JP4088411B2 - スロットマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、ボーナス入賞の成立により特別の停止制御下でのゲームの実行を可能とし、前記ボーナス入賞の有効期間が終了した後に、機械内部での抽選が当たったことを条件として他の特別の停止制御下でのゲームの実行を可能としたスロットマシンに関し、特にこの発明は、前記抽選の結果を遊技者へ告知するための抽選結果告知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
典型的なスロットマシンは、外周面に複数のシンボルが表された3個のリールを有する。遊技者によるゲーム開始操作があると、3個のリールが一斉に回転を開始する。リール毎に停止釦スイッチが設けてあり、いずれかの停止釦スイッチが押されると、対応するリールが停止する。
【0003】
一般ゲームでは、ゲーム毎に機械内部での抽選が実行される。その抽選が当たると、抽選に当たったシンボルを入賞ライン上へ引き込むためのリールの停止制御(以下「引込停止制御」という。)が実行される。なお、一般ゲームは、1〜3枚のメダルを投入してメダル投入枚数に応じた本数の入賞ラインを有効化し、リールの停止操作によって、いずれかの有効化された入賞ライン上に、入賞に関わるシンボルによる所定の組み合わせを成立させることを内容とするゲームである。
【0004】
入賞ライン上に入賞に関わるシンボルによる所定の組み合わせが成立すると、そのゲームは「入賞」となり、入賞の種類に応じて、予め決められた個数のメダルが払い出されたり、メダルを投入せずに再ゲームの実施が可能となったりする。前記入賞に関わるシンボルが「ボーナス入賞」に関わるシンボルであれば、遊技者には、特別の停止制御下でのゲームが実施できるチャンスが与えられる。
【0005】
前記ボーナス入賞には、「ビッグボーナス」と呼ばれる第1のボーナス入賞(以下「BB入賞」という。)と、「レギュラーボ−ナス」と呼ばれる第2のボーナス入賞(以下「RB入賞」という。)との2種類がある。
【0006】
RB入賞が成立すると、特別の入賞が成立し易い特別の停止制御下での特別ゲームが実行可能となる。この特別ゲームでは、特別の入賞に関わるシンボルを入賞ライン上に引き込むための引込停止制御が実行される。なお、特別ゲームは、例えば、1枚のメダルを投入して中央の1本の入賞ラインを有効化し、リールの停止操作によって、有効化された入賞ライン上に、特別の入賞に関わるシンボルによる所定の組み合わせを成立させることを内容とするゲームである。
遊技者は、上記した特別の停止制御下での特別ゲームを、所定のゲーム実行可能回数(例えば12回)を限度として、特別の入賞の成立回数が所定の許容回数(例えば8回)に達するまで、継続して実施できる。
【0007】
BB入賞が成立すると、RB入賞と通常の入賞とが成立し易い特別の停止制御下での一般ゲームの実行が可能となる。この一般ゲームでは、RB入賞に関わるシンボルと通常の入賞に関わるシンボルとのいずれかを入賞ライン上に引き込むための引込停止制御が実行される。遊技者は、上記した特別の停止制御下での一般ゲームを、所定のゲーム実行可能回数(例えば30回)を限度として、RB入賞の成立回数が所定の許容回数(例えば3回)に達するまで、継続して実施できる。なお、再ゲームが可能となる入賞が成立した場合の再ゲームは、ここでのゲーム回数の1回分に含めないが、これを含めるようにすることもできる。
この一般ゲームにおいて、RB入賞が成立すると、前記した特別の停止制御下での特別ゲームの実行が可能となり、所定のゲーム実行可能回数(例えば12回)を限度として、特別の入賞の成立回数が所定の許容回数(例えば8回)に達するまで、特別ゲームを継続して実施できる。
【0008】
図10(1)は、BB入賞の成立後、4回目の一般ゲームでRB入賞が成立した場合を示しており、このRB入賞の成立により、最大12回の特別ゲームが実施できる。
図10(2)は、BB入賞の成立後、RB入賞の成立回数が所定の許容回数(3回)に達することなく所定のゲーム実行可能回数(30回)だけ一般ゲームが実施された場合を示すもので、30回目の一般ゲームが終了した時点でBB入賞の有効期間が終了する。
図10(3)は、一般ゲームが所定のゲーム実行可能回数(30回)だけ実施される前に所定の許容回数(3回)だけRB入賞が成立した場合を示すもので、3回目のRB入賞の成立による特別ゲームが終了した時点で、BB入賞の有効期間が終了する。
【0009】
最近の機種では、機械内部での抽選が当たったことを条件として、図10(2)(3)に示すように、BB入賞の有効期間の終了直後に、「チャレンジタイム」(以下「CT」という。)と呼ばれる特別のゲームモードが設定されるようになっている。このゲームモードでは、前記した引込停止制御は実行されず、少なくとも1個のリールについて、遊技者による停止操作のタイミングどおりのリールの停止制御が実行される。この特別の停止制御下での一般ゲームは設定回数だけ(例えば50回)実行可能である。
