JP2000093577A - シンボル可変表示遊技機 - Google Patents
シンボル可変表示遊技機Info
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Abstract
表示器の表示結果で決めることにより、ゲームに対する
遊技者の興味を最後まで持続し、しかも、ゲームの意外
性を損なうことのないようにする。 【解決手段】 入賞の成立、不成立に関わるシンボルが
表された第1〜第3のリール8a,8b,8cの他に、
再遊技の成立、不成立に関わるシンボルが表された第4
のリール8dが設けられる。3個のリール8a,8b,
8cが停止して、「入賞崩れの状態」になったとき、第
4のリール8dが、再遊技を成立させるシンボルをシン
ボル表示窓20dの所定に位置に表示したことを条件と
して、入賞の不成立の原因となったリールが再回転し
て、再遊技を行う。
Description
チンコ遊技機などのように、複数のシンボルが変動表示
した後に変動表示を停止して、入賞ライン上にいずれか
のシンボルを表示する複数のシンボル可変表示器を備え
たシンボル可変表示遊技機に関する。
ボル可変表示器として、外周面に複数のシンボルが表さ
れたリールを3個有している。メダル投入口へメダルが
投入された後、始動レバーが操作されると、3個のリー
ルが一斉に始動する。リール毎に停止釦スイッチが設け
られており、いずれかの停止釦スイッチが押操作される
と、対応するリールが個別に停止する。
上に、所定のシンボルの組み合わせが成立すると、その
ゲームは入賞となり、入賞の種類に応じて、予め決めら
れた枚数のメダルがそのゲームの配当として払い出され
る。入賞ライン上に、特定のシンボルの組み合わせが成
立すると、そのゲームは特別入賞となり、遊技者へ付与
される特典として、ボーナスゲームを実施する機会が与
えられる。このボーナスゲームを実施することで、遊技
者は多量のメダルが獲得できる。
操作があると、機械内部で抽選処理が実行される。遊技
者による停止操作があったとき、停止操作のタイミング
と抽選結果とに基づいて、入賞ライン上に、所定のシン
ボルを引き込んでリールを強制的に停止させる、いわゆ
る引込制御が行われる。この引込制御では、抽選当たり
があったときは、入賞ライン上に、入賞に関わるシンボ
ルが停止するようにリールの停止動作が制御される。一
方、抽選当たりがなかったときは、入賞に関わるシンボ
ルが入賞ライン上に停止しないようにリールの停止動作
が制御される。
リールが停止した時点で、例えば、入賞ライン上に入賞
に関わるシンボルと、入賞に関わらないシンボルとが停
止したとき、残りのリールが停止する前の段階で、すで
に入賞の不成立が確定してしまう。このため、遊技者
は、そのゲームに対する興味を失い、残りのリールにつ
いて、無駄な停止操作を行う必要がある。
停止したときに、入賞ライン上に入賞に関わるシンボル
が停止した場合には、入賞に関わらないシンボルが停止
したリールについて、再度、内部抽選処理を実行して再
回転させることにより、再遊技を実施し、これにより、
ゲームに対する遊技者の興味を最後まで持続させるよう
にした遊技機が提案された(特開平9−28859
号)。
の遊技機では、入賞ライン上に所定の入賞に関わるシン
ボルが2個停止した非入賞の状態(以下、この状態を
「入賞崩れの状態」という。)が生じる度に、再遊技が
実施されることになり、1ゲームの遊技時間が徒に長く
なってしまうという問題がある。この問題を解消するの
に、特定の入賞(例えば「特別入賞」)についての「入
賞崩れの状態」になったときに限って、再遊技を実施さ
せるよう構成することも可能であるが、このような方法
だと、再遊技の機会が固定されるため、リールが再回転
し出したことによるゲームの意外性が半減してしまう。
もので、再遊技の成立、不成立を第2のシンボル可変表
示器の表示結果で決めることにより、ゲームに対する遊
技者の興味を最後まで持続でき、しかも、ゲームの意外
性を損なうことのないシンボル可変表示遊技機を提供す
ることを目的とする。
表示遊技機は、入賞の成立、不成立に関わるシンボルを
変動表示した後に変動表示を停止して、いずれかのシン
ボルを表示する複数の第1のシンボル可変表示器と、再
