的に格納される。
なお、画像処理部43は、DSP(Digital Signal Processor)を主体として構成されてもよい。この場合、DSPに含まれるRAMには、上記で説明したRAMと同様に、ライン単位、かつ、画素単位で、画像データ、すなわち、Dy,Dm,Dc,Dkを供給するための作業領域が割り当てられる。画像処理されたデータは、画像形成部60に供給される前に、一時的に格納される。
次に、像担持体613周囲の構成について図2〜9を用いて具体的に説明する。図2は、像担持体613と、駆動装置1001との接続構造を示す斜視図である。駆動装置1001は、内部に歯車列等が収容されている。駆動装置1001は、不図示のモーターにより歯車列等を回転させることにより、駆動軸1011を回転させる。駆動軸1011は、像担持体613に回転力を伝達させる。
よって、駆動装置1001が駆動軸1011を回転させることにより、像担持体613の回転が制御される。像担持体613の端部には、フランジ1021が取り付けられている。フランジ1021は、駆動カップリング1015及びテーパーカップリング1017を介して、駆動軸1011と、像担持体613とを接続させる。なお、駆動カップリング1015は、伝達ピン1081を介して、駆動軸1011の回転力を像担持体613に伝える。
駆動軸1011には、押圧部1013が設けられている。押圧部1013は、弾性部材からなり、テーパーカップリング1017を駆動軸1011の軸方向に押圧する。押圧部1013は、駆動装置1001と、テーパーカップリング1017との間に設けられる。押圧部1013は、例えば、つるまきばねから構成され、押圧力が働くものである。
次に、フランジ1021について具体的に説明する。図3は、像担持体613のフランジ1021を示す斜視図である。フランジ1021は、凸部1031及び凹部1033が形成されている。凸部1031及び凹部1033は、駆動カップリング1015と接続する部材である。また、フランジ1021は、コレット部1035が形成されている。コレット部1035は、テーパーカップリング1017と接続する部材である。なお、フランジ1021は、駆動軸1011を挿通させるため、中心に貫通口1030が形成されている。したがって、凸部1031、凹部1033、及びコレット部1035は、貫通口1030の周囲に形成されている。
次に、テーパーカップリング1017について具体的に説明する。図4は、テーパーカップリング1017を示す斜視図である。テーパーカップリング1017は、例えば、樹脂成形されたものであり、先端部1061と、軸部1062とから構成される。また、テーパーカップリング1017は、先端部1061及び軸部1062の他に、後端部1063が構成される。後端部1063は、押圧部1013と接触する面が形成されている。後端部1063は、駆動カップリング1015の駆動軸1011方向の抜けを規制する。
先端部1061は、テーパー型のチャック構造からなり、テーパー型のチャック構造による弾性力及び押圧部1013による押圧力により、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とに面接触する。なお、先端部1061から軸部1062の一部にかけて、切込部1071a,1071bが形成されている。
軸部1062は、円筒構造からなり、円筒構造の外径が、駆動カップリング1015の内径よりも小さい。軸部1062は、駆動軸1011の軸方向に第1の長穴1051a,1051bが対向して形成されている。第1の長穴1051a,1051bのそれぞれの短径は、伝達ピン1081の径よりも大きい。なお、第1の長穴1051a,1051bの何れかを特定しない場合、第1の長穴1051と称する。
次に、駆動カップリング1015について具体的に説明する。図5は、駆動カップリング1015を示す斜視図である。駆動カップリング1015は、駆動軸1011の軸方向に移動可能に支持される。駆動カップリング1015は、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを遊びのある状態で接続させる。駆動カップリング1015は、爪部1042と、胴体部1041とから構成されたものである。
爪部1042は、像担持体613のフランジ1021に組み合う。具体的には、爪部1042は、フランジ1021の凸部1031及び凹部1033と遊びのある状態で組み合う。
胴体部1041は、駆動軸1011の軸方向の長さが、像担持体613のフランジ1021と、テーパーカップリング1017の後端部1063との間の距離よりも短い。胴体部1041は、駆動軸1011の軸方向に第2の長穴1054a,1054bが対向して形成されている。第2の長穴1054a,1054bのそれぞれの短径は、伝達ピン1081の径よりも大きい。なお、第2の長穴1054a,1054bの何れかを特定しない場合、第2の長穴1054と称する。
