JP2000047665A - オーディオ信号処理装置 - Google Patents

オーディオ信号処理装置

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JP2000047665A
JP2000047665A JP10217983A JP21798398A JP2000047665A JP 2000047665 A JP2000047665 A JP 2000047665A JP 10217983 A JP10217983 A JP 10217983A JP 21798398 A JP21798398 A JP 21798398A JP 2000047665 A JP2000047665 A JP 2000047665A
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signal processing
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洋一 山田
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健明 船田
Hiroyuki Isobe
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Keitaro Kaburagi
桂太郎 鏑木
Naomi Amamiya
直巳 雨宮
Hajime Ishita
源 井下
Akira Atsumi
晃 渥美
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    • G10H2210/231Wah-wah spectral modulation, i.e. tone color spectral glide obtained by sweeping the peak of a bandpass filter up or down in frequency, e.g. according to the position of a pedal, by automatic modulation or by voice formant detection; control devices therefor, e.g. wah pedals for electric guitars

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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた操作性と演出効果を有するオーディオ信
号処理装置を提供する。 【解決手段】種々の編集加工処理を行う信号処理部A3
が設けられている。操作者の操作に応じて信号処理部A
3へのパラメータを指定するJOGダイヤル21が設け
られている。メモリボタン16をオン状態に設定して、
JOGダイヤル21を操作すると、その操作中の履歴情
報が記憶部A4に記憶される。プレイボタン17をオン
状態に設定すると、記憶部A4に記憶された履歴情報を
パラメータとして、信号処理部A3によるオーディオ信
号の編集加工が継続的に実行される。これにより、操作
者が常にJOGダイヤル21を操作しなくとも、履歴情
報に基づいて、所望の演出効果を発揮させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号を
編集加工するオーディオ信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エフェクターと呼ばれるオーディ
オ信号処理装置が知られている。このオーディオ信号処
理装置は、録再装置から外部供給される原楽音のオーデ
ィオ信号を、デジタルオーディオ技術を応用した信号処
理によって、演出効果の高い楽音に編集加工する機能を
有している。この機能を利用して、ディスコテック等で
は、DJ(ディスクジョッキー)と呼ばれる操作者が、
踊り客に対して乗りの良い楽音を提供し、ダンス中の演
出効果を高めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオーディオ信号処理装置にあっては、編集加工の内
容に対応した多数の操作ボタンや操作スイッチが操作パ
ネル上に配設されている。このため、本装置に備えられ
た機能を利用して、演出効果の高い楽音を編集加工する
には、これら多数の操作スイッチ等を敏速に操作し続け
る必要があることから、操作性の点で問題があった。
【0004】例えば、上記のディスコテック等の場合で
は、踊り客に対して乗りの良い楽音を間断無く提供する
必要があり、このためには、操作者はこれら各機能毎に
設けられている多数の操作スイッチ等を操作して、所望
の機能を設定したり、解除したり、再度設定したりと、
極めて煩雑な操作が要求されることになり、操作性に問
題があった。
【0005】本発明は、このような従来のオーディオ信
号処理装置の課題を克服するために成されたものであ
り、操作性が良く、併せて優れた演出効果を発揮するオ
ーディオ信号処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明は、オーディオ信号を編集加工する信号処
理手段と、上記信号処理手段に対して上記編集加工のパ
ラメータを指定する操作手段とを備えるオーディオ信号
処理装置において、上記操作手段が操作されている期間
の履歴情報を記憶する記憶手段と、上記記憶手段に記憶
された履歴情報に基づいて上記信号処理手段に上記編集
加工のパラメータを指定する制御手段とを備える構成と
した。
【0007】かかる構成によれば、操作手段を操作して
いる期間中の履歴情報を、操作者が記憶手段に一旦記憶
させると、その後、操作手段を操作しなくても、記憶手
段に記憶された履歴情報に基づいて、信号処理手段によ
るオーディオ信号の編集加工が継続的に実行される。
【0008】また、上記記憶手段に対して、上記履歴情
報の記憶処理を実行させる第1の実行指定手段と、上記
記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて上記信号処理
