JP2000048283A - 移動体監視方法及びシステム - Google Patents
移動体監視方法及びシステムInfo
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Abstract
移動体である端末装置の位置や移動状況を監視するシス
テムにおいて、端末が準備動作中の無用な回線接続を回
避する。 【解決手段】 センター計算機4は、特定の端末装置3
との間の回線を接続し、位置情報取得指令を含む一連の
指令列を端末装置3へ送信し、回線を切断する。端末装
置3は、受信した指令列をRAM13に格納し、ROM
12中の制御プログラムによって各指令を順次解釈して
実行する。GPS受信機14を介して端末の位置情報を
取得可能か否かを判定してから回線を接続する指令を実
行し、その判定をしてから端末側コールによりセンター
計算機4との回線を接続し、判定結果をセンター計算機
4へ送信する。端末装置3は、位置情報取得指令を実行
し、取得した位置情報をセンター計算機4へ送信する。
Description
機から通信路を介して遠隔にある移動体である端末装置
の位置や端末携帯者の動作状況を監視する方法及びシス
テムに関する。
端末装置がGPS(Global Positioning System)によ
り位置情報を検知し、センターに位置情報を通知するこ
とによって端末装置の位置を認識する移動体監視システ
ムが知られている。
システムにおいては、端末の位置に加えて端末携帯者の
動作状況を取得することは考慮されていなかった。さら
に端末の位置情報と端末携帯者の動作情報のうち必要な
時に必要な情報を選択して取得することについて考慮さ
れていなかった。さらに端末内蔵のバッテリーの消耗を
減らすため、端末装置がセンターと回線接続したとき端
末の電源をオンにし、回線を遮断するとき端末の電源を
オフにするよう構成されていた。しかし端末装置を起動
し、GPS衛星から位置情報を取得可能な状態になるま
で数分間の時間を要し、この間無用に通信回線を保留す
るという問題があった。センター側の計算機は、通常複
数の端末装置を順にかつ間欠的に監視するため、端末と
の通信のための通信費が膨大な金額になるという問題が
あった。また電話網を利用するため、端末がセンターと
回線接続中に意図しない接続断が生じる場合がある。回
線が不意に遮断されると端末の電源も切れるため、それ
まで端末が行っていた準備動作が無為に帰すことがあ
り、この場合も通信回線を無駄に使用する結果となっ
た。
たものであり、その目的とするところは、上記端末の位
置情報および端末携帯者の動作情報のうち、必要な時に
必要な情報を選択して必要なだけ取得することを可能に
することにある。
無用な回線接続を回避することにある。
耗を減らすため電源のオン/オフ制御をし、かつ無駄な
回線接続を回避することにある。
算機が端末携帯者の動作状況の異常を検出して端末装置
を介して外部に通報することにある。
ってセンター計算機から送信された一連の指令列を受信
して記憶装置に格納し、指令列が格納された後、各指令
を順次解釈して実行し、情報取得指令の実行結果である
情報をセンター計算機へ送信し、センター計算機によっ
てこの情報を受信し該当する表示情報を作成して表示装
置上に表示する移動体監視方法及びシステムを特徴とす
る。ここで取得する情報とは、端末の位置情報又は端末
携帯者の動作情報である。また端末装置が位置情報又は
動作情報を取得可能か否かを判定する指令を解釈して実
行し、判定結果を得たとき端末装置側からのコールによ
ってセンター計算機との間の回線を接続して判定結果又
は動作情報を送信するよう指令列を構成すれば、センタ
ー計算機は回線接続後ただちに位置情報又は動作情報を
取得でき、端末の準備動作中の無用な回線接続を回避で
きる。
する電源をオン/オフする指令を設け、端末がセンター
計算機との間の回線接続と非同期にこれらの指令を解釈
して実行することにより、センター計算機との間の回線
接続に先立って端末側の準備動作を可能とし、かつ回線
が不意に遮断されたときの無駄な回線接続を回避するよ
うにした。
の動作情報をセンター計算機へ送信する手段と、センタ
ー計算機によって指定された音あるいは音声を出力する
手段を設ける。
て図面を用いて説明する。
ステムの構成図である。端末装置3は、人または車両に
よって運搬される携帯装置であり、端末装置本体と、G
PS衛星6から送られる電波を捕捉するGPSアンテナ
と、携帯型の電話機とを備える装置である。センター計
算機4は、電話網5を介して特定の端末装置3と通信
し、GPS衛星6によって得られた端末装置3の位置情
報と端末装置3を運搬する人または車両の動作状況を示
す情報を取得して表示装置上に表示するパソコン等の計
算機である。なお電話網5の代わりに、ISDN網、無
線通信網などの通信路を用いてもよい。本システムを運
用する場合、一般的には複数台の端末装置3を用いるの
で、各々−1,・・・,−nを付加して区別している。
以下いずれかの端末装置3を指すとき、単に端末装置3
と呼ぶことにする。
す図である。CPU11はマイクロプロセッサのような
処理装置、ROM12は制御プログラムを格納する記憶
