JP2009271380A - 駆動伝達手段、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸の傾きや撓みにより発生する回転軸の回転変動発生を防止するとともに、回転軸の保持による回転軸への負荷増大を防止することができる駆動伝達手段及びこれを備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】駆動モータから感光体ドラムへ駆動を伝達するための駆動伝達手段であって、感光体ドラムの中央を通る従動回転軸2と、この従動回転軸2の一端に設けられたカップリング部と、このカップリング部を介して従動回転軸2と連結された駆動回転軸1と、駆動モータから駆動回転軸1に駆動を伝達するギヤ部材15と、を備え、カップリング部は、インボリュートスプラインカップリング部材16、17を有し、駆動回転軸1は、この駆動回転軸1の一端に設けられた駆動側軸受6と、この駆動回転軸1の他端に設けられたカップリング部と、の2点により保持されていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ギヤを用いた駆動伝達手段に関し、特に画像形成装置における駆動伝達技術に関する。
従来、ギヤやカップリング部材は様々な機械的な駆動伝達手段として採用されており、特にコピーやプリンタ等のOA機器に多く採用されている。コピー機等のOA機器は近年、高画質化・高速化・高信頼性化が進み、それに伴い駆動伝達手段には高耐久で高精度の駆動トルクの伝達が求められている。コピー・プリンタ機器では、帯電された感光体にレーザー光が照射されて潜像が形成され、現像手段により潜像部にトナーを付着させ、中間転写ベルト等の色合わせ手段を経由して、転写紙にトナー像が形成される。この際、各作像手段を回転移動させるために、回転駆動トルクの伝達が必要となる。そのため、駆動手段はモータ等で発生させた回転駆動トルクをギヤやカップリング部材等の駆動伝達手段を介して各作像手段に伝達している。感光体ユニットへの駆動トルクの伝達は、大口径ギヤによる減速機構とカップリング部材による駆動伝達機構が採用されることが多い。この機構はギヤ減速によってトルクを低減させることができ、また、回転駆動軸を分割できることにより省スペース化を図ることができる。
しかし、カップリング部材とギヤ減速機構による駆動伝達では回転軸の撓みや傾きによりカップリング部材やギヤの回転変動が発生してしまう。また衝撃的な振動が加わった場合には瞬間的な回転変動が発生してしまう。ギヤ回転変動の発生を抑えるためには、フライホイールを搭載し慣性モーメントを利用して回転変動を低減させる技術が公知になっている。しかし、フライホイールを搭載させるために軸を伸ばす必要があり、駆動伝達手段のスペースが大きくなってしまうという問題がある。
この回転変動を低減させる技術として、特許文献1には、回転駆動軸の撓みによる偏芯運動を防止することで回転変動を抑制する技術が開示されている。回転駆動軸の支持点を限定することにより最大撓み点とギヤ支持点を異なった位置にすることにより、ギアの支持点における撓み量を、最大撓み量よりも少なくすることで、ギヤの回転変動を低減させている。
特許文献2には、カップリング部で発生する回転軸の傾きを防止することで回転変動を低減する技術が開示されている。カップリング部材の連結位置を回転軸方向側に引き込む形状をしており、かつ、軸方向の突き当てを回転中心近傍とすることで、回転軸の傾きを抑え、カップリング部材の回転変動を低減させている。
特許文献3には、フライホイールの使用により回転変動を低減させるとともに衝撃的な振動が加わった時においても安定した回転駆動が達成できる技術が開示されている。通常は2点のベアリング支持であるが、衝撃印加時の回転駆動軸撓みが発生した時には第3のベアリングによる支持が達成できる構成となっており、通常時はフライホイールによって回転変動を低減するとともに、衝撃が加わっても第3のベアリングにより回転軸を保持することが可能になるため、ドラム軸を変形、破損することがなく瞬間的な変動も抑制することができる。
特許文献4では、回転駆動軸と保持部材の微小な隙間により発生する回転駆動軸のずれを要因とした回転変動を低減する技術が開示されている。回転駆動軸に常に弾性体による予圧を付与していることにより、軸受部での微小な隙間の発生を防止し、中心軸の違いを矯正することで回転変動を防止することができる。
