JP2000075358A - バリアを有するカメラ - Google Patents

バリアを有するカメラ

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JP2000075358A
JP2000075358A JP10247382A JP24738298A JP2000075358A JP 2000075358 A JP2000075358 A JP 2000075358A JP 10247382 A JP10247382 A JP 10247382A JP 24738298 A JP24738298 A JP 24738298A JP 2000075358 A JP2000075358 A JP 2000075358A
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barrier
camera
groove
pin
sliding
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English (en)
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Junji Shiono
潤二 塩野
Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
Gohachi Katagiri
護八 片桐
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 初めてのユーザでも単一動作によりスムーズ
に開閉操作でき、しかも小型で簡単な構造のレール機構
を有するバリアを有するカメラを提供すること。 【解決手段】 撮影レンズ前面から退避した位置と、こ
の退避位置に対して光軸方向及び光軸に垂直な平面方向
にも移動し撮影レンズを覆う位置に移動可能なバリア30
を有すカメラであり、バリアを移動させる為このバリア
に設けた第1摺動凸部( 短尺ピン:33,34) と、バリアを
移動させる為に設けた第1摺動凸部よりその凸部が第1
摺動凸部よりも相対的に長い第2摺動凸部( 長尺ピン:3
1,32) と、バリアを移動させる為カメラ本体側に設けら
れ第1及び第2摺動凸部と摺動係合する第1カム手段(1
5 b,15 c,15 d) と、この第1カム手段から枝分かれ
して成り第1摺動凸部のみが摺動係合する第2カム手段
(15 a) とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのバリアの
レール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より簡易型カメラには、携帯の際に
撮影レンズやファインダ等の光学系を保護する為や突出
部を隠してコンパクト化する為に所定のレール機構に沿
って動くバリアを設けたものが提案されてきた。所謂
「フルバリア」と呼ばれ、1本のレールに沿って直線的
に走行するだけのバリアをもつカメラはこれまでも多数
提案されてきた。その後、カメラの更なるコンパクト化
の実現のためにも、バリアが閉じた状態でカメラ前面が
平坦になるような所謂「フラットバリア」と呼ばれる光
軸方向の動きも伴なったレール機構に沿って動くバリア
が提案され、例えば、実開昭58−163938号公報
に教示された如くのバリアレールによりバリアの水平方
向のみならず光軸方向の移動により所期の目的が実現さ
れてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のカメラのレール機構では、そのカメラの前面に水平
方向に分岐されて設けられたバリアレール内をバリアに
設けた複数のピン( 爪)がレールを摺動しながら走行す
るように形成されているが、このバリアレールの基本構
造により、ユーザの手動操作ではピンが走行途中、例え
ば特にレールの分岐点でピンが所定の行程のレールから
外れたり別な行程のレールに誤って入り込むなどにより