装置である。RAM13は、センター計算機4から送ら
れたコマンド列を格納するとともに、各種データを一時
的に格納する記憶装置である。GPS受信機14は、G
PS衛星6から受信した信号から位置情報を含むGPS
データを生成する装置、GPS電源15は、GPS受信
機14に電力を供給する電源であり、CPU11からの
指令でオン/オフ制御可能な電源、GPSアンテナ16
はGPS衛星6から送られるGPS信号を捕捉するアン
テナである。なお他の位置情報生成手段として通信路に
よる携帯電話機の位置検出を行う技術を利用することも
可能である。加速度センサ17は、移動体としての端末
装置3の加速度を計測する装置である。なお加速度セン
サ17の代わりに振動を計測する振動計を用いてもかま
わない。携帯電話機18は、通常の携帯電話機として使
用されるほか、電話網5を介してセンター計算機4と回
線接続しセンター計算機4と情報の送受信をするために
使用される電話機である。モデム19は電話網5を用い
てデータの通信を行う装置、通信制御部20は、センタ
ー計算機4との間の情報の送受信を制御する装置であ
る。音声出力装置21は、出力されたディジタルデータ
から音又は音声を合成して出力する装置である。CPU
11、RAM13、GPS受信機14、GPS電源1
5、加速度センサ17、通信制御部20及び音声出力装
置21の間はバスのようなインタフェース22によって
接続される。なおGPS受信機14を除く端末装置3の
各構成装置は、図示しない別のシステム電源から電力の
供給を受ける。GPS電源15とシステム電源を共通の
電源とし、システム電源とGPS受信機14との間の電
力供給線をCPU11からの指令によってオン/オフ制
御可能なように構成してもよい。以下このような場合も
GPS電源と呼ぶことにする。
ド、コマンド列登録モード及びコマンド列実行モードが
ある。即実行モードのとき、CPU11はROM12に
格納される制御プログラムを実行し、センター計算機4
から送られ携帯電話機18、モデム19及び通信制御部
20を介してRAM13に格納されたコマンド(指令)
を即時に解釈して実行する。コマンド列登録モードのと
き、CPU11は該当する制御プログラムによってセン
ター計算機4から受信した一連のコマンド列を順次RA
M13に格納する。コマンド列実行モードのとき、RO
M12に格納される制御プログラムによってRAM13
に登録されたコマンド列の先頭から順にコマンドを取り
出して順次解釈し実行する。端末装置3が端末の動作モ
ードを切り替えるコマンドを受信したとき、受信したコ
マンドに従って端末の動作モードを変更する。
す図である。処理装置41に接続される記憶装置42
は、ユーザ情報ファイル43、コマンドファイル44、
ログファイル45及び移動体監視プログラム50を格納
する。ユーザ情報ファイル43は、システムに登録され
るユーザ(監視候補者)の端末ID、電話番号、氏名な
ど各ユーザ固有の情報を格納する。コマンドファイル4
4は、端末装置3へ送出するコマンド列を格納する。ロ
グファイル45は各ユーザの位置情報と動作情報の履歴
を格納する。移動体監視プログラム50は、処理装置4
1のメモリ(主記憶)に読み込まれ、処理装置41によ
って実行されるプログラムである。表示装置46は、処
理装置41に接続され、地図上のユーザの位置、ユーザ
の動作情報、衛星情報などを表示する装置である。入力
装置47は、監視の対象者を指示するなど移動体監視プ
ログラム50に指示を与えるキーボード、マウス等の装
置である。モデム49は相手端末装置3との回線を接続
/切断するとともに、電話網5上の信号とディジタルデ
ータとの変換をする装置、通信制御部48は端末装置3
との間の情報の送受信を制御する装置である。
ファイル43から選択された監視対象者のユーザ情報を
取り出してメモリ上に展開し、コマンドファイル44か
ら指定されたコマンド列を取り出して通信制御部48及
びモデム49を介して対象者の端末装置3へ順にコマン
ドを送出する。端末装置3へ送信されたコマンドが即時
に又はRAM13に登録された後に実行されると、移動
体監視プログラム50はその実行結果である対象者の端
末装置3のGPSデータ及び加速度センサ値などの動作
情報を取得し、表示される地図上の端末装置3の位置、
衛星の位置及び対象者の動作情報を計算して表示装置4
6上に表示する。
記憶媒体に格納し、処理装置41に接続される駆動装置
を介して処理装置41に読み込むか、または他の計算機
に接続される駆動装置とネットワークを介してセンター
計算機4へ伝送して記憶装置42に格納してから処理装
置41に読み込んで実行することができる。
ドの名称とオペランド・フィールドのデータ形式を示す
図である。以下各コマンドの仕様の概略について説明す
る。
る。「コマンド列登録終了」コマンドが現われるまで以
下に続くコマンド列が端末装置3に登録されるコマンド
列である。
コマンド列登録モードから即実行モードに切り替える。
替え、RAM13に登録されたコマンド列の実行を開始
する。
算機4−端末装置3間の回線を接続する。接続先がビジ
ーなどによって接続できない場合、「リダイアル回数」
に指定された回数だけリダイアル処理を行う。「リダイ
