JP3003416B2 - 画像の読取・記録装置 - Google Patents
画像の読取・記録装置Info
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Description
使用される画像の読取及び記録ヘッドに係り、特に、読
取及び記録の一体型ヘッドに関する。
おいて、読取ヘッド及び記録ヘッドは、それぞれ別個の
支持部材に取り付けられ、専用のドライバー基板によっ
て所定の動作が駆動制御されていた。そのため、記録紙
の搬送経路と原稿の搬送経路を接近させて装置の小型化
を図る際に、読取ヘッド及び記録ヘッドのそれぞれに具
備されている支持部材や基板が障害となり、搬送経路を
ある限界より近づけることは不可能であった。また、そ
れぞれに専用のドライバー基板を必要とするため、基板
やドライバーICのコストアップの原因にもなってい
た。
記載されているように、読取手段である受光素子と記録
手段であるサーマルヘッドとを同一基板上に併設するこ
とにより、読取ヘッドと記録ヘッドを一体型にしたもの
が提案されている。この一体型ヘッドは、図5に示すよ
うに、基板30上に、記録紙31の搬送方向に沿って、
サーマルヘッド32と受光素子33が配設されており、
画像を読み取る際は、原稿34を読取プラテンローラ3
5によってコンタクトガラス36上を移動させ、照明ラ
ンプ37によって原稿34面をスリット状に照明し、そ
の反射光を収束型ファイバーアレイ38に通して受光素
子33に結像させることにより読み取っている。また、
画像を記録する際は、記録紙31を記録プラテンローラ
39によってサーマルヘッド32上に送り、画像情報に
応じて発熱抵抗体にパルス電流を流して記録している。
うに構成された読取及び記録の一体型ヘッドでも、依然
として、読取ヘッド及び記録ヘッドのそれぞれに専用の
ドライバー基板を必要としているため、読取ヘッド及び
記録ヘッドのそれぞれに具備されている支持部材や基板
が相変わらず障害となり、装置の小型化を進めるには限
界がある。さらに、読取ヘッド及び記録ヘッドの構成
上、それぞれのヘッドについてドライバーICが必要で
あるために製造コストが高くなり、また、それぞれのド
ライバーICについてボンディグやプリント配線等を別
個の製造工程で製作しなければならない点も製造コスト
が高くなる要因となっていた。本発明は、上述した問題
点を解決するもので、読取ヘッドを構成する受光素子と
記録ヘッドとを共通の基板に配設し、かつその間にドラ
イバーICを配置して、読取ヘッド及び記録ヘッドの両
方でドライバーICを共用することによって、装置のよ
り一層の小型化及び低コスト化が可能な読取・記録装置
を提供することを目的とする。
に請求項1に記載の発明は、原稿を発光素子によって照
射し、該原稿からの反射光を受光素子に受光させること
により原稿の画像情報を読み取る読取ヘッドと、記録紙
に画像を記録する記録ヘッドとを備えた画像の読取・記
録装置において、前記受光素子と前記記録ヘッドとを共
通の基板に固定し、該受光素子と記録ヘッドの間に、前
記読取ヘッド及び記録ヘッドの両方に共用されるドライ
バーICを配置したものである。また、請求項2に記載
の発明は、請求項1に記載の画像の読取・記録装置であ
って、前記ドライバーIC内のシフトレジスタを前記読
取ヘッド及び記録ヘッドの両方に共通使用される構成と
したものである。
間に、記録ヘッド及び読取ヘッドで共用するドライバー
ICを配置したので、記録ヘッドと読取ヘッドとの間で
ドライバーICを効率良く共有することができると共
に、回路構成を簡単にすることができ、装置を小型化す
ることができる。また、前記読取ヘッド及び記録ヘッド
の両方でシフトレジスタを共通使用するため、製造コス
トを削減することができる。
参照して説明する。図1は、読取及び記録一体型ヘッド
の概略断面図である。原稿1の搬送経路の一部を形成す
る透明ガラスでなる原稿台2と、記録紙3の搬送経路の
一部を形成する透明ガラス基板4とが、所定間隔をもっ
て互いに平行に、アルミニウムフレーム5に支持されて
おり、これらにより、読取・記録ヘッドフレーム6が構
成されている。透明ガラス基板4は記録及び読取ヘッド
を駆動するドライバーICの共通基板となるものであっ
て、その下面にはサーマルヘッドの発熱体7が配設さ
れ、記録ヘッド17を構成している。記録ヘッド17に
対向する位置には、記録プラテンローラ8が配設され、
これにより記録紙3が矢印Aの方向に搬送される。
近接して受光素子9が配設され、透明ガラス基板4を挟
んで受光素子9の反対側、つまり、読取・記録ヘッドフ
レーム6内には原稿照明用の発光ダイオード10と原稿
反射光を通すセルフォックレンズ11が配設され、これ
ら受光素子9、発光ダイオード10及びセルフォックレ
ンズ11により読取ヘッド18を構成している。また、
原稿台2を挟んでセルフォックレンズ11に対向する位
置には、読取プラテンローラ12が配設され、これによ
り原稿1が矢印Bの方向に搬送される。そして、原稿台
2上の原稿1の反射画像がセルフォックレンズ11を通
して受光素子9に結像されることにより、原稿1が読み
取られるようになっている。
記録一体型ヘッドを使用したファクシミリ装置の一実施
例を示す。原稿トレイ13上に載せられた原稿1は、搬
送ローラ14aによって読取及び記録一体型ヘッド16
に搬送される。この一体型ヘッド16では、図1に示し
たように、発光ダイオード10によって原稿1に所定の
光量が照射され、その反射画像はセルフォックレンズ1
1によって、透明ガラス基板4を挟んで反対側に配設さ
れた受光素子9に結像され、読み取られる。一方、装置
内の記録紙ホルダ15にはロール状の感熱記録紙3が収
納されており、この記録紙3は搬送ローラ14bによっ
て一体型ヘッド16の発熱体7に搬送され、この発熱体
7により所定の熱量を供給されて発色し、画像が記録さ
れる。
設される発熱体7と受光素子9の配置間隔は、ドライバ
ーICの大きさにのみ制限されるので、発熱体7と受光
素子9とを可能な限り接近させて配置させることによ
り、装置の小型化を達成することができる。また、記録
プラテンローラ8と読取プラテンローラ12とは、透明
ガラス基板4の両側に配設されているため、原稿1と記
録紙3の搬送経路を矢印A,Bに示すように略直線状に
形成することができ、この種の装置で問題となりやすい
ペーパージャムに対して非常に有利な搬送経路を達成す
ることができる。また、発熱体7と受光素子9は共通の
透明ガラス基板4の同じ側に配設されているので、ドラ
イバーICを共通使用することにより、ドライバーIC
のコストを削減することができるとともに、ボンディン
