JPH0986010A - サーマルプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 発券機に使用されるサーマルプリンタに関
し、記録紙の初期設定操作時の外圧による構成部品の歪
みや変形を防止し、常に安定した印字品質が得られるサ
ーマルプリンタを提供することを目的とする。 【構成】 可動部筐体３の左右に設けたストッパー３ａ
が本体フレーム１の側壁１ａ，１ｂの当接面と当接する
ように、且つ、このストッパー３ａと直角方向に曲げら
れて軸と係合する係合部を設けた軸受部を上記可動部筐
体３に一体に形成した構成とすることにより、記録紙の
初期設定操作時の外圧による構成部品の歪みや変形が防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は記録紙を大量に消費する
発券機に搭載される小型軽量のサーマルプリンタに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、小型軽量のニーズが多いプリンタ
分野では、インパクトプリンタに比べてプリンタ本体の
小型化が容易で、印字記録時の音が静かで、且つメンテ
ナンスフリーのサーマル方式によるノンインパクトプリ
ンタが主流になっている。

【０００３】以下に、従来のこの種のサーマルプリンタ
について図面を用いて説明する。図８は上記従来のサー
マルプリンタの全体構成を示す斜視図であり、プリンタ
部５と、このプリンタ部５に記録紙７を給紙する記録紙
ガイド９及び記録紙７を格納する記録紙ホルダー８と、
記録後の記録紙７を切断するカッター１１とで構成され
ている。

【０００４】尚、カッター１１はカッターアダプター１
０に取り付けられている。またプリンタ部５とカッター
アダプター１０は可動部筐体２１に取り付けられてお
り、この可動部筐体２１は、軸４を介して本体フレーム
１に取り付けられている。

【０００５】尚、図８は可動部筐体２１を本体フレーム
１内に閉じた状態の斜視図、図９は可動部を本体フレー
ム１から軸４を介して可動方向に回動させた状態を示す
斜視図、図１０はプリンタ部５、記録紙ガイド９、カッ
ターアダプター１０、カッター１１、可動部筐体２１等
の可動部を構成する主要部品の分解斜視図、図１１はプ
リンタ部５の一部切欠斜視図、図１２は本体フレーム１
の前面に結合するカバー２２を示す斜視図である。

【０００６】このような構成の従来のサーマルプリンタ
の記録紙７の初期設定は、まず図８の状態から可動部筐
体２１を図９のように可動側に回動させ、記録紙７を可
動部筐体２１のプリンタ部取付面２１ｃの裏面の記録紙
ガイド９の通紙径路より挿入し、図１１に示すプリンタ
部５のリリースアーム１９を動かしてバネ材によるサー
マルヘッド１７とプラテンローラ１５の均一な押し付け
圧力を解除し、更に記録紙７を挿入させて記録紙７がカ
ッター１１を通過した所でリリースアーム１９を元に戻
し、サーマルヘッド１７とプラテンローラ１５を記録紙
７を介してバネ材により均一に押し付け、可動部筐体２
１を元の方向に回転させて図８の状態に戻して完了す
る。

【０００７】更に記録紙７への記録方法は図１１に示す
ようにプリンタ部５のプラテンローラ１５とサーマルヘ
ッド１７の間に記録紙７が挟み込まれた状態になり、プ
リンタ部５のモータ１６でプラテンローラ１５を回転さ
せて記録紙７を送りながらサーマルヘッド１７による印
字信号に従って記録紙７に印字を行うものである。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、頻繁に記録紙７の初期設定をするたびに可
動部筐体２１の開閉のための回動操作が多くなり、図９
に示す状態の記録紙７の初期設定時は記録紙ガイド９、
プリンタ部５、カッターアダプター１０、カッター１１
のそれぞれの自重と開閉のたびの衝撃で、プリンタ部５
及び可動部筐体２１に歪みと変形を発生させ且つ、可動
部筐体２１を回動させて図８に示す元の状態に戻す場
合、プリンタ部５と可動部筐体２１は、可動部筐体２１
の回動軸方向の両端で固定されているためと、可動部筐
体２１の反回動軸方向はフリーで間隙があるために反回
動軸方向にあるプリンタ部５の上部を押して、大きな荷
重を加えると、フリー部で可動部筐体２１のプリンタ部
取付面２１ｃに歪みが発生し、かつプリンタ部５にも変
形が発生し、サーマルヘッド１７とプラテンローラ１５
の押し付け圧力が不均一となり、良好な印字品質が得ら
れなくなるという問題があった。