引っかかりが生じ、そのままの簡単な操作の継続ではう
まく走行できない。この様な場合は、その引っかかった
位置からバリアを逆方向に戻すなどして再度の順方向の
走行を試みる等、操作上の不具合があり、ユーザにとっ
てはスムーズな単一動作による操作で必ずしも正しい動
きが再現されないという問題があった。
【0004】そこで本発明の目的は、単一動作によりス
ムーズに開閉操作でき、しかも小型で簡単な構造のレー
ル機構を用いるバリアを有するカメラを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
し目的を達成するため、次のような手段を講じている。
例えば、撮影レンズ前面から退避した位置と、この退避
した位置に対して光軸方向及び光軸に垂直な平面方向に
も移動して撮影レンズを覆う位置とに移動可能なバリア
を有したカメラにおいて、上記バリアを移動させるた
め、このバリアに設けられた第1の摺動凸部(例えば短
尺ピン)と、このバリアを移動させるためこのバリアに
設けられた上記第1の摺動凸部よりその凸部が上記第1
の摺動凸部よりも相対的に長い第2の摺動凸部(例えば
長尺ピン)と、上記バリアを移動させるため、上記カメ
ラ本体側に設けられ、上記第1と第2の摺動凸部と摺動
可能に係合する第1のカム手段と、上記第1のカム手段
から枝分かれして形成された上記第1の摺動凸部のみが
摺動可能に係合する第2のカム手段と、を備えるような
バリアを有するカメラを提案する。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態例)図1には、本
発明の第1実施形態例としてのカメラを示し、これは特
にバリア30を閉じた状態を斜め上から見たものであ
る。このカメラは、使用しないときには所謂「フラット
バリア」と呼ぶ壁面部材を前カバーに摺動自在に取り付
けることにより、カメラの主要な光学系を覆って持ち運
びに便利で安全な平面状の前面を成すようなバリア構造
を有したものである。
【0007】このカメラは、カメラ主要部を前部から覆
う前カバー10と、この前カバー10の撮影レンズ等の
光学系(不図示)を隠すことが可能なバリア30と、こ
のバリア30の前面端部に鉛直に配置され前面に凸設さ
れて指先でバリア30をスライドできるようにしたバリ
ア飾り35と、例えば右手で保持される領域の前部を覆
うカバー40と、前カバー10の後方からカメラ主要部
の全体を覆う後カバー50と、前カバー10の上面右側
に僅かに突出して設けられたシャッタ釦80と、を有す
る。そして、前述の如くこのバリア30を閉じた状態に
おいては、前カバー10の横U字形を成す前面と、カバ
ー40と、バリア30とは同一なレベルの平面を構成す
ることがわかる。
【0008】次に図2には、図1のカメラのバリア30
を開いた状態を示している。バリア飾り35を向かって
左方向にスライドさせると、その摺動に連動して電源が
入り、図示の如く、このバリア30に隠されていたレン
ズ鏡胴60が光軸方向に迫り出してくると共に、ファイ
ンダ65が出現する。このときのバリア30の摺動は、
前カバー10の内縁部17の上下に設けられたバリアピ
ン走行溝15に沿って行われる。このバリアピン走行溝
15は、前カバー10の内縁部17の上下に所定の形状
を成し、二段階の所定の深さに設けられ、一方、バリア
30の内側には図示しないがこの溝15に嵌入して走行
するピンが複数本だけ突出して設けられている(詳細後
述)。
【0009】閉じた状態のバリア30を向かって左方向
にスライドさせると、その初期には、このバリア30は
そのバリアの右先端の内面を当接部16に接っしなが
ら、上記「フラット」状態から滑らかに所定量だけ光軸
方向に持ち上がるように摺動を開始した後、初期のフラ
ット状態のレベルから所定量だけ離間したレベルを保っ
て平行移動し、カバー40の前面を完全に覆ってカメラ
左端部で停止するように動く。この状態になって初めて
シャッタ釦80が機能でき、撮影が可能となる。
