JP2000068148A - 積層セラミック部品とその積層セラミック部品連 - Google Patents

積層セラミック部品とその積層セラミック部品連

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JP2000068148A
JP2000068148A JP10232459A JP23245998A JP2000068148A JP 2000068148 A JP2000068148 A JP 2000068148A JP 10232459 A JP10232459 A JP 10232459A JP 23245998 A JP23245998 A JP 23245998A JP 2000068148 A JP2000068148 A JP 2000068148A
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JP
Japan
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laminate
internal electrode
ceramic component
electrode
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JP10232459A
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Inventor
Masayuki Watanabe
正之 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はマンハッタン現象を防止する積層セ
ラミック部品を構成することを目的とする。 【解決手段】 両側面に外部電極8を形成してなる積層
セラミック部品5において、内部電極2の引き出し幅寸
法及びそれに接続する外部電極8の幅寸法を下段から上
段に向けて順次減少するように形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリフロー半田付け法
によりプリント配線板に半田付けをする積層セラミック
部品とその積層セラミック部品連に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7に従来例の積層セラミック部
品を示す。図6は外観斜視図、図7は分解斜視図であ
る。図において20は積層セラミック部品で、セラミッ
ク層21と内部電極22とを交互に積層してなる積層体
23と、前記積層体23の両端部において内部電極の引
き出し部と接続してなる一対の外部電極24,25から
構成されている。
【0003】内部電極22は一方がセラミック層の内側
に形成され、他方向に前記セラミック層の端面まで延長
した引き出し部26を形成して成り、外部電極24,2
5に接続されている。
【0004】以上の様に構成された積層セラミック部品
20は図8の実装基板モデル図に示すように、リフロー
半田付け法を用い、プリント配線板30のランド31に
クリーム半田32を塗布し、積層セラミック部品20を
並べ外部から熱を加えることでクリーム半田32を溶か
し、その半田が図8の様に上部に濡れ上がることにより
半田付けされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の積層セラミック部品の構成によると、積層セラ
ミック部品をリフロー半田付け法によりプリント配線板
に半田付けをする際、半田が溶け図8に示すように、F
1,F2なる力が作用し易く、それぞれのバランスがそ
こなわれると積層セラミック部品20が図9のように立
ち上がり、いわゆるマンハッタン現象が生じることがあ
る。この原因として、一般に図9に示す様に、両ランド
31上の半田32の溶融速度に差があり、さらに、溶融
した半田32のうち積層セラミック部品20の側面のモ
ーメントM1に比べて、下側のモーメントM2が小さい
ことにあると考えられる。
【0006】したがって本発明の目的は、マンハッタン
現象を防止する積層セラミック部品を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、両側面に外部電極を形成してなる積層セラ
ミック部品において、内部電極の引き出し幅寸法及びそ
れに接続する外部電極を下段から上段に向けて順次減少
するように形成したものである。
【0008】これにより、前記積層セラミック部品は下
面をプリント配線板に設置し、立ち上げモーメントの少
ない下段部の外部電極の面積が大きくなり、立ち上げモ
ーメントの大きい上段部は外部電極の面積が小さくな
り、それに相当して半田が付着するためリフロー半田付
けにおけるマンハッタン現象を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、セラミック層と内部電極を積層し、前記セラミック
層を介して内部電極を対向させ、前記複数の内部電極が
交互に逆側の端面に延長した引き出し部を有する積層体
において、前記内部電極の引き出し部の幅寸法が前記積
層体の下段から上段に向けて順次減少する構成とし、前
記積層体の両側面の内部電極の引き出し部に、前記積層
体の下段から上段に向け幅寸法を順次減少する外部電極
を形成して成る積層セラミック部品であり、リフロー半
田付け時に、前記外部電極の上方向に付着する半田量を
下方向に対し減少させることで、立ち上げモーメントを
抑制し、マンハッタン現象を防止することができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、外部電
極を、積層体の側面から下面と上面に延長部を形成し、
前記積層体の下面では、最下段の内部電極の引き出し部
幅寸法より広い幅寸法に形成し、前記積層体の上面では
最上段の内部電極の引き出し部幅寸法より狭い幅寸法に
形成し、前記積層体の上面にマーク表示を形成して成る
請求項1記載の積層セラミック部品であり、プリント配
