JP4008630B2 - 画像読み書き一体ヘッドおよびこれを備えた画像処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、画像の読み取り機能とプリント機能とを併せ持つ画像読み書き一体ヘッドおよびこれを備えた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像処理装置の具体例としては、ファクシミリ装置がある。このファクシミリ装置は、画像の読み取り機能とプリント機能とを併せもつ必要があるとともに、可能な限り小型に製作されることが望まれる。そこで、従来においては、図16に示すような画像読み書き一体ヘッドYがある。この画像読み書き一体ヘッドYは、透明カバー19eを上面部に装着したケース1eを有している。このケース1eの内部には、透明カバー19eの表面の読み取り領域Seを照明するための光源3eおよびレンズ5eが設けられている。ケース1eの底面部には、基板4eが組付けられている。この基板4eの表面40および裏面41には、複数の受光素子20eと複数の発熱素子6eとがそれぞれ列状に並べられて搭載されている。
【0003】
この画像読み書き一体ヘッドYにおいては、原稿Dが透明カバー19eの表面に密着するようにしてプラテンローラP1 により搬送される。この搬送過程において、原稿Dの表面が光源3eによって照明される。すると、原稿Dの表面によって反射された光はレンズ5eによって集束され、原稿Dの画像が各受光素子20e上に結像し、各受光素子20eからは読み取り画像データが出力される。一方、感熱タイプの記録紙Kは、各発熱素子6eに密着するようにしてプラテンローラP2 により搬送される。この搬送過程において、複数の発熱素子6eは選択的に発熱駆動され、記録紙Kには画像がプリントされる。このような構成の画像読み書き一体ヘッドYは、画像読み取り用のヘッドと画像プリント用のヘッドとを別々に構成する場合よりも全体のサイズを小さくすることができ、画像処理装置の小型化や薄型化を図るのに好ましいものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像読み書き一体ヘッドYにおいては、次のような不具合を生じていた。
【0005】
第1に、従来においては、複数の受光素子20eと複数の発熱素子6eとが、1つの基板4eの表裏面40,41にそれぞれ分かれて搭載されている。したがって、従来において画像読み書き一体ヘッドYを製作するには、基板4eの表面40に複数の受光素子20eを搭載した後に、基板4を表裏反転させてから基板4の裏面41に複数の発熱素子6eを搭載する必要があり、基板4eの反転作業が必要となる。また、複数の受光素子20eや複数の発熱素子6eに関連する配線パターンについても、基板4eの表面40と裏面41とのそれぞれに設ける必要があり、その際にも基板4eの反転作業が必要となる。したがって、画像読み書き一体ヘッドの生産性が悪いものとなっていた。
【0006】
第2に、従来においては、複数の発熱素子6eが設けられる箇所は、複数の受光素子20eを搭載した基板4eの裏面41に限定される。このため、記録紙用のプラテンローラP2 についても、基板4の裏面41に対向する位置に設けられることとなる。このように、従来においては、複数の発熱素子6eの位置やプラテンローラP2 の位置が基板4eとの関係において常に一定の位置に拘束されてしまう。したがって、従来においては、画像読み書き一体ヘッドYに対する2つのプラテンローラP1 ,P2 の配置形態を、その使用用途に応じて種々に変更することが難しいものとなっていた。
【0007】
本願発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、生産性を高めることができるとともに、プラテンローラの配置形態などの仕様の変更も容易に行うことができる画像読み書き一体ヘッドおよび画像処理装置を提供することをその課題としている。
【0008】
【発明の開示】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
本願発明の第1の側面によって提供される画像読み書き一体ヘッドは、上面部、底面部および側面部を有するケースと、このケースの上面部に装着され、原稿を接触搬送させるための透明板と、上記ケースの底面部に組み付けられている第1の基板と、上記ケース内に配置され、上記原稿を照明するための少なくとも1以上の光源と、上記原稿からの反射光を受光可能に上記第1の基板の内面側片面上に搭載された複数の受光素子と、記録紙に画像のプリントを行うための複数の発熱素子と、を具備している、画像読み書き一体ヘッドであって、上記複数の発熱素子の発熱駆動を制御するための制御回路を備えたドライバICチップと、上記ケースの側面部に装着され、上記第1の基板とは別体の第2の基板と、を具備しており、上記第2の基板の外面側片面上に上記複数の発熱素子および上記ドライバICチップが搭載されていることを特徴としている。
