JP6012201B2 - サーマルプリントヘッドおよびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、サーマルプリントヘッドおよびその製造方法に関する。
近年、サーマルプリントヘッドは、ビデオプリンターやイメージャー、シールプリンターなどの出力用デバイスとして注目されている。サーマルプリントヘッドは、保温層を有する支持基体上に配列された発熱抵抗体を発熱させることによって、感熱紙や、製版フィルム印画紙、メディアなどに記録を行うものである。サーマルプリントヘッドに関して、低騒音、低ランニングコストなどの利点から、様々な開発が行われている。
サーマルプリントヘッドの支持基体は、たとえばアルミナなどのセラミック基板上に、保温層としてグレーズ層を形成したものである。この支持基体の表面に抵抗体層および導電層をスパッタ法などの薄膜形成法によって積層形成し、パターニングプロセスを通すことによって、対となる発熱抵抗体と個別電極とが一線上に形成される。さらに、抵抗体層および導電層の必要部位に保護被膜層をスパッタ法などの薄膜形成法で形成することによって、サーマルプリントヘッドのヘッド基板が形成される。
このヘッド基板と別途製造された回路基板とが放熱板で合体される。ヘッド基板の放熱板への接着には、接着剤による固定、両面テープによる固定などの方法が一般的に用いられる。ヘッド基板、回路基板および放熱板の合体の後、電極に駆動IC(Integrated Circuit)を介して回路基板とボンディングワイヤーで接続される。このボンディングワイヤーを樹脂封止するなどして、サーマルプリントヘッドが完成する。
ヘッド基板と放熱板との合体に接着剤を用いた場合、接着材の硬化の際にひずみ応力が発生して、発熱抵抗体列が曲がってしまう場合がある。特に、印字幅が150mm以上の場合には、その曲りが顕著になり、製品として適さなくなってしまう場合もある。
ヘッド基板と放熱板との合体に両面テープを用いた場合、製品の熱履歴を左右するヒータ裏面からの放熱性が悪化する。放熱性が過度に悪化してしまうと、ヘッド基板の蓄熱によって高速運転ができなくなる場合もある。
そこで、ヘッド基板のヒータ裏面と放熱板との間にシリコーン樹脂を挿入し、ヘッド基板の駆動IC側と放熱板との間に両面テープを挿入するハイブリッド構造もある。
特開2009−61763公報
サーマルプリンタは、サーマルプリントヘッドの発熱抵抗体列に被印刷媒体をプラテンローラで押し付けながら、被印刷媒体に印画する。この際、プラテンローラの押し付け圧力によってヘッド基板が傾いてしまうと、印画品位が低下する。
ヘッド基板と放熱板との間に両面テープおよび樹脂の両方を配置するハイブリッド構造のサーマルプリントヘッドの場合、樹脂の硬さが十分でなければ、印画時のプラテンローラの押し付けによってヘッド基板が傾いてしまう。また、ヒータ裏面の樹脂には放熱性も求められる。
そこで、本発明は、サーマルプリントヘッドのヘッド基板のヒータ裏面からの放熱性を維持しつつ、プラテンローラの押し付けによるヘッド基板の傾きを抑制することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、サーマルプリントヘッドにおいて、長方形の絶縁基板と、前記絶縁基板の表面で前記絶縁基板の長手方向に間隔を置いて配列された複数の発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体の両端部に接続された電極と、前記絶縁基板を載置する載置面を有し、その載置面を保持部と前記発熱抵抗体の裏側に対向する放熱部とに区切る前記発熱抵抗体の配列方向に延びた第1の溝および前記放熱部に前記第1の溝を横切る方向に延びる複数の第2の溝が形成され、互いに隣り合う該第2の溝どうしの間に稜線部分が形成された放熱板と、前記保持部で前記絶縁基板と前記放熱板とを結着する結着部と、前記第2の溝に充填された前記結着部よりも熱伝導率が高い良熱伝導樹脂と、を具備し、前記放熱板は、前記稜線部分により前記絶縁基板を支持することを特徴とする。
また、本発明は、サーマルプリントヘッドの製造方法において、長方形の絶縁基板との表面にその絶縁基板の長手方向に間隔を置いて配列された複数の発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の両端部に接続された電極とを形成する工程と、前記絶縁基板を載置する載置面を有する長方形の板にその載置面を保持部と放熱部とに区切る長手方向に延びた第1の溝および前記放熱部に前記第1の溝を横切る方向に延びる複数の第2の溝を形成して放熱板を製造する工程と、前記保持部に前記絶縁基板と前記放熱板とを結着させる結着部を設け、第2の溝に前記結着部よりも熱伝導率が高い良熱伝導樹脂を塗布し、前記絶縁基板を前記発熱抵抗体の裏側が前記放熱部に対向するように載置する載置工程と、前記載置工程の後に雰囲気の気圧を低くする脱泡工程と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、サーマルプリントヘッドのヘッド基板のヒータ裏面からの放熱性を維持しつつ、プラテンローラの押し付けによるヘッド基板の傾きを抑制できる。
