JPH07235748A - 電気部品実装用のプリント配線基板及び電気機器 - Google Patents

電気部品実装用のプリント配線基板及び電気機器

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JPH07235748A
JPH07235748A JP2762694A JP2762694A JPH07235748A JP H07235748 A JPH07235748 A JP H07235748A JP 2762694 A JP2762694 A JP 2762694A JP 2762694 A JP2762694 A JP 2762694A JP H07235748 A JPH07235748 A JP H07235748A
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electric component
printed wiring
wiring board
recess
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Soichiro Abe
総一郎 安部
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K1/02Details
    • H05K1/0296Conductive pattern lay-out details not covered by sub groups H05K1/02 - H05K1/0295
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気部品の実装に適した凹部方式を採用しつ
つ、この凹部内に既存のメッキ法によって均一な導電部
を形成することができ、機械的強度及び信頼性の高い実
装が可能となる電気部品実装用のプリント配線基板を提
供すること。 【構成】 配線パターン及びランド部23が形成された
実装面側の電気部品22の埋込実装箇所に前記電気部品
22の大きさに対応させた凹部24を形成した電気部品
実装用のプリント配線基板21において、前記凹部24
の底面24aに貫通穴25を形成し、前記凹部24の周
壁部の一部にメッキ法により導電部28を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器全般に適用可
能であって、角型のチップ部品や丸型のディスクリート
部品等の電気部品の実装に適した電気部品実装用のプリ
ント配線基板及び電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電気機器は、小型化される傾向に
あり、このような電気機器に用いるチップ抵抗やチップ
コンデンサ等の電気部品は、これらの電気部品を搭載す
るプリント配線基板と同等程度の厚さにまで薄型化され
てきている。
【0003】ここに、従来の実装方式を見ると、例え
ば、図4に示すように、銅張積層面なる表面に配線パタ
ーンに導通状態で導電部1が形成されたプリント配線基
板2に電気部品3を固定する場合、図示のような位置に
電気部品(例えば、薄型のチップ部品)3を搭載し、半
田ペースト4を用いて電気部品3の外部電極5と導電部
1とを固着するようにしたものがある。
【0004】しかし、このような実装方式によると、半
田ペースト4の導電部1への塗布量の不均一や、部品搭
載装置の搭載位置精度不良に起因するマンハッタン現象
(電気部品3が半田の表面張力により片側の導電部1に
引き寄せられて立った状態になる現象)が生じたり、電
気部品3の搭載位置ずれや電気部品3と導電部1との接
触不良などの障害が発生してしまう問題がある。特に、
表面実装リフロー工程において、マイクロソルダ(半田
ペースト4)溶融温度での表面張力等によりプリント配
線基板2上の導電部1と電気部品3とが正常なる相対位
置関係から外れ、導電部1とソルダリングとの間隔が設
計値を越え、部品の浮き、フィレット不足、ウィッキン
グ等を生じてしまうこともある。よって、機械的強度及
び信頼性に欠ける実装となっている。また、導電部1の
表面に電気部品3を搭載するので、電気部品3を搭載し
た部分の厚さが電気部品3とプリント配線基板2との合
計の厚さとなってしまい、電気部品自体を薄型化したメ
