JP2000091829A - 自動車用ガラスアンテナ装置 - Google Patents

自動車用ガラスアンテナ装置

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JP2000091829A
JP2000091829A JP25872898A JP25872898A JP2000091829A JP 2000091829 A JP2000091829 A JP 2000091829A JP 25872898 A JP25872898 A JP 25872898A JP 25872898 A JP25872898 A JP 25872898A JP 2000091829 A JP2000091829 A JP 2000091829A
Authority
JP
Japan
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noise
capacitor
cut filter
filter circuit
defogger
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Application number
JP25872898A
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English (en)
Inventor
Fuminori Watanabe
文範 渡辺
Katsumi Kueda
克巳 久枝
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズを充分に減衰させられる自動車用ガラス
アンテナ装置の提供。 【解決手段】バスバ5a、5bと直流電源10との間に
チョークコイル9が接続されており、コンデンサ11が
直流電源10と並列接続されており、コンデンサ11の
容量値を7.0〜20.0μFとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長波放送帯(LW
帯)(150〜280kHz)の受信に適する自動車用
ガラスアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒータ線と該ヒータ線に給電するバスバ
とを有する通電加熱式のデフォッガと、該デフォッガに
容量結合されているアンテナ導体とが自動車の後部窓ガ
ラス板に設けられ、バスバと直流電源との間にチョーク
コイルが接続されており、チョークコイルと車体アース
との間にノイズカットフィルタが接続されている自動車
用ガラスアンテナ装置が従来より知られている。従来例
のチョークコイルのインダクタンス値は0.5〜1.5
mHであり、従来例のノイズカットフィルタに用いられ
ているコンデンサの容量値は1.0〜4.7μFであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例では、
ノイズを充分に減衰させることができず、エンジンノイ
ズ等により、LW帯等の受信が良好にできない問題があ
った。本発明は、従来技術の有する前述の欠点を解消で
きる自動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータ線と該
ヒータ線に給電するバスバとを有する通電加熱式のデフ
ォッガと、該デフォッガに容量結合されているアンテナ
導体とが自動車の後部窓ガラス板に設けられており、バ
スバと直流電源との間にチョークコイルが接続されてお
り、チョークコイルと車体アースとの間にノイズカット
フィルタ回路が接続され、ノイズカットフィルタ回路が
直流電源と並列接続されているコンデンサを含んでいる
自動車用ガラスアンテナ装置において、コンデンサの容
量値が7.0〜20.0μFであることを特徴とする自
動車用ガラスアンテナ装置を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明の自動車用ガラスアンテナ装
置の一実施例の構成図である。図1において、2はヒー
タ線、6はアンテナ導体4の給電点である。図1に示す
自動車用ガラスアンテナでは、後部窓ガラス板1のデフ
ォッガ3より上部の余白部にアンテナ導体4が設けられ
ている。アンテナ導体4とデフォッガ3とは、所定間隔
をおいて近接しており、この近接によりアンテナ導体4
とデフォッガ3とは、両者間で直流電流の送受は行われ
ないが、高周波電流の送受は行われるように容量結合さ
れている。
【0006】デフォッガ3はこの容量結合によって、見
かけ上、アンテナの一部として機能するようになる。特
にLW放送帯に対しては、デフォッガ3もLW放送用ア
ンテナの一部として機能し、LW放送用アンテナの実効
長が長くなるため、受信電波を多く受けられ受信感度が
向上する。
【0007】図1に示す自動車用ガラスアンテナ装置に
おいては、バスバ5a、5bと直流電源10との間にチ
ョークコイル9を接続し、高周波帯域にてチョークコイ
ル9のインピーダンスを大きくすることによって、直流
電源10からデフォッガ3へ直流電流は流すものの、放
送帯域の受信信号電流は遮断している。デフォッガ3に
励起される受信電流が車体にできるだけ漏れないように
するためである。
【0008】このようにして、チョークコイル9により
デフォッガ3を車体アースから高周波的に絶縁し、デフ
ォッガ3に誘起された放送帯域の受信信号電流が車体ア