本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態の断面を示す図2のI−I矢視断面図である。 図1のII−II矢視断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態における放熱板の一部の上面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態の一部切欠き上面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態の一部の断面図である。 本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態の第2の溝の両斜面のなす角を変化させた場合の放熱性およびヘッド基板の剥離の有無の試験結果を示す表である
本発明に係るサーマルプリントヘッドの一実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれに限定されない。
図1は、本実施の形態のサーマルプリントヘッドの断面を示す図2のI−I矢視断面図である。図2は、図1のII−II矢視断面図である。図3は、本実施の形態における放熱板の一部の上面図である。図4は、本実施の形態におけるサーマルプリントヘッドの一部切欠き上面図である。
本実施の形態のサーマルプリントヘッド10は、ヘッド基板20、放熱板30および回路基板40を有している。ヘッド基板20は、長方形板状の絶縁基板22を有している。絶縁基板22は、たとえばアルミナなどのセラミック板21の表面にガラスのグレーズ層25を被着させた、電気絶縁性の平板である。
絶縁基板22の表面には、たとえば絶縁基板22の長辺方向に所定の間隔を置いて短辺方向に延びる抵抗体層23と、その抵抗体層23の表面に形成された金属配線層28とが積層されている。金属配線層28は、絶縁基板22の短辺方向の一部に切欠部が形成されていて、抵抗体層23の金属配線層28と重なり合わない部分が発熱抵抗体26となる。発熱抵抗体26に接続された金属配線層28は、発熱抵抗体に電流を供給する電極となる。発熱抵抗体26の列は、絶縁基板22の一方の表面に長辺に沿って帯状に延びる発熱領域24を形成している。絶縁基板22、発熱抵抗体26および金属配線層28は、保護膜29で被覆されている。保護膜29には、金属配線層28の一部を露出させる開口が形成されている。
発熱抵抗体26を発熱させる駆動回路は、たとえば回路基板40の上に駆動用IC42などによって形成されている。駆動用IC42と金属配線層28とは、保護膜に形成された開口を通じて、たとえばボンディングワイヤー44によって電気的に接続されている。また、駆動用IC42と回路基板40に形成された配線パターンの間も、たとえばボンディングワイヤー44によって電気的に接続されている。駆動用IC42およびボンディングワイヤー44は、たとえば樹脂48によって封止されている。発熱領域24に所定の発熱パターンを形成するための制御信号や駆動電力は、たとえばコネクタを介して回路基板40に入力される。
放熱板30は、たとえばアルミニウムなどの金属で形成された板である。放熱板30の一方の面には、放熱板30の一方の長辺に沿って回路基板載置面51が形成されている。回路基板載置面51には、回路基板40が載置される。回路基板40は、たとえば図示しない両面テープによって回路基板載置面51に固定される。
放熱板30の短手方向の回路基板載置面51とは異なる領域は、ヘッド基板載置部となる。回路基板載置面51は、たとえばヘッド基板載置部よりも板厚が薄い。
ヘッド基板載置部には、放熱板30の長手方向に延びる第1の溝53が形成されている。この第1の溝53と回路基板載置面51との間を保持部52と呼ぶこととする。また、第1の溝53に対して保持部52の反対側を放熱部55と呼ぶこととする。放熱部55には、短手方向に延びる第2の溝54が隙間なく形成されている。第2の溝54は、断面形状がV字状である。第2の溝54の深さは、たとえば100μmである。第2の溝54の両斜面のなす角は20度から120度である。