リットが半減してしまうものでもある。
【0005】このようなことから、プリント配線基板に
おいて各電気部品の実装箇所に位置させてその部品の大
きさに対応させた凹部(又は、実質的に凹部に相当する
もの)を形成し、各凹部に各電気部品を半ば埋込む形で
実装することで位置ずれ等を防止するようにしたものが
提案されている。
【0006】例えば、特開昭56−87394号公報に
よれば、銅、金‐ニッケルメッキ銅などによる導電箔を
設けたプリント配線基板に電気部品を実装して電気部品
の側面と導電箔とを導電性接着剤で接続するようにした
実装方式において、導電性接着剤により接着される導電
箔の2つの端面が鋭角をなす(即ち、電気部品の実装箇
所が凹部となる)ようにしたものが示されている。
【0007】また、実開平1−121972号公報によ
れば、図5に示すように、電気部品6の大きさに対応さ
せてプリント配線基板7の実装面側に逆円錐形の穴(凹
部)8を形成し、この穴8の内側にメッキを施してなる
導電部9を設け、半田10により実装するようにしたも
のが示されている。
【0008】さらには、特開平4−354174号公報
によれば、図6(a)に示すように、電気部品実装位置
に凹部11を形成するとともに、この凹部11に突出し
た導電部12を具備したプリント配線基板13を用意
し、同図(b)に示すように、導電部12を凹部11内
に折り曲げるようにして凹部11内に電気部品14を圧
入した後、電気部品14の外側の外部電極15と折り曲
げられた導電部12との接触部を半田ペースト16で固
着するようにしたものが示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開昭56
−87394号公報による場合、基本的に、導電性接着
剤によるものであり、半田接続固定方式に比べ、電気的
抵抗が増えるものであり、この種の実装方式として得策
ではない。
【0010】また、実開平1−121972号公報によ
る場合、プリント配線回路に接続された導電部9が逆円
錐形の穴8の内側に形成される旨記載され、かつ、メッ
キを施す旨が記載されているので、導電部9は、例え
ば、電解メッキ法により形成されるものと推定される。
ところが、図5に示したような逆円錐形の穴8を有する
プリント配線基板7に電解メッキを施した場合、穴8の
角部8aに電流が集中しやすくメッキが付きやすくなる
ため、現実には、同図中に破線で示すような膨らみ9a
を持って導電部9が形成されるものとなる。即ち、この
ような逆円錐形の穴8の斜面に均一なメッキ層を形成す
ることには無理があり、現実的なものではない。
【0011】さらに、特開平4−354174号公報に
よる場合、文言上は可能な構成であり得るが、現実的な
手法ではない。即ち、同公報方式の場合、図6(a)に
示すように、凹部11及びこの凹部11に突出させた導
電部12を有するプリント配線基板13を用意すること
が前提であるが、例えば、銅張積層片面プリント配線基
板等において、その銅張積層面側にエッチングを施して
導電部12を配線パターン等とともにパターン形成する
ことは可能であるが、このような導電部12を形成した
後で、この導電部12の方が突出する状態に凹部11を
ドリル加工等により加工形成するのが不可能だからであ
る(無理矢理加工すれば、導電部12の先端側も殆どが
加工されてしまい、突出量が極くわずかとなってしま
い、折り曲げ状態等は確保できないものとなる)。よっ
て、同公報方式のものは、実際には、凹部11等があま
り小さくなく、銅張積層面の配線パターンに連続したラ
ンド部上に導電部部相当部品を接着等により後付けし得
るものに適用し得る程度のものであり、形成すべき凹部
が小さな小型で薄型の電気部品の実装法としては適切と
は言い難いものである。
【0012】しかして、本発明は、電気部品、特に小型
の電気部品の実装に適した凹部方式を採用しつつ、この
凹部内に既存のメッキ法によって均一な導電部を形成す
ることができ、機械的強度及び信頼性の高い実装が可能
となる電気部品実装用のプリント配線基板及び電気機器
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気部品
実装用のプリント配線基板は、配線パターン及びランド
部が形成された実装面側の電気部品の埋込実装箇所に前
記電気部品の大きさに対応させた凹部を形成した電気部
