JP4992805B2 - 画像形成装置及び画像形成制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成制御プログラムに関する。
電子写真方式などの画像形成装置において、用紙と当該用紙上に形成する画像との相対位置(アライメント)を、用紙上の方向であって用紙を搬送する方向と直交する方向(露光装置で静電潜像を光書き込みするときの主走査方向)に合わせる技術としては、レジストローラで用紙をニップした状態で当該レジストローラを基準位置にある用紙センサの位置まで主走査方向に移動させる技術(サイドシフト)が知られている(特許文献1〜4)。
また、露光装置による感光体ドラム上での画像の書き出し位置を変更することにより、主走査方向のアライメントを補正する技術についても知られている(特許文献5)。
特許第3769913号公報 特開2005‐314045号公報 特開2001‐121774号公報 特開昭63‐185758号公報 特開平02‐210368号公報 特開平05‐35016号公報 特開2001‐121774号公報 特許第3762251号公報 特開平03‐119375号公報
用紙などの印刷媒体上に電子写真方式で画像形成を行う複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置において、用紙と当該用紙上に形成する画像との相対位置(アライメント)を適切に調整するためには、感光体ドラムへの用紙の搬送方向、すなわち副走査方向(露光装置で静電潜像を光書き込みするときの副走査方向)と、用紙上の方向であって当該搬送方向と直交する方向、すなわち主走査方向(露光装置で静電潜像を光書き込みするときの主走査方向)とのそれぞれにおいて位置合わせをする必要がある。
また、用紙が常に同じ位置を走行した場合には、用紙搬送ローラや、搬送ベルトが用紙のエッジによって損傷を受ける場合があるため、用紙搬送路や画像形成を行なう位置を主走査方向に適宜ずらしたいという要求があり、主走査方向のアライメントの補正量の増大が必要となる。
副走査方向についてアライメントを補正する手段としては、用紙をプリンタエンジンに搬送するための搬送路上に設けられたレジストローラに対して当該用紙を突き当て、感光体ドラム上で画像が形成されるタイミングに合わせて、当該レジストローラを回転して用紙の先端を当該感光体ドラムに向けて送り出すことにより行うのが一般的である。
また、主走査方向についてアライメントを補正する手段としては、レジストローラで用紙をニップした状態で当該レジストローラを主走査方向に移動させる手段と、露光装置による感光体ドラム上での画像の書き出し位置を主走査方向に移動させる手段とが考えられる。
しかしながら、主走査方向についてアライメントを補正するこれらの手段では、次のような不具合がある。
まず、レジストローラを主走査方向に移動させる手段では、主走査方向への補正量は画像形成装置のサイズに左右されてしまい、また、補正量を大きくしようとすると用紙にねじれやダメージが生じてしまうので、補正量には限界がある。
また、画像の書き出し位置を移動させる手段では、当該画像形成装置で可能となる画像形成の最大幅により、感光体ドラム上での光書込み位置の補正量に制限を受ける。特に用紙のサイズが大きくて画像幅が大きくなった場合には、光書込み位置の余裕(画像形成の最大幅から画像幅を引いた値)が少なくなる。よって、用紙サイズが大きい場合ほど可能となる主走査方向の補正量が小さくなるという限界がある。
本発明の目的は、印刷媒体と当該印刷媒体上の画像との相対位置を、印刷媒体上の方向であって印刷媒体を印刷位置に搬送するときの搬送方向と直交する方向に補正するのに際して、その補正量を大きくすることである。
請求項1に記載の発明は、印刷媒体上に画像を形成する作像器と、前記作像器で前記印刷媒体上に画像形成を行なう位置に当該印刷媒体を搬送する搬送路と、前記作像器により前記印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に前記印刷媒体自体の移動によらず前記画像形成を行なう位置を変更することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第1の移動手段と、印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に当該印刷媒体を移動することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第2の移動手段と、前記画像形成を行なう位置に搬送する前の前記印刷媒体の位置を前記搬送路上で検出する位置検出手段と、前記位置検出手段で検出した前記印刷媒体が基準位置から見て前記当該印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向のずれ量を判定するずれ量判定手段と、印刷媒体のサイズを判定するサイズ判定手段と、第1の移動手段による変更量の最大値である第1の最大値と前記第2の移動手段による前記サイズ判定手段により判定したサイズに応じた変更量の最大値である第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに、前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動を前記印刷媒体上に画像の欠けの発生を許容したまま実行する第1の補正方式を実行する制御手段と、を備えている画像形成装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、第1の移動手段による変更量の第1の最大値と前記第2の移動手段によるサイズに応じた変更量の第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを前記印刷媒体上に画像の欠けが生じない範囲で実行する第2の補正方式を実行可能で、前記第1の補正方式と前記第2の補正方式のいずれかを選択する選択手段をさらに備え、前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式又は前記第2の補正方式を実行するように制御する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記ずれ量が前記第1の最大値より大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第1の最大値以下であるときは前記第1の移動手段により移動を実行する第3の補正方式と、前記ずれ量が前記第2の最大値より大きいときは前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第2の最大値以下であるときは前記第2の移動手段による移動を実行する第4の補正方式とを実行可能で、前記選択手段は、前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、前記第4の補正方式から補正方式を選択し、前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、又は前記第4の補正方式を実行するように制御する。
請求項4に記載の発明は、印刷媒体上に画像を形成する作像器と、前記作像器で前記印刷媒体上に画像形成を行なう位置に当該印刷媒体を搬送する搬送路と、前記作像器により前記印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に前記印刷媒体自体の移動によらず前記画像形成を行なう位置を変更することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第1の移動手段と、印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に当該印刷媒体を移動することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第2の移動手段と、前記画像形成を行なう位置に搬送する前の前記印刷媒体の位置を前記搬送路上で検出する位置検出手段と、前記位置検出手段で検出した前記印刷媒体が基準位置から見て前記当該印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向のずれ量を判定するずれ量判定手段と、印刷媒体のサイズを判定するサイズ判定手段と、を備えている画像形成装置に関して、第1の移動手段による変更量の最大値である第1の最大値と前記第2の移動手段による前記サイズ判定手段により判定したサイズに応じた変更量の最大値である第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに、前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動を前記印刷媒体上に画像の欠けの発生を許容したまま実行する第1の補正方式を実行する制御手段をコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能な画像形成制御プログラムである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成制御プログラムにおいて、前記制御手段は、第1の移動手段による変更量の第1の最大値と前記第2の移動手段によるサイズに応じた変更量の第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを前記印刷媒体上に画像の欠けが生じない範囲で実行する第2の補正方式を実行可能で、前記第1の補正方式と前記第2の補正方式のいずれかを選択する選択手段をさらにコンピュータに実行させ、前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式又は前記第2の補正方式を実行するように制御するようにしている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成制御プログラムにおいて、前記制御手段は、前記ずれ量が前記第1の最大値より大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第1の最大値以下であるときは前記第1の移動手段により移動を実行する第3の補正方式と、前記ずれ量が前記第2の最大値より大きいときは前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第2の最大値以下であるときは前記第2の移動手段による移動を実行する第4の補正方式とを実行可能で、前記選択手段は、前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、前記第4の補正方式から補正方式を選択し、前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、又は前記第4の補正方式を実行するように制御するものである。
本発明によれば、画像の欠けの発生を許容しつつも本構成を備えない場合に比べて用紙と画像との相対位置の補正を十分に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である画像形成装置の概略構成の説明図であり、図2は、画像形成装置の作像器の斜視図である。