【0010】図3には、本発明の第1実施形態例のカメ
ラの組立図を示し、さらに詳しくその各部の構造を説明
する。前カバー10には複数の開口部が設けられてい
る。すなわち、撮影用のレンズ鏡胴(60)が光軸方向
に移動自在に開けられた撮影レンズ用開口11と、ファ
インダ(65)が位置的に対応するファインダ用開口1
2と、後述する壁部材(20)が装着される壁部材用開
口13と、シャッタ釦(80)が遊貫されるシャッタ釦
用開口14とを有している。
【0011】また、バリアピン走行溝15は段差のある
二段階の深さ(即ち浅溝および深溝)で、しかも分岐し
て成る第1および第2のカム手段としての2種類の溝か
ら構成されている。つまり、バリアピン走行溝15の平
面形状は、カメラの左側端部近傍から内縁部17の中程
に至る1本の最も長い平行溝(深溝)15bと、この平
行溝15bから枝分かれして斜め後方に向かって設けら
れた浅い斜坑溝(浅溝)15aと、上記平行溝15bの
右先端から、上記斜坑溝(浅溝)15aに平行して斜め
後方に向かって設けられた深い斜坑溝(深溝)15c
と、その端部を成す斜坑端部(深溝)15dとから構成
されている。なお、深溝と浅溝の深さは少なくとも、後
述するバリア30の第1の摺動凸部としての短尺ピンと
第2の摺動凸部としての長尺ピンの長さにそれぞれ対応
する深さを有するものである。また、当接部16は断面
が僅かに突出した台形の部位であり、その表面は滑らか
に加工されている。
【0012】なお、内縁部17に設けられたバリアピン
走行溝15と同様に、上側の内縁部にも破線で示すよう
な枝分かれしたバリアピン走行溝15が設けられてい
る。上下の内縁部にまたがり鉛直方向に設けられた隔壁
と側壁にはそれぞれ2個所に都合4個の穴が開けられ、
その外にも特に位置決めのための位置決め穴18,19
が設けられている。これら4つの穴には次に述べる壁部
材20の取付け穴22〜25が対応する。つまりこの壁
部材20は、四方近傍に取付け穴22〜25と、中央近
傍に貫通するボス穴21が開けられている。このボス穴
21が中央に設けられた矩形領域は、取付け穴22〜2
5が開けられている縁部よりも厚く形成され、壁部材用
開口13に裏側から装着されてこの開口を塞いで取付け
穴22〜25において固定ピン(不図示)か溶着等で固
定される。
【0013】バリア30は、前カバー10の前面に形成
されている凹部のU字状の形状に近似するような形状を
有し、その長手方向の長さは、後述するカバー40との
組合せでその凹部の長さを満たすような寸法に設定され
ている。また図示の如く、このバリア30のその厚さ方
向に僅かに突出した4つの縁部には、鉛直方向に突出し
円柱状の長短2種類のバリアピン、即ち、第1の摺動凸
部としてのバリアピン(短尺ピン)33,34及び、第
2の摺動凸部としてのバリアピン(長尺ピン)31,3
2が設けられている。このバリア30には、表面左端部
にバリア飾り35が突出して設けられている。また、前
カバー10の凹部に嵌まり込んで閉じた状態のとき、前
カバー10及びカバー40と共にその前面が全体として
「フラット」になる。
【0014】一方、カバー40の中央部近傍には1つの
ボス41が設けられ、更にそのボスの中心には有底の細
穴が形成されている。また、同じ面の対角線上の二箇所
には位置決めピン42,43が図示の如く突出して設け
られている。このカバー40は通常カメラを持つ右手に
よって保持される領域であると共に、バリア30を閉じ
た際にはカメラの右前面をカバーする位置に在るため、
やはりフラットで滑らかな前面の一部を構成するため
に、長手方向の断面においては、望ましくは角が鈍角を
成すような略台形の断面形状に加工されている。
【0015】図4には、上述したバリア30を有するカ
メラの前カバー10を断面図で示している。上述した各
構成部材を組み立てる場合は、前カバー10に図示しな
い後カバーを装着する以前に、バリア30を前カバー1
0の内側から開口13を通して、前カバー10の前面に
出す。このとき、バリアピン31をバリアピン走行溝1
