JP2002221750A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002221750A
JP2002221750A JP2001017175A JP2001017175A JP2002221750A JP 2002221750 A JP2002221750 A JP 2002221750A JP 2001017175 A JP2001017175 A JP 2001017175A JP 2001017175 A JP2001017175 A JP 2001017175A JP 2002221750 A JP2002221750 A JP 2002221750A
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JP
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lens
camera
photographing
barrier
taking
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Withdrawn
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JP2001017175A
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English (en)
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Tatsuya Suzuki
達哉 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レンズバリアを沈同式撮影レンズ鏡筒の前方側
端部に対し接近限界ぎりぎりの位置まで近付けて配置で
きカメラボディの薄型化を図れるカメラを提供。 【解決手段】本発明のカメラはカメラ本体10の前面に装
着され当該本体10の沈胴位置P1と撮影位置P2との間を光
軸Oに沿って進退可能な如く設けられた撮影レンズ21を
有する撮影レンズ鏡筒20と、前記本体10の前面に装着さ
れ非使用時において沈胴位置P1へ後退した撮影レンズ21
を覆う様に当該レンズ21の前面を閉止する閉止位置CPと
使用時において撮影位置P2へ前進する撮影レンズ21の移
動を妨げない様に当該レンズ21の前面を開放する開放位
置OPとの間を光軸Oに対して略垂直な方向へ移動可能に
設けられたレンズバリア30とを備え、撮影レンズ21が沈
胴位置P1にある時の撮影レンズ鏡筒20の前方側端部の外
面形状が閉止位置CPにあるレンズバリア30の内面形状に
添う形に形成されている事を主たる特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズバリア付きの
沈胴形撮影レンズ鏡筒を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】レンズバリア付きの沈胴形撮影レンズ鏡
筒を備えたカメラは、レンズバリアによるレンズ保護機
能及び沈胴形撮影レンズ鏡筒による沈胴機能を備えてい
る。このためカメラ非使用時において、撮影レンズが安
全に保護されると共にカメラボディの薄型化が図られ
る。その結果、上記カメラは大変持ち運びやすく携帯性
にすぐれている。
【0003】図4は従来のレンズバリア付きの沈胴形撮
影レンズ鏡筒を備えたカメラの一例を示す要部断面図で
ある。図4において、50はカメラ本体、60は沈胴形
の撮影レンズ鏡筒、70はレンズバリアである。
【0004】沈胴形撮影レンズ鏡筒60は、撮影レンズ
61を保持している移動鏡枠62が撮影光軸Oに沿って
進退動作し得るものとなっている。すなわちカメラ非使
用時においては撮影レンズ61がカメラ本体50内の沈
胴位置P1まで後退して縮小収納状態となり、カメラ使
用時においては二点鎖線で示すように撮影レンズ61が
カメラ本体50の外方の撮影位置P2まで前進して撮影