【0010】
CTに関する抽選は、入賞に関する抽選でBB入賞が当たったときに実行される。BB入賞が当たったことは、その後の一般ゲームの実行過程において、直接的な方法(例えばランプの点灯)または間接的な方法(例えばリーチ目の出現)によって遊技者へ告知される。CTが当たったことは、BB入賞の有効期間が終了した直後に遊技者へ知らされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、CTに関する抽選結果はCTの直前まで遊技者に知らされないので、遊技者は、BB入賞の有効期間中、メダル獲得への期待感を抱くのみで、CTに関する抽選結果に対しては期待感を抱くことができず、BB入賞の有効期間中、遊技者の興味の対象が画一的で限定されるという問題がある。
【0012】
この発明は、上記問題に着目してなされたもので、CTに関する抽選結果をBB入賞の有効期間中に告知するようにして、遊技者の興味の対象をメダルの獲得以外にも広げることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明によるスロットマシンは、ボーナス入賞の成立により特別の入賞が成立し易い第1の特別の停止制御下での特別ゲームを所定のゲーム実行可能回数を限度として特別の入賞の成立回数が所定の許容回数に達するまで継続して実行することを可能とするとともに、機械内部での抽選が当たったことを条件として、前記ボーナス入賞の有効期間が終了した後に第2の特別の停止制御下でのゲームへ移行することを可能としたものであり、前記ボーナス入賞を成立させるかどうかの機械内部での抽選に当たったとき、前記第2の特別の停止制御下でのゲームへ移行させるかどうかの前記抽選を実行する抽選手段と、所定の条件下で前記抽選手段による抽選に当たったことを無効化する無効化手段と、前記特別の入賞を成立させる特別入賞シンボルが複数種類設定された特別ゲームへ移行させる移行手段と、特別入賞シンボルが複数種類設定された特別のゲームへ移行したとき、複数種類の特別入賞シンボルのいずれかによる特別の入賞が成立することが可能なように設定されたテーブルを用いてリールの停止制御を実行するリール停止制御手段とを備えている。
前記テーブルは、特別ゲームにおける特別の入賞の成立回数の許容回数のうち、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数Nまたはそれ以上の回数だけ成立させることが可能なように設定された第1のテーブルと、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数(N−1)またはそれ以下の回数だけ成立させるように設定された第2のテーブルとを含み、前記リール停止制御手段は、前記抽選手段による抽選に当たったとき、第1のテーブルを選択して用いてリールの停止制御を実行し、前記抽選手段による抽選にはずれたとき、第2のテーブルを選択して用いてリールの停止制御を実行するようにする。前記無効化手段は、前記抽選手段による抽選に当たったにもかかわらず、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞の成立回数が前記所定の回数Nに達する前に特別ゲームの実行回数が前記ゲーム実行可能回数に達することにより、前記リール停止制御手段が特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数Nまたはそれ以上の回数だけ成立させることができなかったとき、前記抽選に当たったことを無効化するようにしている。
【0014】
ここで、「ボーナス入賞」とは、好ましい実施態様としては、「ビッグボーナス」と呼ばれるボーナス入賞(BB入賞)を指している。「ボーナス入賞」がBB入賞であるとしたときの「第1の特別の停止制御下での特別ゲーム」とは、BB入賞の成立後に実行可能な一般ゲームにおいてRB入賞が成立したことで実行可能となる特別ゲームのことである。前記一般ゲームでは、特別の停止制御として、RB入賞に関わるシンボルや通常の入賞に関わるシンボルを入賞ライン上に引き込むための引込停止制御が実行される。特別ゲームでは、特別の停止制御として、特別の入賞に関わるシンボルを入賞ライン上に引き込むための引込停止制御が実行される。
【0015】
「第2の特別の停止制御下でのゲーム」は、好ましい実施態様としては、チャレンジタイム(CT)のゲームモードによるゲームを指すが、「アシストタイム」(以下「AT」という。)や「リプレイタイム」(以下「RT」という。)と呼ばれるゲームモードによるゲームであってもよい。
【0016】