【0010】
本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドにおいては、次のような効果が得られる。
【0011】
第1に、本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドを製造する場合には、複数の受光素子については第1の基板の内面側片面上に搭載する一方、複数の発熱素子については第2の基板の外面側片面上に搭載することとなる。また、複数の受光素子と複数の発熱素子とに関連する配線パターンは、第1の基板の片面と第2の基板の片面とにそれぞれ形成することとなる。したがって、本願発明によれば、受光素子や発熱素子が搭載される基板の枚数自体は従来よりも多くはなるものの、それらの基板を表裏反転させる必要がなくなる分だけ、それらの基板上へ部品の搭載作業や配線パターンの形成作業が容易化されることとなる。その結果、従来よりも画像読み書き一体ヘッドの生産効率を高め、製造コストの低減化を図ること
が可能となる。
【0012】
第2に、本願発明においては、第1の基板と第2の基板とは分離させて配置することができ、第2の基板に搭載されている複数の発熱素子の位置を、第1の基板の位置に拘束されることなく、自由に選択することが可能となる。すなわち、本願発明においては、従来とは異なり、複数の発熱素子の位置が複数の受光素子が搭載された基板の裏面に限定されることはなく、画像読み書き一体ヘッドの実際の使用用途などを考慮して、複数の発熱素子の位置を任意に選択することができる。したがって、本願発明においては、画像読み書き一体ヘッドに対する記録紙用のプラテンローラや原稿用のプラテンローラの配置形態についても、任意に選択することが可能となり、便利となる。
【0013】
【0014】
第3に、ケースの側面部を利用することにより、第2の基板を透明板や第1の基板とは干渉しないようにして画像読み書き一体ヘッドに適切に組み付けた構造とすることができる。
【0015】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記第2の基板の上記外面側片面は、上記ケースの厚み方向において上記透明板の表面と同方向を向くように上記透明板の表面に対して傾斜している。
【0016】
このような構成によれば、第2の基板の上記外面側片面上の複数の発熱素子に対向配置される記録紙用のプラテンローラと、透明板の表面に対向配置される原稿用のプラテンローラとのいずれもが、ケースの厚み方向において、ケースの同一側面部寄りに配置されることとなる。したがって、2つのプラテンローラの押しつけ方向、あるいはセッティング方向を同一にすることができ、それらのセッティングを容易なものにすることができる。
【0017】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記第2の基板の上記外面側片面は、上記ケースの厚み方向において上記透明板の表面と反対の方向を向くように上記透明板の表面に対して傾斜している。
【0018】
このような構成によれば、第2の基板の外面側片面に対向配置される記録紙用のプラテンローラと、透明板の表面に対向配置される原稿用のプラテンローラとの中心間距離を大きくとることが可能となる。したがって、原稿と記録紙とを互いに干渉させないようにして搬送するのにより好適となる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記第2の基板の上記外面側片面と反対側の面に接触する放熱用部材を備えている。
【0026】
このような構成によれば、放熱用部材の放熱作用により複数の発熱素子の温度を安定させることができ、プリント画像の質を高めることが可能となる。また、上記放熱用部材が第2の基板の上記外面側片面に沿って記録紙を搬送する作業の邪魔にならないようにすることもできる。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
本願発明の他の好ましい実施の形態においては、上記光源は、上記第1の基板の上記内面側片面上に搭載されている。
【0036】
このような構成によれば、光源を第1の基板上に搭載する作業は、第1の基板上に複数の受光素子を搭載する作業と併せてやはり容易に行うことができ、光源を画像読み書き一体ヘッド内に組み込む作業も容易化される。
【0037】
