JP2000070778A - トリガー式液体噴出器 - Google Patents
トリガー式液体噴出器Info
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- JP2000070778A JP2000070778A JP10262492A JP26249298A JP2000070778A JP 2000070778 A JP2000070778 A JP 2000070778A JP 10262492 A JP10262492 A JP 10262492A JP 26249298 A JP26249298 A JP 26249298A JP 2000070778 A JP2000070778 A JP 2000070778A
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- JP
- Japan
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- trigger
- injection cylinder
- locking member
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- pump
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1052—Actuation means
- B05B11/1056—Actuation means comprising rotatable or articulated levers
- B05B11/1057—Triggers, i.e. actuation means consisting of a single lever having one end rotating or pivoting around an axis or a hinge fixedly attached to the container, and another end directly actuated by the user
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Abstract
(57)【要約】
【課題】不使用時等にトリガー操作を確実に防止して、
液の漏出或いは商品陳列時の悪戯の防止を図るととも
に、使用時には取り扱いが便利であり、その構造も簡単
な優れたトリガー式液体噴出器を提案する。 【解決手段】ポンプ本体６基端部外周部分又は装着キャ
ップ外周部分にリング状部９を回動可能且つ抜け出し不
能に嵌合させるとともに、リング状部９より前方へ延設
した係止板10の先端縁を側面視山型状に隆起させた隆起
部11を形成し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係合
凹部12内にトリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し可
能に嵌合係止させてなる係止部材Ａを、後方への回動が
可能に設けた。
液の漏出或いは商品陳列時の悪戯の防止を図るととも
に、使用時には取り扱いが便利であり、その構造も簡単
な優れたトリガー式液体噴出器を提案する。 【解決手段】ポンプ本体６基端部外周部分又は装着キャ
ップ外周部分にリング状部９を回動可能且つ抜け出し不
能に嵌合させるとともに、リング状部９より前方へ延設
した係止板10の先端縁を側面視山型状に隆起させた隆起
部11を形成し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係合
凹部12内にトリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し可
能に嵌合係止させてなる係止部材Ａを、後方への回動が
可能に設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はトリガー式液体噴出
器に関する。
器に関する。
【０００２】
【従来の技術】トリガー式液体噴出器として、例えば、
容器体口頚部に嵌合させた装着キャップと、該キャップ
上方に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起
立した縦筒の中間部からシリンダを、その上部からは射
出筒をそれぞれ前方へ突出してなるポンプ本体と、射出
筒先端に嵌着させたノズルヘッドと、射出筒前部から揺
動可能に垂設するとともに、シリンダ内に前方付勢状態
で嵌合さたプランジャの先端部を押し込み可能に連係さ
せたトリガーとを備え、該トリガーの操作により内蔵ポ
ンプ機構の作用で容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴
出口より噴出する如く構成したものが知られている。ま
た、この種噴出器では、一般に、不用意なトリガーの操
作による液の漏出、或いは商品陳列時に於ける悪戯の防
止を図るために、射出筒前端に設けたノズル嵌合筒にノ
ズルヘッドを回動可能に設けるとともに、両者間にノズ
ルヘッドを回動させることにより液流路の連通が遮断さ
れ、元の状態に戻せば連通する開閉機構を設けている。
容器体口頚部に嵌合させた装着キャップと、該キャップ