ATのゲームモードでは、入賞に関する抽選をゲーム毎に機械内部で実行し、その抽選で当たったシンボルを遊技者へ告知するとともに、その告知したシンボルを入賞ライン上に引き込むための引込停止制御を実行する。また、RTのゲームモードでは、メダルを投入せずに再ゲームが実施できるという入賞の発生率を通常時より高く設定する。これらの特別の停止制御下での一般ゲームは設定回数だけ(例えば50回)実行が可能である。
【0019】
この発明が適用されるスロットマシンでは、ボーナス入賞の成立により第1の特別の停止制御下でのゲームの実行が可能となり、ボーナス入賞の有効期間が終了した後に、機械内部での抽選が当たったことを条件として第2の特別の停止制御下でのゲームの実行が可能となる。前記抽選の結果は第1の特別の停止制御下での特別ゲームの中で遊技者へ告知される。
【0020】
この発明によれば、抽選の結果が第1の特別の停止制御下での特別ゲームの中で遊技者へ告知されるので、遊技者は、第1の特別の停止制御下での特別ゲームにおいて、前記抽選が当たったかどうかについての期待感を抱くことができ、遊技者の興味の対象がメダルの獲得以外にも広げられる。
【0021】
【実施例】
図1は、この発明が適用されるスロットマシンの外観を示す。
図示例のスロットマシンは、ボックス形状の本体部2の前面開口に扉部3を開閉可能に取り付けて機体1が構成される。本体部2の中空内部には、図2に示すように、上段位置にリールブロック4や制御装置が実装された回路基板5が、下段位置に多数枚のメダルを収容するホッパー6aを有するメダル払出機6が、それぞれ組み込まれる。
【0022】
前記リールブロック4は、金属フレーム7に3個のリール8a,8b,8cが一体に組み付けられて成る。各リール8a,8b,8cは、リール枠の外周面に帯状テープを貼設して成る。帯状テープには、BB入賞を成立させるシンボル(以下「BB入賞シンボル」という。)、RB入賞を成立させるシンボル(以下「RB入賞シンボル」という。)、一般ゲームで通常の入賞を成立させるシンボル(以下「通常入賞シンボル」という。)、特別ゲームで特別の入賞を成立させるシンボル(以下「特別入賞シンボル」という。)、いずれの入賞にも関わらないシンボルなど、複数種のシンボルが所定個数だけ印刷されている。
このリールブロック4には、各リール8a,8b,8cを個別に回転駆動するステッピングモータ9a,9b,9cが組み付けてある。
【0023】
前記扉部3の前面は、シンボル表示窓20を備えた正面パネル11と、機種名やゲーム情報を表示するための上部パネル12および下部パネル13とで構成される。各パネル11,12,13は、透明な合成樹脂板または強化ガラスの表面に、シルクスクリーン印刷を施して形成される。
【0024】
正面パネル11の下方には、始動レバー14,3個の停止釦スイッチ15a,15b,15c、およびメダル投入口16が、また下部パネル13の下方には、メダル放出口17やメダル受け皿18が、それぞれ設けられている。
メダル投入口16はメダルの投入を受け付ける部分である。始動レバー14は3個のリール8a,8b,8cを一斉に始動させるために遊技者により操作される。3個の停止釦スイッチ15a,15b,15cは対応するリール8a,8b,8cを個別に停止させるために遊技者により操作される。
【0025】
正面パネル11の板面中央には、図3に示すように、カラー印刷層で囲まれた無着色で透明のシンボル表示窓20が形成されている。このシンボル表示窓20の背後位置には、前記リールブロック4の各リール8a,8b,8cが、外周面をシンボル表示窓20に向けて配置されている。シンボル表示窓20は、横方向の長さが、3個のリール8a,8b,8cが見えるように、また、縦方向の長さが、リール停止時に、3駒分のシンボルが見えるように、それぞれ横に長い矩形状に形成されている。
【0026】
正面パネル11の表面には、シンボル表示窓20より見える各リール8a,8b,8cの3駒分のシンボルを横方向に結ぶ3本の水平な入賞ラインL1〜L3と、右下がりおよび左下がりの各斜め方向に結ぶ2本の斜めの入賞ラインL4,L5とが表されている。リール停止時、これら5本の入賞ラインL1〜L5上に各リール8a,8b,8cのシンボルが整列する。
【0027】
このスロットマシンでは、複数枚のメダルを予めメダル投入口16より投入して機械に貯留しておき、この貯留メダルを使ってゲームを行うというクレジットのゲーム方式でのゲームが実施できるようになっている。そのために、前記扉部3の前面には、機械に貯留されたメダルの枚数をデジタル表示する貯留枚数表示器32、1ゲームに対する貯留メダルの使用枚数を選択してゲームを開始させる3種類のベット釦スイッチ33,34,35、および貯留メダルの精算を指示するための精算スイッチ36が設けてある。
また、ゲーム毎に1〜3枚のメダルを投入してゲームを行う従来のゲーム方式と、貯留メダルを使用してゲームを行うクレジットのゲーム方式とを遊技者が選択できるようになっており、そのために、いずれか一方のゲーム方式を選択する切換スイッチ37も設けてある。