本願発明の第2の側面によれば、画像処理装置が提供される。この画像処理装置は、本願発明の第1の側面によって提供される画像読み書き一体ヘッドを備えていることを特徴としている。
【0038】
本願発明の第2の側面によって提供される画像処理装置においては、本願発明の第1の側面によって得られるのと同様な効果が期待できる。
【0039】
本願発明のその他の特徴および利点については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0041】
図1および図2は、本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの一例を示している。本実施形態の画像読み書き一体ヘッドAは、ケース1、透明板19、レンズアレイ5、第1の基板4A、複数のセンサICチップ2、複数の光源3、第2の基板4B、複数の発熱素子6、複数のドライバICチップ60、放熱板49、およびその他の後述する部品を具備して構成されている。各センサICチップ2には、複数の受光素子20が造り込まれている。
【0042】
ケース1は、たとえば白色の合成樹脂製である。したがって、このケース1の各部の表面は光の反射率が高い白色面となっている。このケース1の全体の概略形状は一定方向に延びた細長なブロック状であり、このケース1の長手方向に延びる複数の側面部としては、上面部10a、底面部10b、および側面部10c,10dがある。このケース1には、上部ならびに下部が開口した空間部11、この空間部11と仕切壁12を介して隔てた上向き開口状の凹溝13、この凹溝13の直下に設けられた下向き開口状の凹部14が設けられており、これらはいずれもこのケース1の長手方向に延びている。
【0043】
透明板19は、原稿Dを搬送するときのガイドとしての役割を果たすものであり、合成樹脂製またはガラス製の板体からなる。この透明板19は、ケース1の上面部10aに装着されている。
【0044】
レンズアレイ5は、一定方向に延びるブロック状のレンズホルダ50に結像用の複数のレンズ51を列状に並べて保持させたものである。各レンズ51としては、たとえばセルフォックレンズが用いられている。結像用のレンズとしてセルフォックレンズを用いれば、原稿Dの画像を複数の受光素子20上に正立等倍に結像させることが可能である。ただし、本願発明はこれに限定されず、各レンズ51としては、単品の凸レンズや複数の凸レンズを組み合わせた複合レンズなどを用いることができる。レンズアレイ5は、ケース1の凹溝13に嵌入されていることにより、透明板19の裏面(下面)に間隔を隔てて対面している。透明板19の表面(上面)のうち、レンズアレイ5と対向するライン状の領域が読み取り領域Sである。
【0045】
第1の基板4Aは、たとえばガラスエポキシ樹脂製であり、長矩形状である。第1の基板4Aの片面(表面)40aには、複数のセンサICチップ2と複数の光源3とが搭載されている。複数の光源3は、たとえばLEDチップを用いて構成されており、第1の基板4Aの長手方向に適当な間隔で列状に配列されている。これら複数の光源3は、第1の基板4Aがケース1の底面部10bに装着されていることにより、空間部11の底部に位置している。このため、複数の光源3から発せられた光は、空間部11内を読み取り領域Sに向けて進行するようになっている。既述したとおり、ケース1は白色樹脂製であるために、空間部11を規定する複数の壁面11aは光の反射率が高い面とされている。したがって、各光源3から発せられた光は、それらの壁面11aによって高い反射率で反射されながら進行し、読み取り領域Sに対して効率良く照射されることとなる。
【0046】
複数のセンサICチップ2は、複数の受光素子20を備えた集積回路が造り込まれた半導体チップであり、第1の基板4Aの長手方向に繋がって並んだ列状に配列されている。複数のセンサICチップ2は、第1の基板4Aがケース1の底面部10bに取り付けられることにより、ケース1の凹部14内に配されており、読み取り領域Sからレンズアレイ5を通過してきた光を各受光素子20が受光できるようになっている。各受光素子20は、光電変換機能を有するものであり、所定の受光面に光を受けると、その受光量に対応した出力レベルの信号(画像信号)を出力するようになっている。1個のセンサICチップ2には、たとえば96個の受光素子20が造り込まれている。この場合、A4幅の原稿を8ドット/mmの読み取り密度で読み取るためには、計18個のセンサICチップ2が第1の基板4A上に並べられ、計1728個の受光素子20が列状に設けられることとなる。
【0047】