5に挿入し、バリア30を撮影レンズ用開口11の前の
位置にスライドさせ、更にバリアピン33を走行溝15
に挿入する。そして、バリア30を完全に閉じ状態にし
た後、この前カバー10を挟んで前後から矢印の示す如
くカバー40のボス41を壁部材20のボス穴21に嵌
入させ、例えばセルフタップタイトネジ等のボス止めネ
ジ71を裏から捻じ込んで固定する。更に固定ネジ7
2,73でさらに固定する。このようにしてカメラの前
部は完成することがわかる。
【0016】ここで、前カバー10に形成するバリアピ
ン走行溝15について更に詳しく述べると、深溝として
の平行溝15bは水平方向において、固定ネジ73で壁
部材20を固定する位置近傍から平行に撮影レンズ用開
口11の中央手前まで続き、この位置で例えば約30°
〜45°程斜めに方向を変えた同じ深さの斜坑溝15c
に続いて、やはり同じ深さの斜坑端部15dで終わる。
また、この斜坑端部15dは、水平方向において撮影レ
ンズ用開口11の中央近傍まで達していることがわか
る。
【0017】一方、上記の平行溝15bから分岐する斜
坑溝(浅溝)15aは、固定ネジ72で壁部材20を固
定する位置近傍から始まり、上記の斜坑溝15cとほぼ
平行にほほ同じ長さに設けられている。また、当接部1
6は、光軸方向に僅かに突起した部位であることがこの
断面図からもわかる。壁部材20とカバー40が前カバ
ー10に表裏から取り付けられると、上下に僅かに隙間
ができ、この隙間に沿って、バリア30の厚さ方向の4
つの縁部が水平方向に走行できる。このとき、長尺ピン
および短尺ピンはそれぞれのバリアピン走行溝15の中
を摺動する。
【0018】図5には、図4に例示したバリア30に係
わる特徴的な部位を拡大して示している。前カバー10
に形成され、バリア30のピンが走行するためのバリア
ピン走行溝15に沿って走行するこれら長尺ピン31,
32および短尺ピン33,34に更に詳しくみると、バ
リアピン走行溝15の浅い溝を成す斜坑溝15aは、こ
れより深い溝を成して最も長くカメラ前面に平行して設
けられた平行溝15bから途中で分岐している。この平
行溝(深溝)15bは、同じ深さの斜坑溝15cで屈曲
して向きを前述の斜坑溝15aに略平行して続き、そし
て再び前述の平行溝15bと略平行に僅かに続き斜坑端
部15dで終了している。
【0019】バリア30のバリアピン(長尺ピン)32
は、隔壁近傍から平行溝(深溝)15bを直進し、方向
を変えて斜坑溝(深溝)15cへ進行し、斜坑端部(深
溝)15dで停止する。同様にバリアピン(長尺ピン)
31も、前カバー10の上縁側に設けられたバリアピン
走行溝(不図示)の同じく対応する溝に沿って摺動す
る。
【0020】一方、バリアピン(短尺ピン)34は、隔
壁を過ぎた分岐点で平行溝(深溝)15bから、次は一
段浅い斜坑溝(浅溝)15aへ入り込んでその端部で停
止する。同様にバリアピン(短尺ピン)33も、上縁側
に設けられたバリアピン走行溝(不図示)の同じく対応
する溝に沿って摺動する。このときバリア30の表面は
破線で図示する如く、光軸方向に対して僅かに傾いて当
接部16にその最も薄い端部を接する。この当接部にお
ける「一点支持」する接点を支点として、それぞれのピ
ンがそれぞれの斜坑溝15a,15cに入り込んで行く
ことで、このバリア30は光軸方向にも移動していき、
最終的にバリアが停止する位置では、カメラの前面が全
体的にフラットな状態となる。
【0021】実際のユーザの指によるバリア閉操作で
は、横方向にスライドさせようとする横力F1が働くと
同時に、光軸方向に押そうとする押圧力F2が働く。こ
のときの合力Fによって、バリア30は前カバー10の
前面と一体になるように前方から押し付けられ、そし
て、バリア30で凹部が全閉されると同時にフラットな
状態になることがわかる。
【0022】(作用効果1)このように第1実施形態例
においては、相対的に深さが異なる浅溝と深溝とを有す
るような1つの段差をもつ分岐点を含んで連続した1本