【0028】
メダル投入口16への1枚のメダルの投入または第1のベット釦スイッチ33の押操作により、中央の水平な入賞ラインL1が有効化される。2枚のメダルの投入または第2のベット釦スイッチ34の押操作により、3本の水平な入賞ラインL1〜L3が有効化される。3枚のメダルの投入または第3のベット釦スイッチ35を押操作により、5本全ての入賞ラインL1〜L5が有効化される。
なお、特別ゲームでは、メダル投入口16へ1枚のメダルを投入するか、ベット釦スイッチ33,34,35のいずれかを押操作して1枚の貯留メダルを使用することにより、中央の1本の入賞ラインL1が有効化される。
【0029】
メダル投入口16へのメダルの投入またはベット釦スイッチ33,34,35の押操作で、いずれかの入賞ラインを有効化させた後、始動レバー14を操作すると、機械内部で入賞に関する抽選が行われる。抽選の結果、通常入賞シンボルが当たると、停止釦スイッチ15a,15b,15cが押操作されたとき、該当する通常入賞シンボルを有効化された入賞ライン上に引き込むように引込停止制御が実行される。RB入賞シンボルやBB入賞シンボルが当たると、RB入賞シンボルやBB入賞シンボルを有効化された入賞ライン上に引き込むように引込停止制御が実行される。
【0030】
抽選によりBB入賞シンボルが当たったときは、引き続き、CTに関する抽選が実行され、その抽選が当たると、BB入賞の有効期間の終了直後に、CTのゲームモードが設定される。このゲームモードでは、少なくとも1個のリールについて、引込停止制御は実行されず、遊技者による停止操作のタイミングどおりにリールが停止する。
【0031】
機械内部での抽選処理は、乱数発生器が発生する乱数をサンプリングして、そのサンプリングされた乱数値が所定の範囲内の値であるかどうかを判断するものである。入賞に関する抽選では、RB入賞シンボル、BB入賞シンボル、通常入賞シンボルについて、それぞれ抽選当たりかどうかが決定される。また、CTに関する抽選では、BB入賞の有効期間の終了直後にCTのゲームモードを設定するかどうかが決定される。なお、この種の抽選処理は公知であり、ここでは詳細な説明は省略する。
【0032】
前記2種類のボーナス入賞のうち、BB入賞が成立したとき、すなわち、有効化されたいずれかの入賞ライン上に各リール8a,8b,8cのBB入賞シンボルが3個揃ったとき、図4(1)(2)に示すように、以後の30回のゲーム実行可能回数の期間中、RB入賞の成立回数が許容回数(3回)に達するまで、RB入賞と通常の入賞とが成立し易い特別の停止制御が実行される。すなわち有効化された入賞ライン上に、各リール8a,8b,8cのRB入賞シンボルまたは通常入賞シンボルが3個整列するように引込停止制御が実行される。遊技者は、この特別の制御下で、一般ゲームを実行することが可能である。
この一般ゲームでは、有効化された入賞ライン上にRB入賞シンボルが揃わなくても、通常入賞シンボルが揃い易くなっているので、遊技者は、BB入賞が成立したことで、多量のメダルを獲得することが可能となる。
【0033】
上記した特別の制御下での一般ゲームの実行によりRB入賞が成立したとき、すなわち、有効化されたいずれかの入賞ライン上にRB入賞シンボルが3個揃ったとき、ゲーム実行可能回数(12回)の期間中、特別の入賞の成立回数が許容回数(8回)に達するまで、特別の入賞が成立し易い特別の停止制御が実行される。すなわち中央の1本の入賞ラインL1上に、各リール8a,8b,8cの特別入賞シンボルが停止して整列するように引込停止制御が実行される。遊技者は、この特別の制御下で、特別ゲームを実行することが可能である。
【0034】
特別ゲームが繰り返し実施された結果、特別ゲームの実行回数がゲーム実行可能回数(12回)に達するか、その前に特別の入賞の成立回数が許容回数(8回)に達したとき、RB入賞の有効期間は終了する。
BB入賞の成立後、一般ゲームの実行回数がゲーム実行可能回数(30回)に達するか、その前にRB入賞の成立回数が許容回数(3回)に達したとき、BB入賞の有効期間は終了する。
【0035】
抽選によりBB入賞シンボルが当たりかつCTが当たったときは、図4(1)に示すように、BB入賞の有効期間の終了直後に、CTのゲームモードが設定される。このゲームモードでは、少なくとも1個のリールについて(この実施例では3個全てのリールについて)、遊技者による停止操作のタイミングどおりのリール停止制御が実行されるもので、遊技者は、この特別の制御下での一般ゲームを継続して50回、実行可能である。
抽選によりBB入賞シンボルが当たっても、CTが当たらなければ、図4(2)に示すように、BB入賞の有効期間の終了直後に、CTのゲームモードが設定されることはない。
【0036】