複数のセンサICチップ2の周囲は、凹部14内に装着された補助部材70によって囲まれている。この補助部材70は、たとえば黒色のABS樹脂製であり、その表面の光の反射率が低いものである。各センサICチップ2の周囲がケース1の白色の壁面のままであると、その壁面によって光が散乱反射し、その光が複数の受光素子20にノイズとして混入する虞れがある。これに対し、本実施形態の構成においては、そのような光の散乱反射を補助部材70によって防止することができ、複数の受光素子20にノイズとなる余分な光が混入しないようにすることができる。
【0048】
第1の基板4Aの片面40aには、複数の光源3や複数のセンサICチップ2に関連する配線パターン(図示略)が形成されている。第1の基板4Aには、上記配線パターンに導通する電気配線接続用のコネクタ48Aがケース1と干渉しないように取り付けられており、複数の光源3や複数のセンサICチップ2に対する外部機器からの駆動電力の供給や所定の信号の入出力はこのコネクタ48Aを介して行えるように構成されている。
【0049】
第2の基板4Bは、たとえばセラミック製であり、第1の基板4Aと同様な長矩形状である。第2の基板4Bの外面側片面41aには、複数の発熱素子6と複数のドライバICチップ60とが搭載されている。複数の発熱素子6は、第2の基板4Bの長手方向に延びる列状である。これら複数の発熱素子6は、たとえば酸化ルテニウムなどを導体成分とする厚膜抵抗ペーストを印刷・焼成することによって第2の基板4Bの長手方向に一連に延びる線状の発熱抵抗体を形成するとともに、この発熱抵抗体をその長手方向に一定間隔で電気的に分断する配線パターンを形成することによって作製される。複数のドライバICチップ60は、複数の発熱素子6の発熱駆動を制御するための制御回路が造り込まれた半導体チップであり、第2の基板4Bの長手方向に適当な間隔を隔てた列状に並べられている。1個のドライバICチップ60がたとえば144ドットの発熱素子6に対応する場合、A4幅の記録紙Kに8ドット/mmの記録密度でプリントを行なうには、計12個のドライバICチップ60が第2の基板4B上に並べられ、合計1728ドットの発熱素子6が選択的に発熱駆動されることとなる。各ドライバICチップ60は図示されていない樹脂により封止されており、その保護が図られている。
【0050】
第2の基板4Bは、ケース1の側面部10cに設けられた凹部15aに嵌入されることにより、その外面側片面41aがケース1の側方を向くようにしてケース1に取り付けられている。第2の基板4Bには、外部機器との電気配線接続を図るためのコネクタ48Bがケース1と干渉しないように取り付けられており、第2の基板4Bの外面側片面41aには、複数の発熱素子6や複数のドライバICチップ60に関連し、かつコネクタ48Bに導通する配線パターン(図示略)が形成されている。
【0051】
放熱板49は、たとえば熱伝導率が高い金属製であり、より具体的にはアルミ製またはアルミ合金製とされている。この放熱板49は、ケース1の側面部10cに設けられた凹部15bに嵌入されることにより、ケース1と第2の基板4Bとの間に挟まれるようにしてケース1に組み付けられている。第2の基板4Bの裏面のうち、少なくとも複数の発熱素子6の背面領域に相当する部分は、放熱板49に面接触している。したがって、複数の発熱素子6から発せられた熱は、この放熱板49を介して外部に逃がされることとなり、各発熱素子6の温度を安定させることができる。このことは、記録紙にプリントされる画像の質を高めるのに役立つ。
【0052】
上記構成の画像読み書き一体ヘッドAにおいては、複数の光源3と複数のセンサICチップ2とが第1の基板4Aの片面40aに搭載されている。また、それらに関連する配線パターンも片面40aに形成されている。その一方、複数の発熱素子6と複数のドライバICチップ60とは、第2の基板4Bの外面側片面41aに搭載されている。それらの配線パターンも外面側片面41aに搭載されている。したがって、上記各部品の搭載作業や配線パターンの形成作業は、第1の基板4Aや第2の基板4Bを表裏反転させることなく行えることとなり、その生産性を高めることができる。
【0053】
図3は、画像読み書き一体ヘッドAを具備して構成された画像処理装置の一例を示す概略断面図である。
【0054】
図3に示す画像処理装置Bは、合成樹脂製の筐体9内に、上記した画像読み書き一体ヘッドAと2つのプラテンローラP1 ,P2 とが組み込まれた構造を有している。プラテンローラP1 は、透明板19に対向して設けられており、筐体9の原稿挿入口90から筐体9内に挿入された原稿Dを透明板19の表面に接触させて副走査方向に搬送できるようになっている。このプラテンローラP1 と透明板19との間を通過した原稿Dは、排紙口91から筐体外部に排出される。プラテンローラP2 は、複数の発熱素子6に対向して設けられており、筐体9内に収容された巻取ロールRから感熱タイプの長尺状の記録紙Kを繰り出して排紙口91に向けて搬送できるように構成されている。なお、記録紙Kとしては、単票状のカット紙を用いることができる。また、熱転写リボンを用いることにより、非感熱タイプの普通紙を記録紙として用いることもできる。