この画像形成装置1は、電子写真方式で印刷媒体に画像形成を行うレーザープリンタの例であり、筐体内の上部には用紙などの印刷媒体(以下では単に「用紙」ともいう)に対してカラー画像形成を行う作像器(プリンタエンジン)2が設けられている。作像部2は、それぞれY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色のトナー画像を形成する画像形成部3Y,3M,3C,3Kが一列に並べて配置されている。
各画像形成部3Y,3M,3C,3Kの基本構成は何れも同一であるため、ここでは代表して画像形成部3Yについて説明する。画像形成部3Yは、感光体ドラム4、感光体ドラム4に静電潜像を光書き込みする露光装置5、感光体ドラム4上の静電潜像をトナーで現像する現像器6、感光体ドラム4上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11上に転写する1次転写ローラ7、この転写後に感光体ドラム4上に残存するトナーを除去するドラムクリーナ8など、電子写真プロセスにより感光体ドラム4上にトナー画像を形成するための周知構成の各機器を備えている(詳細な説明は省略する)。
各露光装置5は、光源9の発する光を、ポリゴンミラー10を含む所定の光学系を介して感光体ドラム4に照射することにより、感光体ドラム4上を露光走査して静電潜像を形成する。
画像形成部3Y,3M,3C,3Kの下部には中間転写ベルト11が駆動ローラ12、従動ローラ13により張架されている。中間転写ベルト11は各画像形成部3Y,3M,3C,3Kの1次転写ローラ7と感光体ドラム4との間を順次移動し、中間転写ベルト11上には各画像形成部3Y,3M,3C,3KにおいてそれぞれY、M、C、Kの各色のトナー画像が重ねあわされて転写され、もってフルカラーのトナー画像が形成される。中間転写ベルト11の下側には2次転写ローラ14が設けられていて、中間転写ベルト11上のカラーのトナー画像を用紙の上に転写する。すなわち、2次転写ローラ14の位置が用紙の上に画像を形成する位置となる。ベルトクリーナ15は、2次転写ローラ14で転写後に中間転写ベルト11に残存しているトナーを除去する。
中間転写ベルト11の下部には給紙機構21が設けられている。すなわち、給紙トレイ22には用紙が積層して収納されている。この給紙トレイ22には給紙ローラ23が設けられ、給紙ローラ23の回転により給紙トレイ22の最上層の用紙が搬送ローラ25の回転駆動により用紙搬送経路24を通って作像器2へ搬送される。なお、図1では便宜上給紙トレイ22を1台のみ図示しているが、給紙トレイ22は複数台設けられ、それぞれ異なるサイズの用紙や、同じサイズでも向きの異なる用紙が収納されている。そして、この搬送される用紙の進行方向の先端縁はレジストローラ26のニップ部に突き当てられて一端停止する。そして、2次転写ローラ14上のカラートナー画像の位置にタイミングを合わせてレジストローラ26を回転することにより、2次転写ローラ14上のカラートナー画像の位置と用紙の位置とを合わせるタイミングで用紙が2次転写ローラ14に供給され、用紙上にトナー画像が転写される。レジストローラ26に突き当てられて用紙が一端停止する位置には用紙端センサ27が設けられている。この用紙端センサ27は例えばコンタクトイメージセンサなどにより構成され、用紙上の方向であって用紙の搬送方向とは交差する方向(通常は、用紙上の方向であって用紙の搬送方向とはほぼ直交する方向であり、これは図1において図面方向に垂直な方向)の用紙の端部位置がどこにあるのかを検出する。
2次転写ローラ14でカラートナー画像が転写された用紙は搬送経路28を搬送されて定着器29により定着され、排紙トレイ30に排出される。搬送経路31は、定着器29により定着後の用紙を用紙経路32に導き、ここで用紙の向きをスイッチバックさせて搬送経路33に搬出することにより用紙の面を逆にして、搬送経路33により用紙を再び2次転写ローラ14に戻す。これにより用紙の両面印刷が可能となる。
図3〜図5は、レジストローラ26に設けられたサイドシフト機構49の構成を説明する説明図である。
レジストローラ26を構成する一対のローラ26a,26bのそれぞれの回転軸41,42は、その軸方向、回転方向の動きを妨げられることなく軸支されていて、回転軸41、42の各一端には係合部材43,44が設けられている。この係合部材43と44とは互いに係合している。回転軸42の他端にはラック部材45が設けられ、コイルバネ48は(図4)、ラック部材45の歯45aとピニオンギア46の歯46aとの噛み合いにおいて常に同じ歯面同士を接触させ(図5)、もってバックラッシュを防ぐようにラック部材45を付勢している。ステッピングモータで構成されるサイドシフトモータ47はピニオンギア46を回転駆動し、これによりラック部材45が移動し、もってローラ26aが移動して、係合部材43,44を介してローラ26bも同方向に移動する。このときの移動方向は用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と交差する方向(通常は用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向であり、当該方向は各露光装置5のほぼ主走査方向である)である。これにより、レジストローラ26に挟持された用紙は用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と交差する(ほぼ直交する)方向にアライメントの補正がされる。なお、符号48はレジストローラ26を回転駆動させるレジストローラ駆動モータである。
図6は、画像形成装置1の電気的な接続を示すブロック図である。
