JP2614777B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2614777B2
JP2614777B2 JP2133188A JP13318890A JP2614777B2 JP 2614777 B2 JP2614777 B2 JP 2614777B2 JP 2133188 A JP2133188 A JP 2133188A JP 13318890 A JP13318890 A JP 13318890A JP 2614777 B2 JP2614777 B2 JP 2614777B2
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章雄 田島
裕之 原田
治和 清水
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印字ヘッドが紙送り方向と直角な方向に移動
する形式のシリアルプリンタに関する。
[従来の技術] シリアルプリンタでは、印字ヘッドが紙送り方向と直
角な方向に移動するようになっている。
第5図には、この種のプリンタの従来構造が示されて
いる。印字ヘッド10を搭載したキャリア12は、プラタン
20と平行に延伸する1対のガイド軸14、16によって紙送
り方向と直角な方向(第5図紙面において直角な方向)
に移動可能に支持されている。そして、使用時にはイン
クリボンカセット18の装填によって、印字ヘッド10のノ
ーズ部10Aとプラテン20との間にインクリボン22が挿通
されて印字できるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この構造にあっては印字ヘッド10をプ
ラテン20に対して前後方向に移動できず、不便な場合が
あった。例えば、印字ヘッド10のノーズ部10Aとプラテ
ン20との間の間隔が非常に狭く(通常、0.2〜0.3mm)、
インクリボンカセット18の装填時に印字ヘッド10のノー
ズ部10Aとプラテン20との間にインクリボン22を挿通し
難い。また、記録紙(図示せず)をセットする際にも印
字ヘッド10のノーズ部10Aとプラテン20との間に記録紙
を挿通し難い等の不都合があった。
本発明は上記実情に鑑み、印字ヘッドを必要に応じて
プラテンから離間させることができるようにして上記不
都合を解消できるシリアルプリンタを得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、印字ヘッドを搭載したキャリアが、プラテ
ンと平行に延伸する第1のガイド部材と第2のガイド部
材とからなる1対のガイド部材によって移動自在に支持
されるシリアルプリンタにおいて、キャリアには、第1
のガイド部材にスライド自在かつ回動自在に係合する係
合孔と、第2のガイド部材にその延伸方向へスライド自
在に係合するとともに第2のガイド部材がその延伸方向
と実質的に直角な方向より係合離脱可能である係合受部
とが形成してあり、第2のガイド部材は、プリンタケー
スに開閉可能に設けてある開閉部材に取り付けてあり、
当該開閉部材の開閉動作により係合受部との係合位置お
よび離脱位置に変位するものであることを特徴としてい
る。
プリンタケース内に位置するプリンタフレームには、
第2のガイド部材が係合離脱可能であるU字状の位置決
め溝が形成してあり、この位置決め溝に上記第2のガイ
ド部材が係合してプリンタフレームに対して位置決めさ
れるものであることが好ましい。
また、開閉部材はプリンタカバーであることが好まし
い。
[作用] 上記構成の本発明によれば、開閉部材の開閉動作によ
り第2のガイド部材をキャリアの係合受部から離脱させ
れば、キャリアが第1のガイド部材回りに回動自在とな
り、この動作で印字ヘッドをプラテンから離間させるこ
とができる。
[実施例] 第1図乃至第4図には、本発明が適用されたシリアル
プリンタ30が示されている。
第1図に示される如く、箱状のプリンタケース32の上
面部には、プリンタカバー34が取り付けられている。プ
リンタカバー34はプリンタケース32の両側部にピン35を
介して開閉可能に軸支され、必要に応じて開閉できるよ
うになっている。このプリンタカバー34の支点側端部と
プリンタケース32の上壁部との間には、開口部36が設け
られ、この開口部36を通して記録紙40がプリンタケース
32の内部に挿入されてセットされ、また印字後は開口部
36を通して記録紙40がプリンタケース32の外部に排出さ
れるようになっている。
このプリンタケース32の内部には、両側部に機械体の
フレーム46が設置され、このフレーム46にプラテン42が
回転可能に軸支されているとともに記録紙40を開口部36
からプラテン42の外周に案内するガイド板48が固着され
ている。なお、第4図では、図面を簡略化するためにガ
イド板48が省略されている。
ガイド板48には、プラテン42の下方部分に貫通孔50が
