JP3918481B2 - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置に用いて好適な用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機、プリンタ等の画像形成装置には、画像形成の対象となる用紙を搬送する用紙搬送装置が用いられている。また、画像形成装置に用いられる用紙搬送装置には、用紙に対して画像の出力(転写等)がなされる画像出力位置において、画像の位置と用紙の位置を合わせるために、搬送方向と直交する方向に用紙を移動させる機構(以下、サイドシフト機構)を備えたものがある。
【0003】
この種の用紙搬送装置では、画像出力位置に用紙を送り込む前の段階で、用紙を搬送ローラでニップ(挟持)しつつ、搬送方向と直交する方向に搬送ローラを移動させることにより、画像と用紙の位置合わせ(整合)を行う。これを実現するためのサイドシフト機構としては、ギア列を用いたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サイドシフト機構にギア列を用いた用紙搬送装置においては、ギア同士の噛み合い部分におけるバックラッシュが原因で用紙の位置にずれが生じるという不具合があった。
【0005】
この対策として、例えば特開平11−189355号公報には、搬送ローラのローラ軸にラック部材を装着するとともに、このラック部材にコイルバネを係止し、このコイルバネの引っ張り力をラック部材に作用させる構成が開示されているものの、この構成ではバックラッシュによる搬送ローラの位置ずれを確実に防止することが難しく、またローラ軸上でのラック部材のガタツキや移動停止時に作用する慣性力の影響で搬送ローラの停止位置(用紙の整合位置)にバラツキが生じ易いという難点があった。また、引っ張り式のコイルバネを使用しているため、ローラ軸の周辺部にバネ取付用のスペースを別途確保しなければならないという難点もあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る用紙搬送装置は、用紙をニップして搬送する搬送ローラと、回転自在にかつ軸方向に移動自在に設けられた前記搬送ローラのローラ軸と、前記ローラ軸に装着されるとともに、前記ローラ軸上で当該ローラ軸の軸方向に相対的に移動自在であり、かつ回転自在な状態で設けられた第1のギア部材と、前記第1のギア部材に噛合する第2のギア部材と、前記第1のギア部材及び前記第2のギア部材を含む動力伝達機構を有し、当該動力伝達機構を介して前記ローラ軸と一体に前記搬送ローラを用紙の搬送方向と直交する方向に移動させる移動手段と、前記ローラ軸に固定され、前記ローラ軸上で前記第1のギア部材の位置を規制する規制部材と、前記ローラ軸上で前記第1のギア部材を前記規制部材に突き当てるように付勢するとともに、前記突き当て状態で前記第1のギア部材及び前記規制部材を介して前記ローラ軸を前記搬送方向と直交する方向に付勢する第1の付勢手段と、前記ローラ軸を前記第1の付勢手段による付勢方向と反対方向に付勢する第2の付勢手段とを備えた構成となっている。また、本発明に係る画像形成装置は、上記構成の用紙搬送装置を備えたものとなっている。
【0007】
上記構成の用紙搬送装置とこれを備えた画像形成装置においては、ローラ軸上での第1のギア部材のガタツキが第1の付勢手段の付勢力によって解消される。また、搬送方向と直交する方向に搬送ローラを移動させるにあたっては、移動停止時に作用する慣性力やバックラッシュによる搬送ローラの位置ずれが、第1,第2の付勢手段の付勢力によって解消される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0009】
図1は本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。図示した画像形成装置1は、大きくは、画像読み取り部2、画像形成部3及び用紙搬送装置4によって構成されている。
【0010】
画像読み取り部2は、透明な原稿台(プラテンガラス)にセットされた原稿の画像を読み取るものである。この画像読み取り部2は、例えばランプ、ミラー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走査系で読み取り走査された光学像を結像させるレンズ系と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信号に変換する画像読み取りセンサ(例えば、3ラインCCDセンサ)とを備えて構成されている。
