JP6003596B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
用紙搬送部において、レジストローラーに用紙の先端が到達した後も継続してループローラーによる用紙の搬送が行われることで、レジストローラーとループローラーとの間で用紙が撓み、用紙の傾きが解消される。
片寄り補正時には用紙Sの端部が基準位置X0となるようにレジストローラーRが揺動する。例えば図1に示す場合、レジストローラーRが左方向に移動することにより、片寄り量ΔX分の用紙Sの片寄りが補正される。これにより、用紙Sの所定の位置に画像が形成される。
この場合、用紙Sは調整後又はユニット交換後の基準位置X1に端部がくるように片寄りが補正されて通紙される一方、画像は初期の基準位置X0に基づいて設定された書込範囲で形成されるため、画像にずれが生じる(図2B参照)。
前記画像形成部の上流に軸方向を調整可能に配置され、前記画像形成部に用紙を搬送するレジストローラーと、
前記レジストローラーを通過する用紙の幅方向の位置を検出する片寄り検出部と、
前記片寄り検出部による検出結果に基づいて、基準位置からのずれ量分だけ前記レジストローラーを幅方向に移動させ、用紙の幅方向の位置を補正する片寄り補正部と、
前記基準位置を設定するとともに、設定した前記基準位置に基づいて前記書込範囲を設定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記レジストローラーの軸方向が変化した場合に、前記基準位置及び前記書込範囲を改めて設定することを特徴とする。
レジストローラーを通過する用紙の幅方向の位置を検出する第2の工程と、
前記第2の工程による検出結果に基づいて、前記基準位置からのずれ量分だけ用紙を幅方向に移動させる第3の工程と、
前記書込範囲に基づいて用紙に画像を形成する第4の工程と、を備え、
前記第1の工程では、前記レジストローラーの軸方向が変化した場合に、前記基準位置及び前記書込範囲を改めて設定することを特徴とする。
図3は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。図4は、実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図3、4に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向(鉛直方向)に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させる縦型タンデム方式が採用されている。
すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネート樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動用モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は一定の周速度で回転する。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。駆動ローラーとなる支持ローラー423が回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。一次転写ローラー422によって中間転写ベルト421が感光体ドラム413に圧接されることにより、中間転写ベルト421に各色トナー像が順次重ねて一次転写される。
中間転写ベルト421を介して、二次転写ローラー431がバックアップローラー423Aに圧接されることにより、転写ニップ(転写部)が形成される。この転写ニップを用紙Sが通過する際、中間転写ベルト421に担持されているトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、トナーと逆極性の電圧(転写バイアス)を二次転写ローラー431に印加することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
定着部60は、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。定着器F内には、エアを吹き付けることにより、定着面側部材61又は裏面側支持部材62から用紙Sを分離させるエア分離ユニットを配置してもよい。
給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。
ループローラー部55は、一対のループローラーを有し、上流側の中間搬送ローラー部54から受け渡された用紙Sを搬送して下流側のレジストローラー部56に受け渡すとともに、レジストローラー部56との間のループ形成部に用紙を撓ませる。
レジストローラー部56は、一対のレジストローラー(後述する駆動ローラー561、従動ローラー562)を有し、画像形成部40(転写部)の上流側で、ループローラー部55の下流側に配置される。レジストローラー部56は、用紙Sの傾き及び幅方向(主走査方向)の位置を補正する。
そして、用紙Sが転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面(表面)に一括して二次転写され、定着部60において定着処理が施される。画像が形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
また、駆動ローラー561のローラー軸561bと従動ローラー562のローラー軸562bは、連結部材567によって連結される。これにより、用紙Sの幅方向の位置を補正する際、駆動ローラー561と従動ローラー562は幅方向に一緒に移動する。
ラック564bは、内面に軸受けを有する円筒状の部材であり、ローラー軸561bに挿通される。ローラー軸561bに固定された2つの座金(例えばEリング)でラック564bの両端を挟み込むことにより、ラック564bは歯車561aの近傍に固定される。つまり、ラック564bは、駆動ローラー561の回転を許容する一方で、軸方向には移動不能に固定される。
片寄り検出センサー565は、例えば受像素子が横1列(又は複数列)に並設されたラインセンサーで構成され、用紙Sの幅方向端部の位置を検出する。片寄り検出センサー565をラインセンサーで構成することにより、用紙Sの幅方向端部の位置や片寄り量(基準位置からのずれ)を高精度(例えば数十μm単位)で検出することができる。
ユーザーは、レジストローラーRの軸方向を調整した後や、レジストユニットを交換した後に、操作部22において再設定を指示する操作を行うだけで、容易に再設定処理を実行させることができる。また、経時的にレジストローラーRの軸方向がずれるなどして、用紙に形成される画像の位置がずれた場合にも、容易に再設定処理を実行させることができる。
ステップS103において、制御部100は、片寄り検出センサー565によって検出された用紙の端部の位置を取得し、記憶する。制御部100は、複数枚の用紙について同様に処理する。
例えば、制御部100が、レジストローラーRの軸方向が変化したことを検知できるように構成して、レジストローラーRの軸方向が変化した場合(実際にレジストローラーRの軸方向の調整が行われた場合、レジストユニットが交換された場合を含む)に自動的に再設定処理が実行されるようにしてもよい。
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
51 給紙部
53 第1の搬送部
56 レジストローラー部
561 駆動ローラー(レジストローラー)
562 従動ローラー(レジストローラー)
563 揺動用モーター(片寄り補正部)
564 動力伝達部(片寄り補正部)
565 片寄り検出センサー(片寄り検出部)
60 定着部
100 制御部
R レジストローラー
Claims (5)
- 所定の書込範囲が設定され、前記書込範囲に基づいて用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の上流に軸方向を調整可能に配置され、前記画像形成部に用紙を搬送するレジストローラーと、
前記レジストローラーを通過する用紙の幅方向の位置を検出する片寄り検出部と、
前記片寄り検出部による検出結果に基づいて、基準位置からのずれ量分だけ前記レジストローラーを幅方向に移動させ、用紙の幅方向の位置を補正する片寄り補正部と、
前記基準位置を設定するとともに、設定した前記基準位置に基づいて前記書込範囲を設定する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記レジストローラーの軸方向が変化した場合に、前記基準位置及び前記書込範囲を改めて設定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、複数枚の用紙を通紙させたときの用紙の平均的な通紙位置を前記基準位置とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記基準位置及び前記書込範囲の再設定を指示する操作信号に基づいて、前記基準位置及び前記書込範囲を改めて設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
- 前記片寄り検出部が、ラインセンサーで構成され、前記レジストローラーと平行に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 用紙の幅方向の片寄りを補正するための基準位置及び前記基準位置に基づいて書込範囲を設定する第1の工程と、
レジストローラーを通過する用紙の幅方向の位置を検出する第2の工程と、
前記第2の工程による検出結果に基づいて、前記基準位置からのずれ量分だけ用紙を幅方向に移動させる第3の工程と、
前記書込範囲に基づいて用紙に画像を形成する第4の工程と、を備え、
前記第1の工程では、前記レジストローラーの軸方向が変化した場合に、前記基準位置及び前記書込範囲を改めて設定することを特徴とする画像形成方法。
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