形成され、この貫通孔50を通してプラテン42にピンチロ
ーラ52が対向して配置されている。ピンチローラ52は図
示しない操作手段によってプラテン42に接離され得るよ
うになっており、記録紙40のセット時にはピンチローラ
52プラテン42から離間されてピンチローラ52とプラテン
42との間に記録紙40が挿通されるようになっている。ま
た、記録紙40のセット後はピンチローラ52が記録紙40を
介してプラテン42に弾接されてピンチローラ52とプラテ
ン42との間に記録紙40が挾持されるようになっている。
プラテン42は図示しない駆動手段によって矢印A方向
に回転されて記録紙40に搬送力を付与できるようになっ
ている。このプラテン42には、印字ヘッド44(第2図に
図示)が対向して配置されており、そのノーズ部44Aと
プラテン42との間にインクリボンカセット56のインクリ
ボン54が挿通されている。
インクリボンカセット56は第3図に示される如くプリ
ンタカバー34を開けた状態でプリンタケース32の上方か
ら装填されるようになっている。このインクリボンカセ
ット56は装填状態で図示しない支持手段によってフレー
ム46に保持されるようになっている。
印字ヘッド44は第2図に示される如くキャリア58に搭
載され、図示しない駆動手段によってキャリア58と共に
プラテン42と平行に移動されつつ記録紙40に印字できる
ようになっている。
キャリア58は第1図に示される如く上下両端部でプラ
テン42と平行に延伸する第2のガイド部材としてのガイ
ド軸64と第1のガイド部材としてのガイド軸66とからな
る1対のガイド部材によってプラテン42と平行に移動自
在に支持されている。このキャリア58はプリンタカバー
34を開けた状態で下側のガイド軸66回りに回動自在とな
る。
詳しく説明すると、キャリア58の下部には下側のガイ
ド軸66にスライド自在かつ回動自在に係合する係合孔と
して透孔62が形成されている。ガイド軸66はフレーム46
の取付孔70に固定保持されている。
これに対して、キャリア58の上部には上側のガイド軸
66にスライド自在に係合する上方へ開口したU字状の係
合溝60が形成されている。ガイド軸64は開閉部材の一例
としてのプリンタカバー34の裏面部に取り付けられてい
る。すなわち、プリンタカバー34の裏面部には第2図、
第4図にも示される如く取付板74が設けられ、この取付
板74の取付孔74Aにガイド軸64が保持されている。そし
て、プリンタカバー34の開閉動作により、ガイド軸64が
係合溝60に上方により係合離脱可能である。
これにより、プリンタカバー34を開けたときに上側の
ガイド軸64がキャリア58の係合溝60から離脱してキャリ
ア58が下側のガイド軸66回りに回動自在となるのであ
る。
ガイド軸64が保持されるプリンタカバー34の取付孔74
A及びプリンタカバー34をプリンタケース32に開閉自在
に連結するピン35の嵌合孔34Aの部分には、少なからず
クリアランスが存在するので、このままではガイド軸64
の位置が正確に定まらない。そこで、ガイド軸64の位置
を正確に保証するために以下の構造が採用されている。
プラテン42及びガイド軸66を支持するフレーム46の上
辺部には、第4図に示されるようにU字状の位置決め溝
68が形成してあり、プリンタカバー34を閉めたときにガ
イド軸64がこの位置決め溝68に係合する。位置決め溝68
の幅Bはガイド軸64の直径Dと実質的に等しく設定さ
れ、したがってガイド軸64は、クリアランスなくこの位
置決め溝68に係合する。これによってプリンタカバー34
を閉めたときには位置決め溝68によってプラテン42に対
するガイド軸64の第4図左右方向の位置が正確に保証さ
れる。
なお、キャリア58の周囲には、キャリア58の回転を所
定範囲内に制限するブロック72が立設され、プリンタカ
バー34の閉め動作でキャリア58の係合溝60及びフレーム
46の位置決め溝68にガイド軸64を確実に係合できるよう
になっている。
次に本発明の作用を説明する。
記録紙40のセット時には、ピンチローラ52がプラテン
42から離間され、この状態で記録紙40が開口部36からピ
ンチローラ52とプラテン42との間を通してプラテン42と
インクリボン54との間に挿通される。
記録紙40のセット後は記録紙40を介してピンチローラ
52がプラテン42に弾接されてピンチローラ52とプラテン
42との間に記録紙40が挾持される。
印字時には、印字ヘッド44がキャリア58と共にプラテ
ン42と平行に移動しつつ記録紙40に印字をし、その改行
はプラテン42が回転して記録紙40が搬送されることでな
され、印字後は開口部36を通して記録紙40がプリンタケ
ース32の外部に排出される。
このようにして記録紙40に印字をするシリアルプリン
タ30では、プリンタカバー43を開けたときに一方のガイ
ド軸64がキャリア58の係合溝60及びフレーム46の位置決