アル間隔」(秒)はリダイアルの間隔を指定する。回線
が接続されたとき、端末装置3はセンター計算機4へ端
末IDを送信する。
線を遮断する。
する。
末装置3の動作モードをコマンド列実行モードから即実
行モードに切り替える。
供給する。
ンター計算機4へ送信する。端末装置3はGPSデータ
を取得した後にそのデータをセンター計算機4へ送信す
る。「開始キーワード」で指定されるキーワードに等し
いデータ行が現われるまで待ち、そのキーワードを先頭
として「読み込みライン数」だけのデータ行を読み出し
てセンター計算機4へ送信する。「比較文字数」は「開
始キーワード」の文字数を指定する。GPSデータを取
得できなければ、エラーメッセージをセンター計算機4
へ送信する。
別に設定されたキーワードを先頭とする設定された文字
列の長さから判定し、その判定結果をセンター計算機4
へ送信する。判定結果は、「測位可能」、「測位不可」
又は「GPS応答無」である。指定されたキーワードに
等しいデータを先頭とする指定された文字数を越えるG
PSデータを取得できたとき、「測位可能」と判定す
る。指定されたキーワードに等しいデータを先頭とする
取得されたGPSデータが指定された文字数を越えず、
「タイムアウト時間」で指定された時間が過ぎたとき、
「測位不可」と判定する。「応答無時間」で指定された
時間が経過しても指定されたキーワードに等しいデータ
を取得できないとき「GPS応答無」と判定する。
つコマンドであり、端末装置3は、「測位判定」処理を
した後、センター計算機4との間で回線接続動作を行
い、判定結果をセンター計算機4へ送信する。「タイム
アウト時間」及び「応答無時間」の機能は「測位判定」
コマンドと同じであり、「リダイアル回数」及び「リダ
イアル間隔」の機能は「回線接続」コマンドと同じであ
る。
読み込み、センター計算機4へ送信する。「サンプル
数」はサンプリングする加速度センサ値の個数、「サン
プリング間隔」はサンプリングの時間間隔(msec)
を設定する。「サンプル数」で指定される個数の加速度
センサ値をセンター計算機4へ送信する。
列」に設定される文字列により、音声を合成したり決め
られたビープ音やメロディーなどを出力する。
動作を認識し、センター計算機4に送るコマンドであ
る。加速度センサ17により観測された加速度変化をC
PU11を用いて演算処理を行い、端末装置3を所持し
ている人または搭載している車両の動作を認識する。具
体的には、観測した振動波形のスペクトル解析を行い、
前もって解析してある各種動作のスペクトルと照らし合
わせ、一番相関の取れる動作を認識結果として出力す
る。例えば端末装置携帯者の動作を観測してスペクトル
が前もって計測していた「歩く」に近ければ端末装置携
帯者は「歩いている」と認識される。認識結果は、電話
網5を介してセンター計算機4へ送信される。
識すると、センター計算機4へ通知するコマンドであ
る。フィールド1に設定する「動作項目」と端末装置3
で認識した結果が一致した場合にセンターに通知を行
う。例えばフィールド1に「倒れる」を設定した場合に
は、端末装置3は常に加速度センサ17から入力する信
号より動作を認識し、認識結果が「倒れる」となった時
に初めてセンター計算機4へその旨を通知する。なお本
例は「動作項目」を1つのみ設定する場合の例である
が、複数の動作項目を設定し、そのうちどれか1つが一
致した場合にセンター計算機4にその旨を通知してもか
まわない。なお設定した「動作項目」が「タイムアウト
時間」に指定した時間を経過して継続したとき、認識結
果が「動作項目」に一致したと判定する。
作項目を認識したとき回線を接続するコマンドである。
上記(16)の手段により特定の動作を認識したとき、
回線を接続しセンター計算機4にその旨を通知する。
「動作項目」及び「タイムアウト時間」の機能は「特定
動作認識判定」と同じであり、「リダイアル回数」及び
「リダイアル間隔」の機能は「回線接続」コマンドと同
じである。
が接続された状態で上記コマンドが実行されたとき、端
末装置3は各コマンドに対応する正常応答又は異常応答
(エラーメッセージ)をセンター計算機4へ送信する。
を設定するコマンド、測位判定の際に使用するパラメー
タを設定するコマンド、GPS受信機14の構成を設定
するコマンド、固定値を設定するコマンド等が設けられ
るが、詳細説明を省略する。
センター計算機4へGPSデータと動作情報を送付する
ときのコマンドのシーケンス例を示す図である。センタ
ー計算機4はまず特定の端末装置3との間で回線接続動
作を実行する。次にセンター計算機4は端末装置3へ
「GPS電源オン」コマンドを送信し、端末装置3はこ
れを受信して実行し、GPS電源15をオンにして確認
応答を返信する。次にセンター計算機4は「測位判定」
コマンドを送信し、端末装置3はこれを受信して測位判
定処理を行ってその判定結果をセンター計算機4へ返信
する。次にセンター計算機4は「GPSデータ読み込
み」コマンドを送信し、端末装置3はこれを受信してG
PSデータを読み込み、センター計算機4へ送信する。
次にセンター計算機4は「加速度センサ入力」コマンド
を送信し、端末装置3はこれを受信して加速度センサ値
を入力し、センター計算機4へ送信する。次にセンター
