JP2000060094A - 基板取付型ブラシレスモータ - Google Patents

基板取付型ブラシレスモータ

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JP2000060094A
JP2000060094A JP22270498A JP22270498A JP2000060094A JP 2000060094 A JP2000060094 A JP 2000060094A JP 22270498 A JP22270498 A JP 22270498A JP 22270498 A JP22270498 A JP 22270498A JP 2000060094 A JP2000060094 A JP 2000060094A
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JP
Japan
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board
ground pattern
brushless motor
metal plate
conductive metal
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Pending
Application number
JP22270498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Okada
恭一 岡田
Yasunobu Kato
安信 加藤
Eiji Sato
栄治 佐藤
Kazuhiro Koseki
和宏 小関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Ricoh Co Ltd
Kitashiba Electric Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Ricoh Co Ltd
Kitashiba Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Ricoh Co Ltd, Kitashiba Electric Co Ltd filed Critical Tohoku Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性金属板とグランドパターンの接合を確
実にして、酸化による導通部分の抵抗の増加を防止して
信頼性の向上を図ると共に、電子部品の半田付工程と同
時に導通部分の形成を行なって作業性を向上させた基板
取付型ブラシレスモータを提供するものである。 【解決手段】 導電性金属板1の表面に、絶縁層2を介
して銅箔プリントによりグランドパターン3を設けて基
板5を形成し、この基板5の表面に、モータの固定子1
5を設け、この固定子15の中心に回転自在にシャフト
16を挿着し、このシャフト16の先端に回転子19を
取付けた基板取付型ブラシレスモータ10において、前
記グランドパターン3のランド部6に基板5を貫通する
貫通孔7を開孔し、この貫通孔7に半田20を埋め込ん
で、グランドパターン3と導電性金属板1とを導通させ
たことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アースの接続構造
を改良した基板取付型ブラシレスモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、基板取付型ブラシレスモータ
は、基板の表面にモータの固定子を設け、この固定子の
中心に回転自在に挿着したシャフトに回転子を取付けた
構造となっている。つまりこのブラシレスモータは、基
板がモータの取付フレームとプリント配線基板を兼ねる
もので、このプリント配線にモータを制御する電子部品
が取付けられている。
【0003】基板がモータフレームを兼ねることにより
金属基板が多く用いられているが、基板の金属部が浮い
ていると(電位が安定しない状態)ノイズに対して弱く
なるのでア−スに落とすことが多い。
【0004】従来の金属基板を用いた基板取付型ブラシ
レスモータの導通方法としては、例えば図4に示すよう
に、アース接続されている導電性金属板1の表面に、絶
縁層2を介して銅箔プリント配線によりグランドパター
ン3を設け、更にこの表面に絶縁層4を設けて基板5が
形成されている。このグランドパターン3の表面の絶縁
層4を円形に除去してランド部6を形成すると共に、こ
のランド部6に基板5を貫通する貫通孔7が開孔されて
いる。この貫通孔7にビス8をねじ込んでグランドパタ
ーン3と、導電性金属板1を導通させてアースに落とす
ようになっている。
【0005】また回転子の軸受部に金属製のハウジング
を用いるものは、軸受ハウジングとグランドパターンを
接触させ、導電性金属板に導通させてアースする構造の
ものもある。
【0006】しかしながら、図4に示す前者のビス8で
導通させる構造は、金属表面の面接触により導通させる
ため、時間が経過して金属表面が酸化してくると抵抗値
が大きくなりアース状態が悪くなる問題があった。また
後者の軸受ハウジングを介して導通させる構造も、金属
面の面接触により導通させるため、同様に酸化して抵抗
値が増大する欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、導電性金属板とグランドパターンの接合を確実に
して酸化による導通部分の抵抗の増加を防止して信頼性
の向上を図ると共に、電子部品の半田付工程と同時に導
通部分の形成を行なって作業性を向上させた基板取付型
ブラシレスモータを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
基板取付型ブラシレスモータは、導電性金属板の表面
に、絶縁層を介して銅箔プリントによりグランドパター
ンを設けて基板を形成し、この基板の表面に、モータの
固定子を設け、この固定子の中心に回転自在にシャフト
を挿着し、このシャフト先端に回転子を取付けた基板取
付型ブラシレスモータにおいて、前記グランドパターン
のランド部に基板を貫通する貫通孔を開孔し、この貫通
孔に半田を埋め込んで、グランドパターンと導電性金属
板とを導通させたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図3を参照して詳細に説明する。図において10
は基板取付型ブラシレスモータで、これは基板5の上
に、ブラシレスモータ11と電子部品12が一体に取付
けられている。前記ブラシレスモータ11は図2に示す
ように基板5を貫通して上端が開口した円筒スリーブ1
3が取付けられ、この外周にコイル14を取付けて固定
子15が形成されている。また円筒スリーブ13内には
シャフト16が回転自在に挿着され、この先端に前記固
定子15を囲むようにカップ状のハウジング17が取付