遊技の成立、不成立に関わるシンボルを変動表示した後
に変動表示を停止して、いずれかのシンボルを表示する
第2のシンボル可変表示器と、第1,第2の各シンボル
可変表示器の動作を制御する制御装置とを備える。前記
制御装置は、少なくともひとつの第1のシンボル可変表
示器が表示したシンボルが入賞の不成立の原因となった
とき、第2のシンボル可変表示器が再遊技を成立させる
シンボルを表示したことを条件として、入賞の不成立の
原因となった第1のシンボル可変表示器を再度、変動表
示させた後に変動表示を停止させる。
表示器は、再遊技の成立、不成立に関わるシンボルのみ
を表示する。
表示器は、再遊技の成立、不成立に関わるシンボルと入
賞の成立、不成立に関わるシンボルとを表示する。
部抽選処理による抽選結果に基づいて第2のシンボル可
変表示器の停止動作を制御する。
部抽選処理による抽選結果と遊技者による停止操作のタ
イミングとに基づいて第2のシンボル可変表示器の停止
動作を制御する。
可変表示器は、入賞の成立、不成立に関わるシンボルを
変動表示し、一方、第2のシンボル可変表示器は、再遊
技の成立、不成立に関わるシンボルを変動表示する。第
1のシンボル可変表示器が変動表示を停止して表示した
シンボルの組み合わせで入賞が成立しなかった場合で
も、第2のシンボル可変表示器が変動表示を停止して、
再遊技を成立させるシンボルを表示した場合は、入賞の
不成立の原因となった第1のシンボル可変表示器が再
度、変動表示して、再遊技が行われる。この変動表示が
停止して、新たに表示されたシンボルによっては、入賞
が成立する可能性があるので、遊技者のゲームに対する
興味は最後まで失われない。
第2のシンボル可変表示器は、再遊技の成立、不成立に
関わるシンボルのみを表示するので、第2のシンボル可
変表示器が変動表示を停止したとき、再遊技の成立、不
成立が決まる。
第2のシンボル可変表示器は、再遊技の成立、不成立に
関わるシンボルと、入賞の成立、不成立に関わるシンボ
ルとを表示するので、第2のシンボル可変表示器が変動
表示を停止したとき、まず入賞の成立、不成立が決ま
り、入賞が不成立の場合は、再遊技の成立、不成立が決
まる。
第2のシンボル可変表示器は内部抽選処理による抽選結
果のみに基づいて停止動作が制御されるので、内部抽選
処理により再遊技を成立させるシンボルが表示されるか
どうかが決まる。
第2のシンボル可変表示器は、内部抽選処理による抽選
結果と遊技者による停止操作のタイミングとに基づいて
停止動作が制御されるので、内部抽選処理と停止操作の
タイミングとにより再遊技を成立させるシンボルが表示
されるかどうかが決まる。
た例を示すが、この発明はスロットマシンに限らず、シ
ンボル可変表示器を有する遊技機であれば、パチンコ機
などにも実施できる。図示例のスロットマシンは、ボッ
クス形状の本体部2の前面開口に扉部3を開閉可能に取
り付けて機体1が構成される。本体部2の中空内部に
は、図2に示すように、上段位置にリールブロック4や
制御装置が実装された回路基板5が、下段位置に多数枚
のメダルを収容するホッパー6aを有するメダル払出機
6が、それぞれ組み込まれる。なお、図2の30は、前
記回路基板5などへ電源を供給するための電源装置であ
る。31は、メダル払出機6のホッパー6aより溢れ出
たメダルを回収するためのメダル回収箱である。
に、第1のシンボル可変表示器を構成する第1〜第3の
各リール8a,8b,8cと、第2のシンボル可変表示
器を構成する第4のリール8dとが一体に組み付けられ
て成る。第1〜第4の各リール8a,8b,8c,8d
は、リール枠の外周面に帯状テープを貼設して成る。第
1〜第3の各リール8a,8b,8cの帯状テープに
は、特別入賞を成立させる特別入賞シンボルと、その他
の入賞を成立させる入賞シンボルと、入賞に関わらない
複数種のシンボルとが印刷されている。第4のリール8
dの帯状テープには、再遊技を成立させるシンボル(以
下、「再遊技シンボル」という。)が少なくとも1個、
印刷されている。このリールブロック4には、各リール
8a,8b,8c,8dを個別に回転駆動するステッピ
ングモータ9a,9b,9c,9dが組み付けてある。
なお、第1、第2の各シンボル可変表示器は、リール8
a,8b,8c,8dに限らず、液晶表示板のような画