【０００９】また、本体フレーム１に可動部筐体２１を
組み込む場合、軸受部２０及び挿入する軸４が本体フレ
ーム１の前面に結合されるカバー２２で覆われるため
に、組立作業性が悪いという問題があった。

【００１０】本発明は上記問題点を解決するもので、可
動部筐体の回動操作時に可動部筐体のプリンタ部取付面
に歪みを発生させず、外力によるプリンタ部の変形を防
止し、常に良好な印字品質が得られ、かつ軸の挿入組立
性の良いサーマルプリンタを提供することを目的とする
ものである。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるサーマルプリンタは、記録紙を供給する
供給部を後端に配設した本体フレームと、上記記録紙に
印字するサーマルヘッドとこのサーマルヘッドが圧接さ
れる記録紙をガイドしながら搬送するプラテンローラか
らなるプリンタ部を装着したプリンタ部筐体を可動部筐
体に装着して上記本体フレームの前端に記録紙の搬送方
向と直角に配設された軸を介して開閉自在に結合された
可動部と、この可動部の下部を覆うように上記軸と平行
に本体フレームの前面に結合されたカバーからなり、上
記本体フレームの軸がはまり込む部分の近傍に水平方向
の当接面を設けると共に、上記可動部が本体フレームに
収納された閉状態で上記当接面と当接し、かつ可動部が
本体フレームから軸を介して回動した開状態では上記本
体フレームの当接面と直交する垂直面に設けた当接面と
当接する矩形状のストッパー、ならびにこのストッパー
と直角方向に折り曲げられて軸と係合する係合部を設け
た軸受部を上記可動部筐体に一体で形成した構成とした
ものである。

【００１２】

【作用】この構成により、可動部筐体に設けた矩形状の
ストッパーは、上記可動部筐体が本体フレームに収納さ
れた閉状態では本体フレームの軸がはまり込む部分の近
傍の本体フレームの側壁の軸受部近傍に設けた水平端面
部に水平に当接しかつ、上記可動部筐体を本体フレーム
から回動した開状態では本体フレームの側壁の軸受部近
傍に設けた垂直端面部に垂直に当接して可動部筐体のス
トッパーとして機能するため、可動部筐体の回動操作に
よる開閉のたびの衝撃による可動部筐体と可動部筐体の
プリンタ部取り付け面およびプリンタ部の変形を防止す
ることができる。

【００１３】また可動部筐体に設けた矩形状のストッパ
ーと直角方向に折り曲げられて設けた軸受部は、可動部
筐体の開閉のための回動動作の軌跡をバラツキ無く一定
に保つことができ、可動部筐体に設けた矩形状のストッ
パーの機能をより確実なものにすることができる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。

【００１５】図１は同実施例によるサーマルプリンタの
全体構成を示す斜視図、図２は図１の可動部を可動方向
に回動させた状態を示す斜視図、図３は同実施例の可動
部を構成する主要部品の分解斜視図、図４は同実施例の
可動部の回動軸近傍を一部切欠断面で示す要部斜視図、
図５は同実施例の可動部の筐体を示す要部斜視図、図６
は同実施例のカバーを示す斜視図、図７は図６のカバー
の取付状態を示す側面断面図である。

