JP4203948B2 - トリガー式液体噴出器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はトリガー式の液体噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
トリガー式液体噴出器は、例えば特許文献1 、2 が示すように、射出筒前端へ噴出孔付きノズルキャップを回動自在に嵌合させ、該ノズルキャップ回動により射出筒に設けた通路部分とノズルキャップ内面に設けた通路部分とが連通したり、又不通となって、ノズルキャップが有する噴出孔への液体通路が開閉するよう設けている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−189862号公報
【特許文献2】
特開平12−70793号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記ノズルキャップは、通常前方からみてほぼ正三角形筒状に形成され、その筒の一面を第1面と定め、該第1面が液体噴出器の上面側へほぼ水平に位置したとき、上記両液体通路部分が連通して液体通路が開き、又ノズルキャップ回動により上記第1面が上面から外れると、上記両液体通路部分は位置ずれにより不通となって、液体通路が閉塞されるよう設けている。
【0005】
しかし実際に使用すると、上記第1面を正確にノズルキャップ上面側へ水平に位置させることは面倒であり、多少ずれた状態でトリガー操作することが多く、その結果、上記液体通路の開通が不充分となって液体噴出が不完全となることが多い。
【0006】
本発明は、上記欠点を除去して液体通路が完全に開いた状態でだけ液体噴出操作することが容易としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、トリガーが枢着された射出筒前端へ、噴出孔付きのノズルキャップを回動可能に嵌合させ、該ノズルキャップ回動により上記噴出孔と連通する液体通路が開閉自在としたトリガー式液体噴出器において、
上記ノズルキャップ11外面から突出長さが相異なる第1ストッパ15と第2ストッパ21を突出させて、上記射出筒6に対するノズルキャップ11回動により液体通路13閉塞位置から開通位置へ移動させたとき、第2ストッパ21がトリガー上部へ接してトリガー引寄せを可能にしつつノズルキャップ11の回動を停止可能に形成し
上記第2ストッパ21がトリガーへ接した位置から液体通路閉塞位置へノズルキャップ11を回動させたとき、第1ストッパ15がトリガーの上下全長にわたる前面に位置してトリガー引寄せを不能に形成すると共に、該ストッパ15はトリガー側面へ接する後方への張出し板部16を介してトリガー後面へ接する抜け止め用の係合板部17を突出して、ノズルキャップ11の回動を停止可能に形成し、
さらに第1ストッパ15前面中央部の上下全長に把手兼用の板状突部を縦設して、トリガー引寄せ不能時における第1ストッパの後方への弾性変形を防止可能に設けた。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明する。まず従来公知の構造について簡単に説明すると、1は口頸部を起立する容器体で、その口頸部外面へは、トリガー式液体噴出器2の主筒3下端部外面へ、回動可能に上端筒部を嵌合させた装着筒4を螺合させている。該噴出器外面へはカバー5を装着させており、上記主筒上端から前方へ突出する射出筒6前部には斜下前方へトリガー7を、前後方向への揺動が可能に枢着させ、かつ該トリガーの上部後面へは、シリンダ8内へ前方付勢させて摺動自在に嵌合されたプランジャ9前端部が当接させてある。
【0011】
上記射出筒の前端部外面へは噴出孔10付きのノズルキャップ11を回動自在に嵌合させている。該ノズルキャップは、前方からみてほぼ三角形筒状に形成させてあり、その三角形状筒の一面を第1面12と定めて、該第1面がノズルキャップ上面に位置したとき、液体通路13が開いて噴出孔10と連通し、又該第1面が上面から外れると、上記液体通路13が閉塞するよう設けている。又該第1面12側方からは第1ストッパ15が突出させてあり、該第1ストッパは図1、図3が示すように、他の一面を上面へ位置させたとき、トリガー7側面へ接してノズルキャップ11の回動が停止するよう設けている。
【0012】
既述主筒下端からは吸上げパイプ14を容器体1内へ垂下させている。
【0013】
尚上記液体通路13は、図2が示すように、ノズルキャップ11の嵌合筒内面に設けた液体通路一部と射出筒6の棒状部外面に設けた液体通路一部とが重なって連通したり、又位置ずれにより不通となるよう設けられている。