可能な状態となる。
【0005】レンズバリア70は、通常は撮影光軸Oに
対し直交する方向(紙面に垂直な方向)へ移動可能な如
く、カメラ本体50の前面に取付けられている。すなわ
ちカメラ非使用時においては前記撮影レンズ61の前面
を覆う閉止位置に移動して撮影レンズ61を保護する状
態となり、カメラ使用時においては撮影レンズ61の前
面からずれた開放位置へ移動し,当該撮影レンズ61の
前面を開放して撮影可能な状態となす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のレンズバリ
ア70付きの沈胴形撮影レンズ鏡筒60を備えたカメラ
では、撮影レンズ61が沈胴位置P1に後退したときの
沈胴形撮影レンズ鏡筒60の前方側端部の外面形状は、
図4に示されているように、その前面が撮影光軸Oに垂
直な略平坦面を呈するように設けられている。一方、レ
ンズバリア70の内面形状は、図示の如く、通常は前記
沈胴形撮影レンズ鏡筒60の移動鏡枠62などの外周縁
に接触しないように、また外力に耐え得る機械的強度を
確保すべく凹状の湾曲面となっている。このため撮影光
軸O上のレンズバリア70の内面と撮影レンズ61の外
面とは、比較的大きな離間距離Gを隔てて対向するもの
となっていた。このためレンズバリア込みのカメラボデ
ィの厚み寸法が比較的大きく、カメラの薄型化が阻害さ
れていた。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は主として下記のような利点
を有するカメラを提供することにある。
【0008】レンズバリアを、撮影光軸に沿って撮影レ
ンズ鏡筒の前方側端部に対し接近限界ぎりぎりの位置ま
で近付けて配置することができ、接近し得た距離に相当
する分だけ、従来よりもカメラ本体とレンズバリアとの
合計厚み寸法を小さくすることができ、カメラの薄型化
を図れる。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のカメラは下記の如く構成され
たことを主たる特徴としている。なお下記以外の特徴あ
る構成については実施形態の中で明らかにする。
【0010】本発明のカメラは、カメラ本体と、前記カ
メラ本体の前面に装着され、当該カメラ本体の後方側へ
後退した沈胴位置と前記カメラ本体の前方側へ前進した
撮影位置との間を、撮影光軸に沿って進退可能な如く設
けられた撮影レンズを有する撮影レンズ鏡筒と、前記カ
メラ本体の前面に装着され、非使用時において前記沈胴
位置へ後退した前記撮影レンズを覆うように当該撮影レ
ンズの前面を閉止する閉止位置と、使用時において前記
撮影位置へ前進する前記撮影レンズの移動を妨げないよ
うに当該撮影レンズの前面を開放する開放位置との間
を、前記撮影光軸に対して略垂直に交差する方向(例え
ば直線からなる水平軸Hに沿った方向、あるいは水平面
内で湾曲した曲線からなる水平軸に沿った方向)へ移動
可能な如く設けられたレンズバリアとを備え、前記撮影
レンズが前記沈胴位置に後退しているときの前記撮影レ
ンズ鏡筒の前方側端部の外面形状が、前記閉止位置に位
置する前記レンズバリアの内面形状(凹状の円筒面や球
面等を含む)に添う形(凸状の円筒面や球面等を含む)
に形成されていることを特徴としている。
【0011】上記カメラにおいては、撮影レンズ鏡筒の
前方側端部の外面形状が、レンズバリアの内面形状に略
一致したものとなるので、レンズバリア内面中央部位を
撮影光軸に沿って撮影レンズ鏡筒の前方側端部に対し接
近限界ぎりぎりの位置まで近付けて配置することができ
る。その結果、上記接近させ得た距離に相当する分だ
け、従来よりもカメラ本体とレンズバリアとの合計厚み
寸法を小さくすることができ、カメラの薄型化を図れ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明の
第1実施形態に係るカメラを示す図で、(a)は外観を
示す斜視図、(b)は要部の縦断面図である。図1にお