ースへ流れるのを防止して、この受信信号電流を漏れな
く受信機20に送れる。
【0009】アンテナ周辺回路7は必要に応じて設けら
れる回路であり、インピーダンスマッチング回路、前置
増幅回路、共振回路等が挙げられ、特に限定されない。
【0010】本発明では、チョークコイル9と車体アー
スとの間にノイズカットフィルタ回路8が接続されてい
る。ここで、車体アースとは車体の導電部分をいい、通
常、金属等の導電性材料からなる。ノイズカットフィル
タ回路8は、エンジン、エンジンルーム内のオルタネー
タ(発電機)及び種々の電装品から発生するノイズが電
源線路に侵入する際、このノイズがデフォッガ3、アン
テナ導体4を介して受信機7に入力されるのを防ぐため
のものである。
【0011】ノイズカットフィルタ回路8は直流電源1
0と並列接続されているコンデンサ11を含んでおり、
コンデンサ11の容量値は7.0〜20.0μFとして
いる。この範囲内である場合には、この範囲外である場
合と比較して、LW帯において数dBノイズが通常減衰
する。本発明において、チョークコイル9のインダクタ
ンス値は2〜10mHが好ましい。この範囲内である場
合にはこの範囲外である場合と比較してLW帯の受信感
度が、通常、数dB向上する。より好ましい範囲は4〜
8mHである。
【0012】図2は図1とは別タイプのノイズカットフ
ィルタ回路の一実施例の構成図である。図2に記載され
ていない部分は図1と同様である。図2において、21
はノイズカット強化用のコンデンサである。コンデンサ
11、21及びコイル12でノイズカットフィルタ回路
を構成する。
【0013】コンデンサ21の容量値は7.0〜20.
0μFとしている。この範囲内である場合には、この範
囲外である場合と比較してLW帯において数dBノイズ
が減衰する。また、コイル12のインダクタンス値は、
1.0〜10.0μHが好ましい。この範囲内である場
合には、この範囲外である場合と比較してLW帯におい
て数dBノイズが減衰する。
【0014】
【実施例】自動車の後部窓ガラス板を使用し、図1に示
すような自動車用ガラスアンテナ装置を製作した。チョ
ークコイル9のインダクタンス値を5.0mHとし、コ
ンデンサ11の容量値を変化させて、LW帯(200k
Hz及び600KHz)におけノイズ減衰量を測定し
た。測定点は図1におけるA点とした。その結果を図3
に示す。また、チョークコイル9のインダクタンス値を
6.7mH、10.0mHにした場合にも図3とほぼ同
様の結果が得られた。
【0015】
【発明の効果】本発明では、エンジンノイズ等のノイズ
を充分に減衰させられる。したがってLW帯、MW帯を
良好に受信できる。なお、図3に示すように、本発明は
中波放送帯(MW帯)(530〜1605kHz)の受
信にも有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ガラスアンテナ装置の一実施
例の構成図。
【図2】図1とは別の本発明におけるノイズカットフィ
ルタ回路の回路図。
【図3】コンデンサ11の容量値とLW帯におけるノイ
ズ減衰量との関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1:自動車の後部窓ガラス板 2:ヒータ線 3:デフォッガ 4:アンテナ導体 6:アンテナ導体4の給電点 5a、5b:バスバ 7:アンテナ周辺回路 8:ノイズカットフィルタ回路 9:チョークコイル 10:直流電源 11:コンデンサ 20:受信機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータ線と該ヒータ線に給電するバスバと
    を有する通電加熱式のデフォッガと、該デフォッガに容
    量結合されているアンテナ導体とが自動車の後部窓ガラ
    ス板に設けられており、バスバと直流電源との間にチョ
    ークコイルが接続されており、チョークコイルと車体ア
    ースとの間にノイズカットフィルタ回路が接続され、ノ
    イズカットフィルタ回路が直流電源と並列接続されてい
    るコンデンサを含んでいる自動車用ガラスアンテナ装置
    において、 コンデンサの容量値が7.0〜20.0μFであること
    を特徴とする自動車用ガラスアンテナ装置。
JP25872898A 1998-09-11 1998-09-11 自動車用ガラスアンテナ装置 Pending JP2000091829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6317965B1 (en) * 1997-06-10 2001-11-20 Fuji Electric Co., Ltd. Noise-cut filter for power converter
KR20020056576A (ko) * 2000-12-29 2002-07-10 이계안 글래스 안테나의 필터 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6317965B1 (en) * 1997-06-10 2001-11-20 Fuji Electric Co., Ltd. Noise-cut filter for power converter
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