上方に嵌着固定するとともに、装着キャップ上端から起
立した縦筒の中間部からシリンダを、その上部からは射
出筒をそれぞれ前方へ突出してなるポンプ本体と、射出
筒先端に嵌着させたノズルヘッドと、射出筒前部から揺
動可能に垂設するとともに、シリンダ内に前方付勢状態
で嵌合さたプランジャの先端部を押し込み可能に連係さ
せたトリガーとを備え、該トリガーの操作により内蔵ポ
ンプ機構の作用で容器体内の液を吸い上げてヘッドの噴
出口より噴出する如く構成したものが知られている。ま
た、この種噴出器では、一般に、不用意なトリガーの操
作による液の漏出、或いは商品陳列時に於ける悪戯の防
止を図るために、射出筒前端に設けたノズル嵌合筒にノ
ズルヘッドを回動可能に設けるとともに、両者間にノズ
ルヘッドを回動させることにより液流路の連通が遮断さ
れ、元の状態に戻せば連通する開閉機構を設けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た開閉機構を設けたものにあっては、トリガーはプラン
ジャを介して液圧により押し込み不能に係止されている
ため、液流路閉塞状態のままで度々トリガーを引き寄せ
ると、プランジャの若干の押し込みが可能となり、シリ
ンダ内の異常な高圧化で吐出弁を通って、吐出弁下流の
射出筒前方部分内に高圧液体が溜まることがあり、この
ようになるとノズルヘッドを液流路連通位置まで回した
時、その射出筒前方部分内に溜まっていた高圧液体が、
トリガー操作を行わなくてもノズル孔から噴出する不都
合が生じたり、また、トリガーを強く引き寄せると、射
出筒内の高圧化でノズルヘッドがノズル嵌合筒から外れ
る虞もあった。本発明は上記した点に鑑みなされたもの
で、不使用時等にトリガー操作を確実に防止して上記し
た不都合を解消することが出来、また、使用時には取り
扱いが便利であり、その構造も簡単な優れたトリガー式
液体噴出器を提案するものである。
た開閉機構を設けたものにあっては、トリガーはプラン
ジャを介して液圧により押し込み不能に係止されている
ため、液流路閉塞状態のままで度々トリガーを引き寄せ
ると、プランジャの若干の押し込みが可能となり、シリ
ンダ内の異常な高圧化で吐出弁を通って、吐出弁下流の
射出筒前方部分内に高圧液体が溜まることがあり、この
ようになるとノズルヘッドを液流路連通位置まで回した
時、その射出筒前方部分内に溜まっていた高圧液体が、
トリガー操作を行わなくてもノズル孔から噴出する不都
合が生じたり、また、トリガーを強く引き寄せると、射
出筒内の高圧化でノズルヘッドがノズル嵌合筒から外れ
る虞もあった。本発明は上記した点に鑑みなされたもの
で、不使用時等にトリガー操作を確実に防止して上記し
た不都合を解消することが出来、また、使用時には取り
扱いが便利であり、その構造も簡単な優れたトリガー式
液体噴出器を提案するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本請求項１発明の噴出器
は上記課題を解決するため、容器体２の口頚部３に嵌合
させた装着キャップ４と、装着キャップ上端から起立し
て上部から射出筒５を前方へ突出してなるポンプ本体６
と、射出筒５前部から揺動可能に垂設したトリガー７と
を備え、トリガーの操作による内蔵ポンプ機構の作用で
容器体内の液を吸い上げて射出筒先端部の噴出口より噴
出する如く構成したトリガー式液体噴出器に於いて、ポ
ンプ本体６基端部外周部分又は装着キャップ４外周部分
にリング状部９を回動可能且つ抜け出し不能に嵌合させ
るとともに、リング状部９より前方へ延設した係止板10
の先端縁を側面視山型状に隆起させた隆起部11を形成
し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係合凹部12内に
トリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し可能に嵌合係
止させてなる係止部材Ａを、後方への回動が可能に設け
てなることを特徴とするトリガー式液体噴出器として構
成した。
は上記課題を解決するため、容器体２の口頚部３に嵌合
させた装着キャップ４と、装着キャップ上端から起立し
て上部から射出筒５を前方へ突出してなるポンプ本体６
と、射出筒５前部から揺動可能に垂設したトリガー７と
を備え、トリガーの操作による内蔵ポンプ機構の作用で
容器体内の液を吸い上げて射出筒先端部の噴出口より噴
出する如く構成したトリガー式液体噴出器に於いて、ポ
ンプ本体６基端部外周部分又は装着キャップ４外周部分
にリング状部９を回動可能且つ抜け出し不能に嵌合させ
るとともに、リング状部９より前方へ延設した係止板10
の先端縁を側面視山型状に隆起させた隆起部11を形成
し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係合凹部12内に
トリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し可能に嵌合係
止させてなる係止部材Ａを、後方への回動が可能に設け
てなることを特徴とするトリガー式液体噴出器として構
成した。
【０００５】また、請求項２発明の噴出器は、ポンプ本
体６の上面、両側面及び後面を被覆して形成したカバー
13の後部に、後方へ回動させた係止部材Ａの隆起部11を