いて、カメラ本体10は前カバー11a,後カバー11
bからなる外装部材11で覆われたものとなっている。
上記カメラ本体10の前面には、撮影レンズ21を備え
た沈胴形撮影レンズ鏡筒20及びレンズバリア30が装
着されている。
【0013】沈胴形撮影レンズ鏡筒20は、撮影レンズ
21が、沈胴位置P1と撮影位置P2との間を、撮影光
軸Oに沿って進退可能な如く設けられたものとなってい
る。すなわち、沈胴形撮影レンズ鏡筒20は、撮影レン
ズ21を先端に保持した移動鏡枠22が、固定枠(外
枠)24の内側に嵌め込まれている回転枠(カム枠)2
3の回転に伴って、撮影光軸Oに沿って矢印Zで示す方
向に進退動作し得るものとなっている。なお撮影レンズ
21は、レンズ押え部材25によって移動鏡枠22の先
端に保持されている。
【0014】かくしてこの沈胴形撮影レンズ鏡筒20
は、カメラ非使用時においては、撮影レンズ21がレン
ズ間隔を短縮しながら、前記カメラ本体10の後方側へ
後退した沈胴位置P1まで引き込まれて縮小収納状態と
なる。またカメラ使用時においては、撮影レンズ21が
レンズ間隔を所定間隔まで広げながら、二点鎖線で示す
ように当該カメラ本体10の前方側へ前進して撮影位置
P2まで突出して撮影可能な状態となる。
【0015】レンズバリア30は、撮影光軸Oに対し直
交する方向(本実施形態では水平軸Hに沿った矢印Xで
示す方向)へ移動可能な如く、カメラ本体10の前面に
取付けられている。かくしてこのレンズバリア30は、
カメラ非使用時においては、前記沈胴位置P1へ後退し
た前記撮影レンズ21の前面を覆うように、当該撮影レ
ンズ21の前面を覆う閉止位置CPに移動して撮影レン
ズ21を保護する。またカメラ使用時においては、前記
撮影位置P2へ前進する前記撮影レンズ21の移動を妨
げないように、当該撮影レンズ21の前面からずれた開
放位置OPへ移動し当該撮影レンズ21の前面を開放し
て撮影可能な状態となす。
【0016】撮影レンズ21が沈胴位置P1に後退して
いるときの撮影レンズ鏡筒20の前方側端部の外面形状
は、閉止位置CPに位置するレンズバリア30の内面形
状に添う形に形成されている。レンズバリア30の内面
形状は、当該バリア30の移動方向と平行な凹状の湾曲
面(本実施形態においては凹状の円筒面)からなってい
る。そして撮影レンズ鏡筒20の前方側端部の外面形状
は、少なくとも前記バリア30の移動方向と直交し且つ
前記撮影光軸Oを含む平面内の形状が、図1の(b)に
示す如く、前記内面形状に添った凸状の湾曲面を呈して
いる。
【0017】すなわち、図1の(b)に示すように、撮
影レンズ鏡筒20の前方側端部の外面形状は、撮影光軸
Oから遠ざかるにしたがって、カメラ本体10の後方
(図中右方向)へ順次段階的に後退している。かくし
て、いわゆる截頭錐体形をなす如く、撮影レンズ鏡筒2
0を構成する複数の筒体(本実施形態では移動鏡枠2
2、および固定枠24)の前方側の端面がS1、S2…
という具合に順次ずれた状態に位置決めされている。そ
して上記各端面は、撮影光軸Oから遠ざかるにしたがっ
て漸次後方側へ傾斜したテーパー面(大きく面取りされ
た傾斜面)Tとなっている。
【0018】上記本実施形態のカメラにおいては、撮影
レンズ鏡筒20の前方側端部の外面形状が、レンズバリ
ア30の内面形状に略一致したものとなる。このため、
レンズバリア30内面中央部位を、撮影光軸Oに沿って
撮影レンズ鏡筒20の前方側端部に対し接近限界ぎりぎ
りの位置(離間距離g=1mm以下)まで近付けて配置
することができる。この結果、両者を接近させ得た距離
に相当する分だけ、従来よりもカメラ本体10とレンズ
バリア30との合計厚み寸法を小さくすることができ
る。したがってカメラの一層の薄型化を図れる。
【0019】(第2実施形態)図2の(a)(b)は本
発明の第2実施形態に係るカメラの要部を示す図で、
(a)はカメラ上方から見た略式横断面図であり、
(b)はカメラ側方から見た略式縦断面図である。本実
施形態が第1実施形態と異なる点は、レンズバリアの内