【0055】
上記構成の画像処理装置Bにおいては、プラテンローラP1 が画像読み書き一体ヘッドAの上方に配置されるのに対し、プラテンローラP2 は画像読み書き一体ヘッドAの側方(横)に配置された構造となる。したがって、2つのプラテンローラP1 ,P2 が画像読み書き一体ヘッドAの全体をその厚み方向に挟むようにして配置される構造のもの(たとえば図16に示した従来構造のもの)と比較すると、画像読み書き一体ヘッドAの厚み方向において2つのプラテンローラP1 ,P2 が大きく嵩張らないようにすることができる。したがって、画像処理装置Bの薄型化を図ることが可能となる。
【0056】
この画像処理装置Bにおいては、原稿Dの画像の読み取り処理および記録紙Kへの画像のプリント処理は、次のようにして行われる。すなわち、原稿Dの画像の読み取りに際しては、まず原稿DがプラテンローラP1 の回転により透明板19に接触して搬送されるときに、光源3からの光によって原稿Dの読み取り領域Sが照明される。すると、原稿Dからの反射光がレンズアレイ5の各レンズ31によって集束されることにより、複数のセンサICチップ2の各受光素子20上に原稿Dの画像が結像される。このため、複数のセンサICチップ2からは各受光素子20の受光量に対応した出力レベルの画像信号が出力され、このような信号がコネクタ48Aを介して画像読み書き一体ヘッドAの外部に順次取り出される。一方、記録紙Kへの画像のプリント処理は、記録紙KをプラテンローラP2 と複数の発熱素子6との間に供給して搬送させているときに、コネクタ48Bを介して外部から各種の信号を受けた各ドライバICチップ60が複数の発熱素子6を選択的に発熱駆動させることにより行われる。
【0057】
上記した処理が実行される場合、原稿Dは、画像読み書き一体ヘッドAのケース1の上面部分において略水平方向に搬送されるのに対し、記録紙Kは、ケース1の側面部分において略鉛直方向に搬送される。したがって、この画像処理装置Bにおいては、これら原稿Dや記録紙Kの不当な干渉を回避しつつ、それらを適切に搬送することができる。
【0058】
図4〜図15は、本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例および参考例を示している。なお、図4以降の図においては、先の実施形態と同一または類似の要素には、先の実施形態と同一符号を付している。
【0059】
図4に示す画像読み書き一体ヘッドAaは、ケース1の側面部10cが傾斜しているとともに、第2の基板4Bもそれと同様に傾斜している点において、先の画像読み書き一体ヘッドAとはその構成が相違している。第2の基板4Bは、その外面側片面41aが上向きとなるように傾斜している。この画像読み書き一体ヘッドAaにおいては、透明板19の表面と第2の基板4Bの外面側片面41aとがいずれも上向きとなっているため、2つのプラテンローラP1 ,P2 をセッティングするときには、これらのプラテンローラP1 ,P2 を画像読み書き一体ヘッドAの上方から透明板19または複数の発熱素子6に押しつけるようにすればよいこととなる。したがって、画像読み書き一体ヘッドAaおよび2つのプラテンローラP1 ,P2 の組み付けを容易にすることができる。
【0060】
図5に示す画像読み書き一体ヘッドAbは、ケース1の側面部10cと第2の基板4Bの傾斜の仕方が、先の画像読み書き一体ヘッドAaとは相違しており、これらは第2の基板4Bの外面側片面41aが下向きとなるように傾斜している。この画像読み書き一体ヘッドAbにおいては、画像読み書き一体ヘッド自体のサイズについてはさほど大きくすることなく、2つのプラテンローラP1 ,P2 の中心間距離を大きくとることができる。したがって、原稿Dと記録紙Kとを互いに干渉させないようにして搬送させることがより容易に行えることとなる。このように、本願発明においては、ケース1の複数の側面部のうち、透明板19や第1の基板4Aが取り付けられていない側面部に第2の基板4Bを取り付ける場合には、第2の基板4Bを透明板19の表面に対して傾斜した姿勢に設定することができる。
【0061】
