JPH11303883A - 軸継手、感光体ドラム用動力伝達ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

軸継手、感光体ドラム用動力伝達ユニット及び画像形成装置

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JPH11303883A
JPH11303883A JP10112059A JP11205998A JPH11303883A JP H11303883 A JPH11303883 A JP H11303883A JP 10112059 A JP10112059 A JP 10112059A JP 11205998 A JP11205998 A JP 11205998A JP H11303883 A JPH11303883 A JP H11303883A
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JP
Japan
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photosensitive drum
output
shaft
input
power transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP10112059A
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English (en)
Inventor
Kosei Betsushi
孝生 別紙
Toshiaki Kusuda
敏明 楠田
Hironobu Kono
博信 河野
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構造がコンパクトで耐久性に優れた軸継手を提
供する。 【解決手段】駆動軸66に嵌合・固定される筒状の入力
部材71の外周側には、所定の隙間をもって筒状の出力
部材72が係合されている。入力部材71と前記出力部
材72は、半径方向に入力側連結ピン73で連結されて
いる。又、出力部材72の内周側には、所定の隙間をも
って被駆動軸74が係合されている。この被駆動軸74
と出力部材72は、入力側連結ピン73と略直交する半
径方向に出力側連結ピン75で連結されている。入力側
連結ピン73と出力側連結ピン75は、その両端部が出
力部材72に配置された軸受76,77でスライド可能
且つ回動可能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙やプラスチッ
クシート等の転写体に画像を形成するプリンタ,複写
機,ファクシミリ等の画像形成装置に使用され、像担持
体としての感光体ドラムに動力を伝達するために使用さ
れる軸継手、感光体ドラム用動力伝達ユニット及びこれ
ら軸継手又は感光体ドラム用動力伝達ユニットを備えた
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、紙等のシート材(転写体)にカ
ラー画像を形成するレーザープリンタは、一般に転写ド
ラム方式,中間転写方式,タンデム方式及び多重現像方
式の4種の記録方式に分類される。このうち、近年の高
速記録化の要請の下、記録速度において他の方式よりも
優れたタンデム方式が多く採用されるようになってい
る。このタンデム方式のレーザープリンタは、シート材
の搬送方向にブラック,マゼンタ,シアン,イエローの
各画像形成手段を順次配置し、これら各画像形成手段に
形成されたトナー画像をシート材に転写した後、定着デ
バイス(定着手段)で所望のカラー画像をシート材に定
着させるようになっている。
【0003】このようなタンデム方式のレーザープリン
タは、各色の画像を精度良くシート材に転写しないと色
ずれを生じるため、画像形成手段を構成する各感光体ド
ラムを同一の回転速度で回転させる必要がある。
【0004】そのため、第1の感光体ドラムをモータで
回転駆動し、第1の感光体ドラムから第4の感光体ドラ
ムまでをアイドルローラを介して連繋することにより、
第1の感光体ドラムの回転をアイドルローラを介して第
4の感光体ドラムまで伝達するように構成された技術が
既に案出されている(特開平4−245261号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術
は、上記したように、モータで第1の感光体ドラムを直
接的に駆動するようになっているため、モータの出力軸
の軸心と感光体ドラムの回転軸の軸心とのずれや、モー
タ側の出力軸と感光体ドラムの回転軸の倒れを吸収し、
モータの回転を感光体ドラムに確実に伝達する手段とし
て軸継手が使用されている。しかしながら、従来のこの
種の軸継手は、構造が複雑で比較的大きなものであっ
