JPH05116361A - サーマルヘツド - Google Patents

サーマルヘツド

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JPH05116361A
JPH05116361A JP28303591A JP28303591A JPH05116361A JP H05116361 A JPH05116361 A JP H05116361A JP 28303591 A JP28303591 A JP 28303591A JP 28303591 A JP28303591 A JP 28303591A JP H05116361 A JPH05116361 A JP H05116361A
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JP
Japan
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head substrate
head
inclined surface
thermal
thermal head
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JP28303591A
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English (en)
Inventor
Tsumoru Inagaki
積 稲垣
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体を直線状に搬送できるサーマルヘッ
ドの生産性を向上させる。 【構成】 ヘッド基板40の表面41と支持部材50の
端面49とに平行な傾斜面42,51を形成し、ヘッド
基板40の傾斜面42上に接続端子47,48を設ける
と共に支持部材50の傾斜面51上に回路部品53を配
置し、この回路部品53とヘッド基板40の接続端子4
8とを簡易にボンディング接続できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベルプリンタやファ
クシミリ等にも利用されるサーマルプリンタのサーマル
ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在では各種形態のプリンタが実用化さ
れており、簡易な構造で静粛な印刷が行なえるプリンタ
としてはサーマルプリンタなどが実用化されている。そ
こで、このようなサーマルプリンタの第一の従来例を図
5に基づいて説明する。まず、このサーマルプリンタ1
では、記録媒体2の搬送路を介してプラテンローラ3と
サーマルヘッド4とを対向配置した構造となっており、
このサーマルヘッド4はアルミニウム等からなる支持部
材である放熱板5上にヘッド基板6と回路基板7とを並
設した構造となっている。
【0003】そして、前記ヘッド基板6上には、主走査
方向に連設された多数の発熱抵抗体8からなる発熱素子
アレイ9が設けられており、この発熱素子アレイ9の副
走査方向の両側の各々に多数の前記発熱抵抗体8に共通
に導通する共通電極10と個々に導通する個別電極11
とが設けられている。さらに、前記ヘッド基板6の縁部
には、前記電極10,11とボンディングワイヤ12で
接続された回路部品であるドライバIC(Integrated
Circuit)13が実装されており、このドライバIC1
3が前記回路基板7のプリント配線(図示せず)にボンデ
ィングワイヤ12で結線されている。なお、このような
ボンディングワイヤ12が結線された前記回路基板7の
プリント配線上には、サーミスタやコンデンサ及び接続
コネクタ等の回路部品14が実装されている。
【0004】このような構成において、このサーマルプ
リンタ1では、入力される印刷データに対応してドライ
バIC13が選択的にスイッチされることで発熱素子ア
レイ9の所定の発熱抵抗体8に駆動電力が印加され、こ
の発熱抵抗体8の発熱走査に同期してプラテンローラ3
の回転で記録媒体2が搬送されることで画像印刷が行な
われる。なお、このような記録媒体2としては、インク
リボンを重ねた普通紙や感熱紙などが利用される。
【0005】ここで、現在では上述のようなサーマルプ
リンタ1を副走査方向などに小型化することが要望され
ており、これを実現するものとして端面型などと呼称さ
れるサーマルプリンタが特開昭60-21263号公報や特開平