図6に示す画像読み書き一体ヘッドAcは、ケース1の空間部11内に導光用の透明部材(プリズム)39が収容された構成を有している。この透明部材39は、透明度の高い合成樹脂成形品であり、複数の光源3の配列方向に延びた形状を有している。この画像読み書き一体ヘッドAcは、複数の光源3から発せられた光が透明部材39内を進行した後にその透明部材39の上部の一定領域から読み取り領域Sに向けて出射するようになっている。このような構成によれば、各光源3から発せられた光を空間部11の壁面11aによって反射させる必要がなくなるため、壁面11aを光の反射率が高い面にすることなく、読み取り領域Sに対して光を効率良く照射することができる。したがって、ケース1をたとえば黒色樹脂製にするような場合に好適となる。また、ケース1を黒色樹脂製にすれば、上述した画像読み書き一体ヘッドA,Aa,Abに組み込まれていた補助部材70を不要にすることができる。このように、本願発明においては、光源3から発せられる光を適当な導光手段を用いることによって読み取り領域Sに導く構成としてもかまわない。
【0062】
図7に示す画像読み書き一体ヘッドAdは、原稿画像の読み取りに必要な部分の構成が、従来技術として説明した図16に示すものと同様な構成とされている。より具体的には、この画像読み書き一体ヘッドAdは、複数の光源3を搭載した第3の基板4Cが、読み取り領域Sに対向するようにしてケース1内に組み付けられた構成を有している。このように、本願発明においては、原稿画像の読み取りを行うための部分の構成は、種々に設計変更することが可能である。ただし、この画像読み書き一体ヘッドAdは、第3の基板4Cを必要とし、部品点数が多くなる。したがって、部品点数を少なくし、画像読み書き一体ヘッドの製造を容易化する観点からすれば、先に述べた画像読み書き一体ヘッドA,Aa〜Acのように、光源3を第1の基板4Aの片面上に搭載することが好ましい。
【0063】
図8に示す画像読み書き一体ヘッドAeは、ケース1Aが熱伝導率の高い金属製、たとえばアルミ製またはアルミ合金製とされたものである。第2の基板4Bは、その裏面41bがケース1Aに接触するようにしてケース1Aに取り付けられている。この画像読み書き一体ヘッドAeにおいては、複数の発熱素子6から発せられた熱は、ケース1Aを伝わってから外部に逃げることとなる。したがって、ケース1Aとは別個に放熱板を設ける必要がなくなり、全体の部品点数を少なくすることができる。また、ケース1Aは、先の画像読み書き一体ヘッドA,Aa〜Adに用いられていた放熱板49よりも体積および表面積が大きいために、優れた放熱効果を発揮することとなり、各発熱素子6の温度を安定させるのにより好ましいものとなる。また、ケース1Aをアルミなどの金属製にした場合には、ケース1Aの各部の面を光の反射率が高い面にすることが可能となり、各光源3から発せられた光を空間部11を規定する複数の壁面11aによって反射させながら読み取り領域Sに導くのに好都合となる。
【0064】
参考例として図9に示す画像読み書き一体ヘッドAfは、第2の基板4Bと第1の基板4Aとの間に金属製の放熱板49が挟み込まれるようにして、第2の基板4Bが第1の基板4Aの裏面に取り付けられた構成を有している。この画像読み書き一体ヘッドAfにおいては、2つのプラテンローラP1 ,P2 の配置形態を、図16に示した従来技術のものと同様な配置形態にすることができる。
【0065】
他の参考例として図10に示す画像読み書き一体ヘッドAgは、第2の基板4Bの裏面の一部が第1の基板4Aの裏面に直接接触するとともに、第2の基板4Bの裏面の他の部分がケース1との間において放熱板49を挟み込んだ構成を有している。このような構成によれば、第1の基板4Aの裏面において放熱板49の厚みが嵩張らないようにすることができ、図9に示した画像読み書き一体ヘッドAfよりも画像読み書き一体ヘッド全体の厚みを小さくすることが可能である。ただし、複数の発熱素子6から発せられる熱量が少ない場合や、プリント画像の質の劣化が多少許容されるような場合などには、画像読み書き一体ヘッドに放熱板が設けられていない構成にしてもかまわない。したがって、たとえば図11に示す画像読み書き一体ヘッドAhのように、第2の基板4Bの裏面の全面または略全面を第1の基板4Aの裏面に接触させるようにして、第2の基板4Bを第1の基板4Aに取り付けた構成にしてもかまわない。
【0066】
さらに他の参考例として図12に示す画像読み書き一体ヘッドAiは、プレート状の支持部材49Aの表面(上面)に、第1の基板4Aと第2の基板4Bとが並べて載設されており、支持部材49Aがケース1の底面部に組み付けられていることにより、第1の基板4Aおよび第2の基板4Bのそれぞれもケース1の底面部に組み付けられた構成を有している。支持部材49Aは、たとえば熱伝導率の高い金属製であり、放熱板としての役割を果たすものである。このように、本願発明においては、第2の基板4Bは、ケース1や第1の基板4A以外の部材に支持させるようにしてもかまわない。また、支持部材49Aを放熱板の役割を果たすものにすれば、放熱板を別途設ける必要がなくなる。
