JP2009098415A - 電子機器 - Google Patents

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Yoshihiro Kitagawa
喜浩 北川
Michinobu Yanagisawa
岐宣 柳澤
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守 阿部
Takashi Utsumi
孝志 内海
Naoko Sema
奈緒子 瀬間
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor

Abstract

【課題】操作性の向上を図るとともに耐久性の向上を図る上で有利な電子機器を提供する。
【解決手段】撮像装置10は、外装を構成する筐体12を有し、筐体12は前方に臨む前面14を有している。前面14には、支持機構38によって支持されたカバー36が閉塞位置P1と開放位置P2との間で移動可能に配置され、前面14は、カバー36の閉塞位置P1でカバー36により覆われカバー36の開放位置P2で開放される開閉用面40と、カバー36の閉塞位置P1で開放されカバー36の開放位置P2でカバー36により覆われる非開閉用面42とを有している。支持機構38は、2つの第1当接部材44Cと、第1ガイド面50Cと、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する箇所を支点としたカバー36の揺動を規制する揺動規制機構とを含んで構成されている。
【選択図】図15

Description

本発明は電子機器に関する。
デジタルスチルカメラなどの電子機器として、撮影レンズなどを保護するために、撮影レンズを開閉する板状のカバー(レンズバリア)を備えたものがある。
この種の電子機器として、電子機器の外装を構成する筐体の前面に撮影レンズが設けられ、カバーを撮影レンズを覆う閉塞位置と撮影レンズを露出する開放位置との間で移動可能に支持する支持機構を有するものが知られている。
このような支持機構として、開放位置ではカバーが撮影レンズ近傍の前面箇所の前方に位置し、閉塞位置ではカバーが筐体の前面とほぼ同一面を形成するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
この支持機構は、カバーの内面から左右方向または上下方向に向けて突設したガイドピンと、筐体に設けたガイド溝とを備え、ガイドピンをガイド溝に沿って案内することでカバーをガイド溝に沿って移動させるようにしている。
特開2002−72290
しかしながら、上述の支持機構では、例えば、カバーの移動方向に沿ってカバーに力を与えつつカバーを開閉操作すれば、円滑にカバーが移動されるが、カバーを押し付けつつカバーを開閉操作すると、ガイドピンとガイド溝に無理な力が加わることから、カバーを円滑に移動することができず、支持機構にも負担がかかる不利がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、操作性の向上を図るとともに、支持機構の耐久性の向上を図る上で有利な電子機器を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明の電子機器は、外装を構成する筐体と、前記筐体の一つの面に、閉塞位置と開放位置との間で移動可能に配置された板状のカバーとを備え、前記一つの面は、前記カバーの閉塞位置で前記カバーにより覆われ前記カバーの開放位置で開放される開閉用面と、前記カバーの閉塞位置で開放され前記カバーの開放位置で前記カバーにより覆われる非開閉用面とを有し、前記カバーを前記閉塞位置と前記開放位置との間で移動可能に支持する支持機構が設けられ、前記非開閉用面は、前記開閉用面に比べて前記カバーの厚さ分前記面の前方に突出している電子機器であって、前記支持機構は、前記カバーの移動方向と直交する方向に間隔をおいた前記カバーの箇所から前記一つの面に向けて突設された2つの第1当接部材と、前記一つの面側に設けられ前記カバーの移動方向に沿って延在し、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記2つの第1当接部材に当接可能に設けられた第1ガイド面と、前記第1当接部材が前記第1ガイド面に当接する箇所を支点とした前記カバーの揺動を規制する揺動規制機構とを含んで構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、カバーを閉塞位置と開放位置との間で移動可能に支持する支持機構が、第1当接部材が第1ガイド面に当接する箇所を支点としたカバーの揺動を規制する揺動規制機構を含んで構成されているため、カバーの移動方向に沿ってカバーに力を与えつつカバーを開閉操作しても、カバーを押さえつけてカバーの移動方向と直交する方向でカバーに力を与えつつカバーを開閉操作しても、支持機構に無理な力が加わらないので、操作性の向上を図るとともに、支持機構の耐久性の向上を図る上で有利となる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態では、電子機器は撮像装置10である場合について説明する。
図1(A)は本実施の形態の撮像装置10のカバーが閉塞位置P1にある状態を示す斜視図、(B)は撮像装置10のカバーが開放位置P2にある状態を示す斜視図、図2は撮像装置10を後方から見た斜視図、図3は撮像装置10の構成を示すブロック図である。
図1(A)、(B)、図2に示すように、本実施の形態の撮像装置10はデジタルスチルカメラである。
撮像装置10は、外装を構成する筐体12を有している。なお、本明細書において前方とは被写体側をいい、後方とは結像側をいい、撮像装置10の左右は前方から見た状態でいうものとする。
筐体12は、前後方向の厚さと、厚さよりも大きい寸法の上下方向の高さと、高さよりも大きい寸法の左右方向の幅を有し、扁平な薄い矩形板状に形成されている。
筐体12は前方に臨む前面14と、後方に臨む後面16と、上方に臨む上面18と、下方に臨む下面と、左右に臨む左右の側面20、22とを有している。
前面14には、後述する支持機構38(図15、図16)によって支持されたカバー36が設けられている。
図1(B)に示すように、筐体12の右側部には、撮影光学系24を収容するレンズ鏡筒26(図8)が上下方向に延在して設けられ、撮影光学系24の最も前方に対物レンズが位置している。
本実施の形態において撮影光学系24はズーム率が可変のズーム光学系で構成されている。
筐体12の前面14上部の右側部寄りの箇所には、開口が設けられ、撮影光学系24の最も前部に配置される撮影レンズ24Aが前記開口を介して前方に臨んで設けられている。
なお、撮影光学系24は、撮影レンズ24Aに加えて、何れも図示しないが、撮影レンズ24Aの後方に位置し光路を90度下方に屈曲させるプリズム、該プリズムの下方に前記光路に沿って配置された複数のレンズ、光路上に配置された絞り機構などを含んで構成されている。
前面14の撮影レンズ24Aの左側部には、焦点距離測定用の照明光などを照射する発光部28A、照明補助光(閃光)を発光するフラッシュ部28Bなどが設けられている。
図2に示すように、筐体12の上面18には、電源スイッチ30A、シャッタボタン30Bが設けられている。
筐体12の後面16の上部右側部には、撮影モード、再生モードの切替など種々の操作を行なうための操作スイッチ30Cが設けられ、後面16の上部左側部には、撮影光学系24のズーム率を望遠側(テレ側)に調整する望遠スイッチ30Dと、撮影光学系24のズーム率を広角側(ワイド側)に調整する広角スイッチ30Eとが上下に並べられて設けられている。
後面16の中央には、撮像した映像などを表示するディスプレイ32が設けられている。
図3に示すように、撮像装置10は、撮影光学系24によって結像された被写体像を撮像するCCDやCMOSセンサなどで構成された撮像素子34A、該撮像素子34Aから出力された撮像信号に基づいて画像データを生成し、メモリカードなどの記録媒体2に記録する画像処理部34B、前記画像データをディスプレイ32に表示させる表示処理部34C、各操作スイッチ30A〜30Eの操作に応じて画像処理部34B、表示処理部34Cを制御するCPUなどを含む制御部34Dなどを備えている。
次に本発明に係るカバー36および支持機構38について説明する。