1-113262号公報に開示されている。
【0006】そこで、特開昭60-21263号公報に開示され
たサーマルプリンタを第二の従来例として図6及び図7
に基づいて説明する。なお、前述したサーマルプリンタ
1と同等の部分は同一の名称及び符号を用いて説明も省
略する。まず、このサーマルプリンタ15のサーマルヘ
ッド16では、図6に例示するように、ヘッド基板17
の端面上に円筒状に突出したガラスグレーズ層18が形
成されており、この頂部に位置する1.0〜2.5(mm)の幅の
平面上に発熱素子アレイ9が形成されると共に各電極1
0,11が前記ヘッド基板17の表裏面に形成されてい
る。なお、上記公報にはサーマルプリンタ15としての
詳細な構造は開示されていないが、図7に例示するよう
に、上述のような構造のサーマルヘッド16を放熱板5
の端面に立設して発熱素子アレイ9上にプラテンローラ
3を対向配置することなどでサーマルプリンタ15を実
現することができる。
【0007】さらに、特開平1-113262号公報に開示され
たサーマルプリンタを第三の従来例として図8及び図9
に基づいて説明する。まず、このサーマルプリンタ19
のサーマルヘッド20では、図8に例示するように、主
走査方向で大きく副走査方向で小さいヘッド基板21の
表面に平坦に成膜されたガラスグレーズ層22上に発熱
素子アレイ9と各電極10,11とが形成されており、
このようなヘッド基板21が放熱板5の端面に取付けら
れている。そして、この放熱板5の前面に実装されたド
ライバIC13がボンディングリード23で各電極1
0,11にTAB(Tape Autometed Bonding)など
で接続されている。また、このサーマルヘッド20で
は、各電極10,11とボンディングリード23との接
続部やドライバIC13等を、L字形に湾曲した保護カ
バー24で被うようになっている。
【0008】そして、このサーマルプリンタ19では、
図9に例示するように、前記サーマルヘッド20を囲む
形状のハウジング25内に巻回されたインクリボン26
が配置されており、このインクリボン26が印刷用紙か
らなる記録媒体2に重ねられて搬送されるようになって
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第二の従来例として例
示したサーマルヘッド16では、円筒状に湾曲したガラ
スグレーズ層18の頂部上に発熱抵抗体8が位置するの
で、例えば、各電極10,11を被うような形状の保護
カバー(図示せず)を取付けるなどしても、この発熱抵抗
体8を保護カバー(図示せず)の表面よりも突出させるこ
とができ、記録媒体2として湾曲不能なプラスチックカ
ードなどを利用することが可能である。
【0010】しかし、このサーマルヘッド16は、上述
のように円筒状に突出したガラスグレーズ層18の湾曲
面にフォトリソグラフィーや蒸着等で発熱抵抗体8や電
極10,11を形成し、これらの電極10,11をヘッ
ド基板17の表裏面の両方に延設する必要があるので生
産性が低下している。
【0011】一方、第三の従来例として例示したサーマ
ルヘッド20では、ヘッド基板21の平面上に発熱抵抗
体8や各電極10,11等を形成するので、その製作は
容易で生産性は良好である。
【0012】しかし、このサーマルヘッド20では、保
護カバー24で各電極10,11とボンディングリード
23との接続部を被うことで、この接続部にインクリボ
ン26や記録媒体2が接触することを防止している。し
かし、このような保護カバー24は発熱抵抗体8よりも
突出するため、図9に例示したように、この発熱抵抗体
8にプラテンローラ3で押圧される記録媒体2は保護カ
バー24との段差で曲折されることになる。つまり、こ
のサーマルプリンタ19では、記録媒体2として湾曲不
能なプラスチックカードなどを利用することが困難であ
る。
【0013】例えば、上述のような課題を解決したサー
マルヘッドとしては、特開昭61-237658号公報に開示さ
れた装置がある。そこで、このサーマルプリンタ27の
サーマルヘッド28を第四の従来例として以下に説明す
る。まず、このサーマルヘッド28では、図10に例示
するように、ヘッド基板29の表面30の主走査方向と
平行な縁部に切削加工等で傾斜面31を形成し、この傾
斜面31上に主走査方向に連設された多数の発熱抵抗体
32からなる発熱素子アレイ33が設けられている。そ
して、このサーマルヘッド28では、前記発熱素子アレ
イ33の発熱抵抗体32に導通したリード電極34をプ