制御部51は、マイクロコンピュータを備え、画像形成装置1の各部を集中的に制御する。制御部51には、各種センサ52(前述の用紙端センサ27その他の画像形成装置1で使用する各種センサを、便宜上、各種センサ52として包括的に図示している)と、各種アクチュエータ53(前述のサイドシフトモータ47、レジストローラ駆動モータ46その他の画像形成装置1で使用する各種アクチュエータを、便宜上、各種アクチュエータ53として包括的に図示している)と、タッチパネルや各種操作ボタンを備えた操作パネル54と、LANその他のネットワークを介し、あるいは、直接にパソコンなどの外部の機器等と通信を行う通信インターフェイス(I/F)55と、画像形成装置1で画像形成するための画像データが一時的に格納される画像メモリ60と、が接続されている。
制御部51は、各種演算を行い、各部を集中制御するCPU56を備え、CPU56には、CPU56の作業エリアとなるRAM57と、CPU56が実行する各種の制御プログラムからなる画像形成制御プログラム58や各種固定データが格納されたROM59とが接続されている。
画像形成制御プログラム58は、後述する画像形成装置1が実行する特徴的な制御処理を行うためのプログラムであるが、当初から画像形成装置1にセットアップされているか、あるいは、後発的に通信I/F55などを介して外部機器から搬送波の形態で受信し、ROM59を構成する不揮発性メモリや図示しない磁気記憶装置などにセットアップするようにしてもよい。
各露光装置5は、感光体ドラム4上での静電潜像の形成位置を用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と交差する方向(通常は用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向であり、当該方向は各露光装置5のほぼ主走査方向である)に補正するようなアライメントの補正を行うことができる。以下では、その具体的な手段について複数例説明する。
図7〜図10は、画像メモリ60に用意されているラインメモリのアドレス構成について説明する説明図である。
図7に示すように、このラインメモリ61は、感光体ドラム4を露光走査する主走査1ライン分の画像データを記憶する記憶領域で、1つのアドレスに1画素(例えば600dpi)分の画像データが格納される。ラインメモリ61はこの例ではアドレス000hから1FFFhまであり、ラインメモリ61の1ライン分の画像データの書込開始のアドレスは000hであり、露光装置5による1ライン分の画像データの読み込み開始アドレスも000hである。
図8は、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向に静電潜像の形成する位置を移動することでアライメントの補正しない場合の主走査1ライン分の画像データ62をラインメモリ61に記憶した状態を示している。
この場合は、図8に示すように、送信されてくる画像データの幅(用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向の幅)に応じて、当該画像データの画像の中央をラインメモリ61の中心のアドレスに合わせるような書込み開始アドレスを選択して画像データを書き込む。図8の例では、幅が4096画素(約173mm)の画像データを格納するものであり、画像データの書込開始アドレスは“(8192−画像データ幅)÷2=2048”となる。露光装置5による読み取り開始アドレスは常に000hから開始され、露光装置5はラインメモリ61の中心アドレスが露光走査位置の中心となるように制御する。このため、画像は感光体ドラム4の露光走査可能位置の中央に形成されることとなる。
図9は、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向に静電潜像の形成する位置を移動することでアライメントの補正をする場合の主走査1ライン分の画像データ62をラインメモリ61に記憶した状態を示している。
画像データの書き込み開始アドレスは、画像データの幅(用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向の幅)から決定される基準位置“(8192−画像データ幅)÷2=2048”に加え、画像形成位置を補正する量のアドレス分(この例で018h(24))を加味した2024となる。露光装置5による読み取り開始アドレスは常に000hからとなり、露光装置5はラインメモリ61のアドレスの中心が、露光範囲の中心となるように制御されているため、この例では、図8の場合に比べて画像の露光範囲の中央から約1mm左にずれた位置に画像が形成されることになる。
図10は、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向に静電潜像の形成する位置を移動することでアライメントの補正をする場合の主走査1ライン分の画像データ62をラインメモリ61に記憶した状態の他の例について示している。
この例では、1つのアドレスに1画素(600dpi)分の画像データが格納される。画像データ書き込みアドレスは、送信されてくる画像データの幅(用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向の幅)に応じて、画像の中央をラインメモリ61の中心アドレスに合わせるような書き込み開始アドレスが選択される。ここで露光装置5による読み取り開始アドレスを、この例の補正量である24だけずらす。露光装置5は読み取ったデータ量が4096画素分になる位置が露光中心となるように調整されるため、この例では、画像の露光走査可能な範囲の中央から約1mm左にずれた位置に画像が形成される。
以上の図9、図10の例のような補正をすべての主走査ラインについて同様に行なうことにより、画像の露光可能な範囲の中央から所定長さ分だけ左又は右にずれた位置に画像を形成することができる。