像表示手段を用いて構成することもできる。
b,8c,8dの外周面のシンボルを表示するためのシ
ンボル表示窓20a,20b,20c,20dを備えた
正面パネル11と、機種名やゲーム情報を表示するため
の上部パネル12および下部パネル13とで構成され
る。各パネル11,12,13は、透明な合成樹脂板ま
たは強化ガラスの表面に、シルクスクリーン印刷を施し
て形成される。
4,3個の停止釦スイッチ15a,15b,15c、お
よびメダル投入口16が、また下部パネル13の下方に
は、メダル放出口17やメダル受け皿18が、それぞれ
配備される。メダル投入口16はメダルの投入を受け付
ける部分である。始動レバー14は4個のリール8a,
8b,8c,8dを一斉に始動させるために遊技者によ
り操作される。3個の停止釦スイッチ15a,15b,
15cは、第1〜第3の各リール8a,8b,8cを個
別に停止させるために遊技者により操作される。なお、
この実施例では、第4のリール8dは、遊技者の停止操
作によらずに自動的に停止するよう構成されているが、
これに限らず、第4のリール8dを停止させるための停
止釦スイッチを設けてもよい。
すように、カラー印刷層で囲まれた無着色で透明のシン
ボル表示窓20a,20b,20c,20dが4個、横
一列に並設してある。各シンボル表示窓20a,20
b,20c,20dの背後位置には、前記リールブロッ
ク4の各リール8a,8b,8c,8dが、外周面をシ
ンボル表示窓20a,20b,20c,20dに向け
て、配置される。各シンボル表示窓20a,20b,2
0c,20dは、横方向の長さが、各リール8a,8
b,8c,8dが見えるように、また、縦方向の長さ
が、リール停止時に、3駒分のシンボルが見えるよう
に、それぞれ縦に長い矩形状に形成されている。
ル表示窓20a,20b,20cより見える第1〜第3
の各リール8a,8b,8cの3駒分のシンボルを横方
向に結ぶ上下に3段の3本の水平な入賞ラインL1〜L
3と、各リール8a,8b,8cのシンボルを対角方向
に結ぶ右下がりおよび左下がりの2本の斜めの入賞ライ
ンL4,L5とが表されている。リール停止時、これら
5本の入賞ラインL1〜L5上に各リール8a,8b,
8cのシンボルが整列する。また、第4のリール8d
は、回転を停止したとき、水平な3本の入賞ラインL1
〜L3の延長線上の位置c,u,dに、前記再遊技シン
ボルまたは再遊技シンボルが表されていない無地の部分
が停止する。
ル投入口16へのメダルの投入枚数が1枚であれば、中
央の水平な入賞ラインL1が有効化される。メダルの投
入枚数が2枚であれば、3本の水平な入賞ラインL1〜
L3が有効化される。メダルの投入枚数が3枚であれ
ば、5本全ての入賞ラインL1〜L5が有効化される。
を予めメダル投入口16より投入して機械に貯留してお
き、この貯留メダルを使ってゲームを行うという、いわ
ゆるクレジットのゲーム方式でのゲームが実施できる。
そのために、前記扉部3の前面には、機械に貯留された
メダルの枚数をデジタル表示する貯留枚数表示器32、
1ゲームに対する貯留メダルの使用枚数を選択してゲー
ムを開始させる3種類のベット釦スイッチ33,34,
35、および貯留メダルの精算を指示するための精算ス
イッチ36などが設けてある。
と、3枚の貯留メダルが使用され、5本の入賞ラインL
1〜L5が有効化される。第2のベット釦スイッチ34
を押操作すると、2枚の貯留メダルが使用され、3本の
入賞ラインL1〜L3が有効化される。第3のベット釦
スイッチ35を押操作すると、1枚の貯留メダルが使用
され、1本の停止ラインL1が有効化される。
ダルを投入してゲームを行う従来のゲーム方式と、貯留
メダルを使用してゲームを行うクレジットのゲーム方式
とを遊技者が選択できるようになっている。そのため
に、いずれか一方のゲーム方式を選択するための切換ス
イッチ37が設けてある。
6へのメダルの投入またはベット釦スイッチ33,3
4,35の操作で、いずれかの入賞ラインを有効化させ
た後、始動レバー14を操作すると、機械内部で抽選処
理が行われる。その後、停止釦スイッチ15a,15
b,15cが押操作されたとき、抽選当たりであれば、
前記抽選処理による抽選結果に基づく所定のシンボル