けられ、この内面に前記コイル14と対向して磁石18
が取付けられて回転子19が構成されている。
【0010】また前記基板5は図3(A)および(B)
に示すように、鉄板などの導電性金属板1の表面に、絶
縁層2を介して銅箔プリント配線によりグランドパター
ン3が形成され、更にこの表面に絶縁層4を設けて基板
5が形成されている。このグランドパターン3の表面の
絶縁層4を除去して円形のランド部6が形成され、この
ランド部6に基板5を貫通する貫通孔7が開孔されてい
る。この貫通孔7に半田20を埋め込んで、グランドパ
ターン3と導電性金属板1が電気的に接合されている。
【0011】このランド部6の貫通孔7に半田20を埋
め込む方法としては、リフロー半田やフロー半田、手半
田付けなどの方法により行なうことができる。リフロー
半田を用いる場合、メタルマスクの大きさや厚さを調整
することにより、埋め込む半田量を調整し、半田20が
導電性金属板1の底面より出ないようにすることができ
る。リフロー半田やフロー半田を用いる場合は、電子部
品12の半田付工程と同時に貫通孔7への半田20の埋
め込みを行なうことができる。
【0012】従って上記構成の基板取付型ブラシレスモ
ータ10は、ランド部6に開孔した貫通孔7に半田20
を埋め込んでグランドパターン3と導電性金属板1を確
実に接合できるので、長期間にわたって接合部の酸化を
防止できると共に、電子部品の半田付工程と同時に導通
部分の形成を行うことができる。
【0013】なおランド部6に設ける貫通孔7は1カ所
に限らず、数カ所開孔して、ここの半田20を埋め込み
グランドパターン3と導電性金属板1を数カ所で接合し
て、更に信頼性を向上させることができる。またランド
部6の形状は円形に限らず、ドーナツ状や半月状でも良
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る基板取付
型ブラシレスモータによれば、導電性金属板とグランド
パターンの接合を、ランド部に埋め込んだ半田により確
実に行なって、酸化による導通部分の抵抗の増加を防止
して信頼性の向上を図ると共に、電子部品の半田付工程
と同時に導通部分の形成を行なって作業性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による基板取付型ブラシ
レスモータの平面図である。
【図2】図1に示す基板取付型ブラシレスモータの半断
正面図である。
【図3】(A)は半田でグランドパターンと導電性金属
板を導通させた状態を示す断面図、(B)はその平面図
である。
【図4】従来のビス止めによりグランドパターンと導電
性金属板を導通させた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 導電性金属板 2 絶縁層 3 グランドパターン 4 絶縁層 5 基板 6 ランド部 7 貫通孔 8 ビス 10 基板取付型ブラシレスモータ 11 ブラシレスモータ 12 電子部品 13 円筒スリーブ 15 固定子 16 シャフト 17 ハウジング 19 回転子 20 半田
フロントページの続き (72)発明者 加藤 安信 福島県福島市松川町字天王原9番地 北芝 電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 栄治 福島県福島市松川町字天王原9番地 北芝 電機株式会社内 (72)発明者 小関 和宏 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 番地の1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 5H019 AA10 BB15 BB24 CC04 DD01 EE07 EE09 EE14 FF03 5H621 GA01 GA04 GB14 JK08 JK14 JK17 JK19

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性金属板の表面に、絶縁層を介して
    銅箔プリントによりグランドパターンを設けて基板を形
    成し、この基板の表面にモータの固定子を設け、この固
    定子の中心に回転自在にシャフトを挿着し、このシャフ
    ト先端に回転子を取付けた基板取付型ブラシレスモータ
    において、前記グランドパターンのランド部に基板を貫
    通する貫通孔を開孔し、この貫通孔に半田を埋め込ん
    で、グランドパターンと導電性金属板とを導通させたこ
    とを特徴とする基板取付型ブラシレスモータ。
JP22270498A 1998-08-06 1998-08-06 基板取付型ブラシレスモータ Pending JP2000060094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22270498A JP2000060094A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 基板取付型ブラシレスモータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP22270498A JP2000060094A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 基板取付型ブラシレスモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000060094A true JP2000060094A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16786608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22270498A Pending JP2000060094A (ja) 1998-08-06 1998-08-06 基板取付型ブラシレスモータ

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JP (1) JP2000060094A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008065972A1 (fr) * 2006-11-27 2008-06-05 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Moteur sans balai monté sur panneau
JP2010051046A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Panasonic Corp ブラシレスモータ

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