このように、図9の例のようにラインメモリ61の画像データの書き込みアドレスの調整又は図10の例のようにラインメモリ61の画像データの読み込みアドレスの調整を行うことにより、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と交差する方向(通常は、前述のとおり、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向)に画像の形成位置を容易に補正することができる。
また、露光装置5で光源9から光を発するタイミングを所望の時間だけ早くあるいは遅くすることによっても同様の補正を行うことができる。
図11、図12は、画像形成制御プログラム58に基づいて制御部51が実行する処理について説明するフローチャートである。
ここで説明する処理では、図7〜図10を参照して説明した画像を形成する位置を補正することにより、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向のアライメントの補正を行う手段と(以下では第1の補正という)、図3〜図5を参照して説明したサイドシフト機構49により用紙の位置を補正することにより、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向とほぼ直交する方向のアライメントの補正を行う手段と(以下では第2の補正という)を適宜同時に使用して適切なアライメントの補正を行うものである。
図11は、この場合に、使用者の必要性に応じて、第1モード及び第2モードの一方を選択し、また、第3モード及び第4モードの一方を選択するための処理である。
まず、制御部51は、操作パネル54の操作により第1モード又は第2モードの選択の実行が要求されたときは(ステップS1のY)、図示しない第1モード/第2モード選択画面をタッチパネルに表示し(ステップS2)、タッチパネルの操作により第1モードが選択されたときは(ステップS3のY)、第1モードをROM59の不揮発性メモリなどに設定し(ステップS4)、第2モードが選択されたときは(ステップS5のY)、第2モードをROM59の不揮発性メモリなどに設定する(ステップS6)。
第1モードは、第2の補正に比べて精度の高いアライメントの補正が可能となる第1の補正を中心に使用してアライメントの補正を行う画質優先モードである。よって、画質を優先して画像形成を行ないたい場合に使用する。第2のモードは、第1の補正に比べて印刷の生産性(高速印刷性)を高く維持したままアライメントの補正が可能となる第2の補正を中心に使用してアライメントの補正を行う速度優先モードである。よって、印刷の生産性を落としたくない場合に使用する。
操作パネル54の操作により第3モード又は第4モードの選択の実行が要求されたときは(ステップS7のY)、図示しない第3モード/第4モード選択画面をタッチパネルに表示し(ステップS8)、タッチパネルの操作により第3モードが選択されたときは(ステップS9のY)、第3モードをROM59の不揮発性メモリなどに設定し(ステップS10)、第4モードが選択されたときは(ステップS11のY)、第1モードをROM59の不揮発性メモリなどに設定する(ステップS12)。
第3モード、第4モードは、用紙のサイズが大きいために、第1の補正と第2の補正を同時に使用してアライメントの補正を十分に実行しようとすると用紙上に形成される画像に欠けが生じてしまう場合に、アライメントを優先するか、画像の欠けの発生の防止を優先するかを選択するためのモードである。すなわち、第3モードはアライメントの補正が十分に行なわれなくても、画像の欠けが発生することを防止することを優先する画像優先モードであり、第4モードはアライメントの補正が十分に行なわれることを優先し、画像の欠けが発生することを許容するアライメント優先モードである。
図12は、前述の第1モード又は第2モード、及び、第3モード又は第4モードがそれぞれ設定されていることを前提に、用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と直交する方向のアライメントの補正を行う処理である。
まず、印刷ジョブ実行の要求があったときは(ステップS21のY)、給紙トレイ22から用紙を取り出してレジストローラ26の位置まで搬送して、用紙端センサ27で当該用紙の面方向であって用紙搬送経路24で用紙を搬送する方向と直交する方向(露光装置5の露光走査における主走査方向)のずれ量Aを検出する(ステップS22)。そして、第1の補正により当該主走査方向にアライメントの補正が可能な補正量の最大値Imaxと、第2の補正により当該主走査方向にアライメントの補正が可能な補正量の最大値Smaxとの合計値“Imax+Smax”と、ステップS22で検出したずれ量Aとを比較する(ステップS23)。
ステップS23の比較の結果、“A>Imax+Smax”であるときは(ステップS24のY)、用紙が画像形成サイズの上限に近いサイズであって、画像幅が大きくなり、画像の書き出し位置を第1の補正により大きく動かしたときに画像の端が画像形成可能領域から外れてしまい、画像の一部が欠けてしまうため、アライメントの十分な補正が不可能となる場合である。
この場合に、第3のモードが設定されているときは(ステップS25のY)、画像の欠けが生じない範囲で第1の補正及び第2の補正の併用によりアライメントの補正を行う(ステップS26)。よって、この場合には、画像の欠けは生じないが、アライメントの補正は不十分なものとなり、用紙上の画像が用紙に対して主走査方向にずれる。
また、第4のモードが設定されているときは(ステップS25のN)、画像の欠けが生じても第1の補正及び第2の補正の併用によりアライメントの補正を十分に行う(ステップS27)。よって、この場合には、アライメントの補正は十分に行われるが、画像の欠けが発生する。このようなアライメントの補正量の足りなくなるような用紙サイズでは用紙を断裁して用いることが多いので、このような画像端が多少欠けていても問題ない場合には第4モードを使用する。
