JP2000010153A - バリア部材を有するカメラ - Google Patents

バリア部材を有するカメラ

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JP2000010153A
JP2000010153A JP10171379A JP17137998A JP2000010153A JP 2000010153 A JP2000010153 A JP 2000010153A JP 10171379 A JP10171379 A JP 10171379A JP 17137998 A JP17137998 A JP 17137998A JP 2000010153 A JP2000010153 A JP 2000010153A
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pair
camera
pairs
photographing lens
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JP10171379A
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English (en)
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Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
Junji Shiono
潤二 塩野
Gohachi Katagiri
護八 片桐
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type

Abstract

(57)【要約】 【課題】露呈位置と閉成位置との間でバリア部材を滑ら
かに移動させることが出来るバリア部材を有するカメラ
を提供することである。 【解決手段】撮影レンズを露呈する位置と閉成する位置
とに移動可能なバリア部材20を有するカメラにおい
て、撮影レンズを挟んだ両側で互いに対向した位置に対
をなして配置されバリア部材20の支持に寄与する少な
くとも2対の支持部20d,20eと、撮影レンズを挟
んだ両側で少なくとも2対の支持部の夫々の支持部と単
独で係合する少なくとも4本のレール部24,28と、
を具備したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮影レンズを露
呈する位置と閉成する位置とに移動可能なバリア部材を
有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】小型のハンディタイプのいわゆるコンパ
クトカメラにおいては、不使用時の撮影レンズを保護す
る為のものとして、従来の無くし易い着脱式のレンズキ
ャップに代わり、上述した如きバリア部材が広く使用さ
れるようになって来た。
【0003】このようなバリア部材は例えば実開昭58
−163938号公報から広く知られている。実開昭5
8−163938号公報に記載されているカメラにおい
ては、バリア部材としての保護部材をレンズを覆う第1
の位置とレンズを露出させる第2の位置とに案内する1
対のカム溝がカメラ本体の上下に設けられていて、保護
部材には上下のカム溝の夫々に2ケ所で係合する2対の
ピンが設けられている。上下のカム溝の夫々には、保護
部材が第1の位置に配置された時に対応する1対のピン
を仮りに固定するクリック部と、保護部材が第1の位置
から第2の位置へと移動する間に対応する1対のピンを
レンズの光軸方向の外側にも移動させることにより保護
部材をレンズの光軸方向の外側にも移動させる案内部と
が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実開昭58−1639
38号公報に記載のカメラにおいては、保護部材が第2
の位置から第1の位置へと移動する間に上下のカム溝の
夫々の案内部の入口に対応する1対のピンが引っ掛かり
保護部材を第1の位置へと滑らかに移動させることが出
来ないことがあるばかりでなく、保護部材を第1の位置
まで移動させることが出来ないことがある。
【0005】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、露呈位置と閉成位置との間でバリア部材を
滑らかに移動させることが出来るバリア部材を有するカ
メラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した如きこの発明の
目的を達成する為、この発明に従ったバリア部材を有す
るカメラは:撮影レンズを露呈する位置と閉成する位置
とに移動可能なバリア部材を有するカメラにおいて、上
記撮影レンズを挟んだ両側で互いに対向した位置に対を
なして配置され上記バリア部材の支持に寄与する少なく
とも2対の支持部と、上記撮影レンズを挟んだ両側で上
