JP2000092267A - 壁掛け用画像処理装置 - Google Patents

壁掛け用画像処理装置

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JP2000092267A
JP2000092267A JP10329011A JP32901198A JP2000092267A JP 2000092267 A JP2000092267 A JP 2000092267A JP 10329011 A JP10329011 A JP 10329011A JP 32901198 A JP32901198 A JP 32901198A JP 2000092267 A JP2000092267 A JP 2000092267A
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substrate
recording paper
image processing
housing
wall
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JP10329011A
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English (en)
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Hiroaki Onishi
弘朗 大西
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
Toshihiko Takakura
敏彦 高倉
Norihiro Imamura
典広 今村
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】壁掛け用画像処理装置の薄型化を図る。 【解決手段】画像読み書き一体ヘッドXとこの画像読み
書き一体ヘッドXを内部に収容する筐体90とを備え、
画像読み書き一体ヘッドXは、画像読み取りラインLが
設定される透明カバー2を先端部に装着したケース1
と、このケース1の基部に組付けられた基板4と、この
基板4の長手方向に延びる列状にそれぞれ並べられて基
板4上に搭載された複数の受光素子4aおよび複数の印
字用素子4bとを有しており、かつ筐体90の背面が壁
面Hなどの起立面に沿うようにして取付けられて使用さ
れる、壁掛け用画像処理装置であって、基板4の幅方向
の一側部42は、ケース1の一側方にはみ出しており、
かつこのはみ出した部分における透明カバー2が位置す
る側の片面4A上に複数の印字用素子4bが搭載されて
いる一方、複数の受光素子4aは、ケース1に内包され
た状態で基板4の片面4A上に搭載されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、画像の読み取り
機能とプリント出力機能とを併せもつ壁掛け用画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばファクシミリ装置では、画像の
読み取り機能とプリント出力機能とを併せもつ必要があ
る。また、装置全体の小型化の要請に応える必要もあ
る。そこで、従来では、たとえば図11に示すような画
像読み書き一体ヘッドYが提案されている。この画像読
み書き一体ヘッドYは、透明カバー2を先端部(上部)
に装着したケース1を有しており、このケース1の内部
には、上記透明カバー2の表面上に設定される画像読み
取りラインLを照明するための光源3や、原稿画像結像
用の集光レンズ5が配置されている。上記ケース1の基
部(下部)には基板4が組付けられており、この基板4
の表面4Aおよび裏面4Bには、複数の受光素子4aお
よび複数の発熱素子4bのそれぞれがこの基板4の長手
方向に延びる列状に並ぶようにして搭載されている。
【0003】この画像読み書き一体ヘッドYでは、原稿
DがプラテンローラP1 の回転動作によって透明カバー
2の表面に密着するようにして搬送され、この過程にお
いて原稿Dの下向きの表面が光源3によって照明され
る。すると、上記原稿Dによって反射された光は集光レ
ンズ5によって集光され、原稿Dの画像が上記各受光素
子4a上に結像し、これにより原稿Dの読み取り画像デ
ータが得られる。一方、記録紙KはプラテンローラP2
の回転によって上記各発熱素子4bに密着して搬送さ
れ、この過程において原稿Dの画像データに基づいて選
択された発熱素子4bが発熱することによって記録紙K
に画像が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記画像読み書き一体
ヘッドYを組み込んだ画像処理装置では、原稿Dが基板
4の表面4A側に位置する透明カバー2に密着して搬送
されるのに対し、記録紙Kは基板4の裏面4B側に位置
する複数の発熱素子4bに密着して搬送される。つま
り、図11に示す画像読み書き一体ヘッドYの姿勢で
は、原稿用プラテンローラP1 が画像読み書き一体ヘッ
ドYの上方に配置される一方で、記録紙用プラテンロー
ラP2 は画像読み書き一体ヘッドYの下方に配置され
る。したがって、上記従来の画像読み書き一体ヘッドY
を組み込んだ画像処理装置では、2つのプラテンローラ
1 ,P2 が画像読み書き一体ヘッドYの厚み方向に嵩
張ってしまい、これら全体のサイズを小さくすることが
難しいものとなっていた。このため、上記画像処理装置
をいわゆる壁掛け用の装置として構成した場合には、装
置全体が壁面から大きく突出した肉厚の大きなものとな
ってしまい、その体裁が非常に悪いものとなっていた。
【0005】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、壁掛け用画像処理装置の薄型化
を適切に図ることをその課題としている。
【0006】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本願発明により提供される壁掛
け用画像処理装置は、画像読み書き一体ヘッドとこの画
像読み書き一体ヘッドを内部に収容する筐体とを備えて
いるとともに、上記画像読み書き一体ヘッドは、画像読
み取りラインが設定される透明カバーを先端部に装着し
たケースと、このケースの基部に組付けられた基板と、
この基板の長手方向に延びる列状にそれぞれ並べられて