ヘッド基板20は、発熱領域24の裏側が放熱部55に接し、回路基板40との接続部が設けられた側の裏面が保持部52に接するように配置される。保持部52の表面には、両面テープ61が貼られている。この両面テープ61によって、ヘッド基板20は保持部52に結着されている。
第2の溝54には、シリコーン樹脂62が充填されている。隣り合う第2の溝54の間の稜線、すなわち、放熱部55の最も高い部分は、ヘッド基板20の底面に接している。
図5は、本実施の形態におけるサーマルプリンタの一部の断面図である。
本実施の形態のサーマルプリントヘッド10を用いたサーマルプリンタは、所定の弾性を持つ材料で円筒状に形成されたプラテンローラ58を有している。このプラテンローラ58は、発熱領域24が延びる方向である主走査方向に平行な直線上に軸59を持つ。また、プラテンローラ58の側面が発熱領域24に接するように配置され、軸59を中心に回転可能に設けられる。
プラテンローラ58の回転によって、プラテンローラ58と発熱領域24との間に挿入された感熱紙などの被印刷体57は、主走査方向に垂直な副走査方向に移動する。プラテンローラ58によって被印刷体57を発熱領域24に押し付けつつ、その被印刷体57を副走査方向に移動させ、発熱領域24の発熱パターンを被印刷体57の移動とともに変化させることにより、所望の画像を媒体上に形成する。
このようなサーマルプリントヘッド10では、放熱部55に形成された第2の溝54には、シリコーン樹脂62が充填されている。シリコーン樹脂62は、硬さは小さいものの、硬い樹脂や、両面テープ61に比べて熱伝導率が高い良熱伝導性である。したがって、ヘッド基板20での発熱を素早く放熱板30に伝達することができる。
一方、放熱部55では、隣り合う第2の溝54の間の稜線部分でヘッド基板20を支持しているため、プラテンローラ58の押し付けによって、ヘッド基板20が傾いてしまうことがない。よって、ヘッド基板20からの放熱性を維持したまま、すなわち、高速駆動に対応したまま、ヘッド基板20の傾きによる印字精度の悪化を抑制できる。
また、第2の溝54の密度が高くなり過ぎると、ヘッド基板20とシリコーン樹脂62の接触面積が小さくなって密着度が低下し、ヘッド基板20と放熱板30との間の熱伝達が小さくなり過ぎる。一方、第2の溝54の密度が低くなり過ぎると、シリコーン樹脂62の第2の溝54との接触面積が小さくなり、ヘッド基板20と放熱板30との間の熱伝達が小さくなり過ぎる。したがって、第2の溝54の密度は、所定の範囲であることが必要である。本実施の形態のように第2の溝54の断面形状をV字状とした場合には、第2の溝54の両斜面のなす角が所定の範囲であることが必要である。
第2の溝54の密度が高くなり過ぎると、ヘッド基板20とシリコーン樹脂62の接触面積が小さくなり、ヘッド基板20と放熱板30との間の接着力が小さくなり過ぎる。一方、第2の溝54の密度が低くなり過ぎると、シリコーン樹脂62の第2の溝54との接触面積が小さくなり、ヘッド基板20と放熱板30との間の接着力が小さくなり過ぎる。したがって、第2の溝54の密度は、所定の範囲であることが必要である。本実施の形態のように第2の溝54の断面形状をV字状とした場合には、第2の溝54の両斜面のなす角が所定の範囲であることが必要である。
図6は、本実施の形態のサーマルプリントヘッドの第2の溝の両斜面のなす角を変化させた場合の放熱性およびヘッド基板の剥離の有無の試験結果を示す表である。放熱性の試験結果は、所定の回数、繰り返し印刷した場合の尾引きの発生の有無を調べたものである。また、剥離の有無の試験結果は、所定の回数繰り返し印刷した後の、ヘッド基板20の放熱板30からの剥離が発生したか否かを調べたものである。
この図に示すように、放熱性の観点およびヘッド基板の剥離を防止する観点から、第2の溝54の両斜面のなす角は20度から120度であることが好ましい。
次に、このサーマルプリントヘッドの製造方法について説明する。
まず、ヘッド基板20、放熱板30および回路基板40をそれぞれ製造する。次に、放熱板30の放熱部55に熱硬化性のシリコーン樹脂の接着剤を塗布する。また、放熱板30の保持部52および回路基板載置面51にそれぞれ両面テープを貼る。
その後、ヘッド基板20の発熱領域24の裏側が放熱部55に接し、回路基板40との接続部が設けられた側の裏面が保持部52に接するように、ヘッド基板20を放熱板30に載置する。次に、ヘッド基板20および回路基板40を放熱板30側にプレスする。
ヘッド基板20および回路基板40を放熱板30に押し付けて仮止めした後、雰囲気をたとえば0.2気圧程度まで減圧する。これによりシリコーン樹脂62の接着剤が脱泡される。その後、ヘッド基板20、回路基板40および放熱板30の全体を200℃程度に加熱して、放熱部55の第2の溝54に位置するシリコーン樹脂62を硬化する。