記少なくとも2対の支持部の夫々の支持部と単独で係合
する少なくとも4本のレール部と、を具備したことを特
徴としている。
【0007】このように構成されたことを特徴とするこ
の発明に従ったバリア部材を有するカメラにおいては、
少なくとも4本のレール部に係合した少なくとも2対の
支持部材がバリア部材の支持に寄与している。この為に
露呈位置と閉成位置との間でバリア部材を滑らかに移動
させることが出来る。
【0008】上述した如く構成されたことを特徴とする
この発明に従ったバリア部材を有するカメラにおいて
は、上記2対の支持部は上記バリア部材に設けられ、上
記4本のレール部はカメラ本体を含む該バリア部材以外
の部材で形成されていることが好ましい。
【0009】そして、上記バリア部材が閉成位置にある
場合において、上記バリア部材に設けられた2対の支持
部の内の一方は第1の位置である上記撮影レンズ近傍に
配置され、他方は第1の位置よりも撮影レンズから離れ
た第2の位置に配置されていることが好ましい。
【0010】また、上記4本のレール部の内の2本は上
記撮影レンズを挟んだ両側でカメラ本体に形成され、残
りの2本は該カメラ本体と上記バリア部材との間に配置
された部材とによって形成されていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
添付の図面を参照しながら詳細に説明する。まず最初
に、図1乃至図4を参照しながらこの発明の一実施の形
態に従ったバリア部材を有するカメラの外観について詳
細に説明する。
【0012】なお図1は、上記カメラの上記バリア部材
が撮影レンズを覆っている閉成位置(閉じ位置ともい
う)に配置されている状態を概略的に示す斜視図であ
る。図2は、上記バリア部材が撮影レンズを露呈する露
呈位置(撮影レンズから退避する開位置ともいう)に配
置されている状態を概略的に示す斜視図である。図3の
(A),(B),(C),(D)は、図1のA−A線及
びB−B線と図2のC−C線及びD−D線との夫々に沿
った概略的な断面図である。そして、図4の(A)は図
1のカメラのバリア部材とバリア部材が設置されたカメ
ラ本体の部分の周辺との拡大された分解斜視図であり、
(B)は図4の(A)のE−E線に沿った断面図であ
る。
【0013】図1及び図2に示す如く、カメラのカメラ
本体の外装ハウジング10は上方から見た時に両側部が
中央部よりもすぼめられていて、前方と後方から見た形
状が略長方形状をしている。外装ハウジング10の上面
には外装ハウジング10を後方から見た時の右端部にシ
ャッタレリーズ釦12が、そして略中央に液晶表示装置
14が設けられている。外装ハウジング10の前面には
オートフォーカス窓16等が設けられている。
【0014】なお以下の記載における右及び左は、外装
ハウジング10を後方から見た時を基準とする。上記前
面にはさらに、中央部から右端部にわたり細長い凹所1
8が形成されていて、凹所18の中央部分18aは図4
の(A)に特に良く示されている如く右端部分18bよ
りも内方に凹んでいる。凹所18中には図1に示す閉成
位置と図2に示す露呈位置との間で移動自在なバリア部
材20が設けられている。図2に示す如く凹所18の中
央部分18aには撮影レンズ22が設けられている。撮
影レンズ22の光軸23は外装ハウジング10の前後方
向に延出している。撮影レンズ22は図2に示す如く中
央部分18aから突出した撮影準備位置と中央部分18
aと略面一になる沈胴位置との間で光軸23に沿い移動
可能である。そしてバリア部材20が図2に示す露呈位
置に配置された時には撮影準備位置に配置され、バリア
部材20が図2に示す露呈位置から図1に示す閉成位置
への移動を開始した直後には閉成位置へのバリア部材2
0の移動の妨げにならないよう撮影準備位置から沈胴位
置に移動される。
【0015】閉成位置においてバリア部材20の外表面
は、その周囲の外装ハウジング10の外表面の部位に対
し段差を生ぜず面一になっており、カメラの外観をスマ
ートにしている。
【0016】露呈位置(開位置ともいう)のバリア部材
20は凹所18の右端部分18bに対面して撮影レンズ
22から退避し撮影レンズ22を露呈している。露呈位
置においてバリア部材20の外表面は、その周囲の外装
ハウジング10の外表面の部位よりも前方に突出してい
る。この結果、撮影時には外装ハウジング10の右端部
の厚さが増大され、上記右端部の握り易さを向上させて
いる。
【0017】凹所18は、図3の(A),(B),
(C),(D)及び図4の(A)に示す如く、撮影レン
ズ22を挟んだ上下両側の互いに対向した位置で相互に
略平行に略水平方向に延出した1対の内側面18cを含
んでいる。1対の内側面18cには中央部分18aの中
央部位から右端部分18bの略中央部位まで延出した1
対の第1の移動案内溝(1対のレール部)24が形成さ
れているが、図4の(A),図1及び図2では下方の第