上記基板に搭載された複数の受光素子および複数の印字
用素子とを有しており、かつ上記筐体の背面が壁面など
の起立面に沿うようにして取付けられて使用される、壁
掛け用画像処理装置であって、上記基板の幅方向の一側
部は、上記ケースの一側方にはみ出しており、かつこの
はみ出した部分における上記透明カバーが位置する側の
片面上に上記複数の印字用素子が搭載されている一方、
上記複数の受光素子は、上記ケースに内包された状態で
上記基板の上記片面上に搭載されていることを特徴とし
ている。
【0008】このような構成の壁掛け用画像処理装置で
は、原稿を移送するための原稿用プラテンローラが透明
カバーに対向するように配置される。また、記録紙を移
送するための記録紙用プラテンローラは、基板の表裏両
面側のうち、上記透明カバーが位置する側、すなわち原
稿用プラテンローラが配置される側と同一面側に配置さ
れる。このため、原稿用および記録紙用の2つのプラテ
ンローラが基板を挟むようにして配置されていた従来の
装置と比較すれば、上記各プラテンローラが画像読み書
き一体ヘッドの厚み方向に大きく嵩張らないようにでき
る。その結果、壁掛け使用時に壁面などから大きく嵩張
らない、体裁の良い薄型の壁掛け用画像処理装置を提供
することが可能となる。
【0009】好ましい実施の形態では、上記透明カバー
は、上記基板の上記一側部に近づく部分ほど上記基板か
らの距離が大きくなるように、上記基板に対して傾斜し
ている。
【0010】このような構成によれば、透明カバーの表
面が基板の幅方向の一側部とは反対側を向くように傾斜
することとなり、この透明カバーの表面に対向するよう
に配置される原稿用プラテンローラを、上記基板の幅方
向の一側部側に配置される記録紙用プラテンローラから
遠ざけることができる。すなわち、原稿用プラテンロー
ラと記録紙用プラテンローラとの間の距離を大きくする
ことが可能となる。このようにすれば、原稿画像の読み
取りと画像のプリント出力とを同時に行うときに、原稿
と記録紙とが互いに干渉し合うことを防止するのに好都
合となる。
【0011】他の好ましい実施の形態では、上記ケース
は、上記基板の幅方向に対向してこのケースの基部から
先端部に立ち上がった複数の外側面を有しており、かつ
これら複数の外側面のうち、上記基板の上記一側部寄り
の外側面の全体またはその一部は、上記ケースの先端部
になるほど上記基板の上記一側部から遠ざかるテーパ面
とされている。
【0012】このような構成によれば、ケースの所定の
外側面の全体または一部が、その先端部ほど基板の幅方
向の一側部から遠ざかるテーパ面とされていることによ
り、上記ケースの先端部およびこの先端部に装着されて
いる透明カバーを、上記テーパ面の傾斜量に見合った分
だけ基板の幅方向の一側部から遠ざけるように配置する
ことが可能となる。このため、上記透明カバーに対向す
るように配置される原稿用プラテンローラについても、
上記基板の幅方向の一側部に対向するように配置される
記録紙用プラテンローラから遠ざけるように配置するこ
とができ、これら2つのプラテンローラの間の距離をや
はり大きくし、原稿と記録紙とが不当に干渉し合わない
ようにすることが可能となる。また、上記構成では、記
録紙用プラテンローラを基板の幅方向の一側部に対向す
るように配置させた場合に、この記録紙用プラテンロー
ラの側方に上記テーパ面を配置させることができ、記録
紙用プラテンローラとケースとを互いに接近させて省ス
ペース化を図りつつ、これら記録紙用プラテンローラと
ケースとが互いに干渉し合わないようにすることも可能
となる。
【0013】他の好ましい実施の形態では、上記透明カ
バーと上記複数の受光素子との間には、上記透明カバー
上に配置される原稿からの反射光を上記複数の受光素子
上に集束させる光学レンズが配されており、かつこの光
学レンズは、上記透明カバーに近づく部分ほど上記基板
の上記一側部から遠ざかるように上記基板に対して傾斜
している。
【0014】このような構成によれば、画像読み取りラ
イン、光学レンズ、および複数の受光素子の三者が同一
直線上に並ぶ関係にあるために、光学レンズが所定方向
に傾斜している分だけ、画像読み取りラインの位置を基
板の幅方向の一側部から離れた位置に設定することが可
能となる。このため、上記画像読み取りラインに対向す
るように配置される原稿用プラテンローラの位置を記録
紙用プラテンローラから遠ざけるように配置して、これ
ら2つのプラテンローラの間の距離を大きくできる。し
たがって、上記構成においても、原稿と記録紙とが互い
に干渉し合う虞れを少なくすることが可能となる。ま
た、上記光学レンズを傾斜状にすれば、ケースの厚み寸
法を大きくすることなく、画像読み取りラインと受光素
子との間の距離(原稿からの反射光の光路長)を長くす
ることもでき、読み取り画像の質を高めるのにも有利と
なる。
【0015】他の好ましい実施の形態では、上記筐体の
前面部には、原稿および記録紙を筐体の外部に排出する
ための1または複数の排出口と、所定の操作スイッチと
が設けられており、かつこの操作スイッチは上記排出口
よりも上方に位置している。
【0016】このような構成によれば、壁掛け用画像処
理装置を家屋の壁面などに取付けて使用しているとき
に、筐体の前面部の排出口から排出される原稿や記録紙
がその自重によって床面に向かう下方へ進行するのに対
し、所定の操作スイッチは上記排出口よりも上方に位置
するため、これら操作スイッチが上記原稿や記録紙によ
って覆い隠されることはない。したがって、操作スイッ
チの操作性を良好にできる。
【0017】他の好ましい実施の形態では、上記筐体内
における上下方向の中心よりも下方寄りの部位には、記
録紙の巻取ロール用の収容部が設けられている。
【0018】このような構成によれば、壁掛け用画像処
理装置を壁掛け状態で使用する場合に、この壁掛け用画
像処理装置の重心を記録紙の巻取ロールの重量を利用し
て筐体の下方側に位置させることができる。したがっ
て、壁掛け用画像処理装置の上部に重心がある場合と比
較すれば、この壁掛け用画像処理装置を安定した状態で
壁面などに取り付けることができる。
【0019】他の好ましい実施の形態では、上記筐体
は、上記画像読み書き一体ヘッドを内部に装着している
筐体本体部と、この筐体本体部の前面部分をカバーする
ための1または複数の蓋体とを具備して構成されている