が、有効化された入賞ライン上に停止するよう、各リー
ル8a,8b,8cの停止動作が制御される。特に、前
記の特別抽選当たりがあると、有効化された入賞ライン
上に特別入賞シンボルが停止するよう、各リール8a,
8b,8cの停止動作が制御される。
数をサンプリングして、そのサンプリングされた乱数値
が所定の範囲内の値であるかどうかを判断することによ
り、特別入賞シンボルやそれ以外の入賞シンボルについ
ての抽選当たりであるかどうかを決定する。なお、この
種の抽選処理は公知であり、ここでは詳細な説明は省略
する。
き、有効化された入賞ライン上に、第1〜第3の各リー
ル8a,8b,8cの特別入賞シンボル(図3の具体例
では、数字「7」)や通常の入賞シンボルが3個並ぶ
と、所定枚数のメダルが払い出され、特別入賞シンボル
であれば、多量のメダルが獲得できる「ボーナスゲー
ム」へ移行する。入賞ライン上に、特別入賞または入賞
を生じさせるシンボルが2個並んだが、3個並ばなかっ
た場合は、「入賞崩れの状態」となる。図3は、この
「入賞崩れの状態」を示すもので、この場合は、第4の
リール8dの再遊技シンボルSが所定の位置に停止した
とき、再遊技の条件が成立し、特別入賞または入賞の不
成立の原因となったリール(図3の具体例では、第3の
リール8c)が再度、変動表示した後、変動表示を停止
する。
4上で「入賞崩れの状態」になった場合(図3に示す具
体例)または下段の入賞ラインL3上で「入賞崩れの状
態」になった場合(図4に示す具体例)は、第4のリー
ル8dの再遊技シンボルSが下位置dに停止したとき、
再遊技の条件が満たされる。また、中央の入賞ラインL
1上で「入賞崩れの状態」になった場合(図5に示す具
体例)は、第4のリール8dの再遊技シンボルSが中央
位置cに停止したとき、再遊技の条件が満たされる。さ
らに、図示していないが、左下がりの入賞ラインL5上
または上段の入賞ラインL2上で「入賞崩れの状態」に
なった場合は、第4のリール8dの再遊技シンボルSが
上位置uに停止したとき、再遊技の条件が満たされる。
ンボル表示窓20d内に停止させるかどうか、もし、停
止させるとすれば、どの位置に停止させるかは、ゲーム
開始時に実行される乱数による内部抽選処理により決定
される。また、再遊技時に、再回転を開始したリールに
ついて、どのシンボルを入賞ライン上に停止させるか
は、再回転時に実行される乱数による内部抽選処理によ
り決定される。
いては、再遊技シンボルSが印刷された位置以外は無地
になっており、この無地部分をもって再遊技の不成立を
表すシンボルを構成しているが、図6に示すように、再
遊技の不成立を示すのに、適当なシンボルTを印刷する
ようにしてもよい。
別入賞シンボル「7」についての「入賞崩れの状態」が
発生し、かつ下段の入賞ラインL3上に通常の入賞シン
ボル(図中、四角で示すシンボル)についての「入賞崩
れの状態」が発生した状態を示す。この場合には、特別
入賞の方が通常の入賞より遊技者にもたらす利益は大き
いので、特別入賞崩れの原因となった第2のリール8b
を再回転させるとよい。
下段の入賞ラインL3上に特別入賞シンボル「7」につ
いての「入賞崩れの状態」が同時に発生した状態を示
す。この場合は、遊技者にもたらす利益に差異はないの
で、特別入賞崩れの原因となった第1のリール8aまた
は第2のリール8bのいずれかを再回転させる。このよ
うな場合、再回転させるリールを、例えば左側に位置す
るリールとする、というように固定的に決めておくのも
よく、また、内部抽選処理によりいずれか一方に決める
のもよい。さらに、遊技者が、再回転させるリールを停
止釦スイッチなどを用いて選択できるよう構成すること
もできる。
の停止を有効とする位置を「入賞崩れの状態」が発生し
た入賞ラインとの関係でu,c,dのいずれかの位置に
定めているが、これに限らず、「入賞崩れの状態」が発
生した入賞ラインとの関係をもたせずに、u,c,dの
任意の位置としてもよく、また、図9に示す具体例のよ
うに、中央の位置cのみに固定して定めてもよい。さら
に、図10に示すように、「入賞崩れの状態」を構成す
る特別入賞シンボルまたは入賞シンボルが停止した位置
と同位置uまたはcを有効停止位置に定めてもよい。
対象とするリールは1個に限っているが、必ずしも1個