1の移動案内溝(下方のレール部)24のみを見ること
が出来る。
【0018】1対の第1の移動案内溝24の夫々におい
て、中央部分18aの中央部位に対応した第1の部分2
4aは、中央部分18aの右端近傍部位18a´から右
端部分18bの中央部位まで対応した第2の部分24b
よりも光軸23に沿った方向における後方に位置してい
る。
【0019】凹所18において中央部分18aの右端近
傍部位18a´から右端部分18bまでは、独立カバー
部材26により覆われている。独立カバー部材26は、
凹所18の1対の内側面18cに向き合うよう略平行に
略水平方向に延出した1対の上下端面を備えている。こ
の1対の上下端面には中央部分18aの右端近傍部位1
8a´から右端部分18bの右端近傍部位18b´まで
延出した1対の第2の移動案内溝(1対のレール部)2
8が形成されているが、図4の(A),図1及び図2で
は上方の第2の移動案内溝(上方のレール部)28のみ
を見ることが出来る。そして、独立カバー部材26は、
外装ハウジング10の凹所18中に上述した如く配置さ
れることにより凹所18とともに凹所18中に1対の第
2の移動案内溝(1対のレール部)28を形成するレー
ル形成部材として機能する。
【0020】1対の第2の移動案内溝28の夫々におい
て、中央部分18aの右端近傍部位18a´に対応した
第1の部分28aは、右端部分18bの右端近傍部位1
8b´まで対応した第2の部分28bよりも光軸23に
沿った方向における後方に位置している。
【0021】バリア部材20は、凹所18の1対の内側
面18cの1対の第1の移動案内溝24に係合した1対
の第1の支持部と、凹所18の独立カバー部材26の1
対の上下端面の1対の第2の移動案内溝28に係合する
1対の第2の支持部と、を備えている。これら1対の第
1の支持部及び1対の第2の支持部は、図1及び図2に
は図示されていないが、図3及び図4を参照しながら後
で詳しく説明する。
【0022】1対の第1の支持部が1対の第1の移動案
内溝24中でこれらに沿い第1の部分24aと第2の部
分24bとの間で移動するとともに、1対の第2の支持
部が1対の第2の移動案内溝28中でこれらに沿い第1
の部分28aと第2の部分28bとの間で移動すること
により、バリア部材20は図1の閉成位置と図2の露呈
位置との間で移動する。
【0023】バリア部材20の外表面には飾り縁20a
が設けられている。バリア部材20を手動により閉成位
置と露呈位置との間で移動させる時に、飾り縁20aに
カメラの使用者の指を係合させることにより手動による
上記移動が容易となる。
【0024】次には、図3乃至図6を参照しながら、外
装ハウジング10の凹所18に形成された1対の第1の
移動案内溝24及び1対の第2の移動案内溝28、そし
てバリア部材20に設けられた1対の第1の支持部及び
1対の第2の支持部について、これらに関連する種々の
部材とともに図3乃至図6を参照しながら詳細に説明す
る。
【0025】図4の(A)に示す如く、外装ハウジング
10の前面の凹所18の中央部分18aの中央部位には
図2に示されている撮影レンズ22が挿入される撮影レ
ンズ挿入口22aが形成されており、凹所18の中央部
分18aの右端近傍部位18a´及び右端部分18bに
は独立カバー部材26を固定する為の図示しない固定ね
じが後方から挿入される複数のねじ挿入孔30が形成さ
れている。
【0026】バリア部材20の後面においてバリア部材
20の上下1対の端面の右端部から左端部に向かい所定
距離離間した撮影レンズ22の近傍の第1の位置には後
方に向かい突出した1対の第1の突出腕20bが形成さ
れていて、第1の位置よりも撮影レンズ22から離れた
上記上下1対の端面の右端部に対応した第2の位置には
後方に向かい突出した1対の第2の突出腕20cが形成
されている。1対の第1の突出腕20bは上下方向にお
いて相互に対向しており、1対の第2の突出腕20cも
また上下方向において相互に対向している。
【0027】1対の第1の突出腕20bの突出端には撮
影レンズ22の光軸23に対して垂直な上下方向におい
て相互に遠ざかるよう突出した1対の外向係合突起20
dが形成されており、また1対の第2の突出腕20cの
突出端には撮影レンズ22の光軸23に対して垂直な上
下方向において相互に接近するよう突出した1対の内向
係合突起20eが形成されている。
【0028】バリア部材20の後面において飾り縁20
aに対応する部分には、クリックばね保持孔32が形成
されている。クリックばね保持孔32は下方に向かい開
口されていて、略U字形状をしたクリックばね34の1
対の両脚の先端部が強制的に挿入されることにより固定
される。なおクリックばね保持孔32は略U字形状をし
たクリックばね34の1対の両脚の先端部の両者が共に
挿入される1個の孔であることが出来るし、クリックば
ね34の1対の両脚の先端部が相互に独立して挿入され
る1対の孔であることも出来る。
