JP3395552B2 - レンズカバーを有するカメラ - Google Patents

レンズカバーを有するカメラ

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JP3395552B2 JP34248196A JP34248196A JP3395552B2 JP 3395552 B2 JP3395552 B2 JP 3395552B2 JP 34248196 A JP34248196 A JP 34248196A JP 34248196 A JP34248196 A JP 34248196A JP 3395552 B2 JP3395552 B2 JP 3395552B2
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/02Bodies
    • G03B17/04Bodies collapsible, foldable or extensible, e.g. book type

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズカバーを有
するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6は、従来のフルカバータ
イプのカメラの形状を示したもので、図5はカバーを全
閉した状態を示し、図6はカバーを全開した状態を示し
ている。
【0003】スライドカバー51は、ボディ52の上面
及び下面に設けられた直線のガイド溝53に沿って直線
的に移動する。即ち、レンズ50を覆う状態(全閉状
態)と、レンズ50を開放する状態(全開状態)とに移
動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5において、スライ
ドカバー51の全閉状態では、スライドカバー51とカ
メラボディ52との間に段差が生じ、カメラボディ52
のグリップ部52a(図5)ではスライドカバー51の
厚さ分だけ薄くしなければならない。そのために、カメ
ラ内部のスペースが削減されてしまう。逆にグリップ部
52aの内部スペースを確保しようとすると、カメラの
厚みか増加してしまう点で改善余地があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、未使用時にカメラの前面をフルフラット化する
ことと、非使用状態におけるボディの厚みを薄くすると
同時にグリップ側の内部スペースを確保することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明は、撮影レンズ前面を覆う閉位置と
前面からカメラの前カバーの前方へ退避する開位置との
間で移動可能なレンズカバーを有し、レンズカバーが閉
位置にあるとき、レンズカバーの前面が、開位置にある
ときのレンズカバーの前面よりもカメラ本体側へ沈み込
むようにレンズカバーを案内する案内部材を有し、案内
部材は、撮影レンズの光軸方向に対して変位する傾斜面
を形成することを特徴とする。請求項2の発明は、請求
項1において、レンズカバーは、案内部材に係合する2
つの従動部材を含み、従動部材は傾斜面よりも長い間隔
をもって配置されことを特徴とする。請求項3の発明
は、撮影レンズ前面を覆う閉位置と前面からカメラの前
力バーの前方へ退避する開位置との間で移動可能なレン
ズカバーを有し、レンズカバーが閉位置にあるとき、レ
ンズカバーの前面が、開位置にあるときのレンズカバー
の前面よりもカメラ本体側へ沈み込むようなレンズカバ
ーを有するカメラにおいて、レンズカバーが閉位置から
開位置へ移行するときに、移動方向側のレンズカバー端
が前カバーの前万へ移動可能な如く、レンズカバーを案
内する案内部材を有することを特徴とする。請求項4の
発明は、撮影レンズ前面を覆う閉位置と前面からカメラ
の前カバーの前方へ退避する閉位置との間で移動可能な
レンズカバーを有するカメラにおいて、レンズカバーが
閉位置にあるときにレンズカバーの裏面と対向する第1
ボディ前面と、レンズカバーが開位置にあるときにレン
ズカバーの裏面と対向する第2ボディ前面と、第1、第
2前面を連結する連結面と、レンズカバーを閉位置から
開位置へ移行させさときにレンズカバーを連結面に干渉
させないようにレンズカバー案内する案内部材とを有す
ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0008】図1および図2は、本発明によるレンズカ
バーを有するカメラの一実施例を示す斜視図である。図
1はカバーを全閉した状態を示し、図2はカバーを全開
した状態を示している。
【0009】図1および図2において、スライドカバー
11は、カメラボディ12の上面及び下面に設けられた
ガイド溝13に沿って移動する。即ち、スライドカバー
11はガイド溝13に案内されて、撮影レンズ21aを
覆う状態(全閉状態)と撮影レンズ21aを開放する状
態(全開状態)とに移動する。
【0010】なお、図1の14はレリーズ釦、15はス
トロボである。また、図2の21はレンズ鏡筒、22は
オートフォーカス窓、23はファインダー窓である。
【0011】図3は、中央縦断面を示した断面図であ
る。カメラボディ12の上面及び下面に設けられたガイ
ド溝13に、スライドカバー11の内側に突き出ている
ガイドピン11aが上下の二方向から係合している。こ
れによりスライドカバー11は、ガイド溝13から外れ
ることなくガイド溝13に案内されて移動する。
【0012】図4は上面図であり、スライドカバー11
の開閉動作を説明している。
【0013】図4(a)は、カメラの非使用状態、即ち
スライドカバー11の全閉状態を示している。ガイド溝
13には、スライドカバー11から突き出たガイドピン
11a及び11bが係合している。この状態でカメラ前
面はスライドカバー11とその隣接するカメラボディ1
2の表面との間で段差の無い状態、即ちフルフラット形
状になっている。