係止可能に構成してなる請求項１記載のトリガー式液体
噴出器として構成した。
体６の上面、両側面及び後面を被覆して形成したカバー
13の後部に、後方へ回動させた係止部材Ａの隆起部11を
係止可能に構成してなる請求項１記載のトリガー式液体
噴出器として構成した。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。本発明のトリガー式液体噴出器
１は、容器体２の口頚部３に嵌合させた装着キャップ４
と、装着キャップ上端から起立して上部から射出筒５を
前方へ突出してなるポンプ本体６と、射出筒前部から揺
動可能に垂設したトリガー７とを備え、トリガーの操作
による内蔵ポンプ機構の作用で容器体内の液を吸い上げ
て射出筒先端部の噴出口より噴出する如く構成した公知
のポンプ機構を備えたものである。図示例では、射出筒
５の先端に連結部材を介してノズルヘッド８を連結して
おり、このノズルヘッド８は、左右方向へ回動させるこ
とにより噴出口の開閉を行える公知の開閉機構を備えて
いる。
面を参照して説明する。本発明のトリガー式液体噴出器
１は、容器体２の口頚部３に嵌合させた装着キャップ４
と、装着キャップ上端から起立して上部から射出筒５を
前方へ突出してなるポンプ本体６と、射出筒前部から揺
動可能に垂設したトリガー７とを備え、トリガーの操作
による内蔵ポンプ機構の作用で容器体内の液を吸い上げ
て射出筒先端部の噴出口より噴出する如く構成した公知
のポンプ機構を備えたものである。図示例では、射出筒
５の先端に連結部材を介してノズルヘッド８を連結して
おり、このノズルヘッド８は、左右方向へ回動させるこ
とにより噴出口の開閉を行える公知の開閉機構を備えて
いる。
【０００７】また、内蔵ポンプ機構の一例を図示しない
で説明すると、装着キャップ上端から起立した縦筒の中
間部からシリンダを、その上部からは射出筒をそれぞれ
前方へ突出してポンプ本体を構成し、シリンダ内に前方
付勢状態で押し込み可能に嵌合させたプランジャの先端
をトリガー上部に連係させ、また、縦筒内下部に吸い込
み弁を、上部に吐出弁を設け、吸い込み弁下流の縦筒内
とシリンダ内とを連通させるとともに、吐出弁下流の縦
筒内と射出筒内とを連通させるという構成が挙げられ
る。
で説明すると、装着キャップ上端から起立した縦筒の中
間部からシリンダを、その上部からは射出筒をそれぞれ
前方へ突出してポンプ本体を構成し、シリンダ内に前方
付勢状態で押し込み可能に嵌合させたプランジャの先端
をトリガー上部に連係させ、また、縦筒内下部に吸い込
み弁を、上部に吐出弁を設け、吸い込み弁下流の縦筒内
とシリンダ内とを連通させるとともに、吐出弁下流の縦
筒内と射出筒内とを連通させるという構成が挙げられ
る。
【０００８】本発明では、上記したこの種の噴出器に於
いて、不使用時にトリガー７の不用意な引き込みを防止
するとともに使用時には握った手の上面に当接して取り
扱い易くするための係止部材Ａを設けている。係止部材
Ａは、ポンプ本体６基端部外周部分にリング状部９を回
動可能に嵌合させるとともに、リング状部９より前方へ
延設した係止板10の先端縁を側面視山型に隆起させた隆
起部11に形成し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係
合凹部12内にトリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し
可能に嵌合係止させたもので、後方への回動が可能に設
けており、装着キャップ４の上端開口より突出したポン
プ本体６の基端部外周部にリング状部９を回動可能に嵌
合させている。係止板10の先端縁を隆起部11に形成する
ことにより、トリガー７裏面との当接面積を大きくし
て、誤ってトリガーを引いた際に、トリガーの撓みによ
るプランジャの押し込みを極力防止する如く構成してい
る。隆起部11の前面は円弧状に形成すると良く、そうす
ることによりトリガー７後面を嵌合凹部に回動嵌合させ
るのが容易に行え、特に後述の構造を有するトリガーに
は安定して係合させておくことができる。
いて、不使用時にトリガー７の不用意な引き込みを防止
するとともに使用時には握った手の上面に当接して取り
扱い易くするための係止部材Ａを設けている。係止部材
Ａは、ポンプ本体６基端部外周部分にリング状部９を回
動可能に嵌合させるとともに、リング状部９より前方へ
延設した係止板10の先端縁を側面視山型に隆起させた隆
起部11に形成し、隆起部前面中央を縦断して凹設した係
合凹部12内にトリガー７後面部を強制的に且つ抜け出し
可能に嵌合係止させたもので、後方への回動が可能に設
けており、装着キャップ４の上端開口より突出したポン
プ本体６の基端部外周部にリング状部９を回動可能に嵌
合させている。係止板10の先端縁を隆起部11に形成する
ことにより、トリガー７裏面との当接面積を大きくし
て、誤ってトリガーを引いた際に、トリガーの撓みによ
るプランジャの押し込みを極力防止する如く構成してい
る。隆起部11の前面は円弧状に形成すると良く、そうす
ることによりトリガー７後面を嵌合凹部に回動嵌合させ
るのが容易に行え、特に後述の構造を有するトリガーに
は安定して係合させておくことができる。
【０００９】図示例のトリガー７は、前板部7aの両側よ
りそれぞれ後方へ側板部7bを延設して構成しており、従
