JPH06245831A - 引出し用閉止装置 - Google Patents
引出し用閉止装置Info
- Publication number
- JPH06245831A JPH06245831A JP5063358A JP6335893A JPH06245831A JP H06245831 A JPH06245831 A JP H06245831A JP 5063358 A JP5063358 A JP 5063358A JP 6335893 A JP6335893 A JP 6335893A JP H06245831 A JPH06245831 A JP H06245831A
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- JP
- Japan
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- drawer
- closing device
- roller
- leaf spring
- slide rail
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 引出しの引込み機能を有し、かつ構造が簡単
で組立て容易であると共に安価であること。 【構成】 引出しと、引出しを収納する本体との間に取
付けられた負荷伝達部材(ベースレール3,スライドレ
ール2,ベースローラ31,スライドローラ21及びガ
イドローラ22)からなる引出し用閉止装置において、
前記負荷伝達部材に当接して引出しを挿入方向へ付勢す
る弾圧部材としての板ばね4を具備している。
で組立て容易であると共に安価であること。 【構成】 引出しと、引出しを収納する本体との間に取
付けられた負荷伝達部材(ベースレール3,スライドレ
ール2,ベースローラ31,スライドローラ21及びガ
イドローラ22)からなる引出し用閉止装置において、
前記負荷伝達部材に当接して引出しを挿入方向へ付勢す
る弾圧部材としての板ばね4を具備している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は机、棚、システムキッチ
ン等の本体に収納される引出しを最終収納位置へ自ら閉
止する引出し用閉止装置に関する。
ン等の本体に収納される引出しを最終収納位置へ自ら閉
止する引出し用閉止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来型引出し用閉止装置は特開
平2−286102号公報に開示されている。この従来
型引出し用閉止装置は、傾斜部分と、案内トラックと、
駆動ピンと、ばね部材とから大略構成されている。この
とき傾斜部分は本体側壁に固着されるレールに形成され
た案内トラックに摺動可能に取付けられており、案内ト
ラックは後方の長くかつ真っ直ぐな部分及び前方の弓形
の部分からなる溝として形成されており、かつ駆動ピン
は引出し壁に固着されると共に傾斜部分に形成された上
方に開口するスロット内に延在するように設けられてい
る。ばね部材は一端が本体に他端が傾斜部分にそれぞれ
連結されて取付けられている。この従来型引出し用閉止
装置によれば、引出しが開放されるとき、傾斜部分はば
ね部材のばね力に抗して案内トラックの弓形の部分に達
するまで真っ直ぐな部分に沿って移動し、弓形の部分で
傾斜状態となり、駆動ピンがスロット内から離脱する。
この状態では引出しはばね部材のばね力から解放され、
引き戻されることなくその位置で停止する。引出しが挿
入されるとき、引出しの移動によって駆動ピンが傾斜部
分のスロットに再び係合し、さらに同方向へ移動するこ
とによって傾斜部分を弓形の部分から真っ直ぐな部分へ
移動させ、それ以降引出しはばね部材のばね力により挿
入方向へ挿入される。
平2−286102号公報に開示されている。この従来
型引出し用閉止装置は、傾斜部分と、案内トラックと、
駆動ピンと、ばね部材とから大略構成されている。この
とき傾斜部分は本体側壁に固着されるレールに形成され
た案内トラックに摺動可能に取付けられており、案内ト
ラックは後方の長くかつ真っ直ぐな部分及び前方の弓形
の部分からなる溝として形成されており、かつ駆動ピン
は引出し壁に固着されると共に傾斜部分に形成された上
方に開口するスロット内に延在するように設けられてい
る。ばね部材は一端が本体に他端が傾斜部分にそれぞれ
連結されて取付けられている。この従来型引出し用閉止
装置によれば、引出しが開放されるとき、傾斜部分はば
ね部材のばね力に抗して案内トラックの弓形の部分に達
するまで真っ直ぐな部分に沿って移動し、弓形の部分で
傾斜状態となり、駆動ピンがスロット内から離脱する。
この状態では引出しはばね部材のばね力から解放され、
引き戻されることなくその位置で停止する。引出しが挿
