JP6957995B2 - 画像形成装置及び制御方法 - Google Patents
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Description
画像形成装置において、
感光体と、
前記感光体に画像を書き込んで潜像を形成する画像書込部と、
前記感光体に形成された潜像をトナー画像とする現像装置と、
前記トナー画像を用紙に転写する転写ニップ部と、
前記転写ニップ部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする制御部と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御部は、前記用紙が前記転写ニップ部に突入した後、前記揺動部を揺動させて前記シフトされた揺動の狙い位置まで前記用紙の側端部の位置を移動させる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、
前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
前記制御部は、前記揺動部が前記用紙の搬送方向に直交する方向に揺動開始した後、前記検知部により前記用紙の側端部の位置が前記シフトされた揺動の狙い位置まで到達したことが検知された場合に、前記揺動部の揺動を停止させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、
転写ベルトの側端部の位置を検知するベルト位置検知部を備え、
前記制御部は、前記ベルト位置検知部により検知された前記転写ベルトの側端部の位置に基づいて前記転写ベルトのずれ量を算出し、当該算出したずれ量以上に前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする。
請求項5に記載の発明は、
画像形成装置において、
用紙に画像を書き込む画像書込部と、
前記画像書込部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする制御部と、
を備える。
前記制御部は、同一用紙で前記揺動部が複数回揺動動作する場合、前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする。
前記制御部は、前記用紙の側端部の搬送方向先端から後端までの位置よりも、前記揺動の狙い位置を大きくシフトする。
前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
所定枚数の用紙を通紙させ、前記検知部により検知された前記用紙の側端部の位置に基づいて、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置のシフト量を決定する調整モードを備える。
前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
前記制御部は、前記検知部により検知された前記用紙の側端部の位置に基づいて、次に搬送される用紙以降の前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする。
紙種ごと、環境ごと、画像を形成する用紙面ごと、給紙トレイごと又はその組み合わせごとに、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置のシフト量を格納したテーブルを記憶する記憶部を備える。
前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置を設定する設定部を備える。
感光体と、
前記感光体に画像を書き込んで潜像を形成する画像書込部と、
前記感光体に形成された潜像をトナー画像とする現像装置と、
前記トナー画像を用紙に転写する転写ニップ部と、
前記転写ニップ部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
を備える画像形成装置における揺動部の制御方法であって、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする工程を含む。
請求項13に記載の発明は、
用紙に画像を書き込む画像書込部と、
前記画像書込部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
を備える画像形成装置における揺動部の制御方法であって、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする工程を含む。
まず、本実施形態における画像形成装置100の構成について説明する。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置100を模式的に示す構成図である。この画像形成装置100は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置100であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。
制御部11は、図3に示すように、記憶部12、通信部13、操作部14、原稿読取装置SC、画像形成部10、用紙搬送部20、定着装置50、画像読取部60、レジストセンサーSE1、位置検知センサーSE2、環境センサーSE3に接続されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。制御部11のCPUは、記憶部12に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100各部の動作を集中制御する。
例えば、記憶部12には、揺動制御テーブル121(図4参照)、書込制御テーブル122(図5参照)が記憶されている。
本実施形態において、画像形成装置100の制御部11は、レジストローラー27の揺動の狙い位置Tp及び画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kによる画像書き込み位置(書き込みセンター)Wcをシフトする処理を行う。
まず、画像形成装置100では、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を決定する処理が行われる。本実施形態において、画像形成装置100は、調整モードを有しており、調整モードにおいて、事前に(ジョブ実行前に)、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を決定することができる。
具体的には、画像形成装置100の制御部11は、ユーザー又はサービスマンにより操作部14を介して調整モードでの動作が指示されると、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を決定するための調整モードを開始する。ここで、シフト量を決定するには、搬送される用紙の側端部の位置のバラつきを考慮する必要がある。そこで、調整モードにおいては、制御部11は、給紙トレイ21や給紙装置の給紙トレイから所定枚数(例えば20枚)の用紙を通紙させ、各用紙の側端部の位置を位置検知センサーSE2で検知させ、その検知結果の平均値+σ(例えば3σ)を超える位置にシフトさせるよう、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を決定する。