計算機4は「GPS電源オフ」コマンドを送信し、端末
装置3はこれを受信しGPS電源15をオフにして確認
応答を返信する。最後にセンター計算機4は端末装置3
との間で回線遮断動作を実行する。本コマンド・シーケ
ンス例によれば、端末装置3が装置を起動し、測位判定
処理を行っている間も回線を保留するが、センター計算
機4がリアルタイムで最新のGPSデータと動作情報を
取得できるので、緊急に対象者の探索を行うような場合
に適している。
ド列を登録するときに送付されるコマンドのシーケンス
例を示す図である。なおセンター計算機4と当該端末装
置3との間の回線が接続中とする。センター計算機4は
「コマンド列登録開始」コマンドを端末装置3へ送信す
ると、端末装置3はその動作モードをコマンド列登録モ
ードに切り替え、センター計算機4へ確認応答を返す。
次にセンター計算機4は登録する最初のコマンドを端末
装置3へ送信し、端末装置3はこれをRAM13に格納
し、コマンドを受信した旨の確認応答をセンター計算機
4へ返す。このようにしてセンター計算機4はコマンド
列中の各コマンドを順次端末装置3へ送信し、端末装置
3は受信したコマンドを順次RAM13に格納する。コ
マンド列中の最終コマンドがRAM13に格納され、セ
ンター計算機4がその確認応答を受け取ると、「コマン
ド列登録終了」コマンドを送信し、端末装置3はこれを
受信して端末装置3の動作モードをコマンド列登録モー
ドから即実行モードに切り替え、センター計算機4へ確
認応答を返した後、待機する。
列を実行するときのコマンド・シーケンスの例を示す図
である。端末装置3側の黒丸は端末装置3に登録された
コマンドを実行する状態を示す。なお最初の状態とし
て、センター計算機4と当該端末装置3との間の回線が
接続中とする。センター計算機4は「コマンド列実行開
始」コマンドを送信すると、端末装置3はこれを受信
し、動作モードをコマンド列実行モードに切り替えてか
らセンター計算機4へ確認応答を返す。次にセンター計
算機4は当該端末装置3との間で回線遮断動作を実行す
る。端末装置3は、RAM13から「休止」コマンドを
取り出して実行し、指定された時間だけタイマーを駆動
して待ち状態とする。待ち時間が経過したとき、次の
「GPS電源オン」コマンドを取り出して実行し、GP
S電源15をオンにした後、端末装置3を起動する。次
に「測位判定後回線接続」コマンドを実行し、測位判定
処理をした後、センター計算機4との間で回線接続動作
を実行し、測位判定の結果をセンター計算機4へ送信す
る。次に「GPSデータ読み込み」コマンドを実行し、
GPSデータを取得してセンター計算機4へGPSデー
タを送信する。次に「加速度センサ入力」コマンドを実
行し、加速度センサ値を入力してこれをセンター計算機
4へ送信する。次に端末装置3は「回線遮断」コマンド
を実行し、センター計算機4との間で回線遮断動作を実
行する。次に端末装置3は「GPS電源オフ」コマンド
を実行し、GPS電源15をオフにする。最後に端末装
置3は「コマンド列実行終了」コマンドを実行し、動作
モードを即実行モードに切り替えた後、待機する。
装置3が装置を起動し、測位判定処理を行っている間、
センター計算機4との間の回線が遮断されており、この
間の無用な回線保留を回避できる。なおセンター計算機
4が複数の端末装置3に対して時分割的に監視サービス
をする場合を考慮すると、端末装置3にコマンド列を登
録した後、センター計算機4と端末装置3との間の同一
コネクションでセンター計算機4が登録したコマンド列
の実行開始を端末装置3に指令するようなコマンド・シ
ーケンスが好ましい。センター計算機4は、ある端末装
置3との間の回線が遮断されている間、別の端末装置3
とコネクションを設定し、コマンド列の登録やコマンド
列の実行を行うことができる。また図6に示す登録コマ
ンド列は一例であり、同一コマンド列中に「休止」、
「GPSデータ読み込み」、「加速度センサ入力」、
「測位判定」、「測位判定後回線接続」、「回線遮断」
などのコマンドを各々複数回含めるようにコマンド列を
構成することが可能である。
るユーザ情報テーブル31のデータ形式を示す図であ
る。ユーザ情報テーブル31は、監視の対象とするユー
ザの数だけ設けられ、各々−1,−2,・・・を付加し
て区別している。「コマンド列送出フラグ」は初期値0
であり、当該ユーザに対して正常にコマンド列送出が終
了したとき1が設定される。「コマンド送出エラーフラ
グ」は初期値0であり、当該ユーザにコマンド列を送出
中にエラーを検出したとき1に設定される。「端末I
D」は当該ユーザの所有する端末装置3の識別子、「電
話番号」は当該端末装置3に付属する携帯電話機18の
電話番号、「名前」は当該ユーザの氏名である。「スポ
ットデータポインタ」は当該ユーザの位置を示すスポッ
トデータ群の先頭アドレスを示す。「衛星数」は当該端
末装置3が情報取得位置及び情報取得時刻において捕捉
可能と考えられるGPSの数であり、通常8〜12の範
囲の数である。「衛星情報ポインタ」は当該ユーザに関
する衛星情報の先頭アドレスを示す。「動作情報」は当
該ユーザの最新の動作情報である。「加速度センサ設定
値」は加速度センサ17の検出値を補正するための補正