【0011】
画像形成部3は、K(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色に対応する4つの感光体ドラム5,6,7,8と、各々の感光体ドラムに対応する4つの一次転写ローラ9,10,11,12と、中間転写ベルト13と、二次転写ローラ14と、バキューム搬送部15と、定着器16とを備えた4連タンデム式の構成となっている。
【0012】
各々の感光体ドラム5,6,7,8の周囲には、それぞれ帯電器、レーザ書き込み装置(レーザROS)、現像器、クリーナー等が配置されている。帯電器は感光体ドラムの表面を一様に帯電するもので、レーザ書き込み装置は帯電器によって帯電された感光体ドラムの表面にレーザ照射によって静電潜像を形成するものである。また、現像器は現像剤としてのトナーを感光体ドラムの表面に供給することにより静電潜像を可視化(現像)してトナー画像を形成するもので、クリーナーは感光体ドラムに残留する不要なトナーを取り除くものである。
【0013】
これに対して、各々の一次転写ローラ9,10,11,12は、それぞれに対応する感光体ドラム5,6,7,8の近傍に中間転写ベルト13を介して対向状態に配置されている。これらの一次転写ローラ9,10,11,12は、上述のように感光体ドラム5,6,7,8上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト13に転写(一次転写)するものである。中間転写ベルト13は、複数(図例では5つ)のベルト支持ローラによってループ状に張設されている。
【0014】
二次転写ローラ14は、中間転写ベルト13を支持するベルト支持ローラの一つと対向する状態に配置されている。これら二次転写ローラ14とベルト支持ローラにより画像転写部が構成されている。この画像転写部では、二次転写ローラ14とこれに対向するベルト支持ローラとの間で、中間転写ベルト13及び用紙をニップし、この状態で二次転写ローラ14に与えられる、トナーと逆極性の電荷(或いは電圧)により、中間転写ベルト13から用紙にトナー画像を転写(二次転写)する。このトナー画像の転写位置(二次転写位置)が画像形成部3における画像出力位置となる。バキューム搬送部15は、二次転写ローラ14によってトナー画像が転写された用紙を定着器16へと搬送するものである。定着器16は、加熱加圧等によって用紙にトナー画像を定着させるものである。
【0015】
一方、用紙搬送装置4は、第1のトレイ17、第2のトレイ18及び第3のトレイ19に収容された各々の用紙の中から、ユーザー操作によって選択されたトレイの用紙或いは自動選択機能によって選択されたトレイの用紙を、それぞれ所定の経路で給紙搬送するものである。各々のトレイ17,18,19の近傍には、それぞれに対応する送り出しローラ20,21,22が配設されている。各々の送り出しローラ20,21,22は、それぞれ対応するトレイ17,18,19から一枚ずつ分離して呼び出された用紙をニップして搬送方向の下流側に用紙を送り出すものである。また、画像読み取り部2の近傍には、ユーザーによって操作される操作パネル23が設けられている。
【0016】
ここで、各々の送り出しローラ20,21,22による用紙の送り出し位置から、上記画像形成部3における画像出力位置を経由して排出トレイ24に至る一連の用紙搬送路R1〜R5には、それぞれ用紙搬送のためのローラが適宜配設されている。第1のトレイ17に収容された用紙は、送り出しローラ20により送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部25へと送り込まれる。また、第2のトレイ18に収容された用紙は、送り出しローラ21により送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部25へと送り込まれる。一方、第3のトレイ19に収容された用紙は、送り出しローラ22によって合流搬送部25へと直接送り込まれる。
【0017】
