JP2980800B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2980800B2
JP2980800B2 JP35280693A JP35280693A JP2980800B2 JP 2980800 B2 JP2980800 B2 JP 2980800B2 JP 35280693 A JP35280693 A JP 35280693A JP 35280693 A JP35280693 A JP 35280693A JP 2980800 B2 JP2980800 B2 JP 2980800B2
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JP
Japan
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carriage
ink ribbon
printer
ribbon cassette
case
Prior art date
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JP35280693A
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JPH07195785A (ja
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英樹 大森
一雄 上田
裕之 村山
昭弘 坂下
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ARUPUSU DENKI KK
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ARUPUSU DENKI KK
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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に印字をおこな
うプリンタのキヤリッジ構造に関し、特にインクリボン
を収納したインクリボンカセットをキヤリッジに搭載
し、このインクリボンを介して記録用紙に印字をおこな
うプリンタのキヤリッジ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のプリンタを模式的に示した
ものである。図のプリンタはプリンタ本体を覆うケース
12とそのケース12の上面に備えられた開閉自在のカ
バー13とからなっている。通常の印字時にはカバー1
3が閉じた状態で印字がなされているが、インクリボン
カセット8を交換する場合は、図のようにカバー13を
開いてインクリボンカセット8をキヤリッジ4から外
し、別のインクリボンカセット8をキヤリッジ4に載せ
印字を再開していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのようにケー
スの上面を開いて、その開口部からインクリボンカセッ
トを取り出し交換する場合に、手をケースの中に入れる
ことでプリンタ本体に使用されているオイルやグリス等
で手が汚れたりすりことがあった。また交換の際に開閉
するカバーのヒンジ部を破壊してしまったり、プリンタ
内に異物が入り込んでしまったり、ケーブルを断線させ
てしまい故障の原因となることもあった。さらにケース
上面に大きな開口部があることでケースの強度が落ちる
ため小型化、軽量化(薄肉化)に対し制限されていた。
【0004】そこで本発明はこの点に鑑みてなされたも
ので、ケース内に手を入れないでもインクリボンカセッ
トを交換したり、キヤリッジに付属する部品のメンテナ
ンスができるようにするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載のプリンタは上キャリッジと下
キャリッジとが一部係合した状態で分割されるスライド
機構を有し、前記上キャリッジが前記下キャリッジ上を
スライド移動することによりプリンタを覆うケースの外
に突出するようにしたこと特徴とする。
【0006】請求項2に記載のプリンタはインクリボン
を収納したインクリボンカセットを搭載し前記記録紙に
沿って往復動をおこなうキヤリッジが上キヤリッジと下
キヤリッジに分割され、印字中は上キヤリッジと下キヤ
リッジとが一体となって往復動をおこない、前記インク
リボンカセットの交換時には、インクリボンカセットを
搭載した上キヤリッジがプリンタを覆うケースの外に突
出するようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載のプリンタによれば、上キヤリ
ッジをスライドさせることで印字中の移動範囲よりさら
に外側に移動することが可能となりケースの外にキヤリ
ッジを飛び出させることができる。また請求項2に記載
のプリンタによれば、インクリボンの交換時にキヤリッ
ジごとインクリボンカセットがケースの外に出るので、
ケース外でインクリボンカセットの交換をすることがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明のプリンタについて説明する。
図1は通常の印字状態のプリンタを示すもので、フレー
ム1にプラテン2が印字幅に相当する分だけ横長方向に
取り付けられ、このプラテン2と平行にシャフト3がキ
ヤリッジ4に備えられた穴部を挿通して取り付けられて
いる。このキヤリッジ4には圧接/解除機構を有する印
字ヘッド5が備えられているとともに、キヤリッジ4を
移動させる駆動ベルト6が一体的に取り付けられてい
る。そしてキヤリッジ4の上面にはインクリボン7を収
納したインクリボンカセット8が搭載され印字ヘッド5
がインクリボンを介して印字できるようになっている。
フレーム1の一端部側には駆動源となるモータからギア
9を介して連結された駆動プーリ10が備えられ、反対
の端部には従動プーリ11が備えられており、これらの
駆動プーリ10と従動プーリ11には駆動ベルト6が張
設されている。
【0009】このプリンタがどのような動作をおこなう
かを簡単に説明すると、キヤリッジ4に取り付けられた
駆動ベルト6の移動によって往復動をし、その往動時に
インクリボン7を介し印字ヘッド5をプラテン2に圧接
させて印字をおこない、復動時に印字ヘッド5の圧接を
解除させて印字開始位置へ移動する。この時図示しない
紙送り機構によって印字用紙がつぎの印字位置まで送ら
れる。送信された印字データを全て印字するにはこの一
連の動作を繰り返すことによってなされる。
【0010】そしてインクリボン7が終端まで使用され
新しいインクリボンカセット8に交換したり別な種類の
インクリボンカセット8に交換する場合には、図2で示
したようにキヤリッジ4を上キヤリッジ4Aと下キヤリ
ッジ4Bに分割し移動させ、図3で示したようにケース
12の外にインクリボンカセット8を搭載した上キヤリ