リント配線で前記ヘッド基板29の傾斜面31から表面
30まで延設し、この表面30上に実装された駆動回路
のドライバIC35を前記リード電極34の末端の接続
端子36にボンディングワイヤ37で結線した構造とな
っている。
【0014】そこで、このような構造のサーマルヘッド
28を利用したサーマルプリンタ27は、図11に例示
するように、記録媒体2の搬送路上に前記傾斜面31が
位置するように前記サーマルヘッド28を傾斜させて配
置した構造となり、ここでは高密度印刷を実現するため
に発熱抵抗体32の相対位置が主走査方向で順次ずれた
三個のサーマルヘッド28を副走査方向に連設した構造
となっている。
【0015】このようにすることで、このサーマルプリ
ンタ27では、サーマルヘッド28を傾斜させることで
発熱抵抗体32が位置する傾斜面31をドライバIC3
5が実装された表面よりも突出させることができるの
で、プラスチックカード等の記録媒体2を曲折すること
なく直線状に搬送することが可能である。しかも、この
サーマルヘッド28では、発熱抵抗体32を形成する傾
斜面31を曲面にする必要がないので、このサーマルヘ
ッド28は第二の従来例として例示したサーマルヘッド
16などに比して生産性が良好であると想定される。
【0016】しかし、実際には上述のようにヘッド基板
29の縁部に形成した傾斜面31は副走査方向幅が小さ
いと共に平滑性も良好でないので、ここに発熱抵抗体3
2を製作することは困難で生産性が著しく低下すること
になる。さらに、このサーマルプリンタ27では、上述
のようにサーマルヘッド28を傾斜させて記録媒体2の
搬送路上に配置する必要があるが、これではサーマルヘ
ッド28の位置決めが困難であると共に占有容積も増大
するので、サーマルプリンタ27の生産性や小型化が阻
害されることになる。
【0017】本発明は、記録媒体を直線状に搬送するこ
とが可能で生産性が良好なサーマルヘッドを得るもので
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】表面に多数の発熱抵抗体
が主走査方向に連設されたヘッド基板を設け、このヘッ
ド基板を直方体状の支持部材の端面に装着したサーマル
ヘッドにおいて、前記ヘッド基板の表面の主走査方向と
平行な縁部に傾斜面を形成し、このヘッド基板の傾斜面
上に前記発熱抵抗体に導通した接続端子を設け、この接
続端子が位置するヘッド基板の傾斜面と平行な傾斜面を
前記支持部材の端面の縁部に形成し、この支持部材の端
面上に前記ヘッド基板を装着して前記支持部材と前記ヘ
ッド基板との傾斜面を平行に配置し、この支持部材の傾
斜面上に装着された回路基板上に前記ヘッド基板の接続
端子に結線される回路部品を実装した。
【0019】
【作用】回路部品とヘッド基板の傾斜面上の接続端子と
は平行に位置するので簡易にボンディング接続すること
ができ、さらに、製作が極めて容易な接続端子は副走査
方向幅が小さいヘッド基板の傾斜面上に形成して製作が
比較的困難な発熱抵抗体は副走査方向幅が大きいヘッド
基板の表面上に形成するので、記録媒体を直線状に搬送
することが可能で生産性が良好なサーマルヘッドを得る
ことができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図4に基づいて
説明する。まず、このサーマルプリンタ38のサーマル
ヘッド39では、図1及び図2に例示するように、ヘッ
ド基板40は、表面41の主走査方向と平行な縁部に傾
斜面42が形成されている。そして、このヘッド基板4
0は、前記表面41上にガラスグレーズ層43を介して
多数の発熱抵抗体44をアレイ状に形成し、これらの発
熱抵抗体44の両側に形成した共通電極45と個別電極
46とを前記表面41から前記傾斜面42まで形成して
接続端子47,48を設けた構造となっている。
【0021】そして、上述のような構造のヘッド基板4
0が上端面49に装着された支持板である放熱板50
は、前記ヘッド基板40の傾斜面42下に同一角度の傾
斜面51が形成されており、この傾斜面51上に装着さ
れた回路基板52は前記ヘッド基板40に隣接する縁部
に回路部品であるドライバIC53が実装されている。
そこで、このサーマルヘッド39では、前記ヘッド基板
40の傾斜面42に対して前記ドライバIC53の上面
が同一平面上に位置すると共に前記駆動回路基板52の
表面が平行に位置しており、図3に例示するように、こ
の駆動回路基板52の表面にプリント配線で形成された