手段に対して上記編集加工を実行させる第2の実行指定
手段とを備える構成とした。
【0009】かかる構成によれば、操作者が任意のタイ
ミングで第1の実行指定手段を操作すると、そのタイミ
ングに合わせて操作手段の履歴情報が記憶手段に記憶さ
れる。また、操作者が任意のタイミングで第2の実行指
定手段を操作すると、そのタイミングに合わせて、記憶
手段に記憶された履歴情報に基づいて、信号処理手段に
よるオーディオ信号の編集加工が継続的に実行される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。尚、図1は、本実施形態のオー
ディオ信号処理装置に内蔵されている要部回路を示すブ
ロック図、図2は、デジタルシグナルプロセッサの機能
を等価回路で示した機能ブロック図、図3は、本オーデ
ィオ信号処理装置に備えられている操作パネルの構造を
示す平面図である。
【0011】本オーディオ信号処理装置は、イコライザ
演出機能、JET(ジェット)演出機能、ZIP(ヂッ
プ)演出機能、WAH(ワウ)演出機能、RING(リ
ング)演出機能、FAZZ(ファズ)演出機能等の複数
の演出機能を備えており、操作者がこれら演出機能の1
つ又は複数を指定すると共に、後述するJOG(ジョ
グ)ダイヤル21を操作することで、多様な演出効果を
発揮するようになっている。
【0012】図1において、本オーディオ信号処理装置
1には、本装置全体を制御するシステムコントローラA
1と、外部から供給されるアナログのステレオオーディ
オ入力信号SinをデジタルデータDinにデジタル変換し
て入力するA/D変換器A2と、上記複数の演出機能を
備えた信号処理部A3と、信号処理部A3が演出処理を
する際に各種のデータを格納するための記憶部A4と、
信号処理部A3で演出処理されたデジタルデータDout
をアナログのステレオオーディオ出力信号Soutにアナ
ログ変換して出力するD/A変換器A5が備えられてい
る。更に、詳細は後述するが、符号5〜23で示す各種
の操作手段と表示手段がシステムコントローラA1に接
続されている。
【0013】システムコントローラA1は、予め設定さ
れたシステムプログラムの実行により本装置全体の動作
を制御するマイクロプロセッサ(MPU)を備え、操作
者が上記の操作手段を操作すると、操作手段の動きを検
出して、信号処理部A3に対して編集加工のためのパラ
メータを設定したり、上記表示手段の制御等を行う。
【0014】信号処理部A3は、A/D変換器A2から
供給されるデジタルデータDinに対して、システムコン
トローラA1で指定される編集加工のためのパラメータ
を受けて、演出処理を行うデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)で構成されている。このデジタルシグナルプ
ロセッサによって、図2に示すような等価回路が実現さ
れている。
【0015】図2において、A/D変換器A2から供給
されるデジタルデータDinの入力レベルを調節する可変
増幅器B1と、可変増幅器B1から出力されるデジタル
データDin’に対して周波数特性を可変調節することに
より上記のイコライザ演出機能を発揮するイコライザ処
理部B2が備えられている。
【0016】イコライザ処理部B2には、切換え部SW
を介して、JET処理ブロックB3、ZIP処理ブロッ
クB4、WAH処理ブロックB5、RING処理ブロッ
クB6、FAZZ処理ブロックB7が接続されている。
そして、イコライザ処理部B2で生成され切換え部SW
を介して供給されるデジタルデータD1に対して、これ
らの処理ブロックB3〜B7がそれぞれ所定のJET演
出、ZIP演出、WAH演出、RING演出及びFAZ
Z演出のための信号処理を行う。
【0017】更に、これらの処理ブロックB3〜B7で
生成される各デジタルデータを加算演算する加算回路B
8と、この加算演算で生成されるデジタルデータD2の
レベルを可変調節する可変増幅器B9と、イコライザ処
理部B2で生成されるデジタルデータD1のレベルを可
変調節する可変増幅器B10と、これらの可変増幅器B
9,B10から出力される各デジタルデータD3,D4を
加算演算する加算回路B11と、加算回路B11で生成され
るデジタルデータD5のレベルを調節して上記のデジタ
ルデータDoutを生成する可変増幅器B12が備えられて
いる。
【0018】上記の符号5〜23で示した各種の操作手
段と表示手段は、図3に示すイコライザ操作部2と表示
部3とエフェクト操作部4を備えた操作パネルに配設さ
れている。
【0019】イコライザ操作部2には、入力調整ボリュ
ーム5と、3個のイコライザボリューム6,7,8と、
出力調整ボリューム9と、イコライザ起動スイッチ10
が設けられている。
【0020】入力調整ボリューム5は、回動型の可変ボ
リュームで形成されており、操作者による回動操作が行
われると、その回動量をシステムコントローラA1が検
出して可変増幅器B1に指示することにより、デジタル
データDinの入力レベルをその回動量に応じて調節させ
る。
【0021】3個のイコライザボリューム6,7,8
は、いずれも回動型の可変ボリュームで形成されてお
り、システムコントローラA1が各イコライザボリュー
ム6,7,8の回動量を検出してイコライザ処理部B2
に指示することにより、可変増幅器B1から出力される
デジタルデータDin’の周波数特性をその回動量に応じ
て調節させる。
【0022】すなわち、操作者によりイコライザボリュ
ーム6の操作が行われると、デジタルデータDin’の低
域周波数成分に対するイコライザ特性を調節し、イコラ
イザボリューム7が操作されると、デジタルデータDi
n’の中域周波数成分に対するイコライザ特性を調節
し、イコライザボリューム8が操作されると、デジタル
データDin’の高域周波数成分に対するイコライザ特性
を調節する。
【0023】イコライザ起動スイッチ10は、傾倒型の
スナップスイッチで形成されており、イコライザボリュ
ーム6,7,8で設定されるイコライザ特性のデジタル
データDin’への適用と解除との切換えを行うために設
けられている。操作者がイコライザ起動スイッチ10