ッジ4Aを飛び出させ、この位置でインクリボンカセッ
ト8の交換をおこなうようにした。
【0011】次に図4、図5、図6を用いインクリボン
カセット8の交換時に使用されるキヤリッジスライド機
構に関する詳細説明をおこなう。図4に示されているよ
うに上キヤリッジ4Aには印字ヘッド5を有するヘッド
ユニット20がヘッド支持軸21に回動自在に取り付け
られている。ヘッドユニット20の後部にはカム22に
係合するカムピン23と下キヤリッジ4Bのロック溝2
4に係合するロックピン25が備えられている。さらに
上キヤリッジ4Aの後下部には下キヤリッジ4Bのスラ
イド溝26に係合するスライドピン27が備えられてい
る。下キヤリッジ4Bの下部にはシャフト3を挿通する
穴と駆動ベルト6を取り付ける為のベルト取付部が備え
られている。
【0012】次にキヤリッジスライド機構の動作につい
て説明する。プリンタの制御部よりインクリボンカセッ
ト8の交換命令がなされると、カム22の回転にともな
いヘッドユニット20が回動しプラテン2に圧接状態と
なる。この時ロックピン23は下キヤリッジ4Bのロッ
ク溝24の第1の切り欠き部24Aから抜け図4のよう
な状態となる。次に駆動ベルト6の矢印方向への移動と
ともに下キヤリッジ4Bが移動し図5の状態となる。こ
のとき上キヤリッジ4Aは印字ヘッド5がプラテン2に
圧接状態となっているのでその摩擦力によりその位置に
留まり下キヤリッジ4Bのみが矢印方向へ移動する。そ
して矢印方向へ十分移動した後カム22を回転させ印字
ヘッド5のプラテン2への圧接を解除する。このときロ
ックピン25はロック溝24の第2の切り欠き部24B
に係合し図6の状態となる。そしてこの状態で下キヤリ
ッジ4Bを矢印方向の端部まで移動させることにより図
3に示したように上キヤリッジ4Aがケース12の外に
飛び出しインクリボンカセット8を交換できる。交換後
は前述した手順と逆の動作によって元の位置にもどり印
字待機状態となる。またインクリボンカセット8を搭載
していなくても前述した動作と同じ動作で上キヤリッジ
4Aをケースの外に飛び出させれば、印字ヘッド5の清
掃や上キヤリッジ4Aに付属した部品の交換を容易にす
ることができる。
【0013】本実施例では印字ヘッド5の圧接による摩
擦力によって上キヤリッジ4Aを固定させたが、上キヤ
リッジ4Aにストッパを設けるなどして上キヤリッジ4
Aを固定させてもよい。
【0014】また本実施例では通常の印字方向と同方向
に上キヤリッジ4Aをスライドさせケース12の外に飛
び出させたが、他の実施例として図7のように上キヤリ
ッジを印字方向と直交する方向にスライドさせケース1
2から飛び出させることも可能である。
【0015】
【効果】以上説明したように本発明においては、インク
リボンカセットを搭載していない状態で上キヤリッジを
ケースから飛び出させればケースに邪魔されず容易にヘ
ッドに付いたゴミ等を取り除いたり、部品の交換をする
ことが可能となる。またインクリボンカセットの交換時
にキヤリッジをケースの外に飛び出させるようにしたの
で、ケースに邪魔されることなく交換が非常に容易とな
り、かつ交換の際にプリンタ内部の部品を手で触ること
がなくなったのでケーブルの断線や異物混入がなくなっ
た。またケースの開口部が必要最低限ですむようになっ
たのでケースの強度が増し小型化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なプリンタの構成をしめした構成図であ
る。
【図2】キヤリッジを上キヤリッジと下キヤリッジに分
割した状態を示した図である。
【図3】ケースの外にキヤリッジが飛び出した状態を示
した図である。
【図4】キヤリッジのスライド機構の詳細図である。
【図5】キヤリッジのスライド機構の詳細図である。
【図6】キヤリッジのスライド機構の詳細図である。
【図7】他の実施例を示した図である。
【図8】従来例を示した図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 プラテン 3 シャフト 4 キヤリッジ 5 印字ヘッド 6 駆動ベルト 7 インクリボン 8 インクリボンカセット 9 ギア 10 駆動プーリ 11 従動プーリ 12 ケース 20 ヘッドユニット 21 ヘッド支持軸 22 カム 23 カムピン 24 ロック溝 25 ロックピン 26 スライド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−117985(JP,A) 特開 平3−281372(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 19/18 B41J 25/312 B41J 25/316 B41J 35/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上キャリッジと下キャリッジとが一部係
    合した状態で分割されるスライド機構を有し、前記上キ
    ャリッジが前記下キャリッジ上をスライド移動すること
    によりプリンタを覆うケースの外に突出するようにした
    こと特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドからの印加エネルギによりイ
    ンクリボンのインクを記録紙に転写するプリンタにおい
    て、前記インクリボンを収納したインクリボンカセット
    を搭載し前記記録紙に沿って往復動をおこなうキャリッ
    ジが上キャリッジと下キャリッジとに分割可能とされ、
    印字中は前記上キャリッジと下キャリッジとが一体とな
    って往復動をおこない、前記インクリボンカセットの
    交換時には、インクリボンカセットを搭載した上キャリ
    ッジがプリンタを覆うケースの外に突出するようにした
    こと特徴とするプリンタ。
JP35280693A 1993-12-28 1993-12-28 プリンタ Expired - Lifetime JP2980800B2 (ja)

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JP35280693A JP2980800B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 プリンタ

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JP35280693A JP2980800B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 プリンタ

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JPH07195785A JPH07195785A (ja) 1995-08-01
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