である必要はなく、2個のリール、さらには3個のリー
ルを再回転させるようにしてもよい。例えば、第4のリ
ール8dに、1個のリールを再回転の対象とする前記の
再遊技シンボルSとは別に、図11の具体例で示すよう
に、2個のリールを再回転の対象とする特別の再遊技シ
ンボルSS(図示例では、三重丸のシンボル)を設けて
おき、この特別の再遊技シンボルSSが中央位置cに停
止したとき、予め決められていた2個のリール、または
ランダム設定された2個のリール、または遊技者が選択
した2個のリールを再回転させるようにする。この場合
に、再遊技の頻度を抑えるために、第1のリール8aに
ついて、有効化されたいずれかの入賞ライン上に特別入
賞シンボルが停止した場合に限り、中央位置cに特別の
再遊技シンボルSSが停止したことを条件として、第1
〜第3のリール8a,8b,8cのうちの2個のリール
を再回転させる。なお、所定の位置に前記した特別の再
遊技シンボルSSが停止したとき、3個全てのリール8
a,8b,8cを再回転するように構成することもでき
る。
ついてのシンボル表示窓20dも、他のシンボル表示窓
20a,20b,20cと同様、縦方向の長さが、リー
ル停止時に、3駒分のシンボルが見えるように設定して
あるが、図12に示すように、上下方向に1駒分拡張し
て、5駒分のシンボルが見えるように設定してもよい。
ラインL4上で「入賞崩れの状態」になった場合(図1
2に示す具体例)は、第4のリール8dの再遊技シンボ
ルSが最下位置ddに停止したとき、再遊技の条件が満
たされる。左下がりの入賞ラインL5上で「入賞崩れの
状態」になった場合は、第4のリール8dの再遊技シン
ボルSが最上位置uuに停止したとき、再遊技の条件が
満たされる。中央の入賞ラインL1上で「入賞崩れの状
態」になった場合は、第4のリール8dの再遊技シンボ
ルSが中央位置cに停止したとき、上段の入賞ラインL
2上で「入賞崩れの状態」になった場合は、第4のリー
ル8dの再遊技シンボルSが上位置uに停止したとき、
下段の入賞ラインL3上で「入賞崩れの状態」になった
場合は、第4のリール8dの再遊技シンボルSが下位置
dに停止したとき、それぞれ再遊技の条件が満たされ
る。
は、再遊技の成立、不成立に関わるシンボルのみが表さ
れているが、第4のリール8dに、再遊技の成立、不成
立に関わるシンボルと、入賞の成立、不成立に関わるシ
ンボルとの両方を表すように構成してもよい。図13お
よび図14は、その具体例を示すもので、第4のリール
8dには、特別入賞シンボル(図示例では「7」のシン
ボル)の他に、図示していないが、通常の入賞シンボル
やその他のシンボルが表されている。この実施例では、
第1〜第3のリール8a,8b,8cで構成される第1
の遊技ブロックBL1と、第2〜第4のリール8b,8
c,8dで構成される第2の遊技ブロックBL2とを設
定し、第1、第2の各遊技ブロックBL1,BL2に、
それぞれ5本の入賞ラインL1〜L5、LL1〜LL5
が表してある。
いて、右下がりの入賞ラインLL4上に特別入賞シンボ
ルが3個並んで、特別入賞が成立した状態を示してい
る。図14は、第1の遊技ブロックBL1において、上
段の入賞ラインL2に沿って「入賞崩れの状態」が発生
し、第4のリール8dについて、上位置uに再遊技シン
ボルSが停止して、再遊技の条件が成立したことを示し
ている。
転は自動的に行うようにしているが、これに限らず、始
動レバー14の操作で再回転を行うように構成してもよ
い。また、リールの再回転時に第4のリール8dも再回
転させれば、リール停止時、入賞が成立せず、かつ再遊
技が成立したとき、リールを再々回転させるよう構成す
ることもできる。
的な構成を示す。同図中、40はマイクロコンピュータ
より成る制御装置であり、制御、演算の主体であるCP
U41、プログラムや固定データが格納されるROM4
2、データの読み書きに用いられるRAM43の他に、
乱数発生器44を含む。
各リール8a,8b,8c,8dのリール駆動部47
a,47b,47c,47d、メダル払出機6、貯留枚
数表示器32などの出力各部や、メダル検知センサ4
6、始動レバー14、3種類のベット釦スイッチ33,
34,35、3個の停止釦スイッチ15a,15b,1
5c、精算スイッチ36、切換スイッチ37などの入力