値である。
る接続ユーザ情報テーブル32のデータ形式を示す図で
ある。接続ユーザ情報テーブル32は、センター計算機
4が現在回線接続中の端末装置3の「端末ID」、「電
話番号」、「名前」及び「端末動作モード」を格納す
る。「端末ID」、「電話番号」及び「名前」は該当す
るユーザ情報テーブル31の同一データ項目の値を複写
したものである。「端末動作モード」は、当該端末装置
3の動作モードを示し、即実行、コマンド列登録、コマ
ンド列実行のいずれかのモードを格納する。
るスポットデータ33のデータ形式を示す図である。ス
ポットデータ33は、スポットデータ33−1、スポッ
トデータ33−2、・・・のようにスポットデータ群と
して構成され、監視の対象とするユーザごとにスポット
データ群が設けられる。同一スポットデータ群中のスポ
ットデータ33は、時系列的にメモリに保存される位置
情報の数だけ設けられ、各々−1,−2,を付加して区
別している。「情報取得時刻」、「緯度」、「経度」及
び「使用衛星数」は、GPSデータに含まれる情報であ
り、各々位置情報の取得時刻、緯度、経度及び位置情報
の取得に使用されたGPSの数を示す。「スポットイン
デックス」は当該スポットデータを識別するために付与
されたスポットデータの識別子である。
れる衛星情報34のデータ形式を示す図である。衛星情
報34は、衛星情報34−1、衛星情報34−2、・・
・のように衛星情報群として構成され、監視の対象とす
るユーザごとに衛星情報群が設けられる。同一衛星情報
群中の衛星情報34は、当該端末装置3が捕捉可能な衛
星数だけ設けられ、各々−1,−2,を付加して区別し
ている。各衛星情報34は、「衛星番号」、「衛星仰
角」、「衛星方位角」、「衛星電界強度」、「衛星のX
座標」及び「衛星のY座標」から構成される。「衛星の
X座標」及び「衛星のY座標」は、「衛星仰角」及び
「衛星方位角」から計算され、表示装置46に表示され
る衛星情報表示ウィンドウの座標位置を示す。
ウィンドウのデータ構成を示す図である。位置情報表示
ウィンドウ101は、地図が表示され、地図上に監視対
象者の位置がスポット109で表示されるウィンドウで
ある。動作情報表示ウィンドウ102は、対象者の動作
情報を歩く、走る、倒れるなど動作をアイコン等によっ
て表示するウィンドウである。衛星情報表示ウィンドウ
103は、当該対象者が捕捉できるGPSについての衛
星情報を表示するウィンドウである。対象者名104
は、表示対象として選択された対象者の氏名を表示する
領域である。情報取得時刻105は、端末装置3がスポ
ット109に該当する位置情報を取得した時刻を表示す
る領域である。
末装置3と回線接続するときの処理の流れを示すフロー
チャートである。入力装置47を介してオンライン監視
が指示されると、移動体監視プログラム50は、ユーザ
情報ファイル43を参照して登録されているユーザの氏
名を取得し、表示装置46上に表示する。入力装置47
を介して少なくとも1人の対象者が選択され入力される
と(ステップ51)、ユーザ情報ファイル43から選択
された対象者のユーザ情報テーブル31をメモリに読み
込んで初期化する(ステップ52)。次に表示装置46
上に位置情報表示ウィンドウ101、動作情報表示ウィ
ンドウ102及び衛星情報表示ウィンドウ103を表示
する(ステップ53)。次に指定されたコマンドファイ
ル44をメモリに読み込む(ステップ54)。全対象者
へコマンド列の送出を終了していなければ(ステップ5
5NO)、すなわち「コマンド列送出フラグ」及び「コ
マンド送出エラーフラグ」がオフのユーザ情報テーブル
31があれば、次の対象者を選択し、その対象者の「端
末ID」、「電話番号」及び「名前」をユーザ情報テー
ブル31から接続ユーザ情報テーブル32に複写し、接
続ユーザ情報テーブル32の「端末動作モード」を即実
行モードに設定し、該当する端末装置3との間の回線接
続動作を行う(ステップ56)。当該端末装置3との回
線接続が成功したとき、当該コネクションに対応してロ
グファイル45をオープンし、読み込んだコマンド列の
最初のコマンドを送出する(ステップ57)。規定のリ
ダイアル回数だけリダイアルしても端末装置3との回線
接続ができない場合には、当該対象者のユーザ情報テー
ブル31の「コマンド送出エラーフラグ」を1にセット
し、表示装置46上にエラーメッセージを表示し、ステ
ップ55に戻る。
グラム50が端末装置3からメッセージを受信したとき
の処理の流れを示すフローチャートである。移動体監視
プログラム50が端末装置3からメッセージを受信する
と(ステップ61)、そのメッセージの内容に応じて処
理を分岐する(ステップ62)。メッセージが「GPS
データ読み込み」コマンドによる返信のGPSデータで
あれば、受信したGPSデータを1レコードとしてログ
ファイル45に書き込む(ステップ63)。受信バッフ
ァ中の情報が位置情報であれば、情報取得時刻、緯度、
経度及び使用衛星数の情報を切り出して当該対象者のユ
ーザ情報テーブル31の「スポットデータポインタ」で
指定されるスポットデータ33群の中の次のスポットデ
ータ33の領域に展開した後、取得した緯度及び経度の
情報から位置情報表示ウィンドウ101に表示される地