品実装用のプリント配線基板において、前記凹部の底面
に貫通穴を形成し、前記凹部の周壁部の一部にメッキ法
により導電部を形成したものである。
【0014】請求項2記載の電気部品実装用のプリント
配線基板は、請求項1記載の電気部品実装用のプリント
配線基板の構成に加え、貫通穴が形成された凹部の底面
の少なくとも貫通穴の周縁部にレジスト層を形成したも
のである。
【0015】請求項3記載の電気機器は、請求項1又は
2記載の電気部品実装用のプリント配線基板と、このプ
リント配線基板に実装された電気部品とを具備したもの
である。
【0016】
【作用】請求項1記載の電気部品実装用のプリント配線
基板においては、凹部の底面に貫通穴を有するので、メ
ッキ法により凹部の周壁部の一部に導電部を形成しよう
とする場合、貫通穴部分に電流密度が集中することによ
り略均一なメッキ層として導電部が形成されるものとな
り、電気部品の半田付けによる安定した実装に供するこ
とができる。
【0017】この場合、請求項2記載の電気部品実装用
のプリント配線基板においては、凹部の底面の少なくと
も貫通穴の周縁部にレジスト層を形成しているので、レ
ジスト層により凹部の底面部分へのメッキの付着を防止
して凹部のランド部に対応する周壁部にのみ導電部を形
成し得るものとなり、凹部内における導電部間の絶縁性
を確保でき、絶縁に関する後処理を要しないものとな
る。
【0018】請求項3記載の電気機器においては、この
ような導電部がメッキ法により略均一に形成されたプリ
ント配線基板上に電気部品を実装してなるので、機械的
強度及び信頼性の高い実装のなされた電気機器となる。
【0019】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1及び図2に基づ
いて説明する。本実施例のプリント配線基板21の素材
としては、例えば、エポキシ・コンポジット材、或い
は、ガラスエポキシ材等の樹脂製の基材片面全面に銅張
を施してなる銅張積層片面基板が用いられている。そし
て、この銅張積層面側に、フォトリソグラフィ法等によ
るパターンエッチングが施され、実装しようとする電気
部品22等により構成すべき電気機器としての回路用の
配線パターンが形成され、この配線パターンの電気部品
22に対する接続端側がランド部23とされている。こ
のようなプリント配線基板21を、例えば、レジスト液
槽に浸す等の手段により、所要箇所にレジスト層Rを形
成する(図1(a)参照)。その後、このプリント配線
基板21の銅張積層面側に、各電気部品22の大きさに
対応させた断面矩形状の凹部24をその実装箇所に位置
させて加工技術により形成する(図1(b)。よって、
前記ランド部23端面は凹部24位置に対応する状態と
なっている。ここに、レジスト層Rを形成する前の当初
から前記プリント配線基板21を貫通して形成された小
径の貫通穴が凹部24の底面24aに残されて貫通穴2
5が形成されることになる(図1(b)参照)。このと
き、貫通穴25の内壁全面にレジスト層Rが残される。
【0020】このような貫通穴25が形成された凹部2
4を有するプリント配線基板21にメッキ処理を施し
て、電気部品22の外部電極26と半田27により電気
的に接続すべき導電部28を凹部24内にメッキ層とし
て形成する。例えば、図2(a)に示すような電解メッ
キ法による場合であれば、図1(b)に示したように凹
部24及び貫通穴25の形成されたプリント配線基板2
1を基板素材として、メッキ槽29中のメッキ液30に
浸漬させてメッキを行う。このメッキ槽29の両側には
何れも銅板による+電極31と−電極32とが対向配設
されており、これらの電極31,32間に位置させてメ
ッキ液30中にプリント配線基板21を配設支持させる
ことになる。このようなメッキ処理において、凹部24
中には貫通穴25が形成されているので、各貫通穴25
部分に電流密度が集中することになり、プリント配線基
板21の配線パターン、ランド部23及び貫通穴25内
に銅メッキ膜が形成されることになる。この場合、凹部
24内の周壁部で見れば、ランド部23に対応する位置
に略均一な銅メッキ膜が形成されることになり、部分的
な膨らみ等のない略均一膜厚の導電部28となり得る
(図1(c)参照)。ここに、銅メッキ膜の膜厚を管理
するには、電極31,32間に印加する電圧、電流を調