【００１６】なお、従来例で説明した部品と同じ構成の
部品には同一の符号を付与して説明する。

【００１７】図１、図２において、１は両側に側壁１
ａ，１ｂを備えた本体フレームであり、この本体フレー
ム１にはカバー２と可動部筐体３が上記側壁１ａ，１ｂ
の軸受部２０に取り付けられた軸４を介して回動自在に
軸支され、この軸４には軸抜け防止のために、側壁１
ａ，１ｂの外側でそれぞれＥリング１２が嵌め込まれて
いる。

【００１８】また、３ａは上記可動部筐体３のカバー２
側の両端にそれぞれ設けた矩形状のストッパーであり、
このストッパー部３ａが本体フレーム１の側壁１ａ，１
ｂにそれぞれ当接することにより可動部を定位置ならび
に回動時の回動方向終端位置に位置決めするようにして
いる。

【００１９】５は可動部筐体３のプリンタ部取り付け面
３ｃにビス等で結合されたプリンタ部、６ａ，６ｂはこ
のプリンタ部５を結合したプリンタ部筐体６（後述の図
３、図１１に図示）に設けたプリンタ部側板、７はロー
ル状の記録紙、８は本体フレーム１の後端で上記記録紙
７を回転自在に軸支する記録紙ホルダー、９は上記記録
紙７をプリンタ部５に案内するために可動部筐体３のプ
リンタ部取り付け面３ｃに近接して設けられた記録紙ガ
イドである。１０は上記プリンタ部側板６ａ，６ｂを挟
み込むように配置された樹脂製のカッターアダプターで
あり、このカッターアダプター１０には駆動部が内蔵さ
れたカッター１１が取り付けられ、上記プリンタ部５で
印字された記録紙７を入力信号により切断するものであ
る。

【００２０】図３、図１１において、６はプリンタ部５
を構成するプリンタ部筐体であり、このプリンタ部筐体
６の両端には軸受部を備えたプリンタ部側板６ａ，６ｂ
が設けられ、表面がゴム製のプラテンローラ１５が上記
軸受部により回転自在に軸支されている。また、プリン
タ部側板６ａには回転軸にピニオンギア１６ａを結合し
たモータ１６と、上記ピニオンギア１６ａ及びプラテン
ローラ１５の軸に結合したプラテンローラギア１５ａに
噛み合う大小２つの径の歯車からなるアイドラギア１６
ｂが取り付けられて紙送り駆動機構が構成されており、
モータ１６の回転がピニオンギア１６ａに伝達され、次
いでこれに噛み合っている径の大きな歯車と径の小さな
歯車が一体となったアイドラギア１６ｂに減速伝達さ
れ、さらにプラテンローラギア１５ａに減速伝達されて
プラテンローラ１５を回転させるように構成されてい
る。

【００２１】１７は基板上に複数の発熱部を横一列に配
列すると共にヘッドコネクタ１７ｂを備えたライン型の
サーマルヘッドであり、このサーマルヘッド１７は両端
に設けたシャフト１７ａをプリンタ部側板６ａ，６ｂに
設けた位置決め溝６ｃの最深部に嵌め込むことにより、
プリンタ部筐体６のプリンタ部側板６ａ，６ｂ間にプラ
テンローラ１５に沿って回転可能に取り付けられてい
る。また、１８は両端に軸１８ａを設け、上記サーマル
ヘッド１７を保持する金属製の支持体である。

【００２２】また、図４に要部を拡大して示す可動部筐
体３には、軸４を介して本体フレーム１の側壁１ａ，１
ｂに設けた軸受部２０と係合するＪ字形の軸受部３ｂ
と、プリンタ部筐体６のプリンタ部側板６ａ，６ｂとの
隙間を埋める寸法のストッパー用の突起３ｄ（図３に図
示）が設けられている。

【００２３】このように構成された本発明のサーマルプ
リンタについて、以下にその動作を説明する。

【００２４】まず、記録紙ホルダー８に記録紙７を装填
し、図３に示すプリンタ部５のリリースアーム１９を上
方に起こし、サーマルヘッド１７をプラテンローラ１５
から離す。