また、合流搬送部25に送り込まれた用紙は、第2の用紙搬送路R2を経由して、画像形成部3の画像出力位置へと送り込まれる。さらに、画像出力位置を通過した用紙は、バキューム搬送部15により定着器16に送り込まれた後、第3の用紙搬送路R3を経由して排出トレイ24に排出される。これに対して両面(第1面と第2面)に画像が形成される用紙は、定着器16を通過した後、第4の用紙搬送路R4を経由して両面用反転部28に送り込まれ、そこで表裏反転のために方向変換された後、第5の用紙搬送路R5を経由して再び合流搬送部25へと送り込まれる。
【0018】
このような用紙搬送路R1〜R5において、第2の用紙搬送路R2には用紙整合部26とレジストローラ27とが配設されている。用紙整合部26は、第2の用紙搬送路R2に沿って搬送される用紙のスキュー補正を行う部分である。用紙整合部26の構成については後段で説明する。レジストローラ27は、互いに圧接状態に保持された一対のローラによって構成されたもので、それら一対のローラ間で用紙をニップしつつ、当該ローラの回転によって画像出力位置に用紙を送り込むものである。
【0019】
レジストローラ27による用紙の送り込みに際しては、図示しないタイミング調整手段によって画像出力位置に対する用紙の到達タイミングが調整される。タイミング調整手段は、レジストローラ27の手前(上流側)に設けられた用紙通過センサ(後述)が用紙の通過を検知したタイミングに基づいて、レジストローラ27による用紙の搬送速度を可変することにより、画像出力位置へのトナー画像の到達タイミングに合わせて、当該画像出力位置に対する用紙の到達タイミングを調整する。
【0020】
また、用紙搬送路R3,R5には、それぞれカール補正部29,30が設けられている。各々のカール補正部29,30は、定着器16でトナー画像を定着させるときに生じる用紙のカールを補正するためのものである。
【0021】
続いて、上記構成からなる画像形成装置1の動作について説明する。先ず、画像読み取り部2によって原稿の画像が読み取られると、これによって得られた画像信号を基に画像形成部3でトナー画像が形成される。この画像形成部3では、4つの感光体ドラム5,6,7,8を回転駆動しつつ、それぞれに対応する帯電器、レーザ書き込み装置(レーザROS)、現像器によって各感光体ドラム5,6,7,8の表面にK,Y,M,Cのトナー画像を順に形成する。このように形成された各色のトナー画像は、一次転写ローラ9,10,11,12によって順次、中間転写ベルト13上に重ね転写される。これにより、中間転写ベルト13には、4色トナーを重ね合わせた多色(フルカラー)のトナー画像が形成される。このように中間転写ベルト13に形成されたトナー画像は、当該中間転写ベルト13に担持されて画像出力位置(二次転写ローラ14による二次転写位置)へと送り込まれる。
【0022】
一方、操作パネル23を用いてユーザーにより選択されたトレイの用紙、或いは自動選択機能によって選択されたトレイの用紙は、画像出力位置にトナー画像が到達するタイミングに合わせてレジストローラ27により送り込まれる。例えば、上述のように選択されたトレイが第1のトレイ17であるとすると、送り出しローラ20によって送り出された用紙が第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部25に送り込まれ、さらに第2の用紙搬送路R2を経由してレジストローラ27により画像出力位置へと送り込まれる。
【0023】
これにより、画像形成部3の画像出力位置では、中間転写ベルト13に担持されたトナー画像(フルカラー画像)が二次転写ローラ14によって用紙に一括転写(二次転写)される。その後、用紙はバキューム搬送部15によって定着器16に送られ、そこでトナー画像の定着処理が施された後、第3の用紙搬送路R3を経由して排出トレイ24に排出される。
【0024】
また、両面に画像形成が行われる用紙(両面コピーされる用紙)は、第4の用紙搬送路R4を経由して両面用反転部28に送られ、そこで表裏反転のために方向変換されて第5の用紙搬送路R5に送られる。その後、用紙は、第5の用紙搬送路R5に沿って搬送された後、送り出しローラ31の回転によりタイミング調整されて合流搬送部25に再度送り込まれる。以降は、上記同様にトナー画像が用紙に転写、定着された後、第3の用紙搬送路R3を経由して用紙が排出トレイ24に排出される。
【0025】