を、所定の「OFF1」の位置に操作すると、システム
コントローラA1がこの操作位置を検知し、イコライザ
処理部B2に対して上記のイコライザ特性を解除させ
る。この解除処理によると、イコライザ処理部B2はデ
ジタルデータDin’の周波数特性を調節しなくなるた
め、デジタルデータDin’がそのままデジタルデータD
1として送出される。
【0024】また、イコライザ起動スイッチ10が「O
N1」の位置に傾倒操作されると、デジタルデータDi
n’への上記イコライザ特性の適用が継続される。更
に、イコライザ起動スイッチ10が「ON2」の位置に
傾倒操作されると、その操作中だけ上記のイコライザ特
性が適用され、操作者の手が離されると「OFF1」の
位置へ自己反力により自動的に戻って上記のイコライザ
特性を解除するようになっている。
【0025】このように、イコライザボリューム6,
7,8とイコライザ起動スイッチ10を操作すること
で、楽音の周波数特性を変化させるためのイコライザ演
出機能が発揮されるようになっている。
【0026】出力調整ボリューム9は、回動型の可変ボ
リュームで形成され、操作者による回動操作が行われる
と、その回動量をシステムコントローラA1が検出して
可変増幅器B12に指示することにより、デジタルデータ
Doutの出力レベルをその回動量に応じて調節させる。
【0027】表示部3には、横一列に配設された複数個
の発光ダイオードで構成された発光表示部23が設けら
れており、JOGダイヤル21の回転量を上記の発光ダ
イオードの点灯数等で表示するようになっている。
【0028】エフェクト操作部4には、プッシュポップ
型の押釦スイッチや静電容量検出型のタッチスイッチ等
から成る操作ボタン11〜18と、回動型の可変ボリュ
ーム19,22と、傾倒型のスナップスイッチから成る
演出処理起動スイッチ20と、円盤状の回転体(JOG
ダイヤルという)21が設けられている。
【0029】JOGダイヤル21は、上面がほぼ平坦で
その周方向に沿って複数個の線状の突起が成形されてお
り、本装置の筐体に回動自在に支持されている。かかる
構造により、操作者に対して接触感と操作感の向上が図
られている。
【0030】JOGダイヤル21の裏面側には、JOG
ダイヤル21の単位時間Δτ当たりの回転量(角速度)
Δθと回転方向を検出し、その検出信号SRをシステム
コントローラA1に供給する光学式のパルスエンコーダ
24が配設されている。
【0031】図4(a)に示すように、パルスエンコー
ダ24は、JOGダイヤル21の回転軸21aに一体化
された回転円板25と、本装置の筐体等に固定されて回
転円板25の一側面に対向配置された固定板26と、回
転円板25と固定板26とを挟んで対向する発光素子2
7及び一対の受光素子28,29と、更に図4(b)に
示すように、受光素子28,29の出力端子に接続され
たEXORゲート30及びD型フリップフロップ31を
備えて構成されている。
【0032】更に、回転円板25には、複数個の透過ス
リット25aが周方向に沿って等間隔に形成され、固定
板26にも透過スリット25aに対向する複数個の透過
スリット26aが形成され、受光素子28,29は、所
定の間隔をおいて並設されている。そして、透過スリッ
ト25a,26aの各スリット幅(光透過させる部分の
幅)と各スリット間隔(光透過させない部分の間隔)、
及び受光素子28,29の相互間隔を予め調整しておく
ことで、JOGダイヤル21の回動に伴って、受光素子
28,29とEXORゲート30及びD型フリップフロ
ップ31から、図5(a)(b)に示すような波形の信
号Sa,Sb,Srt,Sdrを発生させるようになってい
る。
【0033】すなわち、JOGダイヤル21が時計回り
方向に回転操作されると、それに伴って透過スリット2
5aが透過スリット26aに対して相対移動し、ビーム
光が透過スリット25aと26aの重なった透過部分を
通過することでパルス変調される。この変調されたパル
ス光を受光素子28,29が受光・検知することで、図
5(a)に示すように、検知信号Saと、その検知信号
Saより位相の進んだ検出信号Sbが出力される。ま
た、検知信号Saとそれより進相の検知信号SbがEX
ORゲート30とD型フリップフロップ31に供給され
ることで、JOGダイヤル21の単位時間当たりの回転
量(角速度)Δθに同期して論理レベルが変化する角速
度信号Srtと、JOGダイヤル21が時計回り方向に回
転操作されていることを示す論理“H”の方向信号Sdr
が生成される。そして、これらの角速度信号Srtと方向
信号Sdrの論理レベルの変化をシステムコントローラA
1が解析することで、JOGダイヤル21の時計回り方
向の回転とその角速度Δθを判定するようになってい
る。
【0034】一方、JOGダイヤル21が反時計回り方
向に回転操作されると、それに伴って透過スリット25
aが透過スリット26aに対して相対移動し、ビーム光
が透過スリット25aと26aの重なった透過部分を通
過することでパルス変調される。この変調されたパルス
光を受光素子28,29が受光・検知することで、図5
(b)に示すように、検知信号Saと、その検知信号S
aより位相の遅れた検出信号Sbが出力される。また、
検知信号Saとそれより遅相の検知信号SbがEXOR
ゲート30とD型フリップフロップ31に供給されるこ
とで、JOGダイヤル21の単位時間当たりの回転量
(角速度)Δθに同期して論理レベルが変化する角速度
信号Srtと、JOGダイヤル21が反時計回り方向に回
転操作されていることを示す論理“L”の方向信号Sdr
が生成される。そして、これらの角速度信号Srtと方向
信号Sdrの論理レベルの変化をシステムコントローラA
1が解析することで、JOGダイヤル21の時計回り方
向の回転とその角速度Δθを判定するようになってい
る。
【0035】次に、操作ボタン11〜18、可変ボリュ
ーム19,22、演出処理起動スイッチ20及びJOG
ダイヤル21の各機能と、それぞれの機能に対応してシ
ステムコントローラA1及び信号処理部A3に備えられ
ている各機能について説明する。
【0036】操作ボタン11は、JETボタントと呼ば
れている。このJETボタン11が押下(オン)状態に