とともに、上記蓋体には、原稿用プラテンローラおよび
記録紙用プラテンローラが取付けられており、かつこれ
ら原稿用プラテンローラおよび記録紙用プラテンローラ
は、上記蓋体を閉めることにより上記透明カバーと上記
複数の印字用素子とにそれぞれ対向する位置に配置可能
とされている。
【0020】このような構成によれば、原稿用および記
録紙用の2つのプラテンローラを筐体の蓋体に取付けて
いるために、筐体本体部の内部にそれら2つのプラテン
ローラを位置決めして組み込む構造と比較すると、それ
らプラテンローラの取付け構造を簡単にすることができ
る。また、たとえば原稿が原稿用プラテンローラと画像
読み書き一体ヘッドとの間において紙詰まりを生じたよ
うな場合には、上記原稿用プラテンローラが取付けられ
ている蓋体を開けることによって、この原稿用プラテン
ローラを画像読み書き一体ヘッドから引き離すことがで
き、紙詰まり状態の原稿を外部に簡単に取り出すことも
可能となる。記録紙の紙詰まりに対しても同様にして対
処可能であり、便利となる。
【0021】他の好ましい実施の形態では、上記蓋体と
しては、上記筐体本体部の前面部分の上部領域と下部領
域とをそれぞれ個別に開閉可能な上蓋体と下蓋体とがあ
り、上記上蓋体には原稿用プラテンローラが取付けられ
ていることにより、上記筐体内の上部には、上記筐体の
上部に設けられた原稿挿入口から挿入される原稿の移送
経路が設けられているとともに、上記下蓋体には記録紙
用プラテンローラが取付けられていることにより、上記
筐体内の下部には、この下部にセットされた巻取ロール
から繰り出される記録紙の移送経路が設けられており、
かつ上記上蓋体と下蓋体との間には、上記原稿および上
記記録紙の共用の排出口となる隙間が形成されている。
【0022】このような構成によれば、原稿の移送経路
については上蓋体によって覆うことができるとともに、
記録紙の移送経路については下蓋体によって覆うことが
でき、原稿に紙詰まりが生じた場合、あるいは記録紙に
紙詰まりが生じた場合には、上蓋体と下蓋体とをそれぞ
れ個別に開閉してそれらの紙詰まりに対処することがで
き、一層便利となる。また、上蓋体と下蓋体との間の隙
間が原稿および記録紙の共用の排出口とされているため
に、その排出口の形成も簡単に行える。さらに、原稿と
記録紙とを1つの排出口から排出させることができるた
めに、それら原稿や記録紙の取扱いも容易なものにでき
る。
【0023】他の好ましい実施の形態では、上記排出口
の周縁に位置する上記上蓋体の下側縁部には、記録紙カ
ット用のエッジが形成されている。
【0024】このような構成によれば、筐体内部から外
部に排出された記録紙を上蓋体に形成されている記録紙
カット用のエッジを利用して切断することができるので
便利である。とくに、上記エッジは、上蓋体の下側縁部
に形成されていることにより、排出口の上側に位置して
いるために、記録紙を切断するときには、排出口よりも
下方から上方に向けて進行してくる記録紙の切断対象部
分よりも下方部分を指で押さえつけるなどしてその切断
作業を的確に行うことが可能となる。
【0025】他の好ましい実施の形態では、上記記録紙
カット用のエッジは、上記上蓋体の下側縁部の長手方向
両端部を除く領域に形成されている。
【0026】このような構成によれば、上蓋体の開閉操
作は、この上蓋体の下側縁部の長手方向両端部に指を引
っ掛けて行うことができ、記録紙カット用のエッジに指
を引っ掛ける必要を無くすことができる。
【0027】他の好ましい実施の形態では、上記画像読
み書き一体ヘッドには、上記下蓋体を閉じたときに上記
記録紙用プラテンローラの軸部と当接するストッパが設
けられている。
【0028】このような構成によれば、下蓋体を閉じた
ときに、この下蓋体に取付けられている記録紙用プラテ
ンローラの軸部を画像読み書き一体ヘッドのストッパに
当接させることによって、上記画像読み書き一体ヘッド
に対する記録紙用プラテンローラの位置決め保持を適切
に図ることが可能となる。
【0029】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明ら
かとなろう。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0031】図1は、本願発明に係る壁掛け用画像処理
装置の一例を示す斜視図である。図2は、図1のII−II
断面図である。図3は、図1および図2に示す画像処理
装置に組み込まれた画像読み書き一体ヘッドの分解斜視
図である。図4は、図3に示す画像読み書き一体ヘッド
の断面図である。なお、これらの図において、従来例で
示した部材および要素と同等なものについては、先の従
来例と同一の符号を付している。
【0032】図2によく表れているように、本実施形態
の壁掛け用画像処理装置Aは、筐体90、この筐体90
内に組み込まれた画像読み書き一体ヘッドX、原稿用プ
ラテンローラP1 、および記録紙用プラテンローラP2
を具備して構成されている。
【0033】上記画像読み書き一体ヘッドXは、図3お
よび図4によく表れているように、ケース1、透明カバ
ー2、レンズアレイ5、光反射防止部材6、基板4、お
よびその他の後述する部品類を具備して構成されてい
る。
【0034】上記基板4は、たとえばセラミック製であ
り、平面視長矩形状の板状である。この基板4の表面4
A(片面)には、複数の光源3、複数のイメージセンサ
チップ41、複数の駆動IC8、および複数の発熱素子
4bが搭載されている。
【0035】上記複数の光源3は、たとえばLEDチッ
プを用いて構成されており、上記基板4の長手方向に適
当な間隔を隔てて列状に実装されている。カラー画像の
読み取りを可能とする場合には、上記光源3として、た
とえば赤色、緑色および青色の光をそれぞれ発するLE
Dなどの光源を使用してもよい。また、白色の光を発す
る光源を使用してもよい。上記複数のイメージセンサチ
ップ41は、複数の受光素子4aが一体的に造り込まれ
ていることによって光電変換機能を有している半導体チ
ップであり、上記複数の光源3の列と略平行な列状に実
装されている。上記複数の発熱素子4bは、本願発明で
いう印字用素子の一例に相当するものであり、たとえば
酸化ルテニウムなどを導体成分とする厚膜抵抗ペースト
を印刷・焼成することによって上記基板4の長手方向に
一連に延びる線状の発熱抵抗体40を形成するととも