図1(A)、(B)に示すように、カバー36は、前面14に、閉塞位置P1と開放位置P2との間で移動可能に配置されている。
前面14は、カバー36の閉塞位置P1でカバー36により覆われカバー36の開放位置P2で開放される開閉用面40と、カバー36の閉塞位置P1で開放されカバー36の開放位置P2でカバー36により覆われる非開閉用面42とを有し、開閉用面40と非開閉用面42との間は中間面41となっている。
本実施の形態では、開閉用面40に、撮影レンズ24A、発光部28A、フラッシュ部28Bが配置されている。
カバー36は、カバー36の移動方向と直交する方向の幅を有し、カバー36の幅は前面14の幅と同一であり、カバー36が閉塞位置P1に位置した状態で、カバー36と非開閉用面42とにより筐体12の前面が構成される。
図15(T)、(V)、図16(W)に示すように、支持機構38は、カバー36を閉塞位置P1と開放位置P2との間で移動可能に支持するものであり、支持機構38は、2つの第1当接部材44Cと、1つの第2当接部材48Gと、2つの第3当接部材44Dと、第1ガイド面50Cと、第2ガイド面50Dと、第3ガイド面50Eと、揺動規制機構とを含んで構成されている。
より詳細に説明すると、図4、図5は、筐体12の前面部分およびカバー36の分解斜視図である。
筐体12の前面部分は、前面14を構成するアウターキャビネット46、アウターキャビネット46の後面に配置されるインナーキャビネット50、インナーキャビネット50の後面に配置されるフィルム54とを含んで構成されている。
また、カバー36の後面にはフレーム44と、スライダプレート48とが配置されている。
図4、図5、図30(A)、(B)に示すように、アウターキャビネット46はアルミで形成され、アウターキャビネット46は、矩形板状の本体板部46Aと、本体板部46Aの周囲から後方に起立する4つの側板部46Bとを備えている。
本体板部46Aの前面が筐体12の前面14を構成し、各側板部46Bが筐体12の上面18、下面、左右の側面20、22の前部寄りの箇所を構成している。
図4、図30に示すように、開閉用面40と中間面41と非開閉用面42は本体板部46Aの前面で構成され、中間面41はカバー36の位置に拘わらずカバー36により常時隠される。
非開閉用面42は、開閉用面40に比べてカバー36の厚さ分突出し、すなわち、非開閉用面42は開閉用面40よりも前方に位置し、それら非開閉用面42と開閉用面40は平行している。
中間面41は前後方向において開閉用面40と非開閉用面42との中間に位置している。
なお、中間面41には、後述する第1ガイドピン44A、2つの取り付け片44B、2つの第1当接部材44C、1つの第2当接部材48Gと、2つの第3当接部材44Dと、第1係止片44G、第2係止片48D、ばね係止片48Eなどが挿通される複数の開口が形成されている。
また、図5に示すように、中間面41の後面には、トグルばね56の一端が係止される係止ピン46Cが後方に向けて突設されている。
図4、図5に示すように、インナーキャビネット50は、アウターキャビネット46の本体板部46Aの後面に接着剤によって取り付けられている。
インナーキャビネット50は、アウターキャビネット46の本体板部46Aおよび側板部46Bの内側に収容可能な大きさの矩形板状を呈しており、本実施の形態では、合成樹脂製である。
インナーキャビネット50は、図31に示すように、第1、第2ガイド溝50A、50Bと、第1、第2、第3ガイド面50C、50D、50Eとを含んで構成されている。
図6に示すように、第1、第2ガイド溝50A、50Bは、カバー36の移動方向に延在する単一の直線上でカバー36の移動方向に間隔をおいた2箇所に設けられており、第1、第2ガイド溝50A、50Bにそれぞれ第1、第2ガイドピン44A、48Fが挿通されることで、フレーム44およびカバー36がカバー36の移動方向に案内されるとともに、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの延在方向の一方の端部に当接した状態で閉塞位置P1が決定され、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの延在方向の他方の端部に当接した状態で開放位置P2が決定される。なお、ガイドピン、ガイド溝は1つでもよいが、実施の形態のように2つ設けると、カバーの移動を円滑に行う上で有利となる。
図6は筐体12の前面部分を後方から見た斜視図、図7は筐体12の前面部分が後方に臨む面がフィルム54で覆われた状態を示す斜視図、図8はインナーキャビネット50の後方に配置されるレンズ鏡筒26や電子部品27がインナーキャビネット50に臨む面がフィルム54で覆われた状態を示す斜視図である。
図9、図10、図12は筐体12の前面部分からアウターキャビネット46を除いて前方から見た斜視図、図11は図10のA部拡大斜視図、図12は図11のB部拡大斜視図である。
図14(A)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を示す正面図、(B)は図14(A)のB矢視図、(C)は図14(A)のC矢視図である。図15(T)は図14(A)のTT線断面図、(U)は図14(A)のUU線断面図、(V)は図14(A)のVV線断面図である。図16(W)は図14(A)のWW線断面図、(X)は図14(A)のXX線断面図である。図17(A)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を後方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。
図18(A)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を示す正面図、(B)は図18(A)のB矢視図、(C)は図18(A)のC矢視図である。図19(F)は図18(A)のFF線断面図、(G)は図18(A)のGG線断面図、(I)は図18(A)のII線断面図である。図20(R)は図18(A)のRR線断面図、(S)は図18(A)のSS線断面図である。図21(A)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動した状態を後方から見たインナーキャビ50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。
図22(A)はカバー36が後方に向けて押圧されつつ閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を示す正面図、(B)は図22(A)のB矢視図、(C)は図22(A)のC矢視図である。図23(J)は図22(A)のJJ線断面図、(K)は図22(A)のKK線断面図、(L)は図22(A)のLL線断面図である。
図24(A)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を示す正面図、(B)は図24(A)のB矢視図、(C)は図24(A)のC矢視図である。図25(D)は図24(A)のDD線断面図、(E)は図24(A)のEE線矢視図、(H)は図24(A)のHH線断面図である。図26(Q)は図24(A)のQQ線断面図であり、(Y)は図24(A)のYY線断面図である。図27(A)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を後方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。
図28(A)はカバー36が閉塞位置P1の直前に位置した状態を示す正面図、(B)は図28(A)のB矢視図、(C)は図22(A)のC矢視図である。図29(M)は図28(A)のMM線断面図、(N)は図28(A)のNN線断面図、(O)は図28(A)のOO線断面図、(P)は図28(A)PP線断面図である。
図30(A)はアウターキャビネット46の斜視図、(B)はアウターキャビネット46の前後を反転した斜視図、図31(A)はインナーキャビネット50の斜視図、(B)はインナーキャビネット50の前後を反転した斜視図、(C)は図31(A)のC部分の拡大斜視図、図32(A)、(B)はフレーム44の斜視図、(C)は図32(A)のC矢視図、図33(A)はスライダプレート48の斜視図、(B)はスライダプレート48の前後を反転した斜視図である。