設定されると、図2中の切換え部SWがJET処理ブロ
ックB3側に切替わると共に、JET処理ブロックB3
が起動する。そして、操作者がJOGダイヤル21を回
動操作すると、JOGダイヤル21の回転量(角速度Δ
θを累積加算した回転量、以下、累積回転量という)θ
や回転方向に応じて、ジェット機の音のような効果音
(JET音)を有する楽音を生成することができる。
【0037】JET処理ブロックB3は、図6に示すよ
うに、イコライザ処理部B2からのデジタルデータD1
を遅延する遅延回路32と、遅延回路32に対して遅延
時間Tdを指定する遅延時間係数回路33と、デジタル
データD1を半分のレベルに減衰させるゲイン制御回路
34と、遅延回路32で遅延されたデジタルデータを半
分のレベルに減衰させるゲイン制御回路35と、ゲイン
制御回路34,35から出力されるデジタルデータを加
算演算して出力する加算回路36とを備えて実現されて
いる。
【0038】遅延時間係数回路33は、システムコント
ローラA1から供給される遅延時間係数データXdを格
納するレジスタ等で構成され、遅延回路32は、遅延時
間係数データXdに基づいて遅延時間Tdを設定するデ
ジタルフィルタ等で構成されている。
【0039】更に、システムコントローラA1が、上記
の累積回転量θに対応した遅延時間係数データXdを遅
延時間係数回路33に供給することで、JOGダイヤル
21の回動に応じて、遅延回路32の遅延時間Tdが逐
次変化するようになっている。
【0040】図11は、JOGダイヤル21の累積回転
量θと回転方向に対応する遅延時間Tdの関係を示して
いる。同図において、JOGダイヤル21が時計回り方
向(正転方向)に360゜回転する毎に、遅延時間Td
の増加と減少が繰り返され、JOGダイヤル21が反時
計回り方向(逆転方向)に−360゜回転する毎に、遅
延時間Tdの増加と減少が繰り返されようになってい
る。
【0041】このように、JET処理ブロックB3によ
れば、遅延処理の行われないデジタルデータD1と、遅
延回路32で遅延されるデジタルデータとが加算回路3
6で加算されることにより、ジェット機の音のような効
果音を発生させるためのデジタルデータDJETが生成さ
れる。
【0042】次に、操作ボタン12は、ZIPボタンと
呼ばれている。このZIPボタン12が押下(オン)状
態に設定されると、図2中の切換え部SWがZIP処理
ブロックB4側に切替わると共に、ZIP処理ブロック
B4が起動する。そして、操作者がJOGダイヤル21
を回動操作すると、JOGダイヤル21の累積回転量θ
や回転方向に応じてピッチ(音程)の変化する楽音を生
成することができる。
【0043】ZIP処理ブロックB4は、図7に示すよ
うに、ピッチシフター回路37と、ピッチ係数回路38
とを備えて構成されている。更に、ピッチ係数回路38
は、システムコントローラA1から供給されるピッチ係
数データYpを格納するレジスタ等で構成され、ピッチ
シフター回路37は、デジタルデータD1のピッチHp
を、ピッチ係数回路38中のピッチ係数データYpに基
づいて調節するデジタルフィルタ等で実現されている。
【0044】そして、システムコントローラA1が、上
記の累積回転量θに対応したピッチ係数データYpを、
ピッチ係数回路38を介してピッチシフター回路37に
供給することで、JOGダイヤル21の回動に応じて、
ピッチ(音程)が変わる効果音を発生させるためのデジ
タルデータDZIPが生成される。
【0045】ここで、図12の波形図に基づいてピッチ
調節の原理を説明する。尚、説明の便宜上、デジタルデ
ータD1の変化をアナログ波形で示している。同図
(a)に示すようなデジタルデータD1が入力される
と、ピッチ係数回路38中のピッチ係数データYpによ
りピッチ(音程)を上げるように設定された場合には、
このデジタルデータD1を図示しないメモリに書き込ん
で読み出す際に、デジタルデータD1中から幾つかのデ
ータを間引いて読み出し(同図(b)参照)、ピッチを
下げるように設定された場合には、幾つかのデータを繰
り返して読み出す(同図(c)参照)ようになってい
る。
【0046】そして、より具体的なJOGダイヤル21
の累積回転量θと回転方向に対応するピッチHpの関係
を示す図13のように、JOGダイヤル21が時計回り
方向(正転方向)に回転すると、所定の累積回転量θ毎
に約10オクターブずつピッチHpが高くなり、JOG
ダイヤル21が反時計回り方向(逆転方向)に回転する
と、所定の累積回転量θ毎に約−15オクターブずつピ
ッチHpが低くなるように、予め設定されている。
【0047】このように、ZIPボタン12とJOGダ
イヤル21の操作により、ピッチ(音程)を変化させる
ためのZIP演出効果が得られる。
【0048】次に、操作ボタン13は、WAHボタンと
呼ばれている。このWAHボタン13が押下(オン)状
態に設定されると、図2中の切換え部SWがWAH処理
ブロックB5側に切替わると共に、WAH処理ブロック
B5が起動する。そして、操作者がJOGダイヤル21
を回転操作すると、JOGダイヤル21の累積回転量θ
や回転方向に応じて、周波数成分の変化した楽音を生成
させることができる。
【0049】WAH処理ブロックB5は、図8に示すよ
うに、高域カットオフ周波数fCHを可変制御できるロー
パスフィルタ39と、低域カットオフ周波数fCLを可変
制御できるハイパスフィルタ40と、フィルタ係数回路
41を備えて構成されている。
【0050】更に、フィルタ係数回路41は、システム
コントローラA1から供給されるフィルタ係数データZ
を格納するレジスタ等で構成され、ローパスフィルタ3
9とハイパスフィルタ40は、フィルタ係数データZに
基づいて上記の高域カットオフ周波数fCHと低域カット
オフ周波数fCLを変化させるデジタルフィルタ等で構成
されている。
【0051】そして、図14の特性図に示すように、シ
ステムコントローラA1が、JOGダイヤル21の正転
と逆転による累積回転量θに対応したフィルタ係数デー
タZを、フィルタ係数回路41に供給することで、上記
のカットオフ周波数fCHとfCLを逐次変化させる。この