CTについての抽選の結果は、BB入賞の成立後の一般ゲームの中か、またはRB入賞の成立後の特別ゲームの中で遊技者へ告知される。この実施例では、3回目のRB入賞の成立後に実施される特別ゲームの中で抽選結果を遊技者へ告知するようにしている。従って、もしRB入賞の成立回数が許容回数(3回)に到達せずにBB入賞の有効期間が終了すれば、BB入賞の有効期間中にCTが当たったことは遊技者へ知らされない。
【0037】
この実施例では、1回目と2回目のRB入賞の成立時における特別ゲームでは特別入賞シンボルは1種類(以下「特別入賞シンボルA」という。)に定められているが、3回目のRB入賞の成立時における特別ゲームでは2種類の特別入賞シンボル(以下「特別入賞シンボルA」および「特別入賞シンボルB」という。)が設定されている。CTの抽選が当たったときは、最大12回の特別ゲームのうち、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を所定回数(例えば4回)またはそれ以上の回数だけ成立させるようにリールを停止制御する。一方、CTの抽選がはずれたときは、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を所定回数(例えば3回)またはそれ以下の回数だけ成立させるようにリールを停止制御する。
なお、CTの抽選が当たっているにもかかわらず、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を所定回数(例えば4回)またはそれ以上の回数だけ成立させることができなかった場合は、結果的にCTの抽選がはずれであったことを告知することになるが、そのような場合に、CTの抽選当たりを無効化するように構成することもできる。
【0038】
上記の実施例では、RB入賞の成立後の特別ゲームの中でCTに関する抽選の結果を遊技者へ告知しているが、これに限らず、BB入賞の成立後の一般ゲームの中で抽選結果を遊技者へ告知するようにしてもよい。
【0039】
また、上記の実施例では、3回目のRB入賞の成立後に実施される特別ゲームの中で抽選結果を遊技者へ告知しているが、1回目または2回目のRB入賞の成立後に実施される特別ゲームの中で抽選結果を遊技者へ告知するように構成してもよい。また、1回目のRB入賞の成立後に実施される特別ゲームから3回目のRB入賞の成立後に実施される特別ゲームにわたって抽選結果を遊技者へ告知するように構成することもできる。
【0040】
さらに、上記の実施例では、特別入賞シンボルBによる特別の入賞が所定回数(例えば4回)またはそれ以上の回数だけ成立したことをもってCTの抽選が当たったことを告知し、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を所定回数(例えば3回)またはそれ以下の回数だけ成立したことをもってCTの抽選がはずれたことを告知しているが、CTの抽選がはずれたときでも、特別入賞シンボルBによる特別の入賞が所定回数(例えば4回)またはそれ以上の回数だけ成立させる場合を含ませたり、CTの抽選が当たったときでも、特別入賞シンボルBによる特別の入賞が所定回数(例えば3回)またはそれ以下の回数だけ成立させる場合を含ませたりしてもよい。この場合、告知の信頼度は、特別入賞シンボルBによる特別の入賞の成立回数に応じて設定するのが望ましい。
【0041】
なお、CTの抽選が当たった場合は、上記した告知動作に加えて、告知用のランプを点灯させたり、シンボル表示窓20内の照明状態を変化させたり、効果音を発生させたりして、CTの抽選結果を遊技者へ確実に告知するようにしてもよい。
【0042】
図5は、上記したスロットマシンの電気的な構成を示す。
同図中、40はマイクロコンピュータより成る制御装置であり、制御、演算の主体であるCPU41、プログラムや固定データが格納されるROM42、データの読み書きに用いられるRAM43の他に乱数発生器45を含む。
【0043】
前記CPU41には、バス49を介して、各リール8a,8b,8cのリール駆動部47a,47b,47c、メダル払出機6、貯留枚数表示器32などの出力各部や、メダル検知センサ46、始動レバー14、3種類のベット釦スイッチ33,34,35、3個の停止釦スイッチ15a,15b,15c、精算スイッチ36、切換スイッチ37などの入力各部が接続されている。
前記CPU41は、ROM42に格納されたプログラムに従ってRAM43に対するデータの読み書きを行いつつ、前記入出力各部の動作を一連に制御する他、前記乱数発生器45が発生した乱数値をサンプリングして各種の抽選処理を実行する。
【0044】
前記リール駆動部47a,47b,47cは、各リール8a,8b,8cの駆動源であるステッピングモータ9a,9b,9cの駆動を制御する。メダル払出機6は、精算スイッチ36が操作されたときなどに駆動し、貯留枚数表示器32に表示された枚数のメダルをメダル放出口17よりメダル受け皿18へ払い出す。メダル検知センサ46は、メダル投入口16に投入されたメダルを検知してメダル検知信号を出力する。