次に、駆動カップリング1015及びテーパーカップリング1017を用いて、駆動軸1011の回転力をフランジ1021に伝達させる構成について具体的に説明する。図6は、駆動軸1011、押圧部1013、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、及びフランジ1021を含めた断面図である。図6に示すように、テーパーカップリング1017は、駆動軸1011が挿通される。さらに、テーパーカップリング1017は、駆動カップリング1015の内径側に挿通され、押圧部1013により押圧された状態となる。
図7は、駆動軸1011、押圧部1013、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、及びフランジ1021を含めた詳細な断面図である。図7に示すように、駆動軸1011は、駆動装置1001のフランジ1023で支持されつつ、像担持体613のフランジ1021で支持される。
テーパーカップリング1017の先端部1061と、フランジ1023のコレット部1035とは、チャッキングにより接続されている。また、押圧部1013から後端部1063への押圧力により、テーパーカップリング1017の先端部1061は、フランジ1023のコレット部1035に押圧されている。また、テーパーカップリング1017の軸部1062は、駆動カップリング1015の内径側に遊びのある状態で支持されている。このような構成により、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とは、ガタ無く連結される。
駆動カップリング1015は、凹部1033、凸部1031、及び爪部1042により、フランジ1021とは遊びのある状態で接続されつつ、テーパーカップリング1017とも遊びのある状態で接続されている。
ただし、駆動カップリング1015及びテーパーカップリング1017は、伝達ピン1081が貫通されている。伝達ピン1081は、駆動軸1011に貫通して設けられている。よって、駆動カップリング1015の振動は、伝達ピン1081に伝わる。伝達ピン1081に伝わった振動の詳細について図8,9を用いて説明する。
図8は、駆動軸1011、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、第1の長穴1051、第2の長穴1054、及び伝達ピン1081を含めた断面図である。上記で説明したように、駆動カップリング1015と、テーパーカップリング1017とは遊びのある状態に配置される。また、駆動カップリング1015の内径は、テーパーカップリング1017の外径よりも大きい。このような構成により、テーパーカップリング1017と、駆動カップリング1015とは遊びのある状態となる。よって、駆動カップリング1015の振動は、テーパーカップリング1017に伝わらない。
図9は、駆動軸1011、駆動カップリング1015、テーパーカップリング1017、第1の長穴1051、第2の長穴1054、及び伝達ピン1081を含めた詳細な断面図である。伝達ピン1081の径は、駆動カップリング1015の第2の長穴1054の短径及びテーパーカップリング1017の第1の長穴1051の短径の何れよりも小さい。このような構成により、伝達ピン1081と、テーパーカップリング1017とは圧入されない。よって、伝達ピン1081の振動は、テーパーカップリング1017には伝わらない。
また、上記で説明したように、駆動カップリング1015の第2の長穴1054の短径は、テーパーカップリング1017の第1の長穴1051の短径よりも小さい。さらに、駆動軸1011には固定ピン1083が設けられている。
固定ピン1083は、軸部1062の位相、すなわち、テーパーカップリング1017の位相を決める。固定ピン1083は、テーパーカップリング1017の穴1057により、テーパーカップリング1017の第1の長穴1051と、伝達ピン1081との間に隙間が生じる位置に軸部1062を支持する。固定ピン1083は、駆動軸1011の回転時には、駆動軸1011と軸部1062とを同位相で回転させる。
伝達ピン1081は、駆動軸1011の停止時には、駆動カップリング1015の第2の長穴1054及びテーパーカップリング1017の第1の長穴1051のそれぞれと一定の距離を保持する。伝達ピン1081は、駆動軸1011の回転時には、テーパーカップリング1017の第1の長穴1051の側面とは一定の距離を保持しつつ、駆動カップリング1015の第2の長穴1054の側面とは接触する。このような構成により、駆動カップリング1015で生じた振動は、伝達ピン1081には伝わるが、伝達ピン1081の振動は、テーパーカップリング1017には伝わらない。よって、駆動カップリング1015の振動は、像担持体613に伝わらない。