結果、ハイパスフィルタ40の高域の通過周波数帯域が
図15(a)のように変化し、ローパスフィルタ39の
低域の通過周波数帯域が図15(b)のように変化する
ことで、WAH演出効果を生じさせるデジタルデータD
WAHが生成される。
【0052】尚、WAHボタン13が押下(オン)状態
に設定されない場合には、両方のフィルタ39,40と
も、全ての可聴周波数帯域(0〜20KHz)に亘って
通過状態となり、これにより、WAH機能は解除され
る。
【0053】次に、操作ボタン14は、RINGボタン
と呼ばれ、鐘の音のような演出効果を得るために設けら
れている。RINGボタン14が押下(オン)状態に設
定されると、図2中の切換え部SWがRING処理ブロ
ックB6側に切替わると共に、RING処理ブロックB
6が起動する。そして、操作者がJOGダイヤル21を
回転操作すると、JOGダイヤル21の累積回転量θや
回転方向に応じて、音色の変化する鐘の音のような楽音
を生成させることができる。
【0054】RING処理ブロックB6は、図9に示す
ように、正弦波発生回路43と、この正弦波発生回路4
3で生成される正弦波データとデジタルデータD1とを
掛け算する掛け算器42で構成されている。そして、J
OGダイヤル21の累積回転量θに対応した周波数指定
データFqがシステムコントローラA1から供給される
ことにより、RING演出効果を生じさせるデジタルデ
ータDRINGが生成される。
【0055】次に、操作ボタン15は、FUZZボタン
と呼ばれ、歪んだ(ノイズが加わった)楽音を生成する
ために設けられている。FUZZボタン15が押下(オ
ン)状態に設定されると、図2中の切換え部SWがFU
ZZ処理ブロックB7側に切替わると共に、FUZZ処
理ブロックB7が起動する。そして、操作者がJOGダ
イヤル21を回転操作すると、JOGダイヤル21の累
積回転量θや回転方向に応じて、ノイズ成分の変化する
楽音を生成させることができる。
【0056】FUZZ処理ブロックB7は、図10に示
すように、バンドパスフィルタ44、クリップ回路4
5、可変増幅器46、及び加算回路47を備えて構成さ
れている。
【0057】そして、システムコントローラA1がJO
Gダイヤル21の累積回転量θや回転方向に応じて、バ
ンドパスフィルタ44の通過周波数帯域を変化させ、ク
リップ回路45がバンドパスフィルタ44を通過したデ
ジタルデータD1’のレベルを制限(クリップ)し、図
3中に示した操作ボリューム19の回動量に応じて可変
増幅器46の増幅率を変化させることによって、歪みを
有するデジタルデータD1”を生成し、更に、このデジ
タルデータD1”と元のデジタルデータD1とを加算回
路47で加算演算することにより、いわゆるFUZZ音
と呼ばれる演出効果を生じさせるデジタルデータDFUZZ
を生成する。
【0058】尚、操作ボリューム19は、深さ調節ボリ
ュームと呼ばれ、演出効果の程度(深さ)を調節するた
めに設けられている。
【0059】操作ボタン18は、HOLD(ホールド)
ボタンと呼ばれている。このHOLDボタン18が押下
(オン)状態に設定されていると、JOGダイヤル21
の回転操作が停止された場合に、その停止時直前におけ
るJOGダイヤル21の回転状態(具体的には、単位時
間当たりの回転量Δθと回転方向)を記憶する。そし
て、その記憶した回転方向に基づいて回転量Δθを累積
加算(回転方向が時計回り方向の場合は加算、回転方向
が時計回り方向の場合は減算)することで最新の累積回
転量θ求め、更に、最新の累積回転量θに基づいて、自
動的に信号処理部A3による演出処理が継続される。
【0060】すなわち、このHOLDボタン18が押下
操作されない場合(オフ状態)では、操作者が上記の操
作ボタン11〜15の何れかをオン操作して、JOGダ
イヤル21を回動させると、その回動に同期して、各操
作ボタン11〜15に対応する演出効果が発揮される
が、JOGダイヤル21の回動を止めると、徐々に演出
効果の無い元の楽音に戻っていく。
【0061】これに対し、操作者がHOLDボタン18
をオン状態に設定し、JOGダイヤル21を回動操作し
た後に、その回動操作を止めた場合には、その停止時直
前におけるJOGダイヤル21の単位時間当たりの回転
量Δθとその回転方向が記憶され、これにより、上記最
新の累積回転量θに基づいて操作ボタン11〜15の何
れかによる演出効果が維持され、その演出効果が付加さ
れた楽音が繰り返して生成されるようになっている。
【0062】操作ボタン16は、メモリボタンと呼ばれ
ている。このメモリボタン16が押下(オン)状態に設
定され、再びオフ状態に設定されると、このオン状態か
らオフ状態までの期間中に操作されたJOGダイヤル2
1の単位時間当たりの回転量(角速度)Δθと回転方向
の全てが、記憶部A4中に割り当てられている履歴メモ
リに格納される。すなわち、JOGダイヤル21の回転
中の動きの情報が、回転方向と回転量Δθとによる履歴
データとして、履歴メモリに格納される。
【0063】このように、JOGダイヤル21が操作さ
れている間の履歴情報を履歴メモリに記憶させるための
実行指定手段として、メモリボタン16が設けられてお
り、システムコントローラA1がメモリボタン16のオ
ン操作に対応した処理を行う。
【0064】すなわち、図16のフローチャートに示す
ように、メモリボタン16がオン状態に設定されると、
ステップS100で「YES」となり、次のステップS
101において、パルスエンコーダ24からの方向信号
Sdrと角速度信号Srtに基づいて、JOGダイヤル21
の単位時間Δτ当たりの回転量Δθと回転方向を判定
し、更に、ステップS102において、上記の履歴メモ
リのメモリアドスをインクリメントして、そのメモリア
ドスに回転量Δθと回転方向のデータを記憶させる。そ
して、ステップS103で、記憶データの記憶数nを計
数した後、メモリボタン16がオフ状態に設定されるま
で、上記のステップS100〜S103の処理を繰り返
すことで、JOGダイヤル12の一連の動き(履歴情
報)を記憶する。
【0065】次に、操作ボタン17は、PLAY(プレ
イ)ボタンと呼ばれ、上記のメモリボタン16と関連し
て使用される。すなわち、PLAYボタン17が押下