一方、ステップS23の比較の結果、“A≦Imax+Smax”であるときは(ステップS24のN)、第1の補正、第2の補正により画像の欠けが生じることなく、アライメントの補正を十分に行うことができる。
この場合に、第1のモードが設定されているときは(ステップS28のY)、ずれ量Aと最大値Imaxとを比較する(ステップS29)。そして、“A≦Imax”であるときは(ステップS30のY)、第1の補正のみによりアライメントの補正を行う(ステップS32)。また、“A>Imax”であるときは(ステップS30のN)、第1の補正、第2の補正を併用することによりアライメントの補正を行う(ステップS32)。すなわち、第1の補正は、アライメント補正の精度は高いので画質は良いが、アライメントのずれ量を検出する前に画像形成を開始することが不可能になるため印刷の生産性が悪い(印刷速度が低い)ので、印刷の生産性より画質を重視する第1のモードでは、第1の補正のみによりアライメントの補正が十分に行なえるときには(ステップS30のY)、第1の補正のみによりアライメントの補正を行うものである(ステップS31)。
一方、第2のモードが設定されているときは(ステップS28のN)、ずれ量Aと最大値Smaxとを比較する(ステップS33)。そして、“A≦Smax”であるときは(ステップS34のY)、第2の補正のみによりアライメントの補正を行なう(ステップS35)。また、“A>Imax”であるときは(ステップS34のN)、第1の補正、第2の補正を併用することによりアライメントの補正を行う(ステップS36)。すなわち、第2の補正は、用紙のずれ量Aを観ながら、用紙を主走査方向に移動させるものであり、印刷の生産性に影響は与えないが精度が悪く画質は第1の補正より劣るので、印刷の生産性を画質より重視する第2のモードでは、第2の補正のみによりアライメントの補正が十分に行なえるときには(ステップS34のY)、第2の補正のみによりアライメントの補正を行うものである(ステップS35)。
なお、図12の処理において、第1のモード、第2のモード、第3のモード、又は第4のモードで前述のとおりアライメントの補正が行なって画像形成を行うときは、操作パネル54のタッチパネルなどに、実行されるモードの種類を表示するなどして使用者に報知し、注意を喚起するようにする。
次に、図13〜図17を参照して図12の処理について具体的に説明する。図13〜図17はいずれも用紙Pに画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図であり、これらの図において、“画像形成可能幅W”は、画像形成装置1で画像形成可能な主走査方向の最大幅を示し、“画像幅”は、用紙上に形成される画像の幅を示している。“用紙主走査ずれ量”は用紙Pの主走査方向へのずれ量を示している。“用紙基準位置”は“画像形成可能幅W”の幅の中央位置であり、用紙端センサ27の検出に基づいて用紙Pの主走査方向の中央位置がどの程度主走査方向にずれているかを判断する基準となる。“用紙搬送方向”は用紙Pを搬送する方向を矢印で示している。“画像形成位置”は第1の補正による補正量を示し、“サイドシフト量”は第2の補正による補正量を示している。
図13は、第1のモードで第1の補正のみによりアライメントの補正を行う場合の説明図である。この場合は、第1のモードで、“A≦Imax”の場合に、第1の補正により画像の書き出し位置をAだけ補正するものである。これにより用紙主走査ずれ量(A)だけずれた用紙Pに画像の書き出し位置の補正後の画像幅が合致し、アライメントの補正がなされる。
図14は、第2のモードで第2の補正のみによりアライメントの補正を行う場合の説明図である。この場合は、第2のモードで、“A≦Smax”の場合に、用紙主走査ずれ量(A)だけずれた用紙Pに対して第2の補正により用紙の位置をAだけ補正する(サイドシフト量(A))ものである。これにより用紙主走査ずれ量(A)だけずれた用紙Pが“用紙目標位置”に位置補正され、用紙Pの位置と画像幅とが合致し、アライメントの補正がなされる。
図15は、第1のモード、第2のモードで第1の補正と第2の補正とを併用してアライメントの補正を行う場合の説明図である。この場合は、第1のモード又は第2のモードで、“A≦Imax”、“A≦Smax”の場合に、用紙主走査ずれ量(B)に対して、第1の補正、又は第2の補正単独では十分にアライメントの補正が出来ないので、第2の補正により補正可能な最大値のSmaxだけ補正し、第1の補正により画像形成位置“B−Smax”だけ補正して、全体として用紙主走査ずれ量(B)を解消するようにアライメントの補正を行う。
なお、この場合に第1の補正により補正可能な最大値のImaxだけ補正し、第2の補正により画像形成位置“B−Imax”だけ補正するようにしてもよい。この場合には、極力第1の補正によりアライメントの補正を行うことになるので、アライメント補正の精度の低下を最低限にとどめ、画質の低下を抑制することができる。
図16は、第3のモードで第1の補正と第2の補正とを併用してアライメントの補正を行う場合の説明図である。第1の補正及び第2の補正を併用しても十分にアライメントの補正が出来ない用紙主走査ずれ量(B)に対して、第2の補正によりサイドシフト量(A)だけ補正して用紙Pを用紙目標位置に移動させ、第1の補正により画像形成位置(C)だけ補正して、画像形成可能幅Wから画像幅がはみ出さないようにし、アライメントはずれても画像の欠けは生じないようにしている。