入されるとき、引出しの移動によって駆動ピンが傾斜部
分のスロットに再び係合し、さらに同方向へ移動するこ
とによって傾斜部分を弓形の部分から真っ直ぐな部分へ
移動させ、それ以降引出しはばね部材のばね力により挿
入方向へ挿入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来型引
出し用閉止装置は、傾斜部分、案内トラックを設けたレ
ール、駆動ピン、及びばね部材によって主要構成部品が
構成されるものであるから部品点数が多く、複雑な構造
となって組付けが面倒となるばかりでなくひいては高価
なものとなっていた。さらに従来型引出し用閉止装置
は、引出しの挿入状態において、ガタつき防止手段が無
いので他の構成部材の加工精度が要求され、この点から
も高価なものとなっている。
出し用閉止装置は、傾斜部分、案内トラックを設けたレ
ール、駆動ピン、及びばね部材によって主要構成部品が
構成されるものであるから部品点数が多く、複雑な構造
となって組付けが面倒となるばかりでなくひいては高価
なものとなっていた。さらに従来型引出し用閉止装置
は、引出しの挿入状態において、ガタつき防止手段が無
いので他の構成部材の加工精度が要求され、この点から
も高価なものとなっている。
【0004】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、構造が簡単で組立て容易である
と共に安価な引出し用閉止装置を提供するにある。
のであり、その目的は、構造が簡単で組立て容易である
と共に安価な引出し用閉止装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した目的を
達成するため、引出しと、引出しを収納する本体との間
に取付けられた負荷伝達部材からなる引出し用閉止装置
において、前記引出しの移動に伴う前記負荷伝達部材同
士の相対移動通路内に突出させると共に撓み可能に取付
けられており、前記相対移動する負荷伝達部材が当接し
て引出しを挿入方向へ付勢する弾圧部材を具備したこと
を特徴としている。
達成するため、引出しと、引出しを収納する本体との間
に取付けられた負荷伝達部材からなる引出し用閉止装置
において、前記引出しの移動に伴う前記負荷伝達部材同
士の相対移動通路内に突出させると共に撓み可能に取付
けられており、前記相対移動する負荷伝達部材が当接し
て引出しを挿入方向へ付勢する弾圧部材を具備したこと
を特徴としている。
【0006】
【作用】本発明は、前記した構成になっているので弾圧
部材は負荷伝達部材に当接して撓んで引出しを挿入方向
へ付勢すると共に、負荷伝達部材を押圧して閉止状態に
ある引出しをガタ付きのない安定した状態に保持する。
部材は負荷伝達部材に当接して撓んで引出しを挿入方向
へ付勢すると共に、負荷伝達部材を押圧して閉止状態に
ある引出しをガタ付きのない安定した状態に保持する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。図1は本発明の実施例としての引出し
用閉止装置1を示す。この閉止装置1は、引出し(図示
せず)の両側に固着される負荷伝達部材としてのスライ
ドレール2と、引出しを収納する本体(図示せず)に固
着される負荷伝達部材としてのベースレール3と、これ
らレール2,3に取付けられた負荷伝達部材としてのス
ライドローラ21、ガイドローラ22、及びベースロー
ラ31と、ベースレール3に固着された弾圧部材として
の板ばね4とから大略構成されている。スライドレール
2は長、短の両側壁2a,2bと上壁2cとからなる断
面略コ字形の長尺体からなり、引出しに装着した際引出
しの後方側に位置する部位の上壁2cを切欠いて形成し
た起立片2dにガイドローラ22が枢支されると共に、
最後方部位の長側壁2aにスライドローラ21が枢支さ
れて形成されている。このスライドレール2は引出しの
外側壁に引出しのスライド方向に沿って取付けられる。
体的に説明する。図1は本発明の実施例としての引出し
用閉止装置1を示す。この閉止装置1は、引出し(図示
せず)の両側に固着される負荷伝達部材としてのスライ
ドレール2と、引出しを収納する本体(図示せず)に固
着される負荷伝達部材としてのベースレール3と、これ
らレール2,3に取付けられた負荷伝達部材としてのス
ライドローラ21、ガイドローラ22、及びベースロー
ラ31と、ベースレール3に固着された弾圧部材として
の板ばね4とから大略構成されている。スライドレール
2は長、短の両側壁2a,2bと上壁2cとからなる断
面略コ字形の長尺体からなり、引出しに装着した際引出
しの後方側に位置する部位の上壁2cを切欠いて形成し
た起立片2dにガイドローラ22が枢支されると共に、
最後方部位の長側壁2aにスライドローラ21が枢支さ