一般的にギヤによる減速とカップリング部材による駆動トルク伝達の構成では、回転軸は2点で軸受保持させる構成が主流となっている。しかし、この構成ではカップリング部の連結位置での噛合いを良好に達成させるために3点以上の位置で回転軸が保持される必要がある。いずれかの保持位置が規定の位置から外れたり、回転軸と保持部材の間に隙間が発生すると、回転軸の位置が一定の位置に決まらなくなってしまう。回転軸の位置が定まらないと、ある特定の保持部材において片当たり等のストレスが発生することになる。発生したストレスは回転軸の回転運動に負荷をかけることになり、駆動手段の仕事量の増大を招いてしまう。また、回転軸を保持する保持部材は板金等の側板において位置決めされている。保持部材が複数の場合には、それぞれ保持部材は側板で位置決めされることになり、各側板の組み付け精度が十分でない場合には、保持部材の位置精度が悪化し、ひいては保持部材に保持されている回転軸の位置精度も悪くなってしまう。回転軸の位置精度悪化は回転軸の傾きを生むことになり、回転変動へと繋がってしまう。しかも、保持部材により強制的に位置を決められれば、保持部材と回転軸の間でストレスが発生し、駆動源の仕事量増大に繋がり駆動手段において余分な電力が必要となってしまう。また、過度のストレスは樹脂を材料として採用されることの多いギヤ部において欠けや削れに発展し、回転精度の悪化に繋がってしまう。
特許文献1で公開されている技術では、カップリング部における反力により発生する回転軸の撓みによる偏芯運動防止のために、最大撓み量と異なる位置に複数の回転軸保持位置を限定することで、最大撓み量より少なくし回転変動を低減させている。しかし、撓みが要因となる回転変動を低減させることは可能であるが、カップリング部とその他複数の位置とにおける回転軸の保持構造となるため、軸受部における負荷上昇が発生し駆動手段の仕事量が増大してしまう。
特許文献2で公開されている技術では、回転駆動により双方のカップリング部材が回転軸方向に引き込む形状をしており、軸方向の突き当て部を回転中心或いは中心近傍の円環面とすることで、回転軸の傾きによる回転変動を防止している。しかし、回転軸の傾きを強制的に防止するために、回転軸やカップリング部、軸受部にストレスが発生し、回転負荷増大に繋がってしまう。
特許文献3で公開されている技術では、衝撃印加時に発生する回転軸の撓みを解決するために、第3の保持部材により衝撃による回転軸の変動を押さえ、フライホイール効果による通常時の回転変動を低減させており、かつ、衝撃印加時の回転軸撓みによる回転変動を防止している。しかし、衝撃印加時には回転軸保持がカップリング部を含め4点となってしまうため、回転軸や軸受部への負荷的な影響は免れない。
特許文献4で公開されている技術では、弾性部材による与圧付与することにより回転軸と保持部材の微小な隙間の発生を防止し、発生する回転変動を低減している。しかし回転軸と保持部材の隙間が解消されるため、複数位置における回転軸の保持となり、また弾性体により回転軸に圧力がかかるために保持位置においてストレスが発生することになる。
いずれの技術においても、回転変動の低減は可能であるが、駆動手段の仕事量の面で考えると有効な構成とは言えない。
特開2007−065027号公報 特開2006−138907号公報 特開2005−189751号公報 特開2005−266105号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、回転軸の傾きや撓みにより発生する回転軸の回転変動発生を防止するとともに、回転軸の保持による回転軸への負荷増大を防止することができる駆動伝達手段及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明の駆動伝達手段は、駆動発生手段から回転体へ駆動を伝達するための駆動伝達手段であって、前記回転体の中央を通る回転体軸と、この回転体軸の一端に設けられたカップリング部と、このカップリング部を介して回転体軸と連結された回転軸部材と、前記駆動発生手段から前記回転軸部材に駆動を伝達するギヤ部材と、を備え、前記カップリング部は、インボリュートスプラインカップリング部材を有し、前記回転軸部材は、この回転軸部材の一端に設けられた軸受部材と、この回転軸部材の他端に設けられた前記カップリング部と、の2点により保持されていることを特徴とする。
また、本発明の駆動伝達手段は、さらに、前記インボリュートスプラインカップリング部材と前記ギヤ部材と前記回転軸部材とは一体化され、前記インボリュートカップリング部材は雄型であることを特徴とする。
また、本発明の駆動伝達手段は、さらに、前記駆動発生手段は、前記軸受部材と同一の部材に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の駆動伝達手段は、さらに、前記軸受部材は玉軸受であることを特徴とする。
また、本発明の駆動伝達手段は、さらに、前記ギヤ部材は、平歯車であることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の駆動伝達手段が設けられていることを特徴とする。
上記解決する手段としての駆動伝達手段及び画像形成装置では、以下の効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、インボリュートスプラインカップリング部材を用いると噛合い幅を深くすることが可能であり、また等間隔に歯が設けられているために、回転軸部材に傾きがあってカップリング部材の噛合い角度が変わったとしても、歯の噛合いに隙間が設けられているために噛合い面積を確保することができる。また、回転軸部材の保持位置をギヤ部材の外側に配置すれば、2点の間隔を空けて回転軸部材を保持することで傾きを少なくすることができる。