図2は本発明の実施形態に係る用紙整合部26の構成を示す概略図である。図2において、用紙の搬送方向Yには、その上流側から下流側に複数(図例では3つ)の斜行ローラ32,33,34が順に設けられている。これらの斜行ローラ32,33,34は、用紙の搬送方向Yに対して、それぞれ所定の角度だけ傾いて配置されている。また、各々の斜行ローラ32,33,34は、互いに圧接状態に保持されたドライブローラとピンチローラとによって構成されている。このうち、ドライブローラは図示のように傾いて配置されるが、ピンチローラは傾きなく配置される。また、ドライブローラとピンチローラは、用紙搬送路を上下方向から挟むように配置される。
【0026】
このように上下のローラ対からなる各斜行ローラ32,33,34は、上記ピンチローラに対してバネ等によって加えられる付勢力をもって用紙35をニップ(挟持)し、このニップ状態で回転することにより、用紙搬送路上で用紙35に斜め方向への搬送力を付与する。一方、用紙35が搬送される用紙搬送路の片側(図の右側)には、長尺状のサイドガイド36が搬送方向Yに沿って配置されている。サイドガイド36は、断面略コ字形に形成されたもので、ガイド長手方向に沿う基準面37を一体に有している。
【0027】
また、サイドガイド36の下流側には、その基準面37に沿って設定される基準線(図中破線で示す)よりも数ミリメートルほど用紙搬送路の内側に位置して用紙側端検知センサ38が設けられている。この用紙側端検知センサ38は、用紙の搬送方向Yにおいて最下流の斜行ローラ34とレジストローラ27との間に配置されている。レジストローラ27は、後述するローラ移動機構によって搬送方向Yと直交する方向(図中、矢印方向)に移動可能に支持されている。
【0028】
上記構成の用紙整合部26において、搬送方向Yの上流側から送られてきた用紙35は斜行ローラ32,33,34に順にニップされる。その際、用紙35は、各々の斜行ローラ32,33,34の回転とこれに伴う斜め方向への搬送力によってサイドガイド36側に幅寄せされる。これにより、用紙35の側端がサイドガイド36の基準面37に突き当てられる。その結果、用紙35の側端はサイドガイド36の基準面37に沿うように位置合わせされ、これによって用紙のスキューが補正される。また、用紙整合部26でスキュー補正された用紙35は、サイドガイド36の基準面37に沿って搬送方向Yの下流側へと搬送され、レジストローラ27及び二次転写ローラ14へと順に送り込まれる。
【0029】
また、用紙整合部26から送り込まれた用紙35の先端がレジストローラ27に到達すると、図示しないニップ解除手段によって斜行ローラ32,33,34のニップ状態が解除される。次いで、レジストローラ27の回転により用紙35を転写ローラ14(画像出力位置)へと送り込むのに先立ち、レジストローラ27と共に用紙35を搬送方向Yと直交する方向(図2の左方向)に移動させる、いわゆるサイドシフト動作を行う。このサイドシフト動作中において、用紙35の側端が用紙側端検知センサ38で検知されると、この検知タイミングから所定の時間後にサイドシフト動作(用紙35の移動)が停止する。これにより、搬送方向Yと直交する方向において、用紙35の位置とこれに転写されるトナー画像の位置が合わせられる。その後、用紙35の後端がレジストローラ27を抜けると、レジストローラ27は先ほどと反対方向(図2の右方向)に移動してホームポジション(サイドシフト動作時の移動開始位置)に戻る。
【0030】
図3はローラ移動機構(サイドシフト機構)を含むメカ構成を示す概略斜視図である。図3において、レジストローラ27は、ドライブローラ(駆動ローラ)39とピンチローラ(従動ローラ)40によって構成されている。このうち、ドライブローラ39は、これに圧接するピンチローラ40との間で用紙をニップし、このニップ状態で回転することにより用紙を搬送するもので、本発明における「搬送ローラ」に相当する。
【0031】
ドライブローラ39のローラ軸41は図示しない軸受け部材によって回転自在にかつ軸方向に移動自在に支持されている。同様に、ピンチローラ40のローラ軸42も図示しない軸受け部材によって回転自在にかつ軸方向に移動自在に支持されている。各々のローラ軸41,42は、それぞれに対応するローラ39,40と一体構造をなすもので、用紙の搬送方向と直交する方向に沿って互いに平行に配置されている。ローラ軸41の一端部には、軸方向への移動を規制した状態で第1の係合部材43が装着され、ローラ軸42の一端部にも、軸方向への移動を規制した状態で第2の係合部材44が装着されている。ちなみに、各々のローラ軸41,42の軸方向は、レジストローラ27による用紙の搬送方向と直交する方向となる。