面形状が略球面をなし、当該レンズバリアが略球面をな
すカメラ本体の前面に沿って円弧を描くようにスライド
するものとなっていると共に、撮影レンズ鏡筒の前方側
端部の外面形状が上記レンズバリアの内面形状に適合す
るように略球面状に形成されている点である。
【0020】図2の(a)(b)に示すように、カメラ
本体110の外装部材111の前面は、略球面をなす如
く湾曲している。この外装部材111の前面に装着され
ているレンズバリア130は、その内面形状が略球面を
なすように全体が湾曲しており、矢印Sで示すように上
記外装部材111の前面に沿って円弧を描くようにスラ
イドし得るものとなっている。撮影レンズ鏡筒120の
前方側端部の外面形状は、上記レンズバリア130の内
面形状に適合するように略球面状に形成されている。
【0021】すなわち撮影レンズ鏡筒120の前方側端
部の外面形状は、図2の(a)に示すように撮影光軸O
を含みレンズバリア130の移動方向と平行な平面内の
形状においても、また図2の(b)に示すように撮影光
軸Oを含みレンズバリア130の移動方向と直交する平
面内の形状においても、前記レンズバリア130の内面
形状に添った形状すなわち凸状の湾曲面を呈する如く形
成されている。具体的には、撮影レンズ鏡筒120を構
成する複数の筒体の前方側端面が、第1実施形態の場合
と同様に、順次後方側へずれた位置に位置決めされてお
り、且つ上記筒体の各端面が、撮影光軸Oから遠ざかる
にしたがって漸次後方側へ傾斜したテーパー面(大きく
面取りされた傾斜面)Tとなっている。
【0022】なお図2の(a)に示すように、レンズバ
リア130の移動方向と平行な水平面内の当該バリアの
形状は、図2の(b)に示すレンズバリア130の移動
方向と直交する垂直面内の当該バリアの形状に比べて湾
曲度が小さい。従ってこれに合わせて、図2の(a)に
示す撮影レンズ鏡筒120の前方側端部の外面形状が図
2の(b)に示す撮影レンズ鏡筒120の前方側端部の
外面形状よりも小さな湾曲度を呈するように、各筒体の
端面の位置ずれ量及びテーパー面Tの傾斜角度を適宜調
整設定してもよい。
【0023】上記以外の点については第1実施形態と同
様であるのでその説明は省略する。
【0024】(第3実施形態)図3の(a)〜(c)
は、いずれも本発明の第3実施形態に係るカメラの要部
を示す図で、(a)(b)(c)はそれぞれ移動鏡枠に
対する撮影レンズの取付け方の異なる例を示す略式断面
図である。なお本実施形態は、撮影レンズ鏡筒を構成す
る複数の筒体である移動鏡枠42,回転枠(カム枠)4
3,固定枠(外枠)44が、軸心側から順次外側へ同軸
的に配置され、且つ各枠体の前方側の各端面が撮影光軸
Oから遠ざかるにしたがってカメラ本体10の後方側
(図中右方側)へ順次段階的に後退しているタイプの撮
影レンズ鏡筒40を備えてなるカメラに本発明を適用し
た例である。なお図3において、撮影光軸Oの上下は対
称であるため、下半面は図示を省略している。
【0025】図3の(a)は、第1実施形態のカメラと
同様に、レンズ押さえ部材45により撮影レンズ21の
外周縁を押さえるように構成した例である。なお49は
撮影レンズ内面の周縁部を支持するためのレンズ支持部
である。
【0026】図3の(b)は、(a)に示したレンズ押
さえ部材45を省き、撮影レンズ21を移動鏡枠42の
保持部46に対し適宜な接着剤で接着固定した例であ
る。
【0027】図3の(c)は、レンズ押さえ部材47を
移動鏡枠42の前方端に一体的に形成すると共に、前記
レンズ支持部49を省き、撮影レンズ21を移動鏡枠4
2の保持部48に対し適宜な接着剤で接着固定した例で
ある。
【0028】なお図3の(a)(b)(c)に示した各
枠体の前方側の各端面の一部は、撮影光軸Oに対し垂直
な面を有しているが、これらを何れも第1実施形態と同
様に傾斜面としてもよい。
【0029】(実施形態における特徴点) [1]前記実施形態におけるカメラは、カメラ本体10
と、前記カメラ本体10の前面に装着され、当該カメラ