【0029】上方に向けられた両脚の先端部がバリア部
材20の後面のクリックばね保持孔32に固定されたク
リックばね34は、上記後面に沿い下方に向かい延出し
た後に斜め下後方に向かい折り曲げられ、さらにはバリ
ア部材20の下縁と略同じ水準で上記後面から後方に向
かい折り曲げられている。そして、クリックばね34に
おいて上記後面から後方に向かい折り曲げられた先端部
が略U字形状をしたクリックばね34の中央の湾曲部位
34aとなっている。
【0030】ここにおいてクリックばね34が中央の湾
曲部位34aに作用させる弾性力は、斜め下後方に向か
い折り曲げられた部分の長さや傾斜角度を変化させるこ
とにより容易に調整することが出来る。
【0031】外装ハウジング10の凹所18の中央部分
18aの右端近傍部18a´には、その下端部に第1の
係合溝36が形成されている。凹所18の右端部18b
の右端近傍部18b´には、その下端部に第2及び第3
の係合溝38,40が形成されている。
【0032】図4の(A)のE−E線に沿った水平断面
を拡大して概略的に示す図4の(B)から明らかなよう
に、第3の係合溝40において水平方向に位置する2つ
の端面は凹所18の右端部18bの右端近傍部18b´
の下端部の底面に対して例えば略45度という比較的急
な角度に傾斜されている。しかしながら、第2の係合溝
38において水平方向に位置する2つの端面は、凹所1
8の中央部18aに近い方の端面が上記下端部の底面に
対し例えば略60度という比較的急な角度に傾斜されて
いるのに対し、凹所18の中央部18aから遠い方の端
面が上記下端部の底面に対し例えば略15度という比較
的緩やかな角度に傾斜されている。
【0033】外装ハウジング10の凹所18の右端部1
8bの右端近傍部18b´にはさらに、その上端部に窪
み42が形成されている。窪み42には貫通孔42aが
形成されいる。窪み42にはカメラの電源スイッチレバ
ー44が収容されている。
【0034】電源スイッチレバー44は、略L字形状の
前面形状を有していて、その上方延出腕44aと水平延
出腕44bとの交差部位から後方に向かい延出した回転
中心軸44cを有している。回転中心軸44cの先端部
に隣接した部分の外周面の横断面は多角形状であり、上
記先端部は上記隣接した部分よりも拡径されて軸方向に
沿い延出した割れ目を有している。回転中心軸44c
は、図4の(A)及び図6に示されている如く、O−リ
ング44dを介在させて窪み42の貫通孔42aに挿入
され、外装ハウジング10の後面から後方に向かい突出
されている。
【0035】外装ハウジング10の後面よりも後方で回
転中心軸44cの上記多角形状の先端部隣接部分には、
上記先端部に上記割れ目による生じる弾性を利用して押
し込まれた端子台46が被嵌されている。端子台46に
は端子(電気接片)46aが固定されていて、端子46
aは外装ハウジング10中で外装ハウジング10の後面
に隣接して配置されている配線基板46b上の2つの接
点パターンと協働して外装ハウジング10中の図示しな
い電気回路の為の電源スイッチを構成する。
【0036】この実施の形態では、電源スイッチレバー
44が水平延出腕44bを水平に配置させている間には
端子台46上の端子46aは配線基板46b上の2つの
接点パターンの中の一方のみに接触していて上記図示し
ない電気回路をオフの状態にしている。
【0037】電源スイッチレバー44が水平延出腕44
bを水平位置から上方に向かい延出させた上方位置へと
移動させるよう回動操作された時には端子台46上の端
子46aは配線基板46b上の2つの接点パターンの両
者に接触するようになり、上記図示しない電気回路をオ
ンの状態にする。
【0038】窪み42中において電源スイッチレバー4
4の水平延出腕44bには窪み42の底面の係合支柱4
2bとの間に例えば引っ張りコイルばねの如き付勢手段
48が介在されている。付勢手段48は電源スイッチレ
バー44を、水平延出腕44bが水平に配置された電源
オフ位置に付勢している。
【0039】そして電源スイッチレバー44の上方延出
腕44aは、外装ハウジング10の凹所22に固定され
た独立カバー部材26の上端縁の第2の移動案内溝28
の右端近傍部位28b中に突出している。
【0040】以上詳述した如く構成されているこの発明
の一実施の形態に従ったバリア部材を有するカメラの組
み立てにおいてはまず最初に、凹所18の右端近傍部位
18b´の窪み42中に電源スイッチレバー44が前述
した如く配置されるとともに、バリア部材20のクリッ
クばね保持孔32にクリックばね34の1対の両端が前
述した如く固定される。
【0041】次に、バリア部材20の1対の内向係合突
起20eを独立カバー部材26の1対の上下縁の第2の
案内係合溝28に係合させ、この間に独立カバー部材2
6は外装ハウジング10の凹所18の複数の貫通孔30
に外装ハウジング10の後面から挿入された固定ねじ5
0により凹所18中の所定の位置に固定される。