共通電極54の接続端子55と前記ドライバIC53の
上面に位置する出力端子56とが、前記ヘッド基板40
の傾斜面51上の接続端子47,48にボンディングワ
イヤ57で各々結線されている。
【0022】ここで、このようなボンディングワイヤ5
7による結線は、前記ドライバIC53の上面の制御端
子58と前記駆動回路基板52上にプリント配線で形成
された制御電極59の接続端子60とにも行なわれてお
り、この制御電極59と前記共通電極54との末端側の
接続端子61には異方導電性フィルム(図示せず)等でF
PC(Flexible PrintedCircuit)62が接続されて
いる。そして、このFPC62は、前記放熱板50の前
面に装着された制御回路基板63の各種電極64の接続
端子65に接続されており、このような制御回路基板6
3の電極64上にはサーミスタ65やコンデンサ66及
び接続コネクタ67等が実装されている。
【0023】なお、このサーマルヘッド39では、前記
放熱板50は前記傾斜面42と平行に底面68が傾斜し
ているので、このサーマルプリンタ38では、前記放熱
板50は上端面49に垂直な前後面69,70などで位
置決めされており、この放熱板50上のヘッド基板40
の発熱抵抗体44と対向する位置には記録媒体71の搬
送路を介してプラテンローラ72の周面が位置してい
る。また、このサーマルヘッド39では、前記ドライバ
IC53や前記接続端子47,48,60等と共に前記
ボンディングワイヤ57を樹脂材73で封止すること
で、これらの接続部を保護するようになっている。
【0024】このような構成において、このサーマルヘ
ッド39では、ヘッド基板40と放熱板50とに傾斜面
42,51を形成することで、これらの傾斜面42,5
1上に位置するドライバIC53やボンディングワイヤ
57よりもヘッド基板40の表面41に位置する発熱抵
抗体44が突出している。そこで、このような構造のサ
ーマルヘッド39を利用したサーマルプリンタ38で
は、図1に例示したように、記録媒体71の搬送路を直
線状に形成することができるので、この記録媒体71と
して湾曲不能なプラスチックカードなどを利用すること
が可能となっている。
【0025】しかも、このサーマルヘッド39では、上
述のように放熱板50の傾斜面51上に装着した駆動回
路基板52とヘッド基板40の傾斜面42とが平行に位
置しているので、図3に例示したように、このヘッド基
板40の接続端子47,48に駆動回路基板52の接続
端子55とドライバIC53の出力端子56とをボンデ
ィングワイヤ57で簡易に接続できるようになってい
る。特に、本実施例のサーマルヘッド39では、ドライ
バIC53の出力端子56とヘッド基板40の接続端子
48とが同一平面上に位置しているので、これらの端子
48,56をボンディングワイヤ57で接続する際の歩
留りが極めて良好である。しかも、このドライバIC5
3とヘッド基板40との接続は各基板40,52の共通
電極45,54の接続に比して個数が膨大であるので、
その簡略化はサーマルヘッド39の生産性を極めて向上
させることができる。
【0026】また、このサーマルヘッド39では、上述
のようにヘッド基板40に鈍角で連続する表面41と傾
斜面42とを形成しているが、約1.0(mm)などと副走査
方向幅が小さい傾斜面42上に製作が極めて容易な接続
端子47,48を形成すると共に約5.0(mm)などと副走
査方向幅が大きい表面41上には製作が比較的困難な発
熱抵抗体44を形成する構造となっているので、このサ
ーマルヘッド39は第四の従来例として前述したサーマ
ルヘッド28などに比して生産性が良好である。また、
このサーマルヘッド39では、放熱板50の前後面6
9,70と上端面49とは直交しているので、この上端
面49上に位置するヘッド基板40の発熱抵抗体44を
記録媒体71の搬送路上に配置するために放熱板50を
傾斜させる必要がない。このため、このサーマルヘッド
39は位置決めが容易であると共に占有容積も小さいの
で、サーマルプリンタ38の生産性向上や小型軽量化に
寄与することができる。
【0027】さらに、このサーマルヘッド39では、放
熱板50は上端面49に前後面69,70が直交すると
共に傾斜面51と平行に底面68が傾斜しているので、
この底面68で放熱板50を位置決め保持することでボ
ンディングワイヤ57の接続が容易になっている。つま
り、このサーマルヘッド39では、図4(a)に例示する
ように、前後面69,70で位置決め保持した放熱板5