【0032】
第1の係合部材43は全体的に円板状をなすもので、その外周部に断面凹状の周溝を有している。これに対して、第2の係合部材44は、第1の係合部材43よりも小径で板厚の薄い円板状をなすもので、その外周部を第1の係合部材43の周溝に係合させた状態で配置されている。これにより、各々のローラ軸41,42とこれに対応するローラ39,40が軸方向に一体に移動し得る構成となっている。
【0033】
また、ローラ軸41の他端側には、ギア45,46,47からなるギア列が設けられている。このうち、ギア46は、大径ギア部46Aと小径ギア部46Bとを一体に有する二段構造となっている。このギア46に対しては、大径ギア部46Aにギア47が噛み合い、小径ギア部46Bにギア45が噛み合っている。さらに、ギア47にはモータギア48が噛み合っている。モータギア48は、用紙搬送用の駆動モータ(以下、搬送モータと記す)49の出力軸(回転軸)に取り付けられている。
【0034】
さらに、ローラ軸41の他端側には、上記ギア45よりも外側(ローラ軸41の端部)に位置してラック部材50が装着されている。このラック部材50は本発明における「第1のギア部材」に相当するもので、ローラ軸41上で軸方向に移動可能に設けられている。ラック部材50は、ローラ軸41の回転を阻害しないために、ローラ軸41に対して回転フリーの状態で取り付けられている。また、ラック部材50にはローラ軸41の軸方向に沿う長孔51が設けられている。この長孔51にはスライドピン52が係合され、これによってローラ軸41の回転によるラック部材50の連れ回りが阻止される構成となっている。
【0035】
ラック部材50にはピニオンギア53が噛み合っている。ピニオンギア53は、図4に示すように、大径ギア部53Aと小径ギア部53Bを一体に有する2段構造となっている。このうち、大径ギア部53Aはラック部材50の外側に配置され、小径ギア部53Bはラック部材50の内側に配置されている。また、大径ギア部53Aはモータギア54に噛み合い、小径ギア部53Bはラック部材50のギア部50Aに噛み合っている。ラック部材50のギア部50Aはローラ軸41の軸方向に沿って形成されている。モータギア54は、サイドシフト用の駆動モータ(以下、サイドシフトモータと記す)55の出力軸(回転軸)に取り付けられている。
【0036】
また、上記図4において、ローラ軸41は装置本体のフレーム部材56に軸受け部材57を介して支持され、ローラ軸42も装置本体のフレーム部材56に図示しない軸受け部材を介して支持されている。フレーム部材56は、レジストローラ27を構成するドライブローラ39とピンチローラ40の両側で各々のローラ軸41,42を支持するものである。
【0037】
フレーム部材56の外側面には、ネジ等の固定手段を用いてブラケット58が取り付けられている。ブラケット58の先端側(フレーム部材56に対する固定部と反対側)には図示しない貫通孔が形成され、この貫通孔にローラ軸41が非接触の状態で嵌挿されている。なお、ここではフレーム部材56にブラケット58を取り付けた構成を例示しているが、このブラケット58に相当する部分をフレーム部材56に一体に形成してもよい。
【0038】
ブラケット58には上述したギア45が突き当てられている。このギア45とローラ軸41の嵌合部分には図示しないキーとキー溝が設けられ、これによってギア45とローラ軸41が一体に回転し得る構成となっている。ただし、ローラ軸41の軸方向に対してはギア45が図示しないキー溝に案内されて移動し得る構成となっている。
【0039】
また、ギア45とラック部材50との間には圧縮式のコイルバネ59が介装されている。コイルバネ59は、本発明における「第1の付勢部材」に相当するもので、ローラ軸41に嵌挿したかたちで当該ローラ軸41上に取り付けられている。さらに、コイルバネ59とギア45の間にはワッシャ60が介装され、コイルバネ59とラック部材50の間にもワッシャ61が介装されている。これに対して、ローラ軸41の最端部には止め輪(Eリング)62が取り付けられている。この止め輪62は、ローラ軸41上でラック部材50の位置を規制するものである。
【0040】
一方、フレーム部材56の内側には圧縮式のコイルバネ63が設けられている。コイルバネ63は、本発明における「第2の付勢手段」に相当するもので、ローラ軸41に嵌挿したかたちで当該ローラ軸41上に取り付けられている。コイルバネ63とローラ軸41の段付き部41Aとの間にはワッシャ64が介装され、コイルバネ63と軸受け部材57との間にもワッシャ65が介装されている。