のレール構造を前カバーに備え、この段差において浅溝
に入ることが禁止され深溝にのみ入るような長さに形成
された長尺ピン(内爪)と、そのままで深溝または浅溝
にも入るように形成された上記長尺ピンよりも相対的に
短い短尺ピン(外爪)を備えるバリアを構成しているこ
とにまず構造的な1つの特徴がある。そして、これら前
カバーとバリアの組合せにおけるバリアの閉操作におい
て、上記短尺ピンが分岐点にきた位置では、このバリア
の先端が弾性体としてバネのように働くと共に、上記短
尺ピンが上記浅溝に確実に入るように力を付勢すること
で、上記短尺ピンがスムーズに必ず上記浅溝に入り込む
ようになる。ここで、バリア先端を弾性的に機能させる
のは前述の通り、短尺ピンが確実に浅溝に入るためでは
あるが、寸法的な精度を出すことによって、このことは
必ずしも必要でなくなる。
【0023】つまり、このバリアに設けられた長さの異
なる2種類のピンと、これらのピンがそれぞれ走行でき
る深さの異なる2種類の溝をもつレールとの組合せによ
り、それぞれのピンが常に正しい所定の深さのレールに
沿って引っかかりがなくスムーズに走行するようなバリ
アのレール構造を有したカメラが実現できる。なお、バ
リアが閉まってフラットな状態に至る過程を中心に説明
してきたが、この閉じた状態のバリアを開く逆な操作に
おいても、これら特徴的なバリアとレールとしてのバリ
アピン走行溝の組合せによる構造と、バリア先端のもつ
弾性力も手伝って、分岐点でもスムーズな動きで正しく
バリアピンを選択して、光軸方向にバリアが持ち上が
り、引っかかることのない滑らかな走行が得られる。よ
って、簡単でコンパクト化が可能な構造のレール構造を
有するカメラを提供することができる。
【0024】(第2実施形態例)次に本発明の第2実施
形態例を説明するが、この第2実施形態例としての構造
的な主な特徴は、前述の第1実施形態例の「溝」構造が
形成された部位と、ピンが形成さた部位に関しての変形
実施した一例である。これ以外は基本的に前述の第1実
施形態例と同一であるのでその説明は省略する。図6に
は、本発明の第2実施形態例としてバリアを閉じた状態
のカメラを斜め上から見たものである。この例のカメラ
は、閉じた状態では前述の第1実施形態例とほぼ同一な
構成要素から成るが次の特徴をもっている。まず、カメ
ラ主要部を前部から覆う前カバー10の形状は、この例
では鉛直方向の断面がコの字形状に形成されている。そ
してバリア飾りは無く前面が全くフラットであることが
わかる。
【0025】また図7に示す図6のカメラのバリアを開
けた状態をみると、この例ではバリア飾りは無いので上
下を挟持して左方向にスライドさせることで、バリアが
摺動して電源が入り、図示の如く、隠されていたレンズ
鏡胴60が光軸方向に迫り出し、ファインダ65も出現
する。このときのバリア30の摺動は、前カバー10の
上下の外縁部17’に形成されたバリアピン走行溝15
に沿って行われる。このバリアピン走行溝15も第1実
施形態例と同様に所定の形状を成し、二段階の深さに設
けられている。一方、バリア30の内側に張り出した内
側の縁部近傍には図示しないがこの走行溝15に嵌入し
て走行する長短一対づつのピンが鉛直方向に突出して設
けられている(詳細は図8(b)を参照)。
【0026】図6の閉じた状態のバリア30を左方向に
スライドさせると、その初期には、このバリア30はそ
の右先端の内面を当接部16に接っしながら、上記「フ
ラット」状態から滑らかに所定量だけ光軸方向に持ち上
がるように摺動を開始し、その後、初期のフラット状態
のレベルから所定量だけ離間したレベルを保って平行移
動し、カバー40の前面を完全に覆ってカメラ左端部で
停止するように動く。この状態で初めてシャッタ釦80
が機能でき撮影可能となる。
【0027】図8(a),(b)には、第2実施形態例
としてのバリアとカメラの前カバーを示している。図8
(a)によれば、前カバー10には前述の第1実施形態
例とほぼ同様に、図示しないレンズ鏡胴やファインダや