本体10の後方側へ後退した沈胴位置P1と前記カメラ
本体10の前方側へ前進した撮影位置P2との間を、撮
影光軸Oに沿って進退可能な如く設けられた撮影レンズ
21を有する撮影レンズ鏡筒20と、前記カメラ本体1
0の前面に装着され、非使用時において前記沈胴位置P
1へ後退した前記撮影レンズ21を覆うように当該撮影
レンズ21の前面を閉止する閉止位置CPと、使用時に
おいて前記撮影位置P2へ前進する前記撮影レンズ21
の移動を妨げないように当該撮影レンズ21の前面を開
放する開放位置OPとの間を、前記撮影光軸Oに対して
略垂直に交差する方向(例えば直線からなる水平軸Hに
沿った方向、あるいは水平面内で湾曲した曲線からなる
水平軸に沿った方向)へ移動可能な如く設けられたレン
ズバリア30と、を備え、前記撮影レンズ21が前記沈
胴位置P1に後退しているときの前記撮影レンズ鏡筒2
0の前方側端部の外面形状が、前記閉止位置CPに位置
する前記レンズバリア30の内面形状(凹状の円筒面や
球面等を含む)に添う形(凸状の円筒面や球面等を含
む)に形成されていることを特徴としている。
【0030】上記カメラにおいては、撮影レンズ鏡筒2
0の前方側端部の外面形状が、レンズバリア30の内面
形状に略一致したものとなるので、レンズバリア30内
面中央部位を撮影光軸Oに沿って撮影レンズ鏡筒20の
前方側端部に対し接近限界ぎりぎりの位置(離間距離
g)まで近付けて配置することができる。この結果、上
記接近させ得た距離に相当する分だけ、従来よりもカメ
ラ本体10とレンズバリア30との合計厚み寸法を小さ
くすることができ、カメラの薄型化を図れる。
【0031】[2]前記実施形態におけるカメラは、前
記[1]に記載のカメラであって、前記レンズバリア3
0の内面形状は、当該バリア30の移動方向と平行な凹
状の湾曲面からなり、前記撮影レンズ鏡筒20の前方側
端部の外面形状は、少なくとも前記バリア30の移動方
向と直交し且つ前記撮影光軸Oを含む平面内の形状が、
前記内面形状に適合する凸状の湾曲面を呈していること
を特徴としている。
【0032】上記カメラにおいては、レンズバリア30
を撮影レンズ鏡筒20の前方側端部に接近させ得るのは
勿論、通常の場合、外面形状が凸状の湾曲面をなすレン
ズバリア30の肉厚を均一化することができる。したが
って、所謂成形加工ひずみを小さくすることができる。
しかもレンズバリア30の外面形状は凸状の湾曲面とな
っていることから、レンズバリア30自体の外力に対す
る機械的強度の低下はなく、カメラの携帯性を損なうお
それもない。
【0033】[3]前記実施形態におけるカメラは、前
記[1]又は[2]に記載のカメラであって、前記撮影
レンズ21が前記沈胴位置P1に後退しているときの前
記撮影レンズ鏡筒20の前方側端部の外面形状は、前記
撮影光軸Oから遠ざかるにしたがって、前記カメラ本体
10の後方へ順次段階的に後退し、截頭錐体形をなす如
く、当該撮影レンズ鏡筒20を構成する複数の筒体(移
動鏡枠22、固定枠24、回転枠23など)の前方側の
端面が位置決めされていることを特徴としている。
【0034】上記カメラにおいては、撮影レンズ鏡筒2
0の前方側端部に格別の湾曲加工を施さなくとも、当該
前方側端部の形状を、実質的に凸状の湾曲面となし得
る。
【0035】[4]前記実施形態におけるカメラは、前
記[3]に記載のカメラであって、前記複数の筒体(移
動鏡枠22、固定枠24、回転枠23など)の前方側の
端面は、撮影光軸Oから遠ざかるにしたがって漸次後方
側へ傾斜するテーパー面(大きく面取りされた傾斜面)
Tを有していることを特徴としている。
【0036】上記カメラにおいては、撮影レンズ鏡筒2
0の前方側端部の形状が、凹凸の少ない滑らかな湾曲面
となる。このため、撮影レンズ鏡筒20の前方側端部の
外面形状を、レンズバリア30の内面形状により一層近
似したものとなし得る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、主として下記のような
作用効果を持つカメラを提供できる。