【００２５】次に図２に示すように可動部筐体３を手前
に倒し、記録紙７の先端を記録紙ガイド９より挿入して
サーマルヘッド１７とプラテンローラ１５との間に記録
紙７を挟み込んでからリリースアーム１９を下方へ引い
てサーマルヘッド１７をプラテンローラ１５側に動かし
て押し付けた状態にする。

【００２６】次に、可動部筐体３を回動方向に押して本
体フレーム１に収納し図１の状態に戻し、モータ１６を
駆動することによりプラテンローラ１５に回転運動を与
えると共にヘッドコネクタ１７ｂに印字信号を与えてサ
ーマルヘッド１７により記録紙７に印字を行う。なお、
サーマルヘッド１７は印字中のみプラテンローラ１５に
押し付けられた状態であり、リリースアーム１９を指で
操作することにより、サーマルヘッド１７をアップダウ
ンさせることができるように構成されている。このよう
な一連の印字動作が終了した後、記録紙７を一定量配紙
して印字された記録紙７をカッター１１にて切断して動
作を終えるものである。

【００２７】このように本発明によるサーマルプリンタ
は、可動部筐体３に矩形状のストッパー部３ａ、ならび
にこのストッパー部３ａと直角方向に折り曲げられて形
成されたＪ字形の軸受部３ｂをそれぞれ設けて本体フレ
ーム１の側壁１ａ，１ｂに設けた軸受部２０と軸４を介
して回動可能に係合した構成とすることにより、可動部
筐体３の繰返し回動操作時に、図１に示す可動部が本体
フレーム１内に収納された状態では上記ストッパー部３
ａが本体フレーム１の側壁１ａ，１ｂの軸受部２０近傍
に設けた水平端面部に水平に当接して可動部筐体３のス
トッパーとして機能し、プリンタ部５の強度をより高め
ることができる。

【００２８】また、図２に示すように可動部が可動方向
に回動した状態では、上記ストッパー部３ａが本体フレ
ーム１の側壁１ａ，１ｂの軸受部２０近傍に設けた垂直
端面部に垂直に当接して可動部筐体３のストッパーとし
て機能するため、不要の外力に対してプリンタ部５の変
形を防止することができる。

【００２９】また、上記可動部筐体３の回動支点部分に
はＪ字形の軸受部３ｂを設け、この軸受部３ｂが常に軸
４と係合しているために可動部筐体３が回動操作時に必
要以上に回動するのを防止し、さらに不要の外力に対し
てプリンタ部５の変形を防止することができる。

【００３０】また、図５に詳細を示すように可動部筐体
３のプリンタ部取り付け面３ｃにはプリンタ部筐体６の
プリンタ部側板６ａ，６ｂとの隙間を埋める寸法に形成
されたストッパー用の突起３ｄを設けた構成としている
ため、この突起３ｄがプリンタ部側板６ａ，６ｂと当接
することによりプリンタ部５に外力が加わった場合にプ
リンタ部側板６ａ，６ｂの変形を防止することができ
る。

【００３１】また図６、図７に詳細を示すように、カバ
ー２の上部に段部２ａを形成した構成とすることによ
り、この段部２ａが可動部の回動支点となる軸４のガイ
ドとなり、かつ軸４が段部２ａ上に搭載された形となっ
て外部から見えるために本体フレーム１と可動部筐体３
との組み立て作業が容易になり、作業性の向上を図るこ
とができる。