に、この発熱抵抗体40をその長手方向に一定間隔で電
気的に分断する配線パターンを形成することによって構
成されている。上記複数の駆動IC8は、上記複数の発
熱素子4bの発熱駆動を制御するためのものであり、上
記複数の光源3と同様に、上記基板4の長手方向に適当
な間隔を隔てて列状に実装されている。
【0036】上記複数の発熱素子4bの列は、上記基板
4の幅方向の一側部42またはその近傍に配置されてい
るのに対し、駆動IC8、受光素子4a、および光源3
のそれぞれの列は、上記発熱素子4bの列よりも上記基
板4の幅方向の他側部43寄りの部分に配置されてい
る。上記基板4の表面4Aには、この表面4A上に搭載
された上記各部品に関連する配線パターン(図示略)が
形成されている。上記基板4の適所には上記配線パター
ンのそれぞれと導通した1または複数のコネクタ(図示
略)が設けられており、このコネクタに配線接続を行う
ことによって外部機器から上記各部品への電力供給や各
種の信号の入出力が行えるようになっている。
【0037】上記ケース1は、たとえばポリカーボネイ
トに酸化チタンを含有させた白色系の合成樹脂製であ
り、その長手方向の寸法は上記基板4と略同一である。
このケース1の基部(図3および図4では下部に相当す
る)には、複数の発熱素子4bの搭載箇所を避けるよう
にして上記基板4が組付けられており、上記基板4の複
数の発熱素子4bが搭載されている部分およびその近傍
部分が上記ケース1の一側方にはみ出している。ケース
1に基板4を組付ける手段としては、これらを互いに掛
止させる手段、バネクリップを用いてこれらをクランプ
する手段、あるいはこれらを接着剤を用いて接着させる
手段などを採用することができる。
【0038】上記透明カバー2は、読み取り対象となる
原稿Dをガイドするためのものであり、たとえば透明な
ガラス製または合成樹脂製のプレートである。この透明
カバー2は、上記ケース1の先端部の凹部10に嵌め込
まれて上記ケース1に装着されている。ただし、上記ケ
ース1の先端部は基板4に対して傾斜しており、これに
伴って上記透明カバー2も基板4に対して傾斜してい
る。より具体的には、上記透明カバー2は、基板4の幅
方向の一側部42に近づく部分ほど基板4からの距離が
大きくなるように傾斜している。上記ケース1は、基板
4の幅方向に対向してこのケース1の基部から先端部に
立ち上がった2つの外側面1a,1bを有しており、こ
れらのうち基板4の一側部42寄りの外側面1aは、ケ
ース1の先端部になるほど上記一側部42から遠ざかる
テーパ面とされている。
【0039】上記レンズアレイ5は、本願発明でいう光
学レンズに相当するものであり、長細状の合成樹脂製の
レンズホルダ50に複数のロッドレンズ51を列状に並
べて保持させたものである。結像用レンズとしてロッド
レンズ51を用いれば、原稿Dの画像を各受光素子4a
上に正立等倍に結像させることが可能であるが、むろん
これ以外のレンズを用いてもかまわない。このレンズア
レイ5は、上記透明カバー2の下方においてこの透明カ
バー2に対向して設けられた凹溝16に嵌入装着されて
いる。ただし、このレンズアレイ5は、透明カバー2に
近づくほど基板4の幅方向の他側部43に近づくように
基板4に対して傾斜している。上記透明カバー2の表面
のうち、上記レンズアレイ5と対向する部分が画像読み
取りラインLとなる。したがって、上記レンズアレイ5
が傾斜している分だけ、上記画像読み取りラインLは基
板4の幅方向の一側部42からは遠ざかることとなる。
【0040】上記ケース1の内部には、上記光源3から
発せられた光を導くための第1の光路12および第2の
光路12aが設けられている。第1の光路12は、ケー
ス1の厚み方向に貫通して形成されており、複数の光源
3から発せられた光を画像読み取りラインLに導く光路
である。これに対し、第2の光路12aは、上記凹溝1
6を含んで構成されており、画像読み取りラインLに位
置する原稿表面によって反射された光をレンズアレイ5
を介して複数の受光素子4a上に導く光路である。既述
したとおり、ケース1は白色の樹脂製であるため、ケー
ス1の各所は光の反射率が高い白色である。したがっ
て、複数の光源3から発せられた光については、第1の
光路12の白色の壁面によって高い反射率で反射させな
がら画像読み取りラインLに導くことができ、画像読み
取りラインLへの光の照射効率を高くすることが可能で
ある。
【0041】上記光反射防止部材6は、たとえば黒色顔
料やガラス粉末を含むポリカーボネートあるいはABS
樹脂などの合成樹脂製であり、各所の表面は光の吸収率
が高い黒色とされている。この光反射防止部材6は、複
数のイメージセンサチップ41の周囲を囲むように、ケ
ース1の底部に設けられた凹部11内に配されている。
より具体的には、この光反射防止部材6は、複数のイメ
ージセンサチップ41の上方に位置する上壁部60、こ
の上壁部60から基板4に向けて突出した側壁部61,
62を有しており、これらの部分によって上記複数のイ
メージセンサチップ41の周囲が囲まれている。上記上
壁部60には、第2の光路12aを塞がないようにする
ためのスリット63が設けられている。
【0042】上記光反射防止部材6は、その上壁部60
に設けられた複数の突起部64を上記凹部11に連設さ
れた複数の凹部に嵌入させることによって上記ケース1
に取付けられている。このように、複数のイメージセン
サチップ41の周囲を光反射防止部材6によって囲み込
めば、原稿Dからの反射光が凹部11の白色の壁面の影
響を受けないようにでき、しかもこの光反射防止部材6
の内側領域においても上記原稿Dからの反射光が散乱反
射しないようにできる。したがって、各受光素子4aに
ノイズの原因となる散乱光が入射しないようにできる。
また、上記光反射防止部材6は、ケース1の外部の光を
遮断する役割をも果たす。具体的には、たとえばケース
1の外側面1aと基板4の表面4Aとが交差する部分に
隙間が存在し、外部の光がこの隙間を通過して受光素子
4aに向けて進行してきても、この光を上記光反射防止
部材6が遮断する。したがって、外部の光が各受光素子
4aによって不当に受光されないようにすることも可能
となる。なお、イメージセンサチップ4aの周囲の光の
散乱反射を防止する手段としては、上記光反射防止部材
6を用いる手段に代えて、空間室11の壁面に黒色系の