例えば、像担持体613のフランジ1021の中心と、駆動カップリング1015の中心とにずれが生じ、駆動カップリング1015で振動が生じても、駆動カップリング1015の振動は、伝達ピン1081を介して、テーパーカップリング1017に伝わらない。よって、駆動カップリング1015の振動に起因する駆動カップリング1015の回転ムラは、像担持体613に伝わらない。したがって、像担持体613の回転ムラは抑制される。
図10は、テーパーカップリング1017の有無による色ずれ量を比較した図である。図10のうち、左側一列のグラフは、テーパーカップリング1017がない場合の像担持体613の転写位置を示す。一方、図10のうち、右側一列のグラフは、テーパーカップリング1017がある場合の像担持体613の転写位置を示す。図10に示すように、テーパーカップリング1017が、駆動カップリング1015の内径側に遊びのある状態で支持されたことにより、像担持体613の転写位置の色ずれ量が大幅に改善されている。
このように、画像形成装置1は、像担持体613の回転ムラを抑制する。よって、画像形成装置1は、像担持体613のそれぞれに形成される各色のトナー画像の色ズレを防止する。
具体的には、駆動カップリング1015により、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを遊びのある状態で接続させ、駆動カップリング1015と駆動軸1011との間にテーパーカップリング1017を挿通させている。テーパーカップリング1017は、駆動カップリング1015とは別体であり、駆動カップリング1015と、駆動軸1011との両方と遊びがある。
より具体的には、テーパーカップリング1017は、先端部1061がテーパー型のチャック構造からなるため、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを、がたつき無く接続させる。これにより、駆動軸1011と、像担持体613とのがたつきを解消することができる。また、テーパーカップリング1017は、軸部1062が駆動カップリング1015の内径より小さいため、駆動時に発生する微小なガタによる振動が像担持体613に伝わらない。これにより、像担持体613の回転ムラは悪化しない。
以上、画像形成装置1は、駆動カップリング1015と別体に構成されたテーパーカップリング1017により、駆動軸1011と、像担持体613とのがたつきを解消しつつ、像担持体613の回転ムラの悪化を回避することができるため、色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
また、駆動カップリング1015に形成されている第2の長穴1054の短径は、伝達ピン1081の径より大きいため、伝達ピン1081と、第2の長穴1054との間には隙間がある。よって、駆動軸1011の回転に伴って駆動カップリング1015が回転すると、伝達ピン1081の両端は、それぞれの第2の長穴1054内を反対方向に移動する。このとき、伝達ピン1081と、軸部1062に形成されている第1の長穴1051との間にも隙間があり、伝達ピン1081の両端はそれぞれの第2の長穴1054に同時に接触するため、回転中心が移動しない。よって、像担持体613の回転ムラを減少させることができる。
したがって、画像形成装置1は、駆動軸1011の回転時、伝達ピン1081が同時に第2の長穴1054のそれぞれに接触することにより、回転中心を移動させることがないため、像担持体613の回転ムラを減少させることができる。
よって、駆動軸1011の回転時、伝達ピン1081は第2の長穴1054を介して駆動カップリング1015と一体的に回転する。したがって、像担持体613のフランジ1021の中心と、駆動カップリング1015の中心とがずれることにより駆動カップリング1015に振動が生じる場合、駆動カップリング1015の振動は伝達ピン1081には伝わる。
しかし、固定ピン1083は、第1の長穴1051と、伝達ピン1081との間に隙間が生じる位置に軸部1062を支持し、駆動軸1011の回転時には、駆動軸1011と、軸部1062とを同位相で回転させるため、駆動カップリング1015の振動は、軸部1062には伝わらない。よって、駆動カップリング1015の振動は、軸部1062を介してテーパーカップリング1017に伝わらない。テーパーカップリング1017は、像担持体613のフランジ1021と面接触しているが、像担持体613に駆動カップリング1015の振動を伝えることがないため、像担持体613の回転ムラの悪化を回避させることができる。