【００３２】

【発明の効果】以上のように本発明によるサーマルプリ
ンタは、回動可能な可動部筐体に、本体フレームの側壁
端面部に水平または垂直に当接する矩形状のストッパー
とその当接位置を一定にするための軸受部をこの矩形状
のストッパーと直角方向に折り曲げて本体フレームの側
壁に設ける軸と係合するように設け且つ、可動部筐体の
プリンタ部取り付け面にプリンタ部筐体の両側板端面が
当接する突起を設け、更に本体フレームの前面に結合さ
れるカバーの上部を窪ませて段部を形成した構成とする
ことにより、可動部の回動による開閉時に矩形状のスト
ッパーが繰返し精度良く機能し、且つ閉時にはプリンタ
部筐体の両側板端面が当接する突起が不要の外力に対し
て可動部筐体のプリンタ部取り付け面の歪み及びプリン
タ部の変形を防止し、常に良好な印字品質が得られ、更
にカバーに形成した段部が本体フレームと可動部筐体を
開閉自在に結合する軸のガイドとなり、軸と本体フレー
ムの側壁に設けられた軸受部が視認できるために軸の挿
入組み立て作業性を大幅に向上させることができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例によるサーマルプリンタの全
体構成を示す斜視図

【図２】同図１の可動部を可動方向に回動させた状態を
示す斜視図

【図３】同図１の可動部を構成する主要部品の分解斜視
図

【図４】同実施例の可動部の回動軸近傍を一部切欠断面
で示す要部斜視図

【図５】同実施例の可動部の筐体を示す要部斜視図

【図６】同実施例のカバーを示す斜視図

【図７】同図６のカバーの取付状態を示す側面断面図

【図８】従来のサーマルプリンタの全体構成を示す斜視
図

【図９】同図８の可動部を回動方向に回動させた状態を
示す斜視図

【図１０】同図８の可動部を構成する主要部品の分解斜
視図

【図１１】同プリンタ部の一部切欠斜視図

【図１２】従来のプリンタのカバーを示す斜視図

【符号の説明】

１ 本体フレーム １ａ，１ｂ 側壁 ２ カバー ２ａ 段部 ３ 可動部筐体 ３ａ ストッパー ３ｂ 軸受部 ３ｃ プリンタ部取り付け面 ３ｄ 突起 ４ 軸 ５ プリンタ部 ６ プリンタ部筐体 ６ａ，６ｂ プリンタ部側板 ６ｃ 溝 ７ 記録紙 ８ 記録紙ホルダー ９ 記録紙ガイド １０ カッターアダプター １１ カッター １２ Ｅリング １５ プラテンローラ １５ａ プラテンローラギア １６ モータ １６ａ ピニオンギア １６ｂ アイドラギア １７ サーマルヘッド １７ａ シャフト １７ｂ ヘッドコネクタ １８ ヘッド支持体 １８ａ 軸 １９ リリースアーム ２０ 軸受部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 記録紙を供給する供給部を後端に配設し
   た本体フレームと、上記記録紙に印字するサーマルヘッ
   ドとこのサーマルヘッドが圧接される記録紙をガイドし
   ながら搬送するプラテンローラからなるプリンタ部を装
   着したプリンタ部筐体を可動部筐体に装着して上記本体
   フレームの前端に記録紙の搬送方向と直角に配設された
   軸を介して開閉自在に結合された可動部と、この可動部
   の下部を覆うように上記軸と平行に本体フレームの前面
   に結合されたカバーからなり、上記本体フレームの軸が
   はまり込む部分の近傍に水平方向の当接面を設けると共
   に、上記可動部が本体フレームに収納された閉状態で上
   記当接面と当接し、かつ可動部が本体フレームから軸を
   介して回動した開状態では上記当接面と直交する垂直面
   と当接する矩形状のストッパー、ならびにこのストッパ
   ーと直角方向に折り曲げられて軸と係合する係合部を設
   けた軸受部を上記可動部筐体に一体で形成してなるサー
   マルプリンタ。
2. 【請求項２】 可動部筐体のプリンタ部取り付け面に、
   プリンタ部筐体の両側板端面が当接する突起を設けた請
   求項１記載のサーマルプリンタ。
3. 【請求項３】 本体フレームの前面に結合されるカバー
   の上部を窪ませて段部を形成し、この段部で可動部を開
   閉自在に軸支する軸をガイドするようにした請求項１も
   しくは２記載のサーマルプリンタ。