塗装を施す手段、あるいは空間室11の壁面に黒色系の
シートもしくはフィルムを接着する手段を採用すること
ができる。
【0043】図1によく表れているように、上記筐体9
0は、たとえば合成樹脂製であり、その上面部91に
は、この筐体90の幅方向に延びる原稿挿入口91aが
設けられている。上記筐体90の前面部92には、その
上部側に集中して各種の複数の操作スイッチ92aや表
示部92bが設けられており、これら操作スイッチ92
aや表示部92bよりも下方に原稿排出口92cや記録
紙排出口92dが設けられている。
【0044】図2によく表れているように、上記原稿用
プラテンローラP1 は、上記画像読み書き一体ヘッドX
の透明カバー2に対向するように上記筐体90内に組み
込まれている。原稿挿入口91aから原稿排出口92c
に到る領域には、原稿用プラテンローラP1 や紙送りロ
ーラ94などを有する原稿移送経路が一連に設けられて
いる。これに対し、上記記録紙用プラテンローラP
2 は、上記画像読み書き一体ヘッドXの複数の発熱素子
4bに対向するように組み込まれている。上記筐体90
の内部のうち、上記記録紙用プラテンローラP2 よりも
下方の底部には、感熱タイプの長尺状の記録紙Kを巻き
取った巻取ロールRを収容する収容部95が設けられて
いる。この収容部95から記録紙排出口92dに到る領
域には、記録紙移送経路が設けられている。
【0045】次に、上記壁掛け用画像処理装置Aの作用
について説明する。
【0046】まず、上記壁掛け用画像処理装置Aは、図
2によく表れているように、たとえば家屋の壁面Hなど
の起立面に取り付けられて使用される。本実施形態で
は、上記筐体90の裏面93の上部に設けられている透
孔93aの周縁部を、壁面Hに固定されたネジNなどの
係止具に係止させることにより、上記壁掛け用画像処理
装置Aが壁面Hに取り付けられている。もちろん、上記
壁掛け用画像処理装置Aの取付け手段としては、その他
の手段を採用することができる。たとえば、上記筐体9
0に取り付け用の金具などを設け、この金具を利用して
ネジNなどの係止具に係止して取り付けるように構成す
ることもできる。
【0047】上記壁掛け用画像処理装置Aでは、原稿用
プラテンローラP1 および記録紙用プラテンローラP2
が、画像読み書き一体ヘッドXの同一片面側に配置され
ている。このため、上記2つのプラテンローラP1 ,P
2 が画像読み書き一体ヘッドXの厚み方向に大きく嵩張
らないようにでき、壁掛け用画像処理装置Aの薄型化が
図れる。また、上記画像読み書き一体ヘッドXでは、記
録紙用プラテンローラP2 に対向するケース1の外側面
1aを傾斜させているために、上記ケース1からはみ出
した基板4の一側部42に対向する領域には記録紙用プ
ラテンローラP 2 を配置するための空間スペースを比較
的広くとることができる。したがって、上記ケース1か
ら基板4の一側部42をさほど大きくはみ出させること
なく、プラテンローラP2 の適切な配置を行うことも可
能となり、全体の小型化を図る上で、一層好ましいもの
となる。
【0048】さらに、2つのプラテンローラP1 ,P2
を筐体90内に組み込む場合には、いずれも筐体90の
前面側から組み込めばよく、それらの組み込み方向なら
びに透明カバー2や複数の発熱素子4bに対する押しつ
け方向も一致しているために、それらの組み込み作業も
容易となる。また、上記画像読み書き一体ヘッドXは、
複数のイメージセンサチップ41、発熱素子4b、およ
び駆動IC8を基板4の同一面に搭載しているために、
それらの搭載作業も容易となる。しかも基板4に形成す
る配線パターンも基板4の表面4Aのみに形成すればよ
いために、その生産性を高めることもできる。
【0049】上記壁掛け用画像処理装置Aでは、画像の
読み取り機能とプリント出力機能とを併有しており、原
稿Dの画像の読み取り動作と記録紙Kへの画像のプリン
ト出力動作とは、次のようにしてなされる。
【0050】すなわち、図2および図4において、原稿
Dの画像の読み取り動作は、まず原稿挿入口91aに原
稿Dが挿入されると、複数の紙送りローラ94の回転に
よってこの原稿Dが原稿用プラテンローラP1 と透明カ
バー2との間の画像読み取りラインLの位置まで移送さ
れる。すると、光源3によって原稿Dの表面の画像読み
取りラインLが照明され、原稿Dからの反射光が上記レ
ンズアレイ5によって集光された後に、複数の受光素子
4a上に原稿Dの画像が結像する。これにより、上記原
稿Dの主走査方向の1ライン分の画像データの読み取り
がなされ、その画像信号が上記複数の受光素子4aから
出力される。原稿用プラテンローラP1によって原稿D
が副走査方向に移送されることにより、上述の画像読み
取り処理が1ライン分ずつ繰り返して行われ、1ページ
分の読み取りが終了した原稿Dは上記筐体90の原稿排
出口92cから外部に排出される。
【0051】一方、記録紙Kに画像をプリント出力する
動作を行うには、まず巻取ロールRから繰り出された記
録紙Kが記録紙用プラテンローラP2 と複数の発熱素子
4bとの間に移送される。上記複数の発熱素子4bは、
画像読み書き一体ヘッドXの外部から画像データを受信
する複数の駆動IC8の制御によって選択的に通電され
て発熱し、これによって記録紙Kには所望の画像が1ラ
イン分ずつ記録され、画像記録がなさた記録紙Kは、最
終的には上記筐体90の記録紙排出口92dから外部に
排出される。
【0052】上記した画像の読み取り動作およびプリン
ト出力動作は、それぞれ単独で行われることもあるが、
これらの動作が同時に行われる場合がある。この場合に
は、原稿用プラテンローラP1 による原稿送りと記録紙
用プラテンローラP2 による記録紙送りとが同時に行わ
れることになるため、原稿Dと記録紙Kとが互いに干渉
し合って原稿Dや記録紙Kの送りをスムーズに行うこと
ができないといった事態が生じかねない。しかしなが
ら、上記画像処理装置Aでは、ケース1の外側面1aが
傾斜していることによって透明カバー2を記録紙用プラ
テンローラP2 から遠ざかるように配置することがで
き、しかも上記透明カバー2やレンズアレイ5が傾斜し
ていることによって、上記透明カバー2上に設定される
画像読み取りラインLを記録紙用プラテンローラP2
らさらに遠ざける方向に配置することもでき、原稿用プ
ラテンローラP1 と記録紙用プラテンローラP2 との間