た。そのため、プリンタの構成部品の小型化を図ること
により、プリンタ自体の小型化を図るということが困難
であり、構造がコンパクトで耐久性に優れた軸継手の提
供が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、この
ような要望に応えるために案出されたものであり、駆動
軸に嵌合・固定される筒状の入力部材と、この入力部材
の外周側に所定の隙間をもって係合する筒状の出力部材
と、前記入力部材と前記出力部材を半径方向に連結する
入力側連結ピンと、前記出力部材の内周側に所定の隙間
をもって係合する被駆動軸と、この被駆動軸と前記出力
部材とを前記入力側連結ピンと略直交する半径方向に連
結する出力側連結ピンと、前記入力側連結ピンと前記出
力側連結ピンにそれぞれ対応するように前記出力部材に
配置され、それら入力側連結ピンと出力側連結ピンとを
スライド可能且つ回動可能に支持する軸受と、を備えて
いる。
【0007】このような構成の本発明によれば、駆動軸
側の動力は、入力部材及び入力側連結ピンを介して出力
部材に伝達される。そして、出力部材から出力側連結ピ
ンを介して被駆動軸側へ伝達される。この際、駆動軸の
軸心と被駆動軸の軸心とに芯ずれを生じたり、両軸間に
軸の倒れを生じていても、駆動軸に固定された入力部材
と出力部材との間に所定の隙間があり、又、出力部材と
被駆動軸との間に所定の隙間があり、しかも略直交する
位置関係にある入力側連結ピン及び出力側連結ピンが共
に出力部材に配置された軸受でスライド可能に支持され
ているため、駆動軸が入力側連結ピンに案内されて所定
の隙間分だけ半径方向へ移動すると共に、被駆動軸が出
力側連結ピンに案内されて所定の隙間分だけ半径方向へ
移動して軸心のずれを吸収し、駆動軸が入力側連結ピン
を回動中心として所定の隙間分だけ回動すると共に、被
駆動軸が出力側連結ピンを回動中心として所定の隙間分
だけ回動して軸の倒れを吸収する。ここで、本発明は、
入力側連結ピン及び出力側連結ピンを出力部材に配置し
た軸受でスライド可能に支持しているため、入力側連結
ピンを駆動軸に配置した軸受で支持すると共に、出力側
連結ピンを被駆動軸に配置した軸受で支持する従来例に
比較して、軸受位置が半径方向外方側にある分だけ軸受
に作用する面圧が下がり、長期に亘り円滑に動力伝達を
行う。
【0008】又、請求項2の発明に係る感光体ドラム用
動力伝達ユニットは、前記請求項1の軸継手と、この軸
継手の被駆動軸に一体回動可能に且つスライド可能に係
合され、感光体ドラムの端部に一体回動可能に係合する
動力伝達部材と、この動力伝達部材を常時感光体ドラム
側へ付勢するバネ部材とを備え、前記請求項1の軸継手
の被駆動軸が感光体ドラムの回動中心部に形成された軸
穴に係合されることを特徴としている。
【0009】このような構成の本発明によれば、軸継手
の被駆動軸に伝達された動力は、動力伝達部材を介して
感光体ドラム側へ伝達される。この動力伝達中におい
て、動力伝達部材は、バネ部材によって常時感光体ドラ
ム側へ付勢されているため、容易に感光体ドラムとの係
合状態が解除されることがない。しかし、感光体ドラム
を交換するような場合、バネ部材のバネ力に抗して動力
伝達部材を被駆動軸上をスライドさせることにより、動
力伝達部材と感光体ドラムとの係合状態を解除すること
ができる。
【0010】請求項3の発明に係る画像形成装置は、前
記請求項1の発明に係る軸継手を介して感光体ドラム用
駆動手段と感光体ドラムとを連繋するようになってい
る。その結果、感光体ドラム用駆動手段の動力が、軸継
手を介して感光体ドラムに伝達され、感光体ドラムが長
期に亘り確実に回動する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0012】[カラープリンタの概略構成]図1は、本
発明の実施の形態に係るカラープリンタ(画像形成装
置)2の概略構成図である。
【0013】先ず、図1に基づいてカラープリンタ2の
概略構成を説明する。カラープリンタ2は、転写体とし
てのシート材3を一枚ずつ送り出す給紙部4と、この給
紙部4から送り出されたシート材を後述する作像部5ま
で搬送する搬送部6と、この搬送部6によって搬送され
たシート材に転写すべきトナー画像を形成する作像部5
と、前記搬送部6によって搬送されたシート材を受け取
り、そのシート材を所定方向に搬送すると共に、そのシ
ート材に作像部5で形成されたトナー像を転写する転写
搬送部7と、この転写搬送部7によって搬送されたシー
ト材上のトナー像をシート材に定着させる定着部8と、
この定着部8から排出されたシート材を受け取る排紙部
10と、前記作像部5に向けて露光用のレーザ光を照射
する光学ユニット11と、を備えている。
【0014】給紙部4は、第1の給紙トレイ12上に積