このようにインボリュートスプラインカップリング部材を用いる構成であるために、回転軸部材の傾きを吸収することが可能であり、回転軸部材の傾きによる回転変動を防止することができる。また、インボリュートスプラインカップリング部材の連結とカップリング部に相対するギヤ後側に備えられた軸受部材の2点で回転軸部材を保持しているために、例えば、駆動モータの設けられた駆動側板の位置精度が悪化しても、中間部における回転軸部材の保持が存在しないため、回転軸部材の傾きをインボリュートスプラインカップリング部材の連結部において吸収することができ、軸受部材のストレスによる回転負荷は上昇することがなく安定して駆動伝達が可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、インボリュートスプラインカップリング部材とギヤ部材と回転軸部材とは一体化され、ギヤ部材やカップリング部材を回転軸部材に固定する必要がなく、取り付け強度の懸念がないために、駆動トルク伝達効率が低下することがない。また、樹脂素材で一体化ギヤジョイントを成形する場合にカップリング部材の形状を雄型にすることで、円筒の外周にインボリュートスプライン形状を成形することになり、加工精度を確保することができ、安定した駆動伝達に繋げることが可能である。
請求項3に記載の発明によれば、駆動発生手段は軸受部材と同じ構成部材に備えられており、当該構成部材の位置精度が悪化した場合においてもギヤ部材と回転軸部材との間の距離を保つことができるため、ギヤの1回転周期や噛合い周期の回転変動を発生させることなく、安定した駆動伝達が可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、軸受部材は玉軸受であるので、入手が容易でありかつ低コストである。
請求項5に記載の発明によれば、ギヤ部材は平歯車であるので、形状が簡単であり設計が容易である。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の駆動伝達手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置であり、回転体(感光体ドラム)を含むユニットへの駆動伝達を滑らかに達成することができる。ひいては、駆動伝達手段における回転変動を防止することができ、良好な画像形成を達成することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は画像形成装置における回転体(感光体ドラム)に回転変動を与える従来の一般的な駆動伝達装置の構成を説明する図である。駆動発生手段である駆動モータ9で発生させた回転駆動トルクを回転体である感光体ドラム10に伝達する構成について説明する。駆動モータ9で発生させた回転駆動トルクは駆動モータ9に備えられた駆動モータギヤ9aを介してギヤ部材15に減速伝達される。ギヤ部材15は回転軸部材である駆動回転軸1に備えられており、同様に備えられた駆動カップリング部材3を介し、回転体軸である従動回転軸2に備えられた従動カップリング部材4に回転駆動トルクを伝達させる雌型(リセプタクル型)の駆動カップリング部材3と雄型(プラグ型)の従動カップリング部材4とによりカップリング部を構成している。
ここで、駆動回転軸1は、駆動側板11に備えられた駆動側軸受6と中間側板12に備えられた中間軸受5により保持され、回転位置が決められている。従動回転軸2は従動側板13に備えられた従動側軸受7と回転体側板14に備えられた回転体側軸受8により保持され回転位置が決められている。駆動モータ9の回転速度は自由に設定することができ、駆動モータギヤ9aとギヤ部材15との歯数比により感光体ドラム10の回転速度は決定される。
図2(a)は従来の一般的な駆動伝達手段を詳細に示している。駆動回転軸1は、駆動側軸受6、中間軸受5、駆動カップリング部材3及び従動カップリング部材4の噛合いにより位置規制される。ここで駆動側軸受6は駆動側板11に、中間軸受5は中間側板12により位置決めされる構成となっている。図2(b)のように駆動側板11の位置が組立て精度の問題により正規の位置からずれた場合には、駆動側板11に備えられている駆動側軸受6の位置の精度が悪化することになり、駆動回転軸1が傾くことになってしまう。駆動回転軸1が傾くとギヤ部材15が傾き、駆動モータギヤ9aとの噛合いに誤差が生じ、回転変動になってしまう。駆動カップリング部材3と従動カップリング部材4の噛合わせ精度も悪化することになり、噛合わせ誤差が回転変動になってしまう。
また、駆動回転軸1が傾いた場合には、駆動側軸受6及び中間軸受5と、駆動回転軸1との接触が片当たりすることになってしまい、軸受部にストレスが発生することになる。このストレスは回転駆動トルクの上昇に繋がり、駆動モータの消費電力上昇に至ってしまう。しかし、本発明では、このような問題が解消されている。以下、図3ないし図8を用いて本発明の駆動伝達手段及びこれを備える画像形成装置について説明する。