【0042】上記所定の位置において独立カバー部材2
6は、凹所18の右端部分18bと中央部分18aの右
端近傍部位18aとを覆い、凹所18の相互に対向した
上下1対の内側面と独立カバー部材26の1対の上下端
面との間には相互に平行に水平に延びる1対の隙間が創
出される。
【0043】この1対の隙間にはバリア部材20の1対
の第1の突出腕20b及びもう1対の第2の突出腕20
cが配置され上記1対の隙間に沿い移動可能である。最
後に、バリア部材20の1対の外向係合突起20dを凹
所22の上下1対の内側面の1対の第1の移動案内溝2
4に押し込むことにより、組み立てが終了する。
【0044】そして、バリア部材20を凹所18の中央
部分18aに移動させ、バリア部材20の1対の外向係
合突起20dが図3の(B)に示す如く1対の第1の移
動案内溝24の第1の部分24aに配置されるととも
に、1対の内向係合突起20eが図3の(A)に示す如
く1対の第2の移動案内溝28の第1の部分28aに配
置されると、バリア部材20は図1に示す閉成位置に配
置される。
【0045】図3の(B)からは、閉成位置のバリア部
材20が凹所18の中央部分18aにおいて沈胴位置に
配置されている撮影レンズ22の前端面を覆っている様
子がわかる。
【0046】図3の(A)及び(B)からは、閉成位置
のバリア部材20の外表面が外装ハウジング10の外表
面において凹所22の周囲に位置する部分との間に段差
を生じさせることがなく面一であってカメラの外観をス
マートにしていることもわかる。
【0047】また図3の(A)からは、バリア部材20
が閉成位置に配置された時に、凹所18の右端近傍部位
18a´の下端の第1の係合溝36にバリア部材20の
クリックばね34の湾曲部位34aが係合されているこ
とが分かる。これによってバリア部材20は、図1に示
された閉成位置から図2に示された露呈位置へと向かう
方向への所定以上の力がバリア部材20の飾り縁20a
に負荷されなければ、上記係合を解除して図2に示され
た露呈位置へと向かうことが出来ない。
【0048】上記所定以上の力がバリア部材20の飾り
縁20aに負荷されることにより上記係合が解除される
と、バリア部材20は凹所18中を1対の第1の移動案
内溝24及び1対の第2の移動案内溝28に沿い図1に
示す閉成位置から図2に示す露呈位置へと移動すること
になる。この移動の間には、1対の第1の移動案内溝2
4に係合したバリア部材20の1対の外向係合突起20
dが1対の第1の移動案内溝24の第1の部分24aか
ら第2の部分24bへと摺動するとともに、1対の第2
の移動案内溝28に係合したバリア部材20の1対の内
向係合突起20eが1対の第2の移動案内溝28の第1
の部分28aから第2の部分28bへと摺動することに
より、バリア部材20は外表面が外装ハウジング10の
外表面において凹所18の周囲に位置する部分と面一で
あった状態から前方へと押し出されて自身の外表面を外
装ハウジング10の外表面において凹所18の周囲に位
置する部分よりも上記前方に突出させる。
【0049】そしてバリア部材20の1対の外向係合突
起20dが図3の(D)に示す如く1対の第1の移動案
内溝24の第2の部分24bに配置されるとともに、1
対の内向係合突起20eが図3の(C)に示す如く1対
の第2の移動案内溝28の第2の部分28bに配置され
ると、バリア部材20は図2に示す露呈位置に配置され
る。
【0050】図3の(C)及び(D)からは、露呈位置
のバリア部材20の外表面が外装ハウジング10の外表
面において凹所18の周囲に位置する部分よりも上記前
方に突出している様子が分かる。そして、外装ハウジン
グ10の外表面の右端部の厚さを増加させ、撮影レンズ
22の使用時、即ち撮影時、における外装ハウジング1
0の外表面の右端部の握り易さを創出する。
【0051】なお、バリア部材20が露呈位置に到達す
る直前に、バリア部材20の上下1対の内向係合突起2
0eの中で上方の内向係合突起20eが図5に示す如く
電源スイッチレバー44の上方延出腕44aを付勢手段
48の付勢力に抗して押圧する。これにより電源スイッ
チレバー44は水平延出腕44bを図5に実線で示す水
平位置から2点鎖線で示す上方位置に向かわせるよう回
転し、この結果として前述した如く電源スイッチレバー
44の端子台46上の端子46aが外装ハウジング10
中の配線基板46b上の2つの接点パターンの両者に接
するようになる。そして、この実施の形態のバリア部材
を有したカメラの図示しない電気回路の為の電源スイッ
チをオンにする。この時、撮影レンズ22は前述した沈
胴位置から前述した突出位置へと光軸23に沿い移動し
て凹所18の中央部分18aから図2に示す如く突出す
る。
【0052】また上記直前にはバリア部材20のクリッ
クばね34の湾曲部34aが、図4の(B)に2点鎖線
で示す如く凹所18の右端部18bの右端近傍部位18
b´の第2の係合溝38に挿入される。しかしながら、