(オン)操作されると、上記の履歴メモリに記憶されて
いる一連の回転量Δθと回転方向のデータが順次に読み
出され、それらの回転量Δθを回転方向に基づいて順次
に累積加算することによって、上記の累積回転量θを算
出する。
【0066】この累積回転量θに基づいて信号処理部A
3の各処理ブロックB3〜B7を制御することにより、
JOGダイヤル21が回動操作されなくとも、各処理ブ
ロックB3〜B7による演出処理が実行されるようにな
っている。
【0067】更に、上記履歴メモリからのデータ読み出
し数が上記の記憶数nに達する度に、履歴メモリに対す
るアドレッシングを先頭のメモリアドレスから再開する
ことにより、各処理ブロックB3〜B7による演出処理
が連続して実行される。そして、PLAYボタン17が
次の押下でオフ状態設定されるまで、上記の演出処理が
連続して実行される。
【0068】このように、PLAYボタン17は、上記
の履歴メモリに記憶された履歴情報に基づいて自動的に
演出処理を行わせるための実行指定手段であり、操作者
がメモリボタン16とPLAYボタン17を連関して操
作すると、JOGダイヤル21を操作しなくとも、演出
効果を連続して発揮させることができるため、操作者に
対する操作性の向上が図られている。また、メモリボタ
ン16とPLAYボタン17の操作を繰り返すと、JO
Gダイヤル17の一連の回転量Δθと回転方向を新たに
上記の履歴メモリに記憶させることができるため、演出
効果の変更が可能となっている。
【0069】なお、上述したHOLDボタン18をオン
操作した場合には、JOGダイヤル21が停止した時点
での累積回転量θ、すなわち1つの固定した累積回転量
θに基づいて演出処理が行われるのに対し、メモリボタ
ン16とPLAYボタン17を連関して操作した場合に
は、JOGダイヤル21の回動から停止までの一連の回
転量Δθと回転方向が履歴メモリに記憶されるために、
JOGダイヤル21の回動履歴に基づいた演出処理が実
行される点で、各機能の内容が相違している。
【0070】したがって、操作者は、これらのHOLD
ボタン18と、メモリボタン16及びPLAYボタン1
7を組み合わせて操作することで、多様な演出効果を得
ることができる。
【0071】次に、可変ボリューム22は、混合量調節
ボリュームと呼ばれ、図2に示す可変増幅器B9,B10
の増幅率を調節するために設けられている。操作者が混
合量調節ボリューム22を時計回り方向へ回転させる
と、その回転量に応じて、可変増幅器B9の増幅率が上
昇すると共に、可変増幅器B10の増幅率が降下する。こ
れにより、イコライザ処理部B2から可変増幅器B9ま
での演出処理経路を介して生成されるデジタルデータD
3のレベルに比べて、イコライザ回路B2から可変増幅
器B10までの経路を介して生成されるデジタルデータD
4のレベルの方が相対的に小さくなる。このため、加算
回路B11がデジタルデータD3とD4を加算演算するこ
とによって、元の楽音成分に比べて演出処理された成分
の混合比率の大きなデジタルデータD5が生成される。
【0072】これとは逆に、操作者が混合量調節ボリュ
ーム22を反時計回り方向へ回転させると、その回転量
に応じて、可変増幅器B9の増幅率が降下すると共に、
可変増幅器B10の増幅率が上昇する。これにより、イコ
ライザ処理部B2から可変増幅器B9までの演出処理経
路を介して生成されるデジタルデータD3のレベルに比
べて、イコライザ回路B2から可変増幅器B10までの経
路を介して生成されるデジタルデータD4のレベルの方
が相対的に大きくなる。このため、加算回路B11がデジ
タルデータD3とD4を加算演算することにより、元の
楽音成分に比べて演出処理された成分の混合比率の小さ
なデジタルデータD7が生成される。
【0073】このように、混合量調節ボリューム22に
より、元の楽音成分と演出処理が施された成分との混合
比率を任意に設定することができるようになっている。
【0074】ここで、可変増幅器B9とB10のそれぞれ
の増幅率は、混合量調節ボリューム22に連動して変化
するが、その増幅率の変化があっても、加算回路B11か
ら出力されるデジタルデータD5の全体のレベルが変動
しないように、自動的にレベル調整が行われるようにな
っている。すなわち、可変増幅器B9とB10は、デジタ
ルデータD1とD2を個々独立に増幅あるいは減衰させ
ることで、これらのデータD1とD2の混合比率を調節
するのではなく、予め決められた所定の増幅率の下で、
可変増幅器B9とB10の相対的な増幅率が変化すること
によって、これらのデータD1とD2の混合比率を調節
している。この結果、混合量調節ボリューム22の操作
によってデジタルデータD1とD2の混合比率を変化さ
せても、D/A変換器A5から出力されるステレオオー
ディオ信号Soutの振幅が変動しないようになってい
る。
【0075】そして、ステレオオーディオ信号Soutの
振幅は、出力調整ボリューム9に連動した可変増幅器B
12によって行われる。
【0076】尚、本実施形態では、上記の如く、予め決
められた所定の増幅率の下で可変増幅器B9とB10の相
対的な増幅率を調節することで、いわゆる自動音量調節
を行うこととしているが、可変増幅器B12の入力段に、
自動ゲインコントロール回路を設けることによって、自
動音量調節を行うようにしてもよい。この自動ゲインコ
ントロール回路を設けた場合には、デジタルデータD1
とD2に対する可変増幅器B9とB10の増幅率を個々独
立に調節することが可能となる。
【0077】演出処理起動スイッチ20は、以上に説明
した演出処理の起動とその解除との切換え選択を行うた
めに設けられている。
【0078】すなわち、操作者が演出処理起動スイッチ
20を、所定の「OFF2」の位置に操作すると、シス
テムコントローラA1がこの操作位置を検知し、信号処
理部A3に対して演出処理の動作を解除させ、イコライ
ザ処理部B2からのデジタルデータD1を、そのままデ
ジタルデータDoutとして出力させる。
【0079】また、演出処理起動スイッチ20が「ON
3」の位置に傾倒操作されると、デジタルデータD1へ
の演出処理が継続される。更に、演出処理起動スイッチ