第1ガイド面50Cは、図9乃至図13に示すように、カバー36の移動方向に沿って延在し、閉塞位置P1と開放位置P2との間で2つの第1当接部材44Cに当接可能に設けられている。
第1ガイド面50Cは、図13、図15(T)に示すように、閉塞位置P1で第1当接部材44Cが当接される底面部5002と、底面部5002に比べてカバー36の厚さ分突出した箇所で開放位置P2において第1当接部材44Cが当接される箇所から開閉用面40に向かって非開閉用面42に平行して延在する平坦ガイド面部5004と、平坦ガイド面部5004の開閉用面40寄りの箇所で平坦ガイド面部5004と底面部5002とを接続し底面部5002に至るにつれて低位となる傾斜面部5006とで構成されている。
第2ガイド面50Dは、図16(W)、図31に示すように、カバー36の移動方向に沿って延在し、閉塞位置P1と開放位置P2との間で第2当接部材48Gに当接可能に設けられている。
第2ガイド面50Dは、図16(W)、図31に示すように、閉塞位置P1で第1当接部材44Cが当接される底面部5012と、底面部5012に比べてカバー36の厚さ分突出した箇所で開放位置P2において第2当接部材48Gが当接される箇所から開閉用面40に向かって非開閉用面42に平行して延在する平坦ガイド面部5014と、平坦ガイド面部5014の開閉用面40寄りの箇所で平坦ガイド面部5014と底面部5012とを接続し底面部5012に至るにつれて低位となる傾斜面部5016とで構成されている。
第3ガイド面50Eは、図15(V)、図31に示すように、カバー36の閉塞位置P1およびその手前の位置で第3当接部材44Dが当接可能に設けられている。
第3ガイド面50Eは、開閉用面40側に至るにつれて前面14の後方に位置する傾斜した傾斜面で構成されている。
また、インナーキャビネット50には、後述する2つの取り付け片44B、2つの第1当接部材44C、1つの第2当接部材48G、2つの第3当接部材44D、第1係止片44G、第2係止片48Dなどが挿通される複数の開口を含んで構成されている。
図6に示すように、インナーキャビネット50の後面の右側部寄りの箇所には、前記開口に臨ませてサイドレール52が取着されている。
サイドレール52は、カバー36の移動方向に直線状に延在する板状を呈している。
また、インナーキャビネット50の後面の左側部寄りの箇所には、インナーキャビネット50の複数の開口に臨ませてカバー36の移動方向に直線状に延在する係止縁部50Fが形成されている。
また、図4、図5に示すように、カバー36の背面にはフレーム44と、スライダプレート48とが配置されている。
フレーム44は、カバー36とほぼ同じ大きさの矩形板状を呈する板金で形成され、フレーム44の前面が両面粘着シート4402によってカバー36の後面に取着されている。
図32に示すように、フレーム44の後面には、第1ガイドピン44A、2つの取り付け片44B、2つの第1当接部材44C、2つの第3当接部材44D、第1係止片44Gなどが設けられている。
第1ガイドピン44Aは、図9乃至図13に示すように、フレーム44の後面の幅方向の中間部から後方に向けて突設され、インナーキャビネット50の第1ガイド溝50Aによってカバー36の移動方向に移動可能に左右方向に(カバー36の幅方向に)移動不能に案内される。
2つの取り付け片44Bは、図32に示すように、フレーム44の後面の左側部寄りで左右方向に間隔をおいた2箇所から屈曲形成され、スライダプレート48を取り付けるための雌ねじが形成されている。
2つの第1当接部材44Cは、フレーム44の後面の左右方向の両側寄りの2箇所から後方に向けて突設され、それらの先端は凸状の球面(曲面)を呈している。
各第1当接部材44Cは、閉塞位置P1と開放位置P2との間で2つの第1ガイド面50Cに当接しつつ移動する。
第3当接部材44Dは、図15(V)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第3ガイド面50Eに当接可能に設けられている。
本実施の形態では、第3当接部材44Dは、図6、図15(V)、図32に示すように、フレーム44の後面の左右方向の両側寄りの2箇所から左右外側に屈曲形成され、開閉用面40に近づくにつれて後方に位置する傾斜板として形成されている。
第3当接部材44Dは第3ガイド面50Eに対して、第1当接部材44Cが底面部5002と、平坦ガイド面部5004の傾斜面部5006寄りの箇所との間を移動する間当接し、カバー36が開放位置P2から閉塞位置P1に戻る際にカバー36を前方から後方に変位させる。
第1係止片44G(第5当接部材)は、フレーム44の後面の右側部寄りの箇所から右側方に屈曲形成され、図6に示すように、サイドレール52(第5ガイド面)に係止することで、フレーム44およびカバー36の前方への移動範囲を規制するものである。
図5に示すように、フレーム44の後面の上部と下部には、それぞれ左右方向に延在する帯状のクッションシート58A、58Bが接着により取着され、フレーム44の後面とアウターキャビネット46の前面(筐体12の前面14)との摩擦による傷の防止が図られ、また、カバー36の前後方向のガタツキの防止が図られている。
なお、図4に示す符号58Cは摩擦抵抗が少ない合成樹脂で形成された滑りシートであり、フレーム44の後面の上部の左右方向の中央部に取着され、図23に示すように、フレーム44およびカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に移動する際にフレーム44およびカバー36が第1当接部材44Cを支点としてカバー36の上端が後方に傾いた場合、滑りシート58Cの下端がアウターキャビネット46の前面に設けられた中間面41の上端に接触することで円滑に摺動するように図られている。
スライダプレート48はばね鋼板から構成され、図33に示すように、平面視直線状に延在する横片部48Aと、横片部48Aの両側から横片部48Aの延在方向と直交する方向にそれぞれ延出された第1縦片部48Bおよび第2縦片部48Cとを有している。
第1、第2縦片部48B、48Cの先端にはねじ挿通孔が設けられている。
図6に示すように、フレーム44の2つの取り付け片44Bをアウターキャビネット46の開口を介して後方に臨ませた状態で、ねじが第1、第2縦片部48B、48Cのねじ挿通孔を介して各取り付け片44Bのねじ孔に螺合することでスライダプレート48がフレーム44に取り付けられる。
第1縦片部48Bの先端には第2係止片48D(第5当接部材)が突設され、図6に示すように、第2係止片48Dがインナーキャビネット50の係止縁部50F(第5ガイド面)に係止されることでスライダプレート48、フレーム44およびカバー36の前方への移動を規制するものである。
第2縦片部48Cの先端にはトグルばね56の他端が係止されるばね係止片48Eが突設されている。
図33(B)に示すように、横片部48Aの延在方向の中間部には、第2ガイドピン48Fが後方に向けて突設されている。第2ガイドピン48Fは第2ガイド溝50Bによってカバー36の移動方向に移動可能に左右方向に移動不能に案内される。
図33(B)に示すように、横片部48Aの延在方向の一端寄りには、第2当接部材48Gが設けられている。
第2当接部材48Gは、後方に向けて突設され、その先端は凸状の球面(曲面)を呈している。
第2当接部材48Gは、図16(W)に示すように、閉塞位置P1と開放位置P2との間で第2ガイド面50Dに当接しつつ移動する。
図9、図33(A)に示すように、に示すように、横片部48Aの延在方向の両端には、第4当接部材48Hが前方に向けて突設され、その先端は凸状の曲面を呈している。
第4当接部材48Hは、図16(X)に示すように、非開閉用面42の後面に設けられた第4ガイド面46Dに対面するように設けられている。
そして、図23(L)に示すように、カバー36が2つの第1当接部材44Cを支点としてカバー36の下部が非開閉用面42から離間する方向に(前方に)揺動した場合に、第4当接部材48Hが非開閉用面42の第4ガイド面46Dに当接することでカバー36の非開閉面42寄りの箇所の前方への変位を阻止する。なお、本実施の形態では、第4当接部材48Hはスライダプレート48に一体に設けられており弾性変形可能であるので、理論的には、第4当接部材48Hが弾性変形する間、カバー36の非開閉面42寄りの箇所が前方に変位することになる。