【0038】本発明においては、撮影レンズが沈胴位置
に後退しているときの撮影レンズ鏡筒の前方側端部の外
面形状が、閉止位置に位置するレンズバリアの内面形状
に添う形に形成されている。したがって本発明によれ
ば、レンズバリアを、撮影光軸に沿って撮影レンズ鏡筒
の前方側端部に対し接近限界ぎりぎりの位置まで近付け
て配置することができる。その結果、接近した距離に相
当する分だけ、従来よりもカメラ本体とレンズバリアと
の合計厚み寸法を小さくすることができ、カメラの薄型
化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラを示す図
で、(a)は外観を示す斜視図、(b)は要部の縦断面
図。
【図2】本発明の第2実施形態に係るカメラの要部を示
す図で、(a)はカメラ上方から見た略式横断面図、
(b)はカメラ側方から見た略式縦断面図。
【図3】本発明の第3実施形態に係るカメラの要部を示
す図で、(a)(b)(c)はそれぞれ移動鏡枠に対す
る撮影レンズの取付け方の異なる例を示す略式断面図。
【図4】従来例に係るカメラの要部断面図。
【符号の説明】
10…カメラ本体 11…外装部材 20…撮影レンズ鏡筒 21…撮影レンズ 22…移動鏡枠 23…回転枠 24…固定枠 25…レンズ押え部材 30…レンズバリア CP…閉止位置 OP…開放位置 P1…沈胴位置 P2…撮影位置 S1,S2…各枠体の前方側の端面位置 T1,T2…テーパ面 G,g…離間距離

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体と、 前記カメラ本体の前面に装着され、当該カメラ本体の後
    方側へ後退した沈胴位置と前記カメラ本体の前方側へ前
    進した撮影位置との間を、撮影光軸に沿って進退可能な
    如く設けられた撮影レンズを有する撮影レンズ鏡筒と、 前記カメラ本体の前面に装着され、非使用時において前
    記沈胴位置へ後退した前記撮影レンズを覆うように当該
    撮影レンズの前面を閉止する閉止位置と、使用時におい
    て前記撮影位置へ前進する前記撮影レンズの移動を妨げ
    ないように当該撮影レンズの前面を開放する開放位置と
    の間を、前記撮影光軸に対して略垂直に交差する方向へ
    移動可能な如く設けられたレンズバリアと、 を備え、前記撮影レンズが前記沈胴位置に後退している
    ときの前記撮影レンズ鏡筒の前方側端部の外面形状が、
    前記閉止位置に位置する前記レンズバリアの内面形状に
    添う形に形成されていることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記レンズバリアの内面形状は、当該バリ
    アの移動方向と平行な凹状の湾曲面からなり、前記撮影
    レンズ鏡筒の前方側端部の外面形状は、少なくとも前記
    バリアの移動方向と直交し且つ前記撮影光軸を含む平面
    内の形状が、前記内面形状に適合する凸状の湾曲面を呈
    していることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記撮影レンズが前記沈胴位置に後退して
    いるときの前記撮影レンズ鏡筒の前方側端部の外面形状
    は、前記撮影光軸から遠ざかるにしたがって前記カメラ
    本体の後方へ順次段階的に後退し、截頭錐体形をなす如
    く、当該撮影レンズ鏡筒を構成する複数の筒体の前方側
    の端面が位置決めされていることを特徴とする請求項1
    または2に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記複数の筒体の前方側の端面は、前記撮
    影光軸から遠ざかるにしたがって漸次後方側へ傾斜する
    テーパー面Tを有していることを特徴とする請求項3に
    記載のカメラ。
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