【0045】
図6〜図8は、制御装置40による制御の流れを示す。なお図中、「ST」は「STEP」の略であり、一連の制御の流れにおける各ステップを意味する。
図6のST1では、CPU41は、遊技者によるゲーム開始操作に待機している。遊技者がメダル投入口16へメダルを投入するか、ベット釦スイッチ33,34,35のいずれかを押操作した後、始動レバー14を操作すると、ST1の判定が「YES」となり、つぎのST2で、大当たりフラグFが「1」にセットされているかどうかがチェックされる。
【0046】
この場合、ST2の判定は「NO」であるから、ST3へ進み、CPU41は乱数発生器45が発生した乱数値をサンプリングすることにより入賞に関する第1の抽選処理を実行する。第1の抽選処理でBB入賞シンボルが当たると、ST4の判定が「YES」となり、大当たりフラグFが「1」にセットされる(ST5)。
【0047】
次いで、CPU41は乱数発生器45が発生した乱数値をサンプリングすることによりCTに関する第2の抽選処理を実行する(ST6)。第2の抽選処理でCTが当たると、ST7の判定が「YES」となり、CT当たりフラグF(CT)が「1」にセットされる(ST8)。
なお、前記抽選処理でRB入賞シンボルや通常入賞シンボルが当たったときは、図示していないが、入賞の種類に応じた当たりフラグが設定される。BB入賞シンボル以外が当たったときや抽選が外れたときは、前記ST4の判定は「NO」であり、ST5〜8はスキップされる。
【0048】
かくして、ST9で3個のリール8a,8b,8cが一斉に始動し、遊技者は、停止釦スイッチ15a,15b,15cのいずれかを押操作する。最初の停止操作があると、ST10の判定が「YES」となり、該当するリールが停止する(ST11)。この場合に、大当たりフラグFなどの当たりフラグが設定されていれば、有効化された入賞ライン上に所定のシンボルを引き込んで停止させる引込停止制御が実行される。
【0049】
つぎのST12は全てのリール8a,8b,8cが停止したかどうかを判定しており、その判定は「NO」であるから、ST10へ戻り、つぎのリールの停止操作に待機する。
同様の手順により3個全てのリール8a,8b,8cが停止すると、ST12の判定が「YES」となり、有効化された入賞ライン上に、BB入賞シンボル、RB入賞シンボル、および通常入賞シンボルによる所定の組み合わせが成立したかどうかが判定される(ST14〜16)。
【0050】
ST13の入賞判定の結果、BB入賞が成立していれば、ST14の判定が「YES」であり、ST17のメダルの配当後、CPU41は、ゲーム実行可能回数を計数するカウンタの計数値Nを「30」にセットし、RB入賞の成立許容回数を計数するカウンタの計数値Mを「3」にセットする(ST18,19)。
ついで、CPU41は、BB入賞が有効であることを示すBB入賞有効フラグF(BB)を「1」にセットすることにより、RB入賞と通常の入賞とが成立し易い特別の制御状態に設定され、大当たりフラグFをゼロにリセットする(ST20,21)。
【0051】
前記ST13の入賞判定の結果、RB入賞が成立していれば、ST14の判定が「NO」、ST15の判定が「YES」であり、ST22のメダルの配当後、RB入賞による特別ゲームが実行される(ST23)。このST23の詳細は図8に示してあり、その制御の流れは後述する。
【0052】
ST23の特別ゲームが終了すると、つぎのST24では、この度のRB入賞がBB入賞の成立後に成立したRB入賞であるかどうかを、BB入賞有効フラグF(BB)が「1」にセットされているかどうかにより判定する。もし、BB入賞成立後のRB入賞であれば、ST24の判定は「YES」であり、ST25,26へ進んで前記カウンタの計数値N,Mをそれぞれ1減算する。
もし、BB入賞成立後のRB入賞でなければ、ST24の判定は「NO」であり、ST25以降の各ステップはスキップされる。
【0053】
つぎにST27では、RB入賞の成立許容回数を計数するカウンタの計数値Mがゼロになったかどうかが、また、ST28では、ゲーム実行可能回数を計数するカウンタの計数値Nがゼロになったかどうかが、それぞれ判定される。いずれのカウンタの計数値M,Nもゼロでなければ、ST27,28はともに「NO」であり、次の一般ゲームへ移行する。
【0054】
これに対して、前記計数値Mがゼロであれば、ST27の判定が「YES」であり、また、前記計数値Mがゼロでなく、前記計数値Nがゼロであれば、ST27の判定が「NO」、ST28の判定が「YES」であり、いずれの場合も、CPU41は、BB入賞有効フラグF(BB)をゼロにリセットするなどのクリア処理を行う(ST29)。
【0055】