【0067】
画像読み書き一体ヘッドAiの各ドライバICチップ60は、第2の基板4Bには搭載されておらず、第1の基板4Aの片面上に搭載されている。ケース1は、各ドライバICチップ60を覆うように設けられている。第1の基板4Aと第2の基板4Bとは、互いに隣接するように配されており、第1の基板4Aと第2の基板4Bとのそれぞれの片面に形成されている配線パターン(図示略)どうしは、互いに電気的に接続されている。より具体的には、第2の基板4Bの配線パターンは、たとえば複数の発熱素子6を個別にグランド接続するための複数の個別電極と、複数の発熱素子6に電力を一括して供給するためのコモン電極とを有している。上記個別電極を第1の基板4Aの配線パターンに接続する手段としては、各ドライバICチップ60の電極に各一端が接続されている複数本のワイヤWの各他端を上記個別電極に接続する手段が採用されている。一方、上記コモン電極を第1の基板4Aの配線パターンに接続する手段としては、図示されていないリード線あるいは金属板などの適当な接続部材を用いて、上記コモン電極を第1の基板4Aの配線パターンの所定箇所に導通させる手段が採用されている。第1の基板4Aには、この第1の基板4Aの配線パターンに直接導通するとともに、その配線パターンを介して第2の基板4Bの配線パターンにも導通するコネクタ48Cが取り付けられている。
【0068】
このような構成の画像読み書き一体ヘッドAiにおいては、各光源3、各センサICチップ2、各ドライバICチップ60、および各発熱素子6に対する外部機器からの電力供給や所定の信号の入出力は、全て1つのコネクタ48Cを介して行うことができる。したがって、電気配線接続作業の容易化が図られる。また、コネクタの総数を少なくできる分だけ、全体のコストを下げることもできる。さらに、各ドライバICチップ60を第1の基板4A上に搭載させれば、その分だけ第2の基板4Bのサイズを小さくすることもできる。したがって、たとえば第1の基板4Aを廉価なガラスエポキシ樹脂製にする一方、第2の基板4Bをそれよりも高価なセラミック製にする場合には、これら2枚の基板4A,4Bについてのトータルの原材料コストを廉価にすることもできる。
【0069】
さらに他の参考例として図13に示す画像読み書き一体ヘッドAjは、透明板19やレンズアレイ2の配置が、図12に示した画像読み書き一体ヘッドAiとは相違した構造となっている。より具体的には、レンズアレイ2は、各レンズ21の光軸Cが第1の基板4Aの片面40aに対向する領域においてその片面40aと略平行に延びるように、横倒しの姿勢に設けられている。透明板19は、各レンズ21に対向するようにして、ケース1の幅方向の両側面部のうち、プラテンローラP2 が配される側とは反対側の一側面部に取り付けられており、第1の基板4Aの片面40aの方向とは交差する姿勢とされている。複数のセンサICチップ2の正面(直上)には、読み取り領域Sから各レンズ21を通過してきた光を全反射させることによって複数の受光素子20に導くためのプリズム29が設けられている。このような構成の画像読み書き一体ヘッドAiにおいては、2つのプラテンローラP1 ,P2 の間にケース1の全体が挟まれるように設定することが可能であり、画像読み書き一体ヘッドの厚み方向における全体のサイズを小さくするのにより好ましいものとなる。その一方、2つのプラテンローラP1 ,P2 の中心間距離については大きくすることができ、原稿Dおよび記録紙Kの搬送を適切に行わせることが可能である。
【0070】
さらに他の参考例として図14および図15にそれぞれに示す画像読み書き一体ヘッドAk,Alは、第1の基板4Aの片面上に、複数のICチップ2Aを列状に並べて搭載している点において、図12および図13に示す画像読み書き一体ヘッドAi,Ajとはその構成が相違しており、それ以外の構成は画像読み書き一体ヘッドAi,Ajと共通している。各ICチップ2Aは、複数の受光素子20を備えた集積回路と、複数の発熱素子6の発熱駆動を制御するための集積回路とがワンチップ化されて造り込まれたものである。このような構成によれば、センサICチップ2とドライバICチップ60とを第1の基板4A上に搭載する場合と比べて、ICチップの総数を少なくすることができ、画像読み書き一体ヘッドの製造をより容易にすることができる。
【0071】
本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドおよび画像処理装置の各部の具体的な構成は、上述の実施形態に限定されず、種々に設計変更自在である。たとえば、光源としては、LED光源に代えて、冷陰極管やその他の光源を用いることができる。本願発明に係る画像処理装置としては、ファクシミリ装置として構成されていてもよいし、あるいはパーソナルコンピュータやその他の機器に接続されて使用される装置として構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの一例を示す断面図である。