載したシート材3を給紙ローラ13とリバースローラ1
4とで一枚ずつ送り出す第1給紙部15と、手差しトレ
イ16上のシート材(図示せず)を給紙ローラ17で送
り出す第2給紙部18とからなっている。
【0015】搬送部6は、第1給紙部15から送り出さ
れたシート材3の移動を案内する搬送路20と、この搬
送路20の途中に配置された搬送ローラ21と、この搬
送ローラ21からシート材を受け取り、シート材の斜行
を補正して作像部5に送り込むレジストローラ対22
と、このレジストローラ対22よりもシート搬送方向上
流側の搬送路20に接続される手差し搬送路23とから
なっている。
【0016】作像部5は、シート搬送方向上流側から順
に、ブラックのトナー(以下、ブラックと略称する)を
有する第1作像部24、マゼンタ顔料を含むトナー(以
下、マゼンタと略称する)を有する第2作像部25、シ
アン顔料を含むトナー(以下、シアンと略称する)を有
する第3作像部26及びイエロー顔料を含むトナー(以
下、イエローと略称する)を有する第4作像部27とか
らなっている。そして、第1から第4の各作像部24〜
27は、円筒状の感光体ドラム28と、この感光体ドラ
ム28の外周面にトナー画像を作成する現像デバイス3
0と、感光体ドラム28上の残留トナーを除去するファ
ーブラシ31及びクリーニングブレード32を備えたク
リーニングデバイス33と、感光体ドラム28に電荷を
付与して感光体ドラム28を帯電させる帯電デバイス3
4とを有している。尚、この作像部5は、その支持フレ
ーム35と一体で画像形成装置本体36から引き出すこ
とができるようになっている。
【0017】転写搬送部7は、フッ素系樹脂材料製の無
端状転写ベルト37と、この転写ベルト37を巻掛ける
駆動ローラ38及びテンションローラ40と、各感光体
ドラム28と対向する位置にそれぞれ配置された転写ロ
ーラ41a,41b,41c,41dとを有している。
そして、これら転写ローラ41a〜41dと感光体ドラ
ム28とで転写ベルト37を挟むようになっている。
又、転写ベルト37内周側の適当な位置にベルトガイド
ローラ42,43が配置されている。尚、この転写搬送
部7は、感光体ドラム28,転写ローラ41a〜41d
及び転写ベルト37の劣化防止のため、プリント停止時
に2点鎖線位置まで下降させると共に、テンションロー
ラ40を駆動ローラ38側に僅かに移動させて、光体ド
ラム28と転写ローラ41a〜41dに作用する圧力、
及び転写ベルト37に作用するテンションを解放するよ
うになっている。又、この転写搬送部7は、白黒画像の
みを作成する場合、他のマゼンタ,シアン,イエローの
各転写ローラ41b〜41dを感光体ドラム28から離
間させる機構(図示せず)を備えている。ここで、駆動
ローラ38は、図示しないトルクリミッタを介して図示
しない駆動モータに連繋されており、所定以上のトルク
が作用すると駆動モータに対してすべりを生じるように
なっている。したがって、転写ベルト37は、駆動ロー
ラ38によって駆動力を付与されているが、感光体ドラ
ム28の回転に従動することになる。
【0018】定着部8は、ヒータを内蔵した加熱ローラ
44と、定着ローラ45と、これら加熱ローラ44と定
着ローラ45とに巻掛けられた金属製の無端状ベルト4
6と、定着ローラ45に押し付けられる加圧ローラ47
とを有している。そして、無端状ベルト46の外表面に
油を供給するドナーローラ48と、このドナーローラ4
8にころがり接触するオイルローラ50とクリーニング
ローラ51とが配置されている。
【0019】排紙部10は、定着部8から排出されたシ
ート材を排出路53を介して画像形成装置本体36上部
に導き、画像形成面を裏にして積載する排紙トレイ54
を有している。尚、排紙部カバー52は、ジャム処理時
には画像形成装置本体36から引き出し、ジャム処理し
ない場合には画像形成装置本体36内に収納することが
できるようになっている。
【0020】光学ユニット11は、ポリゴンスキャナミ
ラー55と結像レンズ56,57及びミラー58とが各
感光体ドラム28に対応して配置されており、レーザー
光を光学ユニット支持板60に形成されたスリット61
から感光体ドラム28に向けて照射するようになってい
る。
【0021】このように構成されたカラープリンタ2
は、第1給紙部15又は第2給紙部18からシート材が
送り出されると、そのシート材が搬送部6によって第1
作像部24の感光体ドラム28と転写搬送部7の転写ベ
ルト37との間に送り込まれる。そして、シート材は、
感光体ドラム28と転写ローラ41a〜41dとの間を
転写ベルト37で搬送される間に、ブラック,マゼン
タ,シアン,イエローの各感光体ドラム28に形成され
たトナー像が順次転写される。そして、カラー画像の転
写が終了したシート材は、転写ベルト37によって定着