って、両側板部7b上部の外側面後端部を係合凹部12両側
面に嵌合させている。また、本実施例ではポンプ本体６
の上面、両側面及び後面を被覆して形成したカバー13を
設けており、このカバー13の後部に、後方へ回動した係
止部材Ａの隆起部11を係止可能に構成している。図示例
では、カバー13の後壁13a 下部から両側壁13b 後端部下
部に至る切欠き部14を形成し、この切欠き部14部分の後
壁13a 下面中央部より係合凹部12に嵌合する係合舌片15
を垂設し、この係合舌片15を係合凹部12に強制嵌合させ
る如く構成している。そして、不使用時には図１に示す
如く、係止部材Ａを前方へ回動させておいてトリガー７
の引き込みが行えないようにしておく。また、使用時に
は、図３に示す如く、係止部材Ａを後方へ回動させて、
その係合凹部12に係合舌片15を係合させ、容器体上端部
外周から装着キャップ外周に亘って握った手の上面が、
係止板10下面に当接して、握った容器の上方へのズレ等
を防止する如く構成している。
りそれぞれ後方へ側板部7bを延設して構成しており、従
って、両側板部7b上部の外側面後端部を係合凹部12両側
面に嵌合させている。また、本実施例ではポンプ本体６
の上面、両側面及び後面を被覆して形成したカバー13を
設けており、このカバー13の後部に、後方へ回動した係
止部材Ａの隆起部11を係止可能に構成している。図示例
では、カバー13の後壁13a 下部から両側壁13b 後端部下
部に至る切欠き部14を形成し、この切欠き部14部分の後
壁13a 下面中央部より係合凹部12に嵌合する係合舌片15
を垂設し、この係合舌片15を係合凹部12に強制嵌合させ
る如く構成している。そして、不使用時には図１に示す
如く、係止部材Ａを前方へ回動させておいてトリガー７
の引き込みが行えないようにしておく。また、使用時に
は、図３に示す如く、係止部材Ａを後方へ回動させて、
その係合凹部12に係合舌片15を係合させ、容器体上端部
外周から装着キャップ外周に亘って握った手の上面が、
係止板10下面に当接して、握った容器の上方へのズレ等
を防止する如く構成している。
【００１０】図６乃至図１０に示す実施例は、後部に於
いて底壁13c を有する構造のカバー13を採用し、また、
係止部材Ａの隆起部11の後面中央部にも第２係合凹部16
を凹設している。この場合にカバー後壁13a 下部を前方
へ凹ませた凹部17を形成し、該凹部中央部を上下に走る
帯状突部18を形成し、該突部が後方へ回動した係止部材
Ａの係合凹部12に強制嵌合する如く構成している。ま
た、本実施例では、係止板10の下面に、滑り止め用の凹
凸部19を設けている。この凹凸部は、上記図１の実施例
にも適用できる。尚、上記各実施例では、リング状部を
ポンプ本体基端部外周に回動可能に嵌合させて係止部材
Ａを装着した例に付いて説明しているが、この係止部材
Ａは、装着キャップ４外周にリング状部を回動可能に嵌
合させて装着する如く構成しても良い。また、上記各部
材は主として合成樹脂により形成している。
いて底壁13c を有する構造のカバー13を採用し、また、
係止部材Ａの隆起部11の後面中央部にも第２係合凹部16
を凹設している。この場合にカバー後壁13a 下部を前方
へ凹ませた凹部17を形成し、該凹部中央部を上下に走る
帯状突部18を形成し、該突部が後方へ回動した係止部材
Ａの係合凹部12に強制嵌合する如く構成している。ま
た、本実施例では、係止板10の下面に、滑り止め用の凹
凸部19を設けている。この凹凸部は、上記図１の実施例
にも適用できる。尚、上記各実施例では、リング状部を
ポンプ本体基端部外周に回動可能に嵌合させて係止部材
Ａを装着した例に付いて説明しているが、この係止部材
Ａは、装着キャップ４外周にリング状部を回動可能に嵌
合させて装着する如く構成しても良い。また、上記各部
材は主として合成樹脂により形成している。
【００１１】
【発明の効果】以上説明した如く本発明噴出器は、既述
構成としたことにより、特に、不使用時には、係止部材
によりトリガーの引き込みを確実に防止できて不用意な
液の漏出を防止できるとともに、嵌合凹部の存在で確実
に隆起部前面中央部にトリガーを嵌合係止させておくこ
とができ、誤ってトリガーを引いた場合に係止部材とト
リガーとの係合が外れることもない。また、使用時には
係止板がポンプ本体後方に回動するため、容器を持った
手が係止板下面に当接して、持った容器がズレる等の不
都合を生じることなく、取り扱いも極めて便利である。
構成としたことにより、特に、不使用時には、係止部材
によりトリガーの引き込みを確実に防止できて不用意な
液の漏出を防止できるとともに、嵌合凹部の存在で確実
に隆起部前面中央部にトリガーを嵌合係止させておくこ
とができ、誤ってトリガーを引いた場合に係止部材とト
リガーとの係合が外れることもない。また、使用時には
係止板がポンプ本体後方に回動するため、容器を持った
手が係止板下面に当接して、持った容器がズレる等の不
都合を生じることなく、取り扱いも極めて便利である。
【００１２】また、請求項２記載の噴出器では、係止部
材を後方へ回動させた際にカバーの後部に係止されるた
め、余分な出っ張りを生ずることなく所定の位置に係止
部材を止めておくことが出来、容器を持った手の上に係
止板下面が位置する位置決めを容易に行えるという利点
を兼ね備えている。