め溝68から離脱し、キャリア58が下側のガイド軸66回り
を回動自在となる。
したがって、インクリボンカセット56の装填時などに
は、プリンタカバー34を開けた後にキャリア58をガイド
軸66回りに回転して印字ヘッド44をプラテン42から離間
させれば、印字ヘッド44とプラテン42との間の間隔が拡
ってノーズ部44Aとプラテン42との間にインクリボン54
を容易に挿通でき、インクリボンカセット56の装填作業
が容易となる。また、印字ヘッド44とプラテン42との間
の間隔を拡げることができるので、紙詰まりしたときの
処理作業も容易となる。
また、プリンタカバー34を開けた状態では、ブロック
72によってキャリア58の回転が制限されてプリンタカバ
ー34の閉め動作でキャリア58の係合溝60及びフレーム46
の位置決め溝68にガイド軸64を上方から確実に係合で
き、インクリボンカセット56の装填後の作業や紙詰まり
処理後の作業が煩雑になることはない。
また、キャリア58をガイド軸64、66によって上下両端
部で支持するようにしたので、キャリア58を水平方向に
コンパクトに構成できる。この結果、特に従来構造(第
5図に図示の構造)に比べてインクリボンカセット56の
下方に大きな空間が生じてこの部分に他の機構あるいは
電気回路等を配置することができ、プリンタ全体をコン
パクトに構成できる。
なお、上記実施例では、ガイド時64をプリンタカバー
34と別部品として構成してあるが、ガイド軸64をプリン
タカバー34に一体に形成することも可能である。
また、上記実施例では、キャリア58に係合溝60を形成
してこの係合溝60にガイド軸64をプリンタカバー34の開
閉動作で係合離脱自在としたが、キャリア58に係合凸部
を形成し、この係合凸部と係合される凹部を有するガイ
ド部材をプリンタカバー34に保持する構成に変更するこ
とも可能である。
また、上記実施例では、インクリボンカセット56をフ
レーム46に保持するようにしたが、インクリボンカセッ
ト56はキャリア58に保持するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く、本発明に係るシリアルプリンタで
は、開閉部材の開閉動作により第2のガイド部材をキャ
リアの係合受部から離脱させれば、キャリアが第1のガ
イド部材回りに回動自在となり、この動作で印字ヘッド
を必要に応じてプラテンから離間させることができ、そ
れによってインクリボンや記録紙のセットが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第4図は本発明が適用されたシリアルプリン
タを示し、第1図は断面図、第2図は第1図のX−X線
に沿う断面図、第3図はプリンタカバーの開放状態を示
した断面図、第4図は内部機構を一部省略した同上断面
図、第5図は従来のシリアルプリンタの構造を示す概略
断面図である。 30……シリアルプリンタ、 34……プリンタカバー(開閉部材)、 40……記録紙、 42……プラテン、 44……印字ヘッド、 46……フレーム、 58……ヘッドキャリア、 60……係合溝(係合受部)、 64、66……ガイド軸(ガイド部材)、 68……位置決め溝。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ヘッドを搭載したキャリアが、プラテ
    ンと平行に延伸する第1のガイド部材と第2のガイド部
    材とからなる1対のガイド部材によって移動自在に支持
    されるシリアルプリンタにおいて、 上記キャリアには、上記第1のガイド部材にスライド自
    在かつ回動自在に係合する係合孔と、上記第2のガイド
    部材にスライド自在に係合するとともに上記第2のガイ
    ド部材がその延伸方向と実質的に直角な方向より係合離
    脱可能である係合受部とが形成してあり、 上記第2のガイド部材は、プリンタケースに開閉可能に
    設けてある開閉部材に取り付けてあり、当該開閉部材の
    開閉動作により上記係合受部との係合位置および離脱位
    置に変位するものである ことを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 【請求項2】上記プリンタケース内に位置するプリンタ
    フレームには、上記第2のガイド部材が係合離脱可能で
    あるU字状の位置決め溝が形成してあり、この位置決め
    溝に上記第2のガイド部材が係合してプリンタフレーム
    に対して位置決めされることを特徴とする請求項1に記
    載のシリアルプリンタ。
  3. 【請求項3】上記開閉部材はプリンタカバーであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のシリアルプリン
    タ。
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