の中心間距離を大きくとることが可能である。すなわ
ち、透明カバー2が基板4に対して平行に設けられてい
る場合や、外側面1aが基板4の表面4Aに直交するよ
うに立ち上がっている場合と比較すれば明らかなよう
に、2つのプラテンローラP 1 ,P2 間の距離を大きく
とることができるのである。したがって、これら2つの
プラテンローラP1 ,P2 によって移送される原稿Dと
記録紙Kとが互いに干渉し合って画像の読み取り動作や
プリント動作に支障を生じないようにできる。なお、原
稿Dや記録紙Kは、原稿排出口92cや記録紙排出口9
2dの近傍においては互いに接近するものの、この部分
においてはもはや原稿Dや記録紙Kをそれぞれの排出口
92c,92dに振り分ければよいだけであるから、こ
の部分において原稿Dや記録紙Kとが互いに接近しても
なんら支障はない。
【0053】原稿Dや記録紙Kが排出口92c,92d
から排出されると、これの先端部は自重によって下方へ
垂れる。これに対して、操作スイッチ92aや表示部9
2bは、上記排出口92c,92dよりも上方に位置し
ている。したがって、操作スイッチ92aや表示部92
bが原稿Dや記録紙Kによって覆い隠されることはな
く、原稿Dや記録紙Kの排出中であっても操作スイッチ
92aの操作や表示部92bの確認などを適切に行うこ
とができる。
【0054】図5および図6は、画像読み書き一体ヘッ
ドの他の例を示す断面図である。なお、図5以降の各図
においては、先の実施形態と同一部分は同一符号で示
し、その説明は省略する。
【0055】図5に示す画像読み書き一体ヘッドXa
は、ケース1の光路12に透明な導光部材12bを配置
した構造である。このような構成では、光源3から発せ
られた光が上記導光部材12bの内部を透過して画像読
み取りラインLに効率良く導かれるようにできる。
【0056】図6に示す画像読み書き一体ヘッドXb
は、透明カバー2を基板4に対して平行になるように配
置している一方、ケース1の外側面1aの少なくとも一
部の領域については、曲面状または平面状のテーパ面と
している。このように、ケース1の外側面1aをテーパ
面とするだけの構成であっても、ケース1の先端部およ
びこの先端部に装着される透明カバー2を、基板4の他
側部43側に偏らせて配置することができ、上記透明カ
バー2に対向する原稿用プラテンローラP1 を、記録紙
用プラテンローラP2 から遠ざけることができる。もち
ろん、ケース1の外側面1aを基板4に垂直な平面にす
るとともに、透明カバー2をケース1の先端部に傾斜状
に装着させるだけの構成によっても、原稿用プラテンロ
ーラP1 を記録紙用プラテンローラP2 から遠ざけるよ
うに配置することが可能である。
【0057】図7は、本願発明に係る壁掛け用画像処理
装置の他の例を示す斜視図である。図8は、図7のVIII
−VIII断面図である。図9は、図7に示す壁掛け用画像
処理装置の蓋体を開いた状態を示す断面図である。図1
0は、図7に示す壁掛け用画像処理装置に用いられてい
る画像読み書き一体ヘッドを示す斜視図である。
【0058】図7および図8に示す壁掛け用画像処理装
置Aaは、筐体90Aが、筐体本体部95、上蓋体9
6、および下蓋体97を具備して構成されている。筐体
本体部95は、一定の深さを有する前面開口状の容器状
に形成されており、この内部に画像読み書き一体ヘッド
Xcが装着されている。上蓋体96は、筐体本体部95
の前面部分の上部領域を閉塞するためのものであり、そ
の上部の適当な箇所が軸98aを介して筐体本体部95
に支持されていることにより、上記軸98aを中心に矢
印Na方向に回転可能となっている。この上蓋体96の
表面部には、複数の操作スイッチ92aや表示部92b
が設けられている。また、この上蓋体96の上端部と筐
体本体部95の上端部との間には細長な孔部が設けられ
ており、この孔部が原稿挿入91aとされている。上記
下蓋体97は、筐体本体部95の前面部分の下部領域を
閉塞するためのものであり、その下部の適当な箇所が軸
98bを介して筐体本体部95に支持されていることに
より、上記軸98bを中心に矢印Nb方向に回転可能と
なっている。
【0059】上記上蓋体96の裏面部には、原稿用プラ
テンローラP1 が突起状のブラケット99aを介して取
付けられているとともに、上記下蓋体97の裏面部に
は、記録紙用プラテンローラP2 がブラケット99bを
介して取付けられている。むろん、これらのプラテンロ
ーラP1 ,P2 は上蓋体96や下蓋体97が閉じられた
ときには透明カバー2の表面や複数の発熱素子4bに対
向するように上記上蓋体96や下蓋体97に位置決めさ
れて取付けられている。
【0060】上記上蓋体96と下蓋体97とは、これら
をそれぞれ閉じたときにこれらの間に隙間が形成される
ように形成されており、この隙間が原稿Dと記録紙Kと
を筐体90Aの外部に排出するための共用の排出口92
eとなっている。したがって、上記筐体90A内の上部
には、上記原稿挿入口91aから挿入される原稿Dが原
稿用プラテンローラP1 と透明カバー2との間を通過し
て上記排出口92eに到る原稿移送経路が形成されてい
るとともに、上記筐体90A内の下部には、この筐体9
0A内の下部にセットされた巻取ロールRから繰り出さ
れる記録紙Kが記録紙用プラテンローラP2 と複数の発
熱素子4bとの間を通過して上記排出口92eに到る記
録紙移送経路が形成されている。
【0061】上記上蓋体96の下側縁部96aは、上記
排出口92eの開口縁部の一部を構成しており、この下
側縁部96aに記録紙切断用のエッジ96bが形成され
ている。図7によく表れているように、このエッジ96
bは、上記下側縁部96aの長手方向全長域にわたって
は設けられておらず、その長手方向両端部96c,96
cを除く領域において記録紙Kよりも幅広となるように
形成されている。上記エッジ96bは、記録紙Kの切断
が好適に行えるように比較的鋭利な形状である。これに
対し、上記両端部96c,96cは丸みを帯びた先端形
状とされている。
【0062】図10によく表れているように、上記画像
読み書き一体ヘッドXcは、その基本的な構成が先の実
施形態の画像読み書き一体ヘッドXと同様であるもの
の、基板4の裏面に放熱板7を接触させて設けている点
において先の画像読み書き一体ヘッドXとはその構成が
相違している。上記放熱板7は、発熱素子4bから発せ