第2の係合溝38において撮影レンズ22から遠い方の
端面は図4の(B)を参照しながら前述した如く比較的
緩やかな斜面となっているので、クリックばね34は第
2の係合溝38から大きな抵抗を受けることなく直ちに
第2の係合溝38を離脱する。
【0053】そして、バリア部材20が図2に示されて
いる如き露呈位置に到達した時に、クリックばね34の
湾曲部34aが第2の係合溝38に隣接した第3の係合
溝40に図4の(B)に実線で示す如く挿入され係合さ
れる。
【0054】第3の係合溝40において撮影レンズ22
に近い方の端面は図4の(B)を参照しながら前述した
如く比較的急な斜面となっている。従って、バリア部材
20が図2に示された露呈位置に一旦配置されると、前
述したバリア部材20が図1に示された閉成位置に配置
されていた時と同様に、図2に示された露呈位置から図
1に示された閉成位置へと向かう方向の所定以上の力が
バリア部材20の飾り縁20aに負荷されなければ、バ
リア部材20は上記係合を解除して図1に示された閉成
位置へと向かうことは出来ない。
【0055】バリア部材20の飾り縁20aに上記所定
以上の力が負荷されて上記係合が解除されるとバリア部
材20は図2に示された露呈位置から図1に示された閉
成位置へと向かい移動される。そして、この移動の直後
に、電源スイッチレバー44の上方延出腕44aに対す
るバリア部材20の上方の内向係合部材20eによる押
圧が解除され、電源スイッチレバー44は付勢手段48
の付勢力により水平延出腕44bを2点鎖線で示す上方
位置から図5に実線で示す水平位置へと復帰させるよう
回転する。この結果として前述した如く電源スイッチレ
バー44の端子台46上の端子46aが外装ハウジング
10中の配線基板46b上の2つの接点パターンの一方
にのみ接するようになり、この実施の形態のバリア部材
を有したカメラの図示しない電気回路の為の電源スイッ
チをオフにする。
【0056】これにより上記カメラは初期状態にされ
る。従って、バリア部材20が図2に示された露呈位置
に配置されている間に撮影レンズ22が撮影準備位置で
図1に示された閉成位置のバリア部材20よりも前方に
突出していた場合でも、撮影レンズ22は図1に示され
た閉成位置のバリア部材20よりも後方に引っ込む。
【0057】バリア部材20が図2に示された露呈位置
から上述した如く図1に示された閉成位置へと向かい移
動を開始した直後にはまた、クリックばね34の湾曲部
34aが第2の係合溝38に図4の(B)に2点鎖線で
示す如く挿入され係合される。第2の係合溝38におい
て撮影レンズ22に近い方の端面は図4の(B)を参照
しながら前述した如く比較的急な斜面となっている。従
って、バリア部材20の上記移動はここで一旦停止され
る。
【0058】そして、この一旦停止は以下の効果を生じ
させる。即ち、バリア部材20が図2に示された露呈位
置から図1に示された閉成位置へと向かい移動される速
度が速すぎる場合でも、バリア部材20が露呈位置に配
置されていた間に上述した如く例えば撮影準備位置で図
1に示された閉成位置のバリア部材20よりも前方に突
出していた撮影レンズ22が上述した如くカメラの図示
しない電気回路の為の電源スイッチがオフにされて閉成
位置のバリア部材20よりも後方に引っ込むまでの時間
を確保し、撮影レンズ22に対するバリア部材20の衝
突を防止する。この衝突は撮影レンズ22の故障や破損
を生じさせる原因である。
【0059】一旦停止されたバリア部材20は、飾り縁
20aを図1に示された閉成位置へと向かいさらに強く
押圧されることにより第2の係合溝38からクリックば
ね34の湾曲部34aを離脱させて図1に示された閉成
位置へと向かう移動を再開される。
【0060】上述した記載から明らかなように、この実
施の形態に従ったバリア部材を有するカメラにおいて
は、撮影レンズ22を挟んだ両側で互いに対向した位置
に対をなして配置されバリア部材20の支持に寄与する
少なくとも2対の支持部が、バリア部材20の上下縁に
設けられている2対の突出腕20b,20cと2対の突
出腕20b,20cの突出端から相互に遠ざかる方向及
び相互に接近する方向に延出している1対の外向係合突
起20d及び1対の内向係合突起20eとの組み合わせ
により構成されていることが分かる。
【0061】また、1対の第1の移動案内溝24に係合
して1対の第1の移動案内溝24中を摺動する1対の外
向係合突起20d及び1対の第2の移動案内溝28に係
合して1対の第2の移動案内溝28中を摺動する1対の
内向係合突起20eの夫々は、係合部または摺動係合部
と呼ぶことも出来る。
【0062】また、撮影レンズ22を挟んだ両側で上記
少なくとも2対の支持部の夫々の支持部と単独で係合す
る少なくとも4本のレール部が、1対の外向係合突起2
0dの夫々が係合される1対の第1の移動案内溝24及
び1対の内向係合突起20eの夫々が係合される1対の
第2の移動案内溝28により構成されていることが分か