このように、調整モードにおいて、用紙の側端部の位置のバラつきよりも大きく揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcをシフトさせるようシフト量を決定することで、レジストローラー27の揺動方向が常に片側(同一方向)となるように調整することができる。
本実施形態では、上記の用紙搬送に係る条件ごとに、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を格納したテーブルを記憶部12に記憶するようにしている。図4及び図5に、紙種ごとに揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量をそれぞれ格納したテーブル(揺動制御テーブル121、書込制御テーブル122)の一例を示す。
本実施形態では、レジストローラー27は、予め定められた複数のタイミング(揺動タイミングと呼ぶ)で揺動するよう制御されるようになっており、揺動制御テーブル121及び書込制御テーブル122には、各揺動タイミング(タイミング1〜n)で用いられる揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量がそれぞれ記憶されている。ここで、用紙Pの最適画像位置に精度良くトナー画像を書き込むためには、揺動制御テーブル121及び書込制御テーブル122において、紙種ごと、環境ごと、画像を形成する用紙面ごと、給紙トレイごと、またはこれらの組み合わせごとに、各揺動タイミング(タイミング1〜n)で用いられる揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量が格納されていることが好ましい。
なお、図5に示す書込制御テーブル122では、揺動の狙い位置Tpから自動的に決まる画像書き込み位置Wc(用紙の用紙幅方向における中心位置)からのオフセット量を格納する構成を例示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図4に示す揺動制御テーブル121の形式と同様、画像書き込み位置Wcのシフト量を格納する構成であってもよい。
上記のように、記憶部12に揺動制御テーブル121及び書込制御テーブル122を記憶しておくことで、各条件に応じて適切にシフト量を決定することができる。
次に、画像形成装置100では、上記の処理で決定されたシフト量に基づいて、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcをシフトする処理を行う。
具体的には、画像形成装置100の制御部11は、レジストローラー27の揺動方向が常に片側(同一方向)となるように決定されたシフト量に基づいて、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcをシフトする。これにより、レジストローラー27の揺動方向が常に片側(同一方向)となるように調整することができる。
一方、本実施形態では、図6(B)に示すように、揺動の狙い位置Tpを用紙端部位置のバラつきBrよりも大きくシフトする(画像書き込み位置Wcは、揺動の狙い位置Tpに合わせてシフトする)ことで、レジストローラー27を同一方向のみに揺動させることができる。これにより、レジストローラー27の揺動制御を簡易なものとすることができる。
しかしながら、レジストローラー27から二次転写ローラー9までは距離があるため、レジストローラー27で用紙を揺動の狙い位置Tpに合わせた場合であっても、二次転写ローラー9による転写位置において用紙の側端部の位置がずれることがあり、結果として画像がずれるケースがある。このような場合に、転写位置におけるずれを見込んで画像書き込み位置Wcのシフト量を補正するようにしてもよい。
すなわち、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量は、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
なお、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量が異なる場合は、図4及び図5に示すように、揺動制御テーブル121及び書込制御テーブル122をそれぞれ個別に備えるようにしてもよい。
上記したレジストローラー27の揺動方向が常に同一方向となるように揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcをシフトする制御は、用紙単位で揺動動作するパターンに限らず、同一用紙でレジストローラー27が複数回揺動動作するパターンであっても、実施することができる。これは、特に、用紙が曲がっている場合又は各ローラーのアライメントのズレ等により搬送途中で用紙が曲がる場合に、同一用紙において、手前側/奥側の両方向に揺動する可能性がある点を考慮してのものである。
一方、本実施形態では、図7(B)に示すように、用紙Pの軌跡に対して交差しない位置に、揺動の狙い位置Tpをシフトする(画像書き込み位置Wcは、揺動の狙い位置Tpに合わせてシフトする)。すなわち、従来技術と比べ、レジストローラー27をより大きく揺動させる。
これにより、用紙に副走査曲がりやバラつきがあっても、レジストローラー27を常に同一方向に揺動させることができる。
本実施形態の揺動動作(レジストローラー27の揺動方向が常に同一方向となるようにシフトさせた揺動の狙い位置Tpまで用紙の側端部の位置を移動させるレジストローラー27の揺動動作)を実施するタイミングは、例えば、用紙の先端が二次転写ローラー9に突入した後(すなわち、二次転写ローラー9が用紙を搬送している最中)のタイミングで実施するようにしてもよい。この場合、用紙の先端が二次転写ローラー9に突入する前は、従来の揺動動作(シフトさせる前の揺動の狙い位置Tpまで用紙の側端部の位置を移動させるレジストローラー27の揺動動作)を実施する。勿論、用紙の先端が二次転写ローラー9に突入する前であるか後であるかにかかわらず、常に本実施形態の揺動動作を実施するようにしてもよい。
本実施形態の揺動動作は、上記したように、レジストローラー27の揺動方向が常に同一方向となるようにシフトさせた揺動の狙い位置Tpまで用紙の側端部の位置を移動させるレジストローラー27の揺動動作である。
本実施形態の揺動動作を実施する一例は、位置検知センサーSE2により用紙の側端部の位置から揺動の狙い位置Tpまでの距離を検知し、検知した距離に基づいてレジストローラー27を揺動させる動作(第1の揺動動作)である。
本実施形態の揺動動作を実施する他の例は、レジストローラー27が用紙の幅方向に揺動開始した後、位置検知センサーSE2により用紙の側端部の位置がシフトされた揺動の狙い位置Tpまで到達したか否かを検知するようにし、揺動の狙い位置Tpまで到達したことを検知した場合にレジストローラー27の揺動を停止させる動作(第2の揺動動作)である。