[第1実施形態]
図3は、本発明の駆動伝達手段の一実施形態を備える画像形成装置を示している。この画像形成装置は複写機であり、画像形成装置本体と圧板開閉式スキャナとから構成されている。画像形成装置本体の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の感光体ドラム10Y,M,C,Kが並行して配設されている。すなわち、この画像形成装置は、タンデム型のカラーレーザー複写機である。画像形成装置本体は、プリンタ部100と、プリンタ部100を載せる給紙装置200とを備えている。圧板開閉式スキャナは、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ部本体300と、スキャナ部本体300に回動自在に設けられた自動原稿送り装置400とを備えている。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4個のプロセスカートリッジ18Y,M,C,Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示している。プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット120、二次転写装置22、及びベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
原稿をコピーする際には、ユーザーは、例えばシート原稿の束を自動原稿送り装置400の原稿台30にセットする。又は、1枚の原稿をコンタクトガラス32の上に載置する。1枚ずつコンタクトガラス32の上に載置する場合、先ず、スキャナ部本体300に対して自動原稿送り装置400を上方へ回動させ、コンタクトガラス32を露出させる。この後、コンタクトガラス32に原稿を載置し、次いで自動原稿送り装置400を下方へ回動させてコンタクトガラス32との間に原稿を挟み込む。
このようにして原稿をセットした後、コピースタートスイッチを押下すると、スキャナ部本体300による原稿読取動作がスタートする。ただし、自動原稿送り装置400にシート原稿をセットした場合には、この原稿読取動作に先立って、自動原稿送り装置400が作動してシート原稿をコンタクトガラス32まで移動させる。原稿読取動作では、先ず、第1走行体33と第2走行体34とがともに走行を開始し、第1走行体33に設けられた光源から光が発射される。そして、原稿面からの反射光は、第2走行体34内に設けられたミラーで反射し、次いで、結像レンズ35を通過し、最後に読取センサ36に入射する。読取センサ36は、入射光に基づいて画像情報を構築する。シート原稿が自動原稿送り装置400によりコンタクトガラス32上に載置された場合には、シート原稿は原稿排紙部31に排紙される。
このような原稿読取動作と併行して、各プロセスカートリッジ18Y,M,C,K内の各機器、中間転写ユニット120、二次転写装置22、及び定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各感光体ドラム10Y,M,C,K上に、Y,M,C,Kトナー像が形成される。これらのトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせて転写され、4色トナー像となる。
また、原稿読取動作の開始とほぼ同時に、給紙装置200は給紙動作を開始する。この給紙動作では、複数の給紙ローラ42のうちの1個が選択的に回転させられ、ペーパーバンク43内に多段に設けられた給紙カセット44のうちの1つから転写紙が送り出される。転写紙が送り出される際、分離ローラ45で1枚ずつ転写紙が分離されて1枚ずつ転写紙が給紙路46に進入する。その後、搬送ローラ対47によって二次転写ニップに向けて搬送される。一方、給紙カセット44からの給紙に代えて、手差しトレイ51からの給紙が行われる場合がある。この場合、手差し給紙ローラ50が選択的に回転させられ、手差し給紙ローラ50によって転写紙が画像形成装置内に送り出される。その際、複数枚の転写紙が相互の摩擦力により一体として搬送されようとするが、分離ローラ52があるので、転写紙は1枚ずつ搬送されることになる。このようにして1枚ずつ転写紙がプリンタ部100の手差し給紙路53に給紙される。
以下、画像形成装置の構成要素(光書込ユニット21、中間転写ユニット120、二次転写装置22及び定着装置25)について説明する。なお、フルカラー画像を形成する場合を前提として説明する。
先ず、光書込ユニット21について説明する。光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて感光体ドラム10の表面にレーザー光を照射する。すると、帯電装置によって一様帯電された感光体ドラム10は、レーザー光が照射された部分について表面電位が減衰する。この減衰により、像担持体1の表面に静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は現像装置19Y,M,C,Kによって現像されてトナー像となる。