グやプリント配線等を一連の製造工程で製作することに
より、製造コストを低減することもできる。
ーICについて説明する。従来の読取ヘッドのドライバ
ーICは、図6(a)に示すように、読取ヘッド基板2
0上に読取ヘッド21、ゲート22及びシフトレジスタ
23が配設され、所定の信号を順次シフトレジスタ23
に送り、ゲート22を順次原稿の走査方向に開放して読
み取っていた。また、記録ヘッドのドライバーICは、
図6(b)に示すように、記録ヘッド基板24上に読取
ヘッド25、ゲート26及びシフトレジスタ23が配設
され、所定の信号を順次シフトレジスタ23に送った
後、1度にゲート26を開放して1ラインの記録を行っ
ていた。これら2つの制御方法は、若干異なるものの、
シフトレジスタ23としては全く同種のものを2個使用
していた。
フトレジスタから読取ヘッドと記録ヘッドの両方にプリ
ント配線することが可能である。図3に本実施例におけ
る発熱体7及び受光素子9のドライバーICを示す。透
明ガラス基板4上に読取ヘッド18、ゲート22、シフ
トレジスタ23、ゲート26及び記録ヘッド17が配設
されており、1つのシフトレジスタ23から読取ヘッド
18と記録ヘッド17の両方にプリント配線されてい
る。このとき、ドライバーICを構成するゲート22、
シフトレジスタ23及びゲート26は、図3に示すよう
に、発熱体7及び受光素子9の間に配置される。そし
て、通常の通信においては、従来と同様に、読取あるい
は記録ヘッドのどちらかが単独でシフトレジスタ23を
使用し、コピーモードにおいては、1ラインの読み取り
を行った後、1ラインの記録を行うという制御方法をと
ることにより、シフトレジスタ23を共通使用してい
る。
ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。例えば、上記実施例においては、共通
支持部材として全体が透明なガラス基板4を使用してい
るが、図4に示すように、原稿1からの反射光がセルフ
ォックレンズ11によって受光素子9に結像される部分
のみ透明ガラス27を使用し、他の部分は通常のセラミ
ック基板28を使用してもよい。この場合の小型ガラス
27のセラミック基板28への固定方法は、圧入や接着
などがあるがここでは既定しない。このようにコスト的
に不利と考えられる透明ガラス基板4の使用を限定する
ことにより、コストを削減することができる。
れば、共通の基板に配設される記録ヘッドと受光素子の
配置間隔は、共用するドライバーICの大きさに制限さ
れるものの、記録ヘッドと受光素子とを可能な限り接近
させて配置させることにより、装置の小型化を達成する
ことができる。また、記録ヘッドと受光素子は共通の基
板に配設されているので、ドライバーICを共通使用す
ることにより、ドライバーICのコストを削減すること
ができるとともに、ボンディグやプリント配線等を一連
の製造工程で製作することにより、製造コストを低減す
ることもできる。また、請求項2に記載の発明によれ
ば、前記読取ヘッド及び記録ヘッドの両方でシフトレジ
スタを共通使用するため、シフトレジスタのコストを削
減することができるとともに、回路構成を簡単にするこ
とができる。
ドの概略断面図である。
したファクシミリ装置の概略断面図である。
ーICの概略図である。
略断面図である。
ある。
概略図で、(a)は読取ヘッドのドライバーIC、
(b)は記録ヘッドのドライバーICを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿を発光素子によって照射し、該原稿
からの反射光を受光素子に受光させることにより原稿の
画像情報を読み取る読取ヘッドと、記録紙に画像を記録
する記録ヘッドとを備えた画像の読取・記録装置におい
て、 前記受光素子と前記記録ヘッドとを共通の基板に固定
し、該受光素子と記録ヘッドの間に、前記読取ヘッド及
び記録ヘッドの両方に共用されるドライバーICを配置
したことを特徴とする画像の読取・記録装置。 - 【請求項2】 前記ドライバーIC内のシフトレジスタ
を前記読取ヘッド及び記録ヘッドの両方に共通使用され
る構成としたことを特徴とする請求項1に記載の画像の
読取・記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4254185A JP3003416B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の読取・記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4254185A JP3003416B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の読取・記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0686004A JPH0686004A (ja) | 1994-03-25 |
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Family
ID=17261418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4254185A Expired - Fee Related JP3003416B2 (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 画像の読取・記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003416B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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JP2000092267A (ja) | 1998-07-13 | 2000-03-31 | Rohm Co Ltd | 壁掛け用画像処理装置 |
CN1164071C (zh) * | 1998-07-31 | 2004-08-25 | 罗姆股份有限公司 | 图象读写一体头以及具有该头的图象处理装置 |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP4254185A patent/JP3003416B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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