トグルばね56は、一端が係止ピン46Cに係止され、他端がばね係止片48Eに係止されることで、アウターキャビネット46とカバー36との間に配設され、カバー36を閉塞位置P1および開放位置P2に切り換えて付勢するものである。
なお、本実施の形態では、図5、図6に示すように、トグルばね56は、インナーキャビネット50に取着される板状のばねカバー57によってトグルばね56が後方に臨む部分が覆われている。
なお、本実施の形態では、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する箇所を支点としたカバー36の揺動を規制する揺動規制機構が、第2当接部材48G、第2ガイド面50D、第4当接部材48H、第4ガイド面46D、第2係止片48D(第5当接部材)、係止縁部50F(第5ガイド面)を含んで構成されている。
次に開閉動作について説明する。
この開閉動作は、ユーザがカバー36を押さえつけずにカバー36の移動方向のみへの力を加えて開閉させる場合と、ユーザがカバー36を押さえつけながら開閉させる場合とが考えられるため、2つの場合についてそれぞれ説明する。
[カバー36の移動方向のみへの力を加えてカバー36を開閉させる場合]
(閉塞位置)
図14乃至図17に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの底面部5002上に当接している。
また、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの底面部5012上に当接している。
また、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接している。
トグルばね56によりカバー36は閉塞位置P1に付勢され、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接することで、カバー36ががたつくことなく安定した状態で閉塞位置P1に位置する。閉塞位置P1では、フレーム44に設けられたクッションシート58Aと滑りシート58Cが開閉用面40に当接し、クッションシート58Bが中間面41に当接する。
また、カバー36が閉塞位置P1に位置した状態では、カバー36が筐体12の前面14とほぼ同一面を形成することで筐体12の前面の凹凸をなくすことができるため、携帯性の向上を図れるとともに、デザイン性が高められている。
(閉塞位置P1から開放位置への移動)
図18乃至図21に示すように、ユーザが閉塞位置P1から開放位置P2へ向かってカバー36を移動させると、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの底面部5002から傾斜面部5006に当接しつつ上昇し、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの底面部5012から傾斜面部5016を当接しつつ上昇し、カバー36が中間面41の前方に変位しつつ開放位置P2方向に移動していく。このとき、図21(B)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
やがて、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接しつつ開放位置P2方向に向かって移動し、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014に当接しつつ開放位置P2方向に向かって移動し、カバー36は非開閉用面42と平行状態を維持しつつ開放位置P2方向に移動していく。このとき、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
このとき、閉塞位置P1と開放位置P2との中間の箇所で、トグルばね56によるばねの付勢力の向きが変わり、カバー36は開放位置P2に付勢される。
そして、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの端部に当接した状態でカバー36は開放位置P2となる。
この開放位置P2では、図24乃至図27に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接し、かつ、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014に当接し、さらに、図27(B)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
(開放位置P2から閉塞位置P1への移動)
ユーザが開放位置P2から閉塞位置P1へ向かってカバー36を移動させると、図24乃至図27に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接しつつ閉塞位置P1に向かって移動し、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014に当接しつつ閉塞位置P1に向かって移動する。このとき、図27(B)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
このとき、開放位置P2と閉塞位置P1との中間の箇所で、トグルばね56によるばねの付勢力の向きが変わり、カバー36は閉塞位置P1に付勢される。
やがて、図28、図29に示すように、第1当接部材44Cが平坦ガイド面部5004の傾斜面部5006寄りの端部に位置し、第2当接部材48Gが平坦ガイド面部5014の傾斜面部5016寄りの端部に位置すると、それら第1、第2当接部材48Gは傾斜面5004、5014に当接せず、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接し、カバー36は、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接しつつ閉塞位置P1方向に移動することで、カバー36は後方に変位しつつ閉塞位置P1方向に移動していく。このため、第1、第2当接部材48Gと傾斜面5004、5014との摩擦抵抗が発生せず、カバー36を移動させるために要する力の軽減化が図られ、したがって、カバー36の操作感の向上が図られている。
そして、図14乃至図17に示すように、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの端部に当接した状態でカバー36は閉塞位置P1となる。
トグルばね56によりカバー36は閉塞位置P1に付勢され、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接することで、カバー36ががたつくことなく安定した状態で閉塞位置P1に位置する。閉塞位置P1では、フレーム44に設けられたクッションシート58Aと滑りシート58Cが開閉用面40に当接し、クッションシート58Bが中間面41に当接する。
[カバー36を押さえつけながらカバー36を開閉させる場合]
(閉塞位置P1)
図14乃至図17に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの底面部5002上に当接している。
また、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの底面部5012上に当接している。
また、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接している。
トグルばね56によりカバー36は閉塞位置P1に付勢され、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接することで、カバー36ががたつくことなく安定した状態で閉塞位置P1に位置する。閉塞位置P1では、フレーム44に設けられたクッションシート58Aと滑りシート58Cが開閉用面40に当接し、クッションシート58Bが中間面41に当接する。
(閉塞位置P1から開放位置P2への移動)
ここで、図22、図23に示すように、ユーザがカバー36の上部を後方に向けて押さえつけながら閉塞位置P1から開放位置P2へ向かってカバー36を移動させると、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの底面部5002から傾斜面部5006に当接しつつ上昇するが、この際、カバー36は、第1当接部材44Cが傾斜面部5006に当接している箇所を支点として揺動し、すなわち、カバー36の下部が非開閉用面42から離間する方向に(前方に)揺動する。これにより、カバー36は開閉用面40および非開閉用面42に対して傾斜した状態となる。