図17は、第4のモードで第1の補正と第2の補正とを併用してアライメントの補正を行う場合の説明図である。第1の補正及び第2の補正を併用しても十分にアライメントの補正が出来ない用紙主走査ずれ量(B)に対して、第2の補正により補正の最大量であるサイドシフト量(Smax)だけアライメントの補正を行なって用紙Pを用紙目標位置に移動させ、第1の補正により画像形成位置“B−Smax”だけアライメントの補正を行うので、アライメントの補正は完全に行なわれるが、画像幅が前述の画像形成可能幅Wからはみ出してしまい、画像形成可能幅Wが縮小して画像形成可能幅W´になっている。この場合は“欠落”として示しているように、画像形成可能幅W´からはみ出した画像幅が画像の欠落となる。しかし、サイドシフト量を第2の補正が可能な最大量である“Smax”としているので、画像の欠けは最小限に抑制できる。
なお、前述の例では、レジストローラ26にサイドシフト機構49を設けているが、他の搬送ローラ25にサイドシフト機構49を設けるようにしてもよい。しかし、レジストローラ26は、用紙上に画像形成を行なう位置(前述の例で、2次転写ローラ14の位置)にもっとも近い位置にある用紙の搬送ローラであるため、他の搬送ローラ25にサイドシフト機構49を設けるのに比べると、サイドシフト機構49によるアライメントの補正後に他の搬送ローラ25やレジストローラ26により搬送されることで用紙の位置がずれてしまうことを防止でき、アライメントの補正正確に行うことができるので、レジストローラ26にサイドシフト機構49を設けることが望ましい。
また、前述の例では、中間転写ベルト11を用いて中間転写ベルト11に形成したカラートナー画像を用紙上に転写するようにしているが、中間転写ベルト11を用いず、用紙を各画像形成部3Y,3M,3C,3Kの2次転写ローラ14の位置に順次移動させ、この用紙に各画像形成部3Y,3M,3C,3Kで形成したトナー画像を直接転写することにより各色のトナー画像を重ね合わせたカラートナー画像を用紙上に直接形成するようにしても良い。この場合は、各2次転写ローラ14の位置が用紙上に画像形成を行なう位置となる。
さらに、前述の例では、画像形成装置1は電子写真方式で画像形成を行なっているが、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式などの画像形成装置に本発明を適用するようにしても良い。
本発明の一実施の形態である画像形成装置の概略構成の説明図である。 画像形成装置の作像器の斜視図である。 レジストローラに設けられたサイドシフト機構の構成を説明する説明図である。 レジストローラに設けられたサイドシフト機構の構成を説明する説明図である。 レジストローラに設けられたサイドシフト機構の構成を説明する説明図である。 画像形成装置の電気的な接続を示すブロック図である。 画像メモリに用意されているラインメモリのアドレス構成について説明する説明図である。 画像メモリに用意されているラインメモリのアドレス構成について説明する説明図である。 画像メモリに用意されているラインメモリのアドレス構成について説明する説明図である。 画像メモリに用意されているラインメモリのアドレス構成について説明する説明図である。 画像形成制御プログラムに基づいて制御部が実行する処理について説明するフローチャートである。 画像形成制御プログラムに基づいて制御部が実行する処理について説明するフローチャートである。 用紙に画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図である。 用紙に画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図である。 用紙に画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図である。 用紙に画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図である。 用紙に画像形成するときのアライメントの補正の様子を示す平面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 作像器
14 2次転写ローラ
26 レジストローラ
27 用紙端センサ
49 サイドシフト機構
61 ラインメモリ

Claims (6)

  1. 印刷媒体上に画像を形成する作像器と、
    前記作像器で前記印刷媒体上に画像形成を行なう位置に当該印刷媒体を搬送する搬送路と、
    前記作像器により前記印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に前記印刷媒体自体の移動によらず前記画像形成を行なう位置を変更することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第1の移動手段と、
    印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に当該印刷媒体を移動することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第2の移動手段と、
    前記画像形成を行なう位置に搬送する前の前記印刷媒体の位置を前記搬送路上で検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出した前記印刷媒体が基準位置から見て前記当該印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向のずれ量を判定するずれ量判定手段と、
    印刷媒体のサイズを判定するサイズ判定手段と、
    第1の移動手段による変更量の最大値である第1の最大値と前記第2の移動手段による前記サイズ判定手段により判定したサイズに応じた変更量の最大値である第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに、前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動を前記印刷媒体上に画像の欠けの発生を許容したまま実行する第1の補正方式を実行する制御手段と、