なお、感光体ドラム10に形成されたトナー像は、中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の感光体ドラム10の表面にはトナーが残っているため、クリーニング装置によって感光体ドラム10の表面がクリーニングされる。そして、潤滑剤塗布装置を経た後、除電器によって除電され、帯電装置によって一様帯電され、初期状態に戻る。
次いで、中間転写ユニット120について説明する。中間転写ユニット120は、中間転写ベルト110とベルトクリーニング装置90を有している。また、中間転写ユニット120は、従動ローラR1、駆動ローラR2、二次転写ローラR3、及び4個の一次転写ローラ62Y,M,C,Kを有している。中間転写ベルト110は、従動ローラR1を含む複数のローラによって張架されている。そして、中間転写ベルト110は、モータによって駆動される駆動ローラR2の回転によって無端移動する。4個の一次転写ローラ62Y,M,C,Kは、それぞれ中間転写ベルト110の内周面に接触するようにして配設され、図示しない電源から一次転写バイアス電圧が印加される。また、一次転写ローラ62Y,M,C,Kは、中間転写ベルト110をその内周面側から感光体ドラム10Y,M,C,Kに向けて押圧して一次転写ニップを形成する。そして、一次転写バイアス電圧の影響により、感光体ドラム10Y,M,C,Kと一次転写ローラ62Y,M,C,Kとの間(一次転写ニップ)に一次転写電界が形成される。
感光体ドラム10Y上に形成されたYトナー像は、この一次転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト110に一次転写される。このYトナー像には、感光体ドラム10M,C,Kに形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わされる。この重ね合わせにより、中間転写ベルト110には多重トナー像である4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト110に転写された4色トナー像は、二次転写ニップで転写紙に転写される。二次転写ニップ通過後にトナーが表面に残留した中間転写ベルト110は、従動ローラR1とベルトクリーニング装置90との間に挟み込まれ、ここでベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
次いで、二次転写装置22について説明する。二次転写装置22は、中間転写ユニット120の下方に設けられている。また、二次転写装置22は、2個の張架ローラ23によって張架された紙搬送ベルト24を備えている。紙搬送ベルト24は、少なくともいずれか一方の張架ローラ23の回転駆動に伴って、無端移動する。2個の張架ローラ23のうち、図中右側に配設された張架ローラ23は、二次転写ローラR3と対になって、中間転写ベルト110及び紙搬送ベルト24を挟み込んでいる。この挟込みにより、中間転写ベルト110と紙搬送ベルト24とが接触して二次転写ニップが形成される。そして、この右側の張架ローラ23には、トナーと逆極性の二次転写バイアス電圧が印加される。この二次転写バイアス電圧の印加により、二次転写ニップにおいて中間転写ベルト110から張架ローラ23側に向けてトナーが静電移動する二次転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト110に転写された4色トナー像に同期するようにレジストローラ対49によって二次転写ニップに送り込まれた転写紙に、二次転写電界及びニップ圧の影響により4色トナー像が転写される。なお、張架ローラ23に二次転写バイアス電圧を印加する方式に代えて、帯電チャージャで転写紙を非接触状態で帯電させる方式を採用してもよい。
画像形成装置本体の下部に設けられた給紙装置200には、複数の転写紙を束の状態にして収容可能な給紙カセット44が、鉛直方向に間隔を置いて複数配設されている。給紙カセット44の一番上の転写紙には、給紙ローラ42が押し当てられている。そして、給紙ローラ42を回転させることにより、一番上の転写紙は給紙路46に向けて送り出される。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46には、複数の搬送ローラ対47と、給紙路46の末端付近に設けられたレジストローラ対49とが設けられている。転写紙は、搬送ローラ対47を介してレジストローラ対49に向けて搬送される。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、二次転写ニップにおいて4色トナー像を転写させることができるタイミングでローラ間に挟み込んだ転写紙を送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に転写される。このようにしてフルカラー画像が印刷された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って移動し、次いで紙搬送ベルト24から定着装置25に送られる。