【0014】
本発明にあっては、ノズルキャップ11の一部から第2ストッパ21を突出させ、既述射出筒に対するノズルキャップ11回動により液体通路閉塞位置から開通位置へ移動させたとき、第2ストッパ21一部がトリガー式液体噴出器2の一部に接して停止するよう設けた。図示例は図5、図6が示すように、トリガー7の側面へ第2ストッパが接するよう設けているが、カバー5の前部側方等へ接するよう設けてもよい。尚該液体噴出位置で既述第1面12はノズルキャップ11の上面側へ水平に位置するよう設けている。
【0015】
上記第2ストッパ21のほか、ノズルキャップ11回動により液体通路13が閉塞したとき、トリガー7等噴出器本体一部へ接してノズルキャップ11の回動を停止させる第1ストッパ15を設けてもよく、このようにすることで、液体通路が開き、又閉塞された位置で、ノズルキャップ11の回動を確実に停止させることが出来る。
【0016】
図示例において第1ストッパ15は、後方への張出し板部16がトリガー側面へ接したとき、図3が示すようにその張出し板部16の後端から突出させた係合板17がトリガー7後面へ接して、該状態ではトリガー7の引寄せによる、液体噴出操作が不能となるよう設けている。
【0017】
上記第1、第2ストッパ15、21は、それ等の一方ないし双方を、ノズルキャップ11回動用の把手として兼用することも出来る。
【0018】
図8以下は第2実施形態を示す。該実施形態は、上記第1ストッパ15を有しない場合を示す。その他構造は第1実施形態の場合と同一であり、よって説明の重複を避けるため、同一符号を付することで説明は省略する。
尚本発明においてノズルキャップとは、既述特許文献2が示すように、一体的に嵌着させた内外二重筒で形成したものも含むものとする。
【0019】
【発明の効果】
本発明は、液体通路の開通が完全に行われた状態でだけ液体噴出操作することができ、よって従来のように液体通路の開通が不完全なままでの液体噴出を防止できる。
【0020】
また、本発明は、ノズルキャップ11を正方向、つまり液体通路開通方向へ回せば、完全開通位置で第2ストッパ21がノズルキャップを停止し、又逆方向へ回せば、液体通路完全閉塞位置で第1ストッパ15がノズルキャップ11を停止することとなり、従って射出筒に対するノズルキャップの回転位置を目視により確認しなくてもよい便利がある。
【0021】
さらに、本発明は、ノズルキャップの回動に要する力を減少させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明液体噴出器付き容器の側面図である。
【図2】 図1液体噴出器の拡大断面図である。
【図3】 図1容器の正面図である。
【図4】 図1容器の平面図である。
【図5】 液体噴出可能とした状態で示す、図1容器の側面図である。
【図6】 図4容器の正面図である。
【図7】 図4容器の平面図である。
【図8】 第2実施形態における、本発明容器の側面図である。
【図9】 図8容器の正面図である。
【図10】図8容器の平面図である。
【符号の説明】
1…容器体 2…液体噴出器
11…ノズルキャップ 13…液体通路
15…第1ストッパ 21…第2ストッパ

Claims (1)

  1. トリガーが枢着された射出筒前端へ、噴出孔付きのノズルキャップを回動可能に嵌合させ、該ノズルキャップ回動により上記噴出孔と連通する液体通路が開閉自在としたトリガー式液体噴出器において、
    上記ノズルキャップ11外面から突出長さが相異なる第1ストッパ15と第2ストッパ21を突出させて、上記射出筒6に対するノズルキャップ11回動により液体通路13閉塞位置から開通位置へ移動させたとき、第2ストッパ21がトリガー上部へ接してトリガー引寄せを可能にしつつノズルキャップ11の回動を停止可能に形成し
    上記第2ストッパ21がトリガーへ接した位置から液体通路閉塞位置へノズルキャップ11を回動させたとき、第1ストッパ15がトリガーの上下全長にわたる前面に位置してトリガー引寄せを不能に形成すると共に、該ストッパ15はトリガー側面へ接する後方への張出し板部16を介してトリガー後面へ接する抜け止め用の係合板部17を突出して、ノズルキャップ11の回動を停止可能に形成し、
    さらに第1ストッパ15前面中央部の上下全長に把手兼用の板状突部を縦設して、トリガー引寄せ不能時における第1ストッパの後方への弾性変形を防止可能に設けた
    ことを特徴とするトリガー式液体噴出器。」
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