る。
【0063】このような構成のこの実施の形態に従った
バリア部材を有するカメラは、外装ハウジング10の1
対の第1の移動案内溝24及び1対の第2の移動案内溝
28により構成されている少なくとも4本のレール部に
係合した1対の外向係合突起20d及び1対の内向係合
突起20eとこれら外向係合突起20d及び内向係合突
起20eが突出されているバリア部材20の上下縁に設
けられている2対の突出腕20b,20cとの組み合わ
せにより構成されている少なくとも2対の支持部がバリ
ア部材20の支持に寄与しているので、構成が簡易であ
りながら、露呈位置と閉成位置との間でバリア部材20
を滑らかに移動させることが出来る。
【0064】上述した記載から明らかなように、この発
明に従ったバリア部材を有するカメラは以下のように規
定することが出来る。 1.撮影レンズを露呈する位置と閉成する位置とに移動
可能なバリア部材を有するカメラにおいて、上記撮影レ
ンズを挟んだ両側で、互いに対向した位置に対をなして
配置され、上記バリア部材の支持に寄与する少なくとも
2対の支持部と、上記撮影レンズを挟んだ両側で、上記
少なくとも2対の支持部の夫々の支持部と単独で係合す
る少なくとも4本のレール部と、を具備したことを特徴
とするバリア部材を有するカメラ。
【0065】2.上記2対の支持部材は上記バリア部材
に設けられ、上記4本のレール部はカメラ本体を含む該
バリア部材以外の部材で形成されていることを特徴とす
る上記1項に記載のバリア部材を有するカメラ。
【0066】3.上記バリア部材が閉成位置にある場合
において、上記バリア部材に設けられた2対の支持部の
内の一方は第1の位置である上記撮影レンズ近傍に配置
され、他方は第1の位置よりも撮影レンズから離れた第
2の位置に配置されていることを特徴とする上記2項に
記載のバリア部材を有するカメラ。
【0067】4.上記4本のレール部の内の2本は、上
記撮影レンズを挟んだ両側でカメラ本体に形成され、残
りの2本は該カメラ本体と上記バリア部材との間に配置
された部材とによって形成されていることを特徴とする
上記2項に記載のバリア部材を有するカメラ。
【0068】5.撮影レンズを露呈する位置と閉成する
位置とに移動可能なバリア部材を有するカメラにおい
て、撮影レンズを挟んで上記バリア部材の両側部に設け
られていて、互いに対向した位置に対をなして配置さ
れ、上記撮影レンズ近傍の第1の位置と該第1の位置よ
りも撮影レンズから離れた第2の位置とに配置された2
対の支持部と、上記撮影レンズを挟んでカメラ本体の両
側部に設けられ、上記第1の位置に対応して上記バリア
部材に配置された1対の支持部と係合する1対の第1の
レール部と、上記第2の位置に対応して上記バリア部材
に配置された1対の支持部と係合する1対の第2のレー
ル部を、上記撮影レンズを挟んだカメラ本体の両側部で
カメラ本体とともに形成するレール形成部材と、を具備
したバリア部材を有するカメラ。
【0069】6.上記1対の第1のレール部と係合する
上記バリア部材に配置された1対の支持部は上記撮影レ
ンズの光軸に対して垂直な方向に突出し、上記1対の第
2のレール部と係合する上記バリア部材に配置された1
対の支持部も上記撮影レンズの光軸に対して垂直な方向
に突出することを特徴とする上記5項に記載のバリア部
材を有するカメラ。
【0070】7.撮影レンズを覆う閉じ位置と撮影レン
ズから退避する開位置とに移動するバリアを有するカメ
ラにおいて、上記閉じ位置と上記開位置とでは上記撮影
レンズの光軸に沿った方向における上記バリアの位置を
異ならせる2対の溝を有するカメラ本体と、上記2対の
溝の一方の1対の溝に係合して摺動する1対の係合部と
上記2対の溝の他方の1対の溝に係合して摺動するもう
1対の係合部とを有するバリア部材と、を備えたことを
特徴とするバリアを有するカメラ。
【0071】8.撮影レンズを覆う閉じ位置と撮影レン
ズから退避する開位置とに移動するバリアを有するカメ
ラにおいて、上記バリアを上記閉じ位置と上記開位置と
の間で移動させ、かつ上記撮影レンズの光軸に沿った方
向における上記バリアの位置を異ならせる2対の溝を有
するカメラ本体と、上記2対の溝の一方の1対の溝に係
合して摺動する1対の係合部と上記2対の溝の他方の1
対の溝に係合して摺動するもう1対の係合部とを有する
バリア部材と、を備えており、上記2対の溝の上記一方
の1対の溝はカメラ本体に一体構造とされていて、上記
2対の溝の上記他方の1対の溝はカメラ本体とは別の部
材から構成されている、ことを特徴とするバリアを有す
るカメラ。
【0072】9.撮影レンズを覆う閉じ位置と撮影レン
ズから退避する開位置とに移動するバリアを有するカメ
ラにおいて、上記バリアを上記撮影レンズの光軸に沿っ
た方向と直交する方向に移動させ、かつ上記撮影レンズ
の光軸に沿った方向にも移動させる為の2対の溝と、上
記バリアに設けられ、上記2対の溝内を摺動する2対の