シャッタ釦がそれぞれ出るための撮影レンズ用開口1
1、ファインダ用開口12およびシャッタ釦用開口14
が設けられている。また、突起した当接部16も同様に
設けられている。
【0028】この例では、バリアピン走行溝15は前カ
バー10の上下の外縁部17’に対称に設けられてい
る。また、カバー40は最初から前カバー10の向かっ
て左前面に一体的に設けられている。そして、バリアピ
ン走行溝15は前述の第1実施形態例と同様に、斜坑溝
(浅溝)15aと、平行溝(深溝)15bと、斜坑溝
(深溝)15cと、斜坑端部(深溝)15dとから構成
されていることがわかる。
【0029】図8(b)に示すバリア30の構造によれ
ば、本第2実施形態例のバリア30の形状的特徴がわか
る。すなわち、バリアピン(長尺ピン)31とバリアピ
ン(短尺ピン)33とは、バリア30の上縁部の内側に
下方に向かって突出して設けられ、バリアピン(短尺ピ
ン)32とバリアピン(短尺ピン)34とは、バリア3
0の下部内縁部の内側に上方に向かって突出して設けら
れている。そして組立ての際、このバリア30は、カバ
ー40をオーバーラップするように取り付けられ、バリ
アピン走行溝15に長尺ピン31,32が最初に嵌入
し、後に短尺ピン33,34が追従して嵌入して、走行
自在に向かって右方向に摺動できる。
【0030】(作用効果2)このように第2実施形態例
においては、前述した第1実施形態例の構造および構成
に比べて、例えば位置決め穴、壁部材、ボス穴、取付け
穴、バリア飾り等が不要となるような簡単な構造で、し
かも部品数の削減が図られていることがわかる。また、
バリアピン走行溝15が前カバー10の上下の外縁部1
7’に設けられていることと、コの字形状の鉛直断面に
形成されたバリアであることにより、第1実施形態例と
同等な作用効果が得られることもわかる。しかも、この
簡単な形状であるため加工も容易であり、採用するバリ
ア材の弾力性を利用して組立てが更に容易にしっかりと
した装着を可能にする。
【0031】なお、前カバー10に設けられている当接
部16を直接使用しなくともバリア30の開閉操作はほ
ぼ確実にスムーズにできると思われる。よって、この当
接部16は必ずしも設ける必要はない。よって、第2実
施形態例においては、更に簡単でコンパクト化が可能な
構造のレール構造を備えたバリアを有するカメラを提供
することが可能となる。
【0032】(その他の変形例)本発明の説明において
例示したカメラにおける表現で左右、内外、上下に関す
る限定は、必ずしもこれに限るものではない。また、本
発明を適用するカメラの方式も簡易型カメラには限らな
い。また、明細書中では、バリアピン走行溝、浅溝、深
溝などのように有底をイメージし易い表現を用いたが、
必ずしも溝である必要はなく、凸部材が係合可能な所謂
「カム」或いは「カム手段」であればよいことは推察で
きる。そのほかにも本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変形実施が可能である。
【0033】以上、実施形態例に基づいて説明してきた
が、本明細書中には次のような発明が含まれる。例え
ば、(1) 撮影レンズ前面から退避した位置と、この
退避した位置に対して光軸方向及び光軸に垂直な平面方
向にも移動して撮影レンズを覆う位置とに移動可能なバ
リアを有したカメラにおいて、上記バリアを移動させる
為、上記バリアに設けられた第1の摺動凸部と、上記バ
リアを移動させる為、上記バリアに設けられた上記第1
の摺動凸部よりその凸部が上記第1の摺動凸部よりも相
対的に長い第2の摺動凸部と、上記バリアを移動させる
為、上記カメラ本体側に設けられ、上記第1と第2の摺
動凸部と摺動係合する第1のカム手段と、上記第1のカ
ム手段から枝分かれして形成された上記第1の摺動凸部
のみが摺動係合する第2のカム手段と、を具備すること
を特徴とするバリアを有するカメラ。
【0034】(2) 上記第1のカム手段は、上記第2
のカム手段よりも深い溝を有していることを特徴とする