部8の定着ローラ45と加圧ローラ47との間に送り込
まれ、ここで加熱・加圧されてカラートナー像が定着さ
れる。定着作業が終了したシート材は、排紙トレイ54
に排出されることになる。
【0022】[感光体ドラム駆動装置]次ぎに、上記カ
ラープリンタ2に使用される感光体ドラム駆動装置1を
図2に基づいて説明する。
【0023】ブラック,マゼンタ,シアン,イエローの
各作像部24〜27を構成する感光体ドラム28は、そ
の外周の両端部を軸受62を介して支持フレーム63に
回動可能に支持されている。そして、この感光体ドラム
28は、軸継手64を介して駆動手段(感光体ドラム用
駆動手段)65の出力軸66に接続されている。ここ
で、本実施の形態は、感光体ドラム用駆動手段65とし
て遊星ローラ減速機付サーボモータを使用している。
又、軸継手64は、出力軸66と感光体ドラム28側の
軸28aとを直接接続するものであり、軸心のずれや軸
の倒れを吸収して動力を伝達するため、後述する構造の
軸継手が採用される。
【0024】駆動手段65の出力軸66には、出力軸6
6の回転数を検知する回転数検知手段としての回転セン
サ67が配置されている。この回転センサ67として
は、例えば出力軸66の回転数をデジタル的に検出する
光学式ロータリーエンコーダが採用される。
【0025】回転センサ67からの出力信号は、駆動手
段65に制御信号を出力するコントローラ(制御手段
(CPU))68に入力されるようになっている。そし
て、コントローラ68は、ブラック,マゼンタ,シア
ン,イエローの各感光体ドラム28を回転駆動する各駆
動手段65の回転数が同一の回転数となるように、各回
転センサ67からの出力信号に基づいて各駆動手段65
に制御信号を出力する。
【0026】このような構成の感光体ドラム駆動装置1
は、感光体ドラム28の外周の両端部を直接軸受62で
支持してあるため、感光体ドラム28が精度良く回転す
る。通常、感光体ドラム28は、そのドラムフランジ2
8bに軸28aを設けるか、又は回転軸(図示せず)を
介して回転駆動するようになっており、その軸28a又
は回転軸を軸受(図示せず)で支持するようになってい
たため、ドラムフランジ28bの外径精度,ドラムフラ
ンジ28bに対する軸心精度,軸28aのたわみ等の影
響で感光体ドラム28の回転ムラが大きくなる。この感
光体ドラム28の回転ムラは、カラープリンタ2におい
て色ずれとして現れ、画質を悪化させる原因となる。し
かし、上述のように、本実施の形態の感光体ドラム駆動
装置1は、感光体ドラム28の外周が直接軸受62で支
持され、感光体ドラム28の回転ムラを減少させること
ができるので、カラープリンタ2に使用されても色ずれ
を効果的に抑制することができる。
【0027】又、このような構成の感光体ドラム駆動装
置1は、各感光体ドラム28に対応して配置された駆動
手段65によって感光体ドラム28をそれぞれ単独で回
転させるようになっている。この点において、本実施の
形態は、単独の駆動手段にアイドルローラを介して複数
の感光体ドラムを連繋して、単独の駆動手段で複数の感
光体ドラムを回転駆動する従来例に比較して、アイドル
ローラの回転伝達精度が感光体ドラムの回転精度に悪影
響を及ぼすことがない分、感光体ドラム28が精度良く
回転することになる。したがって、本実施の形態は、上
記感光体ドラム28の外周を軸受62で直接支持する効
果と、各感光体ドラム28を各駆動手段65で回動させ
る効果とが相俟って、従来例よりも格段に精度良く感光
体ドラム28を回動させることができる。したがって、
このような感光体ドラム駆動装置1を備えたカラープリ
ンタ2は、色ずれを効果的に抑制することができ、高画
質化を図ることができる。
【0028】又、このような構成の感光体ドラム駆動装
置1は、駆動手段65の出力軸66の回転を検知する回
転センサ67を備え、この回転センサ67からの出力信
号に基づいて、コントローラ68が各駆動手段65に制
御信号を出力し、各駆動手段65の回転数が同一回転数
になるように作動制御するため、複数の感光体ドラム2
8が同一の回転数で精度良く回転することになる。した
がって、このような構成の感光体ドラム駆動装置1をカ
ラープリンタ2に使用すれば、色ずれの少ない高画質化
されたカラープリンタ2を提供することが可能となる。
【0029】加えて、このような構成の感光体ドラム駆
動装置は、単一のコントローラ68で複数の駆動手段6
5を回転制御することができるので、各駆動手段65毎
にコントローラ68を設置する場合に比較して、感光体
ドラム駆動装置1全体を小型化することが可能となり、
ひいては該感光体ドラム駆動装置1を使用するカラープ
リンタ2の小型化を図ることができる。又、カラープリ
ンタ2は、このような小型化された感光体ドラム駆動装
置1を備えることにより、内部に空きスペースを作るこ