最後に、定着装置25について説明する。定着装置25は、定着ベルト26を2個のローラによって張架させながら無端移動させる装置であるベルトユニットと、定着ベルト26を押圧する加圧ローラ27とを備えている。定着ベルト26と加圧ローラ27とは互いに当接して定着ニップを形成しており、紙搬送ベルト24から受け取った転写紙をここに挟み込む。ベルトユニットにおける2個のローラのうち、加圧ローラ27に押圧される方のローラは、内部に図示しない熱源を備えており、このローラの発熱によって定着ベルト26を加熱する。加熱された定着ベルト26は、定着ニップに挟み込まれた転写紙を加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、フルカラー画像が転写紙に定着する。
定着装置25で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板から突設したスタック部57に排紙されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために二次転写ニップに戻されるかする。
なお、Kトナーのみからなるモノクロ画像を形成する場合には、図示しない機構により、中間転写ベルト110を図中左下に傾けるような姿勢にして、その上部張架面を感光体ドラム10Y,M,Cから離間させる。そして、4個の感光体ドラム10Y,M,C,Kのうち、像担持体1Kだけを回転させて、Kトナー像だけを作像する。この際、Y,M,Cについては、感光体ドラム10だけでなく、現像装置19の駆動をも停止させる。
上述した実施形態の画像形成装置は、機器の制御を司るCPUなどから構成される制御部と、液晶ディスプレイや各種キーボタンなどから構成される操作表示部とを備えている。ユーザーは、この操作表示部に対するキー入力操作により、制御部に対して命令を送ることで、片面プリントモード又は両面プリントモードを選択することができる。
図4(a)は本発明の駆動伝達手段の第1実施形態の構成を表した図である。図1及び図2に示した中間軸受5を用いずに、駆動側の雌型のインボリュートスプラインカップリング部材16と従動側の雄型のインボリュートスプラインカップリング部材17とからなるカップリング部と、駆動側軸受6との2点において駆動回転軸1を保持する構成である。カップリング連結部にはインボリュートスプラインカップリング部材を採用し、カップリング部の連結を高精度で達成できる構成とされている。
カップリング部と駆動側軸受6との2点において駆動回転軸1を保持する構成では、カップリング部の位置精度が良好であることが求められる。インボリュートスプラインカップリング部材16、17は噛合い幅を持ち、雄型の場合は円筒の外周、雌型の場合は円筒の内周に等間隔に歯が設けられる。
図5(a)はインボリュートスプラインカップリング部材16、17の連結状態を表している。駆動回転軸1の一端に備えられた雌型形状のインボリュートスプラインカップリング部材16と従動回転軸2の一端に備えられた雄型形状のインボリュートスプラインカップリング部材17が連結される。連結される幅はほぼカップリング部全体の幅となっている。図5(b)はインボリュートスプラインカップリング部材の連結時におけるカップリング部内の噛合い状態を表したものである。インボリュートスプラインカップリング部材16とインボリュートスプラインカップリング部材17との相互連結では、接触部分は全面ではなく図5(b)のA、Bのような接触により連結されている。インボリュートスプラインカップリング部材16とインボリュートスプラインカップリング部材17のそれぞれの歯の間には微小な隙間(ギャップ)が設けられているため、駆動回転軸1と従動回転軸2の同軸度には多少の差異があるが、微小な隙間であるため同軸度の高い精度よい連結がなされている。
図5(c)は図4(b)のように、駆動側板11の位置精度が悪く駆動回転軸1が傾いた場合のカップリング連結部を表している。インボリュートスプラインカップリング部材16、17は噛合い幅を深くすることが可能である。また、等間隔に歯が設けられ、かつ、歯の噛合いに隙間が設けられているため、駆動回転軸1に傾きがあってインボリュートスプラインカップリング部材16の噛合い角度が変わったとしても噛合い面積を確保することができる。また、駆動回転軸1の保持位置をギヤ部材15の外側に配しているため、2点の間隔を空けて駆動回転軸1を保持することで傾きを少なくすることができる。ギヤ部材15の内側において保持された場合には、カップリング部との距離が短くなってしまい、駆動回転軸1の傾きは大きくなってしまうが、本実施形態では、ギヤ部材15の外側で駆動回転軸1を保持する構成であるために駆動回転軸1の傾きを吸収することが可能であり、駆動回転軸1の傾きを最小限に抑えることができ、回転変動を防止することができる。なお、ギア部材15としては、例えば平歯車を用いることができる。