各部が接続される。前記CPU41は、ROM42に格
納されたプログラムに従ってRAM43に対するデータ
の読み書きを行いつつ、前記入出力各部の動作を一連に
制御する他、前記乱数発生器44が発生した乱数値をサ
ンプリングして各種の内部抽選処理を実行する。
c,47dは、各リール8a,8b,8c,8dの駆動
源であるステッピングモータ9a,9b,9c,9dの
駆動を制御する。メダル払出機6は、精算スイッチ36
が操作されたときなどに駆動し、貯留枚数表示器32に
表示された枚数のメダルをメダル放出口17よりメダル
受け皿18へ払い戻す。メダル検知センサ49は、メダ
ル投入口16に投入されたメダルを検知してメダル検知
信号を出力する。
流れを示す。なお図中、STは、一連の制御の流れにお
ける各ステップを意味する。同図のST1では、CPU
41は、遊技者によるゲーム開始操作に待機している。
遊技者がメダル投入口16へメダルを投入するか、いず
れかのベット釦スイッチ33,34,35を押操作した
後、始動レバー14を操作すると、ST1の判定が「Y
ES」であり、CPU41は、乱数発生器44が発生し
た乱数値をサンプリングすることにより内部抽選処理を
実行し、4個のリール8a,8b,8c,8dを一斉に
回転させる(ST2,3)。
15b,15cのいずれかを押操作すると、ST4の判
定が「YES」となり、該当するリールが回転を停止す
る(ST5)。この場合、前記抽選処理により抽選当た
りがあったとき、抽選結果に基づく所定のシンボルが、
有効化された入賞ライン上に停止するよう、リールの停
止動作が制御される。
8cについて実行されると、ST6の判定が「YES」
となり、CPU41は、第4のリール8dの回転を停止
させた後、有効化された入賞ライン上に、特別入賞シン
ボルや通常の入賞シンボルの組み合わせが成立したかど
うかの判定を行う(ST7,8)。入賞判定の結果、も
し特別入賞や通常の入賞が成立していれば、ST9の判
定が「YES」であり、CPU41は、遊技者に対して
入賞や特別入賞に応じたメダル枚数の配当を行うなど、
当たり処理を実行し、特別入賞であれば、ボーナスゲー
ムへ移行する。なお、特別入賞や入賞の成立時に、再遊
技シンボルが所定の位置に停止したときは、再遊技の利
益がないので、これを無視するが、再遊技シンボルにメ
ダルの2倍配当やボーナスゲームのランク付けなどの価
値づけを行って、遊技者の期待を高めることもできる。
の判定が「NO」であり、つぎにCPU41は、再遊技
の条件が成立したかどうかの判定を行う(ST10)。
もし、再遊技の条件が成立していれば、ST10の判定
が「YES」であり、CPU41は、入賞不成立の原因
となったリールについて、乱数発生器44が発生した乱
数値をサンプリングすることにより内部抽選処理を実行
し、そのリールを再回転させる(ST11,12)。
釦スイッチを押操作すると、ST13の判定が「YE
S」となり、そのリールが回転を停止する(ST1
4)。この場合、CPU41は、もし、ST11の抽選
処理による抽選結果が当たりであれば、特別入賞または
入賞を生じさせるシンボルが入賞ライン上に停止するよ
う、リールの停止動作を制御する。
ライン上に、特別入賞シンボルや通常の入賞シンボルの
組み合わせが成立したかどうかの判定を行い(ST1
5)、特別入賞や入賞が成立していれば、ST16の判
定が「YES」となり、当たり処理へ移行する。なお、
上記実施例では、第1〜第3のリール8a,8b,8c
が回転を停止した後に第4のリール8dを停止させてい
るが、これに限らず、第1〜第3のリール8a,8b,
8cの全てが停止するまでに、いずれかのリールが停止
した直後に、第4のリール8dの回転を停止させるよう
にしてもよい。また、第4のリール8dも停止釦スイッ
チの操作で停止させる場合には、第4のリール8dの停
止時期は自由である。
不成立に関わるシンボルを表示するための第2のシンボ
ル可変表示器を設け、少なくともひとつの第1のシンボ
ル可変表示器が表示したシンボルが入賞の不成立の原因
となったとき、第2のシンボル可変表示器が再遊技を成
立させるシンボルを表示したことを条件として、入賞の
不成立の原因となった第1のシンボル可変表示器を再
度、変動表示させた後に変動表示を停止させるようにし