れて形成されている。このスライドレール2は引出しの
外側壁に引出しのスライド方向に沿って取付けられる。
【0008】ベースレール3は長、短の両側壁3a,3
bと、この両側壁3a,3bを連接する底壁3cと、長
壁3aの上部に直角に折曲して延設した上壁3dとから
なる長尺体で形成されており、その上壁3dには本体に
装着した際本体の後方側に位置する部位が切欠かれて切
欠き部3eが形成されており、その前方側部位にはベー
スローラ31が長側壁3aに枢支されて形成されてい
る。このベースレール3は本体内側壁に引出しのスライ
ド方向に沿って取付けられる。なお、図中符号5は前方
ストッパであり、符号6は後方ストッパである。
bと、この両側壁3a,3bを連接する底壁3cと、長
壁3aの上部に直角に折曲して延設した上壁3dとから
なる長尺体で形成されており、その上壁3dには本体に
装着した際本体の後方側に位置する部位が切欠かれて切
欠き部3eが形成されており、その前方側部位にはベー
スローラ31が長側壁3aに枢支されて形成されてい
る。このベースレール3は本体内側壁に引出しのスライ
ド方向に沿って取付けられる。なお、図中符号5は前方
ストッパであり、符号6は後方ストッパである。
【0009】また、板ばね4は図1に示すように帯状板
体の前部41を緩やかに湾曲させて形成されており、そ
の前部41を切欠き部3eに位置させその後部42を上
壁3dに固着させてベースレール3に取付けられてい
る。このように板ばね4はその前部41を切欠き部3e
からベースレール3のスライドレール2の通路内に突出
させると共に、スライドレール2の移動方向に対して略
直交に撓み可能に取付けられる。
体の前部41を緩やかに湾曲させて形成されており、そ
の前部41を切欠き部3eに位置させその後部42を上
壁3dに固着させてベースレール3に取付けられてい
る。このように板ばね4はその前部41を切欠き部3e
からベースレール3のスライドレール2の通路内に突出
させると共に、スライドレール2の移動方向に対して略
直交に撓み可能に取付けられる。
【0010】そしてスライドレール2とベースレール3
は次のようにして組付けられる。後方ストッパ6を取外
した後図1に示す矢印方向にスライドレール2をベース
レール3に挿入する。挿入後、後方ストッパ6を取付け
てスライドレール2の抜止めを図る。この組付け状態を
図2及び図3に示す。すなわち、スライドレール2はそ
のスライドローラ21を底壁3cに当接させ、その上壁
2cの下面をベースローラ31に当接させかつガイドロ
ーラ22を板ばね4の下面に当接させてベースレール3
に組付けられる。
は次のようにして組付けられる。後方ストッパ6を取外
した後図1に示す矢印方向にスライドレール2をベース
レール3に挿入する。挿入後、後方ストッパ6を取付け
てスライドレール2の抜止めを図る。この組付け状態を
図2及び図3に示す。すなわち、スライドレール2はそ
のスライドローラ21を底壁3cに当接させ、その上壁
2cの下面をベースローラ31に当接させかつガイドロ
ーラ22を板ばね4の下面に当接させてベースレール3
に組付けられる。
【0011】次に引出し用閉止装置1の作動について説
明する。図2及び図3は引出し挿入完了時の組付け状態
を示す。すなわち、この状態では板ばね4がガイドロー
ラ22に当接してスライドレール2をa矢印方向へ付勢
しており、この付勢による移動をガイドローラ22に当
接する後方ストッパ6により停止させて挿入完了状態が
維持されている。この状態は板ばね4がガイドローラ2
2を押圧しているので水平方向(引出しの移動方向)及
び上下方向にガタつきを生じない安定した状態となって
いる。
明する。図2及び図3は引出し挿入完了時の組付け状態
を示す。すなわち、この状態では板ばね4がガイドロー
ラ22に当接してスライドレール2をa矢印方向へ付勢
しており、この付勢による移動をガイドローラ22に当
接する後方ストッパ6により停止させて挿入完了状態が
維持されている。この状態は板ばね4がガイドローラ2
2を押圧しているので水平方向(引出しの移動方向)及
び上下方向にガタつきを生じない安定した状態となって
いる。
【0012】この挿入完了状態から引出しを開放するに
は、引出しを前方へ移動させることによって行われる。
この引出しの移動は図2に示すスライドレール2のb方
向の移動を伴う。図4はスライドレール2の前記移動の
初期段階を示す。すなわち、スライドレール2はその初
期段階でガイドローラ22で板ばね4を上方へ撓ませて
b方向へ移動する。この移動で板ばね4とガイドローラ
22との当接状態が解除され、それ以降のスライドレー
ル2のb方向の移動は板ばね4が何等関与しない状態で
行われる。このときのスライドレール2の移動はスライ
ドローラ21が底壁3c上を転動し、ガイドローラ22