とができ、設計の自由度が増すことになる。
【0030】[軸継手及び感光体ドラム用動力伝達ユニ
ット]次ぎに、軸継手64及びこの軸継手64を備えた
感光体ドラム用動力伝達ユニット70について図3〜図
9に基づいて説明する。尚、図3は、感光体ドラム用動
力伝達ユニット70の構成を示す断面図である。図4
は、図3のA−A線に沿う断面図である。図5は、図3
のB−B線に沿う断面図である。図6は、動力伝達部材
の背面図である。図7は、出力部材と入力部材との係合
状態を示す図である。図8は、出力部材と被駆動軸との
係合状態を示す図である。図9は、動力伝達部材と感光
体ドラムとの係合部を示す斜視図である。
【0031】(軸継手)軸継手64は、駆動軸としての
駆動手段65の出力軸66に嵌合・固定される筒状の入
力部材71と、この入力部材71の外周に所定の隙間を
もって係合する筒状の出力部材72と、これら入力部材
71と出力部材72とを半径方向に連結する入力側連結
ピン73と、出力部材72の内周側に所定の隙間をもっ
て係合する被駆動軸74と、入力側連結ピン73と略直
交する方向で被駆動軸74と出力部材72とを連結する
出力側連結ピン75と、入力側連結ピン73及び出力側
連結ピン75を支持する軸受76,77とを備えてい
る。
【0032】このうち、筒状の入力部材71は、その内
周側の小径部71aの途中まで駆動手段65の出力軸6
6が嵌合されており、その出力軸66にねじ78で固定
され、その出力軸66と一体に回動するようになってい
る。又、入力部材71の出力軸66が嵌合されていない
部分には、貫通穴80が形成されており、その貫通穴8
0に入力側連結ピン73が嵌合され、図4に示すよう
に、その入力側連結ピン73が入力部材71に螺合され
たねじ81で固定されている。この入力側連結ピン73
は、その両端部が出力部材72に配置された軸受76で
スライド可能且つ回動可能に支持されている。これによ
って、入力部材71と出力部材72とが入力側連結ピン
73によって半径方向に連結されることになる。尚、軸
受76は、入力部材71の貫通穴80に対応するように
形成された出力部材72の貫通穴82に嵌着されてお
り、摩擦抵抗の少ない合成樹脂材料や金属材料により円
筒状に形成されている。
【0033】入力部材71の大径部71bには、被駆動
軸74の一端側が隙間をもって係合されている。ここ
で、被駆動軸74の一端側には、図5に示すように、入
力側連結ピン73と略直交する方向に貫通穴83が形成
されており、この貫通穴83に出力側連結ピン75が嵌
合され、この出力側連結ピン75がねじ84により固定
されている。この被駆動軸74に固定された出力側連結
ピン75は、入力部材71に形成された大径の穴85を
隙間をもって貫通し、その両端部が出力部材72に配置
された軸受77でスライド可能に且つ回動可能に係合さ
れている。尚、軸受77は、前記入力側連結ピン73の
軸受76と同様に、摩擦抵抗の少ない合成樹脂材料や金
属材料により円筒状に形成されている。
【0034】そして、図3〜図5に示すように、ねじ8
1を入力部材71のねじ穴86に螺合させたり、そのね
じ81で入力側連結ピン73を入力部材71に締め付け
固定するための工具挿入用の作業穴87が出力部材72
に形成されている。又、ねじ84を被駆動軸74のねじ
穴88に螺合させたり、そのねじ84で出力側連結ピン
75を被駆動軸74に締め付け固定するための工具挿入
用の作業穴90,91が入力部材71と出力部材72に
それぞれ形成されている。尚、各作業穴87,90,9
1は、ねじ81,84よりも大径に形成されている。
【0035】ここで、図3、図7及び図8に示すよう
に、出力部材72の端部には、入力部材71の端部と被
駆動軸74にそれぞれ所定の隙間をもって係合する穴9
2.93が形成されている。このうち、入力部材71と
係合する穴92は、図7に示すように、図中上下方向に
は比較的大きな隙間でもって入力部材71と係合し、図
中左右方向には比較的小さな隙間でもって入力部材71
と係合するように、図中左右方向に二面幅部92aが形
成されている。その結果、出力部材72は、入力部材7
1に対して、図中上下方向への移動量と入力側連結ピン
73を中心とする回動量が規制される。また、被駆動軸
74と係合する穴93は、図8に示すように、図中上下
方向には比較的小さな隙間をもって被駆動軸74と係合
し、図中左右方向には比較的大きな隙間でもって被駆動
軸74と係合するように、図中上下方向に二面幅部93
aが形成されている。その結果、被駆動軸74は、出力
部材72に対して、図中左右方向への移動量と出力側連
結ピン75を回動中心とする回動量が規制される。即
ち、入力部材71に対して、被駆動軸74は移動と回動
とが規制されるわけである。尚、入力部材71の端面と
出力部材72の端面との間には、両者の相対移動を許容