【0041】
ここで、上述した2つのコイルバネ59,63のうち、コイルバネ59はラック部材50を介してローラ軸41を搬送方向と直交する方向(図4の右方向)に付勢しているのに対し、コイルバネ63はコイルバネ59による付勢方向と反対方向(図4の左方向)にローラ軸41を付勢している。
【0042】
さらに詳述すると、コイルバネ59のバネ力はギア45とラック部材50の間で外向きに作用している。ただし、ギア45は、フレーム部材56に固定されたブラケット58に突き当てられていることから、このブラケット58を固定位置としてコイルバネ59のバネ力がラック部材50に作用し、このバネ力によってラック部材50が止め輪62に突き当てられている。止め輪62はローラ軸41の最端部に固定されているため、コイルバネ59のバネ力はラック部材50を介して止め輪62に伝達され、この伝達力によってローラ軸41が図4の右方向に付勢されている。
【0043】
一方、コイルバネ63のバネ力は軸受け部材57と段付き部41Aとの間で外向きに作用している。ただし、軸受け部材57はフレーム部材56に固定されていることから、この軸受け部材57を固定位置としてコイルバネ63のバネ力が段付き部41Aに作用し、そのバネ力によってローラ軸41が図4の左方向に付勢されている。また、ローラ軸41上においては、例えば各々のコイルバネ59,63のバネ定数、巻き数等を適宜決めることにより、コイルバネ63による付勢力がコイルバネ59による付勢力よりも大きく設定されている。
【0044】
さらに、コイルバネ63の付勢力は、搬送方向と直交する方向におけるローラ軸41の移動抵抗力よりも大きく設定されている。ローラ軸41の移動抵抗力は、当該ローラ軸41を搬送方向と直交する方向に移動させる際に作用する抵抗力をいう。よって、ローラ軸41の移動抵抗力に影響を与える要素には、ローラ軸41と軸受け部材57との嵌合部に生じる摩擦抵抗や、ローラ軸42とこれに対応する軸受け部材(不図示)との嵌合部に生じる摩擦抵抗などが含まれる。
【0045】
このようなメカ構成において、搬送モータ49の駆動によりモータギア48が回転すると、この回転力がギア47及びギア46を介してギア45に伝達される。これにより、モータギア48と一緒にギア47,46,45が回転し、さらにギア45と一緒にローラ軸41とドライブローラ39が回転する。このとき、ドライブローラ39にピンチローラ40が押し当てられていると、ドライブローラ39と一緒にピンチローラ40も回転する。そのため、搬送モータ49を駆動した状態でドライブローラ39とピンチローラ40の間に用紙が送り込まれると、この用紙がドライブローラ39とピンチローラ40との間にニップされる。したがって、このニップ状態でドライブローラ39とピンチローラ40が回転することにより、搬送方向に沿って用紙を搬送することができる。
【0046】
一方、サイドシフトモータ55の駆動によってモータギア54が回転した場合は、この回転力がピニオンギア53を介してラック部材50に伝達される。これにより、モータギア54と一緒にピニオンギア53が回転するとともに、このピニオンギア53の回転運動がラック部材50の直線運動に変換される。そのため、ラック部材50が搬送方向と直交する方向に移動し、この移動にしたがってローラ軸41とドライブローラ39も同方向に移動する。したがって、上述のようにドライブローラ39とピンチローラ40の間に用紙をニップし、この状態でサイドシフトモータ55を駆動することにより、搬送方向と直交する方向に用紙を移動(サイドシフト)させることができる。
【0047】
ここで、用紙整合部26を経て送り込まれた用紙35をレジストローラ27の移動によってサイドシフトさせるにあたっては、先ず、レジストローラ27を構成する各ローラ39,40を移動開始位置となるホームポジションに配置する。このように各ローラ39,40をホームポジションに配置した状態では、コイルバネ59の付勢力によってラック部材50が止め輪62に突き当てられる。したがって、ローラ軸41上においてはラック部材50がガタツキなく支持される。
【0048】