0の上端面49と傾斜面51とにヘッド基板40と駆動
回路基板52とを装着した後、同図(b)に例示するよう
に、底面68で放熱板50を位置決めすることでヘッド
基板40の傾斜面42と駆動回路基板52の表面とが水
平になるので、ここにボンディングワイヤ57を容易に
接続することができる。
【0028】なお、上述のように表面41と傾斜面42
とが連続する形状のヘッド基板40は、例えば、セラミ
ックやガラス等の切削加工や押出成形及び射出成形など
で製作され、この上に形成されるガラスグレーズ層43
と発熱抵抗体44と共通電極45と個別電極46とは、
例えば、蒸着やスパッタリングで成膜した薄膜層をフォ
トリソグラフィーでパターニングすることで製作され
る。ここで、本出願人は連続する表面41と傾斜面42
との段差が0.7(mm)程度ならば、ここに薄膜層を一度の
フォトリソグラフィーで容易に形成できることを確認し
ている。さらに、このような薄膜層が形成される傾斜面
42の傾斜角等の最適値も、本出願人は特願平3-145916
号に開示している。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、表面に多数の発
熱抵抗体が主走査方向に連設されたヘッド基板を設け、
このヘッド基板を直方体状の支持部材の端面に装着した
サーマルヘッドにおいて、前記ヘッド基板の表面の主走
査方向と平行な縁部に傾斜面を形成し、このヘッド基板
の傾斜面上に前記発熱抵抗体に導通した接続端子を設
け、この接続端子が位置するヘッド基板の傾斜面と平行
な傾斜面を前記支持部材の端面の縁部に形成し、この支
持部材の端面上に前記ヘッド基板を装着して前記支持部
材と前記ヘッド基板との傾斜面を平行に配置し、この支
持部材の傾斜面上に装着された回路基板の前記ヘッド基
板に隣接する縁部上に前記ヘッド基板の接続端子に結線
される回路部品を実装したことにより、この回路部品と
ヘッド基板の傾斜面上の接続端子とは平行に位置するの
で簡易にボンディング接続することができ、さらに、製
作が極めて容易な接続端子は副走査方向幅が小さいヘッ
ド基板の傾斜面上に形成して製作が比較的困難な発熱抵
抗体は副走査方向幅が大きいヘッド基板の表面上に形成
するので、記録媒体を直線状に搬送することが可能で生
産性が良好なサーマルヘッドを得ることができる等の効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】ヘッド基板の斜視図である。
【図3】拡大した要部を示す斜視図である。
【図4】製作工程の一部を示す側面図である。
【図5】第一の従来例を示す側面図である。
【図6】第二の従来例を示す斜視図である。
【図7】サーマルプリンタの要部を示す側面図である。
【図8】第三の従来例を示す斜視図である。
【図9】サーマルプリンタの要部を示す側面図である。
【図10】第四の従来例を示す斜視図である。
【図11】サーマルプリンタの要部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
39 サーマルヘッド 40 ヘッド基板 41 表面 42 傾斜面 44 発熱抵抗体 47,48 接続端子 49 端面 50 支持部材 51 傾斜面 52 回路基板 53 回路部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に多数の発熱抵抗体が主走査方向に
    連設されたヘッド基板を設け、このヘッド基板を直方体
    状の支持部材の端面に装着したサーマルヘッドにおい
    て、前記ヘッド基板の表面の主走査方向と平行な縁部に
    傾斜面を形成し、このヘッド基板の傾斜面上に前記発熱
    抵抗体に導通した接続端子を設け、この接続端子が位置
    するヘッド基板の傾斜面と平行な傾斜面を前記支持部材
    の端面の縁部に形成し、この支持部材の端面上に前記ヘ
    ッド基板を装着して前記支持部材と前記ヘッド基板との
    傾斜面を平行に配置し、この支持部材の傾斜面上に装着
    された回路基板上に前記ヘッド基板の接続端子に結線さ
    れる回路部品を実装したことを特徴とするサーマルヘッ
    ド。
JP28303591A 1991-10-29 1991-10-29 サーマルヘツド Pending JPH05116361A (ja)

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