図上の座標値を算出し(ステップ64)、該当する位置
にスポット109を表示する(ステップ65)。受信バ
ッファ中の情報が衛星情報であれば、衛星情報の各デー
タ項目を切り出して当該対象者のユーザ情報テーブル3
1の「衛星情報ポインタ」で指定される衛星情報34群
の該当する衛星情報34に展開した後、衛星の位置情報
から衛星情報表示ウィンドウ103上の座標値を計算し
て衛星情報表示ウィンドウ103上に衛星番号、衛星の
位置及び衛星電界強度を表示する(ステップ66)。
ドによる返信の加速度センサ値であれば、受信した情報
を1レコードとしてログファイル45に書き込み(ステ
ップ67)、受信バッファ中の情報から加速度センサ値
を切り出してメモリ中の配列の要素の1つに格納する
(ステップ68)。一連の加速度センサ値の最後の加速
度センサ値を配列に展開し終えたとき、一連の加速度セ
ンサ値から対象者の動作情報を計算して該当するユーザ
情報テーブル31の「動作情報」に格納し、動作情報表
示ウィンドウ102に動作を示すアイコンなどを表示す
る(ステップ69)。ただし倒れるなどの特定動作を検
出した場合には、警告情報をあわせて表示する。
び「特定動作認識後回線接続」コマンドを用いて端末で
動作認識を行う場合には、上記ステップ67,68及び
69の大半を端末で実行することになり、センター側で
は動作及び警告の表示を行うのみとなる。これによりセ
ンター側では非常時のみのデータ取得が可能となり、通
信量を削減することが可能である。
メッセージであれば、各応答メッセージに応じた処理を
行う(ステップ70)。正常応答の場合には、対応する
コマンドに応じてそのまま又は下記の処理をした後に次
の処理に進む。応答が「コマンド列登録開始」コマンド
の正常応答であれば、接続ユーザ情報テーブル32の
「端末動作モード」をコマンド列登録モードに設定す
る。応答が「コマンド列登録終了」コマンドの正常応答
であれば、「端末動作モード」を即実行モードに設定す
る。応答が「コマンド列実行開始」コマンドの正常応答
であれば、「端末動作モード」をコマンド列実行モード
に設定する。当該端末装置3の動作モードがコマンド列
登録モードにあって異常応答を受信した場合には、当該
対象者のユーザ情報テーブル31の「コマンド送出エラ
ーフラグ」を1にセットし、表示装置46上にエラーメ
ッセージを表示し、ステップ55に戻る。「コマンド列
登録開始」、「コマンド列登録終了」又は「コマンド列
実行開始」コマンドに対する異常応答の場合にも、同様
に当該対象者のユーザ情報テーブル31の「コマンド送
出エラーフラグ」を1にセットし、表示装置46上にエ
ラーメッセージを表示し、ステップ55に戻る。端末装
置3の動作モードが即実行モード又はコマンド列実行モ
ードにあって上記以外の異常応答を受信した場合には、
表示装置46上にエラーメッセージを表示した後、次の
処理に進む。
ム50は、端末の動作モードを判定する(ステップ7
1)。端末の動作モードがコマンド列実行モードにある
場合には(ステップ71NO)、処理を終了する。端末
の動作モードが即実行モードあるいはコマンド列登録モ
ードにある場合には(ステップ71YES)、コマンド
列の送出を終了したか否かを判定する(ステップ7
2)。読み込んだコマンド列中のすべてのコマンドを送
出し、かつ当該対象者のユーザ情報テーブル31の「コ
マンド列送出フラグ」が0である場合には(ステップ7
2YES)、当該端末装置3との間の回線を遮断し、当
該ログファイル45をクローズし、当該対象者のユーザ
情報テーブル31の「コマンド列送出フラグ」を1にセ
ットし(ステップ75)、ステップ55に戻る。読み込
んだコマンド列に未送出のコマンドが残っている場合に
は(ステップ72NO)、コマンド列中の次のコマンド
を送出し(ステップ73)、送出したコマンドに返信メ
ッセージがあるか否かを判定する(ステップ74)。送
出したコマンドに返信メッセージありの場合(ステップ
74YES)、処理を終了する。送出したコマンドが返
信メッセージなしの場合(ステップ74NO)、ステッ
プ73に戻る。
を終了したとき(ステップ55YES)、すなわちすべ
てのユーザ情報テーブル31について「コマンド列送出
フラグ」又は「コマンド送出エラーフラグ」がセットさ
れているとき、表示装置46上にメッセージを表示して
処理を終了する。
末装置3から回線接続要求を受けたときの処理の流れを
示すフローチャートである。移動体監視プログラム50
が端末装置3から回線接続要求を受信したとき(ステッ
プ81)、端末装置3との間で回線接続動作を行い(ス
テップ82)、受信した端末IDが一致するユーザ情報
テーブル31の「端末ID」、「電話番号」及び「名
前」を接続ユーザ情報テーブル32に複写し、接続ユー
ザ情報テーブル32の「端末動作モード」をコマンド列
実行モードに設定し、当該コネクションに対応してログ
ファイル45をオープンし、表示装置46上にメッセー
ジを表示する。
ら回線遮断要求を受けたとき、当該端末装置3との間で
回線遮断動作を行い、表示装置46上にメッセージを表
示する。
によれば、センター計算機4が複数の対象者の携帯する
端末装置3に対して順次コマンド列送信−「コマンド列