材を後方へ回動させた際にカバーの後部に係止されるた
め、余分な出っ張りを生ずることなく所定の位置に係止
部材を止めておくことが出来、容器を持った手の上に係
止板下面が位置する位置決めを容易に行えるという利点
を兼ね備えている。
【図１】本発明の一実施例を示す要部斜視図である。
【図２】同実施例の係止部材を示す斜視図である。
【図３】同実施例の係止部材を後方へ回動させた際の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図４】同実施例の係止部材を後方へ回動させた際の要
部背面図である。
部背面図である。
【図５】同実施例の係止部材を後方へ回動させた際の要
部縦断面図である。
部縦断面図である。
【図６】本発明の他の実施例を示す要部斜視図である。
【図７】同実施例の係止部材を示す斜視図である。
【図８】同実施例の係止部材を斜め下から見た状態の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図９】同実施例の係止部材を後方へ回動させた際の要
部背面図である。
部背面図である。
【図１０】同実施例の係止部材を後方へ回動させた際の
要部縦断面図である。
要部縦断面図である。
２…容器体，３…口頚部，４…装着キャップ，５…射出
筒，６…ポンプ本体，７…トリガー，９…リング状部，
10…係止板，11…隆起部，12…係合凹部，13…カバー，
Ａ…係止部材
筒，６…ポンプ本体，７…トリガー，９…リング状部，
10…係止板，11…隆起部，12…係合凹部，13…カバー，
Ａ…係止部材
Claims (2)
- 【請求項１】容器体２の口頚部３に嵌合させた装着キャ
ップ４と、装着キャップ上端から起立して上部から射出
筒５を前方へ突出してなるポンプ本体６と、射出筒５前
部から揺動可能に垂設したトリガー７とを備え、トリガ
ーの操作による内蔵ポンプ機構の作用で容器体内の液を
吸い上げて射出筒先端部の噴出口より噴出する如く構成
したトリガー式液体噴出器に於いて、ポンプ本体６基端
部外周部分又は装着キャップ４外周部分にリング状部９
を回動可能且つ抜け出し不能に嵌合させるとともに、リ
ング状部９より前方へ延設した係止板10の先端縁を側面
視山型状に隆起させた隆起部11を形成し、隆起部前面中
央を縦断して凹設した係合凹部12内にトリガー７後面部
を強制的に且つ抜け出し可能に嵌合係止させてなる係止
部材Ａを、後方への回動が可能に設けてなることを特徴
とするトリガー式液体噴出器。 - 【請求項２】ポンプ本体６の上面、両側面及び後面を被
覆して形成したカバー13の後部に、後方へ回動させた係
止部材Ａの隆起部11を係止可能に構成してなる請求項１
記載のトリガー式液体噴出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26249298A JP3780442B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | トリガー式液体噴出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26249298A JP3780442B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | トリガー式液体噴出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000070778A true JP2000070778A (ja) | 2000-03-07 |
| JP3780442B2 JP3780442B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=17376557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26249298A Expired - Fee Related JP3780442B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | トリガー式液体噴出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3780442B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1917205A2 (en) * | 2004-11-29 | 2008-05-07 | Seaquistperfect Dispensing Foreign, Inc. | Dispenser with lock |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP26249298A patent/JP3780442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1917205A2 (en) * | 2004-11-29 | 2008-05-07 | Seaquistperfect Dispensing Foreign, Inc. | Dispenser with lock |
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