本実施形態では、いずれの揺動動作を実施するようにしてもよい。また、例えば、用紙の先端が二次転写ローラー9に突入する前は、第1の揺動動作を実施するようにし、用紙の先端が二次転写ローラー9に突入した後は、第2の揺動動作を実施するようにしてもよい。
したがって、ローラー組み付けのガタやギアのバックラッシュ等に起因する指令値に対する実揺動量のずれや、用紙の位置(搬送)バラつき等により、レジストローラー27の揺動方向が手前側/奥側の両方向に揺動するようなケースであっても、レジストローラー27の揺動方向のバラつきを抑制することができるので、レジストローラー27の揺動制御を安定して実施することが可能となり、副走査曲がりによる用紙に対する画像位置のずれを抑制することができる。
上記のように、画像書き込み位置Wcのみをシフトするケースであっても、レジストローラー27の揺動方向のバラつきを抑制することができるので、レジストローラー27の揺動制御を安定して実施することが可能となり、副走査曲がりによる用紙に対する画像位置のずれを抑制することができる。
例えば、図4及び図5に示すように、紙種ごとに揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcのシフト量を対応付けたテーブルを備える場合、同じ紙種条件(例えばコート紙120g/m2)であったとしても、銘柄が異なると、用紙の側端部の位置やバラつきが変動するケースが存在する。
したがって、設定部としての操作部14において、揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcを設定可能に構成し、ユーザー又はサービスマンが、操作部14を介して揺動の狙い位置Tp及び画像書き込み位置Wcを任意に設定可能とすることで、臨機応変にレジストローラー27の揺動量の調整を行うことが可能となり、副走査曲がりによる用紙に対する画像位置のずれをより確実に抑制することができる。
11 制御部
12 記憶部
121 揺動制御テーブル
122 書込制御テーブル
13 通信部
14 操作部
SC 原稿読取装置
10 画像形成部
9 二次転写ローラー
20 用紙搬送部
27 レジストローラー
50 定着装置
60 画像読取部
SE1 レジストセンサー
SE2 位置検知センサー
SE3 環境センサー
Claims (13)
- 感光体と、
前記感光体に画像を書き込んで潜像を形成する画像書込部と、
前記感光体に形成された潜像をトナー画像とする現像装置と、
前記トナー画像を用紙に転写する転写ニップ部と、
前記転写ニップ部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする制御部と、
を備える画像形成装置。 - 前記制御部は、前記用紙が前記転写ニップ部に突入した後、前記揺動部を揺動させて前記シフトされた揺動の狙い位置まで前記用紙の側端部の位置を移動させる請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
前記制御部は、前記揺動部が前記用紙の搬送方向に直交する方向に揺動開始した後、前記検知部により前記用紙の側端部の位置が前記シフトされた揺動の狙い位置まで到達したことが検知された場合に、前記揺動部の揺動を停止させる請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 転写ベルトの側端部の位置を検知するベルト位置検知部を備え、
前記制御部は、前記ベルト位置検知部により検知された前記転写ベルトの側端部の位置に基づいて前記転写ベルトのずれ量を算出し、当該算出したずれ量以上に前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 用紙に画像を書き込む画像書込部と、
前記画像書込部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする制御部と、
を備える画像形成装置。 - 前記制御部は、同一用紙で前記揺動部が複数回揺動動作する場合、前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記用紙の側端部の搬送方向先端から後端までの位置よりも、前記揺動の狙い位置を大きくシフトする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
所定枚数の用紙を通紙させ、前記検知部により検知された前記用紙の側端部の位置に基づいて、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置のシフト量を決定する調整モードを備える請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記用紙の側端部の位置を検知する検知部を備え、
前記制御部は、前記検知部により検知された前記用紙の側端部の位置に基づいて、次に搬送される用紙以降の前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置をシフトする請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 紙種ごと、環境ごと、画像を形成する用紙面ごと、給紙トレイごと又はその組み合わせごとに、前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置のシフト量を格納したテーブルを記憶する記憶部を備える請求項1〜9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記揺動の狙い位置及び前記画像書き込み位置を設定する設定部を備える請求項1〜10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 感光体と、
前記感光体に画像を書き込んで潜像を形成する画像書込部と、
前記感光体に形成された潜像をトナー画像とする現像装置と、
前記トナー画像を用紙に転写する転写ニップ部と、
前記転写ニップ部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
を備える画像形成装置における揺動部の制御方法であって、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする工程を含む制御方法。 - 用紙に画像を書き込む画像書込部と、
前記画像書込部よりも上流に設けられ、搬送されてくる用紙を揺動可能な揺動部と、
を備える画像形成装置における揺動部の制御方法であって、
前記揺動部の揺動方向が常に同一方向となるように、前記揺動部による揺動の狙い位置を、用紙端部位置に対して、用紙端部位置のバラつきよりも大きくシフトすると共に、
前記画像書込部による画像書き込み位置を前記揺動の狙い位置に合わせてシフトする工程を含む制御方法。
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