する隙間L1が形成されている。又、被駆動軸74の端
面と入力部材71の端面との間には、両者の相対移動を
許容する隙間L2が形成されている。
【0036】このような構成の軸継手64は、入力部材
71と出力部材72とを半径方向に入力側連結ピン73
で連結し、その入力側連結ピン73をねじ81で入力部
材71に固定すると共に、出力部材72と被駆動軸74
とを出力側連結ピン75で連結し、その出力側連結ピン
75をねじ84で被駆動軸74に固定する。その後、入
力部材71と駆動手段65の出力軸66とを嵌合した
後、ねじ84で入力部材71と出力軸66とを固定する
ようになっている。
【0037】このように構成された本実施の形態の軸継
手64は、駆動手段65の出力軸(駆動軸)66側の動
力は、入力部材71及び入力側連結ピン73を介して出
力部材72に伝達される。そして、出力部材72から出
力側連結ピン75を介して被駆動軸74側へ伝達され
る。この際、出力軸66の軸心と被駆動軸74の軸心と
に芯ずれを生じたり、両軸間に軸の倒れを生じていて
も、出力軸66に固定された入力部材71と出力部材7
2との間に所定の隙間があり、又、出力部材72と被駆
動軸74との間に所定の隙間があり、しかも略直交する
位置関係にある入力側連結ピン73及び出力側連結ピン
75が共に出力部材72に配置された軸受76,77で
スライド可能に支持されているため、出力部材72が入
力側連結ピン73に案内されて軸心のずれ分だけ半径方
向へ移動すると共に、被駆動軸74が出力側連結ピン7
5に案内されて軸心のずれ分だけ半径方向へ移動して軸
心のずれを吸収する。又、出力軸66と被駆動軸74が
軸の倒れを生じていても、出力軸66が入力側連結ピン
73を回動中心として軸心のずれ分だけ回動すると共
に、被駆動軸74が出力側連結ピン75を回動中心とし
て軸心のずれ分だけ回動して軸の倒れを吸収する。
【0038】以上のように、本実施の形態に係る軸継手
64は、駆動手段65側の出力軸(駆動軸)66に嵌合
・固定される入力部材71がその外周に配置された出力
部材72と入力側連結ピン73で連結され、出力部材7
2の内周側に配置された被駆動軸74と出力部材72と
が出力側連結ピン75で連結されて、各連結ピン73,
75が出力部材72の軸受76,77でスライド可能に
支持されるという簡単でコンパクトな構造であり、この
構造で出力軸66と被駆動軸74との軸心のずれ及び倒
れを吸収して、円滑且つ確実に動力伝達するようになっ
ている。このように、本実施の形態の軸継手64は、全
体構造が簡単でコンパクトであるため、本実施の形態に
係る軸継手64を使用したカラープリンタ2の小型化を
図ることができ、又、カラープリンタ2の設計の自由度
を増すことができる。
【0039】本実施の形態に係る軸継手64は、入力側
連結ピン73及び出力側連結ピン75を出力部材72に
配置した軸受76,77でスライド可能に支持している
ため、入力側連結ピン73を出力軸66に配置した軸受
で支持すると共に、出力側連結ピン75を被駆動軸74
に配置した軸受で支持する従来例に比較して、軸受位置
が半径方向外方側にある分だけ軸受76,77に作用す
る面圧が下がり、耐久性が向上し、長期に亘り円滑に動
力伝達を行うことができる。
【0040】(感光体ドラム用伝達ユニット)次ぎに、
上記実施の形態の軸継手64を使用する感光体ドラム用
動力伝達ユニット70を、図3、図6及び図9に基づい
て説明する。
【0041】本実施の形態に係る感光体ドラム用動力伝
達ユニット70は、被駆動軸74に一体回動可能に且つ
スライド可能に係合され、感光体ドラム28の端部に係
合する動力伝達部材96と、この動力伝達部材96を感
光体ドラム28側へ付勢するバネ部材97とを備えてい
る。
【0042】このうち、動力伝達部材96は、図6に示
すように、被駆動軸74との嵌合面側に複数形成された
スライド溝98が被駆動軸74に取り付けられた係合ピ
ン100に係合し、上記したように、被駆動軸74と一
体回動し、且つ被駆動軸74上をスライドできるように
なっている。尚、図9に示すように、この動力伝達部材
96の感光体ドラム28に対向する側の面96aには、
感光体ドラム28の係合溝101に係合する突起102
が複数形成されている。
【0043】又、バネ部材97は、被駆動軸74の大径
部74aの端面74bと動力伝達部材96の端面96b
との間に介装されており、動力伝達部材96を常時感光
体ドラム28側へ付勢するようになっている。ここで、
被駆動軸74の感光体ドラム28側の先端74cがテー
パ状に形成されており、後述する感光体ドラム28の軸
穴103に係合し易くなるように工夫されている。又、
被駆動軸74には、バネ部材97で付勢された動力伝達
部材96の軸方向位置を規制する軸用止め輪104が取
り付けられている。