られる熱を外部に逃がして発熱素子4bの温度を安定さ
せる役割を果たすものであり、たとえば板金製である。
ただし、この放熱板7の長手方向両端部には、略U字状
の凹部70,70を有するストッパ71,71が設けら
れている。これらのストッパ71,71は、たとえば上
記放熱板7の長手方向両端部を屈曲することによって上
記放熱板7と一体に形成されている。図8によく表れて
いるように、この壁掛け用画像処理装置Aaでは、下蓋
体97が閉じられたときには、記録紙用プラテンローラ
2 の軸部が上記凹部70,70に嵌入して上記ストッ
パ71,71に当接するように構成されている。
【0063】上記壁掛け用画像処理装置Aaでは、上蓋
体96と下蓋体97との裏面に2つのプラテンローラP
1 ,P2 をブラケット99a,99bを介して取付けた
構造であるため、これら2つのプラテンローラP1 ,P
2 の取付け構造を非常に簡易なものにできる。その反
面、上記2つのプラテンローラP1 ,P2 を画像読み書
き一体ヘッドXcとの関係において所定の箇所に配置す
る作業は、上蓋体96と下蓋体97とを閉めるだけでよ
く、なんら煩わしい手間は不要である。とくに、記録紙
用プラテンローラP2 については、画像読み書き一体ヘ
ッドXcのストッパ71,71に当接保持させることに
よって、画像読み書き一体ヘッドXcと記録紙用プラテ
ンローラP2 との相対的な位置関係を固定させることが
可能であるために、記録紙Kを複数の発熱素子4bに対
して所望の圧力で適切に押しつけることができる。図8
の仮想線に示すように、バネ79を利用して画像読み書
き一体ヘッドXcの全体を矢印Ncに示す方向に付勢さ
せておけば、記録紙用プラテンローラP2 と発熱素子4
bどうし、および原稿用プラテンローラP1 と透明カバ
ー2どうしを互いに適度な圧力で接触させるのにより好
都合となる。
【0064】また、上記壁掛け用画像処理装置Aaで
は、原稿Dが原稿移送経路において紙詰まりを生じた場
合には、図9に示すように、上蓋体96を開けることに
よって原稿用プラテンローラP1 を透明カバー2から大
きく離反させることができる。したがって、紙詰まりを
生じた原稿Dの取り出しが容易に行える。上蓋体96を
開けるときには、たとえば指先を排出口92eに差し込
んでからこの上蓋体96の下側縁部96aを持てばよ
い。この場合、その下側縁部96aの丸みを帯びた先端
形状の長手方向両端部96c,96cの双方または一方
を持てばよい。記録紙Kに詰まりを生じた場合、あるい
は記録紙Kが消費され尽くして巻取ロールRを交換また
は補充しなければならない場合には、下蓋体97を開け
て記録紙用プラテンローラP2 を複数の発熱素子4bか
ら大きく離反させることによって、やはりそれらの事態
に好適に対処できる。
【0065】さらに、上記壁掛け用画像処理装置Aaで
は、1つの排出口92eから原稿Dと記録紙Kとを排出
させるようにしているために、原稿用と記録紙用との2
つの排出口を設けていたものと比較すると、それだけ装
置の構造を簡易にすることができ、また外観形態もシン
プルなものにできる。とくに、上記排出口92eは、実
質的には上蓋体96と下蓋体97との隙間であるため
に、その形成も容易に行える。長尺状の記録紙Kが排出
口92eから排出され、これを切断する場合には、図8
に示す状態において記録紙Kの一部を矢印Ndに示す上
方に持ち上げてから、記録紙Kを記録紙切断用のエッジ
96bに接触させて捲りあげるようにすればよい。上記
エッジ96bが排出口92eの開口縁部のうち上縁部に
相当する部分に設けられているために、記録紙Kの切断
時には上記エッジ96bよりも下方において記録紙Kの
一部を指先で押さえつけることが可能であり、その切断
作業をやはり適切に行うことができる。
【0066】本願発明に係る壁掛け用画像処理装置の各
部の具体的な構成は、上述の実施形態に限定されず、種
々に設計変更自在である。
【0067】たとえば、本願発明では、筐体内に組み込
まれる画像読み書き一体ヘッドとしては、たとえば図1
1で示した従来のものと同様に、光源を、受光素子など
を搭載した基板に搭載させることなく、ケース内に組み
込むようにしてもかまわない。また、光源としては、L
ED以外の光源を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る壁掛け用画像処理装置の一例を
示す斜視図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1および図2に示す画像処理装置に組み込ま
れた画像読み書き一体ヘッドの分解斜視図である。
【図4】図3に示す画像読み書き一体ヘッドの断面図で
ある。
【図5】画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図
である。
【図6】画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図
である。
【図7】本願発明に係る壁掛け用画像処理装置の他の例
を示す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII断面図である。
【図9】図7に示す壁掛け用画像処理装置の蓋体を開い
た状態を示す断面図である。
【図10】図7に示す壁掛け用画像処理装置に用いられ
ている画像読み書き一体ヘッドを示す斜視図である。
【図11】従来の画像読み書き一体ヘッドの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
A,Aa 壁掛け用画像処理装置 X,Xa〜Xc 画像読み書き一体ヘッド D 原稿 K 記録紙 R 巻取ロール L 画像読み取りライン 1 ケース 1a 外側面(ケースの) 2 透明カバー 3 光源 4 基板 4a 受光素子 4b 発熱素子 5 レンズアレイ(光学レンズとしての) 42 一側部(基板の) 43 他側部(基板の) 71 ストッパ 90,90A 筐体 92 前面部(筐体の) 92a 操作スイッチ 92c 原稿排出口 92d 記録紙排出口 93 背面(基板の) 96 上蓋体 97 下蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高倉 敏彦 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 (72)発明者 今村 典広 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 5C051 AA03 BA04 CA01 DB01 DB02 DB04 DB05 DB22 DC01 DC02 DC07 FA00 5C062 AA02 AA05 AB17 AB22 AB34 AB35 AD06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み書き一体ヘッドとこの画像読み