整すればよい。このため、電極31,32間には電流コ
ントロール用のスライダック33を介してAC200V
の交流電源34が接続されており、かつ、調整作業用の
電圧計35、電流計36が接続されている。電解メッキ
法による場合の一般標準メッキ厚は30〜50μmであ
る。
【0021】なお、図1では貫通穴25を先に形成し、
後で凹部24を形成するようにしたが、凹部24側を予
め形成しておくようにしてもよい。もっとも、凹部24
を先に形成する手法の場合、凹部24内の少なくともラ
ンド部23に接する周壁の一部にはレジスト層Rが形成
されないようにするとともに、少なくとも貫通穴25の
内壁にはレジスト層Rを形成する必要があり、凹部24
を後で形成する手法に比べ工程が増えたり、作業が面倒
になるという若干の不都合はある。
【0022】また、図2(a)に示したような電解メッ
キ法によらず、同図(b)に示したような無電解メッキ
法によりメッキを行うようにしてもよい。これは、メッ
キ槽37に銅板38を溶かしたメッキ液39中にプリン
ト配線基板21を浸漬させるとともに撹拌部材40で撹
拌することにより、銅粒子がプリント配線基板21の配
線パターン、ランド部23及び貫通穴25内に付着し銅
メッキ膜が形成されるものである。この場合も、凹部2
4内の周壁部で見れば、ランド部23に対応する位置に
略均一な銅メッキ膜が形成されることになり、部分的な
膨らみ等のない略均一膜厚の導電部28となり得る(図
1(c)参照)。ここに、銅メッキ膜の膜厚は、メッキ
液39中への浸漬時間で決まるため、時間を制御すれば
よい。無電解メッキ法による場合の一般標準メッキ厚は
10〜20μmである。
【0023】このように凹部24内の周壁部の一部に形
成された銅メッキ膜による導電部28は、貫通穴5の内
壁のレジスト層Rの形成が不十分であったり、貫通穴2
5の穴径が小さかったりすると、凹部24内の底面部分
で左右間が実質的に導通する虞れがあるので、図1
(d)に示すように、貫通穴25より径の大きな開口4
1を貫通形成し、導電部28間の絶縁を確保するように
してもよい。このような凹部24に対象とする電気部品
22を半分程埋込む形で実装し、両側の外部電極26と
対応する導電部28及びランド部23との間に半田27
を用いてリフロー半田付けして、接続及び固着を行い、
電気機器を作製する。この場合、電気部品22は凹部2
4内に入り込んでいるので、半田溶融温度での位置ずれ
はなく、機械的強度が強く信頼性の高い実装となる。ま
た、外部電極26と電気的に接続される導電部28も略
均一膜厚であるため、電気的に安定した特性を示すもの
となる。
【0024】なお、本実施例において導電部28を形成
する凹部24内の周壁部の一部とは、凹部24内の周壁
部の全部を含まない少なくとも一部を意味する(周壁部
の全部に形成すると左右間が導通してしまう)。
【0025】つづいて、本発明の第二の実施例を図3に
より説明する。前記実施例で示した部分と同一部分は同
一符号を用いて示す、本実施例は、プリント配線基板2
1に関し、凹部24の底面全面に絶縁性を示すレジスト
層42を形成し、かつ、貫通穴25を形成したものを、
メッキ処理に用いるようにしたものである。この結果、
メッキ処理において、レジスト層42上には銅メッキが
付着せず、凹部24のランド部23に対応する壁面(垂
直面)にのみ銅メッキ膜が形成され、導電部28とな
る。即ち、凹部24内において左右の導電部28の絶縁
性を直接確保できるものとなる。
【0026】ここに、レジスト層42は凹部24の底面
全面ではなく、必要とする電気絶縁性との関係で、少な
くとも貫通穴25の周縁部のみ、或いは、その周囲に適
当な広がりを持つ一部に形成するようにしてもよい。
【0027】なお、これらの実施例で図示した電気部品
22は、例えば、抵抗チップのような角型のチップ部品
を想定したものとなっているが、これに限らず、丸型の
ディスクート部品等であっても同様に適用し得る。さら
に、凹部24の形状としても必ずしも断面矩形状のもの
に限らず、適宜、傾斜をつけた断面逆台形状もの等であ
ってもよい。この場合、少なくとも凹部24の周壁部の
一部とは、傾斜面における電気部品22の電極26に接
する箇所或いはその近傍を意味するものである。また、
プリント配線基板21としても銅張積層片面のもの(表