したがって、図23(K)に示すように、第2当接部材48Gは第2ガイド面50Dの傾斜面部5016から離間した状態で上昇し、カバー36が中間面41の前方に変位しつつ開放位置P2方向に移動していく。
このとき、図23(L)に示すように、第4当接部材48Hが非開閉用面42の第4ガイド面46Dに当接することでカバー36の揺動範囲が規制されている。
したがって、カバー36が開放位置P2へ移動する際に、レンズカバー36が下向きにふらつくことが防止され、操作感の向上が図られている。
やがて、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接しつつ開放位置P2方向に向かって移動し、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014から離間しつつ開放位置P2方向に向かって移動し、カバー36は開閉用面40および非開閉用面42に対して傾斜した状態を維持しつつ開放位置P2方向に移動していく。このとき、図23(L)に示すように、第4当接部材48Hが非開閉用面42の第4ガイド面46Dに当接することでカバー36の揺動範囲が規制されている。
このとき、閉塞位置P1と開放位置P2との中間の箇所で、トグルばね56によるばねの付勢力の向きが変わり、カバー36は開放位置P2に付勢される。
そして、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの端部に当接した状態でカバー36は開放位置P2となる。
この開放位置P2では、図24乃至図27に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接し、かつ、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014に当接し、さらに、図27(B)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
開放位置P2では、図25(E)に示すように、第4当接部材48Hは非開閉用面42の第4ガイド面46Dに対して僅かに離間した状態となっている。
(開放位置P2から閉塞位置P1への移動)
ユーザがカバー36の上部を後方に向けて押さえつけながら開放位置P2から閉塞位置P1へ向かってカバー36を移動させると、図24乃至図27に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004に当接しつつ閉塞位置P1に向かって移動し、第2当接部材48Gが第2ガイド面50Dの平坦ガイド面部5014に当接しつつ閉塞位置P1に向かって移動する。このとき、図27(B)に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する方向と反対の方向から第1、第2係止片44G、48Dがサイドレール52、係止縁部50Fに係止することでカバー36の前後方向のがたつきが防止されている。
やがて、開放位置P2と閉塞位置P1との中間の箇所で、トグルばね56によるばねの付勢力の向きが変わり、カバー36は閉塞位置P1に付勢される。
そして、図22、図23に示すように、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cの平坦ガイド面部5004から傾斜面部5006に当接しつつ下降するが、この際、カバー36は、第1当接部材44Cが傾斜面部5006に当接している箇所を支点として揺動し、すなわち、カバー36の下部が非開閉用面42から離間する方向に(前方に)揺動する。これにより、カバー36は開閉用面40および非開閉用面42に対して傾斜した状態となる。
したがって、図23(K)に示すように、第2当接部材48Gは第2ガイド面50Dの傾斜面部5016から離間した状態で下降し、カバー36は後方に変位しつつ閉塞位置P1方向に移動していく。この際、第3当接部材44Dは第3ガイド面50Eから離間している。このため、第2当接部材48Gと第2ガイド面50Dとの摩擦抵抗が発生せず、カバー36を移動させるために要する力の軽減化が図られ、したがって、カバー36の操作感の向上が図られている。
このとき、図23(L)に示すように、第4当接部材48Hが非開閉用面42の第4ガイド面46Dに当接することでカバー36の揺動範囲が規制されている。
したがって、カバー36が開放位置P2へ移動する際に、レンズカバー36が下向きにふらつくことが防止され、操作感の向上が図られている。
やがて、第1当接部材44Cは傾斜面部5006から底面部5002上に当接しつつ移動する。第2当接部材48Gは傾斜面部5016から離れつつ底面部5012上に移動しやがて底面部5012に当接する。
そして、図14乃至図17に示すように、第1、第2ガイドピン44A、48Fが第1、第2ガイド溝50A、50Bの端部に当接した状態でカバー36は閉塞位置P1となる。
トグルばね56によりカバー36は閉塞位置P1に付勢され、第3当接部材44Dが第3ガイド面50Eに当接することで、カバー36ががたつくことなく安定した状態で閉塞位置P1に位置する。閉塞位置P1では、フレーム44に設けられたクッションシート58Aと滑りシート58Cが開閉用面40に当接し、クッションシート58Bが中間面41に当接する。
以上説明したように本実施の形態によれば、閉塞位置P1でカバー36が筐体12の前面14とほぼ同一面を形成することで携帯性およびデザイン性の向上を図れることは無論のこと、カバー36を閉塞位置P1と開放位置P2との間で移動可能に支持する支持機構38が、2つの第1当接部材44Cと、第1ガイド面50Cと、第1当接部材44Cが第1ガイド面50Cに当接する箇所を支点としたカバー36の揺動を規制する揺動規制機構とを含んで構成されているため、カバー36の移動方向に沿ってカバー36に力を与えつつカバー36を開閉操作しても、カバー36を押さえつけてカバー36の移動方向と直交する方向でカバー36に力を与えつつカバー36を開閉操作しても、支持機構38に無理な力が加わらないので、操作性の向上を図るとともに、支持機構38の耐久性の向上を図る上で有利となる。
次に、フィルム54について説明する。
上述のように筐体12の前面を構成するキャビネットは、図4、図5に示すように、アウターキャビネット46と、アウターキャビネット46の内側に配置されたインナーキャビネット50とを含んで構成されている。
図7、図8に示すように、筐体12の内部で前面14と反対に位置するインナーキャビネット50の後面に臨む箇所にプリント配線基板27Aが配置され、プリント配線基板27Aがキャビネットの後面に臨む面にICやLSI、チップ部品、コネクタなどの複数の電子部品27Bが実装されている。
そして、絶縁性を有する材料から形成されたフィルム54が、インナーキャビネット50とプリント配線基板27Aとの間に配置されている。
フィルム54は、絶縁性、遮光性、防水性を有するポリカーボネートなどの合成樹脂材料で形成され、黒色のものが用いられ、その厚さは例えば、0.1〜0.15mm程度である。
本実施の形態では、図8に示すように、筐体12の内部でインナーキャビネット50の後面に臨む箇所に鏡筒26がプリント配線基板27Aと並べられて配置され、フィルム54は、基板部54Aと、基板部54Aから突出する複数の電子部品収容部54Bと、鏡筒26を覆う鏡筒被覆部54Cを有し、型により一体成形されている。
基板部54Aは、プリント配線基板27Aに近接して該プリント配線基板27Aを覆うように設けられている。
複数の電子部品収容部54Bは、基板部54Aからほぼ直角に起立し電子部品27Bの周囲を囲む側面壁と、基板部54Aに平行し側面壁の起立方向の先端を接続する頂面壁とでプリント配線基板27A側に開放状でインナーキャビネット50の後面側に突出するように設けられ、複数の電子部品27Bをそれぞれ収容している。
鏡筒被覆部54Cは、鏡筒26がインナーキャビネット50の後面に臨む箇所を覆うように設けられている。
なお、フィルム54の固定方法は種々考えられ、例えば、接着剤を用いてプリント配線基板27A側に接着してもよく、あるいは、プリント配線基板27Aの部分とインナーキャビネット50の部分とにより挟持固定してもよい。