摺動係合部と、を備えたことを特徴とするバリアを有す
るカメラ。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
この発明に従ったバリア部材を有するカメラによれば、
バリア部材を露呈位置と閉成位置との間で滑らかに移動
させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に従ったバリア部材を
有するカメラを、バリア部材が閉成位置に配置された状
態で示す概略的な斜視図である。
【図2】この発明の一実施の形態に従ったバリア部材を
有するカメラを、バリア部材が露呈位置に配置された状
態で示す概略的な斜視図である。
【図3】(A)は、図1のA−A線に沿って閉成位置の
バリア部材の1対の内向係合突起が外装ハウジングの凹
所の1対の第2の移動案内溝において撮影レンズに接近
した第1の部分に配置されている状態を示す概略的な横
断面図であり;(B)は、図1のB−B線に沿って閉成
位置のバリア部材の1対の第1の外向係合突起が外装ハ
ウジングの凹所の1対の第1の移動案内溝において撮影
レンズに接近した第1の部分に配置されている状態を示
す概略的な横断面図であり;(C)は、図2のC−C線
に沿って露呈位置のバリア部材の1対の第2の内向係合
突起が外装ハウジングの凹所の1対の第2の移動案内溝
において撮影レンズから遠ざかった第2の部分に配置さ
れている状態を示す概略的な横断面図であり;そして、
(D)は、図2のD−D線に沿って露呈位置のバリア部
材の1対の外向係合突起が外装ハウジングの凹所の1対
の第1の移動案内溝において撮影レンズから遠ざかった
第2の部分に配置されている状態を示す概略的な横断面
図である。
【図4】(A)は、カメラの外装ハウジングの外表面に
おいてバリア部材が設けられている凹所をバリア部材を
分離し拡大して示す分解斜視図であり;そして、(B)
は、バリア部材の移動を制御するクリック部材が係合す
る係合溝を図4の(A)のE−E線に沿って拡大して示
す水平断面図である。
【図5】カメラの外装ハウジングの凹所において右端部
の右端近傍部位の上端に設けられバリア部材の露呈位置
への移動により操作されるカメラの電源スイッチを拡大
して示す概略的な正面図である。
【図6】図5のF−F線に沿った電源スイッチの概略的
な水平断面図である。
【符号の説明】
10 外装ハウジング(カメラ本体) 18 凹所 20 バリア部材(バリア) 20b 突出腕(支持部) 20c 突出腕(支持部) 20d 外向係合突起(支持部,係合部,摺動係合部) 20e 内向係合突起(支持部,係合部,摺動係合部) 22 撮影レンズ 24 第1の移動案内溝(レール部,溝) 28 第2の移動案内溝(レール部、溝) 26 独立カバー部材(独立部材,レール形成部材)
フロントページの続き (72)発明者 片桐 護八 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H083 CC23 CC32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズを露呈する位置と閉成する位
    置とに移動可能なバリア部材を有するカメラにおいて、 上記撮影レンズを挟んだ両側で、互いに対向した位置に
    対をなして配置され、上記バリア部材の支持に寄与する
    少なくとも2対の支持部と、 上記撮影レンズを挟んだ両側で、上記少なくとも2対の
    支持部の夫々の支持部と単独で係合する少なくとも4本
    のレール部と、 を具備したことを特徴とするバリア部材を有するカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 上記2対の支持部は上記バリア部材に設
    けられ、上記4本のレール部はカメラ本体を含む該バリ
    ア部材以外の部材で形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載のバリア部材を有するカメラ。
  3. 【請求項3】 上記バリア部材が閉成位置にある場合に
    おいて、上記バリア部材に設けられた2対の支持部の内
    の一方は第1の位置である上記撮影レンズ近傍に配置さ
    れ、他方は第1の位置よりも撮影レンズから離れた第2
    の位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記
    載のバリア部材を有するカメラ。
  4. 【請求項4】 上記4本のレール部の内の2本は、上記
    撮影レンズを挟んだ両側でカメラ本体に形成され、残り
    の2本は該カメラ本体と上記バリア部材との間に配置さ
    れた部材とによって形成されていることを特徴とする請
    求項2に記載のバリア部材を有するカメラ。
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