20が「ON4」の位置に傾倒操作されると、その操作
中だけ演出処理が継続され、操作者の手が離されると
「OFF2」の位置へ自己反力により自動的に戻って演
出処理が解除されるようになっている。
【0080】次に、かかる構成を有する本オーディオ信
号処理装置の動作例を図17に示すフローチャートに基
づいて説明する。尚、JET演出機能が設定されたとき
の動作例を代表して説明する。
【0081】図17において、スタートからエンドまで
の処理は、いわゆる割込み処理などによって、一定周期
T0(=Δτ)で繰り返えされるようになっている。ま
ず、ステップS200では、JETボタン11がオン状
態に設定されたか否か判定し、否「NO」であれば、遅
延時間Td=0に対応する遅延時間係数データXd(=
Xds)をJET処理ブロックB3の遅延時間係数回路3
3に格納する。これにより、JET演出機能が発揮され
ない。
【0082】ステップS200で「YES」であれば、
PLAYボタン17がオン状態に設定されているか判定
し、「YES」の場合にはステップS203へ、「N
O」の場合にはステップS207へ処理が移行する。
【0083】ステップS203では、前記の履歴メモリ
(Mi)に格納されている回転量Δθi と回転方向のデ
ータを読み出し、更にステップS204で、回転量Δθ
i を回転方向に基づいて累積加算することにより、累積
回転量θを算出する。尚、周期T0毎に履歴メモリ(M
i)のアドレスがカウントアップされる。そして、ステ
ップS205で、その累積回転量θに対応する遅延時間
Tdを求め、次に、ステップS206において、遅延時
間Tdに対応する遅延時間係数データXdをJET処理
ブロックB3の遅延時間係数回路33に格納する。これ
により、JOGダイヤル21が回動操作されていなくと
も、履歴メモリ(Mi)に格納されている回転量Δθi
に基づいて、JET演出が継続される。
【0084】一方、ステップS202からS207に処
理が移行すると、JOGダイヤル21の単位時間Δτ当
たりの回転量Δθと回転方向を計測し(ステップS20
7)、更に、1周期T0前に求めた累積回転量θに、回
転方向に基づいて回転量Δθを加算して、この加算結果
を新たな累積回転量θとして記憶部A4の所定メモリ領
域に記憶する(ステップS208)。
【0085】次に、ステップS209において、回転量
Δθが0か否か、すなわちJOGダイヤル21が停止状
態にあるか否かを判定する。停止状態でなければ、すな
わち「NO」であれば、HOLDボタン18がオン状態
に設定されているか否か判定し(ステップS210)、
ここで「NO」であれば、ステップS212に移行し
て、最新の累積回転量θに対応する遅延時間Tdを求
め、次に、ステップS213において、その遅延時間T
dに対応する遅延時間係数データXdをJET処理ブロ
ックB3の遅延時間係数回路33に格納する。これによ
り、HOLD機能を使用しない場合でのJET演出機能
が発揮される。
【0086】ステップS210で、HOLDボタン18
がオン状態「YES」と判断されると、ステップS21
1へ移行して、回転量Δθを記憶部A4内に設けられた
速度メモリ領域に記憶した後、ステップS218におい
て、最新の累積回転量θに対応する遅延時間係数データ
XdをJET処理ブロックB3の遅延時間係数回路33
に格納する。これにより、HOLD機能を使用した場合
でのJET演出機能が発揮される。
【0087】前記のステップS209において、「YE
S」と判定すると、ステップS214へ移行して、HO
LDボタン18がオン状態に設定されているか否か判定
する。ここで、HOLDボタン18がオン状態「YE
S」であれば、最新の累積回転量θに基づいて、HOL
D機能を使用した場合でのJET演出機能が発揮される
(ステップS218)。
【0088】また、ステップS214において否「N
O」であれば、ステップS215〜S217で遅延時間
Tdを徐々に減少させることにより、JET演出効果を
徐々に解除していき、楽音を元の状態に戻していく。す
なわち、ステップS215において、遅延時間がTd=
0でないと判断すると、ステップS216でその遅延時
間Tdを徐々に減らすための遅延時間Tdrを演算する。
例えば、現時点の遅延時間Tdから予め決められた時間
ΔTdを減算し、その減算結果(Td−ΔTd)を遅延
時間Tdrとする。
【0089】そして、ステップS217において、遅延
時間Tdrに対応する遅延時間係数データXd(=Xdr)
をJET処理ブロックB3の遅延時間係数回路33に書
き換えていくことで、JET演出の効果を徐々に低減さ
せ、ステップS215で遅延時間がTd=0と判定され
るまで、ステップS216,S217の処理が繰り返さ
れる。
【0090】尚、図17では、JET演出機能が設定さ
れたときの動作例を代表して説明したが、残余のZI
P、WAH、RING及びFUZZの各演出機能が設定
された場合にも同様の処理が行われる。
【0091】このように、本実施形態によれば、JOG
ダイヤル21の回転量(角速度)Δθに応じて、上記各
処理ブロックB3〜B7の演出処理のための、遅延時間
係数データXdやフィルタ係数データZやピッチ係数デ
ータYp等のパラメータを設定するようにしたので、操
作性の良いオーディオ信号処理装置を提供することがで
きる。
【0092】更に、メモリボタン16の操作に応じて、
JOGダイヤル21の回動履歴の情報を回転量Δθとし
て記憶し、PLAYボタン17の操作に応じて、その回
転量Δθに基づく各演出処理が行われるので、操作者は
JOGダイヤル21を操作しなくとも、演出効果を連続
して発揮させることができる。このため、操作者にとっ
て煩雑な操作が不要となり、操作性の向上が図られてい
る。また、メモリボタン16とPLAYボタン17の操
作を繰り返すと、JOGダイヤル17の一連の回転量Δ
θを新たに上記の履歴メモリに記憶させることができる
ため、多様な演出効果を設定することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号処理手段に対して編集加工のパラメータを設定するた
めの操作手段と、その操作手段が操作されている期間の