このような構成によれば、インナーキャビネット50とプリント配線基板27Aとの間にフィルム54が配置され、このフィルム54が、基板部54Aと複数の電子部品収容部54Bを有し型により一体成形されているので、プリント基板27Aおよび電子部品27Bに対する絶縁性を確保しつつインナーキャビネット50とプリント配線基板27Aとの間のスペースを大きく確保して部材や部品を配置する上で有利となり、前記スペースの有効利用を図ることができる。
特に、支持機構38のうち、2つの第3当接部材44D、第2係止片48D(第5当接部材)、係止縁部50F(第5ガイド面)が位置してそれらが移動されるスペースに見合う空間がプリント配線基板27A上の電子部品27Bの間に確保されるように電子部品27Bを実装すれば、フィルム54の基板部54Aがプリント配線基板27Aに近接して該プリント配線基板27Aを覆うとともに、基板部54Aに設けられた複数の電子部品収容部54Bが電子部品を収容することによって、電子部品27B間に形成された前記スペースを、フィルム54がインナーキャビネット50に臨む面上においてプリント配線基板27Aの厚さ方向および厚さ方向と直交する方向との双方にわたって最大限に確保することができる。
したがって、フィルム54がインナーキャビネット50に臨む面上において確保されたスペースを、2つの第3当接部材44D、第2係止片48D(第5当接部材)、係止縁部50F(第5ガイド面)の移動用スペースとして有効に無駄なく利用することができ撮像装置10の小型化、薄型化を図る上で有利となる。
また、支持機構38のうち、2つの第1当接部材44Cと第1ガイド面50Cとが当接する箇所、1つの第2当接部材48Gと第2ガイド面50Dとが当接する箇所、2つの第3当接部材44Dと第3ガイド面50Eとが当接する箇所に、それらの摺動する部分同士の摩擦を軽減するためにグリスなどの潤滑剤が塗布されている場合に、カバー36の開閉動作に伴って潤滑剤が飛散することが懸念されるが、フィルム54がインナーキャビネット50とプリント配線基板27Aとの間に介在しているため、潤滑剤がプリント配線基板27Aや電子部品27Bに付着せず、潤滑剤によるプリント配線基板27Aや電子部品27Bの汚損や劣化を防止する上で有利となる。
また、フィルム54の鏡筒被覆部54Cによってインナーキャビネット50の後面に臨む鏡筒26の箇所が覆われているので、インナーキャビネット50側からの光がレンズ鏡筒26内部に入ることが防止され、撮像素子34Aによって撮像される画像の品質の向上を図る上で有利となる。
また、フィルム54の基板部54Aと複数の電子部品収容部54Bによってプリント基板27Aおよび電子部品27Bが覆われ、かつ、鏡筒被覆部54Cによって鏡筒26が覆われるので、筐体12の隙間や開口部から筐体12の内部を目隠しでき、撮像装置10の美観の向上を図る上で有利となり、また、筐体12の隙間や開口部から筐体12の内部へ水や塵埃などが浸入することを防止できるので、プリント基板27A、電子部品27B、鏡筒26の耐久性を確保する上でも有利となる。
次に、望遠スイッチ30Dと広角スイッチ30Eについて説明する。
図34は図2のAA線断面図、図35は図2のBB線断面図、図36は外側部材64の一部を破断した望遠スイッチ30Dの要部を示す斜視図、図37は内側部材66と電気接片62の位置関係を示す斜視図である。なお、図36においては図面の簡略化を図るため外側部材64の形状の一部を省略した。
図2に示すように、筐体12の後面16の上部左側部寄りに、上下に縦長の切り欠き73が設けられ、この切り欠き73に望遠スイッチ30Dと広角スイッチ30Eとが上下に並べられて設けられている。
望遠スイッチ30Dと広角スイッチ30Eは、図34、図35に示すように、筐体12の後面16に設けられた操作部材60を有し、操作部材60の押圧操作により筐体12の内部に設けられた電気接片62の接離を行うものである。本実施の形態では望遠スイッチ30Dと広角スイッチ30Eが操作装置を構成し、上側の操作部材60が望遠用操作部材60となり、下側の操作部材60が広角用操作部材60となっている。
電気接片62は、操作部材60により押圧される被押圧面62Aが、操作部材60が押圧される方向に対して斜めに配置されている。
詳細に説明すると、電気接片62は、筐体12内部に取着されたプリント基板63に実装され、被押圧面62Aはプリント基板63と平行し、したがって、プリント基板63も操作部材60が押圧される方向に対して斜めに配置されている。
また、図34に示すように、プリント基板63と、後述する外側部材64および内側部材66は、筐体12の左側部寄りの箇所の角部のデッドスペースに配置されている。
操作部材60は、図34乃至図36に示すように、外側部材64と、内側部材66とを含んで構成されている。
各操作部材60の外側部材64は細長形状に形成され、それらの長手方向が同一直線上に位置するように配置され、互いに向かい合う長手方向の一端を支点として揺動可能に配設されている。
本実施の形態では、操作部材60は後面16の上部左側部にそれらの長手方向が上下に延在する同一直線上に位置するように並べられて設けられている。
外側部材64は、操作部68と、係合部70と、ストッパ部72とを含んで構成されている。
外側部材64は、合成樹脂製で型により一体成形されている。
操作部68は、図35、図36に示すように、細長形状の板部68Aと、板部68Aの端部から屈曲する屈曲部68Bとを有し、屈曲部68Bの先端の凸部68Cは、筐体12側の凹部74(図35)に係合し、この凸部68Cと凹部74とが係合する箇所を支点として外側部材64は揺動する。より詳細には、各操作部材60の外側部材64は、互いに向かい合う長手方向の一端を、筐体12の左右方向に延在する軸心を支点として揺動可能に配設されている。
板部68Aは、筐体12の後面16(表面)に露出して配設され、この板部68Aは押圧操作される箇所となる。
係合部70は、内側部材66が係合する箇所であり、板部68Aが筐体12の内部に位置する箇所に設けられている。
係合部70は、凹状の係合凹部70Aとして形成されている。
係合凹部70Aは、外側部材64の長手方向に沿って細長形状に形成されている。
ストッパ部72は、図34、図35に示すように、操作部68に設けられ切り欠き73の周囲の筐体12内面に係止して筐体12の後面16(表面)における操作部68の最大突出位置を規制するものである。
内側部材66は、図36、図37に示すように、本体部76と、押圧用凸部78と、ヒンジ部80とを有している。
内側部材66は、合成樹脂製で型により一体成形されている。
本体部76は、外側部材64に係合し外側部材64が押圧操作された際に押圧操作される方向に沿って移動される。
本体部76は、図35、図36に示すように、係合凹部70Aに挿入可能で係合凹部70Aの長手方向に沿った細長形状の板部82と、係合凹部70Aの底面に臨む板部82の面から突設され前記底面に係合する湾曲面部84とを備えている。なお、湾曲面部84を備えることにより、外側部材64が押圧操作された際に、係合凹部70Aの底面に対して湾曲面部84が係合することにより内側部材66が円滑に移動するように図られている。
押圧用凸部78が被押圧面62Aに押圧する箇所は、被押圧面62A側に凸状の湾曲面で形成され、被押圧面62Aへの押圧が円滑に行われるように図られている。
押圧用凸部78は、本体部76から被押圧面62Aに対して直交するように突設され、したがって、押圧用凸部78は、図34に示すように、本体部76から斜めに突設されている。
ヒンジ部80は、本体部76から突設され筐体12の内部の箇所に係止され弾性変形可能である。
押圧用凸部78とヒンジ部80とは、本体部76から互いに反対の向きに突出している。
ヒンジ部80は、外側部材64を筐体12の表面から突出する方向に常時付勢すると共に、外側部材64が押圧された際に弾性変形して本体部76の移動を許容し押圧用凸部78による被押圧面62Aの押圧を許容するように形成されている。
本実施の形態では、ヒンジ部80は、本体部76から突出する2本の脚部80Aと、それら脚部80Aの先端を接続する接続部80Bとで構成され、図34に示すように、接続部80Bが筐体12側の凹部に係止される。
そして、内側部材66は、ヒンジ部80の接続部80B部分を支点として揺動し、言い換えると、内側部材66は、筐体12の上下方向に延在する軸心を支点として揺動する。
次に動作について説明する。