【0044】尚、本実施の形態においては、動力伝達部
材96と被駆動軸74とを係合ピン100とスライド溝
98とで係合する構成を採用しているが、これに限られ
ず、動力伝達部材96と被駆動軸74とを一体回動可能
に且つスライド可能に連繋することができるものであれ
ばよく、スプラインやセレーション等で係合するように
してもよい。又、バネ部材97は、コイルスプリングを
使用する態様を示したが、これに限られず、動力伝達部
材96を感光体ドラム28側へ弾性的に付勢することが
できるものであれば、適宜変更使用することができる。
更に、係合ピン100とスライド溝98が被駆動軸74
の周上の2箇所で係合するようになっているが、これに
限られず、係合ピン100とスライド溝98を2セット
以上設けるようにしてもよい。
【0045】ここで、図9に示すように、本実施の形態
に係る感光体ドラム用動力伝達ユニット70は、被駆動
軸74の先端74cを感光体ドラム28の回動中心部に
形成された軸穴103に係合すると共に、突起102を
感光体ドラム28の係合溝101に係合することによ
り、感光体ドラム28が感光体ドラム用動力伝達ユニッ
ト70を介して連繋されることになる。
【0046】このような構成の本実施の形態によれば、
軸継手64の被駆動軸74に伝達された動力は、動力伝
達部材96を介して感光体ドラム28側へ伝達される。
この動力伝達中において、動力伝達部材96は、バネ部
材97によって常時感光体ドラム28側へ付勢されてい
るため、容易に感光体ドラム28との係合状態が解除さ
れることがない。しかし、感光体ドラム28を交換する
ような場合、バネ部材97のバネ力に抗して動力伝達部
材96を被駆動軸74上をスライドさせることにより、
動力伝達部材96と感光体ドラム28との係合状態を解
除することができる。尚、感光体ドラム用動力伝達ユニ
ット70を感光体ドラム28に係合する際に、動力伝達
部材96の突起102が感光体ドラム28の係合溝10
1に合致しない場合、動力伝達部材96が常時バネ部材
97で感光体ドラム28側へ付勢されているため、動力
伝達部材96側又は感光体ドラム28側の少なくとも一
方を僅かに回動させれば、動力伝達部材96の突起10
2が感光体ドラム28の係合溝101に円滑に係合す
る。
【0047】上記のように、本実施の形態の感光体ドラ
ム用動力伝達ユニット70は、構造が簡単で且つコンパ
クトな軸継手64を備えているため、全体構造を小型化
することができる。したがって、本実施の形態の感光体
ドラム用動力伝達ユニット70を備えたカラープリンタ
2は、全体構造を小型化することができる。
【0048】ここで、上記のような軸継手64や感光体
ドラム用動力伝達ユニット70を備えたカラープリンタ
は、駆動手段65の出力軸66と感光体ドラム28とを
軸継手64を介して接続するようになっている。これ
は、駆動手段65の出力軸66と感光体ドラム28とを
歯車で連繋すると、歯車の歯数の周期でもって感光体ド
ラム28に回転ムラが生じるので、これを避けるためで
ある。したがって、本実施の形態のカラープリンタ2に
よれば、駆動手段65との連繋部分の影響で感光体ドラ
ム28に回転ムラを生じることがなく、色ずれを抑制す
ることができ、高画質化が可能となる。
【0049】尚、上記実施の形態に係る軸継手は、画像
形成装置としてのカラープリンタに適用する例を採って
説明したが、これに限られず、ファクシミリ,複写機等
に広く適用することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、駆動軸に嵌合
・固定される筒状の入力部材とこの入力部材の外周側に
所定の隙間をもって係合する筒状の出力部材とが入力側
連結ピンで半径方向に連結され、出力部材の内周側に所
定の隙間をもって係合する被駆動軸と出力部材とが前記
入力側連結ピンと略直交する半径方向に出力側連結ピン
で連結され、それら入力側連結ピンと出力側連結ピンと
が出力部材に配置された軸受でスライド可能に支持され
るようになっているため、構造が複雑な市販の自在継ぎ
手やオルダム継ぎ手等に比較して構造が簡単であり、設
計条件に適合させて容易にコンパクト化を図ることがで
きる。又、請求項1の発明によれば、駆動軸と被駆動軸
との間に芯ずれや軸の倒れがあっても、駆動軸(入力部
材)が所定の隙間分だけ入力側連結ピンに案内されて移
動すると共に、被駆動軸が所定の隙間分だけ出力側連結
ピンに案内されて移動して軸心のずれを吸収し、又、駆
動軸が所定の隙間分だけ入力側連結ピンを中心として回
動すると共に、被駆動軸が所定の隙間分だけ出力側連結
ピンを中心として回動して軸の倒れを吸収することがで
きる。更に、請求項1の発明によれば、入力側連結ピン
及び出力側連結ピンを出力部材に配置した軸受でスライ
ド可能に且つ回動可能に支持しているため、入力側連結