実行開始」コマンドの発行−回線遮断のシーケンスを実
行し、各端末装置3から順次GPSデータと動作情報を
取得し、各対象者に属するユーザ情報テーブル31、ス
ポットデータ33及び衛星情報34に格納するとともに
表示装置46上の位置情報表示ウィンドウ101、動作
情報表示ウィンドウ102及び衛星情報表示ウィンドウ
103に表示することができる。スポットデータ33
は、同一対象者について時系列的に複数保存されるの
で、対象者の最新の位置情報だけでなく、過去の位置情
報を各々位置情報表示ウィンドウ101の地図上のスポ
ット109として表示させ、対象者の移動ルートを辿る
こともできる。
は、その対象者を選択し、即実行モードで実行されるコ
マンドが配列されるコマンド列を実行することによっ
て、センター側はリアルタイムで対象者の最新の位置情
報と動作情報を取得することができる。
の位置と動作状況を監視し、移動と動作の異常が観測さ
れたとき、センター計算機4から当該対象者の端末装置
3へ「音声出力」コマンドを送信し、音声出力装置21
を駆動して救助を求める音あるいは音声を出力すること
ができる。音声出力の代わりに又は音声出力とともに端
末装置3のランプを点灯させるよう構成してもよい。
視プログラム50の処理の流れを示すフローチャートで
ある。入力装置47を介して履歴データ表示が指示さ
れ、ログファイル45が指定されると、移動体監視プロ
グラム50は指定されたログファイル45をオープンし
(ステップ91)、表示装置46上に位置情報表示ウィ
ンドウ101、動作情報表示ウィンドウ102及び衛星
情報表示ウィンドウ103を表示する(ステップ9
2)。ログファイル45からレコードを読み込み、全レ
コードを処理終了していなければ(ステップ93N
O)、レコードの内容によって処理を分岐する(ステッ
プ94)。レコード内容がGPSデータであれば、ステ
ップ95〜97を実行する。その処理はステップ64〜
66の処理と同じである。レコード内容が加速度センサ
ー値であれば、ステップ98〜99を実行する。その処
理はステップ68〜69の処理と同じである。GPSデ
ータ又は加速度センサー値の処理が終わったとき、ステ
ップ93に戻り、一定時間の待ち時間を置いてから次の
レコードを読み込む。ログファイル45上の全レコード
の処理を終了したとき、履歴データ表示の処理を終了す
る。本履歴データ表示処理によれば、対象者の過去の位
置情報及び動作情報を表示装置46上に再現することが
できる。
末の位置情報および端末携帯者の動作情報のうち必要な
時に必要な情報を選択して必要なだけ取得することがで
きる。
指令列を送信した後、端末装置との間の回線を切断し、
端末装置がセンター計算機から切り離された状態でこの
指令列中の指令を順次実行するよう構成したので、端末
装置が起動し位置情報又は動作情報を取得可能か否か判
定した後に、端末側からのコールによってセンター計算
機との間の回線を接続してただちにセンター計算機へ位
置情報又は動作情報を送信することができ、端末の準備
動作中の無用な回線接続を回避できる。
ン/オフする指令を設けたので、回線接続前に端末の準
備動作を可能とし、かつ端末の準備動作中に生じ得る不
意の回線遮断による無駄な回線接続を回避できる。
末装置3の内部構成を示す図である。
図である。
る。
ーケンス例を示す図である。
ドのシーケンス例を示す図である。
きのコマンドのシーケンス例を示す図である。
式を示す図である。
タ形式を示す図である。
示す図である。
図である。
示す図である。
接続時の処理の流れを示すフローチャートである。
ッセージ受信時の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
ッセージ受信時の処理の流れを示すフローチャート(続
き)である。
接続要求受信時の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
プログラム50の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
4:GPS受信機、15:GPS電源、18:携帯電話
機、31:ユーザ情報テーブル、32:接続ユーザ情報
テーブル、33:スポットデータ、43:ユーザ情報フ
ァイル、44:コマンドファイル、50:移動体監視プ
ログラム、101:位置情報表示ウィンドウ、102:
動作情報表示ウィンドウ、109:スポット
Claims (12)
- 【請求項1】センター側の計算機と移動体である端末装
置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末装
置へ情報取得指令を送信し、該端末装置から該計算機へ
要求された情報を送信するシステムであって、 該端末装置は該計算機から送信された一連の指令列を受
信して記憶装置に格納する手段と、該指令列が格納され
た後、各指令を順次解釈して実行する手段と、該情報取
得指令の実行結果である情報を該計算機へ送信する手段
とを有し、該計算機は該端末装置へ該指令列を送信する
手段と、送られた情報を受信し該当する表示情報を作成
して表示装置上に表示する手段とを有することを特徴と
する移動体監視システム。 - 【請求項2】該情報は該端末装置の位置を示す位置情報