望遠用操作部材60または広角用操作部材60を指によりヒンジ部80の付勢力に抗して押圧操作すると、外側部材64が揺動し、これにより内側部材66がヒンジ部80を介して揺動し、押圧用凸部78が被押圧面62Aを押圧し電気接片62がオンされる。これにより、望遠スイッチ30Dあるいは広角スイッチ30Eから操作信号が制御部34に供給され、これによりズーミング動作がなされる。
外側部材64から指を離すと、ヒンジ部80の付勢力によって外側部材64は内側部材66と共に筐体12の後面16から後方に突出する方向に揺動し、ストッパ部72が切り欠き73の周囲の筐体12内面に係止し、外側部材64は最大突出位置となる。
これにより、押圧用凸部78による被押圧面62Aの押圧が解除され電気接片62がオフされ、望遠スイッチ30Dあるいは広角スイッチ30Eからの操作信号の制御部34への供給が停止され、これによりズーミング動作が停止される。
このような構成によれば、電気接片62は、望遠用操作部材60または広角用操作部材60により押圧される被押圧面62Aが、操作部材60が押圧される方向に対して斜めに配置されているので、電気接片62およびプリント基板63の筐体12の後面16(表面)に対する電気接片62およびプリント基板63の投影面積を縮小でき、したがって、筐体12の幅方向のスペースを縮小して小型化を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、筐体12の左側部寄りの箇所の角部のデッドスペースに外側部材64および内側部材66並びにプリント基板63を配置したので、筐体12内部のスペースを有効に活用でき、小型化を図る上でより有利となる。
また、本実施の形態では、外側部材64が筐体12の左右方向に延在する軸心を支点に揺動し、かつ、内側部材66が筐体12の上下方向に延在する軸心を支点に揺動し、それら支点が異なった箇所に位置することから、狭いデッドスペースに外側部材64および内側部材66を配置する上で有利となる。
また、本実施の形態では、内側部材66の押圧用凸部78が本体部76に対して斜めに突設されているので、押圧用凸部78の移動量に対して外側部材64および内側部材66の移動量が大きなものとなり、したがって、電気接片62を接離させるために要する内側部材66による電気接片62の押し込み量に対して、外側部材64のストロークを大きな寸法として確保することができる。
そのため、電気接片62の押し込み量が比較的短い場合であっても外側部材64のストロークを大きく確保することで外側部材64をしっかり押し込んだ感触をユーザに与えることができ、操作性の向上を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、図36に示すように、2つの外側部材64を同一直線上に位置するように配置し、2つの外側部材64の板部68Aが互いに近接する箇所を支点としてそれら外側部材64が揺動するように構成し、さらに、それら外側部材64が互いに近接する箇所に凹部68Dをそれぞれ設け、それら凹部68Dにより単一の凹部68Eが構成されるようにした。
そのため、凹部68Eに指を当て付けた状態では、指でくぼみ部68Eを押圧したとしても、外側部材64の押圧操作が不用意になされることがないため、各外側部材64の誤操作を防止する上で有利となっている。
また、くぼみ部68Eに当て付けた指を外側部材64の延在方向に沿ってずらすことによって2つの外側部材64のうちの一方の押圧操作が即座に可能となり、その際、指の位置をいちいち視認する必要が無いため、操作性の向上を図る上で有利となっている。
また、特に、本実施の形態のようなデジタルスチルカメラにおいては、筐体12の外形寸法を変えることなく後面16に配置されるディスプレイ32の表示面をより大きく確保することが求められている。そのため、ディスプレイ32を除く後面16部分のスペースが縮小される傾向にあり、狭いスペースに操作装置を配置せざるを得ないのが現状である。
これに対して上述した操作装置を用いると、上述したように操作装置の占有スペースが少なく、しかも、操作装置のデッドスペースへの配置が容易であることから、操作装置を筐体12の後面16と左側面20との稜線に近接させて配設することができ、操作装置を筐体12の後面16における限られたスペースに配置する上で極めて有利となる。
なお、実施の形態では、電子機器が撮像装置10であり撮像装置10がデジタルスチルカメラである場合について説明したが、本発明は、ビデオカメラ、携帯電話機、PDA、音楽プレーヤー、ノート型パーソナルコンピュータなどさまざまな電子機器に適用可能である。
(A)は本実施の形態の撮像装置10のカバー36が閉塞位置P1P1にある状態を示す斜視図、(B)は撮像装置10のカバー36が開放位置P2にある状態を示す斜視図である。 撮像装置10を後方から見た斜視図である。 撮像装置10の構成を示すブロック図である。 筐体12の前面部分およびカバー36の分解斜視図である。 筐体12の前面部分およびカバー36の分解斜視図である。 筐体12の前面部分を後方から見た斜視図である。 筐体12の前面部分の後方に臨む面がフィルム54で覆われた状態を示す斜視図である。 インナーキャビネット50の後方に配置されるレンズ鏡筒26や電子部品27がインナーキャビネット50に臨む面がフィルム54で覆われた状態を示す斜視図である。 筐体12の前面部分からアウターキャビネット46を除いて前方から見た斜視図である。 筐体12の前面部分からアウターキャビネット46を除いて前方から見た斜視図である。 図10のA部拡大斜視図である。 筐体12の前面部分からアウターキャビネット46を除いて前方から見た斜視図である。 図10のA部拡大斜視図である。 (A)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を示す正面図、(B)は図14(A)のB矢視図、(C)は図14(A)のC矢視図である。 (T)は図14(A)のTT線断面図、(U)は図14(A)のUU線断面図、(V)は図14(A)のVV線断面図である。 (W)は図14(A)のWW線断面図、(X)は図14(A)のXX線断面図である。 (A)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が閉塞位置P1に位置した状態を後方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。 (A)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を示す正面図、(B)は図18(A)のB矢視図、(C)は図18(A)のC矢視図である。 (F)は図18(A)のFF線断面図、(G)は図18(A)のGG線断面図、(I)は図18(A)のII線断面図である。 (R)は図18(A)のRR線断面図、(S)は図18(A)のSS線断面図である。 (A)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動した状態を後方から見たインナーキャビ50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。 (A)はカバー36が後方に向けて押圧されつつ閉塞位置P1から開放位置P2に向けて移動しつつある状態を示す正面図、(B)は図22(A)のB矢視図、(C)は図22(A)のC矢視図である。 (J)は図22(A)のJJ線断面図、(K)は図22(A)のKK線断面図、(L)は図22(A)のLL線断面図である。 (A)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を示す正面図、(B)は図24(A)のB矢視図、(C)は図24(A)のC矢視図である。 (D)は図24(A)のDD線断面図、(E)は図24(A)のEE線矢視図、(H)は図24(A)のHH線断面図である。 (Q)は図24(A)のQQ線断面図であり、(Y)は図24(A)のYY線断面図である。 (A)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を前方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す正面図、(B)はカバー36が開放位置P2に位置した状態を後方から見たインナーキャビネット50、スライダプレート48の位置関係を示す背面図である。 (A)はカバー36が閉塞位置P1の直前に位置した状態を示す正面図、(B)は図28(A)のB矢視図、(C)は図22(A)のC矢視図である。 (M)は図28(A)のMM線断面図、(N)は図28(A)のNN線断面図、(O)は図28(A)のOO線断面図、(P)は図28(A)PP線断面図である。 (A)はアウターキャビネット46の斜視図、(B)はアウターキャビネット46の前後を反転した斜視図である。 (A)はインナーキャビネット50の斜視図、(B)はインナーキャビネット50の前後を反転した斜視図、(C)は図31(A)のC部分の拡大斜視図である。 (A)、(B)はフレーム44の斜視図、(C)は図32(A)のC矢視図である。 (A)はスライダプレート48の斜視図、(B)はスライダプレート48の前後を反転した斜視図である。 図2のAA線断面図である。 図2のBB線断面図である。 外側部材64の一部を破断した望遠スイッチ30Dの要部を示す斜視図である。 内側部材66と電気接片62の位置関係を示す斜視図である。