(1)に記載のバリアを有するカメラ。 (3) 上記第2のカム手段は、上記第2の摺動凸部が
この第2のカム手段に係合しないような係合禁止手段を
有して成ることを特徴とする(1)に記載のバリアを有
するカメラ。 (4) 上記第1及び第2の摺動凸部は、円柱形状をし
ていることを特徴とする(1)に記載のバリアを有する
カメラ。 (5) 上記係合禁止手段は、深溝から浅溝へ深さが変
わる段差であり、上記第2の摺動凸部(長尺ピン)の嵌
入と係合を禁止することを特徴とする(3)に記載のバ
リアを有するカメラ。
【0035】(6) 撮影レンズの前面から退避した位
置と、この退避した位置に対して光軸方向及びこの光軸
に垂直な平面方向にも移動して撮影レンズを覆う位置と
に移動可能なバリアを有するカメラであって、上記バリ
アを移動させる為、上記バリアに設けられた一対の第1
の摺動凸部と、上記バリアを移動させる為、上記バリア
に設けられた上記第1の摺動凸部よりその凸部が相対的
に長い一対の第2の摺動凸部と、上記バリアを移動させ
る為、上記カメラ本体側に設けられ、上記第1と第2の
摺動凸部と摺動係合する一対の第1のカム手段と、上記
第1のカム手段から分岐して形成された上記第1の摺動
凸部のみが摺動係合する一対の第2のカム手段と、を具
備することを特徴とするバリアを有するカメラ。
【0036】このほかにも、本明細書中には次の発明が
含まれている。例えば、 (a) 連続する一連のレールと、このレールに沿って
移動しこのレールに直交する光軸方向にも移動するよう
なバリアと、このバリアに設けられた2種類のピンをそ
れぞれ正しい所定のレールに沿ってを走行するように自
動的に選択する手段と、を具備することを特徴とするバ
リアを有するカメラ。 (b) 相対的に深さが異なる浅溝と深溝とを有する1
本のレールに沿って摺動し、この深溝に入るように爪の
長さを長く形成された内爪と、このままで深溝にも浅溝
にも入り得るように形成された上記内爪より相対的に短
い外爪と、を具備し、上記外爪が円滑に上記浅溝に入出
可能に、上記バリアの先端がバネのように機能し、上記
外爪が上記浅溝にスムーズに入出するように力を付勢す
る構造を有することを特徴とするバリアを有するカメ
ラ。 (c) バリアの第1のピン(内爪)とこのバリア先端
で、このバリア全体の光軸方向に傾く角度を決め、第2
のピン(外爪)が、所定のレールに入り込むように誘導
できるようなに設定されたレール機構を具備することを
特徴とするバリアを有するカメラ。
【0037】(d) 撮影レンズの前方を覆い該位置で
カメラ前面側がほぼ平面になる第1位置と、撮影レンズ
の前方から退避すると共にカメラ前面側から突出し該位
置で撮影レンズを露出させる第2位置とに移動可能な可
動カバー(バリア)を有するカメラにおいて、上記可動
カバーに対し、撮影レンズの光軸方向および可動カバー
の移動方向に交叉するように、且つ長尺ピンが撮影レン
ズ側となるようにして可動カバーの移動方向に一列に植
設した長尺ピンおよび短尺ピンと、この長尺ピンと係合
し、可動カバーが第2位置から第1位置へ移動するとき
に長尺ピンを介して可動カバーが撮影レンズ側に近づく
ように屈曲して形成した第1のカム溝と、可動カバーが
上記屈曲した第1のカム溝に沿って第1位置へ近づくと
きに可動カバーの先端側と当接する当接部と、可動カバ
ーが当接部に当接したときに短尺ピンを案内して上記第
1のカム溝に係合する長尺ピンと共に可動カバーを第1
位置に位置させるために、上記第1のカム溝から分岐し
且つこの第1のカム溝よりも浅い溝を形成した第2のカ
ム溝と、を有することを特徴とするカメラ。
【0038】(e) 撮影レンズの前方を覆い該位置で
カメラ前面側がほぼ平面になる第1位置と、撮影レンズ
の前方から退避して撮影レンズを露出させると共に該位
置でカメラ前面側から突出する第2位置とに移動可能な
可動カバーを有するカメラにおいて、上記可動カバーの
両側面を案内する案内面と、上記案内面に対して、可動