であることを特徴とする請求項1記載の移動体監視シス
テム。 - 【請求項3】該情報は該端末装置が受ける振動や加速度
の値であることを特徴とする請求項1記載の移動体監視
システム。 - 【請求項4】該情報は該端末装置が受ける振動や加速度
の値に基づいて認識された動作情報であることを特徴と
する請求項1記載の移動体監視システム。 - 【請求項5】該計算機はさらに該指令列を構成する指令
を1個ずつ該端末装置へ送信する手段を有し、該端末装
置はさらに該計算機から受信した指令を即時に解釈して
実行し、その実行結果を該計算機へ送信する手段を有す
ることを特徴とする請求項1記載の移動体監視システ
ム。 - 【請求項6】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
実体化されたプログラムであり、該プログラムは、セン
ター側の計算機と移動体である端末装置とが通信路を介
して接続され、該計算機から該端末装置へ情報取得指令
を送信し、該端末装置から該計算機へ要求された情報を
送信するシステムの中で該計算機によつて実行されるプ
ログラムであって、下記プログラム手段を含む: (a)該端末装置との間の回線を接続するプログラム手
段、(b)該端末装置へ該情報取得指令を含む一連の指
令列を送信し、その後該端末装置との間の回線を切断す
るプログラム手段、(c)該端末装置から回線の接続要
求を受けるプログラム手段、及び(d)該端末装置から
該情報取得指令の実行結果である情報を受信し、該当す
る表示情報を作成して表示装置上に表示するプログラム
手段。 - 【請求項7】該プログラムは、さらに該端末装置から受
信した該情報をログファイルに記録するプログラム手段
と、該ログファイルから順次該情報を読み出し該当する
表示情報を作成して表示装置上に表示するプログラム手
段とを有することを特徴とする請求項6記載のプログラ
ムを格納する記憶媒体。 - 【請求項8】センター側の計算機と移動体である端末装
置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末装
置へ位置情報取得指令を送信し、該端末装置から該計算
機へ位置情報を送信するシステムを構成する端末装置で
あって、該端末装置は、GPS受信機を介して該端末装
置の位置情報を取得可能か否か判定する手段と、上記判
定の後に該計算機との間の回線を接続して判定結果を該
計算機へ送信する手段とを有することを特徴とする端末
装置。 - 【請求項9】センター側の計算機と移動体である端末装
置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末装
置へ動作情報取得指令を送信し、該端末装置から該計算
機へ動作情報を送信するシステムを構成する端末装置で
あって、該端末装置は、該端末装置が受ける振動や加速
度の値に基づいて特定の動作をしているか否かを判定す
る手段と、上記特定の動作を認識したとき該計算機との
間の回線を接続して特定の動作情報を該計算機へ送信す
る手段とを有することを特徴とする端末装置。 - 【請求項10】センター側の計算機と移動体である端末
装置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末
装置へ位置情報取得指令を送信し、該端末装置から該計
算機へ位置情報を送信するシステムを構成する端末装置
であって、該端末装置は、GPS受信機に電力を供給す
る電源をオン/オフする指令を格納する記憶手段と、該
指令を解釈して実行し該電源をオン/オフする手段とを
有し、該計算機との間の回線の接続とは非同期に該電源
をオン/オフすることを特徴とする端末装置。 - 【請求項11】センター側の計算機と移動体である端末
装置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末
装置へ位置情報取得指令を送信し、該端末装置から該計
算機へ位置情報を送信する移動体監視方法であって、
(a)該計算機と該端末装置との間の回線を接続し、
(b)該計算機から該端末装置へ該位置情報取得指令を
含む一連の指令列を送信し、(c)該計算機と該端末装
置との間の回線を切断し、(d)該端末装置によって指
令を実行して該端末装置の位置情報を取得可能か否か判
定し、(e)該計算機と該端末装置との間の回線を接続
して該端末装置から該計算機へ判定結果を送信し、
(f)該端末装置によって該位置情報取得指令を実行し
てその実行結果である位置情報を該計算機へ送信し、
(g)該計算機によって該位置情報を受信し、該当する
地図上の位置を計算して表示装置上に表示する。 - 【請求項12】センター側の計算機と移動体である端末
装置とが通信路を介して接続され、該計算機から該端末
装置へ動作情報取得指令を送信し、該端末装置から該計
算機へ動作情報を送信するシステムを構成する端末装置
であって、該端末装置は、取得した動作情報を該計算機
へ送信する手段と、該計算機によって指定された音ある
いは音声を出力する手段とを有することを特徴とする端
末装置。
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