    書き一体ヘッドを内部に収容する筐体とを備えていると
    ともに、上記画像読み書き一体ヘッドは、画像読み取り
    ラインが設定される透明カバーを先端部に装着したケー
    スと、このケースの基部に組付けられた基板と、この基
    板の長手方向に延びる列状にそれぞれ並べられて上記基
    板に搭載された複数の受光素子および複数の印字用素子
    とを有しており、かつ上記筐体の背面が壁面などの起立
    面に沿うようにして取付けられて使用される、壁掛け用
    画像処理装置であって、 上記基板の幅方向の一側部は、上記ケースの一側方には
    み出しており、かつこのはみ出した部分における上記透
    明カバーが位置する側の片面上に上記複数の印字用素子
    が搭載されている一方、上記複数の受光素子は、上記ケ
    ースに内包された状態で上記基板の上記片面上に搭載さ
    れていることを特徴とする、壁掛け用画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記透明カバーは、上記基板の上記一側
    部に近づく部分ほど上記基板からの距離が大きくなるよ
    うに、上記基板に対して傾斜している、請求項1に記載
    の壁掛け用画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ケースは、上記基板の幅方向に対向
    してこのケースの基部から先端部に立ち上がった複数の
    外側面を有しており、かつこれら複数の外側面のうち、
    上記基板の上記一側部寄りの外側面の全体またはその一
    部は、上記ケースの先端部になるほど上記基板の上記一
    側部から遠ざかるテーパ面とされている、請求項1また
    は2に記載の壁掛け用画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記透明カバーと上記複数の受光素子と
    の間には、上記透明カバー上に配置される原稿からの反
    射光を上記複数の受光素子上に集束させる光学レンズが
    配されており、かつこの光学レンズは、上記透明カバー
    に近づく部分ほど上記基板の上記一側部から遠ざかるよ
    うに上記基板に対して傾斜している、請求項1ないし3
    のいずれかに記載の壁掛け用画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記筐体の前面部には、原稿および記録
    紙を筐体の外部に排出するための1または複数の排出口
    と、所定の操作スイッチとが設けられており、かつこの
    操作スイッチは上記排出口よりも上方に位置している、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の壁掛け用画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 上記筐体内における上下方向の中心より
    も下方寄りの部位には、記録紙の巻取ロール用の収容部
    が設けられている、請求項1ないし5のいずれかに記載
    の壁掛け用画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記筐体は、上記画像読み書き一体ヘッ
    ドを内部に装着している筐体本体部と、この筐体本体部
    の前面部分をカバーするための1または複数の蓋体とを
    具備して構成されているとともに、 上記蓋体には、原稿用プラテンローラおよび記録紙用プ
    ラテンローラが取付けられており、かつこれら原稿用プ
    ラテンローラおよび記録紙用プラテンローラは、上記蓋
    体を閉めることにより上記透明カバーと上記複数の印字
    用素子とにそれぞれ対向する位置に配置可能とされてい
    る、請求項1ないし6のいずれかに記載の壁掛け用画像
    処理装置。
  8. 【請求項8】 上記蓋体としては、上記筐体本体部の前
    面部分の上部領域と下部領域とをそれぞれ個別に開閉可
    能な上蓋体と下蓋体とがあり、 上記上蓋体には原稿用プラテンローラが取付けられてい
    ることにより、上記筐体内の上部には、上記筐体の上部
    に設けられた原稿挿入口から挿入される原稿の移送経路
    が設けられているとともに、 上記下蓋体には記録紙用プラテンローラが取付けられて
    いることにより、上記筐体内の下部には、この下部にセ
    ットされた巻取ロールから繰り出される記録紙の移送経
    路が設けられており、かつ、 上記上蓋体と下蓋体との間には、上記原稿および上記記
    録紙の共用の排出口となる隙間が形成されている、請求
    項7に記載の壁掛け用画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記排出口の周縁に位置する上記上蓋体
    の下側縁部には、記録紙カット用のエッジが形成されて
    いる、請求項8に記載の壁掛け用画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記記録紙カット用のエッジは、上記
    上蓋体の下側縁部の長手方向両端部を除く領域に形成さ
    れている、請求項9に記載の壁掛け用画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記画像読み書き一体ヘッドには、上
    記下蓋体を閉じたときに上記記録紙用プラテンローラの
    軸部と当接するストッパが設けられている、請求項8な
    いし10のいずれかに記載の壁掛け用画像処理装置。
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