また、コイルバネ59による止め輪62への突き当て力は、ローラ軸41を一方向(図4の右方向)に付勢する付勢力となる。これに対して、コイルバネ63のバネ力はローラ軸41を他方向(図4の左方向)に付勢する付勢力となる。この場合、コイルバネ63による付勢力はコイルバネ59による付勢力よりも大きく設定されていることから、ローラ軸41はコイルバネ63によって付勢される方向(図4の左方向)に力を受ける。よって、ラック部材50のギア部50Aとピニオンギア53の小径ギア部53Bとの噛合部分では、互いの歯面同士がコイルバネ63の付勢力によって接触した状態となる。
【0049】
次に、サイドシフト動作を実行させる場合は、上述のように各ローラ39,40をホームポジションに配置した状態でサイドシフトモータ55の駆動を開始する。モータ駆動によるサイドシフト動作中は、図5に示すように、モータギア54が図の反時計回り方向に回転し、これにしたがってピニオンギア53が図の時計回り方向に回転する。また、ピニオンギア53が回転すると、これにしたがってラック部材50が図の右方向に移動する。
【0050】
このとき、ラック部材50は、コイルバネ59の付勢力によって止め輪62に突き当てられた状態となっているため、ピニオンギア53の回転によってラック部材50が移動すると、これにしたがってローラ軸41も図の右方向に移動する。このサイドシフト動作中(用紙の位置合わせ動作中)におけるローラ軸41の移動方向は、ラック部材50を介してローラ軸41に加えられるコイルバネ59の付勢力が作用する方向と同じ方向となる。また、ローラ軸41が移動すると、この移動分だけコイルバネ63が圧縮されるとともに、この圧縮による反力F1がローラ軸41に加えられる。そのため、サイドシフト動作中においては、ラック部材50のギア部50Aとピニオンギア53の小径ギア部53Bとが常に同じ歯面同士を接触した状態に保持される。
【0051】
また、サイドシフト動作を開始してから所定の時間が経過すると、サイドシフトモータ55が駆動停止し、これにしたがってモータギア54及びピニオンギア53の回転も停止する。この場合のモータ駆動停止タイミングは、先の図2に示す用紙側端検知センサ38からの検知信号に基づいて制御される。
【0052】
このとき、ローラ軸41とラック部材50にはサイドモータ55の駆動停止に伴う慣性力が作用するため、この慣性力によってローラ軸41とラック部材50が、ラック部材50とピニオンギア53の噛合部分のバックラッシュ分だけ図5の右方向に移動しようとする。ただし、ローラ軸41にはコイルバネ63の圧縮による反力F1が加えられ、この反力F1が止め輪62を介してラック部材50にも加えられているため、仮にローラ軸41が慣性力によって図の右方向に移動したとしても、上記反力F1によって引き戻される。
【0053】
その後、レジストローラ27をホームポジションに戻す場合は、サイドシフト動作の開始時と回転方向を反対にしてサイドシフトモータ55の駆動を再開する。これにより、図6に示すように、モータギア54が図の時計回り方向に回転し、これにしたがってピニオンギア53が図の反時計回り方向に回転する。また、ピニオンギア53が回転すると、これにしたがってラック部材50が図の左方向に移動する。
【0054】
このとき、ラック部材50の移動によってコイルバネ59が圧縮されるため、この圧縮による反力F2がラック部材50に作用する。そのため、ラック部材50は上記反力F2を抵抗力として受けながら移動することになる。また、ラック部材50が図の左方向に移動すると、これに追従するかたちでローラ軸41も同方向に移動する。この場合のローラ軸41の移動はコイルバネ63の付勢力によってなされる。その結果、ホームポジションへの戻り動作中においては、ラック部材50のギア部50Aとピニオンギア53の小径ギア部53Bとが常に同じ歯面同士を接触した状態に保持される。
【0055】
また、ホームポジションへの戻り動作を開始してから所定の時間が経過すると、サイドシフトモータ55が駆動停止し、これにしたがってモータギア54及びピニオンギア53の回転も停止する。この場合のモータ駆動停止タイミングは、図示しないホームポジションセンサからの検知信号に基づいて制御される。
【0056】
このとき、ローラ軸41とラック部材50にはサイドモータ55の駆動停止に伴う慣性力が作用する。
【0057】
また、ローラ軸41には図の左方向に慣性力が作用するとともに、その慣性力と同じ方向にコイルバネ63のバネ力が加えられる。したがって、レジストローラ27をホームポジションに移動した状態では、コイルバネ63のバネ力が止め輪62を介してラック部材50に作用し、これによってサイドシフト動作の開始時と同様にラック部材50のギア部50Aとピニオンギア53の小径ギア部53Bとが歯面同士を接触した状態となる。