履歴情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された
履歴情報に基づいて信号処理手段に対して編集加工のパ
ラメータを設定する制御手段とを備えたので、操作手段
を操作している期間中の履歴情報を、操作者が記憶手段
に一旦記憶させることで、その後、操作手段を操作しな
くても、記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて、信
号処理手段によるオーディオ信号の編集加工が継続的に
実行される。このため、操作者にとって操作性の良いオ
ーディオ信号処理装置を実現することができる。
【0094】また、操作手段が操作されている間の一連
の履歴情報が記憶手段に記憶されることから、操作者が
好みに合わせて操作手段を操作すれば、その履歴情報が
記憶される。このため、操作者が好みに合った演出効果
を繰り返して発揮させることができる。
【0095】また、記憶手段に対して、履歴情報の記憶
処理を指定する記憶処理指定手段と、記憶手段に記憶さ
れた履歴情報に基づいて信号処理手段に対して編集加工
を実行させる実行指定手段とを備えたので、操作者の所
望のタイミングで操作手段の履歴情報を記憶手段に記憶
させ、また、操作者の所望のタイミングで、記憶手段に
記憶された履歴情報に基づく編集加工を行わせることが
できる。このため、演出効果を好タイミングで発揮させ
る等、多様な演出を行うことができる。
【0096】このように、本発明によれば、操作性が良
く、優れた演出効果を発揮するオーディオ信号処理装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のオーディオ信号処理装置に内蔵さ
れている要部回路を示すブロック図である。
【図2】デジタルシグナルプロセッサの機能を等価回路
で示した機能ブロック図である。
【図3】本実施形態のオーディオ信号処理装置に備えら
れている操作パネルの構造を示す平面図である。
【図4】JOGダイヤルとパルスエンコーダの構成を示
す説明図である。
【図5】パルスエンコーダの動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図6】JET処理ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】ZIP処理ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
【図8】WAH処理ブロックの構成を示すブロック図で
ある。
【図9】RING処理ブロックの構成を示すブロック図
である。
【図10】FUZZ処理ブロックの構成を示すブロック
図である。
【図11】JOGダイヤルの回動操作に対する遅延時間
の関係を示す特性説明図である。
【図12】ZIP演出効果の発生原理を説明するための
波形図である。
【図13】JOGダイヤルの回動操作に対するピッチ
(音程)の関係を示す特性説明図である。
【図14】JOGダイヤルの回転操作に対するカットオ
フ周波数の関係を示す特性説明図である。
【図15】WAH演出効果の発生原理を説明するための
周波数特性図である。
【図16】メモリボタンを操作したときの動作例を説明
するためのフローチャートである。
【図17】JET演出機能を用いた場合の動作例を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】 A1 システムコントローラ A3 信号処理部 A4 記憶部 11 JETボタン 12 ZIPボタン 13 WAHボタン 14 RINGボタン 15 FUZZボタン 16 メモリボタン 17 プレイボタン 21 JOGダイヤル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 礒部 広幸 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 鏑木 桂太郎 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 雨宮 直巳 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 井下 源 東京都大田区大森西4丁目15−5 パイオ ニア株式会社大森工場内 (72)発明者 渥美 晃 東京都大田区大森西4丁目15−5 パイオ ニア株式会社大森工場内 Fターム(参考) 5D378 GG11 GG22 GG39 KK24 SD05 SE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号を編集加工する信号処理
    手段と、前記信号処理手段に対して前記編集加工のパラ
    メータを指定する操作手段とを備えるオーディオ信号処
    理装置において、 前記操作手段が操作されている期間の履歴情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された履歴情報に基づいて前記信号
    処理手段に前記編集加工のパラメータを指定する制御手
    段と、を具備することを特徴とするオーディオ信号処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に対して、前記履歴情報の
    記憶処理を実行させる第1の実行指定手段と、前記記憶
    手段に記憶された履歴情報に基づいて前記信号処理手段
    に対して前記編集加工を実行させる第2の実行指定手段
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のオーディ
    オ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、回転量に応じて前記編
    集加工のパラメータを指定する回転体であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のオーディオ信号処理装
    置。
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