このようにして放熱板30にヘッド基板20および回路基板40を固定した後、回路基板40に駆動用IC42を取り付ける。また、駆動用IC42とヘッド基板20との間、および、駆動用IC42と回路基板40上の端子との間をボンディングワイヤー44で結線する。ワイヤーボンディングの後、駆動用IC42およびボンディングワイヤー44を樹脂封止する。その後、コネクタなどの部品をはんだ付けするなどしてサーマルプリントヘッド10が完成する。
第2の溝54に位置する硬化前のシリコーン樹脂62の脱泡の際には、雰囲気の圧力の低下に伴って、内部の気泡が大きくなる。その結果、気泡が連結・移動して、放熱部55から気泡が排除される。第2の溝54は、放熱板30の短手方向に延びているため、溝の方向をランダムにした場合や、長手方向とした場合に比べて、気泡が移動しなければならない距離が短くなる。さらに、第2の溝54の一方の端部は、第1の溝53に面しているため、第2の溝54中の気泡は、放熱板30の端縁あるいは第1の溝53のいずれかに移動すれば外部に逃れることとなり、気泡が移動しなければならない距離が短くなる。
その結果、第2の溝54中に気泡が残存する可能性が少なくなる。第2の溝54中に気泡が残存してしまうと、伝熱面積および接着面積が小さくなり、放熱および健全性に悪影響が生じてしまう可能性がある。しかし、本実施の形態では、第2の溝54中での気泡の残存の可能性が低減されるため、放熱性および健全性を高めることができる。あるいは、脱泡を短時間でできることとなるため、放熱性および健全性を維持したまま、製造時間を短縮することができる。
10…サーマルプリントヘッド、20…ヘッド基板、21…セラミック板、22…絶縁基板、23…抵抗体層、24…発熱領域、25…グレーズ層、26…発熱抵抗体、28…金属配線層、29…保護膜、30…放熱板、40…回路基板、42…駆動用IC、44…ボンディングワイヤー、48…樹脂、51…回路基板載置面、52…保持部、53…第1の溝、54…第2の溝、55…放熱部、57…被印刷体、58…プラテンローラ、59…軸、61…両面テープ、62…シリコーン樹脂

Claims (5)

  1. 長方形の絶縁基板と、
    前記絶縁基板の表面で前記絶縁基板の長手方向に間隔を置いて配列された複数の発熱抵抗体と、
    前記発熱抵抗体の両端部に接続された電極と、
    前記絶縁基板を載置する載置面を有し、その載置面を保持部と前記発熱抵抗体の裏側に対向する放熱部とに区切る前記発熱抵抗体の配列方向に延びた第1の溝および前記放熱部に前記第1の溝を横切る方向に延びる複数の第2の溝が形成され、互いに隣り合う該第2の溝どうしの間に稜線部分が形成された放熱板と、
    前記保持部で前記絶縁基板と前記放熱板とを結着する結着部と、
    前記第2の溝に充填された前記結着部よりも熱伝導率が高い良熱伝導樹脂と、
    を具備し、
    前記放熱板は、前記稜線部分により前記絶縁基板を支持する
    ことを特徴とするサーマルプリントヘッド。
  2. 前記放熱板における前記第2の溝は、互いに隣接する2個の斜面により構成され断面形状がV字状である
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記放熱板における前記第2の溝は、互いに隣接する2個の前記斜面どうしのなす角が20度から120度である
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 長方形の絶縁基板との表面にその絶縁基板の長手方向に間隔を置いて配列された複数の発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の両端部に接続された電極とを形成する工程と、
    前記絶縁基板を載置する載置面を有する長方形の板にその載置面を保持部と放熱部とに区切る長手方向に延びた第1の溝および前記放熱部に前記第1の溝を横切る方向に延びる複数の第2の溝を形成して放熱板を製造する工程と、
    前記保持部に前記絶縁基板と前記放熱板とを結着させる結着部を設け、第2の溝に前記結着部よりも熱伝導率が高い良熱伝導樹脂を塗布し、前記絶縁基板を前記発熱抵抗体の裏側が前記放熱部に対向するように載置する載置工程と、
    前記載置工程の後に雰囲気の気圧を低くする脱泡工程と、
    を具備することを特徴とするサーマルプリントヘッドの製造方法。
  5. 前記脱泡工程の後に加熱する加熱工程をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載のサーマルプリントヘッドの製造方法。
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