【0058】
その結果、サイドシフト動作の開始から終了までの間、ローラ軸41とラック部材50のガタツキや、移動停止時(サイドシフトモータ55の駆動停止時)に作用する慣性力、さらにはラック部材50とピニオンギア43のバックラッシュに起因するレジストローラ27の位置ずれを確実に防止することができる。したがって、レジストローラ27の停止位置のバラツキを抑えることが可能となる。
【0059】
また、コイルバネ59,63をローラ軸41上に設けた構成となっているため、ローラ軸41の周辺部にバネ取付用のスペースを確保する必要もない。したがって、部品取付の省スペース化を図ることができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の用紙搬送装置によれば、第1の付勢手段により第1のギア部材を介してローラ軸を搬送方向と直交する方向に付勢するとともに、第2の付勢手段による付勢力によってローラ軸を第1の付勢手段による付勢方向と反対方向に付勢することにより、搬送ローラの停止位置のバラツキを抑えて用紙の整合精度を高めることができる。これにより、用紙の搬送方向と直交する方向で、搬送ローラにニップされた用紙を所望の位置に正確に合わせることができる。また、かかる用紙搬送装置を備えた画像形成装置では、搬送方向と直交する方向で用紙と画像の位置合わせ(整合)を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画像形成装置の構成例を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る用紙整合部の構成を示す概略図である。
【図3】 ローラ移動機構を含むメカ構成を示す概略斜視図である。
【図4】 ローラ移動機構の主要部を示す拡大図である。
【図5】 ローラ移動機構の動作を説明する図(その1)である。
【図6】 ローラ移動機構の動作を説明する図(その2)である。
【符号の説明】
27…レジストローラ、39…ドライブローラ、40…ピンチローラ、41,42…ローラ軸、50…ラック部材、53…ピニオンギア、54…モータギア、55…サイドシフトモータ、59…コイルバネ(第1の付勢手段)、62…止め輪、63…コイルバネ(第2の付勢手段)
Claims (5)
- 用紙をニップして搬送する搬送ローラと、
回転自在にかつ軸方向に移動自在に設けられた前記搬送ローラのローラ軸と、
前記ローラ軸に装着されるとともに、前記ローラ軸上で当該ローラ軸の軸方向に相対的に移動自在であり、かつ回転自在な状態で設けられた第1のギア部材と、
前記第1のギア部材に噛合する第2のギア部材と、
前記第1のギア部材及び前記第2のギア部材を含む動力伝達機構を有し、当該動力伝達機構を介して前記ローラ軸と一体に前記搬送ローラを用紙の搬送方向と直交する方向に移動させる移動手段と、
前記ローラ軸に固定され、前記ローラ軸上で前記第1のギア部材の位置を規制する規制部材と、
前記ローラ軸上で前記第1のギア部材を前記規制部材に突き当てるように付勢するとともに、前記突き当て状態で前記第1のギア部材及び前記規制部材を介して前記ローラ軸を前記搬送方向と直交する方向に付勢する第1の付勢手段と、
前記ローラ軸を前記第1の付勢手段による付勢方向と反対方向に付勢する第2の付勢手段と
を備えることを特徴とする用紙搬送装置。 - 前記第1,第2の付勢手段を前記ローラ軸上に設けてなる
ことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。 - 前記第2の付勢手段の付勢力を前記第1の付勢手段の付勢力よりも大きく設定してなる
ことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。 - 前記第2の付勢手段の付勢力を前記搬送方向と直交する方向における前記ローラ軸の移動抵抗力よりも大きく設定してなる
ことを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。 - 請求項1、2、3又は4記載の用紙搬送装置を備える
ことを特徴とする画像形成装置。
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