次のST30では、抽選によりCTが当たったかどうかをCT当たりフラグF(CT)により判定しており、CT当たりフラグF(CT)が「1」にセットされていれば、ST30の判定が「YES」となってCTのゲームモードが設定され、このゲームモードでの一般ゲームが50回にわたって実行される(ST31,32)。
この50回のゲームが終了すると、ST32の判定が「YES」であり、ST33でCT当たりフラグF(CT)が「0」にリセットされた後、次の一般ゲームへ移行する。
【0056】
前記ST13の入賞判定の結果、通常の入賞が成立している場合は、ST14,15の判定がともに「NO」、ST16の判定が「YES」であり、ST34へ進んでメダルの配当が行われる。
前記ST13の入賞判定の結果、いずれの入賞も成立していなければ、ST14,15,16の判定がいずれも「NO」であり、ST24はスキップされる。
【0057】
つぎのST35では、BB入賞の有効期間中であるどうかを、BB入賞有効フラグF(BB)が「1」にセットされているかどうかにより判定しており、その判定が「YES」であれば、ST36へ進んで前記計数値Nを1減算した上で、その計数値Nがゼロになったかどうかが判定される(ST28)。ST28の判定が「NO」であれば、次の一般ゲームへ移行し、「YES」であれば、ST29のクリア処理が実行される。
【0058】
図8は、前記したST23の詳細、すなわち、RB入賞の成立後の特別ゲームについての制御の流れを示す。
まず、CPU41は、今回の特別ゲームがBB入賞成立後に成立した3回目のRB入賞による特別ゲームであるかどうかを前記計数値Mが「1」であるかどうかにより判定する(ST23−1)。
【0059】
ST23−1の判定が「YES」であれば、次にCPU41は、CT当たりフラグF(CT)が「1」にセットされているかどうかを判定し(ST23−2)、その判定が「YES」であれば、CTが当たっていることを遊技者へ告知するために、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を4回成立させるための図9(1)に示すテーブルBを選択する。ST23−2の判定が「NO」であれば、CTが当たっていないことを遊技者へ告知するために、特別入賞シンボルBによる特別の入賞を3回成立させるための図9(2)に示すテーブルAを選択する。
【0060】
もし、今回の特別ゲームがBB入賞成立後に成立した1回目または2回目のRB入賞による特別ゲームであれば、前記計数値Mは「3」または「2」であるから、STST23−1の判定は「NO」であり、ST23−2〜ST23−4はスキップされる。
【0061】
次にCPU41は、特別ゲームの実行可能回数を計数するカウンタの計数値nを「12」に、特別入賞の成立許容回数を計数するカウンタの計数値mを「8」に、それぞれセットした後、遊技者によるゲーム開始操作に待機する(ST23−5〜ST23−7)。
【0062】
遊技者がメダル投入口16へメダルを1枚投入するか、ベット釦スイッチ33,34,35のいずれかを押操作した後、始動レバー14を操作すると、ST23−7の判定が「YES」であり、ST23−8で3個のリール8a,8b,8cが一斉に始動し、遊技者は、停止釦スイッチ15a,15b,15cのいずれかを押操作する。
【0063】
最初の停止操作があると、ST23−9の判定が「YES」となり、該当するリールが停止する(ST23−10)。この場合に、ST23−3でテーブルBが選択されていれば、1回目の特別ゲームであるから、図9(1)に示すように、特別入賞シンボルAが3個並ぶようにリールの停止制御が実行される。
もし、ST23−4でテーブルAが選択されていれば、図9(2)に示すように、この場合も特別入賞フラグAが3個並ぶようにリールの停止制御が実行される。
なお、遊技者による停止操作によっては、上記した特別入賞シンボルAによる組み合わせが成立しなこともあり、その場合には、次回の特別ゲームについても1回目の特別ゲームとしてのリール停止制御が実行される。
【0064】
つぎのST23−11は全てのリール8a,8b,8cが停止したかどうかを判定しており、その判定は「NO」であるから、ST23−9へ戻り、つぎのリールの停止操作に待機する。
同様の手順により3個全てのリール8a,8b,8cが停止すると、ST23−11の判定が「YES」となり、中央の入賞ラインL1上に特別入賞シンボルAまたはBの組み合わせが成立したかどうかが判定される(ST23−12)。
【0065】
ST23−12の入賞判定の結果、特別の入賞が成立していれば、ST23−13の判定が「YES」であり、ST23−14のメダルの配当後、CPU41は、前記計数値n,mをそれぞれ1減算する(ST23−15,ST23−16)。もし、特別の入賞が成立していなければ、ST23−13の判定は「NO」であり、ST23−14はスキップされる。
【0066】