図2(b)では、カップリング部とギヤ部材15前後の駆動側軸受6と中間軸受5による駆動回転軸1を3点で保持した構成において、駆動側板11の位置精度が悪化し駆動回転軸1が傾いた場合を示した。駆動回転軸1が傾くと駆動側軸受6及び中間軸受5の位置において駆動回転軸1は接触することになる。駆動側軸受6や中間軸受5は玉軸受等の回転軸に対して回転自在な軸受が採用されることが多く、駆動回転軸1と駆動側軸受6や中間軸受5は面で接触している。接触が面で達成されているために駆動回転軸1が傾くと、駆動回転軸1と軸受の接触面においてストレスが発生する。また、3点で支持されているため、中間軸受5におけるストレスが最も大きく、回転負荷に至ってしまう。
しかし、本発明ではかかる問題を解消している。図4(b)は本発明の構成において駆動回転軸1が傾いた場合を表している。本発明ではインボリュートスプラインカップリング部材の連結とカップリング部に相対するギヤ部材15の後側に備えられた駆動側軸受6の2点で駆動回転軸1を保持する構成としているために、駆動側板11の位置精度が悪化しても中間部における駆動回転軸1の保持が存在せず、駆動回転軸1の傾きをインボリュートスプラインカップリング部材16、17の相互連結部において吸収できるため、軸受部のストレスによる回転負荷は上昇することがない。
図6のグラフは、側板位置を変化させた時の駆動モータ電流値を計測した結果である。本発明のように中間軸受がない場合には側板位置がずれても駆動モータ電流値が上昇することはない。従来の構成である回転軸を3点以上で保持した場合にはグラフの中間軸受有のデータのように、側板位置がすれるとともに駆動モータの電流値は上昇している。モータ電流値が上昇してしまうのは、駆動伝達における回転負荷が上昇していることを意味しており、駆動モータがより大きな仕事をしていることになる。
[第2実施形態]
図7は本発明の駆動伝達手段の第2実施形態を示している。図7示す駆動伝達手段は、インボリュートスプラインカップリング部材18とギヤ部材15と駆動回転軸1とが一体化されている。インボリュートスプラインカップリング部材18の形状は雄型形状とされている。インボリュートスプラインカップリング部材18は図示されていない駆動モータから回転駆動トルクを受ける。回転駆動トルクはギヤ部材15と一体化されたインボリュートスプラインカップリング部材18に伝達される。
駆動トルク伝達効率が低下する要因としては、回転軸と軸受部の接触による摩擦とともに、回転軸へのギヤ部材15やカップリング部(ジョイント部)の取り付け強度が挙げられる。ギヤ部材15やカップリング部を駆動回転軸1に固定するには、キー使用によるネジ止めが行われていることが多く、ネジの緩みやキー溝の削れなどにより固定が十分ではない場合がある。回転軸へのギヤ部材15やカップリング部の固定が不十分な状態では駆動トルク伝達効率の低下に繋がり、安定した駆動伝達を達成することができない。請求項2に係る発明では、ギヤ部材15とインボリュートスプラインカップリング部材18と駆動回転軸1とを一体化した構成としているために、駆動回転軸1へギヤ部材15やインボリュートスプラインカップリング部材18を固定する必要がない。ギヤ部材15やインボリュートスプラインカップリング部材18と、駆動回転軸1との間で駆動トルク伝達効率が低下することがないため、高効率な駆動トルク伝達が可能になる。ギヤ部材15やインボリュートスプラインカップリング部材18と、駆動回転軸1とを一体化することで部品点数を低減することができ、コストダウンを図ることができる。また、一体化したギヤジョイントの材質を樹脂等で成形した際に、ジョイント部を雄型形状であれば加工が困難になることがなく、高精度に成形することができる。雌型形状にした場合には、円筒状の内側にインボリュートスプライン形状を成形することが必要になるため、加工が難しく形状の精度が確保できない可能性がある。一体化ギヤジョイントのジョイント部を雄型形状にすることで、加工精度を確保し安定した駆動伝達とすることが可能である。
[第3実施形態]
図8は本発明の駆動伝達手段の第3実施形態を示している。
軸受が設けられている側板の位置悪化により回転軸の位置が変化した場合には、回転軸上に備えられているギヤの歯面位置が変動することになる。ギヤの噛合い位置が変わった場合にはギヤの噛合わせが悪化し、ギヤ1回転周期や噛合い周期でギヤ振動が発生することになり、回転軸の回転変動に繋がってしまう。ギヤの噛合い位置の差が大きいほど発生する振動は大きく、ある位置を超えるとギヤの歯先と歯底が当たったり、歯が離れてしまうことになる。また過度な負荷によりギヤが欠けたり、削れることになってしまう。
図8(a)及び図8(b)に示す駆動伝達手段では、駆動モータ9は駆動側軸受6と同じ駆動側板11に備えられていることを特徴としている。駆動モータギヤ9aとギヤ部材15の噛合い位置をC、ギヤ部材15と駆動回転軸1の交点位置をD、駆動回転軸1と駆動側軸受6の交点位置をEとした場合、駆動モータギヤ9aと駆動回転軸1との軸間距離は線分CDとなる。軸間距離に変動があると噛合い位置が変化するため、ギヤ噛合い面が変動し駆動回転軸1の回転変動になってしまう。駆動モータ9は駆動側軸受6とともに駆動側板11に備えられているため、駆動側板11の位置精度が悪化しても線分CDが変化することはない。軸間距離が変動することがないためにギヤを安定した噛合わせにすることができ、安定した駆動伝達にすることができる。