    を備えている画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、第1の移動手段による変更量の第1の最大値と前記第2の移動手段によるサイズに応じた変更量の第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを前記印刷媒体上に画像の欠けが生じない範囲で実行する第2の補正方式を実行可能で、
    前記第1の補正方式と前記第2の補正方式のいずれかを選択する選択手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式又は前記第2の補正方式を実行するように制御する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記ずれ量が前記第1の最大値より大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第1の最大値以下であるときは前記第1の移動手段により移動を実行する第3の補正方式と、前記ずれ量が前記第2の最大値より大きいときは前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第2の最大値以下であるときは前記第2の移動手段による移動を実行する第4の補正方式とを実行可能で、
    前記選択手段は、前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、前記第4の補正方式から補正方式を選択し、
    前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、又は前記第4の補正方式を実行するように制御する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷媒体上に画像を形成する作像器と、
    前記作像器で前記印刷媒体上に画像形成を行なう位置に当該印刷媒体を搬送する搬送路と、
    前記作像器により前記印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に前記印刷媒体自体の移動によらず前記画像形成を行なう位置を変更することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第1の移動手段と、
    印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向に当該印刷媒体を移動することにより、前記画像形成を行なう位置での当該印刷媒体と画像との相対的な位置を移動する第2の移動手段と、
    前記画像形成を行なう位置に搬送する前の前記印刷媒体の位置を前記搬送路上で検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段で検出した前記印刷媒体が基準位置から見て前記当該印刷媒体上の方向であって前記搬送を行なうときの搬送方向と交差する方向のずれ量を判定するずれ量判定手段と、
    印刷媒体のサイズを判定するサイズ判定手段と、
    を備えている画像形成装置に関して、
    第1の移動手段による変更量の最大値である第1の最大値と前記第2の移動手段による前記サイズ判定手段により判定したサイズに応じた変更量の最大値である第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに、前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動を前記印刷媒体上に画像の欠けの発生を許容したまま実行する第1の補正方式を実行する制御手段をコンピュータに実行させるコンピュータに読み取り可能な画像形成制御プログラム
  5. 前記制御手段は、第1の移動手段による変更量の第1の最大値と前記第2の移動手段によるサイズに応じた変更量の第2の最大値との合計より前記ずれ量判定手段で判定したずれ量が大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを前記印刷媒体上に画像の欠けが生じない範囲で実行する第2の補正方式を実行可能で、
    前記第1の補正方式と前記第2の補正方式のいずれかを選択する選択手段をさらにコンピュータに実行させ、
    前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式又は前記第2の補正方式を実行するように制御する、
    請求項4に記載の画像形成制御プログラム
  6. 前記制御手段は、前記ずれ量が前記第1の最大値より大きいときに前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第1の最大値以下であるときは前記第1の移動手段により移動を実行する第3の補正方式と、前記ずれ量が前記第2の最大値より大きいときは前記第1の移動手段による移動と前記第2の移動手段による移動とを実行し、前記ずれ量が前記第2の最大値以下であるときは前記第2の移動手段による移動を実行する第4の補正方式とを実行可能で、
    前記選択手段は、前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、前記第4の補正方式から補正方式を選択し、
    前記制御手段は、前記選択手段で選択された前記第1の補正方式、前記第2の補正方式、前記第3の補正方式、又は前記第4の補正方式を実行するように制御する、
    請求項5に記載の画像形成制御プログラム
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