つぎのST23−17では、特別の入賞の成立許容回数を計数するカウンタの計数値mがゼロになったかどうかが、また、ST23−18では、特別ゲームの実行可能回数を計数するカウンタの計数値nがゼロになったかどうかが、それぞれ判定されるもので、いずれのカウンタの計数値m,nもゼロでなければ、ST23−17,ST23−18がともに「NO」であり、次の特別ゲームへ移行する。
【0067】
これに対して、前記計数値mがゼロである場合はST23−17の判定が「YES」であり、また、計数値mはゼロでないが、計数値nがゼロである場合はST23−17の判定が「NO」、ST23−18の判定が「YES」であり、いずれの場合も、計数値n,mをクリアするなどのクリア処理が行われる。
【0068】
【発明の効果】
この発明によれば、抽選の結果が第1の特別の停止制御下での特別ゲームの中で遊技者へ告知されるので、遊技者は、第1の特別の停止制御下での特別ゲームにおいて、前記抽選が当たったかどうかについての期待感を抱くことができ、遊技者の興味の対象をメダルの獲得以外にも広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるスロットマシンの外観を示す斜視図である。
【図2】内部構造を示すスロットマシンの正面図である。
【図3】正面パネルの構成を示す正面図である。
【図4】CTの抽選結果の告知のタイミングとCTのゲームモードが設定される期間とを示す説明図である。
【図5】スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図である。
【図6】制御装置による制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】図6の制御の流れの続きを示すフローチャートである。
【図8】図7のST23の詳細を示すフローチャートである。
【図9】テーブルの構成を示す説明図である。
【図10】BB入賞成立後のRB入賞の成立状態とCTのゲームモードが設定される期間とを示す説明図である。
【符号の説明】
8a,8b,8c リール
40 制御装置
41 CPU

Claims (2)

  1. ボーナス入賞の成立により、特別の入賞が成立し易い第1の特別の停止制御下での特別ゲームを所定のゲーム実行可能回数を限度として特別の入賞の成立回数が所定の許容回数に達するまで継続して実行することを可能とするとともに、機械内部での抽選が当たったことを条件として、前記ボーナス入賞の有効期間が終了した後に第2の特別の停止制御下でのゲームへ移行することを可能としたスロットマシンにおいて、
    前記ボーナス入賞を成立させるかどうかの機械内部での抽選に当たったとき、前記第2の特別の停止制御下でのゲームへ移行させるかどうかの前記抽選を実行する抽選手段と、
    所定の条件下で前記抽選手段による抽選に当たったことを無効化する無効化手段と、
    前記特別の入賞を成立させる特別入賞シンボルが複数種類設定された特別ゲームへ移行させる移行手段と、
    特別入賞シンボルが複数種類設定された特別のゲームへ移行したとき、複数種類の特別入賞シンボルのいずれかによる特別の入賞が成立することが可能なように設定されたテーブルを用いてリールの停止制御を実行するリール停止制御手段とを備えており
    前記テーブルは、特別ゲームにおける特別の入賞の成立回数の許容回数のうち、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数Nまたはそれ以上の回数だけ成立させることが可能なように設定された第1のテーブルと、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数(N−1)またはそれ以下の回数だけ成立させるように設定された第2のテーブルとを含み、
    前記リール停止制御手段は、前記抽選手段による抽選に当たったとき、第1のテーブルを選択して用いてリールの停止制御を実行し、前記抽選手段による抽選にはずれたとき、第2のテーブルを選択して用いてリールの停止制御を実行するようにし、
    前記無効化手段は、前記抽選手段による抽選に当たったにもかかわらず、特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞の成立回数が前記所定の回数Nに達する前に特別ゲームの実行回数が前記ゲーム実行可能回数に達することにより、前記リール停止制御手段が特定の特別入賞シンボルによる特別の入賞を所定の回数Nまたはそれ以上の回数だけ成立させることができなかったとき、前記抽選に当たったことを無効化するようにしたスロットマシン。
  2. 第2の特別の停止制御は、少なくとも1個の回転中のリールを遊技者による停止操作のタイミングどおりに停止させる制御である請求項1に記載されたスロットマシン。
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