ピンを駆動軸に配置した軸受で支持すると共に、出力側
連結ピンを被駆動軸に配置した軸受で支持する場合に比
較して、軸受位置が半径方向外方側にある分だけ軸受に
作用する面圧が下がり、軸受の耐久性が向上し、長期に
亘り円滑に動力伝達を行うことができる。
【0051】又、請求項2の発明に係る感光体ドラム用
動力伝達ユニットは、請求項1の発明に係る軸継手の被
駆動軸に、動力伝達部材を一体回動可能に且つスライド
可能に係合し、この動力伝達部材をバネ部材で付勢して
感光体ドラムの端部に一体回動可能に係合させると共
に、被駆動軸を感光体ドラムの回動中心部に形成された
軸穴に係合するようになっているため、感光体ドラムの
駆動力が軸継手及び動力伝達部材を介して感光体ドラム
に伝達されるが、この動力伝達中において、動力伝達部
材がバネ部材によって常時感光体ドラム側へ付勢されて
いるため、容易に感光体ドラムとの係合状態が解除され
ることがなく、確実に動力伝達が行われる。一方、感光
体ドラムを交換するような場合、バネ部材のバネ力に抗
して動力伝達部材をスライドさせることにより、動力伝
達部材と感光体ドラムとの係合状態を解除することがで
きるので、感光体ドラムの交換作業を容易に行うことが
可能になる。又、請求項2の発明は、構造が簡単で且つ
コンパクトな軸継手を備えているため、感光体ドラム用
動力伝達ユニット自体の小型化を図ることができる。
【0052】請求項3の発明に係る画像形成装置は、前
記請求項1のコンパクトな軸継手を介して感光体ドラム
用駆動手段と感光体ドラムを連繋するようになっている
ため、画像形成装置自体の小型化を図ることができ、
又、コンパクトな軸継手を使用することにより画像形成
装置の設計の自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成図。
【図2】本発明に係る感光体ドラム駆動装置の構成図。
【図3】本発明に係る感光体ドラム用動力伝達ユニット
の構成を示す断面図。
【図4】図4は、図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図5は、図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図6は、動力伝達部材の背面図である。
【図7】出力部材と入力部材との係合状態を示す図。
【図8】出力部材と被駆動軸との係合状態を示す図。
【図9】図9は、動力伝達部材と感光体ドラムとの係合
部を示す斜視図。
【符号の説明】
2……カラープリンタ(画像形成装置)、28……感光
体ドラム、64……軸継手、65……駆動手段(感光体
ドラム用駆動手段)、66……出力軸(駆動軸)、70
……感光体ドラム用動力伝達ユニット、71……入力部
材、72……出力部材、73……入力側連結ピン、74
……被駆動軸、75……出力側連結ピン、76,77…
…軸受、96……動力伝達部材、97……バネ部材、1
03……軸穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に嵌合・固定される筒状の入力部
    材と、 この入力部材の外周側に所定の隙間をもって係合する筒
    状の出力部材と、 前記入力部材と前記出力部材を半径方向に連結する入力
    側連結ピンと、 前記出力部材の内周側に所定の隙間をもって係合する被
    駆動軸と、 この被駆動軸と前記出力部材とを前記入力側連結ピンと
    略直交する半径方向に連結する出力側連結ピンと、 前記入力側連結ピンと前記出力側連結ピンにそれぞれ対
    応するように前記出力部材に配置され、それら入力側連
    結ピンと出力側連結ピンとをスライド可能に且つ回動可
    能に支持する軸受と、 を備えたことを特徴とする軸継手。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の軸継手と、 この軸継手の被駆動軸に一体回動可能に且つスライド可
    能に係合され、感光体ドラムの端部に一体回動可能に係
    合する動力伝達部材と、 この動力伝達部材を常時感光体ドラム側へ付勢するバネ
    部材とを備え、 前記請求項1の軸継手の被駆動軸が感光体ドラムの回動
    中心部に形成された軸穴に係合されることを特徴とする
    感光体ドラム用動力伝達ユニット。
  3. 【請求項3】 前記請求項1の軸継手を介して感光体ド
    ラム用駆動手段と感光体ドラムとが連繋されたことを特
    徴とする画像形成装置。
JP10112059A 1998-04-22 1998-04-22 軸継手、感光体ドラム用動力伝達ユニット及び画像形成装置 Pending JPH11303883A (ja)

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