したがって、画像形成装置1は、固定ピン1083により、第1の長穴1051と伝達ピン1081との間の隙間を維持させるため、駆動カップリング1015の振動を像担持体613に伝えることがなく、像担持体613の回転ムラの悪化を回避させることができる。
また、伝達ピン1081は、駆動軸1011の回転時には、第1の長穴1051の側面とは一定の距離を保持しつつ、第2の長穴1054の側面とは接触する。よって、駆動カップリング1015を介して駆動軸1011の回転を像担持体613のフランジ1021には伝えつつ、駆動カップリング1015の振動を軸部1062、すなわち、テーパーカップリング1017には伝えない。したがって、駆動カップリング1015の振動を像担持体613に伝わらない構造とすることができるため、特に顕著に色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
このようにして、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、像担持体613に形成されたトナー像を被転写媒体621に転写する画像形成装置1であって、像担持体613に回転力を伝達させる駆動軸1011と、駆動軸1011の軸方向に移動可能に支持され、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを遊びのある状態で接続させる駆動カップリング1015と、駆動カップリング1015の内径側に遊びのある状態で支持され、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とを押さえつけるテーパーカップリング1017と、テーパーカップリング1017を駆動軸1011の軸方向に押圧する押圧部1013とを備え、テーパーカップリング1017は、テーパー型のチャック構造からなり、テーパー型のチャック構造による弾性力及び押圧部1013による押圧力により、駆動軸1011と、像担持体613のフランジ1021とに面接触する先端部1061と、円筒構造からなり、円筒構造の外径が、駆動カップリング1015の内径よりも小さい軸部1062とから構成されたものである。
これにより、画像形成装置1は、色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、駆動軸1011に貫通して設けられ、駆動カップリング1015に回転力を伝達させる伝達ピン1081をさらに備え、軸部1062は、駆動軸1011の軸方向に第1の長穴1051が対向して形成され、第1の長穴1051のそれぞれの短径が、伝達ピン1081の径よりも大きく、駆動カップリング1015は、駆動軸1011の軸方向に第2の長穴1054が対向して形成され、第2の長穴1054のそれぞれの短径が、伝達ピン1081の径よりも大きく、伝達ピン1081は、駆動軸1011の回転時には、第2の長穴1054のそれぞれと同時に接触する。
これにより、画像形成装置1は、像担持体613の回転ムラを減少させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、駆動軸1011に設けられ、軸部1062の位相を決める固定ピン1083をさらに備え、固定ピン1083は、第1の長穴1051と、伝達ピン1081との間に隙間が生じる位置に軸部1062を支持し、駆動軸1011の回転時には、駆動軸1011と軸部1062とを同位相で回転させる。
これにより、画像形成装置1は、像担持体613の回転ムラの悪化を回避させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、伝達ピン1081は、駆動軸1011の停止時には、第2の長穴1054及び第1の長穴1051のそれぞれと一定の距離を保持し、駆動軸1011の回転時には、第1の長穴1051の側面とは一定の距離を保持しつつ、第2の長穴1054の側面とは接触する。
これにより、画像形成装置1は、特に顕著に色ずれのない良好な画像品質を得ることができる。
以上、本発明に係る画像形成装置1を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、押圧部1013がつるまきばねから構成される一例について説明したが、これに限らず、弾性力が機能する部材であればよい。
また、テーパーカップリング1017が樹脂成形されたものである一例について説明したが、これに限らず、薄い軟体構造であって、弾性力が機能するものであればよい。
また、画像読取信号Soutが、R色、G色、及びB色成分を含むデジタルの画像データ(RGBコード)としてRGB表色系で定まる一例について説明したが、これに限らず、L*a*b*表色系等のような異なる表色系で定まるものであってもよい。