面/裏面を問わない)への適用例を想定して説明した
が、銅張積層両面基板、多層基板等にも有効に適用し得
るものである。即ち、本発明方式は電気機器全般に適用
できるが、特に、高密度実装、多層プリント配線基板に
その威力を発揮できるものであり、航空機・人工衛星搭
載機器等に応用すればその重力軽減に役立つものとな
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の電気部品実装用のプリン
ト配線基板によれば、配線パターン及びランド部が形成
された実装面側の電気部品の埋込実装箇所に前記電気部
品の大きさに対応させた凹部を形成した電気部品実装用
のプリント配線基板において、前記凹部の底面に貫通穴
を形成し、凹部の周壁部の一部にメッキ法により導電部
を形成したので、貫通穴部分に電流密度が集中すること
により略均一なメッキ層として導電部が形成されるもの
となり、電気部品の半田付けによる安定した実装に供す
ることができる。
【0029】この場合、請求項2記載の電気部品実装用
のプリント配線基板によれば、凹部の底面の少なくとも
貫通穴の周縁部にレジスト層を形成したので、凹部の底
面部分へのメッキの付着を防止して凹部のランド部に対
応する周壁部にのみ導電部を形成でき、凹部内における
導電部間の絶縁性を確保でき、絶縁に関する後処理を要
しないものとなる。
【0030】請求項3記載の電気機器によれば、このよ
うな導電部がメッキ法により略均一に形成されたプリン
ト配線基板上に電気部品を実装してなるので、機械的強
度及び信頼性の高い実装のなされた電気機器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すプリント配線基板
作製工程及び実装段階を含めて示す断面図である。
【図2】(a)は電解メッキ法を示す構成図、(b)は
無電解メッキ法を示す構成図である。
【図3】本発明の第二の実施例を示す断面図である。
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】異なる従来例を示す断面図である。
【図6】さらに異なる従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
21 プリント配線基板 22 電気部品 23 ランド部 24 凹部 24a 底面 25 貫通穴 28 導電部 30,39 メッキ液 42 レジスト層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線パターン及びランド部が形成された
    実装面側の電気部品の埋込実装箇所に前記電気部品の大
    きさに対応させた凹部を形成した電気部品実装用のプリ
    ント配線基板において、前記凹部の底面に貫通穴を形成
    し、前記凹部の周壁部の一部にメッキ法により導電部を
    形成したことを特徴とする電気部品実装用のプリント配
    線基板。
  2. 【請求項2】 貫通穴が形成された凹部の底面の少なく
    とも貫通穴の周縁部にレジスト層を形成したことを特徴
    とする請求項1記載の電気部品実装用のプリント配線基
    板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電気部品実装用の
    プリント配線基板と、このプリント配線基板に実装され
    た電気部品とを具備したことを特徴とする電気機器。
JP2762694A 1994-02-25 1994-02-25 電気部品実装用のプリント配線基板及び電気機器 Pending JPH07235748A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105101668A (zh) * 2015-07-21 2015-11-25 中国航天科工集团第三研究院第八三五七研究所 一种印制板组件上超密间距qfn器件的快速返修方法
KR20160116836A (ko) * 2015-03-31 2016-10-10 엘지이노텍 주식회사 인쇄회로기판
JP2017162894A (ja) * 2016-03-08 2017-09-14 日本電気株式会社 位置決め装置および位置決め方法

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