が上壁3dの下面に当接して転動し、かつ上壁2cの下
面がベースローラ31に当接して案内される。また、ス
ライドレール2は板ばね4とガイドローラ22との当接
が解除される直前、すなわちガイドローラ22が板ばね
の湾曲部41bを通過した時点において板ばね4の前部
41の先端部41aがガイドローラ22に当接してスラ
イドレール2をb方向へ移動させるように付勢する。こ
のため引出しの前方への移動操作力が軽減される。
は、引出しを前方へ移動させることによって行われる。
この引出しの移動は図2に示すスライドレール2のb方
向の移動を伴う。図4はスライドレール2の前記移動の
初期段階を示す。すなわち、スライドレール2はその初
期段階でガイドローラ22で板ばね4を上方へ撓ませて
b方向へ移動する。この移動で板ばね4とガイドローラ
22との当接状態が解除され、それ以降のスライドレー
ル2のb方向の移動は板ばね4が何等関与しない状態で
行われる。このときのスライドレール2の移動はスライ
ドローラ21が底壁3c上を転動し、ガイドローラ22
が上壁3dの下面に当接して転動し、かつ上壁2cの下
面がベースローラ31に当接して案内される。また、ス
ライドレール2は板ばね4とガイドローラ22との当接
が解除される直前、すなわちガイドローラ22が板ばね
の湾曲部41bを通過した時点において板ばね4の前部
41の先端部41aがガイドローラ22に当接してスラ
イドレール2をb方向へ移動させるように付勢する。こ
のため引出しの前方への移動操作力が軽減される。
【0013】図5は引出しの完全開放状態を示す。引出
しはその前方への移動によって完全開放状態が得られ
る。この状態ではスライドローラ21が前方ストッパ5
に当接してそれ以上の前方移動が阻止されており、かつ
ガイドローラ22が上壁3dの下面に当接している。
しはその前方への移動によって完全開放状態が得られ
る。この状態ではスライドローラ21が前方ストッパ5
に当接してそれ以上の前方移動が阻止されており、かつ
ガイドローラ22が上壁3dの下面に当接している。
【0014】また、引出しを挿入するには前記した開放
と逆方向に、すなわち引出しを後方へ移動させることに
よって行うことができる。この引出しの後方への移動は
図5に示すスライドレール2のc方向の移動を伴い、引
出しの挿入終段においてガイドローラ22が板ばねの先
端部41aに当接して板ばね4の前部41を上方へ撓ま
せ、さらに引出しを同方向へ移動させることによって図
2に示す挿入状態が得られる。この挿入終段においてガ
イドローラ22が板ばね4に当接し前部41の湾曲部4
1bを通過した後は板ばね4による引込み力(図2のa
方向の力)が作用し引出しを完全挿入状態に引き込む。
このときの板ばね4の引込み力は前部41の湾曲形状、
板厚、あるいは単位板ばねの重ね枚数によって適宜調整
が可能となる。
と逆方向に、すなわち引出しを後方へ移動させることに
よって行うことができる。この引出しの後方への移動は
図5に示すスライドレール2のc方向の移動を伴い、引
出しの挿入終段においてガイドローラ22が板ばねの先
端部41aに当接して板ばね4の前部41を上方へ撓ま
せ、さらに引出しを同方向へ移動させることによって図
2に示す挿入状態が得られる。この挿入終段においてガ
イドローラ22が板ばね4に当接し前部41の湾曲部4
1bを通過した後は板ばね4による引込み力(図2のa
方向の力)が作用し引出しを完全挿入状態に引き込む。
このときの板ばね4の引込み力は前部41の湾曲形状、
板厚、あるいは単位板ばねの重ね枚数によって適宜調整
が可能となる。
【0015】本発明は前記した実施例に限定されるもの
ではなく次のような種々の変化例が考えられる。板ばね
4は前記した実施例とは逆向きに取付けることもでき
る。すなわち、板ばねはその前部41を引出しの後方側
に位置させその後部42を引出しの前方側へ位置させて
取付けてもよい。この場合引出しの引込み力は板ばねの
先端部41aによって与えられる。またガイドローラ2
2の替りに単なるピン部材を用いてもよい。さらに、ス
ライドレール2及びベースレール3の断面形状は、両レ
ール2,3の相対移動可能な形状であれば良く、種々な
断面形状が採用可能である。スライドレール2及びベー
スレール3はそれぞれ引出し、及び本体に一体に形成す
ることもできる。また、スライドローラ21及びベース
ローラ31は必ずしも2個設ける必要はなく1個でも良
く、又は回転するローラでは無く、それぞれスライドレ
ール2及びベースレール3に固定された固定部材として
構成しても良く、この場合引出しの移動に対して固定部
材はレール2,3に対して転動するのではなく摺動する
ことになる。さらに、弾圧部材は板ばね4以外にばね線
材を用いて同様な形状に形成したものも用いることがで
きる。
ではなく次のような種々の変化例が考えられる。板ばね