【図2】 図1に示す画像読み書き一体ヘッドの分解斜視図である。
【図3】 本願発明に係る画像処理装置の一例を示す概略断面図である。
【図4】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図5】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図6】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図7】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図8】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の例を示す断面図である。
【図9】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの参考例を示す断面図である。
【図10】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図11】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図12】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図13】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図14】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図15】 本願発明に係る画像読み書き一体ヘッドの他の参考例を示す断面図である。
【図16】 従来の画像読み書き一体ヘッドの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
A,Aa〜Al 画像読み書き一体ヘッド
B 画像処理装置
P1 ,P2 プラテンローラ
D 原稿
K 記録紙
S 読み取り領域
1,1A ケース
2 センサICチップ
2A ICチップ
3 光源
4A 第1の基板
4B 第2の基板
5 レンズアレイ
6 発熱素子
19 透明板
20 受光素子
40a 片面(第1の基板の)
41a 外面側片面(第2の基板の)
49 放熱板
49A 支持部材
60 ドライバICチップ
Claims (6)
- 上面部、底面部および側面部を有するケースと、このケースの上面部に装着され、原稿を接触搬送させるための透明板と、上記ケースの底面部に組み付けられている第1の基板と、上記ケース内に配置され、上記原稿を照明するための少なくとも1以上の光源と、上記原稿からの反射光を受光可能に上記第1の基板の内面側片面上に搭載された複数の受光素子と、記録紙に画像のプリントを行うための複数の発熱素子と、を具備している、画像読み書き一体ヘッドであって、
上記複数の発熱素子の発熱駆動を制御するための制御回路を備えたドライバICチップと、
上記ケースの側面部に装着され、上記第1の基板とは別体の第2の基板と、
を具備しており、
上記第2の基板の外面側片面上に上記複数の発熱素子および上記ドライバICチップが搭載されていることを特徴とする、画像読み書き一体ヘッド。 - 上記第2の基板の上記外面側片面は、上記ケースの厚み方向において上記透明板の表面と同方向を向くように上記透明板の表面に対して傾斜している、請求項1に記載の画像読み書き一体ヘッド。
- 上記第2の基板の上記外面側片面は、上記ケースの厚み方向において上記透明板の表面と反対の方向を向くように上記透明板の表面に対して傾斜している、請求項1に記載の画像読み書き一体ヘッド。
- 上記第2の基板の上記外面側片面と反対側の面に接触する放熱用部材を備えている、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読み書き一体ヘッド。
- 上記光源は、上記第1の基板の上記内面側片面上に搭載されている、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読み書き一体ヘッド。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像読み書き一体ヘッドを備えていることを特徴とする、画像処理装置。
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