たから、従来例のように、再遊技が頻繁に発生して1ゲ
ームの遊技時間が長くなる、ということがない。しか
も、再遊技の機会が固定されないので、第1のシンボル
可変表示器が再度変動表示を開始することによるゲーム
の意外性を遊技者に与えることができる。
表示器により再遊技の成立、不成立に関わるシンボルの
みを表示させるから、入賞が不成立になった場合に、遊
技者は、再遊技が成立するかどうかについて、第2のシ
ンボル可変表示器の停止動作を注視し、遊技者のゲーム
に対する興味は最後まで失われない。
表示器により再遊技の成立、不成立に関わるシンボル
と、入賞の成立、不成立に関わるシンボルとを表示させ
るから、遊技者は、入賞が成立するかどうかと、再遊技
が成立するかどうかについて、第2のシンボル可変表示
器の停止動作を注視し、遊技者のゲームに対する興味は
最後まで失われない。
抽選結果に基づいて第2のシンボル可変表示器の停止動
作を制御するから、再遊技の発生頻度を自在に設定でき
る。
抽選結果と遊技者による停止操作のタイミングとに基づ
いて第2のシンボル可変表示器の停止動作を制御するか
ら、再遊技の発生頻度を自在に設定できるとともに、再
遊技の成立、不成立に遊技者の技能を介在させることが
でき、ゲームのおもしろさが倍加される。
観を示す斜視図である。
る。
る。
る。
る。
る。
遊技の条件が成立した状態を示す説明図である。
遊技の条件が成立した状態を示す説明図である。
実施例を示す説明図である。
の実施例を示す説明図である。
ある。
の実施例を示す説明図である。
技の成立、不成立に関わるシンボルとが第4のリールに
表された実施例を示す説明図である。
技の成立、不成立に関わるシンボルとが第4のリールに
表された実施例を示す説明図である。
ク図である。
トである。
Claims (5)
- 【請求項1】 入賞の成立、不成立に関わるシンボルを
変動表示した後に変動表示を停止して、いずれかのシン
ボルを表示する複数の第1のシンボル可変表示器と、再
遊技の成立、不成立に関わるシンボルを変動表示した後
に変動表示を停止して、いずれかのシンボルを表示する
第2のシンボル可変表示器と、第1,第2の各シンボル
可変表示器の動作を制御する制御装置とを備え、 前記制御装置は、少なくともひとつの第1のシンボル可
変表示器が表示したシンボルが入賞の不成立の原因とな
ったとき、第2のシンボル可変表示器が再遊技を成立さ
せるシンボルを表示したことを条件として、入賞の不成
立の原因となった第1のシンボル可変表示器を再度、変
動表示させた後に変動表示を停止させるようにしたシン
ボル可変表示遊技機。 - 【請求項2】 第2のシンボル可変表示器は、再遊技の
成立、不成立に関わるシンボルのみを表示する請求項1
に記載のシンボル可変表示遊技機。 - 【請求項3】 第2のシンボル可変表示器は、再遊技の
成立、不成立に関わるシンボルと、入賞の成立、不成立
に関わるシンボルとを表示する請求項1に記載のシンボ
ル可変表示遊技機。 - 【請求項4】 前記制御装置は、内部抽選処理による抽
選結果に基づいて第2のシンボル可変表示器の停止動作
を制御する請求項1に記載のシンボル可変表示遊技機。 - 【請求項5】 前記制御装置は、内部抽選処理による抽
選結果と遊技者による停止操作のタイミングとに基づい
て第2のシンボル可変表示器の停止動作を制御する請求
項1に記載のシンボル可変表示遊技機。
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---|---|---|---|
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ID=17399304
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-
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- 1998-09-18 JP JP26416098A patent/JP3822985B2/ja not_active Expired - Fee Related
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