符号の説明
10……撮像装置、12……筐体、36……カバー、38……支持機構、40……開閉用面、42……非開閉用面、44C……第1当接部材、50C……第1ガイド面、P1……閉塞位置、P2……開放位置。

Claims (11)

  1. 外装を構成する筐体と、
    前記筐体の一つの面に、閉塞位置と開放位置との間で移動可能に配置された板状のカバーとを備え、
    前記一つの面は、前記カバーの閉塞位置で前記カバーにより覆われ前記カバーの開放位置で開放される開閉用面と、前記カバーの閉塞位置で開放され前記カバーの開放位置で前記カバーにより覆われる非開閉用面とを有し、
    前記カバーを前記閉塞位置と前記開放位置との間で移動可能に支持する支持機構が設けられ、
    前記非開閉用面は、前記開閉用面に比べて前記カバーの厚さ分前記面の前方に突出している電子機器であって、
    前記支持機構は、
    前記カバーの移動方向と直交する方向に間隔をおいた前記カバーの箇所から前記一つの面に向けて突設された2つの第1当接部材と、
    前記一つの面側に設けられ前記カバーの移動方向に沿って延在し、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記2つの第1当接部材に当接可能に設けられた第1ガイド面と、
    前記第1当接部材が前記第1ガイド面に当接する箇所を支点とした前記カバーの揺動を規制する揺動規制機構とを含んで構成されている、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記カバーは、前記閉塞位置において前記非開閉用面と同一面上を延在し、
    前記第1ガイド面は、前記閉塞位置で前記第1当接部材が当接される底面部と、前記底面部に比べて前記カバーの厚さ分前記面の前方に突出した箇所で前記開放位置において前記第1当接部材が当接される箇所から前記開閉用面に向かって前記非開閉用面に平行して延在する平坦ガイド面部と、前記平坦ガイド面部の前記開閉用面寄りの箇所で前記平坦ガイド面部と前記底面部とを接続し前記底面部に至るにつれて前記面の後方に位置する傾斜面部とで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記揺動規制機構は、第2当接部材と、第2ガイド面とを含んで構成され、
    前記第2当接部材は、前記第1当接部材に対して前記カバーの移動方向に間隔をおいた前記カバーの箇所から前記一つの面に向けて突設され、
    前記第2ガイド面は、前記一つの面側に設けられ前記カバーの移動方向に沿って延在し、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記第2当接部材に当接可能に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記カバーは、前記閉塞位置において前記非開閉用面と同一面上を延在し、
    前記第2ガイド面は、前記閉塞位置で前記第2当接部材が当接される底面部と、前記底面部に比べて前記カバーの厚さ分前記面の前方に突出した箇所で前記開放位置において前記第2当接部材が当接される箇所から前記開閉用面に向かって前記非開閉用面に平行して延在する平坦ガイド面部と、前記平坦ガイド面部の前記開閉用面寄りの箇所で前記平坦ガイド面部と前記底面部とを接続し前記底面部に至るにつれて前記面の後方に位置する傾斜面部とで構成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 前記カバーを前記閉塞位置と前記開放位置とに付勢するトグルばねが設けられ、
    前記一つの面側に、前記開閉用面側に至るにつれて前記面の後方に位置する傾斜した第3ガイド面が設けられ、
    前記カバーに、前記第1当接部材が前記第1ガイド面に当接する方向と反対の方向から前記第3ガイド面に当接可能に第3当接部材が設けられ、
    前記カバーの閉塞位置で、前記第3当接部材は前記第3ガイド面に当接する、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記カバーは前記移動する方向と直交する方向の幅を有し、
    前記揺動規制機構は、第4当接部材と、第4ガイド面とを含んで構成され、
    前記第4当接部材は、前記一つの面に臨む前記カバーの後面で前記カバーの幅方向に間隔をおいた2箇所に設けられ、
    前記第4ガイド面は、前記一つの面側に、前記第1当接部材が前記傾斜面部に当接し、かつ、前記カバーの前記非開閉用面寄りの箇所が前記1つの面の前方に変位した際に、前記第1当接部材が前記平坦ガイド面部に当接する方向と反対の方向から前記第4当接部材に当接し前記変位を阻止するように設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  7. 前記カバーは前記移動する方向と直交する方向の幅を有し、
    前記揺動規制機構は、第5当接部材と、第5ガイド面とを含んで構成され、
    前記第5当接部材は、前記一つの面に臨む前記カバーの後面で前記カバーの幅方向に間隔をおいた2箇所に幅方向に突設され、
    前記第5ガイド面は、前記一つの面側に、前記第1当接部材が前記平坦ガイド面部を当接している間、前記第1当接部材が前記平坦ガイド面部に当接する方向と反対の方向から前記第5当接部材に当接するように設けられている、
    ことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  8. 前記カバーから前記一つの面に向けてガイドピンが突設され、
    前記一つの面に、前記カバーの移動方向に沿って延在し前記ガイドピンが摺動可能に案内されるガイド溝が形成され、
    前記ガイドピンが前記ガイド溝の延在方向の一方の端部に当接した状態で前記閉塞位置が決定され、前記ガイドピンが前記ガイド溝の延在方向の他方の端部に当接した状態で前記開放位置が決定される、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. 前記ガイドピンと前記ガイド溝は、前記カバーの移動方向に延在する単一の直線上で前記カバーの移動方向に間隔をおいた2箇所に設けられている、
    ことを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  10. 前記1つの面は、開閉用面と、非開閉用面と、それら面の間に位置する中間面とを有し、
    前記1つの面に臨む前記カバーの後面の箇所で前記カバーの移動方向における両端の箇所に、前記カバーの閉塞位置で前記開閉用面と前記中間面に弾接するクッションシートがそれぞれ設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  11. 前記1つの面は、前記筐体に組み込まれた前キャビネットで構成され、
    前記前キャビネットの後面に前記筐体に組み込まれたインナーキャビネットが配置され、
    前記インナーキャビネットの後方の前記筐体の箇所に電子部品が配置され、
    前記インナーキャビネットの後面に、該インナーキャビネットと前記電子部品とを仕切る絶縁性のシート部材が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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