1 画像形成装置
11 画像形成装置本体
12 画像読取部
121 第1のプラテンガラス
122 第2のプラテンガラス
123 光源
124〜126 ミラー
127 結像光学部
128 イメージセンサー
14 自動原稿送り装置
141 原稿載置部
142a,142b,143,144 ローラー
145 反転部
146 排紙皿
20 給紙部
200 給紙カセット
201 送り出しローラー
30 搬送部
300 搬送経路
302A 給紙ローラー
302B,302C,302D 搬送ローラー
303 レジストローラー
304 排紙ローラー
305 排紙トレイ
306 分岐部
307A 循環通紙路
307B 反転搬送路
307C 再給紙搬送路
41 制御部
43 画像処理部
60 画像形成部
601,601Y,601M,601C,601K 画像形成ユニット
611,611Y,611M,611C,611K LED書き込みユニット
612,612Y,612M,612C,612K 現像部
613,613Y,613M,613C,613K 像担持体
614,614Y,614M,614C,614K 帯電部
616,616Y,616M,616C,616K クリーニング部
620 中間転写部
621 被転写媒体
622,622Y,622M,622C,622K 一次転写ローラー
623 二次転写ローラー
624 ベルトクリーニング装置
630 定着部
631 定着ローラー
632 加圧ローラー
633 加熱部
71 位置決めセンサー
1001 駆動装置
1011 駆動軸
1013 押圧部
1015 駆動カップリング
1017 テーパーカップリング
1021、1023 フランジ
1030 貫通口
1031 凸部
1033 凹部
1035 コレット部
1041 胴体部
1042 爪部
1051、1051a、1051b 第1の長穴
1054、1054a、1054b 第2の長穴
1057 穴
1061 先端部
1062 軸部
1063 後端部
1071a、1071b 切込部
1081 伝達ピン
1083 固定ピン

Claims (4)

  1. 像担持体に形成されたトナー像を被転写媒体に転写する画像形成装置であって、
    前記像担持体に回転力を伝達させる駆動軸と、
    前記駆動軸の軸方向に移動可能に支持され、該駆動軸と、前記像担持体のフランジとを遊びのある状態で接続させる駆動カップリングと、
    前記駆動カップリングの内径側に遊びのある状態で支持され、前記駆動軸と、前記像担持体のフランジとを押さえつけるテーパーカップリングと、
    前記テーパーカップリングを前記駆動軸の軸方向に押圧する押圧部と
    を備え、
    前記テーパーカップリングは、
    テーパー型のチャック構造からなり、該テーパー型のチャック構造による弾性力及び前記押圧部による押圧力により、前記駆動軸と、前記像担持体のフランジとに面接触する先端部と、
    円筒構造からなり、該円筒構造の外径が、前記駆動カップリングの内径よりも小さい軸部と
    から構成された画像形成装置。
  2. 前記駆動軸に貫通して設けられ、前記駆動カップリングに前記回転力を伝達させる伝達ピン
    をさらに備え、
    前記軸部は、
    前記駆動軸の軸方向に第1の長穴が対向して形成され、該第1の長穴のそれぞれの短径が、前記伝達ピンの径よりも大きく、
    前記駆動カップリングは、
    前記駆動軸の軸方向に第2の長穴が対向して形成され、該第2の長穴のそれぞれの短径が、前記伝達ピンの径よりも大きく、
    前記伝達ピンは、
    前記駆動軸の回転時には、前記第2の長穴のそれぞれと同時に接触する
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記駆動軸に設けられ、前記軸部の位相を決める固定ピン
    をさらに備え、
    前記固定ピンは、
    前記第1の長穴と、前記伝達ピンとの間に隙間が生じる位置に前記軸部を支持し、
    前記駆動軸の回転時には、前記駆動軸と前記軸部とを同位相で回転させる
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記伝達ピンは、
    前記駆動軸の停止時には、前記第1の長穴及び前記第2の長穴のそれぞれと一定の距離を保持し、
    前記駆動軸の回転時には、前記第1の長穴の側面とは一定の距離を保持しつつ、前記第2の長穴の側面とは接触する
    請求項3に記載の画像形成装置。
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