線板への設置面となる前記積層体の下面で幅広の延長部
により半田付け面積を大きく形成し、前記積層体の上面
に幅の狭い延長部を形成して半田付け面積を小さくする
ことで、溶融した半田のプリント配線板との設置面での
張力を大きくし、前記の立ち上げモーメントを抑制し、
マンハッタン現象を尚一層防止する効果を有する。ま
た、前記積層体の上面に形成したマーク表示により、プ
リント配線板への設置面の判別が容易となる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、キャリ
アテープに連続し多数個形成された凹溝に前記積層体の
マーク表示を表面に揃えて収納し、リール姿で包装して
成る積層セラミック部品連の構成であり、プリント配線
板に前記セラミック部品が実装される際に設置部となる
前記積層体の下面が揃って下方向に整列しているため作
業性が良好で実装ミスを低減できる。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図1か
ら図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態の分解斜
視図を示し、図において、1はセラミック層であり、内
部電極2と交互に積層する。前記内部電極2は幅寸法W
を下段から上段に向け減少し形成して成る端面への引き
出し部3を有している。また内部電極2を持たない無効
層4を上段と下段に構成して成る。
【0013】図2は同実施の形態の積層完成姿を示し、
積層セラミック部品5片面7を断面で示す。6は積層体
であり、前記セラミック層1、内部電極2、無効層4等
を積み重ね、加圧圧着、焼成を経て成る。前記セラミッ
ク部品の断面7には内部電極の引き出し部3が図示され
ており図のように下段から上段に向けてその幅寸法が減
少したものとなっている。11は前記積層体6の上面に
形成した表示マークであり、積層セラミック部品5の方
向性の識別になる。
【0014】図3は同実施の形態を下方向より見た斜視
図である。積層体6の両側面に導電ペーストを塗布し、
外部電極8を形成している。前記外部電極8は下面への
延長部9と図2に示す上面への延長部10を有し、下面
への延長部9は幅寸法Aを最下段の内部電極の引き出し
幅W1より広く形成し、上面への延長部10は幅寸法B
を最上段の内部電極の引き出し幅W2より狭く形成して
いる。前記下面への延長部9の延長長さLは外部電極の
高さ寸法Hより大きい方がマンハッタン現象の防止に有
効である。
【0015】図4は前記積層セラミック部品5をキャリ
アテープに収納した平面図、図5はその断面図を示す。
【0016】図において12はキャリアテープであり、
凹溝13をテープの長手方向に連続し多数個を形成して
なる。前記凹溝13には積層セラミック部品5を収納
し、前記キャリアテープの両面に保持テープ14を貼り
付け保持している。11は前記積層セラミック部品5の
積層体上面に形成した表示マークであり前記キャリアテ
ープの表面に揃え保持テープ14に重ならない位置にあ
り、リール姿(図示せず)にし包装する。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内部電極
層の引き出し部と外部電極を、下段から上段に向け減少
し形成した積層セラミック部品を構成することでリフロ
ー半田付けにおけるマンハッタン現象を防止できる。
【0018】また、前記積層セラミック部品の上面にマ
ーク表示を形成することでプリント配線板への実装の際
に設置面の識別が容易となる。
【0019】更に、包装形態においてキャリアテープに
形成した凹溝に前記積層セラミック部品を前記マーク表
示を表面に揃えリール巻きすることで、プリント配線板
への実装の際、積層セラミック部品の下面をプリント配
線板への設置面とし方向を揃え実装することが容易で、
作業性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の分解斜視図
【図2】同一方側を切断した斜視図
【図3】同外観斜視図
【図4】同包装姿を示す平面図
【図5】同包装姿の断面図
【図6】従来例の斜視図
【図7】従来例の分解斜視図
【図8】マンハッタン現象を説明する実装モデル図
【図9】マンハッタン現象を説明する実装モデル図
【符号の説明】
1 セラミック層 2 内部電極 3 引き出し部 4 無効層 5 積層セラミック部品 6 積層体 8 外部電極 9 下面への延長部 10 上面への延長部 11 表示マーク 12 キャリアテープ 13 凹溝 14 保持テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック層と内部電極を交互に積層
    し、前記セラミック層を介して内部電極を対向させ、前
    記複数の内部電極が交互に逆側の端面に延長した引き出
    し部を有する積層体において、前記内部電極の引き出し
    部の幅寸法を、前記積層体の下段から上段に向けて順次
    減少する構成とし、前記積層体の両側面の内部電極の引
    き出し部に、前記積層体の下段から上段に向け幅寸法を
    順次減少する外部電極を形成して成る積層セラミック部
    品。
  2. 【請求項2】 外部電極は積層体の側面から下面と上面
    に延長部を有し、前記積層体の下面では、最下段の内部
    電極の引き出し部幅寸法より広い幅寸法に形成し、前記
    積層体の上面では最上段の内部電極の引き出し部幅寸法
    より狭い幅寸法に形成し、前記積層体の上面にマーク表
    示を形成して成る請求項1記載の積層セラミック部品。
  3. 【請求項3】 キャリアテープに連続し多数個形成され
    た各凹溝内に請求項2の積層セラミック部品を、そのマ
    ーク表示面を表面に揃えて収納し、リール姿で包装して
    成る積層セラミック部品連。
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