【0014】図4(b)は、スライドカバー11を途中
までスライドさせた状態を示している。図4(a)の状
態からスライドカバー11が矢印A方向にスライドされ
ると、まずガイドピン11aがガイド溝13の折れ曲が
り部13aの形状に沿って動き、スライドカバー11は
図4(b)に示した如く進行方向の先端部がボディ12
より浮き上がる。スライドカバー11を更に矢印B方向
にスライドすると、図4(c)に示す状態となる。
【0015】図4(c)は、スライドカバー11の全開
状態を示している。スライドカバー11が、全開状態に
なったことを不図示のスイッチにより検知して、不図示
の駆動機構により鏡筒21が繰り出される。スライドカ
バー11の全開状態では、図2で示したようにオートフ
ォーカス窓22とファインダー窓23も露出するので、
カメラは使用可能状態(撮影状態)になる。この状態で
は、スライドカバー11は、カメラホディのグリップと
しての機能を果たす。
【0016】スライドカバー11を閉じる場合は、前記
動作の逆を行えば良い。即ち、図4(b)の状態を経由
して、図4(a)のスライドカバー11を全閉した状態
に戻る。
【0017】なお、上述した実施例では、スライドカバ
ー11を案内するのは溝13として説明したが、突起
(レール)であっても良く、更に他の案内部材であって
も良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、カメラの未使用時にカ
メラの前面をフルフラット化することができる。またカ
メラの未使用時におけるボディの最大厚みを厚くするこ
となくグリップ側の内部スペースを確保することができ
る。さらに、カメラ使用時にはグリップ部の厚みを厚く
することができ、握り易くなる効果も得られる。特に、
請求項1に記載の発明によれば、案内部材に撮影レンズ
の光軸方向に対して変位する傾斜面を形成したので、開
位置と閉位置とレンズカバーをスムーズに移動させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンズカバーを有するカメラの一
実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるレンズカバーを有するカメラの一
実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明によるレンズカバーを有するカメラの一
実施例を示す断面図である。
【図4】本発明によるレンズカバーを有するカメラの一
実施例を示す上面図である。
【図5】従来のレンズカバーを有するカメラの一例を示
す斜視図である。
【図6】従来のレンズカバーを有するカメラの一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
11 スライドカバー 11a ガイドピン 12 カメラボディ 13 ガイド溝 13a 折れ曲がり部 21 鏡筒 21a 撮影レンズ 22 オートフォーカス窓 23 ファインダー窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−50143(JP,A) 実開 昭57−121322(JP,U) 実開 平3−26613(JP,U) 実開 平3−18375(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 11/04 G03B 17/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズ前面を覆う閉位置と前記前面
    からカメラの前カバーの前方へ退避する開位置との間で
    移動可能なレンズカバーを有し、該レンズカバーが前記
    閉位置にあるとき、前記レンズカバーの前面が、前記開
    位置にあるときのレンズカバーの前面よりもカメラ本体
    側へ沈み込むように前記レンズカバーを案内する案内部
    材を有し、前記案内部材は、前記撮影レンズの光軸方向
    に対して変位する傾斜面を形成することを特徴とするレ
    ンズカバーを有するカメラ。
  2. 【請求項2】 前記レンズカバーは、前記案内部材に係
    合する2つの従動部材を含み、該従動部材は前記傾斜面
    よりも長い間隔をもって配置されことを特徴とする請求
    項1に記載のレンズカバーを有するカメラ。
  3. 【請求項3】 撮影レンズ前面を覆う閉位置と前記前面
    からカメラの前力バーの前方へ退避する開位置との間で
    移動可能なレンズカバーを有し、該レンズカバーが前記
    閉位置にあるとき、前記レンズカバーの前面が、前記開
    位置にあるときのレンズカバーの前面よりもカメラ本体
    側へ沈み込むようなレンズカバーを有するカメラにおい
    て、 前記レンズカバーが前記閉位置から前記開位置へ移行す
    るときに、前記移動方向側の前記レンズカバー端が前記
    前カバーの前万へ移動可能な如く、前記レンズカバーを
    案内する案内部材を有することを特徴とするレンズカバ
    ーを有するカメラ。
  4. 【請求項4】 撮影レンズ前面を覆う閉位置と前記前面
    からカメラの前カバーの前方へ退避する閉位置との間で
    移動可能なレンズカバーを有するカメラにおいて、 前記レンズカバーが前記閉位置にあるときに前記レンズ
    カバーの裏面と対向する第1ボディ前面と、前記レンズ
    カバーが前記開位置にあるときに前記レンズカバーの裏
    面と対向する第2ボディ前面と、前記第1、第2前面を
    連結する連結面と、前記レンズカバーを前記閉位置から
    前記開位置へ移行させさときに前記レンズカバーを前記
    連結面に干渉させないように前記レンズカバー案内する
    案内部材とを有することを特徴とするレンズカバーを有
    するカメラ。
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