4は前記した実施例とは逆向きに取付けることもでき
る。すなわち、板ばねはその前部41を引出しの後方側
に位置させその後部42を引出しの前方側へ位置させて
取付けてもよい。この場合引出しの引込み力は板ばねの
先端部41aによって与えられる。またガイドローラ2
2の替りに単なるピン部材を用いてもよい。さらに、ス
ライドレール2及びベースレール3の断面形状は、両レ
ール2,3の相対移動可能な形状であれば良く、種々な
断面形状が採用可能である。スライドレール2及びベー
スレール3はそれぞれ引出し、及び本体に一体に形成す
ることもできる。また、スライドローラ21及びベース
ローラ31は必ずしも2個設ける必要はなく1個でも良
く、又は回転するローラでは無く、それぞれスライドレ
ール2及びベースレール3に固定された固定部材として
構成しても良く、この場合引出しの移動に対して固定部
材はレール2,3に対して転動するのではなく摺動する
ことになる。さらに、弾圧部材は板ばね4以外にばね線
材を用いて同様な形状に形成したものも用いることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、弾
圧部材を装着した簡単な構造で組立てが容易であると共
に安価な引出し用閉止装置を提供することができた。ま
た本発明は引出しの挿入状態において、弾圧部材による
ガタ付き防止機能が得られ、他の構成部材の加工精度を
必要とすることなく安定した挿入状態が得られる。
圧部材を装着した簡単な構造で組立てが容易であると共
に安価な引出し用閉止装置を提供することができた。ま
た本発明は引出しの挿入状態において、弾圧部材による
ガタ付き防止機能が得られ、他の構成部材の加工精度を
必要とすることなく安定した挿入状態が得られる。
【図1】実施例としての引出し用閉止装置の分解斜視図
である。
である。
【図2】図1の引出し用閉止装置の組付状態を示す正面
図である。
図である。
【図3】図2の引出し用閉止装置の右側面図である。
【図4】図2の引出し用閉止装置の作動説明図である。
【図5】図2の引出し用閉止装置の作動説明図である。
1 引出し用閉止装置 2 スライドレール(負荷伝達部材) 3 ベースレール(負荷伝達部材) 4 板ばね(弾圧部材) 21 スライドローラ(負荷伝達部材) 22 ガイドローラ(負荷伝達部材) 31 ベースローラ(負荷伝達部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 引出しと、引出しを収納する本体との間
に取付けられた負荷伝達部材からなる引出し用閉止装置
において、 前記引出しの移動に伴う前記負荷伝達部材同士の相対移
動通路内に突出させると共に撓み可能に取付けられてお
り、前記相対移動する負荷伝達部材が当接して引出しを
挿入方向へ付勢する弾圧部材を具備したことを特徴とす
る引出し用閉止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063358A JPH06245831A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 引出し用閉止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063358A JPH06245831A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 引出し用閉止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06245831A true JPH06245831A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13226957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5063358A Pending JPH06245831A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 引出し用閉止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06245831A (ja) |
Cited By (13)
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---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-02-26 JP JP5063358A patent/JPH06245831A/ja active Pending
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