上述した第1実施形態ないし第3実施形態のいずれかに記載の駆動伝達手段を備える画像形成装置であり、感光体ユニットへの駆動伝達を滑らかに達成できることで駆動伝達手段における回転変動を防止することができ、良好な画像形成を達成することができる。
図1は、本発明との比較のために示す一般的な駆動伝達手段駆動伝達手段の一実施形態を示す説明図である。 図2は、本発明との比較のために示す一般的な駆動伝達手段の構成図である。図2(a)は寸法通りに組み立てられた形態を示しており、図2(b)は組立て精度が低下した場合の形態を示している。 図3は、本発明の駆動伝達手段の一実施形態を備える画像形成装置を示す説明図である。 図4は、請求項1に係る発明の構成を示す説明図である。図4(a)は寸法通りに組み立てられた形態を示しており、図4(b)は組立て精度が低下した場合の形態を示している。 図5は、インボリュートスプラインカップリング部材の連結状態を示す説明図である。図5(a)は雌型形状のインボリュートスプラインカップリング部材と雄型形状のインボリュートスプラインカップリング部材とが正常な位置関係にある状態を示している。図5(b)は雌型形状のインボリュートスプラインカップリング部材と雄型形状のインボリュートスプラインカップリング部材との噛合わせ状態を示している。図5(c)は雌型形状のインボリュートスプラインカップリング部材と雄型形状のインボリュートスプラインカップリング部材とが正常でない位置関係にある状態を示している。 図6は、側板位置を変化させた時の駆動モータ電流値を計測した結果を示すグラフである。 図7は、本発明の駆動伝達手段の第2実施形態を示す説明図である。 図8は、本発明の駆動伝達手段の第3実施形態を示す説明図である。図8(a)は発明の要部を示しており、図8(b)は駆動モータギヤと駆動回転軸との駆動軸間距離を示している。
符号の説明
1 駆動回転軸
2 従動回転軸
3 駆動カップリング部材
4 従動カップリング部材
5 中間軸受
6 駆動側軸受
7 従動側軸受
8 回転体側軸受
9 駆動モータ
9a 駆動モータギヤ
10 感光体ドラム
11 駆動側板
12 中間側板
13 従動側板
14 回転体側板
15 ギヤ部材
16、17 インボリュートスプラインカップリング部材
18 プロセスカートリッジ
19 現像装置
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
31 原稿排紙部
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
62 一次転写ローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
120 中間転写ユニット
200 給紙装置
300 スキャナ部本体
400 自動原稿送り装置
R1 従動ローラ
R2 駆動ローラ
R3 二次転写ローラ

Claims (6)

  1. 駆動発生手段から回転体へ駆動を伝達するための駆動伝達手段であって、
    前記回転体の中央を通る回転体軸と、
    この回転体軸の一端に設けられたカップリング部と、
    このカップリング部を介して回転体軸と連結された回転軸部材と、
    前記駆動発生手段から前記回転軸部材に駆動を伝達するギヤ部材と、
    を備え、
    前記カップリング部は、インボリュートスプラインカップリング部材を有し、
    前記回転軸部材は、この回転軸部材の一端に設けられた軸受部材と、この回転軸部材の他端に設けられた前記カップリング部と、の2点により保持されている
    ことを特徴とする駆動伝達手段。
  2. 請求項1に記載の駆動伝達手段において、
    前記インボリュートスプラインカップリング部材と前記ギヤ部材と前記回転軸部材とは一体化され、前記インボリュートカップリング部材は雄型である
    ことを特徴とする駆動伝達手段。
  3. 請求項1に記載の駆動伝達手段において、
    前記駆動発生手段は、前記軸受部材と同一の部材に設けられている
    ことを特徴とする駆動伝達手段。
  4. 請求項1に記載の駆動伝達手段において、
    前記軸受部材は玉軸受である
    ことを特徴とする駆動伝達手段。
  5. 請求項1に記載の駆動伝達手段において、
    前記ギヤ部材は、平歯車である
    ことを特徴とする駆動伝達手段。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の駆動伝達手段が設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置。
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