カバーが第1位置と第2位置とに移動可能なように設け
た屈曲したカム溝と、上記カム溝に係合し、且つ長尺ピ
ンが撮影レンズ側となるようにして、可動カバーの移動
方向に一列に植設した長尺ピンおよび短尺ピンと、上記
可動カバーが第2位置から第1位置へ近づくときに可動
カバーの先端側と当接する当接部と、を具備し、上記カ
ム溝は、可動カバーが第2位置から第1位置へ移動する
ときに長尺ピンと係合する第1溝部、および上記可動カ
バーがこの当接部に当接したときに短尺ピンと係合させ
る為に設けた上記第1溝部から分岐し且つ長尺ピンの長
さよりも相対的に浅い溝から成る第2溝部とから形成さ
れて成ることを特徴とするカメラ。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、初
めてのユーザでも単一動作によりスムーズに開閉操作で
き、しかも小型で簡単な構造のレール機構を備えたバリ
アを有するカメラを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1実施形態例としてバリアを閉じた
状態を示すカメラの斜視図。
【図2】図2は、第1実施形態例としてバリア開いた状
態を示すカメラの斜視図。
【図3】図3は、第1実施形態例としてのカメラの組み
立てを示す組立図。
【図4】図4は、バリアに係わる前ケースの要部を示す
断面図。
【図5】図5は、図4に示したバリアに係わる主要部位
の拡大図。
【図6】図6は、第2実施形態例としてバリアを開いた
状態を示すカメラの斜視図。
【図7】図7は、第2実施形態例としてバリアを閉じた
状態を示すカメラの斜視図。
【図8】図8(a),(b)は、第2実施形態例として
バリアと前ケースを示し、(a)は前ケースの外観を示
す斜視図、(b)はバリアの構造を示す斜視図。
【符号の説明】
10…前カバー、 11…撮影レンズ用開口、 12…ファインダ用開口、 13…壁部材用開口、 14…シャッタ釦用開口、 15…バリアピン走行溝、 15a…斜坑溝(浅溝)、 15b…平行溝(深溝)、 15c…斜坑溝(深溝)、 15d…斜坑端部(深溝)、 16…当接部、 17…内縁部、 17’…外縁部、 18,19…位置決め穴、 20…壁部材、 21…ボス穴、 22〜25…取付け穴、 30…バリア、 31,32…バリアピン(一対の長尺ピン)、 33,34…バリアピン(一対の短尺ピン)、 35…バリア飾り、 40…カバー、 41…ボス、 42,43…位置決めピン、 50…後カバー、 60…レンズ鏡胴、 65…ファインダ、 71…ボス止めネジ(セルフタップタイトネジ)、 72,73…固定ネジ、 80…シャッタ釦。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片桐 護八 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H083 CC23 CC32

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ前面から退避した位置と、こ
    の退避した位置に対して光軸方向及び光軸に垂直な平面
    方向にも移動してこの撮影レンズを覆う位置とに移動可
    能なバリアを有するカメラにおいて、 上記バリアを移動させるため、上記バリアに設けられた
    第1の摺動凸部と、 上記バリアを移動させるため、上記バリアに設けられた
    上記第1の摺動凸部よりその凸部が上記第1の摺動凸部
    よりも相対的に長い第2の摺動凸部と、 上記バリアを移動させるため、上記カメラ本体側に設け
    られ、上記第1と第2の摺動凸部と摺動可能に係合する
    第1のカム手段と、 上記第1のカム手段から枝分かれして形成された上記第
    1の摺動凸部のみが摺動可能に係合する第2のカム手段
    と、を具備することを特徴とするバリアを有するカメ
    ラ。
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